ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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長野GaRons出陣!(+パルセイロ試合雑感)
最近は歳のせいか、このブログを書くスピードも体力も衰えてきて、パルセイロ以外のスポーツ観戦も相変わらず積極的にしてはいるものの、それらの記事を書くのはちょっと控えていた。
しかし今日は、また一つ地元発のクラブチームが全国に向けてチャレンジを始めた記念すべき日という事で、久々にパルセイロ以外の観戦記をアップしてみたいと思う。

その新しいクラブとは、バレーボールVリーグの3部に相当するV・チャレンジリーグⅡに参入した、その名も『長野GaRons(ガロンズ)
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(会場には、ガロンズのポスターの横にパルセイロのも貼ってありました。須坂市様、あざーっす!!)

バレーのVリーグと言えば、昨シーズンは南箕輪村を拠点とする『VC長野トライデンツ』が参入初年度にしてチャレンジリーグⅡ(以下“VCⅡ”と表記)で優勝し、入れ替え戦も勝ち抜いて今シーズンから2部に相当するチャレンジリーグⅠに昇格したが、長野ガロンズはトライデンツに続けとばかり、前身の富士通長野バレーボール部を発展させる形で誕生したクラブだ。
ちなみにチーム名の由来は、須坂市が誇る桜の名所、臥龍公園からきており、臥龍の“龍”の字を中国語の発音で『ロン』と呼ばせて『ガロンズ』となったもので、一般公募によるそうだが、なかなかシンプルでカッコいい愛称で、ユニホームやロゴやエンブレムのデザインと共に自分は大いに気に入っている。

そんな長野ガロンズの初陣となるVCⅡの今シーズン開幕戦がホームアリーナとなる須坂市市民体育館で行われるという事で出かけてきた。
Vリーグは最高峰のV・プレミアリーグからVCⅡまで、実業団リーグ時代からの慣習なのか、基本的にはサッカーやバスケのようなホーム&アウェイ方式ではなく複数の試合を一つの会場で行うセントラル方式・・・と書くと聞こえはいいが、よーするに“ドサ回り方式”を採用しており、今日はシーズン開幕という事で須坂にVCⅡの全8チームが集結して1日4試合行われ、自分は今後触れる機会も多くなるであろうVCⅡにはどんなチームがあるのかも知りたいため、朝10時からの第1試合から観戦。
その結果や内容は長くなるので省略するが、プレミアリーグよりレベルは低いとは思うものの、久し振りに生で、しかもコートサイド最前列で見るバレーは迫力があり、またプレミアリーグのような華やかさは無いものの、自分は企業チームの社員動員による実業団的応援スタイルが好きではないので、そんな数にモノを言わせた型通りの応援が無い分だけ選手達の息遣いがダイレクトに伝わり、3部といえどもなかなかに試合を楽しめた。

そして、第2試合の後に全チームの全選手がコートに集まって今シーズンの開会式と、ガロンズのVCⅡ参入記念のイベントが行われた後、いよいよ本日のメインイベント、長野ガロンズvsきんでんトリニティーブリッツの試合が始まった。

対戦相手のきんでんは、昨季に長野トライデンツと最後まで優勝争いを演じたチームとして自分も名前は聞いており、かなりの強敵と予想。
そしてその通り、第1セットはガロンズに初陣の緊張からかトスアップ時のドリブルやホールディング等の小さいミスが連発して17-25とあっさり取られたが、第2セットはプレーにも少し落ち着きが出てきたようで21-25と善戦。
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そして第3セットは、後がなくなって開き直ったかノビノビとしたプレーで終始リードをキープし、25-21と記念すべき初のセット奪取に成功!
自分は正直なところ、Vリーグに参入したての新参者が昨季2位のチームからセットを取れるなんて思っても見なかったので、ガロンズと関わるのは今日が初めてながら、我が事のようにメッチャ嬉しかった。
あまりにも嬉しかったので、記念にスコアボード(電光掲示ではなく、体育の授業で使うような原始的なピラピラ型)を激写!!
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そして第4セットも、序盤はネジを巻き直したきんでんに連続ポイントを取られて一時は5~6点差まで開かれるものの、その後じわじわと追い上げて最終盤で23-23と接戦を演じ、最後は相手が押し切る形で2ポイント連取されてセットカウント1-3で敗れてしまったけど、選手達の気持ちがこもった非常に素晴らしい試合を見させてもらい、来た甲斐があったと大満足と大感動で、強豪相手に大奮闘のガロンズに惜しみない拍手を贈った。
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そんな試合内容と共に、ガロンズ戦の会場の雰囲気も、チームスタッフと思しき方が不慣れながらも和太鼓を叩いて必死に応援を先導し、また地元・須坂のチアリーディングチームも、バスケ・信州ブレイブウォリアーズのチアチーム、ジャスパーズのようにコートサイドでボンボンを揺らしながら応援をサポートしたりセット間にパフォーマンスを見せる等して会場を盛り上げ、用意した椅子席がほとんど埋まった700人の観衆も太鼓に合わせて手拍子して熱心に選手を後押ししていたし、中には小さな女の子の声で「パパがんばれぇ~~!」なんて微笑ましい声援も聞こえたりして、とても素朴かつ熱い応援でホームの空気を作り出しており、新参者としては十分に合格点を出せる出来だったと思う。
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続く第4試合は時間の関係でパスさせていただいたが、今日3試合・6チームの戦いぶりを見て自分なりにVCⅡの勢力図を分析してみると、VCⅠから降格してきた東京ヴェルディ(Jリーグのあのクラブが持っているチームです)がさすがに頭一つか二つ抜け出し、その後を今日のガロンズの対戦相手であるきんでんトリニティーブリッツが他チームより一歩前に出て追いかける感じで、その他の3チーム(近畿クラブスフィーダ・兵庫デルフィーノ・千葉ゼルバ)は似たような実力と見た。
そして今日見られなかった奈良NBKドリーマーズと東京トヨペット・グリーンスパークルの2チームは、昨季は前出のチームに比べて大きく負け越し7位と8位に終わっているので、我等が長野ガロンズ(・・・あ、「我等が」って言っちゃった)は、ドリブルなどのつまらないミスを減らしサーブの成功率をもう少し上げれば、少なくとも近畿クラブ・兵庫・千葉の3チームとは十分に戦え、参入初年度から中位争いができるんじゃないかと予想する。
選手もなかなかに個性的なメンツが揃っているし、トライデンツのようにすぐに上位カテゴリーに昇格するのは難しいかもしれないけど、色々な意味で将来的には期待大ですぞ。

そんな訳で、サッカーのパルセイロとパルセイロ・レディース、野球の信濃グランセローズ、バスケの信州ブレイブウォリアーズに続き、地元・長野の北信地区にまた一つ、長野ガロンズという愛すべきクラブが誕生した。
Vリーグは前記のように“ドサ回り方式”の試合運営なので、今後は各チームのホームタウンを複数のチームで回って試合が行われる形態となるため、明日の試合の後に須坂で行われるのは2月11・12日まで待たねばならず(しかもこれがホーム最終戦。。。)、せっかくファンになったのに地元で試合が見られる機会が少なすぎて残念至極だが、信毎朝刊のスポーツ欄やホームページで絶えず結果を気にしつつ、今後末永く応援していきたいと思う。
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それから、この記事を読んでガロンズに興味が湧いたパルサポの皆様。
明日も須坂市市民体育館で3試合が組まれており、第1試合は11時から、ガロンズが出場する第3試合はおそらく15時くらいから行われるので、よかったら足を運んでみてはいかがでしょう?
ちなみに自分は、明日は既に前売券を買ってあるBリーグを見に戸倉体育館の方へ行ってきます。
なお、明日の試合の模様はアップしない予定ですので悪しからず。(なんか色々とスミマセンです。。。)


そして・・・
明治安田生命J3リーグ2016第28節@東京都・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
FC東京U-23 1(0-2・1-0)2 AC長野パルセイロ

この試合にFC東京の中学生ルーキー#50久保建英選手が出場予定となり、Jリーグデビュー最年少記録を更新するとあって突如として注目カードとなってしまい、なんかウチが久保クンの“ダシ”に使われた感が否めないが、結果は久々にコーナーキックとロングスローのセットプレーから得点した2点で逃げ切り勝ちを収め、若き逸材の引き立て役のまま終わらせないという意地を見せられたのは良かった。
まぁ、今年のトップチームはそんなに上等なチームじゃないので、ダシを取ろうったって“出がらし”しか取れませんがね・・・

そんな出がら・・・も、もとい、トップチームの次の試合は、今日も勝利して優勝&1年でのJ2復帰に向けて勢い付く栃木SCとのアウェイ戦。
前半戦のホームゲームは第2節という早い時期で、まだ栃木はチームができていなかったのでウチが勝たせてもらったが、シーズンも最終盤の現在は“天敵”の大石治寿選手も既にチームにフィットしまくっているし(今日も決勝ゴール決めましたね・・・)、正直なところ今回は全く勝てる気がしねぇゼ!!(泣)
ただ、試合はやってみなければ分からないし、ウチはあくまでも悪役に徹して、『上位イジメ』という形で最後の意地を見せてもらいたい。

さらに・・・
第38回皇后杯3回戦@静岡県・藤枝総合運動公園サッカー場
AC長野パルセイロ・レディース 2(0-0・0-0・2-1・0-0)1 日体大FIELDS横浜

自分がバレーの試合を3試合目で切り上げたのは、早く帰宅して録画しておいたレディースの試合を見たかったから。
で、いざ試合を見てみると、ウチはこれまでの試合と同じように常に前へと向かう姿勢を見せて全力で戦っていたのだが、日体大のディフェンス陣がそれを上回る気迫でウチの攻撃をことごとく跳ね返し、なかなかゴールを奪えない。
まぁ、自分は去年のアウェイ戦で0-7と“惨殺”されたのを現地で実際に見ているし、2部と言えども1部チーム並みに侮れず、ヘタしたら敗戦だって十分にあり得ると考えていたので、この苦戦も十分に想定内だったが、それにしても日体大のあの球際の強さと集中力の高さはスゴ過ぎる。
そして、そんな実力のあるチームがリーグ戦では6位に終わってしまったんだから、ウチが抜けた後の2部も随分とカオスになったものだ・・・

そんなこんなで息詰まる展開のままあっという間に90分が過ぎて勝負は延長戦へ・・・と思ったら、ウチのレコーダーはサブチャンネルへの予約切り替えには対応しておらず、結局試合結果はHPでチェックする羽目になってしまった。
うー、せっかく携帯速報見るのガマンしてたのにぃ~~(泣)

ただ、延長戦では先制された直後に#11齊藤あかねの同点弾と#10横山久美の決勝ゴールで辛くも勝利する事ができ、本当にホッとした。
今日の大苦戦はウチが不甲斐なかったからではなく、日体大の気迫が素晴らし過ぎたから。
そんな難しい試合を最終的にはモノにできたのは、この1年間1部の荒波に揉まれてきた成長の証しであり、去年の0-7のリベンジを見事にやり遂げたと高く評価してやりたい。
そして、難産の末に掴んだ今日の勝利を大きな自信にして、次なる準々決勝ではアルビレックス新潟レディースを撃破し、是非ともベスト4に勝ち進んでほしい。
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軽井沢国際カーリング選手権大会2014
パルセイロを始め今年の日本のサッカーシーズンは終わってしまったが、自分の辞書に“オフシーズン”という文字は無い。
サッカーや野球などと共に自分が愛してやまないウインタースポーツの本格的な季節がやってきたという事で、今日は12月18日より始まった軽井沢国際カーリング選手権の最終日を観戦してきた。
今シーズンは毎年恒例だった10月末のスピードスケート全日本距離別選手権が都合が悪くて欠席し、アイスホッケーもまだ見に行けていないので、今シーズン自身ウインタースポーツ初観戦、そしてカーリングは3年前の同大会以来本当に久々の生観戦だ。
また、それまでの『スカップ軽井沢』に代わり近くに昨シーズン新築されたカーリング専用競技場『軽井沢アイスパーク』にも初めて訪れたが、競技が行われるシートがスカップの4面から6面に増え、観客席も以前の仮設・長椅子から見やすい常設の個別シートに進化するなどメッチャ立派な施設。
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思えばカーリングなんて長野五輪の前までは、ごく一握りの関係者以外には『氷上で漬物石を滑らし、その前をホウキで掃くけったいなスポーツ』というくらいの認識しかない超マイナースポーツだったが、今ではこんな豪華な専用施設ができテレビ中継もされるほど“出世”しており、おそらく長野五輪以降の国内ウインタースポーツの中ではモーグルと並んで一番の“勝ち組”競技になるんじゃないかと思う。(ちなみに一番の“負け組”はダントツで我が最愛の競技、アイスホッケーになるでしょう。日ア連マジでしっかりせーよ!!怒)

さて、この大会は長野五輪翌年の1999年シーズンから続いており今年で16回目を迎えるが、それまで親善試合だったのが今年からワールドカーリングツアー(WCT)の一つに組み込まれ、総額500万円の賞金も出る世界的公式戦に格上げされたため、世界選手権やオリンピックのメダリストチームも参加する豪華な大会となった。
で、日本からは地元・軽井沢の強豪、男子のSC軽井沢クラブと女子の中部電力に加えて“カーリング娘”でおなじみ本橋麻里選手率いるロコ・ソラーレ北見も出場するという事で楽しみにしていたのだが、いずれも昨日の準々決勝までで敗退、また大会の目玉の一つだった、昨季世界選手権優勝のスイス女子チームも準決勝で敗れる波乱があって、これらのチームのプレーが見られず非常に残念。
でも、そんな“お目当て”のチームがいなくとも、「さすがWCT」と唸らされるような素晴らしい試合が見られた。

まず午前中の準決勝は、日本女子で唯一勝ち上がった北海道の『ヒト・コミュニケーションズ』(今大会のスポンサーにもなっている人材派遣会社・以下“日本”と表記)と今年のソチ五輪金メダリスト・カナダチームとの対戦に注目したが、結果は5-3でカナダが順当勝ち。
日本は、遠目からでは本橋麻里選手そっくりなスキップの井出莉菜選手を筆頭に若い選手で構成され、強豪のカナダ相手に何とか喰らい付いて接戦を演ずる大健闘を演じたが、要所でショットに正確性を欠いたり作戦に詰めの甘さがあったりと若さや経験値の少なさから来るミスが目立ち、カナダの実力とプレッシャーの前にじわじわと点差を広げられ、最終第8エンド途中でギブアップとなってしまった。(注:通常カーリングは10エンドまで行われるけど、どうやらWCTのレギュレーションは8エンドまでで終了のようです)
ただ日本チームも強豪のカナダ相手に物怖じせず堂々と向かっていった姿は非常に好感が持てたし、中部電力やソチ五輪代表となった北海道銀行などと共に日本女子カーリング界をリードしていけるよう頑張ってほしい。
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それから準決勝一番の好勝負は、この日本vsカナダの隣のシートで行われていたカナダvsスイスだった。
2010年世界選手権優勝のカナダと昨季世界選手権銅メダルのスイスとの事実上の決勝戦ともいえる好カードは点を取ったり取られたりのクロスゲームを演じていたが、スイスがラス前の7エンドに大量3得点をあげて2点差とし、ラストエンドは不利な先攻とはいえ相手に1点取らせるような戦法をとれば逃げ切り勝利となるハズだったが、スイスのミスショットもあってカナダが2点取って追い付き延長戦に突入し、それでもこのエンド後攻となるスイスが有利なハズだったが、カナダが執念のショットでミリ差の戦いを制し逆転勝利を収めた。
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そして午後からの決勝戦と3位決定戦、自分は当然の如く“目の保養”もかねて女子の2試合に注目です。(←試合を見ろ、試合を!)
まず3位決定戦は日本vsロシアというカードとなったが、準決勝同様ショットに若干不安定さのある日本に対して昨季世界選手権銅メダルのロシアが3エンドに大量4点をあげたうえ、その後の4~5エンドを連続スティールで一気に8-1と差を広げ、6エンドに日本が1点だけ返したところでギブアップとなり、ロシアが実力を見せつけた。
またロシアが見せつけたのは実力だけでなく、全選手とも顔も美形だしスタイルもモデルのようにスラッとしており、全体的にお美しい選手が多かった今大会の中でもビジュアル部門では文句なく優勝を差し上げたいくらいだった。(←試合を見ろ、試合を!)
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一方、注目の決勝戦は前出のカナダに韓国が挑むカードとなった。
韓国は4年後の平昌(ピョンチャン)オリンピックに向けてチームを強化しており、今大会も女子3チーム、男子4チームがエントリーする熱の入れようだったが、決勝に進んだE.J.キム・チームは正確なショットと強気な試合運びでカナダと互角の戦いを演じて6エンドまで4-3とリード。
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そして7エンドは、有利な後攻の韓国が確実に1点取って突き放すか、あるいはオープンエンド(両者無得点)にして最終回も後攻で主導権を握り優勝に王手をかけたいところだったが、そこは百戦錬磨の試合巧者・カナダだけあって見事なショットで逆に主導権を握り、スキップのジョーンズ選手のスーパーショットでスティールし大量3得点を叩き出して見事逆転! 6-4と2点差をつけて最終エンドに突入した。
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ここでカナダは手堅くまとめて韓国に1点取らせるように仕向ければ優勝となるところだったが、何と韓国は同じくスキップのキム選手が意地を見せ正確なショットで2点を返して同点に追い付き延長戦へ突入。
既に他の試合は大差がついて早々に終わっていたので、6面あるシートのうちたった1面だけに観客の注目が集まり会場の空気も緊迫した中で迎えたエキストラ・エンドは、韓国も最後まで喰らい付いたものの最後は地力に勝るカナダが貫禄を示して2点を取り、実に3時間近くを要する大熱戦を制した。
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この試合が終わった時点で時刻は17時半となり、当初の予定では自分はこの後の表彰式をパスしてエムウエーブまでパルセイロアイスホッケーチームが出る市民リーグの試合を見に行くつもりだったが、時間が遅くなってホッケーの試合終了に間に合わない可能性が高かったのと、あまりにスゴい熱戦の余韻に浸っていたかったので、そのまま会場にとどまった。
ちなみに男子も決勝はカナダvs韓国の顔合わせでカナダが男女アベック優勝しカーリング王国の面目躍如。
また3位決定戦では日本の伏兵・札幌のチーム4REALがスイスに2-7(7エンド途中ギブアップ)で敗れたものの、強豪ぞろいの今大会で最終日に生き残れただけでもアッパレと言えるだろう。

それにしても、3年ぶりとなったカーリング観戦はこの競技ならではの醍醐味をこれでもかと味合わせられた非常に見応えのあるもので、もうお腹いっぱいの大満足で会場を後にした。
こんなに素晴らしい施設で、これだけ豪華なメンバーによる国際大会で、「さすが賞金とツアーポイントがかかった公式戦」と思わせるようなワールドクラスのスゴ技が随所に飛び出す贅沢な大会なのに、これで入場無料だなんて本当にいいんでしょうか?
とにかく、まだ終わったばかりで気が早過ぎるけど、来年のこの大会も何とか予定をやりくりして絶対に見に行くぞ!と強く決意した軽井沢の夜であった。
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【 おまけ 】
試合後全てのセレモニーが終了した後、韓国女子チームの選手が持っていた“自分撮り”用の棒を貸してもらってスマホで記念撮影する優勝したカナダ男女チーム之図。
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う~ん、どの選手もいい顔してますな~。
そして何より、時代ですな~~・・・(未だ頑なにガラケー愛好家の独り言)
FISサマーグランプリジャンプ白馬大会2014 男子ラージヒル2日目(+パルセイロJ3試合雑感)
昨日に引き続き、FISサマーグランプリジャンプを観戦に白馬ジャンプ競技場へ。
昨日は昼間の女子の競技中は天気も何とか持ってくれたけど、今日は1本目が始まってすぐにポツポツと雨が落ちてくる生憎の天気になってしまったが、自分が到着した9時ちょっと過ぎ頃には、朝早いにも関わらず既に多くの熱心なファンが足を運んでいた。
昨夜行われた男子ラージヒルの1日目は、日本勢では竹内択が4位に入る健闘を見せたようだが果たして今日はどうなったか、ここでは日本人選手を中心に結果をレポしてみたいと思う。
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初めは傘なしでも大丈夫だった雨が徐々に本降りになりかけた頃に日本勢の先陣を切ってスタートした“レジェンド”葛西紀明だったが、結果は112.0mと低空飛行。
葛西は2本目も111.0mで最終的には26位という低調な結果に終わってしまったが、ソチ五輪から続く超多忙なスケジュールが災いして調整不足は明らかだったし、白馬に入ってから練習中に足を痛めてしまったとの事で、この結果も仕方ないだろう。
本人も2本目が終わった直後のインタビューに「ダメだったっすね~」とサバサバした口調で答えていたが、42歳という年齢と最悪なコンディションを考えれば2本目に残れただけでスゴい事だと思うし、まぁ次の五輪に向けてシーズンも始まったばかりだから、本人だけでなく我々周囲のファンも目先の結果にとらわれずじっくり見守っていく必要があるだろう。
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さて、1本目の葛西の結果で会場の雰囲気が少し重くなってしまったが、その直後にスタートした清水礼留飛が121.5m、続く栃本翔平が122.0mと揃ってK点超えのナイスジャンプを見せて再びスタンドを盛り上げる。
2人は2本目も共に122.0mで栃本9位、清水10位となかなかの順位でフィニッシュ。
ソチ五輪のジャンプ団体で銅メダル獲得に貢献した若手のホープ清水選手と、期待されながら最近は結果が残せず伸び悩んでいた栃本選手が、本人達にとっては納得なジャンプではなかったとは思うがこれだけの悪天候の中でK点超えを揃えて地元のファンを盛り上げてくれたのは頼もしい限り。
自分もこの2人には次の世代を担う選手として大いに期待しているので、これからもガンガン活躍していってほしいと願っている。

そして日本の次世代エース、飯山が産んだ“空飛ぶイケメン”こと竹内択は、雨脚が更に強くなった1本目に127.0mを飛んでその実力を見せつけると、2本目はヒルサイズに迫る131.5mの大ジャンプで日本人最高の4位につけた。
残念ながら昨日と同様に表彰台にはあと一歩届かなかったが、大きな期待がかかった地元での大会で、多くのファンの声援に応えてしっかり結果を出せたのは立派だ。
竹内選手も全日本デビューからソチまでの間はかなり苦労してきたが、ここから平昌までの3年間はエースとして葛西選手と共に日本選手団をグイグイ引っ張っていってほしいものだ。
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と、ここまで日本勢4選手を紹介したが、あと一人、1本目で竹内選手の後に飛んだのが新鋭の小林潤志郎。
竹内選手より後に飛んだという事は現在サマーグランプリの総合成績で竹内選手より上にいるという事で、自分は初めて聞く名前でどんな選手かと思ったが、1本目で127.0mを飛ぶと2本目も悪天候の中で125.0mと健闘し、見事6位に食い込む活躍を見せた。
岩手県出身で東海大学から名門・雪印チームに今年入ったばかりの社会人1年生で、前記の清水選手と並んで楽しみな若手が出てきた。
昨日の女子の伊藤諭果選手もそうだが、こうして新しい若手有望選手を見つけるのもこういった大会の醍醐味の一つだ。
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そんな訳で日本人5選手の結果は以上だが、見事に表彰台をゲットしたのはこの3人。
1位:フィリップ・シュエン(ノルウェー)
2位:ダニエル-アンドレ・タンデ(ノルウェー)
3位:イェルネイ・ダミアン(スロベニア)
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やはり世界の実力は高く、特に表彰台に上がったこの3選手の爆発力は圧巻だった。
中でも昨日に引き続き優勝したシュエン選手はサマーグランプリ総合リーダーの証であるイエロービブスをつけているだけあり、直前にタンデ選手が135.0mの大ジャンプ見せた後でも焦らず騒がず134.5mを飛んでみせ、着地後に高々と人差し指を天に突き刺し“イチバン”をアピール。
彼は若干18歳の若手だが、ノルディック王国のノルウェーにはこんな強い選手がゴロゴロいるのかと思うと恐ろしくなってくる。
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今回はソチ五輪直後のシーズンとあって海外の有力選手が軒並み欠場し、それだけに日本人選手の表彰台が期待されたものの実現できなかったのが少し残念だったけど、それでも竹内選手が2日ともK点超えを2本揃える結果を出してくれて満足だったし、小林選手という新鋭を知る事ができたのも大きな収穫だった。
そんなこんなで2日間大いに楽しんだ白馬でのサマージャンプ。
最近の白馬は、本格シーズンの冬にワールドカップなどの大きな大会がなかなか行われずジャンプファンとしては少々寂しいが、昨日も今日も会場には大勢のファンが駆けつけていたし、これだけ立派な施設なんだから今後も積極的に大会を誘致して生のジャンプの迫力を味あわせてほしいものだ。


そして・・・

明治安田生命J3リーグ2014第22節@神奈川県・相模原ギオンスタジアム
SC相模原 0(0-0・0-1)1 AC長野パルセイロ

ジャンプは午前中に競技が終了したので、試合経過は自宅に帰ってJ3のホームページで確認していた。
前節で#13勝又が“疑惑のレッドカード”で、#19向がイエローカードの累積でと攻撃のキーマン2人が出場停止となっており、しかも前回の対戦でも土壇場で追い付かれるなど相性があまりよろしくないSC相模原が相手という事で、なかなか得点が動かない画面とニラメッコしながらヤキモキしていたが、後半37分にオウンゴールで先制した時は思わずガッツポーズが出てしまった。
ただ、最近のウチは最終盤で失点する傾向があるので最後まで緊張しながら見守り、試合終了の文字が出た時は肩の力が一気に抜けてホ~~~ッと深く息をついた。
試合の流れ自体は全く分からないし、得点は流れの中で自ら獲ったものではなくオウンゴールだったけど、おそらくウチの勝利に賭ける気持ちや勢いが相手のミスを誘ってのものだったんじゃないかと良い方に捉えたい。
まぁ何はともあれ、この厳しい状況の中アウェイで勝ち点3をもぎ取れたのは本当に大きい。
そして他会場では、2位の金沢は勝ったものの首位の町田がホームで琉球に敗れる波乱があり、ウチと町田との勝ち点差が再び5に縮まった。
そんな町田との今季最後の直接対決が、いよいよ来週、我等がホーム・東和田で行われる。
日程的には第3クールの最初の試合で、まだ多くの試合を残してはいるものの、首位を直接叩けるチャンスはこれだけであり、優勝のためにはこの直接対決が最後のチャンスだ。
正直なところ、今日勝ったといってもチームはまだまだ本調子には程遠く、来週に向けて自分の中では期待よりも不安の方が大きいけれど、もうジタバタしてもしょうがない。
2位の金沢も好調な中、昇格圏外の3位に甘んじているウチはただひたすらに勝利を信じ、強い気持ちで攻めまくるのみ。
それにここで町田に勝つ事ができれば、これまでの停滞していたムードも払しょくされて必ずやチームに勢いが出てくるだろう。
来週の東和田には是非とも大勢の観客に足を運んでもらい、オレンジ色に染まったスタジアムで選手もサポもこれまでの鬱憤を全て吐き出すように全力でぶつかっていき、絶対に勝利を掴み取りましょう!
FISサマーグランプリジャンプ白馬大会2014 国内女子ラージヒル
今週末はパルセイロもアウェイ(自分は相模原戦はお留守番)だし、グランセローズもホームゲームは飯田なのでさすがに遠すぎて行かれないから、この土・日は特に何の予定もないな・・・なんて思っていたら、昨日の仕事帰りのラジオで「明日と明後日は白馬でサマージャンプの大会がある」という情報をゲット。

白馬での夏の国際大会『FISサマーグランプリ』は、長野五輪後にジャンプ台がサマージャンプ対応に改装された2001年からほぼ毎年開催され、今年で実に12回目を迎える毎年恒例の大会だが、自分は例年サッカーと日程が被ってしまい見に行けなかった年が多かったのが、今年はうまくホームゲームの無い週末に開催してくれたので、まさに“渡りに船”とばかり本当に久しぶりに白馬ジャンプ競技場まで出かけてきた。
自分が情報に疎いのもあるが、新聞やテレビなどのメディアで大きく宣伝していなかったにもかかわらず、会場には自分の予想よりはるかに多くの観客が駆けつけており、いちジャンプファンとしても嬉しい限りだ。
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競技1日目の今日は14時から国内女子ラージヒル個人戦が、17時半から男子ラージヒル個人戦の初戦が行われるが、男子のナイタージャンプも魅力的ではあるが予報では夜に天気が崩れそうなのと帰宅が遅くなるのがちょっとアレなので、今日は女子の試合だけを見てきた。

長い歴史を持つ白馬でのサマーグランプリにあって女子の大会は初開催。
ジャンプも女子はまだまだ競技人口が少なく今回は僅か8名だけのエントリーで、しかも残念ながら第一人者の高梨沙羅選手は欠場だが、ソチ五輪代表の他の2名(伊藤有希選手・山田優梨菜選手)は出場しており、他にも“ポスト沙羅ちゃん”を狙う若手選手の活躍が期待される。
(もっとも当の高梨選手もまだ若干18歳で、五輪も年齢的にはあと2大会は余裕で出場できる訳で、あと数年は“ポスト”も“次の若手”もクソも無いんではあるが・・・)

そんな訳で自分も初めて観戦した女子のサマージャンプの結果。
まず期待されたソチ五輪代表で地元・白馬高校の山田優梨菜選手は、残念ながらブービーの7位に終わった。
山田選手はソチ五輪直前の練習で左足の靭帯を部分断裂する大怪我をしており、五輪には手術をせず強行出場したのだが、おそらく五輪後に手術したのであろう患部がまだ治りきっていないのか、それとも怪我をかばってフォームを崩すなどのスランプに陥ってしまったのか・・・
いずれにしてもあまり元気がなくて心配だが、まだ高梨選手と同世代の若手有望株だし、次の五輪まではあと3年の猶予があるので、ここでの結果だけにとらわれないで焦らずクサらずじっくりと調子を上げていってほしいものだ。
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そして見事に表彰台をゲットしたのはこの3選手。
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まず3位の座についたのは、早稲田大学2年生の小林諭果(ゆか)選手。
この選手は初めて名前を聞くので帰宅してから調べてみたら、今年1月に行われた全日本選手権で優勝しているそうだ。
もっともこの大会には高梨選手などワールドカップ参戦組が不参加ではあったが、それでも並み居る経験者を抑えて優勝したのは実力がある証拠で、身長も日本人選手としては比較的大柄だし、こりゃ3年後の平昌(ピョンチャン)五輪に向けて楽しみな選手が出てきた。
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続く2位には、菅平出身、飯山高校卒で現在は松本大学在学の岩淵香里選手。
ワールドカップメンバーにも選ばれている岩淵選手は国内では表彰台の常連組だが、今日も2本とも120m前後としっかり揃えて3位の小林選手とはポイントで60点の大差をつけており、まさに“貫禄”の準優勝といえるだろう。
下の写真は、2本目を飛んだ後でカメラを構えている自分に向けてニッコリ笑顔でファンサービス♪・・・ではなく、たまたま自分の近くにいた知人に声をかけられてのものです。
この表情を見ても、本人も納得のジャンプだったんでしょうね。
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そして優勝は、ソチ五輪代表で“レジェンド”葛西紀明選手と同じ土屋ホームに在籍の伊藤有希選手。
見た目は本当に小柄で可愛らしい伊藤選手だが、安定したフォームで2本ともK点を余裕で超える130mの大ジャンプを決めてみせ、ソチ五輪7位でワールドカップの表彰台に立った事もある実力を会場に駆け付けたファンの目の前で如何なく発揮した。
ブレーキングトラックでTVカメラに向けてのポーズも、さすが堂に入ってますな。
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そんな訳で、僅か8名だけの大会ではあったものの、世界を舞台に戦っている“美翔女”達の活躍で大いに楽しめた初日の白馬だった。
前記のように女子ジャンプは競技人口が少ないし、日本人は男子よりも女子の方が欧米との体格差が大きくて世界を相手に戦うのは大変だと思うが、高梨選手や長野五輪の“日の丸飛行隊”の例を出すまでもなく日本ジャンプ陣はこれまで体格差を高い技術力でカバーして十分に世界と渡り合ってきたので、女子ジャンプも今日入賞した高校・大学世代の若い選手を中心に大いに切磋琢磨して、3年後は韓国・平昌の空に“神風”を吹かせてほしいと大いに期待している。
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そして明日の男子は、予選が9時から、ファーストラウンドが10時からと朝が早くて少し大変ではあるが、葛西紀明選手や竹内択選手などトップジャンパーのパフォーマンスが間近で見られるし、是非とも早起きして清々しい白馬の空に舞う男達の熱い戦いを大いに楽しみたいと思う。(くれぐれも寝坊しないようにしないと・・・)
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第20回全日本スピードスケート距離別選手権大会(男女1000m) +パルセイロ試合雑感
昨日に引き続き、スピードスケート全日本距離別選手権を観戦に、15年前の長野五輪のマスコット・スノーレッツの“抜け殻”(←そーゆー生々しい表現は止めなさい!)が出迎えるエムウェーブへ。
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それにしてもサラッと“15年前”って書いたけど、という事は今の中学生より下の世代は長野五輪より後に生まれた事になるんですな。
この写真に写っている女の子も、当時は今の某ゆるキャラ並に大人気だったスノーレッツを見て「なんじゃ、このけったいな置き物は・・・」なんて思ってるのかも。
あーやだやだ、歳はとりたくないですな~・・・

なんて話はどーでもいーとして、レースの方にまいりましょうか。

【 女子1000m 】
1位:小平奈緒(相沢病院) 1分15秒91(大会新記録)
2位:松田有幾(十六銀行) 1分17秒46
3位:神谷衣理那(毎日元気) 1分17秒62
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女子は小平が大会新&国内最高記録で唯一1分15秒台をマークし、その他の選手は1分17秒台中盤以下でドングリの背比べという、完全に小平の一人勝ち状態。
バンクーバーの頃は“スーパー中学生”で今年から大学生(日体大)となった、中距離が得意で個人的に小平の対抗馬と期待していた高木美帆は、まだ本調子ではないようで1分17秒89の4位と、惜しくも表彰台を逃してしまった。
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以前は1000mでも大菅小百合と吉井小百合、あるいは岡崎朋美と三宮恵利子と高いレベルで競い合うライバル選手がいたものだが、今回のレースを見てみると、500mではそこそこ戦える辻麻希や住吉都は2周目になると足が止まり、逆に中・長距離が得意な菊池彩花(富士急行)や高木菜那(日本電産サンキョー)はエンジンがかかる前に滑り終えてしまうといった感じで、小平を脅かすような選手が出てこなかったのがちょっと残念だった。

それにしても小平の進化のスピードはものすごく、この大会では毎年滑るたびに“国内最高記録”や“大会新記録”の言葉がついてくる。
彼女はトップアスリートの割には食が細いようで、今季はご飯をドンブリ飯にするなど食事量を増やす、本人曰く『男メシ』にして体質改善を図っているとの事で、国内では敵なしとなった今でも世界を見据えて頑張っているところが素晴らしい。
500mではメダルも見えている日本だが、スピードスケートは距離が長くなればなるほど体格やパワーで勝る欧米勢に有利となり、1000mもいくら小平でも今の段階ではメダルはちょっと厳しいと言わざるを得ないが、『男メシ』でスタミナとパワーを付け、ソチ五輪では500mも1000mもメダルが獲れる事を大いにきたいしている。
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【 男子1000m 】
1位:山中大地((株)電算) 1分10秒67
2位:近藤太郎(専修大学) 1分10秒76
3位:長島圭一郎(日本電産サンキョー) 1分10秒88
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今日は500m覇者の加藤条治は出場しなかったので、昨日まさかの失格で涙をのんだ長島圭一郎のリベンジに注目していたが、その前に長谷川翼(日本大)や中村駿佑(法政大)などの大学生勢が次々とラップを塗り替えていきレースを活性化させる。
彼ら大学生にとっても、この大会はユニバーシアードの予選を兼ねているだけに必死のようで、彼らの頑張りにスタンドの歓声も熱を帯びてきた。

そして迎えた長島のレースは、やはり気合のこもった滑りで200mと600mのラップ共にトップタイムを出して優勝は堅いかと思われたが、最終コーナーで足が止まってしまい、同走の中距離が得意な新鋭・山中大地が最後の直線でかわしてフィニッシュし1位の座をもぎ取る大金星。
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ゴール後、抜かれた長島は悔しそうだったが、同走者の素晴らしい滑りを称えて手を差し出し、中村もそれに応えて握手を交わすという良い光景を見る事が出来た。
ガッツポーズや強気な発言など、ライバルの加藤条治に比べて派手な言動が目立つ長島だが、こういった粋な事をサラリと自然にできるところが彼の大きな魅力であり、自分はこれで長島がより一層好きになった。
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と、これが今日のハイライトシーンかと思っていたら、最終組にもう一つ驚きが待っていた。
山中と同じく1000mと1500mにエントリーしている専修大の近藤太郎は、600mのラップは全体の15位とふるわなかったが、最終周で一気に加速して長島を抜き2位の座をゲット!
プロフィールによると去年のこの大会でも1500mで優勝したそうだが、その時は自分は見ていなかったので、実際に初めてレースを見て、そのスケールの大きな滑りと終盤の爆発力には本当に驚いた。
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そんな訳で、男子の方は個人的に熱望していた加藤・長島に続く新鋭がワンツーフィニッシュを決め、その他の大学生にも元気な選手を沢山見る事が出来て、とても見応えのあるレースだった。

オリンピックイヤーの今シーズンは、12月27日~29日に五輪代表選考大会が、そしてソチ五輪を間近に控えた来年1月18日~19日には“五輪の前哨戦”ともいえる世界スプリント選手権が、ここエムウェーブで行われるとあって、長野のスケートファンには楽しみなシーズンとなる。
世界に目を向けると、カナダ・アメリカ・オランダといった欧米のスケート大国に加え、最近は韓国勢が台頭してきて、日本としては厳しい戦いを強いられると思うが、小平や加藤を始め代表に選ばれる選手達はこれからどんどん調子を上げていき、“本番”となるソチオリンピックでは最高のパフォーマンスで我々を楽しませてほしい。
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そして・・・

JFL2013第30節@福島県鏡石町営鳥見山陸上競技場
福島ユナイテッドFC 0(0-0・0-1)1 AC長野パルセイロ

1000mのレースが終わってエムウェーブを後にしたのが13時過ぎだったので、そこからは携帯速報とニラメッコ。
前半は0-0のままで、スタッツを見るとウチのシュート数も2本だけと低調だったのでちょっとヤキモキしていたが、後半24分にエース#10宇野沢の値千金のゴールが決まった時は飛び上がって喜んだ。
こうして先制さえすれば、あとはウチの鉄壁守備陣に絶大なる信頼を寄せているので、速報も大船に乗った気持ちで追う事ができる。
この勝利でウチはリーグ22戦負けなしとなってJFL記録に並び、更に昨日の試合で2位の讃岐が町田に敗れたため勝ち点差を4に広げてリーグ優勝へ大きく前進した。
去年は今頃の時期に失速してしまい優勝を逃したが、今年は逆にリーグ終盤になってグングン上り調子になっており、本当に頼もしい限りだ。

そんな絶好調なチームだが、次節はその真価が問われる重要な試合になる。
天皇杯からコッチ、対戦相手はJの2チームを含めてどちらかといえば“向かってくる”タイプのチームが多かったが、次節の相手・ソニー仙台はウチが苦手な堅守速攻のチームであり、今年ここまで僅か2敗のうちの1敗を献上している、個人的にはとてもやりづらい相手という印象がある。
10月以降の日程を見てみると、確かに上位につける町田や相模原との対戦は大きな山場となる試合であるが、このソニー仙台にウチらしい試合運びでしっかり勝利を収める事が、優勝を現実のものとするための一番の“鍵”になると自分は考えている。
前節と同じ表現になってしまうが、たとえ讃岐と勝ち点差が離れても勝って兜の緒を締めて、来週はユアスタのリベンジを是非とも達成させましょうゾ!!!
第20回全日本スピードスケート距離別選手権大会(男女500m)
毎年10月最終土・日の恒例行事、スピードスケート国内開幕戦の全日本距離別選手権が今年もやってきた。
今シーズンはいよいよ2月にソチオリンピックが控えており、バンクーバーから4年間の鍛錬の成果が試される大事な年という事で、その開幕戦には選手達も並々ならぬ決意を持って臨むだろう。
そして会場となるエムウェーブも、報道カメラマンが最も多く陣取る“特等席”ともいえる、バックストレート入口部分のスタンドを収納して、よりコースに近いリンクレベルに可動席を置いて選手の滑りの迫力を実感できる、その名も“エキサイティングシート”として一般客に開放したり、カラー写真付きの注目選手リストを貼り出したりと、今まで見られなかった新たなファンサービスを展開して、スピードスケート関係者のオリンピックイヤーにかける意気込みが感じられた。
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昨日の1500mに続いて今日は注目の500mが行われたが、まずは女子の結果から。

【 女子500m 】
1位:小平奈緒(相沢病院) 75秒91(大会新記録)
2位:神谷衣理那(毎日元気) 76秒76
3位:辻麻希(関西病院) 77秒20
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やはり“女王”小平強し!
昨日の1500mは4位に終わり500・1000と合わせた距離別3冠の夢は潰えたが、“本職”の500mでは1本目に37秒93の大会新記録を叩き出して小さくガッツポーズ。
そして2本目も唯一38秒を切る37秒98をマークする、他の選手を寄せ付けない圧倒的な強さで大会5連覇を達成した。
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小平は先週行われた記録会でも国内最高記録を更新する37秒87をマークしており開幕から絶好調の様子だが、優勝インタビューでは「まだ実力を完全に出し切れていない」と話しており、ソチの金メダルに向けて更なる向上心を見せていて、日本のエースとして頼もしい限りだ。
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一方、小平以外の選手はドングリの背比べといった感じで“女王”の迫力に霞んでしまった感があるが、ソチ以降を見据えた若手の結果に目を向けてみると、帯広柏葉高校の山根佳子と佐久長聖高校の曽我こなみが大学生を抑えて学生勢ワンツーフィニッシュとなる9位と10位につけた。
社会人のトップグループに比べるとタイム的には少々劣るが、2人とも将来への可能性を感じる滑りをしており、今後注目していきたいと思う。

【 男子500m 】
1位:加藤条治(日本電産サンキョー) 70秒44
2位:及川佑(大和ハウス)70秒49
3位:羽賀亮平(日本電産サンキョー) 70秒92
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男子も“本命”の加藤が優勝。
1本目こそ35秒43で3位と出遅れたが、2本目で35秒05と帳尻を合わせて大会2連覇を達成した。
また2位の及川も相変わらずの安定した滑りで実力を示したが、もう1人の表彰台常連である長島圭一郎の姿がない。

実は1本目のトップは長島だった。
35秒15と悪くないタイムで、彼らしく大きなガッツポーズを作り2本目に期待を持たせたが、最終組となった2本目ではスタート時に同走の太田明生(JR北海道)がまずフライングを取られ、2回目のスタート時に長島がスターターの「セット」の掛け声の後に上体を動かしてしまいファールを取られる。
スピードスケートでは陸上短距離等と同じく、2回目のスタート時にファールを取られた者が自動的に失格となってしまうため、哀れ長島は2本目を滑らずしてリンクを去る事となってしまった。
(このルールは2回目にファールを取られた選手が“貧乏クジ”を引かされるようで割に合わず、個人的には選手のチャンスも観客の興味も奪う“悪法”だと思う。以前のように“2回目に”ではなく“2度”ファールを犯した選手が失格というルールに戻してほしいと声を大にして言いたい。)

この大会はワールドカップ前半戦の代表選考も兼ねているのだが、果たして長島の処遇はどうなるのだろうか?
タイムを見てみると、トップ3はともかくそれ以下は71秒台と少々見劣りしているし、長島も2本滑れば確実に70秒台を出す実力はあるので、過去の実績も踏まえて是非とも救済してやりたいのだが・・・
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一方、男子の“期待の若手”としては、2年前くらいから自分が目をつけていた日本大学の長谷川翼が今大会も学生勢トップとなる7位につけた。
長谷川は昨季の世界ジュニア選手権でも優勝しているようで、順調に力をつけており期待をかけている自分も嬉しい限り。
さすがにソチの代表に選ばれるのはちょっと難しいかもしれないが、5年後のピョンチャン五輪には確実にトップレベルで活躍してくれるものと今から楽しみにしている。

そんな訳で、長島の2本目が楽しみだっただけに少々興醒めとなってしまった男子だったが、それでも加藤や及川の滑りはソチに向けて大いに期待できるものだった。
加藤本人がインタビューの中で反省していたようにタイム的には平凡で現時点で世界と戦うのはキツいかもしれないが、これからどんどん調子を上げていき、女子の小平ともどもソチで大活躍してくれる事を祈っている。
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【 追記 】
今大会では、15年前の長野五輪を沸かせた2人がそれぞれのステージで頑張っている姿も見られた。
まずはママになりながらいまだに現役を続けている岡崎朋美。
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今日の500mでは1・2本目とも去年のナショナルメンバーの住吉都と同走で、さすがに2本とも若い住吉にはかなわなかったが、それでも最終順位は6位という上位につけるあたりが本当にスゴい。
ワールドカップの代表枠は5人なので、単純に順位をあてはめると岡崎が代表に選ばれるかは微妙だが、そんな事より長野の前のリレハンメルからずっとトップに君臨し続ける岡崎の努力には心から敬意を表したい。

そして、今は裏方として選手達を支えている大菅小百合。
現役時代はその実力と容姿からスター選手だった大菅だが、現役引退後は所属の大和ハウスで主にチームメイトの及川佑のサポートをやりつつ、地元・北海道の小規模クラブに所属している選手のためにバックストレートのコーチングゾーンでラップタイムを掲示し声をかけるコーチ役もこなしており、自分は毎年エムウェーブで彼女が元気で働く姿を見るのを楽しみにしている。
今日も並み居るトップスケーターに分け入るように大菅がコーチに入った道東電機の沼崎高行が5位に入り、ゴール後に嬉しそうにハイタッチする姿が印象的だった。
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全国から注目される華やかな現役時代からすると裏方の仕事は地味で大変だけど、甲斐甲斐しく、そして楽しそうに仕事をしている姿を目にすると、自分もなんだか元気になれる気がする。

スピードスケートを心の底から愛している岡崎と大菅、今歩んでいる道は違うけど、2人ともそれぞれの表現方法でこれからも頑張って活躍してほしいものだ。
2012-2013スピードスケートワールドカップ長野大会
エムウェーブに4年ぶりにワールドカップが帰ってきた!
ここ2回ほど、日本でのワールドカップは北海道の帯広に新しくできた国内2つ目の屋内フルトラックリンク『明治北海道十勝オーバル』で開催され、今後は日本のスピードスケートのメッカである彼の地にワールドカップの日本開催権を持っていかれてしまうのでは・・・と思っていただけに、再び長野でこの大会が見られるのは嬉しい事だ。

やっぱり、オリンピックリンクのエムウェーブには国際大会がよく似合う。
参加国の国旗に彩られて、会場の雰囲気もいつになく華やかな感じだ。
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そしてレースの方は、まず午後からの本番(ディビジョンA)の前に行われた1クラス下のディビジョンBの女子500mで神谷衣理那(大洋薬品北海道)が銀メダル。
そして男子500mでは、個人的に未来のエース候補と期待をかけている長谷川翼(早稲田大学)が出場したが、残念ながら11位と低調な結果に終わった。
女子の神谷の記録は38秒88で、これはディビジョンAの15~16位相当とレベルはまだまだ低いが、男子の長谷川も含めてこうして世界の舞台を経験する事で実力も上がっていくだろうし、彼らにはソチの次の韓国・ピョンチャンやその次の五輪を目指して頑張ってほしい。

そして世界のトップスケーターが覇を競うディビジョンA。
まず女子500mでは、日本のエース・小平奈緒(相沢病院)が、元世界記録保持者にしてエムウェーブのリンクレコードを持つドイツのジェニー・ウォルフと同走。
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この長野大会のために1週間前にカザフスタンで行われた第3戦をキャンセルしてコンディションを整えてきた小平はスタートから積極的に飛ばしていき、バックストレートのクロッシングゾーンで後を追うウォルフをグイグイ離していくと、最後は37秒96の国内最高タイムでフィニッシュし右手を高々と上げてガッツポーズ!
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これで優勝はもらったか・・・と思われたが、上には上がいるもので、直後の最終組を滑ったバンクーバー五輪金メダリストのイ・サンファ(韓国)が37秒63のリンクレコードで逆転優勝。
この選手は今季のワールドカップポイントでもトップを走っており、現在の女子短距離の“女王”といっていいだろう。
素晴らしいタイムにもクールな表情で、まさに“貫禄勝ち”という言葉がピッタリくる。
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また、3位には小平と僅か0.05秒差でアメリカのヘザー・リチャードソンが入り、来年のソチではこの2選手が小平の強力なライバルとなりそうだ。
皆さんもこの2人の名前を覚えておけば、来季のソチ五輪のテレビ観戦が一層面白くなると思いますよ。

そんな訳で小平は万全の体制を整えて狙っていた“ホームリンク”での優勝は獲れなかったが、地元・茅野市から大型バス2台を仕立てて応援ツアーに乗り込んだファンの前で、好タイムで表彰台に立てたのはよかった。

次に行われた男子500mは、現在ワールドカップポイント1位の加藤条治(日本電産サンキョー)に大きな期待がかかったが、ここで思わぬ伏兵が現れた。
フィンランドのペッカ・コスケラが、リンクレコードタイ記録となる34秒64を叩き出し、ゴール直後に高々とガッツポーズ。
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この選手は去年の世界距離別で銀メダルを獲り、今年もここまでワールドカップポイント5位という実力者だけに“伏兵”という表現は適当ではないかもしれないが、自分の中ではフィンランドとスピードスケートがイメージとしてあまり結びつかないだけに、この結果には驚いた。

そして、この好タイムに力んでしまったか、最終滑走の加藤はスタートから出遅れてしまい、35秒20の平凡なタイムで6位に沈んでしまった。
小平と同じくこの長野での大会に照準を合わせてきた加藤としては、内容も結果も非常に悔いの残るものとなっただろう。
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ちなみにその他の日本人選手の結果だが、女子500mでは今季好調の住吉都(堀技研工業)が38秒43で6位、逆に今季イマイチの辻麻希(関西病院)が38秒68で13位。
また男子500mでは、及川佑(ダイワハウス)が35秒24で8位、長島圭一郎(日本電産サンキョー)が35秒29で12位、羽賀亮平(日本電産サンキョー)が35秒53で17位と惨敗。
特に加藤と日本男子短距離陣のツートップを組む長島の不調が心配だが、こと500mに関して言えば今日の結果がそのまま現在の実力だとは思っていない。
今回は低調に終わってしまったが、これからシーズン終盤に向けて、“本番”である来季に繋げるような巻き返しを期待したい。

なお、1000mは女子では小平奈緒が9位、住吉都が11位、高木美帆(帯広南商業高校)が18位。
そして男子はディビジョンAに日本人選手がエントリーできない有様で、この距離では世界との差の大きさを痛感した。

そんなこんなで長野大会1日目が終わり、明日はいつもの個人戦の他に国際大会ならではの“チームスプリント”も行われるという事で興味深いが、個人的に明日は今年最後のスポーツ観戦(来週末も千曲市でのbjリーグや土橋宏由樹引退試合があるが、仕事で県外出張が決まっており参加できず・・・泣)なので、“氷球馬鹿”を自負する自分自身に悔いを残さないためにも、思い切って横浜で行われているアイスホッケー全日本選手権に出かけようと思う。

自分が応援している栃木日光アイスバックスは今日の準決勝で日本製紙クレインズに敗れ、残念ながら今年も決勝に進めなかったけど、明日の順位決定戦に勝って何とか3位の座を掴み取ってほしい。
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