ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2017第22節 vsSC相模原(+レディース試合雑感)
前節は久々の大量得点で快勝を収めたトップチーム。
浅野監督からも「コレが私がやりたかったサッカーだ」というコメントが出て、自分も久し振りに気持ちの軽い1週間を送る事ができた。
しかし、問題はここからだ。
これまでもウチは、今後に希望を抱かせるような積極的な試合運びで勝利した事は何度かあったが、そんなアグレッシブなプレーが長続きせず、改めて今季の星取表を見てみると、リーグ戦での連勝は開幕戦と第2節の2連勝のたった一度しかなく、その貯金も続く3節福島・4節鳥取戦の連敗で吐き出し、あとは藤枝戦のホーム惨敗と鹿児島戦の逆転負けを挟んで勝ちと引き分けを交互に繰り返すだけ・・・という事実に、今更ながら驚いてしまう。

う~ん、これじゃ昇格圏の2位から勝ち点7差の7位に沈んでいる今の状況も納得ですわ・・・・(ため息)

そんな閉塞的な状況を打破するためにも、今日のSC相模原戦は、前節のような戦い振りを90分間続け、内容を伴った勝利を掴む事が非常に重要になってくる。
今後に希望をつなぐ意味でも、何が何でも結果を出したい大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(0-0・1-0)0 SC相模原
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今日もウチの選手達は前節と同じように積極的な動きを見せていたが、そこは相模原の方もしっかり研究してきたか簡単にはシュートを打たせてもらえず、お互い中盤での潰し合いからのクリア合戦でボールが落ち着かない、どちらかといえば相模原の術中にハマってしまった感のある展開となった。
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この少々嫌な流れを引きずったまま迎えた前半24分、スルーパスに反応して裏に抜け出した相手がゴールエリアに侵入したところ、一瞬の迷いの後に飛び出してきた#21武田大が思わず相手を倒してしまい、PKを献上してしまう。
しかし、この自らが招いた絶体絶命のピンチに、飛んだ方向は逆を突かれたものの残っていた足にボールを当ててゴールを防ぐスーパーセーブ!
前節まで“神降臨”の大当たりで長野のゴールを守ってきた#16阿部伸行選手の体調不良でリーグ戦初先発となった武田選手だが、このPK阻止の他に後半にもゴール前フリーで打たれた強烈なシュートを防ぐ活躍を見せた。
どーだ! ウチには頼りになる『神様・仏様』が2人もいるんだゼ!!
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このプレーでスタンドの雰囲気も選手の動きもグッと良くなってくると、前半こそ一進一退で点が動かなかったものの、後半開始早々の2分、左サイドからの#2松原優吉のクロスをニアサイドに詰めてきた#30萬代宏樹がドンピシャ頭で合わせてゴールネットに突き刺し、遂にパルセイロが先制!
得点力不足解消のため大きな期待を受けて移籍してきた萬代選手は、これまでも攻撃陣の新たなアクセントとして大いに存在感を出してきたが、移籍後5試合目にして遂に待望の初ゴールをゲット!
しかも、松原選手の高くて速いクロスに対してビックリするほど高い打点で正確に合わせてくるあたり、まさに萬代選手にしかできない見事なゴールだった。
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こうなってくると、相模原としても追いつくためには中盤でクリア合戦ばかりしてもいられず、前掛かりに攻めざるを得ない訳で、浮き球をヘディング処理する場面が多かった前半に比べるとボールがピッチを転がるシーンが増え、高い位置でボールを奪い攻撃につなげたいウチとしては好都合な展開に。
次々と攻撃的な選手を入れ替えて攻め込んでくる相手に押される場面もあるにはあったが、#3大島嵩弘・#5寺岡真弘のCBコンビを始め守備陣が落ち着いた対応で跳ね返し、また攻撃側の選手も決して守備をサボらずしっかり戻って相手に対してプレスを仕掛けるハードワークで、一時期ほころびが見られた堅守の復活を思わせる安定したディフェンスを見せてくれた。
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また、突っ掛けてくる相手のボールを高い位置でインターセプトして、前方ガラ空きの状態でカウンターを仕掛けるビッグチャンスも何度か演出。
やはり相手が前掛かりになる分、敵陣のおいしいエリアに広大なスペースができてくるので、自ずとウチのチャンスも増えてくる。
できれば、この数的有利のチャンスを1本でも決める事ができれば最高だったのだが、今日に関しては、そんな指摘も野暮に聞こえてしまうくらい、選手達は90分間本当によく走り、強い気持ちで戦ってくれた。
確かに冷静に振り返ればかなり厳しい試合だったが、今までのどこか煮え切らない戦い振りから一皮むけたような、1-0というロースコア以上に上出来な内容だったと思う。
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今節のJ3は、秋田・沼津・栃木のトップ3がしっかり勝ち点3を積み上げたので、ウチは栃木との直接対決に敗れた鹿児島と福島に手痛い星を落とした北九州を抜いて5位に浮上したが、昇格圏である2位との勝ち点差は前節までと変わらず、悲観達成には依然として厳しい状態が続く。
ただ、今節引き分けに終わった富山とは勝ち点2差まで縮まって背中が見えてきたので、あまり先ばかりを見ないで、目の前の試合を確実に勝ち切って一つずつ順位を上げていきたい。

次節はFC東京U-23とのアウェイ戦。
ウチは今年もU-23勢に対してここまで1勝3分と勝ち点を取りこぼしており、この結果がダイレクトに順位に響いている形となっているが、それだけに、たとえアウェイとはいえ現在12位に留まっているチームに対して何度も同じ轍を踏んでしまう訳にはいかない。
相手は若さを武器に思い切って向かってくるであろうが、ウチも今日のようなハードワークとアグレッシブさを前面に押し出して、今日のゴール裏に掲げられていたダンマクのように『走り勝つ』サッカーで苦手を克服し、連勝を伸ばしていってほしい。
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そして・・・
プレナスなでしこリーグ2017第14節@奈良県・ならでんフィールド
伊賀FCくノ一 0(0-0・0-0)0 AC長野パルセイロ・レディース

前節からスタメンやシステムを変更して必勝を期した下位チームとの試合だったが、堅守・伊賀のゴールをこじ開ける事ができず、残念ながら勝ち点3を得る事はできなかった。
まぁ、リーグ再開からここまでの戦い振りを見ていくと、スコアレスドローという結果もある程度は予想していたが、何とか新しい攻撃の形を作り出そうと工夫を重ねている本田監督にとっても、そして早く結果を出したい選手達にとっても辛いものがあるだろう。
ただ、本田監督のコメントを読む限り、選手達は決して弱気になってしまった訳ではないと思うし、チームとして結果が出ていない時は、とかく気持ちばかりが前のめりになって雑な試合をしてしまいがちななか、後半に伊賀の猛攻を受けても無失点で終える事ができたのは、どんなに点が欲しくても今年の課題である守備を怠らず、丁寧な試合運びができたという証であり、その点は大いに評価したいところだ。

とにかく、流れの中からのゴールが1つでも決まれば、この暗いトンネルの出口も見えてくるはずだ。
次節は1ヶ月ぶりにUスタで試合ができるし、ホームの大声援を力に変えて、是非ともカップ戦最終節以来1ヶ月半ぶりの勝利を掴み取ってほしい。
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明治安田生命J3リーグ2017第21節 vsガイナーレ鳥取(+レディース試合雑感)
先月23日以来、中断期間と再開後のアウェイ2連戦を挟んで実に42日ぶりのご無沙汰となったトップチームのホームゲームなのに、Uスタに向かう道すがらもいまいちワクワク感に欠けるのは、前々節の逆転負けに続いて前節のセレッソ大阪U-23戦はスコアレスドローと、再開後も未だ勝ち星が無いばかりか自力での得点がゼロという、一向に改善されない得点力不足によるものだろう。
ダイジェストを見る限りそれなりに攻め込んではいるのにこれだけゴールから見放されると、見ている方もどうしていいか全く分からなくなってくるし、実際にやっている選手や監督はなおの事、頭の中がパニックになっているかもしれない。
とはいえ、ホーム・Uスタでやる以上は何としても勝たねばならないし、昨日のグランセローズ応援団の話じゃないけど、こんな時こそ我々サポも大きな声援で選手達を後押ししてやらねばならない。

今日の対戦相手・ガイナーレ鳥取もウチにとって非常に相性が悪く(なんかウチって相性が悪いチームが多すぎるな・・・)、前半戦もアンビリ-バボ-なロングシュート一発に沈む敗戦を喫しているし、去年までもロースコアの“神経戦”が多い印象だ。
ただ、今年の鳥取は総失点数がリーグワーストと少々不調のようで、逆に総得点数で下から数えた方が早いウチとの対決は、まさに『逆・ほこ×たて対決』ですなぁ~、はっはっはっ・・・って、笑ろてる場合かっ!(鳥取関係者の皆様、自虐ネタに巻き込んでしまい大変失礼いたしました。)

・・・と、そんな悪い冗談はともかく、たとえ不調とはいえこれまでウチを散々苦しめてきた鳥取の守備をこじ開けて勝つ事ができれば、これまで淀んでいた空気も少しは入れ替える事ができるだろう。
どんな形でもいいから今度こそ結果を出したい大事な一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 3(1-0・2-0)0 ガイナーレ鳥取
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やはり久し振りのホームの大声援に気合が入ったのだろう、立ち上がりから積極果敢に攻撃を仕掛けていくと、ロングフィードを長身の#30萬代宏樹が競り合いから頭で落としたボールを#7佐藤悠希がヒールでゴール前へ流し、それを受けた#14東浩史が相手DFの動きを冷静に見極めてゴールに流し込み、あれだけ遠かったゴールがキックオフから僅か3分という早さで飛び出した。
難敵・鳥取を相手に試合の主導権を握るには、とにかくどんな形でもいいから1分1秒でも早く先取点が欲しかっただけに、予想外に早い時間での見事な連携からのゴールは、チームにもサポにも大きな勇気を与えただろう。
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ただ、得点力不足と並ぶもう一つの課題として、ゴールした直後に失点を許し勝ち点をとりこぼしてしまうというものがあり、今日も先制点の後は鳥取に攻め込まれる場面も多々あって、2度ほど相手に決定的なスコアリングチャンスを与えてしまったが、ここはいずれも#16阿部伸行が前回ホームの琉球戦のような“神降臨”のビッグセーブで切り抜け事なきを得る。
本当に『神様、仏様、ノブユキ様』でござりまする。
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そんな訳で世紀の『逆・ほこ×たて対決』は、その情けないタイトル(←オマエが勝手につけたんだろ!)とは裏腹に両者の攻守が激しく入れ替わる非常に見応えのある展開で、白熱した攻防に引き込まれているうちに、あっという間に時計が進んで前半終了。
ウチはここまで、先取点とゴール直後の守備という2つの課題をクリアしてきたが、残る課題は試合を決定付ける追加点を取る事。
その難題をクリアしたのは後半18分、怪我が完治し久し振りにスタメン出場した#19三上陽輔が、ゴールエリアの外からミドルシュートを豪快にゴールネットに突き刺して待望の2点目をあげると、両手を広げて渾身のドヤ顔!!
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このゴールで流れは完全にウチに傾き、後半30分には、前半に負傷退場した#35天野貴史に代わって右サイドバックに入った#15西口諒がゴールエリア内にぽっかり空いたスペースにクロスを送ると、フリーで待っていた三上がまたしてもミドルシュートを決め、リーグ戦では実に3月の第2節・YS横浜戦以来となる3点目をゲット!!!
これは決めた三上選手もさることながら、長らく怪我で苦しみなかなか活躍の場を与えてもらえなかった西口選手が得点に絡めたというのが、個人的にはメッチャ嬉しい。
ゴールの後に三上選手に駆け寄って背中に飛びつき喜びを分かち合うなど、ちょっとヤンチャな“西口らしさ”が戻ってきたようだ。
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このダメ押しともいえるゴールの後も、ウチは決して守りに入る事無く積極的なプレーを展開し、最終盤は鳥取の反撃にあったものの選手全員が最後まで運動量が落ちず厳しいプレスでしっかり対応し、3分間のアディショナルタイムも無難に切り抜けタイムアップ。
試合前はどうなる事かと思ったが、終わってみれば今シーズン一番ともいえる快勝と相成った。
こうしてゴール裏での勝利のラインダンスを見るのも、本当に久し振りだ。
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それにしても今日は選手達の動きが非常に良く、特に高い位置から積極果敢にプレスを仕掛けてボールを奪い、すかさず攻撃に転じるプレーは、開幕前に浅野監督が掲げたアグレッシブなサッカーを体現するものだ。
こういったプレーをこれからも続けていければ、敵陣のゴールに近いエリアでチャンスを作り出す機会も増え、ゴールが生まれる確率もグッと高くなってくるだろう。
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とはいえ、これまでも何度か良い形で結果を出す事はあったが、それが次の試合も持続しないというのも、ウチにとっての大きな課題の一つだ。
幸いにして次節もホーム・Uスタで試合ができるので、ホームの大声援を力に今日のようなアグレッシブなプレーを再現して、今後に向けてゴールに至る形をしっかりと自分達のものにするようにしてほしい。
対戦相手のSC相模原も、順位はウチより下とはいえ前節から2連勝と調子を上げてきているが、今日のような戦い方を再現できれば、結果は自ずと付いてくるはずだ。
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そして・・・

プレナスなでしこリーグ2017第節@高知県・春野総合運動公園陸上競技場
INAC神戸レオネッサ 2(1-0・1-0)0 AC長野パルセイロ・レディース

強豪・INACとの一戦は、前半13分に#9増矢理花、後半16分に#7中島依美と、なでしこJAPANでも活躍している若手実力派選手に得点され、リーグ再開から3連敗となってしまった。
今回は、いずれも大事に行かなければならない立ち上がりから15分前後の時間帯に失点してしまったのが悔やまれるが、ただ試合の細かい内容は分からないものの、前節のベレーザ戦に続いて、スター軍団のINACから16本というシュートを浴びながらも2失点で抑える事ができたというのは、守備に関しては去年に比べて確実に上達してきているという証だと思うし、今はなかなか結果が出せず苦しい時期だと思うけど、何とか踏ん張って選手全員の力で突破口を切り開いてほしい。

レディースの次節は、奈良県での伊賀FCくノ一との試合だ。
今年の伊賀は、セールスポイントの堅守もリーグワースト2位と振るわず、降格圏内の8位に低迷しているが、そうは言っても、得点の形がなかなか見出せない今のレディースにとっては、その守備力は手強いものになるだろう。
ただ、そこをこじ開けてゴールを決める事ができれば、沈みがちなチームの雰囲気も明るくなってくると思うので、今までの悔しさや苦しみを全てこの試合にぶつけ、是が非でも勝利という結果を掴み取ってほしい。
明治安田生命J3リーグ2017第18節 vsFC琉球
早いもので今シーズンのJ3リーグも今日から後半戦に突入。
その初戦の対戦相手となるFC琉球は、アウェイでの前半戦では後半アディショナルタイム1分にウチがゴールし勝利を目前まで引き寄せながら、「その時の喜び方が長すぎたから時間追加しときました」というレフリーの粋な計らい(?)で延長された6分というウソみたいに長い時間の最後の最後に、相手の捨て身の猛攻にうっかり取られてしまった微妙な判定のPKを決められ引き分けに終わるという、信じられないにもホドがあるような展開で手痛い勝ち点を落としてしまった。
それだけに、ホーム開催の今日の試合は絶対に勝ってリベンジを果たすと共に、後半の巻き返しに向けて弾みを付けたいところ。
試合前にはゴール裏で知り合ったというサポーターさん同士の人前結婚式が行われ、パルセイロの象徴・ライオンにあやかった(・・・かどうかは分からないが。。。)篠ノ井大獅子(沖縄のシーサーじゃないよ)の勇壮な舞いも奉納されたお目出たい雰囲気のUスタで、幸先の良いリスタートを切る事はできたのか? その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-0)0 FC琉球
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マッチデープログラムのプレビュー記事で「ポゼッション主体の攻撃型チーム」と美濃部GMが述べていた通り、立ち上がりからしばらくは、琉球の素早いパス回しとゴール前に人数をかけてくる積極的な攻撃サッカーに手こずり守勢に回っていたが、そのスピードにも徐々に慣れてウチが攻撃する時間も増えてきた前半13分、#35天野貴史のスルーパスを受けた#30萬代宏樹がドリブルでスルスルっとエリア内に切れ込むと、中央をフリーで駆け上がってきた#25有永一生に絶妙なグラウンダーのクロスを送り、それを有永が冷静に決めてパルセイロが先制!
これはゴールした有永もさる事ながら、果敢なドリブルと広い視野でお見事なアシストをやってのけた萬代を褒めるべきだろう。
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J2水戸から期限付きで移籍後初出場にして早くもゴールに絡む活躍をした萬代選手だが、その後も空中戦やポストプレーで大きな存在感を出していたし、ポジショニングや足元のプレーも上手くて、心なしか前線の選手間の動きもこれまでより滑らかに連動しているように感じられた。
もっとも、これは攻撃的で前掛かりにプレーしている琉球だからこそ出来たプレーとも考えられ、J3では主流となっているゴール前をガッチリ固めてくる相手に対しても通用するかはまだ未知数だが、とにかく前半戦は攻撃陣がなかなか噛み合わず極度の得点力不足にあえいでいたトップチームにとって、ポストプレーもアシストもできる高身長FW・萬代選手の加入は、後半戦に向けての明るい材料となりそうだ。
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このゴールの後も一進一退の白熱した攻防が続き、ウチも萬代選手を中心に後半に向けて期待できる戦い振りだったが、琉球のキックオフで始まった後半は、ほとんどウチの陣内で試合が進む“ハーフコートゲーム”の様相になってしまった。
なにしろ琉球というチーム、全員が良く走るし、パス交換も正確だし、何より全てのプレーに迷いが無い。
ウチの場合、ボールを受けるとパスを出す相手を探す一瞬の“間”ができてしまい、その僅かな時間が積もり積もって攻撃のスピードが落ち、相手に守備を固める余裕を与えてしまう傾向があるが、琉球の場合は自分や相手を信じて何の躊躇も無くパスを出し、受け手もボールが飛んでくる位置に正確に走り込んでくるし、トラップも決して大きくならず足元に収まる。

その結果、ウチは琉球の攻撃にいいように振り回されてディフェンスラインもズルズルと下げざるを得ず、何とかクリアしてもセカンドボールをことごとく相手に取られ、また守りに時間を取られるの繰り返し。
ウチだって今でこそ守備力が攻撃力を上回っているとはいえ、一応は『攻撃的サッカー』をウリにして攻め込む時間もそこそこ長い試合をこれまでやってきたが、同一カテゴリーでここまで相手に押し込まれる展開を見せ付けられたのは初めてだ。
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しかし、そんな危機的な状況の中で立ちはだかったのが、我等が守護神・#16阿部伸行。
ディフェンスラインの裏を取られ、「これはヤラれた・・・」と息を呑むようなシュートを、スーパーセーブでことごとく跳ね返してくれた。
まさに『神様・仏様・ノブユキ様』と手を合わせて拝みたくなるような、神降臨の大当たり!
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そういえば今日の試合前のリスペクト宣言の中で、男の子が「あべせんしゅのスーパーセーブで勝ってほしい」なんて健気にコメントしてくれたが、その思いが見事に現実になった格好だ。
ひょっとして、その子の発言に阿部選手が発奮したのかな?
だとしたら、今日の試合のMVPはリスペクト宣言の男の子で決定だ!!

そんな訳で、4-20というシュート数が示す通り、本当なら1-3とか1-4くらいのスコアでボッコボコにされてしまうような試合を辛くも勝利したパルセイロ。
なんだか幸先がいいんだか悪いんだか分からないような不思議な勝ち方だったが、前半戦は守備は完璧なのにとにかく点が取れず、たま~に先制すれば直後に固いはずの守備を破られて勝ち切れないという何ともちぐはぐな流れだっただけに、このラッキーな勝利を無駄にする事なく流れに乗ってもらいたい。
J3リーグはここから1ヶ月弱の中断期間に入るが、新加入の萬代選手も即戦力として活躍できる事も分かったし、この間に課題の得点力不足解消に向けてじっくりとチームを作り直し、来月19日の再開初戦となるアウェイ・鹿児島ユナイテッドFC戦では、一皮むけたプレーで是非とも浅野監督に彼の地での勝利をプレゼントしてやってほしい。
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明治安田生命J3リーグ2017第17節 vs栃木SC
まずは水曜日に行われた天皇杯3回戦の雑感から。
今年から3回戦以降準々決勝までは原則として下位カテゴリーの本拠地開催となり、J2のファジアーノ岡山をUスタに迎えて行われた天皇杯3回戦は、ホームの大声援を後押しに内容でも格上の相手を圧倒して1-0で勝利し、2013年以来4年ぶりとなるベスト16進出を果たした。
相手もリーグ戦でのベストメンバーではなく控え選手中心だったとはいえ、ウチだって同じように控えや若手中心で臨み、堂々とした戦いっぷりで下克上を果たせたのは本当に嬉しい。
ただ、リーグ戦でのもたつきを思うと、誠に不謹慎ながら「この1勝をリーグ戦の方に回してもらえたら・・・」なんて思いがチラついてしまったし、岡山の選手の戦い振りがリーグ戦で下位チームとやっている時のウチの様子とダブって見えて、なんだか大っぴらに喜べず複雑な気持ちになってしまった。
・・・とまぁ色々な感情はあるにせよ、全国で数多あるサッカークラブのトップ16になったのは素直に誇らしい事だし、来る4回戦ではどんな強豪チームが相手だろうと(でも筑波大だけは当たらないでほしい・・・)、結果は二の次として今回のような思い切ったプレーで堂々と戦い抜いてほしい。

そして中2日で迎えた今日の試合。
リーグ前半戦最後の試合にして、クラブが気合を入れて取り組んでいる1万人チャレンジデーのこの試合は、勝ち点2の差で1つ上の4位に付けている栃木SCとのライバル対決だ。
去年の対戦ではウチが2連勝させていただいたが、ホームゲームは開幕2試合目という事で相手はチームとしてまだ出来ていない状態だったし、アウェイは条件次第で栃木の優勝が決まるという中、相手がプレッシャーでガチガチとなり最後の最後に自滅してしまった形だったので、この戦績はほとんど参考にならないだろう。
加えて栃木には、去年ウチの主力だった仙石簾・夛田凌輔・ジョニーレオーニの3選手があちらでも主力として活躍しており、チーム自体の地力も相まって非常にやりづらい相手だ。

しかし、悲願達成のためにはここで負ける訳にはいかない。
思えば4年前は、天皇杯でのオレンジ旋風の勢いをかってリーグ戦でも快進撃を続け、遂にはJFLの頂点にまで登り詰めた。
今年もその時にあやかって、今日の試合で直近上位のライバルを倒して失いかけた勢いを取り戻し、後半戦に向けての起爆剤としたいところだが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-0・0-0)0 栃木SC
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やはりJ3の中では高いレベルで実力が伯仲するもの同士だけに、全体的には両者の気迫が真っ向からぶつかり合う、見応えのある好ゲームだった。
試合結果と共に注目だった1万人チャレンジデーの動員数は8,049人という事で、残念ながら2年連続目標達成とはいかなかったものの、長野では動員数が伸びない土曜日の試合である事や今年のウチの成績がイマイチ伸び悩んでいる事等を考えれば、上出来ともいえる数字だったと思うが、今日はじめてUスタに足を運んだ方々にも、サッカーならではの緊迫した空気感を感じてもらえたんじゃないだろうか。
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ただ上位陣との勝ち点差を考えると、難しい相手である事は百も承知ながら、どうしても勝ち点3を取っておきたかっただけに、結果としては非常に残念なものになってしまった。

水曜日の天皇杯でのゴールシーンを振り返ってみると、エリア内中央でボールを受けた#8菅野哲也が相手にマークされた中で、ウチのお決まりのパターンであるサイドや後ろへのパスではなく、自分のストロングポイントであるドリブル突破を選択したところから始まっており、あの得点はゴールを決めた#7佐藤悠希選手もさることながら、自ら積極的に仕掛けにいった管野選手のものであると言ってもいいだろう。

それに対して今日のウチは、自陣や中盤では積極的にプレスを仕掛けボールを奪いに行くアグレッシブさを見せながら、敵陣に入ると途端にスピードダウンしてサイドや後ろにボールを回し、精度の低いクロスでお茶を濁す毎度おなじみのパターンに終始し、相手を慌てさせるような仕掛けがあまり見られなかった。
特に、今日の相手GKは高身長で手足が長いジョニーレオーニ選手なので、セットプレーやクロスでの空中戦では勝ち目は無い事は容易に想像がつくと思うのだが、それに対してグラウンダーのシュートを仕掛けるとか左右に揺さぶるとか、攻撃に対するアイディアに乏しかったのが悔やまれる。

そんな訳で今日の試合は、決してブーイングを出すような酷いものではなかったし、選手達の戦う姿勢は垣間見られたけど、ちょっと気持ちの底にモヤモヤが残るような“ビミョー”な一戦となってしまった。
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さて、今年のJ3リーグも早いもので全日程の半分が過ぎてしまった。
ここまでのウチの成績は6勝7分3敗の勝ち点25で5位という成績。
開幕から2試合を良い形で連勝したまでは良かったが、続く2試合を当時好調だった鳥取と福島に共に0-1で連敗し、そこから先は慢性的な得点力不足にあえいで勝ち切れない試合が非常に多かった。
7引き分けという数字は既に過去2年の年間引き分け数と並んでおり、その内容を見てみると、中には沼津戦のように終了間際に追いつくという劇的なものもあるにはあったが、完全に攻めあぐねて点が取れる気配が感じられなかったり、点を取った直後に追いつかれるという悔やまれるものが多かった。
これら7つの引き分けのうち半分以下の3つ・・・いや、せめて2つでも勝ち試合にできていたら、もっと後半戦に希望が持てるものになっていただけに、実にもったいない限りだ。

今節は首位の秋田が敗れ、2位の富山は試合が無かったため、昇格圏内2チームとの勝ち点差は変わらなかったが、首位・秋田とは12という大きな差があり、また2位・富山とも7という逆転するには微妙な差を付けられているので、後半戦はこれまでのような煮え切らない戦い振りでポイントを落とすような余裕は1ミリたりとも残っていない。
サッカーという競技では、一旦『得点力不足』というドロ沼にハマってしまうと、そこから抜け出すのは容易ではないのは十分に分かっているが、そこをなんとかチーム全員の力で這い上がり、後半戦は泥臭くゴールを奪って白星を積み重ねていってほしい。
そして、そうやって勝ち点3をコツコツ積み上げていけば、シーズン終盤には大逆転での悲願達成が見えてくるハズだ。
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明治安田生命J3リーグ2017第15節 vs藤枝MYFC(+レディース試合雑感)
本日、長野Uスタジアムで行われたJ3リーグの試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-1・0-2)3 藤枝MYFC
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前節、アウェイでギラヴァンツ北九州に逆転勝利し、天皇杯2回戦でのFC東京からの大金星と合わせて良い勝ち方が続いて、いよいよ反転攻勢だ・・・と思った矢先に、またしても“天敵”・藤枝MYFCに腰を折られるような惨敗を喫してしまった。

まさに『歴史は繰り返す』・・・・

なにしろウチは、今回のようにライバルに勝って「ヨシ、これからだ!」と意気込んだ翌週に、藤枝にコロッと負けて勢いを削がれてしまい、最終的にそこで失った勝ち点が大きく響いて昇格を逃すというパターンがここ数年続いているだけに、このチームにそれなりの内容でホーム・アウェイときっちり2つ勝ち切る事が、悲願達成に向けた絶対条件の一つだと個人的には思っていたが、今年もそのハードルを越える事はできなかった。
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しかも、今日は負け方が悪すぎる。
今までの対戦では、ウチが攻勢を仕掛けながらもドン引きで自陣を固めた相手の守備に攻めあぐね、隙を突かれてカウンター一発にヤラれるというパターンが多かったと思うが、今日は内容でも相手の方が完全に上回っていた。
ウチもそれなりにゴールへと向かう姿勢は見せていたものの、手数をかけすぎて相手DFに余裕で対応されてしまったり、出し手と受け手の呼吸が合わずパスミスが多かったり、貴重なスコアリングチャンスもシュートは全てGKの正面だったりと“ゴールのニオイ”がほとんど感じられなかったのに対し、藤枝はサイドチェンジやロングフィードがしっかり受け手に通り、そんな大きな展開にウチが振り回され、完全に受け身に回っている場面が多かった。
今日の3つの失点シーンは全て、『一瞬のスキ』とか『防ぎようがあったミス』ではなく、完全にDFラインを崩されてのもので、これは相手の実力がウチを凌駕しての『完敗』と言えるだろう。
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まさに『歴史は繰り返す』・・・・
これで藤枝に足元をすくわれたのって何度目だろう・・・(泣)
こういう時、サポーターとしては[気持ちを切り替えて次はガンバレ!」とか「諦めるのはまだまだ早すぎるゾ!」とか檄を飛ばして選手を支えていくものだし、自分も今までは無理をしてでも前向きな言葉で記事を締めていたが、こんな試合を見せられた今日に限っては、そんなヤセ我慢を押し通す気力も湧いてこないというのが正直なところだ。

ただ、そうは言っても今年のリーグ戦はまだまだ続いていくし、それどころか折り返し地点も過ぎていない。
最終的に昇格できるか否かにかかわらず、ここから先の戦いぶりは、クラブとしての真価が問われてくる。
次節は、一昨年の山口・去年の鹿児島に続いて新規参入組として躍進し上位に食い込んでいるアスルクラロ沼津とのアウェイ戦となるが、そんな怖いもの無しのフレッシュな力に屈する事無く、『万年昇格候補』(苦笑)の意地に賭けても、絶対に勝ち点3をもぎ取ってきてほしい。

今は完全に心が折れてしまった自分だけど、気持ちの奥底にはしぶとく“種火”が残っている。
その種火に油を注いで再び希望の炎を灯すような、気持ちのこもった戦いと勝利の報を、何卒よろしくお願いします!!!
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そして・・・
プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第6節@神奈川県・相模原ギオンスタジアム
ノジマステラ神奈川相模原 3(2-2・1-1)3 AC長野パルセイロ・レディース

まずは、中野真奈美選手入団の話題から。
2005年にパルセイロ・レディースの前身である大原学園でなでしこリーグ(当時の名称はL・リーグ)デビューし、本田美登里監督が指揮を執っていた岡山湯郷Belleに移籍して日本代表にも選出、その後はベガルタ仙台レディースに移って主力として活躍したベテラン選手が、12年ぶりに長野に帰ってきた。
その正確なキックは攻撃の起点として、またプレイスキッカーとして貴重な戦力になるし、豊富な経験は若い選手が多いチームにとって大きなプラスになるはずだ。
そして中野選手も、向上心のかたまりのような若いチームメイトから刺激をもらって、再び長野で輝いてほしいものだ。

そして試合の方であるが、スーパーエースの横山久美選手が抜けて最初の試合という事で心配していたが、ノジマステラとの打ち合いの末ドローゲームに。
今年大幅に向上してきた守備面で3失点してしまった点は反省材料だが、横山選手がいなくても3得点できた事、しかも、FWの#14泊志穂・MFの#11齊藤あかね・DFの#7坂本理保と、各ポジションの選手が違ったパターンで得点しているというのは、『総力戦』を謳うウチにとって今後の方向性と可能性を示す明るい材料だと思う。
今回は結果が出せず残念だったけど、本田美登里監督がコメントしていたように全ての事をポジティブに捉え、守備の課題も前向きな姿勢で克服していき、次節のUスタでは、これまで一つの勝ち点も取れていないジェフ千葉レディースからの待望の初勝利に向けて頑張ってほしい。
明治安田生命J3リーグ2017第13節 vsセレッソ大阪U-23(+レディース試合雑感)
トップ・レディース共に、先々週はよりによってリーグ戦やカップ戦の『1回休み』がバッティングし、先週はよりによって両方ともアウェイ戦という事で、Uスタでのパルセイロ観戦は実に3週間ぶりのご無沙汰となった。
いや~、随分と間が空いたから、てっきりシーズンオフになったかと思ったわ。(←そんな大げさな・・・)
そんな訳で、久々にホームで行われるトップチームの試合は、現在15位のセレッソ大阪U-23との対戦。
去年から参戦したU-23チームは、上位カテゴリーという事でセカンドチームといえども選手個々の実力が高いのに加え、メンバーが固定されず、また若さゆえの思い切りのよいプレーでぶつかってこられるせいもあり、“生真面目”なチームカラーのウチとしては少々苦手にしているところもあるが、昇格という目標達成のためには下位チームからの取りこぼしは許されず、ここは何としても勝ち点3を積み上げていきたいところ。
前節にFC琉球を相手に痛恨のドローゲームを演じてしまった悔しさを晴らすようなスカッとした勝利を期待したいこの試合、結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(0-0・1-1)1 セレッソ大阪U-23
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久々のホームゲームだけにUスタの大声援を追い風にガンガン攻めていきたいところだったが、前半は選手間の動きもどこかチグハグで、何度かチャンスも作れたものの全体的にはセレッソのペースで試合が流れていった
しかし、後半になると一転して最初からパルセイロが攻勢を仕掛ける。
前半はあまり噛み合っていなかった連携もうまくいき出して、中央からサイドから果敢に前へと向かう積極果敢なプレーが目立つようになってきた。
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ゴールエリア内に人数をかけて攻撃するシーンも数多くあり、トップチームとしては久々に引き込まれるような試合展開。
そして後半11分、#14東浩史のミドルシュートが相手DFに当たったこぼれ球を#25有永一生が受け、GKが出てくるところをジャンプしながらアウトサイドで流し込む技ありゴールが決まって、遂にパルセイロが先制!
これは決めた有永のテクニックもさることながら、その前にミドルを撃った東の積極性、更にはチームとして貪欲に前へと向かう“圧力”が産んだファインゴールで、自分もこれまでの心の中のモヤモヤが一気に晴れたような感じだった。
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しかし、ここからがいけない。
このゴールの僅か1分後、左サイドからフリーで上げたクロスをゴール前の選手にドンピシャ頭で合されてあっという間に同点に追いつかれ、まだ歓喜の余韻が冷めやらないスタンドの空気が一気に冷めてしまう。
それでも、選手達は何とか勝ち越し点を取ろうとこれまで以上にギアを上げて攻め立てたが、その後はゴールネットが一度も揺れる事無く無情のタイムアップで、またしても勝ち点2を失う結果となってしまった。

それにしても、前節もゴール直後に失点をゆるしてしまったが、選手は決定力不足が叫ばれている中で得られた貴重な(苦笑)ゴールに嬉しくなりすぎて直後のプレーに集中できていなかったのだろうか? それとも、ここまで1試合平均0.36失点という堅守ぶりに自信過剰となって既に試合に勝てた気になってしまったのだろうか?
いずれにしても、2試合続けて同じ過ちを犯してしまった事については、選手達には猛省を促したい。

とはいえ、全体的な内容は決して悪いものでは無く、むしろ攻撃に躍動感があって、久しく感じられなかった“得点のニオイ”がプンプン感じられた試合だった。
それでも、積極的に打ちに行ったシュートは相手DFに当たったり、GKの正面だったり、最終盤に#3大島嵩弘が放った決定的なミドルシュートはクロスバーに阻まれたりと、どうしてもゴールラインを越えてくれない。
去年までなら、選手の積極性の無さや監督の采配の拙さをやり玉に挙げて批判したり嘆いたりもできたが、今日は本当に選手達は気持ちを見せて頑張っていたのに結果が伴わず、それだけに余計にやるせない気持ちになってしまう。

周りからは昇格の有力候補と呼ばれ、当事者としても当然のように“ソノ気”になっているけど、ひょっとしたらウチって、実力としては『万年3位』くらいが精一杯のものなのかしら?
今節もライバルチームが概ね順当に勝ち点を伸ばしている中で、順位こそ5位のままだけど昇格圏からはジワジワと勝ち点差を離されており、今年も昇格は諦めなければならないのかしら?

・・・と、この煮え切らない結果にどうしても気弱になってしまうが、しかし、諦めたらその時点でゲームオーバー。
今のチームの方向性としては決して間違ってはいないし、シーズン序盤から比べると選手の動きもゴールへと向かう闘志も上がっていると思うので、チームとしては後はひたすら練習あるのみ。
そして我々サポとしては、最後まで選手を信じチームを信じて応援するのみ!
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トップの次の試合は、中2日で味の素スタジアムに乗り込んでJ1の強豪・FC東京と天皇杯2回戦を戦い、更にそこから中3日で去年までJ2だったギラヴァンツ北九州とのアウェイ戦という、試合間隔としても試合場所としても対戦相手としても非常にハードな日程になっているが、天皇杯はアップセットを狙って勝ちに行くのは当然ながら、負けてもともとなんだから錚々たるメンツが揃うFC東京トップチームとのリーグ戦とは違うガチンコ勝負を思う存分楽しみ、気分転換して北九州に乗り込んでいくくらいの気持ち的な“厚かましさ”を持った方が、この閉塞状況を打破するにはちょうどいいかもしれない。

とにかく、今はなかなか勝ち切れず苦しい状態が続いているが、こんな時こそ今年のスローガンである『一体感』を体現して、最後まで勇気と希望を捨てずにひたすら前を向いてこの壁を乗り越えていきましょう!!
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そして・・・
プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第4節@東京都・味の素スタジアム西競技場
日テレ・ベレーザ 3(1-2・2-0)2 AC長野パルセイロ・レディース

昨日行われたレディースのカップ戦は、代表から戻ってきた#10横山久美が前半に2ゴールをあげて先行するも、2点目を取った直後に失点し、後半43分に同点弾を、更にアディショナルタイムに勝ち越しの直接フリーキックを決められての敗戦となってしまった。
今年は守備力の向上が目覚ましかっただけに、得点経過だけを見ると点を取られた時間帯が悪く、本当に悔しい終わり方ではあったが、後半だけで11本ものシュートを打たれながら追加時間となるまで1失点で踏ん張れたのは評価できると思うし、これも女王・ベレーザの底力で、また一つ貴重な勉強をさせてもらったと捉え、1ヶ月ぶりのUスタ開催となる次節に向けて気持ちを切り替えて前向きになっていきましょう。

その次節は、いよいよドイツへ移籍する横山久美選手のパルセイロでのラストゲームとなる。
地元・長野のクラブから世界に羽ばたいていく姿を見送る事ができる高揚感と誇らしさがある反面、チームの大黒柱が去っていく不安と、あの素晴らしいプレーが見られなくなる寂しさが交錯して、今から何とも複雑な心境ではあるが、とにもかくにも我等がスーパーエースの晴れの門出となる試合だけに、ここはできる限り多くの人にUスタに足を運んでいただき、更には対戦相手もアルビレックス新潟レディースという事で、是非ともアウェイサポにも沢山来てもらってスタンドを360度オレンジ色に染め上げて、とびきり大きな声援と拍手で彼女の背中を押してやろうじゃありませんか!
明治安田生命J3リーグ2017第10節 vsカターレ富山(+レディース試合雑感)
前節はアウェイでブラウブリッツ秋田と対戦し、またしてもスコアレスドローに終わったパルセイロ。
これで早くも今季9戦中5回目の無得点で、相変わらずの得点力不足が悩ましいところだが、首位の秋田を相手に無失点で終えられたのは良かったし、ダイジェスト映像からも選手や監督のコメントからも、去年と違ってプレーの意図やゴールへ向かう意志、そして「勝ち点を1つ取れたのでヨシ」ではなく「勝ち点を2つ失って悔しい」という闘志も見えているので、我々も気持ちを落とさず粘り強く応援していきたいところだ。

そして今日だが、対戦相手のカターレ富山とは、過去のJ3での戦いは1勝2分1敗と五分の星だが、持ち前の堅守にウチの攻撃陣がほとんど機能せず苦戦ばかりしているという印象が強く、現に二つの引き分けはいずれもスコアレスだし、また得点は4試合で1点しか取れていないし、逆に富山はウチから2点を取っており、とにかく自分の中では富山は大の苦手チームという位置づけで、まるで両県境に横たわっている北アルプスのように大きな壁となって立ちはだかっている。
そんなカターレに対し、上級登山者でない一般の人が長野から富山へ直接抜けられる唯一の道である立山黒部アルペンルートのような一筋の風穴を開ける事はできたか?
前半戦最大の山場(相手が北アルプスだけに・・・)ともいえる重要な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-0)0 カターレ富山
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やはり相手は実力者だけあって、立ち上がりからしばらくは富山に押される時間帯が続いたものの、持ち前の守備力で決定的な場面はほとんど作らせず、そうこうしているうちに徐々にウチが攻め込む場面も多くなって、ゴール前いい位置での#7佐藤悠希のヘディングシュートや、#3大島嵩弘の強烈なロングシュートなど、非常に惜しいシュートが出てきてスタンドが盛り上がってくると、前半29分、右サイドで得たフリーキックのチャンスに、#14東浩史が蹴ったボールを走り込んできた#3大島嵩弘がドンピシャ頭で合わせてゴールに突き刺し、パルセイロが先制!
お互い堅守のチームなので、とにかく先に点を取って主導権を握りたいという思いは双方強かったと思うが、そのノドから手が出るほど欲しかった先取点をウチが取れたのは本当に大きかった。
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その後も、ゴールシーンとほぼ同じ位置で得たフリーキックで、ゴール前に蹴ると見せかけて横に待っていた#24新井純平にチョコンとボールを出してクロスバー直撃の強烈なミドルシュートを放つなどアイディアある攻撃を見せる。
確かに45分間を通してのポゼッションとしては富山の方が上回っていたが、ウチの安定した守備力のせいか“有効打”をほとんど打たせず、スコアリングチャンスはウチの方が多くて、浅野監督が掲げる『良い守備からの良い攻撃』を体現した、非常に手応えのあった前半だった。
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しかし、後半になると富山の攻め込む時間が長くなってくる。
これは相手の「勝ち点同数で競り合っているライバルに負けられない」という気迫もあるが、ウチも1試合平均0.3失点という守備に対する自信が逆の方に働いてしまったか、虎の子の1点を守って逃げ切るのか、追加点を狙って前掛かりにいくのかがハッキリせず、プレーが前半に比べて中途半端になってしまったようで、クリアボールも相手に拾われるケースが増えてくるなど、流れがかなり悪くなってきた。
また、途中交代で入った2選手があまり機能せず、そのうちの1人はアディショナルタイムに再び代えられてしまうなど、ベンチの采配もあまり冴えなかった。(ご本人の名誉のために名前は書かなかったけど、気持ちを切り替えて次回以降頑張りましょう!)

それでも、選手達は最後まで集中力を切らさず、この難局を凌ぎ切った。
Uスタ名物の強風の影響もあったのか、相手のシュート精度が低かった事に救われたところもあったとはいえ、本当に肝を冷やすようなピンチは後半45分の中で1回か2回だけで、ほぼ一方的に押されてはいたけど不思議と失点される予感は起こらなかった。
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今日は体調不良からなのか、守備の屋台骨であるセンターバックにしてロングスローで攻撃の起点にもなる#2松原優吉が欠場で、スタメン発表が終わった後は少し不安な面もあったが、代わりにスタメンとなった#26遠藤元一を始め、今日もDF陣は安定したプレーで相手の攻撃を断ち、また去年まで富山に在籍し青く染まったゴール裏から愛のあふれる(?)ブーイングをもらった#19三上陽輔を始めとした前線の選手も高い位置から体を張ってプレスを仕掛け、ウチの持ち味をフルに発揮して宿敵・富山に競り勝ったのは素直に嬉しい。
後半の戦い方は今後に向けての大きな課題として残ったが、試合を通して選手達からは「勝ちたい!」という気持ちがひしひしと伝わってきたし、百戦錬磨な#17明神智和キャプテンが試合後に見せた、この気合と喜びに満ちた表情からも、選手達のこの試合に賭ける思いの強さが感じられた。
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今年のJ3はチーム数が奇数という事で次節はお休みとなり、トップチームの次の試合は再来週に、FC琉球とのアウェイ戦となる。
今季ここまでの琉球はウチと勝ち点5差の9位と少々苦戦しており、失点数が13でワースト5位という成績に付け込む隙があるかもしれないが、これまで負け無しだった対戦成績も去年のアウェイ戦で相手に初勝利を献上し、向こうとしてもこれまでのような苦手意識は薄らいでいると思われるし、加えて爽やかな信州とは正反対な沖縄の蒸し暑い気候とも戦わなければならない厳しさがあるが、今日の勝利で得た良い雰囲気を2週間持続させ、アグレッシブな攻撃で是非とも勝ち点3を持ち帰ってきてほしい。
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そして・・・
プレナスなでしこリーグ2017第10節@宮城県・ユアテックスタジアム仙台
マイナビベガルタ仙台レディース 1(0-0・1-1)1 AC長野パルセイロ・レディース

昨日アウェイで行われたレディースの試合は、勝って4連勝・・・とはならなかったが、後半開始早々に失点するという嫌な流れながら、タレント揃いでフィジカルが強い仙台に対して追加点を許さず、アディショナルタイムに入って相手ゴール前の混戦から同点弾を押し込むという劇的な展開で勝ち点1をもぎ取れたのは非常に大きい。
去年はアウェイ戦に弱くて“内弁慶”と呼ばれていたが、守備力向上で安定した戦いができるようになって、選手達にも「敵地でも十分に戦える」という自信と勇気がが付いたのだろう。
ダイジェスト映像は見ていないが、公式記録の得点経過や今朝の信毎朝刊の記事を見ていると、最後の最後まで勝負を諦めず泥臭くゴールへと向かっていく選手達のプレーが見えてくるようだ。

これでリーグ戦は8月中旬までお休みとなり、2週間後からはカップ戦に本格突入となるが、次回はレディースが未だ勝ち点を1つも取れていない唯一のチーム・ジェフ千葉レディースとのアウェイ戦となる。
この週はなでしこJAPANがオランダ・ベルギーに遠征して国際親善試合を行うという事で、代表メンバー発表は明日だが横山選手もおそらく選出されるだろうから、エースを欠いた状態で大の苦手チームに挑まなければならない(千葉も若手有望株の#28成宮唯選手あたり代表に選ばれてくれないかしら・・・)が、逆にここで結果を出せればチームとしても大きな自信になるだろうし、横山選手がドイツ移籍で長野を離れる7月以降を見据え、残ったメンバーが今季ここまでの戦いで得た自信と勇気を持って、千葉からの初の勝ち点ゲットに向けて果敢にチャレンジしてきてほしい。
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