ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プロ野球日本独立リーググランドチャンピオンシップ観戦記
ちょっと時間が経ってしまったけど、前回エントリーでちょっと触れた通り、記事の冒頭で触れた『都合』こと、日曜日にパルセイロの試合後に長野オリンピックスタジアムで行われた、野球独立リーグの日本一を決めるグランドチャンピオンシップBCリーグラウンド第2戦の模様について振り返ってみたいと思う。
次にこのシリーズをレポできるのがいつになるかも分からないしね。(←コラコラ!)

さて、信濃グランセローズとしては球団創設以来11年で初のルートインBCリーグチャンピオンに輝き、四国アイランドリーグplusを制した徳島インディゴソックス(藍染めが徳島県の特産である事から命名)を迎えて行われた晴れの舞台。
遠く四国は阿波・徳島から駆け付けた藍色の熱心なファンや、ホーム側にちらほら見られるオレンジ色のパルセイログッズを身に付けた方々も含めて、おそらくBCL発足初年度以来と思われる1,800人以上の観客が入ったオリスタは、スコアボード上のセンターポールに両チームの球団旗と共にそれぞれのリーグのチャンピオンフラッグも誇らしくはためき、自分も気持ちが高揚してくるのを感じた。
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試合の方は、前日の第1戦を10-4と完勝して連勝の期待も高かったが、結果は1-2と惜敗してしまった。
経過をざっと振り返ると、セローズは3回表にノーアウト満塁から押し出し四球で先制されてしまうが、なおも続く大ピンチをこの1失点のみで切り抜けると、その裏にすかさず9番#23田島光と1番#3ライの連打で1点を取り返して試合を振り出しに。
その後、5回にまた1点勝ち越され、セローズも逆転勝利を目指して頑張ったが、徳島が繰り出す好投手のリレーの前に最後まで追加点が奪えないまま試合終了となってしまった。

この試合で目を見張ったのが、徳島のマウンドに上がったピッチャーの実力とキャラの濃さだ。
スタジアム内では信濃球団が製作するインターネット生中継の音声をFMラジオで受信できるので、自分はセローズ球団副会長で名門・明治大学野球部卒の飯島泰臣氏と同会長でNPBに選手としてもフロントとしても携わっていた三沢今朝治氏(ご両人とも長野県出身)による軽妙な実況・解説を聴きながら見ていたが、その中で得た情報によると、まず先発の#14伊藤翔投手は、若干18歳の高卒ルーキーながらNPBも注目する逸材で、自分が居たネット裏席のすぐ近くに、どこの球団かは分からないがスピードガンを構えスコアやメモを熱心にとっているスカウト氏の姿があった。
この伊藤投手、体格はそんなに大きくはないものの、変化球にキレがあってコントロールも良く、また選手名鑑によるとストレートも150km/h近く出るようで、セローズの打者も多彩な変化球に狙い球が絞れずなかなか攻略できなかった。
ひょっとしたら今度のドラフト会議で指名される可能性もあるので、野球好きの方は覚えておいて損はない名前でしょう。
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この伊藤投手に続いて8回に登板したのが、ミャンマー出身の初のプロ野球選手であるゾーゾー・ウー投手。
なんでもこのウー投手、ミャンマーでは国民的英雄のようで、実況の飯島氏の情報によると、去年アウンサン・スーチー女史が来日した際、安倍首相との晩さん会に在日ミャンマー人代表としてお呼ばれしたらしい。
そして実際のピッチングはというと、2番#小林峻・3番#9森田克也という打撃好調な2人を難なく打ち取り、実力的にもなかなかのものとお見受けした。
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そして最終回に登板したクローザーの韓国人#00ハ・ジェフン投手は、8回まではセンターを守り主軸の4番を打っていた、日本ハムファイターズの大谷翔平選手も真っ青の『二刀流』で、それだけでもスゴい事なのに、いざ投げ始めると見るからに重そうな球筋と140km/h台の速球、そして正確なコントロールで、5番#1大平成一から続くセローズ打線を三者三振と圧巻のピッチング。
これじゃぁ、いくら粘り強く切れ目が無いセローズの打線もおとなしく白旗を上げるしかない。
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そんな訳で徳島の強力な投手リレーに屈してしまったセローズだったが、こちらも先発の#55ロン・2番手の#18高井ジュリアン・クローザーの#31山崎悠生が、四国チャンピオンを相手に走者を出しながらも粘り強いピッチングでしっかりと試合を作り、また守備陣も随所にナイスプレーが飛び出して力投のピッチャーを盛り立て、おかげで玄人好みの非常に引き締まった投手戦を堪能する事ができて、試合に敗れたとはいえ自分は大いに満足だった。
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また球場の雰囲気も、前記のようにリーグ発足初年度を思わせる観客の入りで、トランペットは無かったものの阿波踊りを連想させるチンチン鳴り響く鐘の音が入った徳島ファンの応援もあって日本一決定戦に相応しい華やいだ雰囲気だったし、初期の頃にご当地アイドルとして活動していた『ココロコロン』の2人組がポストシーズンに合わせて再結成され久々に披露された当時の応援ソング『夢を叶えよう』を懐かしく聞き入ったり、試合以外でもなかなかに楽しめた。
ちなみに、彼女達は当時中学生か高校生の年代だったとして、単純計算すると現在は20台半ばですっかり“きれいなオトナのおねーさん”となり、その反面自分は白髪も老眼もちらほらと出てきたりして、11年という時の長さの素晴らしさと残酷さを痛感した次第である。
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時の長さといえば、BCLも発足当初は『プロ野球独立リーグ』という名目とは裏腹に「高校生とやっても負けるんじゃないか」と思うほど、お世辞にもレベルが高いとは言えなかったが、この11年の間に各チームが切磋琢磨してリーグ戦でもチャンピオンシップでも本当に見応えのある素晴らしい戦いを繰り広げてくれたし、リーグ自体もオリジナルの北信越4チームから翌年は福井と群馬が加わり、更に地域の枠を飛び出して関東の埼玉・栃木、東北の福島、関西の滋賀と範囲を広げて計10球団となり、既得権益に縛られたNPBには無い地域密着の魅力を発信しており、マイナーリーグ好きの自分としては嬉しい限りだ。
そしてそんな中、11年目にしてようやくチーム初優勝を果たした信濃グランセローズが、こうして四国アイランドリーグplusのチームと日本一を争う試合を観戦する時が来ようとは、本当に感慨もひとしおである。

グランドチャンピオンシップは1勝1敗で来週末に舞台を徳島に移して四国ラウンドを行い、先に3勝をあげたチームが独立リーグ日本一の栄冠を手にする。
この日見た限りでは、やはり独立リーグの元祖として一日の長であるアイランドリーグを勝ち抜いた徳島のレベルが相当高いと感じたが、派手さは無いものの打線に切れ目が無く粘り強い戦いができるセローズも、その実力を十分に発揮できれば勝機はあると思うので、四国でもBCリーグ代表の誇りと自信を持って、悔いの残らないよう思いっきり戦ってきてほしい。
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明治安田生命J3リーグ2017第26節 vsグルージャ盛岡(+レディース試合雑感)
今節の試合は都合により、翌日のアップとなりました。
どんな“都合”だったかは、お察しの良い方ならもうお分かりですよね。
(セローズ負けはしたけど、日本一決定戦の名に恥じない見応えのある好試合だったし、機会があったらアップしようかな)

さて、この3連休中に行われたパルセイロの試合、まずは時系列で土曜日のレディースの試合からいきたいと思います。

プレナスなでしこリーグ2017最終節@埼玉県・浦和駒場スタジアム
浦和レッドダイヤモンズレディース 0(0-0・0-0)0 AC長野パルセイロ・レディース

今年のなでしこリーグの最後を飾る試合は、最終順位が日テレ・ベレーザとINAC神戸レオネッサの2強に続く3位となった強豪・浦和レッズレディースを相手にスコアレスドローという結果に終わった。
スタッツを見ると、ウチのシュート数が試合を通して僅か1本だけという事で、攻撃に関しては、前節の試合後に本田美登里監督の「まだトンネルを抜け出したとは思っていない」というコメントにあったように非常に厳しいものが感じられたが、その反面、得点力があるタレント揃いの浦和に対し、『赤の聖地』ともいえる浦和駒場スタジアムに2,000人以上が入った完全アウェイの状況の中で、18本ものシュートを浴びながら失点ゼロに抑えた事は、年間を通しての大きなテーマとして取り組んできた守備力の強化が実を結んだ証として、まさに今シーズンの集大成ともいえる実に素晴らしい結果だと思う。
去年の『ノーガードの殴り合い』のような、見ている分には面白いが正直かなり心許なかった守備力がここまで向上するとは、シーズン前には予想もしなかった。
やっぱりウチのレディースは、どんなに追い込まれても勝負どころでは応援する者の心にグッと響くようなパフォーマンスを見せてくれる、本当に本当にサイコーなチームだ・・・と、しみじみ感じた秋の夜であった。

これで今年のなでしこリーグも全日程が終了し、我等がパルセイロ・レディースは6勝5分7敗で6位という結果になった。
シーズンの総括は別の機会に行う予定なのでここでは詳しく振り返らないが、1部2年目はスーパーエース・横山久美選手のドイツ移籍という大きな転機があった中、山あり谷ありの厳しいシーズンだったけど、チームがまた一つ殻を破って大きく成長する事ができた、とてむ有意義な1年間だったんじゃないかと思う。
これからは舞台は皇后杯に移るが、この大会は去年も2部の日体大を相手に延長戦までもつれ込む死闘を演じるなど、下位カテゴリーと当たる2・3回戦でも楽な試合はやらせてもらえない、非常に厳しい戦いが待っており、そんな中で得点力不足という新たな課題に取り組んでいかなければならず、レディースとしてはもうひと試練乗り越えなければならない。
ただ、ウチのレディースなら必ずや期待に応えてくれると思うし、しばらくはオフという事でこれから紅葉シーズンを迎える秋の信州を大いに満喫してリフレッシュしてもらい、また気持ちを切り替えて一つでも上を目指して頑張ってほしい。
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という訳で、レディースの記事も書き終えた事だし、メデタシ、メデタシ。
さて、メシ食ってテレビ観てフロ入って寝るべェか・・・・と現実逃避したいところだが、やっぱり触れない訳にはいきませんよねぇ・・・

明治安田生命J3リーグ@長野Uスタジアム
AC長野パルセイロ 1(0-1・1-0)1 グルージャ盛岡
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得意顔で結果論を並べて批判ばかりしている三流解説者みたいな論調で誠に恐縮ではあるが、前節にアウェイで福島ユナイテッドFCに0-2で敢え無く敗れ、浅野哲也監督のコメントや翌日の信毎朝刊の記事を読んだ時、福島と同じような戦い方をしてくるグルージャ盛岡戦も、スコアレスか良くて1-1のドロー、あるいは敗戦の可能性も大いにあり、よほどの事がない限り勝つ事はできないだろうと思っていたら案の定の結果となってしまい、もちろん決して望んでいた訳では無いけど、悔しさや哀しさよりも「ホレ見た事か!」という気持ちの方が強い。
まぁ、このチームのサポを何年もやっていると、こういった予想も赤子の手をひねるより簡単にできちゃいますよね~・・・(苦笑)

ただ、浅野監督が「情けない」と酷評していた前節と違って今日は立ち上がりから積極的に攻め込む姿勢を見せていたが、ファール覚悟で厳しく当たってくる盛岡のプレスにスピードダウンしてゴール前での圧力がガタ減りするいつものパターン。
そんな中でカウンターを許しワンチャンスをあっさり決められてしまうのもいつものパターン。
失点の瞬間、ホームゲームにもかかわらずスタンドから悲鳴やため息などの反応が驚くほど薄かったのが、今のチーム状況や観客の「またかよ・・・」という気持ちを如実に物語っていると思う。
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それでも、ウチも後半開始から#10宇野沢祐二を投入し、それが功を奏して猛攻の中からオウンゴールを誘って同点に追いついたが、これも相手のチェックで体勢を崩しやぶれかぶれで上げたクロスが高々とゴール前に舞い上がり、その落ちどころの処理を盛岡の選手がミスった、坂田三吉の『通天閣打法』(byドカベン@分からない人は40代以上のお父さんに聞いてみよう)のような珍プレーによるイマイチすっきりしない得点だったし、その後も圧倒的に主導権は握るもののシュートの精度が悪くて枠内に飛ばないいつものパターン(何回このフレーズ使っただろ)で、終わってみれば今年の・・・というか、ここ数年のウチの戦い方を象徴するような“納得”のドローゲームだった。
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この試合に関してはこれ以上深く突っ込むのは止めにするが、一つ声を大にして言いたいのは、この試合に悲壮な覚悟で臨んだ浅野監督が自ら頭を坊主に丸めてきたのに、そんな指揮官の思いとは裏腹に、盛岡の気迫を押し返せずに『いつものパターン』を繰り返してしまった選手達には、「もう負けられないんで」とかいう言葉ではなく、態度とプレーでサポに気持ちを見せてほしい。
自分は試合前、浅野監督の髪型と、それと正反対なピッチ内練習前の選手達のダラダラした挨拶の態度、そして予想通りの結果を見るにつけ、このままでは何より浅野監督が本当に不憫でならない。
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次節はアウェイでのY.S.C.C.横浜戦。
こことは前期のホームゲームでは3-0と快勝しているし、成績的にはウチと勝ち点が12離れており順位も13位と下位に甘んじているが、8月終盤からここまで富山・秋田・沼津・北九州といった上位勢を相手にして7戦負け無しと、現在J3の中で最も強いと評されている相手だ。
それより何より、福島や盛岡と同じように守備を固めボールに対して人数をかけてガツガツと奪いに来る、そして戦力的には劣っていても臆せず気持ちで向かってくるウチが苦手としているスタイルのチームだけに、このままでは少しくらい修正してみたところで、ウチの勝ち目はまず無いと言っても過言ではないだろう。
残り試合もあと7つとなり、昇格圏内との勝ち点差も縮まらず、昇格に対する望みはもはや『数字遊び』と言えるくらい風前の灯火になってしまったが、それでも戦う気持ちがあるのなら、浅野監督に倣って選手全員が丸刈りにするくらいの態度を見せ、本当に死ぬ気になって勝ち点3を取りに行ってほしい。
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プレナスなでしこリーグ2017第17節(ホーム最終戦) vsノジマステラ神奈川相模原
早いもので今シーズンのなでしこリーグも、今日が最後のホームゲームとなってしまった。
まだ10月にも入っていないし、気温も下がって空も高くなるこれからが絶好のサッカー日和になるというのにもうホーム最終戦とは、何とも寂しい限りだ。
日本の女子サッカーもチャレンジリーグまで入れてかなりクラブ数も増えてきたし、そろそろなでしこリーグも1部・2部共に2チーム増やして12チームにしてくれないもんかな~・・・

と、そんな事はともかくとして、我等がパルセイロ・レディースは夏のリーグ中断が明けてから1分5敗と、遂に1勝もあげられないままここまで来てしまった。
まぁ、結果云々は相手もある事なので仕方ない部分もあるが、それより何より選手達から自信や元気が無くなってしまったように感じられ、その事が一番気がかりだ。
それに、今日対戦するノジマステラ神奈川相模原もまだ1部残留を確定させていないので、並々ならぬ覚悟で勝ち点3を取りに来ると思われ、ウチもそんな相手に対してメンタルの部分で負ける訳にはいかない。

あの気持ちが高揚するようなカッコいい選手紹介ムービーも今日が見納め。
泣いても笑っても今年最後のホームゲームを有終の美で飾る事はできたか、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 3(0-0・3-0)0 ノジマステラ神奈川相模原
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お互い勝てば1部残留を決められる大事な試合、そして順位も7位と8位で伯仲し、2部時代は昇格をかけてバチバチやり合ったライバル同士という事で、前半はお互いの意地と意地がぶつかり合う白熱した攻防に。
そんな中で自分が強く印象に残ったのは、#17小泉玲奈・#19藤村茉由の両サイドバックとボランチに入った#5木下栞という守備陣だった。
ノジマは持ち味のパスワークを駆使してウチのディフェンスラインを崩しにかかったが、彼女達が豊富な運動量と体を張ったプレーでピンチの芽を摘み取り、また隙あらば積極的に前を向いて攻撃にも参加する大活躍。
確かに本田監督のコメントにあるようにボールをロストしてしまう場面もあるにはあったが、それを帳消しにするくらいキレッキレの動きは本当に頼もしかった。
そして、そんな“脇役”ともいえる選手が活躍すれば自ずとチーム全体のリズムもモチベーションも上がってくるもので、ここまでなかなか結果が出せず動きも小さくなりがちだった攻撃陣も、今日は思い切ったプレーで積極的に前へと向かう姿勢を見せ、前半はスコアレスで終わったものの、ここ最近のような閉塞感は全く無く、後半に向けて大いに期待できる内容だった。

そして、その期待は後半開始早々に現実になる。
後半のキックオフから僅か1分後、オーバーラップから果敢にゴール前へ仕掛けていった#17小泉玲奈からエリア内で受けた#22中野真奈美が、移籍後Uスタ初ゴールとなる嬉しい先取点をゲット!
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このゴールでスタンドの雰囲気も一気に良くなると、その3分後には、横山久美選手移籍後のエースとして期待されながら結果が出せず苦しんでいた#14泊志穂が、その重荷を振り払うような渾身のゴールを決め追加点!!
2部時代にブイブイいわせた『ノジマキラー』復活を思わせる痛快なゴールに、自分もコーフンのあまりビジョンを撮る手が震えて写真がブレてもーた。。。
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更にその5分後には、本田監督就任以前の低迷期を知り、今よりもっともっと苦しかった時代を支えていた#20内山智代が試合を決定付ける3点目をあげ、後半開始早々からの怒涛の3連続ゴールにUスタはお祭り騒ぎ!!!
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その後、ノジマも何とか一矢報いようと攻撃的な選手を次々に投入して反撃を試みるが、この1年間で大きく成長したウチの守備陣のプレッシャーもあって何度かあったピンチも相手のシュートは枠を外れて得点を許さず、また攻撃でもホームの大声援を受けて手を緩めずに果敢にゴールに向かうレディースらしいプレーを見せ、終盤には期待の大型新人#23鈴木陽が満を持してUスタ初見参を果たすなど最後まで見どころ満載の試合内容。
中野・泊・内山と決めてほしい選手がきっちり決め、守備でも攻撃的なライバルを無失点に抑えるという最高の形で、長く苦しかったトンネルに希望の光が差し込む快勝をおさめる事ができた。
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それにしても、改めて本当に見事な勝利だった。
これまでは、横山選手が抜けた中で早く新しい攻撃パターンを構築しなければという意識が強すぎて、形ばかりに意識が向かって自らを追い込んでしまっているところがあったが、今日は「形はどうあれホーム最終戦を絶対に勝って終わらせるんだ!」という強い気持ちが感じられ、それが動きに乗り移って全選手が何の迷いも無く思い切ってプレーできていたし、その積極性が結果として効果的なサイドアタックや選手間の連携の良さといった内容面の充実にも繋がったと思う。
比較的相性が良いノジマが相手だった事を差し引いたとしても、ここまでのチーム事情などの背景も考えると今シーズンのベストゲームといっていいんじゃないかと思えるほど素晴らしい出来だったし、自分は試合終了の瞬間、図らずも感動の涙があふれてしまった。
これで『横山ロス』の呪縛から解放され、チームとしても選手個々としてもまた1段階成長できたんじゃないだろうか。
この“本田体制”になって最大ともいえる困難を自らの力で乗り越えていったレディースの選手達を、本当に誇らしく思う。
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そして、次節はいよいよリーグ最終戦、相手は現時点で暫定3位の浦和レッズレディースだ。
得点ランキング2位の菅沢優衣香選手を筆頭にトップ10に3人の選手が名を連ね、更に日本代表として大活躍した安藤梢選手も控えている等、強力な攻撃陣を擁する浦和を相手に、飛躍的な成長を遂げたウチのディフェンスがどれだけ立ち向かえるかが大きなポイントだと思うが、そんな理屈なんかより、今日のようにレディースらしい気持ちを前面に押し出した思い切ったプレーを90分間やり切って、結果はどうあれ最後は笑顔で締めくくれるような試合になってほしい。
今年のレディースの集大成ともいえるこの試合、悔いの残らないように全てを出し尽くして頑張ろう!!
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明治安田生命J3リーグ2017第24節 vsガンバ大阪U-23(+レディース試合雑感)
前節の非常に手痛い敗戦を受けてUスタで行われた、鬼門ともいえる対U-23チーム2連戦第2ラウンドの結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 3(0-0・3-0)0 ガンバ大阪U-23
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今日もウチは最近数試合に見られるように、立ち上がりから激しいプレスを仕掛けて高い位置でボールを奪い攻撃に移る積極的なプレーを見せていたが、ゴール前に来ると手数が多くなったりスピードが落ちるいつもの悪癖が顔を出し、圧倒的にウチが押し込んでいるもののほとんどゴールのニオイがしてこない。
まるで、敵陣のゴール前にM岡修Z氏が潜んでいて、「ニオイ消しま~す!」とか満面の笑みで言いながら〇ァブ〇ーズでもバラまいているような感じだ。(←なんのこっちゃ!?)
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こうなってくると、後半はウチの勢いが徐々に落ちてきて前へ向かうプレーが減少し、そのうち相手のカウンター一発に沈む様が脳裏に浮かび、実際に後半になるとヒヤッとする場面も出てきたが、今日のウチはこれまでとは違ってトーンダウンせず根気強く攻撃を続けていくと、遂に後半19分、もはや長野のエースといっても過言ではないくらいの存在感を示している#30萬代宏樹のミドルシュートが決まって、ノドから手が出るほど欲しかった先取点をゲット!
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このゴールで選手達の気持ちも楽になったか、その後も圧倒的にウチが攻め続けると、後半33分に#25有永一生のミドルシュートが相手GKを弾きゴールに入って追加点を奪い、更にアディショナルタイムには途中出場の#10宇野沢祐二の渾身のミドルシュートが糸を引くようにゴールネットに吸い込まれる、ウノらしい力強くも美しい軌道のゴールで3点目を取り、このシーンを待ち望んでいたスタンドは割れんばかりの歓声に包まれた。
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結局、前半の膠着状態がウソのような大勝となったが、こうなった要因としては、前半どんなに失敗しても前へと向かう姿勢を緩めず根気強くゴールを狙いに行った事と、先制点を取っても2点目を取っても、ボールをコーナーでキープしたり後ろで回したりするような守りのプレーにならず、最後の最後まで貪欲にゴールに向かっていった事だろう。
今までウチに欠けていた闘争心や、表面だけでなく芯からの積極的な姿勢を、ここにきてようやくほぼ完璧な形で見せてくれた。
若干(というより相当)遅きに失したところもあるし、相手が最下位のチームで気持ちが軽かった部分もあると思われるが、とにもかくにも素晴らしいパフォーマンスと結果を見せてくれた選手達に対して、今日は素直に大きな拍手を贈りたいと思う。
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次節はアウェイでの福島ユナイテッドFC戦。
福島も開幕当初の勢いは影を潜めているが、ウチはそれまで負け無しだったのが、去年の後期と今年の前期で2連敗を喫しており、通算3連敗という屈辱だけは避けなければならない。
今日のG大阪はあまり引いて守るような守備体系ではなかったのでウチも攻めやすかったが、福島との2連敗はいずれもゴール前をしっかり固めた相手を攻めあぐねているところをカウンターでヤラれたパターンであり、今日のような積極果敢な攻撃姿勢を今度の試合でも焦れずに90分間やり通す事ができるかが、勝敗の大きなカギとなるだろう。
トップチームのアウェイでの勝利は、6月の第14節北九州戦以来ご無沙汰しているので、今度こそは今日のような絶えずアグレッシブなサッカーで相手の堅守を突き崩し、是が非でも敵地で勝ち点3をもぎ取ってきてほしい。
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そして・・・
プレナスなでしこリーグ2017第16節@埼玉県・川越運動公園陸上競技場
ちふれASエルフェン埼玉 2(1-0・1-1)1 AC長野パルセイロ・レディース

決して相手を下に見ている訳では無いが、アウェイ戦とはいえ降格圏内にいるエルフェンに対して星を落としてしまったのは、正直かなりのショックだ。
ただ、本田美登里監督のコメントを読む限りでは、なかなか結果が出せずプレーも消極的になっていたウチに対して、絶対に降格だけはしないというエルフェンの選手達の気持ちの強さが勝っていたという事なのだろう。
ウチだって決して戦力的に劣っている訳では無いが、勝負事というのは得てして、そういった戦力や技術や理論よりも「勝ちたい」という気持ちが強いチームの方が勝つものだ。
ただ、ウチもカップ戦を含めて6試合ぶりに流れの中からゴールが生まれたし、それも#20内山智代選手の仕掛けから#22中野真奈美選手の移籍後初ゴールという今まで無かったパターンからのもので、そのシーンを見ていないので確信はできないけど、これは得点力不足にあえいでいたレディースにとって壁を打破する一つのヒントになったんじゃないだろうか?
とにかく、何か一つでもプラスとなる材料を見つけ、それを足掛かりにガムシャラにチャレンジしていけば、絶対に道は開けると信じている。

次節はいよいよノジマステラ神奈川相模原を迎えての、今季ホーム最終戦だ。
ノジマも降格入れ替え戦圏内のエルフェンと勝ち点同数という事で、それこそ残留に向けて死に物狂いで向かってくるだろうし、そんな相手に気持ちで負けていては結果なんて付いてくるハズがない。
まだ皇后杯の試合はあるものの、とりあえずリーグ戦はホームのUスタでできる今年最後の試合なので、システムとか戦術とかよりも、とにかくレディースらしく気持ちを前面に打ち出してゴールへと向かう思い切りのよいサッカーで、何としても勝利を掴み取ってほしい。
我々も力の限り声援を送り選手達を後押しするので、決して弱気にならず、悔いの残らないような試合を見せてほしいと願っている。
ルートインBCL西地区チャンピオンシップ第2戦 vs富山GRNサンダーバーズ
今日は更新するのは止めとこうとカメラも持たずに出かけたけど、やっぱりメッチャ嬉しかったからアップしちゃいます。

野球独立リーグのルートインBCLは、今週3戦2勝式の地区チャンピオンシップ(プレーオフ)を行い、西地区は前期優勝の富山GRNサンダーバーズと後期優勝の我等が信濃グランセローズが対戦。
一昨日にアウェイで行われた第1戦は、セローズにとって相性が悪かった球場である高岡市の城光寺野球場で5-1と快勝して地区優勝に王手をかけ、昨日予定されていた試合は台風で流したが、台風一過の今日は、当初会場となるハズだったオリンピックスタジアムが高校野球で使えないため、東和田の長野県営野球場に場所を移して第2戦が行われた。

試合は、リーグ最多勝のタイトルを獲得し、先日の後期優勝決定試合でも先発した#14樫尾亮磨が立ち上がりの不安定さを突かれて1回に2失点を許したものの、3回に1死1塁から3番#9森田克也が起死回生のツーランホームランを放って同点に追いつき、5回にはコントロールが良く攻めあぐねていた富山の2番手投手から、在籍年数が2番目に長く誰よりも優勝を渇望しているであろうチームの主砲・#1大平成一がインコース低めの難しい球を見事に打ち返しライトスタンドに突き刺す勝ち越しホームラン!
更に続く6回には、1死1・2塁で1番ライ(加藤頼・諏訪市出身)の打球はボテボテのショートゴロで万事休すの併殺打か・・・と思ったが、バッターランナーの俊足にゲッツーを焦ったか2塁フォースアウトの後に1塁悪送球で2塁走者が生還し、結果的に決勝点となる貴重な追加点をゲット!!
ワンチャンスで効果的なホームランが飛び出し、更に相手のミスに付け込んで追加点を挙げるという、全盛期の広島カープや西武ライオンズといった試合巧者のような実にソツのない得点経過は、まさに『強いチームの野球』だ。

一方の投手陣は、先発の樫尾が2回以降は立ち直ってスコアボードにゼロを並べ、6回には3者連続死球と突如制球を乱して大ピンチを招いてしまったものの盗塁死とダブルプレーで無失点に切り抜け、7回にソロホームランで1点差に詰め寄られたものの、2死1塁から登板した中継ぎエースの#19先生(せんじょう)優成がピシャリと後続を断ち、8回と9回の2イニングは、年間セーブ数21のリーグタイ記録を打ち立てた信濃の絶対的守護神・#31山崎悠生が富山の強力打線を見事に抑えて4-3と勝利。
そしてこの瞬間、シリーズ2連勝で遂にチーム史上初となる西地区年間チャンピオンの座を掴み取った。

先日のチーム初優勝はあくまでも後期優勝で、言わばまだ『半人前』なんであり、この地区プレーオフを制してこそ正真正銘の地区チャンピオンと呼べるだけに、このタイトルは先日の後期優勝とは比べ物にならないほど価値があり、試合後にBCLの村山哲二代表から優勝盾が送られた時は、自分も胸にグッとくるものがあった。
今日の試合を振り返ってみても、富山は見るからに当たれば飛びそうなゴツい外国人2人を含め1番から9番まで息の抜けない強打者や巧打者が並び、また出てきた投手もみな制球力が良い好投手揃いで非常に手強かったが、そんな相手に対し、打っても投げても「ここは勝負どころ」という要所でしっかりと結果を出し、2連勝のスイープで退けたセローズは本当に素晴らしい。
(その反面、オレンジ色の球蹴りクラブのサポ目線で見ると、『勝負どころで確実に結果を出せる』とは、なんともはや実に羨ましい限り・・・泣)

さぁ、これで第一関門である地区チャンピオンシップを突破し、次は東地区優勝の群馬ダイヤモンドペガサスと、リーグ優勝をかけたBCリーグチャンピオンシップだ。
今年の群馬は前期も後期も制する完全優勝を遂げた強豪だが、インターリーグでの直接対決は1勝1敗と五分の星であり、実力は拮抗していると言っていいだろう。
ただ群馬は、完全優勝で2勝のアドバンテージを持ち、1つ勝てば決勝進出となる地区チャンピオンシップの初戦で、年間勝率2位の福島ホープスに1-7の大差で敗れるという波乱を演じており、今日の試合も1-0の辛勝だった半面、セローズは後期レギュラーリーグから今日まで通算12連勝中と絶好調で、チームの勢いでは完全にウチの方が上だ。

・・・と、こんな余裕カマした事を書くと『負けフラグ』が立ってしまいそうだし、相手は何回も地区優勝やリーグ優勝に輝いている実力者だけに、油断や慢心は厳禁。 ウチはリーグチャンピオンシップ進出は初めての『若輩者』なので、あくまでもチャレンジャーとしての気持ちでぶつかっていかなければならない。
それでも、ウチだってこの連勝は決して勢いだけのものでは無く、投打が噛み合い理詰めで勝てるだけの実力も十分に備わっていると思うので、今度の土曜日から始まるリーグチャンピオンシップでは、大舞台の雰囲気に気圧される事無く、その実力を如何なく発揮して、是非とも2017年度ルートインBCリーグのチャンピオンに登り詰めてほしい。
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プレナスなでしこリーグ2017第15節 vsアルビレックス新潟レディース(+トップ試合雑感)
今回の試合は、ちょいと事情がありまして翌日のアップとさせていただきます。
さて、レディースは8月のリーグ再開からここまで1分3敗で、得点もセットプレーからの1点のみとなかなか結果が出せていない。
一方、対戦相手のアルビレックス新潟レディースは再開から2勝2分とウチとは正反対の好調ぶりだが、1ヶ月ぶりにUスタで行われるこの試合は、ホームの声援を追い風に何とかトンネルを抜け出したいところだ。
この試合を含めて残りあと4つとシーズンも押し迫ってきた中、ラストスパートに向けて光明を見つけたい大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 0(0-1・0-0)1 アルビレックス新潟レディース
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ここまで思うような結果が出せていないと悪い流れが連鎖してしまうようで、前半16分、ちょっとしたミスでボールを奪われると、右サイドのクロスから相手のエース・#8大石沙弥香にドンピシャのヘッドで決められて失点を許してしまう。
立ち上がりの15分近辺を無失点で切り抜けられれば、何とか落ち着いてゲームコントロールできるんじゃないか・・・と思っていただけに、この時間帯での失点は実に痛い。

それにしても、この失点シーンは確かに起点となったボールの失い方は良くなかったものの、クロスもヘディングシュートも防ぎようがないくらい完璧なもので、その後は相手にここまで決定的なチャンスを作らせていなかっただけに、ワンチャンスを確実にモノにされてしまった巡り合わせの悪さが恨めしい。
しかも、前半39分にはポイントゲッターとして期待していた#9山崎円美選手が負傷で後退を余儀なくされ、まさに『泣きっ面に蜂』の状態だ。

それでも後半に入ると、ウチも慣れていたシステムに戻したのが功を奏したか、かなりボールを回して攻め込む時間も多くなってきたが、いいところまでは行くものの最後の壁を崩す事ができず、無情のタイムアップでまたしても無得点での敗戦となってしまった。
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昨日の試合で自分が気になったのは、選手達の元気のなさだ。
試合前のシュート練習でも、前期の頃は動きがハツラツとしていてシュートもガンガン枠内に入っていたのに、昨日は遠目で見ていると動きが小さく見えて、シュートも枠を外すものが多かった。
また、試合中も選手間の連携が微妙にずれており、パスが滑らかに繋がらない場面が目立った。
これらを見ても分かるように、今のレディースは、「今の順位をキープしなくては・・・」とか「早く1部残留を決めなければ・・・」とか気持ちが守りに入ってしまい、また「結果を出さなければ・・・」という思いが焦りとなって、体が硬くなっているような気がする。
後半に一度、スルーパスが裏に抜けて#14泊志穂選手がGKと1対1になりながら決められない場面があったが、「プレッシャーでGKの動きを見過ぎてしまった」という泊選手のコメントが、なかなか結果が出せていない事による『悪循環』を如実に物語っていると思う。
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ウチのレディースの魅力は、何と言っても明るさと思い切りの良さだろう。
縦への動きでとにかくガシガシとボールを前へ進め、多少スタイルは不格好でも捨て身のプレスや思い切ったシュートで相手のゴールをこじ開けるような、そんな痛快なサッカーがレディースの持ち味だったハズだ。
確かに、今後末永く1部に定着しコンスタントに上位争いをしていくには、今年チームとして課題に挙げていた、縦ではなく横方向に展開してゴールを奪えるような『大人のサッカー』を習得し熟成させていく必要があるとは思うが、ここまで結果が出せず選手達の元気が無くなっている、まさに非常事態ともいえる今となっては、一度開き直って、勢いよく縦へと突き進み泥臭くゴールをこじ開けるようなサッカーに原点回帰してみるのも一つの手かもしれない。

次節はアウェイで、ちふれASエルフェン埼玉との対戦となる。
現在降格圏内にいるエルフェンだが、今節はアウェイでベガルタ仙台レディースを撃破するなど、1部残留に向けて必死で戦っており、今のウチのチーム状態を思えば今度の試合も決して楽な展開にはならないと思うが、ウチもこの試合を引き分け以上で終えれば1部残留が確定するだけに、何としてでもモノにしたいところ。
ただ、そんな皮算用は頭の隅っこに押し込めておき、レディースらしいシンプルで思い切ったサッカーをやり切って、ゴールと勝ち点3と、何よりも元気や自信を取り戻してほしい。
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そして・・・
明治安田生命J3リーグ2017第23節@東京都・江東区夢の島競技場
FC東京U-23 1(0-0・1-0)0 AC長野パルセイロ

大型台風接近の影響で天候が悪い中行われたトップの試合は、後半34分のオウンゴール献上で0-1と、またしても鬼門であるU-23チームに足下をすくわれる形となってしまった。
自分は試合の中継を見ていないので何とも言えないが、浅野監督のコメントから、ボールを奪うまでは良かったものの前線での積極性に欠けてゴールまで持っていけないという、3試合前までのウチの悪いクセが出てしまっての『自滅』ではないかと推測する。
ここ2試合は非常に良い形で勝利する事ができており、今日も同じような内容で勝つ事ができれば、ひょっとしたら大逆転での悲願達成もあるんじゃないか・・・と期待していただけに、このような結果になってしまったのは非常に残念だ。

次節はガンバ大阪U-23をホームに迎えての対戦となる。
ガンバは現在リーグ最下位であり、またウチが苦手としているU-23勢の中でも今年唯一勝っているチームだが、だからといって少しでも油断をしていると、また手痛い失点を許してしまうだろう。
ホームゲームで地元のサポに無様な姿を見せる訳にはいかない。
今日の敗戦で昇格の望みは限りなく薄くなってしまったが、そんな先の不確かな事よりも目の前の一戦に集中し、Uスタに集まった観客の心に響くような積極果敢なプレーで、何としても勝利を掴み取ってほしい。
明治安田生命J3リーグ2017第22節 vsSC相模原(+レディース試合雑感)
前節は久々の大量得点で快勝を収めたトップチーム。
浅野監督からも「コレが私がやりたかったサッカーだ」というコメントが出て、自分も久し振りに気持ちの軽い1週間を送る事ができた。
しかし、問題はここからだ。
これまでもウチは、今後に希望を抱かせるような積極的な試合運びで勝利した事は何度かあったが、そんなアグレッシブなプレーが長続きせず、改めて今季の星取表を見てみると、リーグ戦での連勝は開幕戦と第2節の2連勝のたった一度しかなく、その貯金も続く3節福島・4節鳥取戦の連敗で吐き出し、あとは藤枝戦のホーム惨敗と鹿児島戦の逆転負けを挟んで勝ちと引き分けを交互に繰り返すだけ・・・という事実に、今更ながら驚いてしまう。

う~ん、これじゃ昇格圏の2位から勝ち点7差の7位に沈んでいる今の状況も納得ですわ・・・・(ため息)

そんな閉塞的な状況を打破するためにも、今日のSC相模原戦は、前節のような戦い振りを90分間続け、内容を伴った勝利を掴む事が非常に重要になってくる。
今後に希望をつなぐ意味でも、何が何でも結果を出したい大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(0-0・1-0)0 SC相模原
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今日もウチの選手達は前節と同じように積極的な動きを見せていたが、そこは相模原の方もしっかり研究してきたか簡単にはシュートを打たせてもらえず、お互い中盤での潰し合いからのクリア合戦でボールが落ち着かない、どちらかといえば相模原の術中にハマってしまった感のある展開となった。
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この少々嫌な流れを引きずったまま迎えた前半24分、スルーパスに反応して裏に抜け出した相手がゴールエリアに侵入したところ、一瞬の迷いの後に飛び出してきた#21武田大が思わず相手を倒してしまい、PKを献上してしまう。
しかし、この自らが招いた絶体絶命のピンチに、飛んだ方向は逆を突かれたものの残っていた足にボールを当ててゴールを防ぐスーパーセーブ!
前節まで“神降臨”の大当たりで長野のゴールを守ってきた#16阿部伸行選手の体調不良でリーグ戦初先発となった武田選手だが、このPK阻止の他に後半にもゴール前フリーで打たれた強烈なシュートを防ぐ活躍を見せた。
どーだ! ウチには頼りになる『神様・仏様』が2人もいるんだゼ!!
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このプレーでスタンドの雰囲気も選手の動きもグッと良くなってくると、前半こそ一進一退で点が動かなかったものの、後半開始早々の2分、左サイドからの#2松原優吉のクロスをニアサイドに詰めてきた#30萬代宏樹がドンピシャ頭で合わせてゴールネットに突き刺し、遂にパルセイロが先制!
得点力不足解消のため大きな期待を受けて移籍してきた萬代選手は、これまでも攻撃陣の新たなアクセントとして大いに存在感を出してきたが、移籍後5試合目にして遂に待望の初ゴールをゲット!
しかも、松原選手の高くて速いクロスに対してビックリするほど高い打点で正確に合わせてくるあたり、まさに萬代選手にしかできない見事なゴールだった。
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こうなってくると、相模原としても追いつくためには中盤でクリア合戦ばかりしてもいられず、前掛かりに攻めざるを得ない訳で、浮き球をヘディング処理する場面が多かった前半に比べるとボールがピッチを転がるシーンが増え、高い位置でボールを奪い攻撃につなげたいウチとしては好都合な展開に。
次々と攻撃的な選手を入れ替えて攻め込んでくる相手に押される場面もあるにはあったが、#3大島嵩弘・#5寺岡真弘のCBコンビを始め守備陣が落ち着いた対応で跳ね返し、また攻撃側の選手も決して守備をサボらずしっかり戻って相手に対してプレスを仕掛けるハードワークで、一時期ほころびが見られた堅守の復活を思わせる安定したディフェンスを見せてくれた。
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また、突っ掛けてくる相手のボールを高い位置でインターセプトして、前方ガラ空きの状態でカウンターを仕掛けるビッグチャンスも何度か演出。
やはり相手が前掛かりになる分、敵陣のおいしいエリアに広大なスペースができてくるので、自ずとウチのチャンスも増えてくる。
できれば、この数的有利のチャンスを1本でも決める事ができれば最高だったのだが、今日に関しては、そんな指摘も野暮に聞こえてしまうくらい、選手達は90分間本当によく走り、強い気持ちで戦ってくれた。
確かに冷静に振り返ればかなり厳しい試合だったが、今までのどこか煮え切らない戦い振りから一皮むけたような、1-0というロースコア以上に上出来な内容だったと思う。
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今節のJ3は、秋田・沼津・栃木のトップ3がしっかり勝ち点3を積み上げたので、ウチは栃木との直接対決に敗れた鹿児島と福島に手痛い星を落とした北九州を抜いて5位に浮上したが、昇格圏である2位との勝ち点差は前節までと変わらず、悲観達成には依然として厳しい状態が続く。
ただ、今節引き分けに終わった富山とは勝ち点2差まで縮まって背中が見えてきたので、あまり先ばかりを見ないで、目の前の試合を確実に勝ち切って一つずつ順位を上げていきたい。

次節はFC東京U-23とのアウェイ戦。
ウチは今年もU-23勢に対してここまで1勝3分と勝ち点を取りこぼしており、この結果がダイレクトに順位に響いている形となっているが、それだけに、たとえアウェイとはいえ現在12位に留まっているチームに対して何度も同じ轍を踏んでしまう訳にはいかない。
相手は若さを武器に思い切って向かってくるであろうが、ウチも今日のようなハードワークとアグレッシブさを前面に押し出して、今日のゴール裏に掲げられていたダンマクのように『走り勝つ』サッカーで苦手を克服し、連勝を伸ばしていってほしい。
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そして・・・
プレナスなでしこリーグ2017第14節@奈良県・ならでんフィールド
伊賀FCくノ一 0(0-0・0-0)0 AC長野パルセイロ・レディース

前節からスタメンやシステムを変更して必勝を期した下位チームとの試合だったが、堅守・伊賀のゴールをこじ開ける事ができず、残念ながら勝ち点3を得る事はできなかった。
まぁ、リーグ再開からここまでの戦い振りを見ていくと、スコアレスドローという結果もある程度は予想していたが、何とか新しい攻撃の形を作り出そうと工夫を重ねている本田監督にとっても、そして早く結果を出したい選手達にとっても辛いものがあるだろう。
ただ、本田監督のコメントを読む限り、選手達は決して弱気になってしまった訳ではないと思うし、チームとして結果が出ていない時は、とかく気持ちばかりが前のめりになって雑な試合をしてしまいがちななか、後半に伊賀の猛攻を受けても無失点で終える事ができたのは、どんなに点が欲しくても今年の課題である守備を怠らず、丁寧な試合運びができたという証であり、その点は大いに評価したいところだ。

とにかく、流れの中からのゴールが1つでも決まれば、この暗いトンネルの出口も見えてくるはずだ。
次節は1ヶ月ぶりにUスタで試合ができるし、ホームの大声援を力に変えて、是非ともカップ戦最終節以来1ヶ月半ぶりの勝利を掴み取ってほしい。
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