ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグ2017年シーズンプレビュー
昨日はトップチームの快勝で大いに盛り上がったが、気が付けば女子サッカーも来週に開幕を迎えるという事で、今日はレディースチームとなでしこリーグ1部の今シーズンの展望について書いてみたいと思う。

今年の1部リーグは、岡山湯郷Belleとコノミヤスペランツァ大阪高槻が降格し、それに代わってノジマステラ神奈川相模原とちふれASエルフェン埼玉が昇格し、去年と同じく10チームのホーム&アウェイ2回戦、全18節で争う“短期決戦”型となった。
そんな今シーズンも、例年通り日テレ・ベレーザとINAC神戸レオネッサの2強を中心に優勝争いが繰り広げられていくと思うが、その他の要注目として、仙台から川村優理選手が加入したアルビレックス新潟レディースと、千葉から菅澤優衣香選手が加入した浦和レッズレディースという、大型移籍を実現させた2チームを挙げたい。

皇后杯では過去6年で4回も決勝戦に進むまでの実力がありながら、いずれもあと一歩で涙を呑んできた新潟は、上尾野辺めぐみ選手や大石沙弥香選手といった優れたFWがいるだけに、そこへ地元・新潟県出身の日本代表・川村選手が加わって後ろに座り、あの長身と身体能力の高さを生かした前線へのボール供給やセットプレーでの攻撃参加によって、攻撃力に厚みが出てチーム力が格段にアップする事は確実だろう。
また、3年前にはリーグ優勝を果たしながらも、その後は主力選手の移籍や若手選手への切り替えに苦戦して下位に甘んじている浦和だが、リーグ屈指の司令塔・猶本光選手や強力なキャプテンシーのある柴田華絵選手など中盤に良い選手が揃っているので、そこへ日本代表のストライカー・菅澤選手が加入すれば、日テレ・神戸の2強(そして僭越ながらウチも混ぜてもらって・・・)に負けないくらいの得点力となるに違いない。

更に、満を持して1部昇格を果たしたノジマステラ神奈川相模原も忘れちゃいけない。
一昨年の2部では、ウチが6-0・6-0・4-1という“神スコア”での3連勝でお先に昇格させてもらったが、あの時も内容自体はどちらに転んでもおかしくないくらい拮抗していたし、去年のノジマは年々実力が底上げされていく2部リーグを14勝4分け負け無しの圧倒的な強さで勝ち上がり、昇格に対する女子サッカーファンの注目度は去年のウチをはるかに凌ぐ、まさに『ゴールデンルーキー』と言えるクラブだ。
今年のなでしこリーグのポスターも、ウチのスーパーエースよりノジマの田中陽子選手の方が目立つ場所に置かれているし。(←それはちょっと考え過ぎかと・・・)

また、その他のチームも来るべきシーズンに向けてしっかりと準備してきているだろうし、今年の1部は去年以上に厳しいリーグになる事は間違いない。
去年は、取られたら取り返す、他に例を見ないイケイケドンドンの超・攻撃的サッカーと、群を抜く観客動員で女子サッカー界に強烈な旋風を巻き起こし、1部初参戦で3位という素晴らしい結果を残したパルセイロ・レディースだが、他チームから研究されマークがキツくなる今年は、下手をすれば降格争いの渦の中に巻き込まれてしまう可能性だって絶対無いとは言い切れないだろう。
それだけに今年のレディースに関しては、去年と同じ3位を目標に掲げる監督や選手達には大変失礼で弱気な考えかもしれないけど、まずは1部残留を現実的な最低ノルマとして、そこからどれだけ順位を上げていけるかというところが焦点となってくるんじゃないかと感じている。

去年の試合を冷静に振り返ってみると、パスやトラップ、走力や判断力のスピードなど、技術的な部分や一つ一つのプレーの質はまだまだ1部の諸先輩クラブに及ばない点が多く感じられた。
本田監督が去年を振り返ってのインタビューで、「たまたま3位になった」とちょっと苦笑い気味に言っていたが、あれは謙遜や選手が慢心するのを引き締める意味もあるとは思うけど監督の率直な感想の部分が多いと思うし、失礼ながら自分も実力が伴っての順位とは思っていない。
総得点は38で日テレと神戸の上位2チームに続く3位と好位置につけながら、総失点は34と1部に残留した8チーム中最下位で、特に失点数がブービーの千葉と浦和より10も多いという事実が、本田監督に「たまたま」と言わせた何よりの根拠だろう。

取られたら取り返すスリリングな展開は見ている分には面白いものの、今後末永く1部に定着し真の強豪チームになっていくためには、トップチームのようにある程度安心して見ていられるくらいディフェンス力の強化が求められるが、そこはこんなド素人に指摘されるまでも無く、クラブはしっかり対策を行っているだろう。

今年の新加入選手を見てみると、誰もが知っているような大物選手の獲得は無かったものの、GKには日テレから身長172cmと長身の#31望月ありさ選手が加入し、ただでさえ#1池ヶ谷夏美・#21林崎萌維の2選手がしのぎを削るハイレベルなスタメン争いに割って入りそうな感じだし、神戸から移籍のMF#15野口彩佳選手は、手薄なボランチに入っての活躍が期待される。
特にボランチに関しては、ウチは#6國澤志乃選手のワンボランチが効きまくって特徴的な攻撃サッカーのスタイルを築けているのだが、さすがにワンボランチでは攻守にわたって一人の選手に負担がかかり過ぎるリスクがあり、さりとてウチには他にボランチをこなせる選手が見当たらなかったので、ここに野口(彩)選手が入ってダブルボランチを組めば、最終ラインにかかる負担が減って守備も強化されるし、得点力もある國澤選手が上がっていける機会も増えるので、ますますマークがキツくなってくるであろう#10横山久美選手のサポートとして攻撃面の強化にもつながるだろう。

もちろん、短所を補うだけでなく長所を更に伸ばす事も必要だが、長野が誇るスーパーエース・横山選手は先のアルガルベカップで4ゴールをあげるなど代表でも確固たる地位を築き、リーグ戦でどんなに研究されマークされてもその壁をブチ破る活躍ができると確信しているし、その他の選手に関しても、#9山崎円美・#14泊志穂・#19藤村茉由といったFW陣がプレシーズンマッチで結果を出してしっかりアピールしており、更に去年の皇后杯で公式戦初ゴールをあげた#24神田若帆選手やU-19代表合宿にも召集された新加入・#23鈴木陽選手など、お姉さま達のポジションを脅かす若い力にも大いに期待したいところ。

いずれにしても、『2年目のジンクス』という不安はあるものの、ウチの選手達なら、どんな時もひたむきにサッカーに取り組む姿勢と底抜けに明るいパワーでこの厳しいリーグを乗り切って、去年と同様に、我々をドキドキ・ワクワクさせてくれる魅力的なサッカーを繰り広げてくれる事だろう。
今年は守備面でも進歩した、一皮むけた“オトナのサッカー”に成長してくれる事を期待しつつ、それでも決して受け身にならず、ウチの代名詞ともいえる常に前へと向かう攻撃的な姿勢を忘れずに全力でピッチを駆け回り、また我々を魅了する素晴らしい試合を展開してほしい。

まずは来週の開幕戦、相手は前記の通り大型補強でチーム力を格段にアップさせた浦和レッズレディースという事で、初っ端からかなりの苦戦が予想されるが、去年の順位はきれいさっぱり忘れてチャレンジャー精神を前面に押し出し、ホームの大声援を追い風に思い切ってぶつかっていきましょう!
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明治安田生命J3リーグ2017第2節 vsY.S.C.C.横浜
先週の開幕戦では、アウェイで苦手のSC相模原を撃破し、東京・西が丘でのホームゲームだったJ3創設初年度以来3年ぶりの開幕勝利をあげた我等がパルセイロ。
自分も敵地まで見に行っていたが、まだまだ課題はあるものの、選手個々の動きに去年はほとんど見られなかった“意図”が明確に感じられたし、高い位置から積極的にボールを奪い攻撃に繋げるという『浅野イズム』が随所に垣間見られ、今後に大きな期待を持たせるナイスゲームだった。

そして迎えたホーム開幕戦は、この日を待ちわびた多くのパルサポで、南長野改め長野Uスタジアムの先行入場列も、ビクトリーロードから長野五輪聖火台前を超えて公道にまで達しようかというところまで延びていた。
今年もこれから12月第1週まで、レディースも含めて、毎週のようにこの聖地に通うパルセイロを中心に回る生活が始まるが、山あり谷ありの厳しいシーズンになると思うけど、このビクトリーロードを笑顔で下って帰れる試合を数多く見たいものだ。

そして、その大事な“始めの一歩”である今日の対戦相手・Y.S.C.C.横浜は、去年は2-0・3-0ときっちり2連勝させてもらったが、どんな状況でも気持ちを前面に押し出して向かって来る姿勢には自分も大いにリスペクトしているし、選手層や順位の差が大きい割に結構な苦戦を強いられたり、時には手痛い勝ち点を奪われるなど、決して楽に勝てる相手ではない。
ただ、今年こそ優勝&昇格を絶対に実現させたいウチとしては、まだ今シーズン2試合目とはいえ、去年の3位と最下位という最終順位に見合う内容で快勝し、今後に向けて弾みを付けたいところだが、その注目の試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 3(1-0・2-0)0 YS.C.C.横浜
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長野のキックオフで始まった試合は、出だしから相模原戦で見せたように前線から積極的にプレスを仕掛けてボールを奪いペースを掴むと、早くも前半5分に得たコーナーキックを#3大島嵩弘が頭で合わせて先制ゴール!
スコアレスの時間が長くなると、引いて固める相手の守備をなかなか崩せないのがウチの悪いパターンだけに、とにかく早いうちに先取点が欲しいと思っていたが、それにしてもこんなに早く取れるとは思わなかった。
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そんな記念すべき今季ホーム初ゴールの後も、選手達は「そんなに走ってスタミナ最後まで持つのかな・・・」なんて余計な心配をしてしまうくらい全員が本当によく動き、それにつられてボールも小気味よく回って、久し振りに見ていてワクワクするようなパルセイロらしいサッカーが展開されていく。

ただ、そうやってアグレッシブにボールを奪い敵陣深くまで持っていくまではいいのだが、それからゴールに至るまでの道筋がなかなか見えてこない。
去年までのように無意味な横パスやバックパスの連発なんて事は無かったし、何度か惜しいシュートもあったのだが、全体的にはゴール前での連携がうまくいかず、これだけ押し込んでいるのだから前半のうちにもう1点欲しかったが、結局は追加点が奪えないまま尻すぼみ的な感じで前半が終わってしまった。

こうなると流れはどうしても相手の方に傾くもの。
後半は風上側に立ったYS横浜が前半のウチのプレーを見ているように積極的なプレスから攻勢を仕掛け、ウチは受け身になって時に目を覆いたくなるようなミスも出る等、あれだけうまく機能していた守備がバタバタし始めた。
前半に抱いていた「スタミナ大丈夫?」なんて余計な心配が現実になってしまったのか?
そんなハラハラする展開に、自分は焦る選手の肩を叩いて「落ち着いて行きや~」(byゆりやんなんとか)と言ってやりたい気持ちでいっぱいだった。(←それこそ邪魔だからアッチ行ってろ!)

そんな嫌な流れが変わったのが後半26分、それまで獅子奮迅の動きで疲れが見えた#13勝又慶典に代わり、パルサポの誰もが心配し出場を切望していた“あの男”を遂に投入。
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この交代に、スタンドからは驚きと嬉しさと期待が入り混じったような、これまで聞いたことのない地から沸き上がるような歓声が起こり、それを聞いて自分は思わず背筋がゾクゾクっとなった。
あの瞬間、確かにスタジアムの空気は変わった。
そしてその5分後、#2松原優吉のロングスローを起点としたゴール前の混戦からのこぼれ球を“あの男”が頭で押し込み、待望の追加点!
長野のエース#10宇野沢祐二、みんなお前のゴールを、その笑顔が見られるのを首を長くして待ってたゾ!!
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本当に苦しい状況の中、ノドから手が出るほど欲しかった追加点を、欲しかった時間帯に、決めてほしかった選手が決めてくれた。
こんなに劇的でシビれる展開はないでしょう!!!
そして、このゴールで完全に息を吹き返すと、その7分後の後半39分、「オレも忘れてもらっちゃ困る」とばかり、#7佐藤悠希が高い位置でボールを奪いゴール前でフリーになると、慌てて前へ出てきたGKの動きをよく見て技ありのループシュートを決めてダメ押し!
地域リーグ時代からの生え抜き選手である大島・宇野沢にJFL2年目入団の佐藤と、長年チームを支えてきた3選手のゴール揃い踏みという最高の形で、ホーム開幕戦を見事勝利で飾る事ができた。
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それにしても、3-0という結果もさることながら、今日の試合は本当に見ていて面白かった。
冒頭でも書いたけど、選手達の動き一つ一つに明確な“意図”が感じられたし、どの選手も自信と自覚を持って思い切ってプレーしているように見えた。
また、ゴールは生え抜きの3選手だったけど、新加入選手についても、新守護神の#16阿部伸行は混戦の中でも常に落ち着いたセービングで、時に大胆にエリア外に飛び出して長野のゴールマウスを最後まで死守したし、#22国領一平・#24新井純平のダブルボランチは攻守の要として文字通り“舵取り”の役目を十分に果たしていたし、後半途中出場の先陣を切った#19三上陽輔も前線でタメを作ってイヤな流れを何とか断ち切ろうという努力が伝わってきたし、既存選手と新戦力の融合もうまく行っているようだ。
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ちょっとキツい言い方をすると、一昨年は“決まり事”にがんじがらめに縛られて見ている方が息苦しくなるようだったし、去年はハッキリ言ってサッカーではなく単なる“球蹴り”レベルの酷さだったから、新監督就任から短期間でここまでガラッと変われるものかと感心すると共に、やっぱりサッカーって(チーム球技全般にも言えるけど)監督の影響力が本当に大きいんだな~・・・と改めて感じた。
文中でも指摘したように、ボールを奪ってからゴールまでの過程や後半開始から途中までの守備のバタバタなど、今後に向けて課題はあるが、まだ開幕2試合目だし、これから試合を重ねていく中で改善していけばいいだろう。
そして、試合後にゴール裏で選手と一緒に肩組んでラインダンスで喜びを分かち合う監督やコーチ陣を見て、このスタッフなら必ずやってくれるものと大いに期待している。
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次節はアウェイでのガイナーレ鳥取戦。
この鳥取というチームも、非常に堅い守備でウチにとって苦手なチームの一つだし、開幕戦は若手のホープが集まるガンバ大阪U-23を敵地で2-0で破り、今日は優勝候補の一角・栃木SCと1-1で引き分ける等、あちらのチーム状態もなかなか良いようだ。
鳥取もJ2ライセンス再取得で気合が入っていると思うし、ウチとの対戦はロースコアの神経戦となる事が多く、今回も苦戦は必至だと思うが、この2試合で見せたようなアグレッシブなプレーで堅い堅い鳥取のゴールをなんとかこじ開け、是非とも勝ち点3を持ち帰ってきてほしい。

【 おまけ 】
今日は選手入場時にゴール裏でビッグフラッグのお披露目もあり、その上層階まで達するデカさと眼光鋭いライオンの目のデザインに度肝を抜かれた。
ウチのゴール裏も、なかなか思い切った事をやってくれますな。
選手達も、このビッグフラッグが目に入れば自ずと気合も入ってくる事でしょう。
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でも、自分の中で一番のツボだったのは、バックスタンドの一番アウェイ寄りに貼ってあったこのダンマク。
懐かしの在来線『あさま』号の方向幕をモチーフにした、“エル特急『あさの』号長野行き”。
そして行先の下の英語には『FOR J2 LEAGUE』と書いてあり、日本語の字体も特徴的だった本物の189系の方向幕とほとんど同じという芸の細かさ。
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今年はこの動き出し上々な特急『あさの』号に乗って、目的地のJ2リーグまで突っ走っていきましょう!
あ、でも在来線だけに、県境の峠は補機の機関車連結して越えなきゃネ。(←少なくとも20歳以下の若者には意味不明なボケで申し訳ない。。。)
明治安田生命J3リーグ2017年シーズンプレビュー
2017年酉年、今年一発目の更新。
皆様、新年明けましておめでとうご・・・・え、遅すぎる? いま何月だど思ってるんだって??
こりゃまた大変失礼いたしました。。。

さて、思い返せば、勝ちはしたものの何とも言えないやるせなさが残ったトップ最終戦から、早いもので4ヶ月弱。
この間、自分は『パル感』や新体制発表会などのパルセイロ関連行事には諸般の事情で参加できなかったけど、バスケやバレーにアイスホッケーと冬の球技を楽しんでしっかり漏電・・・じゃない、充電してまいりました。
そんな長かったような短かったようなオフシーズンも間もなく終わり、明治安田生命J3リーグ2017年シーズンがいよいよ来週開幕という訳で、今日は恒例のシーズンプレビューをやってみたいと思います。

今年のJ3リーグは、去年優勝の大分トリニータに代わってギラヴァンツ北九州が降格し、JFLからはアスルクラロ沼津が参入して、前年同様J1のU-23チーム3つを加えた全17チーム、32試合で争う事となるが、この中で要注意なのは、やはりJ2から降りてきた北九州が筆頭だろう。
2014年にはスタジアムなどの条件がクリアできず昇格プレーオフには進めなかったものの5位と躍進するなど地力のあるチームだが、新幹線小倉駅から徒歩圏内という最高の立地にJ1規格をクリアする球技専用の新スタジアムが完成して「さぁ、これから!」と気合の入る年に、不本意にも1つ下のJ3を戦わなければならないという事で、1年でのJ2復帰にかける意気込みは並々ならぬものがあると思う。

また、去年は首位を独走しながらも最終盤の大失速で、優勝はおろか入替戦にも敗れて昇格も逃してしまった栃木SCだが、それでも年間を通しては好成績を残した横山雄次監督も残留してチームとしての継続性を維持し、更にウチから仙石廉に夛田凌輔にジョニー・レオーニと主力級選手が3人も移籍するなど補強も着実に行われているようで、去年ウチは幸運にもホーム・アウェイ共に勝たせていただいたが、今年も悲願達成に立ちはだかる強力なライバルになる事は間違いない。

更に、今年参入のアスルクラロ沼津。
思えば過去2年は、レノファ山口に鹿児島ユナイテッドと新規参入チームが初年度に大躍進を見せており、この沼津もサッカー処・静岡県のクラブとして決して侮れない。
中山雅史・伊東輝悦といった元日本代表大ベテラン選手の通用度は今のところ未知数だが、晴れてJ3参入を果たし、3部とはいえ『J』の旗の下で戦う高揚感や、怖いもの無しで向かってくる若いチームの勢いには十分に注意しなければならないだろう。

それ以外に今年のリーグを見ると、U-23を除いた14チーム中、ウチに加えて秋田・盛岡・福島・富山・鳥取・北九州・鹿児島と、実に半数以上となる8チームで監督の交代があった事が目に付く。
これほど多くのチームが一斉に監督を交代させるというのもあまり記憶にないが、監督が変われば戦術も選手構成も変わるので、ただでさえリーグ発足からの3年間で全体の実力が確実に底上げされている中で、これまでの対戦で培ってきた対策が通用しなくなるケースも出てきそうだ。
いずれにしても、今年のJ3リーグも去年と同様に・・・いや、それ以上に厳しい戦いを強いられる事は間違いないだろう。

そんな並み居るライバルを迎え撃つ我等がパルセイロの今シーズンのスローガンは、ズバリ『一体感』!
この単刀直入なスローガンを初めて聞いた時は、「あー、ウチのフロントも去年のグダグダぶりがよっぽど堪えたんだろうな~・・・」なんて思わず苦笑してしまったが、もっともらしい単語やそれっぽい外国語をこねくり回して変にカッコつけた造語にするよりは、目標達成に必要な事をストレートに言い表したこのスローガンは、実に潔く好感が持てるし、クラブの今年にかける意気込みが伝わってくる。

今年のトップチームの最大の目玉は、やはり新たに就任した浅野哲也監督だろう。
去年のトップ総括記事でも書いたが、シーズン最終戦で対戦した浅野監督率いる鹿児島ユナイテッドの戦い振りを見て、「ウチが目指すべきは鹿児島のようなサッカーだろう」と感じたし、その試合の終了の笛が鳴った時、既に退任が決まっており手塩にかけたチームを離れる寂しさからか、ベンチ前で人目をはばからず涙を流したハートの熱さも持っている。
また、単にJ1やJ2での指導歴を持つだけでなく、J3やJFL、更にはなでしこリーグといった様々なカテゴリーでの監督経験があり、上位カテゴリーにはないJ3ならではの戦い方やマイナーリーグの雰囲気を熟知している点も、まずはこのJ3というリーグを勝ち抜かなければならないウチにとっては適任と言えるだろう。
そして何より、就任後の様々なインタビューでも常に明るい表情とハッキリした口調で非常に分かりやすく受け答えする姿に、「この監督なら、きっとスローガン通りチームに一体感をもたらしてくれるだろう」と確信している。

それでも、実際に試合をするのは監督ではなく選手であり、どんなに監督が戦術を立てても選手がそれを具現化してくれなければ結果は出せないが、監督も認めるようにウチはJ3の中でも実力の高い選手が揃っており、能力的には何も心配はしていない。
監督が目指す『良い守備からの良い攻撃』のうち、ベースとなる『良い守備』については既に出来上がっていると言っていいくらい安定しており、後は攻撃面の連携を深めていけばいいだけなので、最初の内はもたつくところがあったとしても、試合を重ねる毎に選手の動きも噛み合って調子を上げてくれるものと期待している。

それ以外に重要な事として、肝心なところで下位のチームにコロッと負けてしまうような勝負弱さの克服やメンタル面の向上が課題となってくると思うが、振り返ってみれば、全体的にはグダグダだった昨シーズンにあって、最終盤のホーム・大分戦やアウェイ・栃木戦では気持ちで相手を上回り格上チームに勝利したり、これまでは形にハマらないとなかなかゴールできなかったのが、劣勢の試合終盤に総攻撃を仕掛けてやぶれかぶれながらゴールをねじ込んで勝ち点を拾う場面が見られたりと、“気持ち”の面では進歩が見られたんじゃないかと思っている。

もっとも、シーズン中盤に下位から勝ち点を取りこぼす“お家芸”は相変わらずで、それが最終的な成績に大きく響いたのは事実であるが、浅野監督の下でチームとしての戦い方をしっかりと確立し、そこに加えて去年の最終盤で見せた気持ちの強さをシーズンを通して持続させていけば、自ずと結果はついてくるだろう。
ウチはこれまで少々“お人好し”なところがあって、下位チームに対しても相手のペースに合わせてしまい、本来の実力を発揮できないうちに相手のカウンターに敢え無くやられてしまう悪いクセがあったが、今年は相手へのリスペクトは忘れずにいながらも、引いて守ってくる相手の強固な壁をバズーカ砲で木っ端微塵に打ち砕き、「長野の攻撃陣が通った後はペンペン草も生えない」と恐れられるくらいの、相手を飲み込むような強いメンタルを1年間持続させてほしい。

今年からレギュレーションが変わり、2位のチームもJ2へ自動昇格できるという事で、ウチにとっては悲願の達成に向けて大きなチャンスをもらった形だが、そのチャンスはJ2ライセンスを持つ他のチームにも平等に与えられている訳で、昇格への道のりが厳しい事は何ら変わらない。
更にライセンス非保持チームも、昇格はできなくとも名誉あるトップ2に割って入ってやろうと、虎視眈々とその座を狙っている。
そんな2つの座をかけた壮絶な“イス取り合戦”を勝ち抜くためにも、選手・スタッフを始めパルセイロに関わる全ての人達が“一体感”を持って戦い抜き、今度こそ・・・毎年このフレーズを使ってきていい加減飽き飽きしてきたところもあるけど、本当の本当に今度こそは長年の夢を実現させ、12月の最終節にはUスタで皆で喜びを分かち合えるよう、1年間頑張っていきましょう!!
パルセイロ2016年シーズン総括~トップチーム編~
年末恒例のシーズン総括、今日はレディースとの明暗のコントラストが去年以上に際立ってしまったトップチームです。

三浦文丈新監督を迎え、“三度目の正直”と意気込んで臨んだ今年のトップチームだったが、結果は去年と同じ3位に終わり、またしてもJ2昇格の悲願達成とはならなかった。
今年は試合終盤の猛攻で逆転勝ちをもぎ取るような勝負強さが出てきた半面、当時最下位のチームにあっけなく敗れてしまう試合が2回もあった(11節FC東京U-23戦、18節ガイナーレ鳥取戦)など下位チームに対する取りこぼしが例年以上に目立ち、とにかく最後までチームとしての戦い方のビジョンが見えてこないままシーズンが終わってしまったように感じた。
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リーグ2番目に少ない失点数となった高い守備力や、シーズン最終盤の上位陣との対戦を全勝して順位を上げた点を評価する声もあるが、自分としては、守備が固いのは去年までも同じだったし、終盤の連勝も夏場の“中だるみ”の帳尻合わせにしか思えず、何より同じ3位フィニッシュでも去年は36試合で21勝7分8敗だったのが、今年は30試合で15勝7分8敗と、試合数が6つ減ったのに引き分けと負けの数が去年と同じで、ご丁寧に勝ち星だけを減らしてしまったという事実が、今シーズンのこのチームの全てを物語っていると思う。

最終戦の後でゴール裏から『責任とるなら辞めるな!』のダンマクが出て、クラブもチーム作りの継続性の観点から監督続投の要請を出し、自分もクラブの考えと同様に方向性さえ間違っていなければ1年くらい結果が出なかっただけで簡単に監督の首を挿げ替えるのはよろしくないという強い持論があるが、こうして改めて振り返ってみると、残念ながら三浦監督退任は妥当な結果だったと言わざるを得ないだろう。
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そんな訳で、トップチームの今シーズンを思い返せば愚痴や文句がどんどん出てくるが、もう過ぎてしまった事だし、監督も交代となったし、辛かったシーズンをこれ以上蒸し返すのはやめにして、ここからは来季に向けて明るい話をしていきましょう。

クラブは来季の新監督に、鹿児島ユナイテッドFCで2シーズン指揮を執った浅野哲也氏を招へいした。
自分は今季最終戦で鹿児島の戦い振りを目の当たりにし、その積極的でスピード感あふれるプレーに「ウチが目指すべきは鹿児島のようなサッカーだろう」と思ったし、そんな魅力的なチームを作り上げた浅野氏が契約満了で鹿児島を去ると聞いて、是非ともウチの監督になってほしいと念じ続けていただけに、その思いが叶って本当に嬉しい。
鹿児島市内にあった2つのクラブが合併してできた若いチームを就任1年目でJ3に昇格させ、今年は新規参入ながら最後まで上位をキープし続けウチに続く4位の座を勝ち取った手腕は、必ずや迷えるトップチームを良い方向に導いてくれると大いに期待している。

そしてもう一人、美濃部直彦氏がゼネラルマネジャー(GM)として長野に戻ってきてくれたのも、個人的には嬉しいニュースだ。
美濃部さんといえば、南長野の旧スタジアムや改修工事中の仮住まいだった佐久と東和田でもチームの指揮を執り、クラブやサポの夢の結晶である新スタジアムが更地の状態から徐々に建ち上がっていくのを“当事者”として実際に見てきており、更にJFLで優勝したのに諸条件が揃わず昇格できなかったやるせなさや、壮絶な入れ替え戦の末に去年までのライバルチームに敗れて昇格を逃した悔しさも身をもって知っており、いわば日本サッカー界の中でAC長野パルセイロというクラブの事情や背景を最も理解している人物と言っていいだろう。
この人選にはサポの間でも賛否両論あるようだが、あの途中退任の真相はご本人とクラブにしか分からない事だし、自分は美濃部さんとクラブの判断を信じている。
去年はあのような形でシーズン途中にチームを去らねばならず、ご本人も本当に不本意だったと思うが、その悔しかった思いをGM職にぶつけ、現場とコミュニケーションを密にしつつも適切な距離感を保ちながら、パルセイロというクラブをもっともっと魅力的に成長させてほしい。

それから肝心の選手については、#10宇野沢祐二・#9塩沢勝吾のチームの“顔”ともいえる2選手の契約更新が早々に発表されたのを皮切りに、今年は不慣れなポジションでの起用で結果が出せず苦労した選手や、実力はあるのになかなか試合に出してもらえなかった選手が次々と来季の契約を結んでくれた。
小心者の自分としては、「去年の主力級選手が今年の起用法に反発し、活躍場所を求めてライバルチームにゴソッと移籍してしまうのではないか・・・」と心配していただけに、更新ニュースがリリースされるたびに心の底からホッとしている。

あの元日本代表のイブシ銀ファイター・明神智和選手を始め新加入選手も続々発表され、それらの選手のプレーも大いに楽しみではあるが、やっぱり同じ昇格するなら、現在のUスタができる前から在籍し悲喜こもごもを共に分かち合ってきた1人でも多くの選手達と達成したいし、特に地域リーグやJFL時代から頑張っていた選手には、盲腸みたいな余計なヤツが外れた真のJリーグエンブレムが袖に付いたユニを着て、上のカテゴリーでプレーしてもらいたい気持ちが強い。

確かに今年の戦い振りや最終成績には残念なものがあったし、下位チームにあっさり負けてしまう脆さにイラついてしまう事もあったけど、その反面、開幕戦ではスコア以上の完敗を喫した大分トリニータをホームゲームでは気持ちのこもったガチンコ勝負で撃破したり、栃木でのアウェイ戦では優勝を期待して駆け付けたホームのサポーターを沈黙させる劇的勝利を奪ったりと、素晴らしい試合を演ずる実力も大いに持っている。
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さっきは最終盤の連勝を“帳尻合わせ”なんて書いてしまったけど、その結果は決してまぐれなんかじゃない。
そう、ウチの選手達はみんな“やればできる子”なのだ! “YDK”なのだ!!

♪ おお、わぃ~、でぃ~、けぇ~ やれば・できる・子、YDK~~(byM光G塾

・・・と、とにかく、選手達は自信を持って、来年は浅野監督の下で持てる力をフルに発揮して戦い抜いてほしいと願っている。
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来シーズンはリーグのレギュレーションが改訂され、入れ替え戦が廃止となって2位のチームも自動昇格できるという事で、ウチにとってはかなりの朗報ではあるが、それは他のJ2ライセンス所持チームも同じチャンスを得た訳で、今まで以上に2位以内に入る競争が激化するだろうし、この3年間で下位チームの実力もかなり上がってきており、もはや確実に勝ち点3を計算できる相手は存在しないと言ってもいいだろう。
そんな戦国J3リーグを勝ち抜いていくためにも、これまでの事は水に流して、フロントや選手、そして我々サポが一致団結し、今度こそ、今度こそは悲願達成を実現させましょう!
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パルセイロ2016年シーズン総括~レディース編~
どーも、11月のトップチーム最終戦以来、1ヶ月以上ぶりのご無沙汰でございます。
こちら一応生存しております。 今月中旬にビッグハットで行われたアイスホッケー全日本選手権の中継に一瞬映り込み、晴れて“BSデビュー”も果たしました。
・・・と、そんなどーでもいい話はともかく、いよいよ年末も押し迫ってきた事だし(自分の中では全然そんな気分になっていないけど・・・)、毎年この時期恒例のパルセイロ今シーズン総括記事、今日はレディース編をアップいたします。

まずは今シーズンの成績をおさらいすると、12勝1分5敗の勝ち点37で堂々の3位!
開幕前は「とにかく降格争いの渦に巻き込まれず6位くらいで1部残留を果たせたら十分合格点をあげられるだろう」なんて思っていただけに、ジェフ千葉レディースを除く8チームから勝ち星をあげ、2位のINAC神戸と勝ち点同数という成績を見てみると、今でもフワフワと宙に浮いたような気持ちになると共に、本当にウチの娘達はどえらい事を成し遂げてくれたもんだ・・・と改めて驚かされる。

今シーズンを振り返った時、監督や選手は開幕戦のアウェイ・ベガルタ仙台レディース戦を一番のキーポイントに挙げていた。
自分はこの試合は実際には見ていないが、フィジカルに長けた強力攻撃陣が揃う仙台相手にボコボコにされるんじゃないかと不安だったのが、後半10分過ぎまでウチがリードを奪うなど予想以上に互角に渡り合った試合内容に、自分も「こりゃ意外とイケるかも・・・」と勇気と希望が湧いてきたものだ。

そんな大きな期待を胸に臨んだホーム開幕戦で、コノミヤ・スペランツァ大阪高槻を相手に押し込まれながらも5-2の快勝で記念すべき1部初勝利をあげると、翌週のホーム・浦和レッズレディース戦では、「勝てはしなくても強豪相手に善戦できれば・・・」なんて予想を覆して、気持ち的にも内容的にも相手を上回っての勝利で勢いを付けた。
個人的には、この勝利に加え、シーズン途中に挟まったカップ戦で浦和が調子を取り戻す前にリーグ戦での対戦を終えるという日程的な幸運もあって、浦和に2つ勝てたという事が大きなポイントになったと思う。

そして、その後の大躍進は皆さま周知の通り。
今季移籍してきた#13児玉桂子の古巣への恩返し先制弾で波に乗ったアルビレックス新潟レディース戦、本田監督が作り上げた地域密着の大先輩クラブとの死闘を#10横山久美の魂のこもった2ゴールで制した岡山湯郷Bell戦、そして圧巻は、“なでしこ版銀河系軍団”に対して6,700人超の大声援の後押しを受けて0-2のビハインドをひっくり返したINAC神戸戦と、破竹のホームゲーム5戦全勝で一躍今年の女子サッカーの台風の目と化す。
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この勢いは翌週の日テレ・ベレーザ戦でホーム初黒星を喫した後も衰えず、シーズン折り返し後も高槻・浦和と苦手のアウェイ戦で2連勝すると、なでしこリーグカップを挟んでリーグ再開のホーム・ジェフ千葉レディース戦はちょっと悔しい負け方で落としたものの、これで崩れる事なく新潟・湯郷のアウェイ2連戦とホーム・伊賀FCくノ一戦を3連勝し、アウェイ・神戸戦に0-5と惨敗したショックを引きずる事無く、圧倒的強さで早々にリーグ優勝を決めたベレーザに対して相手のホーム最終戦で2-0の完封勝ちをやってのける大サプライズ!
そして最後は、4,000人を超えるサポーターに1年間の成長ぶりを披露するように、開幕戦で敗れた仙台との3位の座をかけた直接対決に勝利して有終の美を飾った。

日本女子サッカーの最高峰リーグで、ワールドカップで世界の頂点にも立った錚々たるメンバーを相手に、逃げる事なく真正面から思い切ってぶつかっていき、最初から最後までパルセイロ・レディースのスタイルを貫き通して戦い抜いただけでも素晴らしいのに、更に3位という考えられない結果を出したとは、本当にいくら選手達を誉めても誉め足りない。
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また、そんなチームの頑張りと共に素晴らしかったのが観客動員の凄さだ。
ホーム開幕戦での2,554人から始まって最終戦の4,370人まで、最多がリーグ・神戸戦の6,733人、最少でもカップ・仙台戦の2,107人と、カップ戦を含めたホームゲーム全13試合で一度も2,000人を下回らず、年間総動員42,540人・1試合平均3,272人(リーグ戦のみなら3,647人)という数字を叩き出したのは、「1,000人で合格点、1,500人で大入り、2,000人なら万々歳」という相場のなでしこリーグにあって、まさに“天文学的”ともいえる快挙だ。(ちょっと大げさだった?)

そして、そんな多くの観客の声援に選手達が発奮し、普段以上に体が動いて気持ちのこもったプレーで強豪を撃破し、そんな選手達のハッスルプレーや勝利の快感、そして女子サッカーならではの魅力を楽しいと感じた観客がリピーターとなり、また次の試合で多くの観客が入って選手達も更に頑張る・・・という好循環を生んだのも、1部参入初年度で3位という結果を得た大きな要因だろう。
これぞまさに、チームとサポとの相乗効果で好成績を勝ち取ったという地域密着クラブの理想の具現化であり、リオ五輪予選敗退という沈滞ムードの中で始まった今年の女子サッカーを長野の地から盛り上げていけたという実績は、手前味噌ながら我々サポも大いに胸を張って自慢していいと思う。
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そんな訳で、昇格初年度としてはこれ以上ない結果を出して最高のシーズンとなった今年のレディースだが、だからと言ってあまり手放しで喜んでばかりもいられない。
確かに今年は並み居る1部の強豪チームを破って大躍進したが、1つ1つの試合を冷静に振り返ってみると、ウチもこの1年でかなり成長したとはいえ、選手個々のプレーの質やチームとしての連携等は、まだまだ1部の先輩である相手チームの方が上回っていると感じた事が多かった。
他所には無い、絶えず直線的に前へと向かう超攻撃的なウチのサッカーが怖いくらいにハマった今シーズンだったが、どこかで少しでも歯車が狂っていたら、もしかしたら苦戦の末に何とか残留を果たせたというような厳しいシーズンになっていたかもしれない。

ただ、運や勢いだけでは日本最高峰のリーグで年間3位なんて順位には決してなれない訳で、この結果は選手達の努力と最後まで決して諦めない強い気持ちで勝ち取った素晴らしい勲章であり、チームにとっても選手個々にとっても大きな財産となった事だろう。
今年は新参者としてほとんどノーマークだったのが、来年は“リーグ3位の強豪”として他の全チームから徹底的に研究され、今年のように自由にやらせてもらえないのは確実だし、チームが1部定着を盤石なものとして今より高い場所を目指していく上では、もっともっと選手の質を高め層を厚くして数多くの課題を克服していかなければならないが、だからといって変に小さくまとまる事無く、無理に王道サッカーをやろうなんて意識せず、常に縦方向を意識して前へ前へと突き進む、見ていてワクワクするようなパルセイロ・レディースのサッカーを、これからも突き詰め磨き続けてほしい。

来年は満を持してノジマステラ神奈川相模原という“大型ルーキー”が上がってくるし、古豪・ちふれASエルフェン埼玉も再昇格を果たして、今年以上に気が抜けない非常に厳しいリーグになるだろう。
また、これからチーム自体にも、『2年目のジンクス』とか『3年目の浮気』とか様々な困難が襲ってくるだろう。(←3年目のヤツはちょっと違うと思う・・・)
でも、いつまでもチャレンジャーとして謙虚に、貪欲であり続け、どんな時も常に明るく、ひたむきに、前向きにサッカーに取り組むレディースらしさを忘れなければ絶対に大丈夫。
立ち塞がる壁も「バカ言ってんじゃないよ~」なんて歌いながら(←だから3年目のは違うってば・・・)、中央突破で蹴散らしていきましょう!

この1年間、我々を熱くさせ、驚かせ、楽しませ続けてくれた本田美登里監督始めパルセイロ・レディースの選手・スタッフの皆様には、改めて心の底から感謝いたします。
来年も今年以上に猛烈なオレンジ旋風を巻き起こし、また信州・長野から全国に向けて女子サッカーの面白さを発信していこうじゃありませんか!!
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明治安田生命J3リーグ2016最終節 vs鹿児島ユナイテッドFC
長かった今年のJ3リーグも、ついに今日が最終戦。
今シーズンは、監督が途中交代するなど激動のシーズンとなった去年よりもはるかにフラストレーションが溜まる試合が多く、またチームのあまりの不甲斐なさに自分の気持ちが切れてしまったのも去年よりずっと早くて、チームに対する不満や怒りや失望が入り混じった、非常に辛い1年になってしまった。

ただ、なんだかんだ言ってもやっぱりパルセイロが大好きである事は1ミリたりとも動かない真実だし、今年最後となる今日の試合に関しては、せめて笑って終わらせたい。
もう昇格に関係ないとはいえ、勝って3位でフィニッシュするのと、負けて最悪の場合6位に沈んでしまうのとでは雲泥の差があるし、来シーズンに向けて少しでも希望が持てるオフシーズンを過ごせるために、何が何でも勝利という結果がほしい。

こんなに残念なシーズンだったにもかかわらず、実に5,110人という観客が『長野Uスタジアム』(この愛称を聞いてJR東日本が仕掛けて大コケした『E電』を思い浮かべてしまったのは自分だけ?)こと南長野に足を運んでくれた。
これは今節のJ3全試合の中でダントツのトップ動員で、本当にありがたい事だ。
そんな熱心なパルサポの思いに、しっかりと結果を出して答える事はできたか、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(0-0・1-0)0 鹿児島ユナイテッドFC
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まずは鹿児島ユナイテッドというチームに関して、最終節にして初めて生でプレーを見るので果たしてどんな感じなのかと大きな関心があったのだが、いや~、実にいいチームだ!
前へと向かう意識が高く、ボールへのプレスや選手間の連携もしっかりしていて、前半はウチのクリアボールをことごとく相手に拾われたし、小気味よくパスを繋いでゴールへ迫る様は、敵ながら見ていてワクワクするようだった。
これなら、新規参入ながら前節まで3位という高い位置に付けていたのも十分に納得できる。
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また、遥か九州の南のはずれという超・遠方にもかかわらず、ゴール裏だけでなくメインスタンドにも濃紺のシンプルでカッコいいユニを着たサポが予想外に多く陣取り、鹿児島の人達の桜島のように熱い思いも感じる事ができた。
自分はJ3のライバルの中でも、チームの戦いぶりやサポの姿勢などでお気に入りのクラブがいくつかあるが、鹿児島もその中の一つに加わりそうだ。
試合前には新スタジアム建設の署名も精力的に行っていたが(もちろん自分も書かせていただきました)、同じ問題を抱えていた“同士”として、その思いがなるべく早く現実となる事を祈りたいと思う。
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そして試合の方だが、前記の通りセカンドボールを拾われスピーディーにパスを回されて鹿児島に押し込まれる時間が長くて、ウチはかなりの苦戦を強いられる。
また、鹿児島は攻撃だけでなく守備もなかなか堅く、ウチもそれなりに攻め込みながらも、相手の球際の強さや俊足を生かした的確なカバーリングでかなりの数のスコアリングチャンスを潰されていたと思われ、前半はシュート数を僅か1本に抑えられてしまった。
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しかし、先制したのはパルセイロ。
後半はウチも立ち上がりから前半よりも積極的に前に向かう姿勢を見せてペースを握ると、後半9分、#2松原優吉の必殺ロングスローからゴール前に浮いたこぼれ球を#7佐藤悠希がオーバーヘッドキックで押し込む執念のゴール!
今年は昇格のために一層の得点力アップが期待されながら、なかなか思うようなプレーが出来ず自身の得点も伸び悩んで苦しいシーズンだったと思うが、こうして最終戦に悠希らしいプレーでゴールを決める事ができて本人もホッとしただろうし、自分も他の誰でもなく悠希が決めてくれた事が本当に嬉しい。
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このゴールで勢い付いたウチは、守りに入る事なく#17コンハードや#25有永一生を投入するなど次の1点を取りに行く攻めの姿勢を見せ、対する鹿児島も攻撃的な選手を次々に投入して何とか追い付こうと食い下がる。
前半は「ちょっと神経質にファールを取り過ぎないか?」と思っていたのが後半は笛の鳴る回数もグッと少なくなって、好守の入れ替えが早い見応えのある展開となった。
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結局、最後の鹿児島のパワープレーもウチの選手達が高い集中力で守り切り、今シーズン最後の試合を勝利で飾る事ができた。
内容的には、特に攻撃に関しては鹿児島の方が良いサッカーをしていたと思うが、ウチは“試合巧者”とまではいかないまでも、ワンチャンスを何とかモノにして逃げ切り、J3の先輩としての“格”とか“意地”を見せられたんじゃないかと思う。
今年は色々なゴタゴタがあったし、「終わり良ければ総て良し」なんて言葉は微塵も当てはまらないくらい今年のチームには厳しい評価をしなければいけないが、それでもこうして最後に勝ってシーズンを終える事ができて本当に良かった。
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さて、トップチームは来週のサポーター感謝イベントを経て、監督や強化部長の人事は?選手の動向は?・・・と例年以上にヤキモキするオフシーズンを過ごす事になる。
今年の内容からクラブや監督や選手達には言いたい事も山ほどあるとはいえ、我々シロウトがそういった物事に口を挟める訳ではないし、とにかくクラブを信じて待ち続けるのみ。
まぁ、ウチのクラブも他所様に比べて多少不器用だったり要領が悪かったりするところも無い事は無いけど、これまでも歩みは遅いながらも確実に成長を続けてきたし、今回も悪かった点をしっかり反省・分析して、来シーズンは必ずやチームを立て直してくれる事でしょう。(本当に、本っ当ぉぉ~~に、頼みますヨ!!)
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とにもかくにも、選手・スタッフ・フロント・ボランティア・サポーターと、この1年間もがき、悩み、苦しみながら共に戦ってきたパルセイロ・ファミリーの皆々様、本当にお疲れさまでした。
もう何度も使って言い飽きたし聞き飽きたところもあるけど、それでも気持ちを切り替えて、来年こそはよい年になるよう、鋭気を養ってまた頑張りましょう! ・・・・と、ライオー君も申しておりますデス(?)
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長野GaRons出陣!(+パルセイロ試合雑感)
最近は歳のせいか、このブログを書くスピードも体力も衰えてきて、パルセイロ以外のスポーツ観戦も相変わらず積極的にしてはいるものの、それらの記事を書くのはちょっと控えていた。
しかし今日は、また一つ地元発のクラブチームが全国に向けてチャレンジを始めた記念すべき日という事で、久々にパルセイロ以外の観戦記をアップしてみたいと思う。

その新しいクラブとは、バレーボールVリーグの3部に相当するV・チャレンジリーグⅡに参入した、その名も『長野GaRons(ガロンズ)
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(会場には、ガロンズのポスターの横にパルセイロのも貼ってありました。須坂市様、あざーっす!!)

バレーのVリーグと言えば、昨シーズンは南箕輪村を拠点とする『VC長野トライデンツ』が参入初年度にしてチャレンジリーグⅡ(以下“VCⅡ”と表記)で優勝し、入れ替え戦も勝ち抜いて今シーズンから2部に相当するチャレンジリーグⅠに昇格したが、長野ガロンズはトライデンツに続けとばかり、前身の富士通長野バレーボール部を発展させる形で誕生したクラブだ。
ちなみにチーム名の由来は、須坂市が誇る桜の名所、臥龍公園からきており、臥龍の“龍”の字を中国語の発音で『ロン』と呼ばせて『ガロンズ』となったもので、一般公募によるそうだが、なかなかシンプルでカッコいい愛称で、ユニホームやロゴやエンブレムのデザインと共に自分は大いに気に入っている。

そんな長野ガロンズの初陣となるVCⅡの今シーズン開幕戦がホームアリーナとなる須坂市市民体育館で行われるという事で出かけてきた。
Vリーグは最高峰のV・プレミアリーグからVCⅡまで、実業団リーグ時代からの慣習なのか、基本的にはサッカーやバスケのようなホーム&アウェイ方式ではなく複数の試合を一つの会場で行うセントラル方式・・・と書くと聞こえはいいが、よーするに“ドサ回り方式”を採用しており、今日はシーズン開幕という事で須坂にVCⅡの全8チームが集結して1日4試合行われ、自分は今後触れる機会も多くなるであろうVCⅡにはどんなチームがあるのかも知りたいため、朝10時からの第1試合から観戦。
その結果や内容は長くなるので省略するが、プレミアリーグよりレベルは低いとは思うものの、久し振りに生で、しかもコートサイド最前列で見るバレーは迫力があり、またプレミアリーグのような華やかさは無いものの、自分は企業チームの社員動員による実業団的応援スタイルが好きではないので、そんな数にモノを言わせた型通りの応援が無い分だけ選手達の息遣いがダイレクトに伝わり、3部といえどもなかなかに試合を楽しめた。

そして、第2試合の後に全チームの全選手がコートに集まって今シーズンの開会式と、ガロンズのVCⅡ参入記念のイベントが行われた後、いよいよ本日のメインイベント、長野ガロンズvsきんでんトリニティーブリッツの試合が始まった。

対戦相手のきんでんは、昨季に長野トライデンツと最後まで優勝争いを演じたチームとして自分も名前は聞いており、かなりの強敵と予想。
そしてその通り、第1セットはガロンズに初陣の緊張からかトスアップ時のドリブルやホールディング等の小さいミスが連発して17-25とあっさり取られたが、第2セットはプレーにも少し落ち着きが出てきたようで21-25と善戦。
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そして第3セットは、後がなくなって開き直ったかノビノビとしたプレーで終始リードをキープし、25-21と記念すべき初のセット奪取に成功!
自分は正直なところ、Vリーグに参入したての新参者が昨季2位のチームからセットを取れるなんて思っても見なかったので、ガロンズと関わるのは今日が初めてながら、我が事のようにメッチャ嬉しかった。
あまりにも嬉しかったので、記念にスコアボード(電光掲示ではなく、体育の授業で使うような原始的なピラピラ型)を激写!!
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そして第4セットも、序盤はネジを巻き直したきんでんに連続ポイントを取られて一時は5~6点差まで開かれるものの、その後じわじわと追い上げて最終盤で23-23と接戦を演じ、最後は相手が押し切る形で2ポイント連取されてセットカウント1-3で敗れてしまったけど、選手達の気持ちがこもった非常に素晴らしい試合を見させてもらい、来た甲斐があったと大満足と大感動で、強豪相手に大奮闘のガロンズに惜しみない拍手を贈った。
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そんな試合内容と共に、ガロンズ戦の会場の雰囲気も、チームスタッフと思しき方が不慣れながらも和太鼓を叩いて必死に応援を先導し、また地元・須坂のチアリーディングチームも、バスケ・信州ブレイブウォリアーズのチアチーム、ジャスパーズのようにコートサイドでボンボンを揺らしながら応援をサポートしたりセット間にパフォーマンスを見せる等して会場を盛り上げ、用意した椅子席がほとんど埋まった700人の観衆も太鼓に合わせて手拍子して熱心に選手を後押ししていたし、中には小さな女の子の声で「パパがんばれぇ~~!」なんて微笑ましい声援も聞こえたりして、とても素朴かつ熱い応援でホームの空気を作り出しており、新参者としては十分に合格点を出せる出来だったと思う。
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続く第4試合は時間の関係でパスさせていただいたが、今日3試合・6チームの戦いぶりを見て自分なりにVCⅡの勢力図を分析してみると、VCⅠから降格してきた東京ヴェルディ(Jリーグのあのクラブが持っているチームです)がさすがに頭一つか二つ抜け出し、その後を今日のガロンズの対戦相手であるきんでんトリニティーブリッツが他チームより一歩前に出て追いかける感じで、その他の3チーム(近畿クラブスフィーダ・兵庫デルフィーノ・千葉ゼルバ)は似たような実力と見た。
そして今日見られなかった奈良NBKドリーマーズと東京トヨペット・グリーンスパークルの2チームは、昨季は前出のチームに比べて大きく負け越し7位と8位に終わっているので、我等が長野ガロンズ(・・・あ、「我等が」って言っちゃった)は、ドリブルなどのつまらないミスを減らしサーブの成功率をもう少し上げれば、少なくとも近畿クラブ・兵庫・千葉の3チームとは十分に戦え、参入初年度から中位争いができるんじゃないかと予想する。
選手もなかなかに個性的なメンツが揃っているし、トライデンツのようにすぐに上位カテゴリーに昇格するのは難しいかもしれないけど、色々な意味で将来的には期待大ですぞ。

そんな訳で、サッカーのパルセイロとパルセイロ・レディース、野球の信濃グランセローズ、バスケの信州ブレイブウォリアーズに続き、地元・長野の北信地区にまた一つ、長野ガロンズという愛すべきクラブが誕生した。
Vリーグは前記のように“ドサ回り方式”の試合運営なので、今後は各チームのホームタウンを複数のチームで回って試合が行われる形態となるため、明日の試合の後に須坂で行われるのは2月11・12日まで待たねばならず(しかもこれがホーム最終戦。。。)、せっかくファンになったのに地元で試合が見られる機会が少なすぎて残念至極だが、信毎朝刊のスポーツ欄やホームページで絶えず結果を気にしつつ、今後末永く応援していきたいと思う。
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それから、この記事を読んでガロンズに興味が湧いたパルサポの皆様。
明日も須坂市市民体育館で3試合が組まれており、第1試合は11時から、ガロンズが出場する第3試合はおそらく15時くらいから行われるので、よかったら足を運んでみてはいかがでしょう?
ちなみに自分は、明日は既に前売券を買ってあるBリーグを見に戸倉体育館の方へ行ってきます。
なお、明日の試合の模様はアップしない予定ですので悪しからず。(なんか色々とスミマセンです。。。)


そして・・・
明治安田生命J3リーグ2016第28節@東京都・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
FC東京U-23 1(0-2・1-0)2 AC長野パルセイロ

この試合にFC東京の中学生ルーキー#50久保建英選手が出場予定となり、Jリーグデビュー最年少記録を更新するとあって突如として注目カードとなってしまい、なんかウチが久保クンの“ダシ”に使われた感が否めないが、結果は久々にコーナーキックとロングスローのセットプレーから得点した2点で逃げ切り勝ちを収め、若き逸材の引き立て役のまま終わらせないという意地を見せられたのは良かった。
まぁ、今年のトップチームはそんなに上等なチームじゃないので、ダシを取ろうったって“出がらし”しか取れませんがね・・・

そんな出がら・・・も、もとい、トップチームの次の試合は、今日も勝利して優勝&1年でのJ2復帰に向けて勢い付く栃木SCとのアウェイ戦。
前半戦のホームゲームは第2節という早い時期で、まだ栃木はチームができていなかったのでウチが勝たせてもらったが、シーズンも最終盤の現在は“天敵”の大石治寿選手も既にチームにフィットしまくっているし(今日も決勝ゴール決めましたね・・・)、正直なところ今回は全く勝てる気がしねぇゼ!!(泣)
ただ、試合はやってみなければ分からないし、ウチはあくまでも悪役に徹して、『上位イジメ』という形で最後の意地を見せてもらいたい。

さらに・・・
第38回皇后杯3回戦@静岡県・藤枝総合運動公園サッカー場
AC長野パルセイロ・レディース 2(0-0・0-0・2-1・0-0)1 日体大FIELDS横浜

自分がバレーの試合を3試合目で切り上げたのは、早く帰宅して録画しておいたレディースの試合を見たかったから。
で、いざ試合を見てみると、ウチはこれまでの試合と同じように常に前へと向かう姿勢を見せて全力で戦っていたのだが、日体大のディフェンス陣がそれを上回る気迫でウチの攻撃をことごとく跳ね返し、なかなかゴールを奪えない。
まぁ、自分は去年のアウェイ戦で0-7と“惨殺”されたのを現地で実際に見ているし、2部と言えども1部チーム並みに侮れず、ヘタしたら敗戦だって十分にあり得ると考えていたので、この苦戦も十分に想定内だったが、それにしても日体大のあの球際の強さと集中力の高さはスゴ過ぎる。
そして、そんな実力のあるチームがリーグ戦では6位に終わってしまったんだから、ウチが抜けた後の2部も随分とカオスになったものだ・・・

そんなこんなで息詰まる展開のままあっという間に90分が過ぎて勝負は延長戦へ・・・と思ったら、ウチのレコーダーはサブチャンネルへの予約切り替えには対応しておらず、結局試合結果はHPでチェックする羽目になってしまった。
うー、せっかく携帯速報見るのガマンしてたのにぃ~~(泣)

ただ、延長戦では先制された直後に#11齊藤あかねの同点弾と#10横山久美の決勝ゴールで辛くも勝利する事ができ、本当にホッとした。
今日の大苦戦はウチが不甲斐なかったからではなく、日体大の気迫が素晴らし過ぎたから。
そんな難しい試合を最終的にはモノにできたのは、この1年間1部の荒波に揉まれてきた成長の証しであり、去年の0-7のリベンジを見事にやり遂げたと高く評価してやりたい。
そして、難産の末に掴んだ今日の勝利を大きな自信にして、次なる準々決勝ではアルビレックス新潟レディースを撃破し、是非ともベスト4に勝ち進んでほしい。
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