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ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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長野カップ2010 第2日目
今日は世間的には一応平日という事らしいが、自分は各方面への根回しで強引に半日有休をネジ込み、飽きもせずビッグハットでホッケー三昧。
こんな酔狂なヤツは自分だけだろうと開場時間直前に来てみると、既に似たような人種が列を作って待っていた。

コラッ! 仕事をしろっ、仕事を!!(←オマエにだけは言われたくない)

さて、今日の第1試合、スロベニアvsデンマークは、昨日負けた同士の対決という事で、ノッケから両者ガツガツと攻め上がり、ペナルティも多くて展開が目まぐるしく入れ替わるスリリングな内容。
s-写真00061

しかし、こんな激しい試合でも決して大味にならず、両者キレイにパスを通し、リンクを大きく使う見事なプレーを見せるあたりは、「さすがヨーロッパ」と唸らされる。
いや~、眼福、眼福・・・

試合は2Pに大きく動き、デンマークが立て続けに2点を奪うと、スロベニアも負けじとパワープレーのチャンスに1点返し反撃。
3Pも1点ずつ取り合い、デンマークが逃げ切るかと思われた残り3秒でスロベニアが6人攻撃を成功させ劇的同点!(下の写真はその劇的瞬間。ゴーリーマスクがフッ飛ぶくらい激しい攻防だったのがよくわかる。)
s-写真00065

そして試合を決める3人ずつのゲームウイニングショット合戦は1-0でスロベニアが取り、息詰まる熱戦を大どんでん返しで制した。
それにしても、これだけで入場料の元が十分取れてオツリが来るような本当に面白い試合だった。

続く日本vsカザフスタン戦は、体格やテクニックでは圧倒的に勝るカザフに対して、日本はスピードと積極的なチェックで対抗し、やはりカザフがパックを持つ時間が長いものの、日本はパックに集中し守備からリズムを作って喰らい付いていく。
s-写真00075

そして1P12分、アタッキングゾーンのブルーラインで相手のクリアーをカットした#14河合卓真(東北フリーブレイズ)がGKと1対1になり、これを確実にゴールして先制!
s-写真00045

しかし1P15分、センタリングをゴール前に詰めていたカザフの選手がバックハンドでチョンっとパックの軌道を変える技ありのディフレクションが決まり追い付かれると、2Pにはゴール前1人対2人と相手の数的優位な状態から横パスでDFが振られ、それを受けた相手のシュートがゴールするという教科書通りのきれいな得点で逆転を許す。

これで気落ちしたか日本は細かなミスが目立ってきたが、3Pには今日も先発マスクの#1春名真仁(王子イーグルス)が、完全にヤラレタ・・・と思うようなシュートを神懸り的にセーブするビッグプレーが何度も飛び出し、味方の同点ゴールに望みを繋ぐ。

しかし、残り1分ちょっと前に勝負を賭けて6人攻撃を仕掛けるも、無情にもとどめのエンプティーネットゴールを決められ、結果1-3で惜しくも敗戦。

今日は、昨日活躍した#8上野拓紀(High-1)がベンチにも入っておらず、攻撃の面ではあまり機能せずいいところは少なかったが、守備に関しては最後まで何とか集中を切らさず、実質最少得点差で守り抜ける事ができた。
日本の失点はいずれも相手の卓越したスキルの賜物で、これは日本を責めるより相手のカザフを誉めるべき素晴らしいゴールであった。

この結果、カザフスタンが2連勝・勝点6で首位を走り、日本は1勝1敗・勝点3で2位。また、1GWS勝1敗のスロベニアが勝点2で3位、1敗1GWS敗のデンマークが勝点1で4位という順位。
日本が優勝を狙うには少々厳しい数字となったが、今日のカザフよりも明日のデンマークの方が日本にとってはやり易いんじゃないかと思う。

いずれにしても、泣いても笑っても明日は長野カップ最終日。
優勝云々より、最後はスカッと勝って笑って大会を終えられるよう、大いに頑張ってもらいたい。
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コメント
この記事へのコメント
お疲れ様でした。
第2日も良い試合だったんですね。
いやあ、見たかったです・・・

今日も楽しんで下さいね!
2010/02/13(土) 11:43:47 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
いやあ、見せたかったです!(笑)
特に第1試合は、日本では滅多にお目にかかれないようなクオリティの高さでした。
やっぱりホッケーって最高に面白いスポーツですよね。
2010/02/13(土) 20:47:18 | URL | ぼー #-[ 編集]
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