ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグ2017第15節 vsアルビレックス新潟レディース(+トップ試合雑感)
今回の試合は、ちょいと事情がありまして翌日のアップとさせていただきます。
さて、レディースは8月のリーグ再開からここまで1分3敗で、得点もセットプレーからの1点のみとなかなか結果が出せていない。
一方、対戦相手のアルビレックス新潟レディースは再開から2勝2分とウチとは正反対の好調ぶりだが、1ヶ月ぶりにUスタで行われるこの試合は、ホームの声援を追い風に何とかトンネルを抜け出したいところだ。
この試合を含めて残りあと4つとシーズンも押し迫ってきた中、ラストスパートに向けて光明を見つけたい大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 0(0-1・0-0)1 アルビレックス新潟レディース
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ここまで思うような結果が出せていないと悪い流れが連鎖してしまうようで、前半16分、ちょっとしたミスでボールを奪われると、右サイドのクロスから相手のエース・#8大石沙弥香にドンピシャのヘッドで決められて失点を許してしまう。
立ち上がりの15分近辺を無失点で切り抜けられれば、何とか落ち着いてゲームコントロールできるんじゃないか・・・と思っていただけに、この時間帯での失点は実に痛い。

それにしても、この失点シーンは確かに起点となったボールの失い方は良くなかったものの、クロスもヘディングシュートも防ぎようがないくらい完璧なもので、その後は相手にここまで決定的なチャンスを作らせていなかっただけに、ワンチャンスを確実にモノにされてしまった巡り合わせの悪さが恨めしい。
しかも、前半39分にはポイントゲッターとして期待していた#9山崎円美選手が負傷で後退を余儀なくされ、まさに『泣きっ面に蜂』の状態だ。

それでも後半に入ると、ウチも慣れていたシステムに戻したのが功を奏したか、かなりボールを回して攻め込む時間も多くなってきたが、いいところまでは行くものの最後の壁を崩す事ができず、無情のタイムアップでまたしても無得点での敗戦となってしまった。
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昨日の試合で自分が気になったのは、選手達の元気のなさだ。
試合前のシュート練習でも、前期の頃は動きがハツラツとしていてシュートもガンガン枠内に入っていたのに、昨日は遠目で見ていると動きが小さく見えて、シュートも枠を外すものが多かった。
また、試合中も選手間の連携が微妙にずれており、パスが滑らかに繋がらない場面が目立った。
これらを見ても分かるように、今のレディースは、「今の順位をキープしなくては・・・」とか「早く1部残留を決めなければ・・・」とか気持ちが守りに入ってしまい、また「結果を出さなければ・・・」という思いが焦りとなって、体が硬くなっているような気がする。
後半に一度、スルーパスが裏に抜けて#14泊志穂選手がGKと1対1になりながら決められない場面があったが、「プレッシャーでGKの動きを見過ぎてしまった」という泊選手のコメントが、なかなか結果が出せていない事による『悪循環』を如実に物語っていると思う。
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ウチのレディースの魅力は、何と言っても明るさと思い切りの良さだろう。
縦への動きでとにかくガシガシとボールを前へ進め、多少スタイルは不格好でも捨て身のプレスや思い切ったシュートで相手のゴールをこじ開けるような、そんな痛快なサッカーがレディースの持ち味だったハズだ。
確かに、今後末永く1部に定着しコンスタントに上位争いをしていくには、今年チームとして課題に挙げていた、縦ではなく横方向に展開してゴールを奪えるような『大人のサッカー』を習得し熟成させていく必要があるとは思うが、ここまで結果が出せず選手達の元気が無くなっている、まさに非常事態ともいえる今となっては、一度開き直って、勢いよく縦へと突き進み泥臭くゴールをこじ開けるようなサッカーに原点回帰してみるのも一つの手かもしれない。

次節はアウェイで、ちふれASエルフェン埼玉との対戦となる。
現在降格圏内にいるエルフェンだが、今節はアウェイでベガルタ仙台レディースを撃破するなど、1部残留に向けて必死で戦っており、今のウチのチーム状態を思えば今度の試合も決して楽な展開にはならないと思うが、ウチもこの試合を引き分け以上で終えれば1部残留が確定するだけに、何としてでもモノにしたいところ。
ただ、そんな皮算用は頭の隅っこに押し込めておき、レディースらしいシンプルで思い切ったサッカーをやり切って、ゴールと勝ち点3と、何よりも元気や自信を取り戻してほしい。
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そして・・・
明治安田生命J3リーグ2017第23節@東京都・江東区夢の島競技場
FC東京U-23 1(0-0・1-0)0 AC長野パルセイロ

大型台風接近の影響で天候が悪い中行われたトップの試合は、後半34分のオウンゴール献上で0-1と、またしても鬼門であるU-23チームに足下をすくわれる形となってしまった。
自分は試合の中継を見ていないので何とも言えないが、浅野監督のコメントから、ボールを奪うまでは良かったものの前線での積極性に欠けてゴールまで持っていけないという、3試合前までのウチの悪いクセが出てしまっての『自滅』ではないかと推測する。
ここ2試合は非常に良い形で勝利する事ができており、今日も同じような内容で勝つ事ができれば、ひょっとしたら大逆転での悲願達成もあるんじゃないか・・・と期待していただけに、このような結果になってしまったのは非常に残念だ。

次節はガンバ大阪U-23をホームに迎えての対戦となる。
ガンバは現在リーグ最下位であり、またウチが苦手としているU-23勢の中でも今年唯一勝っているチームだが、だからといって少しでも油断をしていると、また手痛い失点を許してしまうだろう。
ホームゲームで地元のサポに無様な姿を見せる訳にはいかない。
今日の敗戦で昇格の望みは限りなく薄くなってしまったが、そんな先の不確かな事よりも目の前の一戦に集中し、Uスタに集まった観客の心に響くような積極果敢なプレーで、何としても勝利を掴み取ってほしい。
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プレナスなでしこリーグ2017第12節 vs日テレ・ベレーザ
2部リーグ時代以来2年ぶりの、そして1部では初となる、佐久市総合運動公園陸上競技場でのなでしこリーグ開催!
昨夜半からガッツリ降っていた雨も朝のうちに止み、久し振りに訪れた『佐久陸』は青空に早くも秋っぽい雲がたなびき、“ご本尊”とも言うべき浅間山の雄姿もバッチリ拝め、高地らしい爽やかな風が吹き抜けて、まさに絶好のサッカー日和。
う~ん、それにしても何度来ても実に清々しく気持ちいいスタジアムだ。
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そんな中で行われる今日の相手、日テレ・ベレーザとは、先月のUスタでのカップ戦は0-4と惨敗を喫してしまっただけに、この試合の個人的な見どころは、前節ジェフレディース戦で復調の兆しを見せた守備陣がベレーザの強力攻撃陣を相手にどこまで踏ん張れるか? そして攻撃面では、得点力アップにつながる攻めの形が作れているか・・・といったところだ。

なでしこJAPANの高倉麻子監督も視察に訪れた中で行われた注目の一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-0・1-2)2 日テレ・ベレーザ
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試合はやはり立ち上がりからベレーザが攻め込む展開だったが、今日のウチの守備陣は今までと一味違う安定感を見せていた。
ベレーザお得意の大きくサイドに振っての斬り込みも、素早いパス回しからの中央突破も、今までのように人やボールに翻弄されて受け身に回るような事無く実に冷静に対処できており、一度だけクロスバーに助けられて命拾いしたシーンはあったものの、それ以外は相手にボールを回されても安心して見ていられた。
また、取るに足らないような不可抗力による相手の転倒シーンでファールを取られたり、ファールの判定は仕方ないにしてもカード出すようなプレーじゃないだろう・・・というようなジャッジもあったが、カリカリしているのはスタンドで見ている自分だけで、選手達はそんな不可解な判定にも全くノーリアクションでプレーに集中している様は、見ていて本当に頼もしかった。

そんなこんなで、スコアレスだったものの上々な内容で前半を終えると、後半開始から僅か2分後、絶好の位置で得たフリーキックのチャンスに、#22中野真奈美が蹴ったボールを#7坂本理保がドンピシャ頭で合わせてゴールを奪い、パルセイロが先制!
・・・と、これは少々“いわく付き”のプレーで、前半のジャッジはウチに対して厳しかったのに、この場面は相手の方が可哀そうじゃないか・・・と思うような判定(笛が鳴った瞬間、当事者の#22岩清水梓選手も「えっ?」って顔してるように見えた。。。)でもらった“拾い物”ともいえるフリーキックからの得点で、ゴールの瞬間は嬉しさと同時に、「なんかベレーザさん、すんません・・・」というような複雑な気持ちになったものだ。

とはいえ、あのゴールシーン自体は蹴った中野選手も合わせた坂本選手も素晴らしく、たとえ格上相手でも「絶対に勝つんだ!」という強い気持ちが産んだファインゴールだったと思う。
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女王・ベレーザ相手に守備が十分に機能している上に先制点まで奪い、こりゃ久々の勝利・・・いや、それがダメでもせめて引き分けて勝ち点1くらい貰えるか・・・と期待が膨らんだが、そこは相手が相手だけに、そう簡単には行かせてくれない。
失点されても慌てず騒がず、真綿で首を締めるかのようにじわじわと攻撃の手を強め、ウチもそれにつられて徐々にディフェンスラインが下がってくると、後半14分に切り札#19植木理子の投入が『反撃開始!』の号令のように選手達のギアが1段上がり、後半20分に相手のエース・#9田中美南に個人技でゴール前を斬り込まれて同点に追いつかれると、27分には交代直後からエンジン全開の植木理子に豪快なミドルシュートを決められて遂に逆転されてしまう。

対するウチも決して防戦一方という訳では無く、何度かいい形を作って反撃に出たものの、あと一歩の精度や思い切りが足りずに追加点を奪えず、残念ながら逆転負けで前節からリーグ戦2連敗となってしまった。

それにしても、さすがはベレーザだ。
ウチも前半は相手のシュート数を僅か1本に抑えていたのに、ハーフタイムの僅かな時間で対策をたてられたのか、打って変わって後半だけで11本ものシュートを打たれてしまった。
前半のプレーを見て、「組織的な崩しにはしっかり対応できているから、あと怖いのは個人技だけだな・・・」と思っていたが、心配していた通り、田中美南・植木理子というベレーザが誇る2大ストライカーの個人技に沈んでしまった。

ただ、2つの失点シーンはいずれも、「この選手の個人技でヤラれたのなら仕方ない」と思えるような、敵ながらアッパレの素晴らしいゴールだったし、これまでのように勝ち越された後に更なる追加点を決められて試合を壊してしまうような事は無く、運動量も落ちて厳しい状況の中、最後まで気持ちを切らさず2失点だけに抑え、本田美登里監督のコメントにあるように、ベレーザ相手でも守備がこれだけ機能できた点は高く評価してやりたい。
まぁ欲を言えば、2失点目に関しては、その前の場面で自陣から無理に細かく繋げようとせず、シンプルに大きくクリアしておけば、もしかしたら防げたかもしれないが、こればっかりは仮定の話でしかなく、過ぎた事を悔やむよりも反省すべき点はしっかり修正して、次の試合に活かせればそれでいいと思う。

一方、攻撃に関してはまだまだ手探りの状況が続いているようだ。
最近のレディースの攻撃を見ていると、いいところまでは行くものの最後の詰めが甘く、その姿は何だか今のトップチームのプレーと重なってしまう。(なんか縁起でもない例えでスミマセン・・・苦笑)
シロウト考えなので的外れな意見かもしれないが、今までは、レディースなら横山久美・トップなら宇野沢祐二という、ゴール前でボールを持って勝負できるエースが居て、他の選手はボールを受けたらまずはそのエースの位置を確認し、最終的にエリア内でエースに渡すように持っていこうという共通の認識の上に動くので、全選手のプレーに迷いが出ず、結果として選手間の動きが連動して大胆かつ効果的な攻撃ができていたんじゃないかと思う。
それに対して、今はそんな“ターゲット”となる選手がおらず、選手間で共通の認識が持てず迷いが生じてしまい、連携にもズレが生じて思い切ったプレーができないんじゃないかと感じる。

サイドからのクロスや2列目からのスルーパスに頼りがちな今の単発な攻撃では、よほど選手間の呼吸が合わなければゴールに結びつかない。
誰かゴール前でタメを作り“潰れ役”となれるような選手を起点に、エリア内で人数をかけて波状攻撃を仕掛けられるようなパターンを、トップもレディースも構築できれば・・・なんて考えている。

と、ちょっと話が長くなってしまったが、試合後には#11齊藤あかね・#14泊志穂・#22中野真奈美の3選手が話し合っている姿も見受けられたし、選手達も危機感を持って改善に取り組んでいる姿勢は十分に伝わっているので、外野のシロウトがあれこれ口を挟まず、チームを信じ選手を信じて一途に応援してきましょう。
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ところで、佐久からの帰路で、西の空一面が『パルセイロカラー』に染め上げられる“ものごっつい”夕焼けに遭遇した方も多いでしょう。
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上の写真は東部湯の丸SAで撮影したものだが、遠くに北アルプスの稜線もハッキリ浮かび上がっており、こんなにスゴい夕焼けを見たのは本当に久し振りで、撮影した場所からしばらく動けないくらい感動して見入ってしまった。
きっと明日はスカッと晴れるでしょうね。
レディースも今は苦しい状況にあるけれど、この夕焼けのように赤々と燃える気持ちを持ち続けて努力していけば、必ず明るい明日がやってくるから、前向きに頑張ってほしいと願っている。

レディースの次節は、遠く高知県は春野陸上競技場でのINAC神戸戦。
春野といえば、トップチームがJFL昇格を決めた年の地域リーグ決勝大会1stラウンドを戦った、クラブにとって思い出の場所でもあるし、高知県はレディースの心臓・#6國澤志乃選手の出身地で、國澤選手にとっては故郷へ錦を飾る『凱旋試合』とも言えるだろう。
INACはベレーザ以上に個人技に長けたチームなので、また厳しい試合になるとは思うが、今日の試合を教訓にまた1段階チーム力を高めて、國澤選手を中心に南国土佐で大暴れしてきてくれる事を期待している。
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プレナスなでしこリーグ2017第11節 vsジェフユナイテッド市原・千葉レディース(+トップ試合雑感)
なでしこリーグはカップ戦の全日程が終了し、夏の中断期間も明けて5月27日以来のリーグ戦再開。
これから10月の最終節に向けて、いよいよ勝負の後半戦がスタートするが、その大事な再開最初の対戦相手は、カップ戦でBグループを勝ち上がった浦和レッズレディースを破って優勝したジェフ千葉レディースだ。
なにしろウチはこのチームに対して相性が悪く、カップ戦のホームゲームでも走り負けて完敗を喫するなど、1部のチームで唯一、公式戦・練習試合を含めて、未だに勝ち星はおろか勝ち点を一つも取れていない相手ではあるが、ウチもヤラれてばかりでは悔しいし、今日こそは初勝利を・・・いや、それがダメならせめて勝ち点1だけでも取っておきたいところ。

中断期間中の練習の成果を発揮して、クラブ初タイトルゲットで上り調子の“天敵”に一矢報いる事はできたか、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 0(0-1・0-0)1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
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立ち上がりこそジェフにボールを支配されて防戦一方だったが、15分を過ぎた頃には相手の動きにも慣れてきたか、ウチが反撃に出る機会も増えてきて、一進一退の息詰まる攻防が繰り広げられ、「このままスコアレスで折り返してくれれば御の字かな・・・」と思い始めた前半40分、相手のコーナーキックはゴールエリア内には上げずにニアサイドの外で待っていたDFの#2上野紗稀にパスされ、そこからミドルシュートを放つと、ボールは吸い込まれるようにゴールに入って、ジェフに先制を許してしまう。

このシーンは、ウチの選手達も態勢が整わないうちにトリックプレーみたいな感じで不意を突かれた格好だったが、上野選手がシュートした瞬間にボールの弾道に合わせて花道のようにポッカリとスペースが開いてしまったようで、なんだかキツネにつままれたような不思議なゴールだった。
結局、これが決勝点となってまたしてもジェフに敗れてしまったが、ウチはジェフに対しては、完全に守備を崩されてしまってのものではなく、ちょっとした拍子にコロッと入ってしまうような失点が多い印象で、これもひとえに『相性』ってヤツなのかな~・・・なんて思ってしまう。
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試合後、途中出場の#9山崎円美選手が得点に絡めなかった悔しさのあまり人目もはばからず号泣していたし、そんな山崎選手を慰め挨拶の列に入るよう促すなど気丈な対応をしていたキャプテンの#7坂本理保選手も、スタンドへの挨拶を一通り終えた後はピッチに座り込んだきり、かなり長い間ぼうぜんとしていた。
今日の試合に関しては、少なくとも先月のカップ戦のように走り負けての完敗というものでは無く、運動量豊富なジェフに対して最後まで集中力を切らさず、内容としては十分に合格点をあげられるだけの守備をしていたと思うが、責任感が強い坂本選手としては、だからこそ余計にあのエアポケットのような失点シーンが悔しくて仕方なかったのだろう。
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本田美登里監督就任以後に入団してきた選手達にとっては、ここまでトントン拍子にステップアップしてきただけに、ここへきてなかなか結果を出せず焦りや苦しみを感じていると思う。
ただ、それ以前の長く苦しい『下積み時代』をサポの立場で経験している自分からすると、ちょっと表現が不適切かもしれないが、横山久美選手という『魔法のじゅうたん』が無くなってしまった現状ではこれも想定の範囲内だと思うし、こうしてもがき苦しんで「1部の世界はそんなに甘いモンじゃない」という事を肌で感じる事ができるだけでも、まだ若い選手達にとって十分に有意義な事なんじゃないだろうか。

それに前記の通り、1ヵ月前はあれだけ振り回されていたジェフの攻撃陣に対しても今日はしっかり対応できていたし、最終的な結果は『勝負のアヤ』というヤツで、内容的には決して悲観するようなものではない。
また攻撃に関しては、選手間でも、そして本田監督自身も、まだまだ新しい得点パターンの構築に悩んでいるように見受けられるが、トップチームを見ても分かるように(苦笑)、得点力というものは一朝一夕で劇的に向上するものでもないので、日々の練習や試合の中でトライ&エラーを繰り返しながら、徐々に最適解を見つけていくしかないだろう。
今日も前半こそパスが噛み合わずチグハグな面が多かったが、後半はディフェンスラインの裏へ抜け出してチャンスを作り出す場面も増えてきたし、勇気を持ってどんどんトライしていく事が大事だと思う。

今日対戦したジェフレディースだって、長い間大きな結果が出せなかったり、代表級の主力選手が移籍していったりした中でも、地道に練習を積み重ねてチーム力を上げていき、晴れて先のカップ戦ウィナーに輝いた事だし、坂本選手も山崎選手も、そしてその他の選手達も、今日の悔しさをバネにして、決してクサらず焦らず前向きに日々の練習を頑張って、パルセイロ・レディースをもっともっと強く魅力的なチームに高めていってほしいと願っている。

次節は、去年秋の皇后杯2回戦以来となる佐久総合陸上競技場での開催だ。
自分は去年の試合は行かれなかったので、一昨年の2部リーグの試合以来本当に久し振りの佐久陸となり、あの浅間山を望む清々しいロケーションのスタジアムで再びパルセイロの試合が見られるのが楽しみだ。
その対戦相手は日テレ・ベレーザという事で、また相当な苦戦が予想されるが、最後まで諦めず戦い抜くレディースらしいプレーで“女王”に喰らい付いていって、なでしこJAPANに主力選手を多数輩出しているベレーザの超一流のプレーと共に、佐久地方の方々が女子サッカーの素晴らしさを実感し大いに楽しんでいただくような試合を見せてほしい。
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そして・・・
明治安田生命J3リーグ2017第19節@鹿児島県・鴨池陸上競技場
鹿児島ユナイテッドFC 2(0-1・2-0)1 AC長野パルセイロ

こちらも中断期間明けのJ3リーグ、攻撃面で新たな補強も行って後半一気の巻き返しを狙いたいトップチームだったが、前半に相手のオウンゴールで先制させていただいたものの、後半開始早々に追いつかれ、相手のエース#9藤本憲明に決勝ゴールを決められるという、相手サポが狂喜乱舞しそうな展開で手痛い星を落としてしまった。
まだダイジェストを見ていないので何とも言えないが、先制後に追加点を奪う事ができず(しかも得点はオウンゴールなので実質ノーゴール・・・)、また守備は固いハズなのにリードを守り切る事ができないという、今年のウチのチーム状況を象徴するような試合経過で、もうため息さえも出ない・・・というのが率直な感想だ。

とはいえ、リーグ戦はまだ折り返し点を過ぎたばかりだし、このままズルズルと順位を落としてしまう訳にはいかない。
次節はセレッソ大阪U-23とのアウェイ戦だが、このチームとは、前半戦のホームゲームでは先制した直後に追いつかれ勝ち点2を失う非常にもったいない試合をしているし、去年も1分1敗で未だ勝ち星が無く、苦手としているU-23チームの中でも特に相性が悪い相手だ。
ただ裏を返せば、そんなチームにアウェイで勝つ事ができれば、今日の試合で受けた痛手も少しは癒えて反撃の突破口にもなるだろうし、とにかく気持ちを切り替えて、ひたすら勝利目指してガムシャラにプレーしてほしい。
プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第10節 vsノジマステラ神奈川相模原
今年のなでしこリーグカップも今日がグループリーグ最終節だが、なでしこJAPANに選出された#7坂本理保・#14泊志穂の両選手がアメリカ遠征中、更にレディースの心臓とも言うべき#6國澤志乃選手も足の具合が思わしくないようでベンチ外と、主力中の主力である3選手が不在となり、戦力的には非常に厳しい状態で臨まなければならない。
ただ裏を返せば、これは今までなかなか試合に出られなかった選手にとって自分を売り込む大きなチャンスであり、今日は勝ち負けよりも、残された選手達が、ほぼベストメンバーでくるであろうノジマステラ神奈川相模原を相手に、技術面やメンタル面でどこまでのパフォーマンスを見せられるかというところを楽しみにUスタに向かった。
夏の中断期間を経て1ヶ月後のリーグ戦再開に向けてチームを再構築する意味でも大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(2-0・0-1)1 ノジマステラ神奈川相模原
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注目のスタメンは、坂本選手の抜けたセンターバックに#18五嶋京香、泊選手の抜けたトップに#9山崎円美、そして國澤選手の抜けたボランチには#24神田若帆が入り、ゲームキャプテンは#11齊藤あかねが務めるという布陣になった。
ここ数試合ベンチ外だった山崎選手の復帰は明るい材料だし、五嶋選手もどのポジションでもこなせる技量があるだけに、“専門職”ともいえるCBに入っても心配ないだろうとは思っていたが、FWで点取り屋のイメージがある神田選手がボランチに入ったのは意外で、キックオフ前に各選手がポジションについた時、普段は長身でポニーテールの國澤選手が居る場所に150cm足らずでショートカットの神田選手がちょこんと立っているのを見た時は、ちょっと不思議な気分になると共に、難しいワンボランチの仕事がFWの神田選手に務まるのか・・・という不安もあった。

しかし、いざ試合が始まると、そんな不安も吹き飛んだ。
さすが年代別日本代表に選ばれるだけの事はあり、単なる“点取り屋”ではなく、ボランチとしてもポジショニングやカバーリングにセンスを感じさせ、難しいポジションをソツなくこなせていたし、いざフリーとなれば“本職”の動きで鋭く前へ飛び出しチャンスメイクしていく。
今日の相手のノジマが、全体的にあまり大きな選手がおらず、空中戦やフィジカルプレーが少なくパスワーク主体で“スマート”に攻めてくるタイプのチームだったのも、神田選手にとって有利に働いたとは思うが、とにもかくにも國澤選手の他にボランチがこなせる選手が出てきたのはチームにとって非常に大きい。

また攻撃面では、泊選手の代わりにトップに入った山崎選手の活躍も光った。
普段は泊選手のスピードを生かすような攻撃がメインだが、非常に視野が広く、ポストプレーなどの“潰れ役”や硬軟織り交ぜた多彩な動きができる山崎選手が最前線に入った事で、これまでチャンスメイクに徹していた#22中野真奈美選手にも自ら点を取りに行くプレーが出てくるなど、攻撃にもバリエーションが増えて、久々に見ていてドキドキ・ワクワクするような展開となった。

更にその他の選手も、普段チームを引っ張っている3選手が抜けた事で逆に「自分がやらなければ」という責任感が出てきたようで、またそんな強い思いが力みや焦りなどの悪い方向に出ず、球際の激しさや抜かれても諦めずにボールを追い続けるハードワークに繋がって、「今日は勝ち負けは度外視して・・・」なんて自分の弱気な心に喝を入れるように、序盤からウチが優位に試合を進めていった。

そして前半11分、中野真奈美のクロスに山崎円美が合わせたヘディングシュートを相手GKが弾いたところを、詰めてきた#13児玉桂子が押し込んでパルセイロが先制!
試合序盤の良い時間帯に、ウチらしい積極的な攻撃で幸先の良いゴールを決めて勢い付くと、その後も優位に試合を進め、「コレは決まった!」と腰を浮かし両手を上げかけるような惜しいシュートを何度か外して少しヤキモキしたものの、前半38分、児玉桂子のパスを山崎円美が中央で受け相手DFをかわしてGKと完全に1対1の状態になると、出てくる相手の位置を冷静に見極めて技ありのループシュートを決めて追加点をゲット!!
横山久美選手が抜け、泊選手も國澤選手もいないチームが、新進気鋭のノジマから2点を連取するとは、なんとシビれる展開だろう。
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しかし、後半になると完全に形勢逆転。
前半もウチばかりが攻めていた訳では無く、ノジマの正確なパスワークと鋭いサイド攻撃で守勢に回る場面も少なからずあったので、後半になって選手のスタミナを心配していたが、カップ戦のレギュレーションである5人の交代枠を利用して積極的にフレッシュな選手を投入し攻勢を強める相手に対して、心配していた通り徐々に運動量が落ちだして守勢に回る時間が長くなり、肝を冷やすような相手の決定的なシュートチャンスを何度も作らせてしまう。

それでも、ウチも最後の最後のところで懸命に体を張ってボールをカットし、また相手のシュート精度が僅かに外れていた幸運も手伝って点が動かないまま時間が進み、3分間のアディショナルタイムもほとんどを消化して、これでほぼ勝利を確信。
そんな中、選手達も「このワンプレーを切れば試合が終わる」という一瞬の気の緩みがあったのか、ウチのGKとCBが譲り合ってお見合いした隙を突かれて相手にボールをかっさらわれ、無人のゴールに流し込まれる痛恨の失点を許してしまい、その後2~3プレーで長い笛が鳴り逃げ切り勝利を収める事ができたが、スタンドも素直に喜んでいいのか分からなくて、まるで負けたかのように歓声も上がらずシーンと静まり返ってしまうという、何とも不思議な幕切れとなってしまった。
試合全体を見ても、前半は「あと2~3点は取れてたかも・・・」と思っていたのが、後半は「もう2~3点取られていたかも・・・」と冷や汗を流すほどで、まぁ「かも」の部分の点数が差し引きゼロだから計算上も勝ってしかるべきではあるが(←なんつー計算じゃ!)、久々に少し前のレディースを彷彿とさせるジェットコースターみたいな試合を見させていただいた。
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それでも、勝利したのは紛れもない事実。
特に今日は、何度も言うようにチームの屋台骨を支える3選手が欠席した中、記念すべき横山選手移籍後の初勝利を、本田美登里監督が掲げる『総力戦』を具現化して掴み取ったのは非常に価値がある。
もちろん、最後の失点シーンや、前半は11-4だったシュート数が後半は4-12と完全に形勢逆転された試合展開に持ち込まれた事は今後の課題として反省すべき点ではあるが、戦力的にこれだけ不利な状況となってしまった中、自分達の力でカップ戦Aグループ単独3位の座を掴み取ったのは、今後に向けて大きな自信につながるだろう。
また、前記の五嶋選手(SBからCB)や神田選手(FWからボランチ)の他、FW登録だった#19藤村茉由選手が前節と今節の2試合をサイドバックとしてしっかりこなした等、複数のポジションができる選手が次々と出てきた事も、カップ戦の大きな収穫といえるだろう。
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ともあれ、これにて今年のカップ戦もグループリーグが終了し、決勝トーナメント進出を逃したウチとしては、8月19日のリーグ戦再開までしばしのお休みとなるが、今日欠場した國澤選手以外にも、毎試合続くハードワークで満身創痍な選手が多いと聞くし、そんな選手はこの期間に温泉でも行ってしっかり体をケアし、また万全の状態で後半戦に臨んでもらいたい。
そしてチームとしても、シーズン当初に掲げた『実力で勝ち取る3位以内』の目標達成を目指し、新しい攻撃の形を1日も早く自分達のものにして、今日の試合のように各選手が元気に躍動するプレーと勝利のラインダンスを、後半戦もたくさん見せてほしい。
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プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第8節 vs日テレ・ベレーザ
まずはおめでたい話題から。
今度アメリカで行われる国際大会『2017 Tournament of Nations』の日本代表に、我等がパルセイロ・レディースの攻守の要、#7坂本理保選手と#14泊志穂選手が初選出された。
現在のなでしこJAPANはセンターバックが手薄なので、ウチでもクレバーで頼れるプレーを見せている坂本選手は十分に活躍できる余地があるだろうし、むしろ選ばれるのが遅かったくらいだと自分は思っている。
また、逆にFW陣は横山久美選手を筆頭に、田中美南選手・籾木結花選手・菅澤優衣香選手といった錚々たるメンツが揃っているが、泊選手のスピードと思い切りの良さは“ジョーカー”のような面白い存在になりそうで、女子サッカーの本場・アメリカで横山・泊のツートップが青い代表ユニで復活するかと思うと感慨もひとしおだ。
二人ともこの素晴らしい機会を大いに楽しんで一回り成長してきてほしいし、代表での貴重な経験をチームに還元できるよう頑張ってきてほしい。
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そして今日の試合。
前節はジェフ千葉レディースに守備の隙を突かれて2-1と悔しい敗戦を喫したが、今日は勝敗もさることながら、加入3試合目となる#22中野真奈美選手がチームにどれだけフィットし機能できているか、そしてここのところ失点が多くなってきた守備陣が女王・ベレーザを相手にどれだけ踏ん張る事ができるかを個人的な注目点において見てきたが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 0(0-1・0-3)4 日テレ・ベレーザ
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今日は最初に、4つの失点シーンをまとめて振り返ってみたい。
まず1失点目は前半4分、開始早々でウチの気持ちが入り切る前のフワフワした状態の中、左サイドからベレーザらしい素早く正確なパス回しであっという間にエリア内に侵入されると、最後は#10籾木結花にこぼれ球を豪快に決められて出ばなを挫かれ、2失点目は後半18分、左サイド深い位置からの籾木結花の高速クロスを#9田中美南がピンポイントで合わせる、まさに代表クラスの見事なボレーシュート。
そして3失点目は後半43分、、若干18歳の期待の若手ストライカー・#19植木理子が、足が止まってしまったウチの守備陣を手玉に取るようなドリブルからの個人技が決まり、4失点目はアディショナルタイム、絶好の位置からのフリーキックを#8上辻佑実に直接決められジ・エンド。

これらの失点は、いずれもベレーザの卓越したコンビネーションと個人技が産んだ素晴らしいゴールで、ウチとしては1つ目と4つ目は「ちょっともったいなかったかな~・・・」という気がしないでもないが、それでもつまらないミスによる“やらずもがな”の失点は皆無で、単純に地力の差が出ただけのものだと思う。

それにしても、さすがは女王・ベレーザ。
#20阪口夢穂や#14長谷川唯などの代表選手だけでなく、その他の選手も他のチームとは比べ物にならないくらいの高いパフォーマンスで、敵ながら思わず「上手いな~・・・」と唸ってしまうようなシーンが何度もあった。
確かに愛するチームが惨敗を喫してしまったのは悔しいが、それと同じくらい、パルセイロ・レディースを通して長野に居ながらにしてこんなハイレベルなサッカーを生で見られる幸福感があったというのが正直な感想で、こんなにいいモノを見させていただいたベレーザの選手達には、少しばかりの負け惜しみも含めて(苦笑)、心からの敬意を表したい。
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と、ここまで相手の事ばかり褒め倒してきたが、どっこいウチだって堂々とした戦い振りだったと思う。
特にディフェンスでは、開始早々に手痛い失点を喰らってしまったものの、それ以降は相手のテンポ良いパス回しに翻弄される場面もありながら、各選手が必死に、かつ冷静に対応して決定的なチャンスをなかなか作らせなかった。
さすがに後半も半ばを過ぎると、それまでのハードワークがボディーブローのように効いてきて徐々に運動量が落ちだし、30分過ぎに植木選手を投入されてから一気に電池が切れてしまい(あそこで背番号19が準備しているのを見て、心の中で「このタイミングで植木入れてトドメ刺しにくるかぁ? う゛-、ベレーザのオニぃ~~」と叫んでしまったものだ。。。)終了間際の連続失点を招いてしまったが、それでも選手達のあの頑張りは十分評価できるんじゃないだろうか。
また、今日はFW登録でベンチ入りする事が多かった#19藤村茉由選手がサイドバックで先発出場したが、ベレーザの強力攻撃陣に対しても落ち着いた対応で無難に守備をこなしており、布陣のオプションが一つ増えたのも収穫だったと思う。

一方、攻撃に関してはまだまだ新しい形を模索しているような感じで、各選手がお互いの動きを伺いながらのプレーで思い切った動きが出来ていないように思えた。
ただ、そんな中でもベレーザを相手にハーフコートゲームになる事無く、果敢に攻撃を仕掛け決定的なチャンスも何度か作っていたし、決して悲観する事は無いと思う。
確かに、今まで絶大な存在だった横山久美選手が抜けた事で、それまで全選手が共有していた得点までの道筋が消えてしまい、まさに『暗中模索』の苦しい状況ではあると思うが、どんなに結果が出なくても決して焦らず、常にポジティブな気持ちで、選手や監督・コーチがお互い率直に意見をぶつけ合いながら、一歩ずつ確実に新しい得点パターンを構築していってほしい。
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レディースは来週は試合が無く、次は再来週の日曜日、ノジマステラ神奈川相模原をUスタに迎えてのカップ戦予選リーグ最終節となる。
今節はジェフ千葉レディースがノジマを破った事で、グループAの決勝トーナメント進出チームがベレーザとジェフに決まってしまい、ウチとしては目標が一つ潰えた形となってしまったが、この試合は決して『消化試合』なんかではなく、8月に再開されるリーグ戦に向けてチーム力を高めていく上での貴重な実戦の場だ。
ただ、ウチとしては泊・坂本の“屋台骨”となる2選手が代表に召集され、戦力的に非常に苦しい条件で臨まなければならないが、残された選手で力を合わせ、Uスタの大声援を後押しに、横山選手離脱後初勝利を是非とも掴み取ってほしい。
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プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第7節 vsジェフユナイテッド市原・千葉レディース
スーパーエース・横山久美選手がチームを離れて最初のホームゲーム。
そして、レディースが1部に昇格してから練習試合も含めて一度も勝てていないジェフ千葉レディースを迎えての一戦だけに、ここは是非とも『横山不在』と『対ジェフ戦』の2つの条件での初勝利を期待して臨んだ試合だったが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-1・1-1)2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
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新加入の#22中野真奈美がFW登録で初スタメンを果たし、新生レディースがどんなパフォーマンスを見せるか楽しみだったが、中野選手はさすがにベテランらしい存在感あるプレーを見せ、またその他の選手達も高い位置からボールを奪って攻撃に行く積極性を出していたが、「絶対的なストライカーが居ない分、丁寧に繋いで崩していこう」という意識が強過ぎたのか、本田美登里監督のコメントにもあるように足元へのパスが多くなってスピードダウンしてしまったり、ミドルシュートを打ってもよさそうな場面でもパスを選択して相手にカットされるなど、なかなかスコアリングチャンスが作れない。

それでも、点が取れる雰囲気が作れない代わりに、守備面では、豊富な運動量で攻めてくるジェフに対して少々翻弄されるところはありながらも、相手やボールにしっかり付いて効果的な守備ができており、ある程度安心して見ていられた。
前半のシュート数がウチ1本に対してジェフ3本とお互い非常に少なかったが、決して拙攻続きの凡戦という訳では無く、なかなか緊張感のある締まった試合運びだったと思う。

しかし、先取点は非常に呆気なく決まってしまった。
前半1分間のアディショナルタイムも終わろうかというところで、ジェフの攻撃の要・#28成宮唯がフリーでボールを受けて攻め込んでくる。
「あ、最後イヤな選手にボールが渡ったな・・・」なんて思ってると、ゴールエリアのすぐ外でスルスルっとドリブルしてくるところを、ウチの選手がちょこっと出した足に引っかかって出合い頭みたいな感じで倒してしまい、ウチとしてはアンラッキーな形で絶好の位置でのフリーキックを与えてしまう。
「あー、こういう時って意外と簡単に入っちゃうんだよね~・・・」なんて思ってたら、案の定決められてしまい、逆の意味で予感が次々当たっての、逆の意味で“出来過ぎ”な失点に、なんだかキツネにつままれたような感じでハーフタームを迎える事となってしまった。

う~ん、これが『相性』ってヤツだろうか・・・・

それでも、前節だってノジマステラを相手に取られたら取り返す接戦をこのメンバーで演じてきたんだし、まだまだ全然やれるでしょう・・・と思っていたが、「早く同点に追いつこう」という思いが焦りに繋がってしまったのか、前半にも増して出し手と受け手の呼吸が合わずパスが繋がらなくなってしまい、また点を意識して前掛かりになってしまい、後半6分という早い時間に、そんなフォーメーションのバランスが崩れたところを突かれて速攻を許し、痛恨の2失点目を献上してしまった。

それにしてもジェフレディースというチーム、本当によく走る。
ジェフといえば、かつてトップチームがイビチャ・オシム監督時代に豊富な運動量を武器にJ1に一大旋風を巻き起こしたが、その教えが脈々と受け継がれているような、見事な走りっぷりだった。
今日はさすがの長野といえど夕方になっても気温も湿度もなかなか下がらず、選手にとってはかなり厳しい条件だったと思うが、それでも最後までほとんど運動量が落ちないままだったのは、敵ながらアッパレだと思う。

そんな訳で、後半は点を取ろうという姿勢が裏目に出て逆に相手の攻勢を許した形になってしまったが、それでもタダでは転ばないのがレディースのいいところ。
第四審がアディショナルタイムの掲示板を用意し終えた後半44分、ゴール前の混戦から最後は#17小泉玲奈が執念のゴールを決めると、それまで静かだったスタンドが一気に盛り上がって、3分間のアディショナルタイムはゴール裏のチャントに合わせてスタンド全体が手拍子して選手を後押しする“いつもの光景”に。
結局、最後は相手に逃げ切られてしまったが、最後まで諦めずボールを追いゴールを狙うというレディースらしさもしっかり見られて、思いのほか清々しくスタジアムを後にできた。
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今日のレディースは前記の通り、「横山選手が居なくなった分、自分達で力を合わせてゴールを奪っていこう」という意識が強過ぎたのか、丁寧にいきすぎてレディースらしい大胆さが影をひそめてしまった感じだったが、ベテランの中野選手が加わった事で、今までのレディースにはない攻撃の形が作れる可能性も垣間見えた。
さすがに、今まで3年半かけて構築してきた横山選手を中心とした攻撃パターンを一から作り直さなければいけないだけに、一朝一夕で形成できるほど1部の世界は甘くないが、常に前向きに、良いと思った事は何でも積極的にチャレンジし、トライ&エラーを繰り返して色々と悩みながら、少しずつ成長していってほしい。
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それから、もう一つ心配だった観客動員は、1,751人というなかなかの数字となって一安心。
もっとも、2,000人以上に慣れており感覚がマヒしている我々パルサポとしては、大台を超えなかったという事で周りからは残念がるような声も聞こえはしたが、長野ではまだ週休二日制が都会ほど普及していないのでトップ・レディースを問わず土曜日の試合は全体的に動員数が減る傾向にあり、また今日の昼間は猛暑で外へ出歩く気分が削がれるような条件の中、浦和駒場スタジアムでのレッズvsINACという集客力の高いカードに僅か3人足りないだけという動員数は、十分に合格点を付けられると思う。

ただ勝ち試合を見て喜ぶだけではなく、地元の贔屓チームが悩み苦しみながら少しずつ成長していく姿をスタジアムに足を運んで現地で見守り、勝ち試合以上に熱く応援して盛り上げていくのも、スポーツ観戦の醍醐味だ。
そしてウチのレディースは、そんなサポの応援に応えて見る者の気持ちに響くようなプレーを見せてくれる選手ばかりだ。
だからこれからもレディースの試合に積極的に足を運び、今の動員水準を維持して、選手達を後押ししていきましょう!
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レディースの次節は来週の日曜日、日テレ・ベレーザを迎えての2週連続ホームゲームとなる。
何しろ相手は代表選手が多く層も厚い“最強軍団”だけに、今日以上に厳しい戦いになるのは必至だが、Uスタの大きな声援や手拍子を力にして、レディースらしく勇気を持って大胆にチャレンジしていってほしい。
横山久美選手とレディースのこれからに幸あれ!(+トップ試合雑感)
感動の横山久美選手壮行試合から一夜明け、今日は長野市内で『長野から世界へ!横山久美トークショー』が行われた。
ご本人の他、横山選手を長野に呼び寄せ稀代のストライカーとして大成させた大恩人・本田美登里監督と、横山選手入団当時はトップチームの監督として、そして今はクラブのゼネラルマネージャーとしてその活躍を見守ってきた美濃部直彦GMというバイタリティあふれるご両人に加え、ゲストとして、自身も小学生の頃に読売メニーナ(ベレーザの下部組織)のセレクションを受けたほどのサッカー経験者にして、現在は精力的になでしこリーグの試合会場に足を運び、非常に分かりやすく的確なコラムを執筆しているタレント兼スポーツジャーナリストの松原渓さんを迎え、更に飛び入りやサプライズも飛び出しての1時間半にわたるトークショーは、あんな事やこんな事、えっ、そ、そんな事まで!?・・・と色々な話が聞けてあっという間に時間が過ぎ、もっともっと話を聞きたいと思えるほどメッチャ面白かった。
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が、その詳しい内容は行った人だけのお楽しみという事でここでは割愛させていただき(←単に記事にできるほど正確に覚えていない、3歩進むと忘れてしまう“鳥アタマ”なだけだったりする・・・)、今日は横山選手やこれからのレディースチームに対する自分の思いを書いてみたいと思う。

本田美登里監督が就任してから2年後の2014年、かつて本田監督が指揮していた岡山湯郷Belleから横山選手が入団してくるというニュースが入ってきて、サッカー通の間ではちょっとした話題になっていたようたが、こんなエラそうにブログであーでもないこーでもないと書いている割にはパルセイロ以外のサッカー事情に疎い自分は、「リーグ戦ではあまり目立った実績を残していないけど、そんなにスゴい選手なのか?」・・・と思って検索をかけてみたら、2010年のU-17ワールドカップで北朝鮮を相手に5人抜きのスーパーゴールをやってのけ、その年の『FIFA年間最優秀ゴール賞』にノミネートされたほどだったと知って、一気に関心が高くなった。

そのシーズン開幕戦(当時はチャレンジリーグ)では、アウェイで静岡産業大学ボニータを相手に早くも2得点を奪って初勝利に導くと、迎えた佐久市陸上競技場でのホーム開幕戦の前半25分、中盤で横山選手がボールを持つとグイグイとドリブルを仕掛け、相手DFが2~3人がかりで止めに行くところを強引にこじ開けて目の覚めるようなスーパーゴールを決めた。
まさに『ド肝を抜かれる』という表現がピッタリのシーン。
相手を“ブチ抜く”でも“すり抜ける”でもなく、おいすがるDFを後ろに“引きずり”ながら突破していくという表現がピッタリくるような、今まで見た事もないような光景で、当時の昇格最有力候補でこれまでウチが全く歯が立たなかったスフィーダ世田谷が相手だったという事も相まって、あの名刺代わりの一発は今でも鮮烈に覚えている。

その後の活躍は皆さんご存知の通り。
この年は年間30ゴールという驚異的な数字を叩き出してダントツの得点女王になると共にチームが前年度11位から4位へジャンプアップする原動力となり、翌2015年は、シーズン前に「35得点して1部に昇格する」と宣言し、「相手に研究されマークも厳しくなるし、そんな天文学的な数字はいくらなんでも無理でしょう・・・」と呆れ半分で聞いていたのが、蓋を開けてみればあれよあれよとゴールを積み重ね、チームの優勝と昇格がかかったホーム最終戦の大舞台で一挙4得点を決めて2つの目標を達成させる離れ業を演じ、開幕前とは別の意味で自分を呆れさせた。

そして去年、ずっとレディースを応援してきた者としては『夢の舞台』ともいえる1部昇格初年度も、シーズン最終盤に日テレ・ベレーザの田中美南選手に大逆転されるまで得点ランクトップを走る活躍でチームを3位まで押し上げ、また代表戦でも出た試合のほとんどでゴールを決めて、高倉麻子監督率いる次世代なでしこJAPANの中で確固たる地位を掴み取った。

その一方、入団当初はチームが勝っても自分がゴールできなかった事にハラが立って、試合後のラインダンスに加わらず一人サッサとベンチに引き上げたり、2部優勝を決めた試合では、ピッチ内での最後の挨拶の前にユニホームを脱いで下に着ていた『35ゴール達成!』と手書きされたTシャツをアピールしてイエローカードをもらい、次節のシーズン最終戦出場停止となってしまったりと、なかなかのヤンチャぶりも見られたが、人一倍の努力(ご本人は「練習は嫌い」って仰ってたけど・・・)を重ねてスタミナ不足などの欠点を克服し、大黒柱として有言実行でチームを引っ張り、フル代表の経験も重ねてきた今年は、自らのゴールを追い求めるだけでなく他の選手の動きを生かしてゴールのお膳立てをするアシスト役も精力的にこなすなど、精神的にも立派に成長した。

自分もこのブログの中で何回も書いているけど、横山選手は人から応援されればされるほど、注目されればされるほど、大事な試合になればなるほど、その力をフルに発揮して確実に結果を出していく、日本一の、そして世界でも有数のファンタジスタだ。
Uスタでの試合が地上波テレビ中継された時は、大竹七未氏や澤穂希氏といった錚々たる解説者が、横山選手のゴールシーンを見ると一様に、仕事を忘れた“素”の口調で思わず「スゴいなぁ~・・・」とつぶやいており、まさにレジェンドをも言葉を失うような想像の遥かに上をいくプレーの数々と、そんな稀代のストライカーの成長ぶりの一部始終を目の当たりに見る事ができた我々パルサポは、本当に幸せ者だと思う。
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さぁ、ここからは横山選手にとって未知の領域となる、世界トップクラスのドイツ・ブンデスリーガでのチャレンジが始まる。
まずはサッカー以前に、言葉や食べ物や風習など日本とは全く異なるドイツの風土に馴染めるのか?
そして、ドイツでも屈指の強豪チームの中で、1年という契約期間の中で試合に出してもらえるチャンスがどれくらいあるのか?
また、いざ出場したとしても、自分の得意とするポジションを与えられるのか?
更に、ゴール前でチームメイトからボールをパスしてもらえるだけの信頼感を得られるのか?
ご本人もインタビューの中で言っていたけど、本当に期待よりも不安の方が遥かに大きいと思う。
でも横山選手なら、持ち前の負けん気と根性、そして自分をしっかり分析する事ができるクレバーさや誰とでも仲良くなれるフレンドリーさで、必ずや困難を克服してくれるものと信じている。
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とりあえずチームとの契約期間は1年間だが、「ぜひ来年も我がチームに残ってくれ」とクラブに懇願されるくらい活躍し、少しでも長く海外で経験を積み、まだまだ停滞気味の日本女子サッカーに勇気と希望を与えてほしい。
そして、1年後になるのか、それとも数年先になるか分からないけど、一回りも二回りも大きく成長して必ず長野に戻ってきてもらい、自らの貴重な体験をレディースの選手達に、そして日本女子サッカー界に還元してほしいと願っている。

とにかく怪我や病気だけには気を付けて、元気で行ってらっしゃい!!
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次にレディースチームについて。
普通、チームの中に突出した実力の選手がいると、ともすればその選手は浮いた存在になりチームの和も乱れてしまいがちだが、横山選手については、そんな事は全く起こらなかった。
それはもちろん、第一には誰にでも好かれる横山選手の人格によるものではあるが、周りの選手達も、素直に横山選手の実力を認め、リスペクトしていたからこそ、どんなに横山選手ばかりに注目が集まっても決して嫉妬せず、練習や試合でどんなに厳しい言葉で注意されても決して反発せず、あれだけ素晴らしいチームを作れていたのだろう。

彼女達は、本当にサッカーが好きで好きでたまらない、少しでもサッカーがうまくなりたい、強くなりたいと心の底から思っていて、横山選手の一挙手一投足、言動の全てを自分のものにしてやろうと頑張っていたのだろうし、そんなチームメイトを持ったからこそ、横山選手も自分の思う通りノビノビとプレーし成長する事ができたんじゃないかと思う。
まさに、横山選手あってのパルセイロ・レディースであると共に、パルセイロ・レディースあっての横山久美だと言えるし、その意味でも、横山選手だけでなくその他の選手達にも、いちサポーターとして心から感謝したいと思う。
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そんな素晴らしいチームではあるが、やはり偉大過ぎるエースがいなくなって大きな穴が開いた次節からは、これまでのように上手くいかない試合が多くなってくるだろうという不安がある。
でも、これだけサッカーに関して純粋に、貪欲に取り組んでいる彼女達なら、必ず壁を乗り越えてくれるものと信じている。
泊志穂選手のスピード、斎藤あかね選手のパワーとスタミナ、山崎円美選手の視野の広さ、児玉桂子選手のサイドアタックと的確なクロス、内山智代選手の泥臭いプレー、國澤志乃選手の独特なサッカーセンス・・・、そしてその他の選手も自分のストロングポイントをフルに発揮して、また今までなかなか出場機会に恵まれなかった選手も自分を売り込む絶好のチャンスと捉え、チーム全員の力でこの穴を埋めていってほしい。
そして横山選手がチームに戻ってきたあかつきには、「あ、久美さんはそのヘンに立っててもらえば私たちでお膳立てしとくから、後はゴールだけよろしく。 そうそう、オフサイドだけ気を付けといてネ!」なんて親指立てながらニッコリ余裕の笑みを浮かべるくらいチームのレベルを上げて、帰ってきた横山選手をビックリさせてあげようじゃありませんか!

最後に、僭越ながらパルサポの皆様へ。
これまでは横山選手のおかげで多くのゴールシーンがあるエキサイティングな試合が見られたけど、今後はなかなか思うようにいかない厳しい試合が多くなってくると思う。
でも、だからといって試合を見に行くのを止めて観客動員が激減してしまっては、去年ダントツの観客動員で本田監督に「サポーターに対する賞も作ってほしい」と言わしめた実績を自らおとしめるようなものだし、日本女子サッカーでは破格ともいえる多くの観客の前でプレーできた事を感謝していた横山選手も悲しむ事だろう。

壮行セレモニー冒頭の映像の中で、「だからみんなで彼女を支えよう」とサポーターに呼びかけるくだりがあったが、これは彼の地での横山選手のプレーに思いを馳せネットなどで直接的に応援するという事ももちろんながら、レディースの試合に引き続き多くの観客が足を運び、今年も来年もリーグトップの動員数を維持して、横山選手にチームの心配をさせずドイツでのプレーに集中してもらうのも、“彼女を支える”事の一つになると思う。
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監督も選手達も、明るい笑顔で気持ちよく送り出しては見たものの、やはり今後に向けて大きな不安を抱いている事は想像に難くないが、そんな時こそ我々サポの出番だ。
選手だけでは埋めきれない“穴”の残りをサポの後押しで補って、更にこんもり小山を作ってやるくらいの気概を持って、今までと同様の・・・、いや、今まで以上の熱を持った声援と拍手で、パルセイロ・レディースという魅力的なチームを盛り上げていきましょう!
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そして・・・
明治安田生命J3リーグ2017第14節@福岡県・ミクニワールドスタジアム北九州
ギラヴァンツ北九州 1(1-0・0-2)2 AC長野パルセイロ

先週水曜日の天皇杯でFC東京をPK戦の末に撃破した余勢をかって北九州に乗り込んだトップチーム。
相手のギラヴァンツ北九州は順位こそウチより1つ下(前節時点で)ではあるものの、お互いJ2ライセンスを持つ昇格を目指す上での直接のライバルであり、またUスタに負けず劣らぬ素晴らしい新スタジアムでのホームゲームはここまで5勝1分の負け無しという“内弁慶”的強さを見せているだけに、戦前に浅野監督が語っていたように、この試合が今シーズンのターニングポイントとなるであろう重要な一戦だったが、前半に1点先制されたものの後半36分(#25有永一生)と38分(#35天野貴史)の連続ゴールで逆転するという劇的な展開で勝てたのはメッチャ嬉しい。
ここ数年のトップチームは、何度かあった上昇機運をことごとく掴み損ねていたが、この天皇杯から続いた意義ある2連勝の追い風に乗って、今度こそ連勝街道を突っ走り一気に浮上していきたい。

トップチームの次節は、現在11位の藤枝MYFCとのホーム戦。
藤枝といえば、毎年のように肝心なところで手痛い負けを喰らっており、また今年も栃木や富山といったJ2ライセンスホルダーの上位チームと引き分けて相手の勝ち点を奪うなど、現在の順位に関係なく、ボディーブローのようにしぶとく上位陣を苦しめる非常に厄介な相手だが、前回のホーム戦と同様の、また去年までの藤枝戦と同様の過ちを繰り返す事なく、気持ちの入った試合で絶対に勝って勢いに乗っていきたいところだ。
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