ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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北陸新幹線開業記念ミニトリップ
えー、大事な大事な開幕戦を明日に控え、パルサポの皆様が士気を高めているところサッカーとは全く関係のない記事で大変恐縮ではありますが、今日は北陸新幹線・長野~金沢間開業の記念すべき日という事で、本当に久し振りに自分のもう一つのライフワークである鉄道ネタをアップしますので、よかったらお付き合いくださいませ。

さて、前記の通り今日は北陸新幹線延伸開業日という事で、大まかに見て新規開業区間の沿線である長野市北部にある我が家の上にも早朝から走行シーン空撮のためと思しきヘリの飛ぶ音が聞こえ、その音に誘われるように早起きして6時代からの特別番組を見たりして開業を祝っていたが、自分もいくら“乗り鉄”とはいえさすがに今日のうちに金沢まで初乗りに行こうとは思わなかったけど、もう一つ開業を迎えた並行在来線のJR信越線を引き継いだしなの鉄道北しなの線の転換初日の列車に乗ってみようと思い立って、時刻表で適当な列車を選んで自宅から徒歩10分ちょっとの北長野駅に向かった。

去年のJ3東和田開催時のアクセス拠点となっていた北長野駅は、入口のマークやホームの駅名標が昨日までの緑色基調のJRのものから青とオレンジイエローのしなの鉄道バージョンに変わっており、運営会社が変わった事を実感。
と、駅のホームには『祝、北しなの線開業』と書かれた小旗を持った一団がおり、聞くところによると、これから自分が乗る列車(長野9時22分発)が長野駅で阿部知事や加藤市長が出席して出発式が行われた北しなの線開業セレモニーの対象列車であり、これからこの駅でも到着に合わせて歓迎するとの事。
という訳で、これまた昨日までのパステルカラーの“長野色”から一転して赤とガンメタのしなの鉄道カラーの列車が到着すると、出迎えの小旗が打ち振られる中をちょっと優越感に浸りつつ列車に乗り込んだ。
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と、その後の駅でも到着する度にホームでは地元住民の熱烈な歓迎を受ける。

【三才駅】列車行き違いの間の和太鼓演奏と共に、去年東和田に出没したパルセイロのレプリカシャツを着た顔だけ被り物の萌えキャラちゃんも出迎えていたぞ!(写真の奥の方に僅かに見えるピンクの髪の毛の後ろ姿・・・)
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【豊野駅】三才駅ほど盛大ではなかったものの横断幕を出しての温かいお出迎え。
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【牟礼駅】列車到着と共に飯綱町長(たぶん)他ご列席でくす玉が割られ、地元中学吹奏楽部の演奏もあった盛大なセレモニー。
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【古間駅】沿線で唯一、ホーム1本のみの行き違いできない小さな無人駅でも地元の方々の熱い歓迎を受けた。
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【黒姫駅】扉が開いたと同時に地元中学吹奏楽部によるファンファーレが奏でられ、演奏後は車内からも拍手が沸き起こった。
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そして終点の妙高高原駅に到着。
自分以外のほとんどの乗客も各駅でこんなセレモニーが行われるとは知らず、最初は駅に着くたび驚いて眺めていたが、牟礼駅あたりからどの乗客もみんな笑顔で同じボックスに座った知らない人どうし「次はどんな感じかな?」なんて会話も生まれ、発車する時はホームで小旗を振る人達に笑顔で手を振り返すなど和やかな車内となった。
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それにしても、自分は何も知らずに偶然この記念列車に乗り合わせたのだが、本当に思いがけず開業初日の華やかな雰囲気に触れる事ができてラッキーだったし、それと同時に全国から注目を浴びる新幹線開業の陰でこれから厳しい経営を強いられるローカル線を何とか残していきたいという地元の人達の熱い思いがひしひしと感じられ、とても貴重な体験をさせていただいた。

さて、この後は同じホームの反対側で待っていた、新潟県内の信越線を引き継いだ『えちこトキめき鉄道・妙高はねうまライン』の列車に乗り換えて終点の直江津まで行き、折り返しの列車で新幹線接続駅の上越妙高で下車して開業初日の駅の盛り上がりを味わう。
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その後、最初の予定ではこのまま元来た道を折り返すつもりだったが、少し悩んだ末「せっかくだから・・・」と思い切って新幹線で長野まで戻る事にした。
区間は短いながら、北陸新幹線新規開業区間初体験であります!

有名な高田城跡公園の桜をイメージしたピンクのホームドアが印象的なピッカピカの新幹線ホームからE7系『はくたか』号に乗り込むと、ほどなくして新線区間で最も長い飯山トンネルに突入し、5~6分かけて暗闇を抜けるとすぐに飯山駅。
上越は雲が低く垂れこめた小雨模様のどんよりした天気だったが、そこから10分ちょっとでトンネルを抜けるときれいな青空がのぞく晴天で、この時期の日本海側と太平洋側の気候の違いを実感できて面白かった。
今回自分が乗った列車は飯山駅を通過するタイプだったので残念ながら飯山での開業フィーバーの雰囲気を感じられなかったが、飯山市綱切橋周辺の千曲川や中野市赤岩付近から眺める高社山、そして長野盆地に入ってから並走する国道18号アップルラインや千曲川対岸の山並みなど、“グランドレベル”では見慣れた景色を高架上から超高速で眺めて何とも不思議な気分だったし、自宅から徒歩圏内にあるスーパーや学校が車窓から見えた時はなんだか嬉しくなった。

そんなこんなで19分間というあっという間の初乗りを終えて長野駅に降り立つ。
この長野駅も新幹線延伸に合わせて大幅なリニューアルをしたのだが、グランドオープン以降は初めて訪れるのでその変わりようを楽しみにしていた。

自分は“乗り鉄”として、そしてスポーツ観戦の遠征で全国各地の駅に降り立っているが、長野新幹線開業後の長野駅に関しては、何の特徴も無くて「仮設駅舎じゃないか?」と思わせるほど貧相な外観だったし、お土産品や食事を始め店舗の雰囲気や品揃えも野暮ったくてセンスが全く感じられず、“観光県”を謳う信州長野県の県庁所在地の表玄関としての“格”が全く無くて、ハッキリ言って県庁所在地駅としては全国でもワーストの部類に入るんじゃないかというくらい恥ずかしい駅舎だった。
それがリニューアル後は、長野市産のスギ材を使った大きなひさしとそれを支える柱の列を中心にトータルコーディネイトされ洗練された外観や、長野に縁のある東山魁夷画伯の壁画が迎える明るいコンコース、そして魅力的な品物や食事のメニューが並び「東京駅のエキナカか?」と思わせるほどレベルの高い店舗と、先代とは打って変わって県外からのお客様にも胸を張って自慢できるような魅力的な駅に大変身した。
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そんな訳で、北陸新幹線延伸開業の記念すべきこの日に、その日の思い付きの割には中身の濃いミニトリップを楽しむ事ができて非常に満足だったし、この勢いで明日は野津田の森に乗り込み、勝ち点3をお土産にこの素敵になった長野駅に戻ってきますか。
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あ、そうそう。
明日の帰りの新幹線は金沢行き(しかも速達型の『かがやき』号を予定)だから、応援疲れで寝過ごして富山あたりまで連れて行かれないようにしないと。。。
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復興列車は行く!
今日は久し振りにスポーツ観戦記以外のネタを。

衝撃の東日本大震災の僅か半日後に発生した、長野県北部を襲った直下型大地震。
その被災の象徴的な映像として、飯山線の路盤が崩れてレールが宙ぶらりんになっているシーンが大きく取り上げられていたが、その区間が先月末に復旧して全線で運転を再開したというニュースを見て、仕事が休みでスポーツイベントも無い今日、気になる被災地の復旧の状況を見がてら、飯山線に乗っての小旅行に行ってきた。

そもそも飯山線は、ほぼ全線で千曲川(新潟県に入ったら信濃川)に沿って走る風光明媚なローカル線で、個人的にも何度乗っても飽きない大好きな路線だったので、今回の災害を機に存廃問題にまで発展しやしないかと非常に気になっていたが、そこはさすが天下のJR東日本、あれだけの状況から僅か1ヶ月そこそこで列車を走らせるまでにしたとは本当に恐れ入った。

さて、長野を10時15分に出発した2両編成の普通列車十日町行きは、豊野から飯山線に入ると、非電化ローカル線らしいノンビリした速度で黄砂に煙る千曲川沿いの“ニッポンの原風景”の中をトコトコと走っていき、戸狩野沢温泉駅で後ろの車両を切り離して1両きりの身軽な姿になると、いよいよ“問題”の奥信濃へ。

この駅から北は山と川の間の僅かな平地や崖沿いを行く急峻な地形だが、それでも飯山市域では沿線に目立った被災は無かったものの、西大滝駅を過ぎて栄村に入ると、民家の壁にブルーシートが張られていたり、新聞にも大きく載った土砂崩れで破壊されたスノーシェッドが遠くに確認できたりと、徐々に被災が目に見えるものになってきて、被害が大きかった横倉駅でほとんど平行四辺形にひしゃげた家を見た時は、おもわず「うわっ」と声を上げてしまった。
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そして、問題の“レール宙吊り”区間に入って車窓を注視してみると、新たな盛土で路盤もしっかりと甦っており、そこに敷かれた真新しいバラストが全線復旧を力強くアピールしているようで、こちらも安心して思わず顔がほころんでくる。
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そんなこんなで、栄村の中心駅・森宮野原に11時59分に着くと、対向列車との行き違いも兼ねて10分間の小休止となったので、自分も途中下車して構内を散策。
震災時はこの駅のホームも大きく崩れてしまったとの事だが、その痕跡がほとんど分からないくらいしっかりと復旧されていた。
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自分はこのまま終点まで乗り通してしまうが、栄村のために何かしなくてはと思い、駅舎に入っている物産館で『とちの実せんべい』320円ナリを購入し、本当に僅かではあるが地元の経済活動に貢献。(・・・したかな?)
このせんべい、帰宅してから早速食べてみたのだが、とても香ばしくて何だかクセになる美味さで、手軽なお土産としてオススメです。
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結局その後、“乗りテツ”の血が騒いで十日町から終点の越後川口まで行き、上越線で六日町へ出て、ほくほく線に乗って直江津経由で長野へ戻ってくるという、ちょうど『∞』形のルートで“鉄分”たっぷりのワンデートリップを満喫。(経路が分からない人は時刻表の路線図で確認しましょう。)

今回は飯山線に乗り通しだったので、ライフラインの状況や被災地の核心部がどうなっているかまでは分からなかったけど、少なくとも鉄道沿線に関しては、思ったよりも早く復旧してたようで一安心だった。
それに、今日乗った列車は戸狩以遠の乗客数が両手の指で足りるくらいで、タイトルの“復興列車”という呼び名はちょっと大げさだったかもしれないけど、こうやって列車が走るいつもの日常が戻った事は、地元の人達にとってもきっと心強い事だろう。

先の信州ダービーでも試合前に両チームのサポから『栄村』コールが起こったけど、長野県中の人達が栄村の一日も早い復興を願っているので、まだ不自由な生活を余儀なくされている方々も、どうか頑張って日々の生活を送ってもらいたいと思う。

それから、こうして飯山線も、そして国道117号線も、いくらか規制はあるけど問題なく通れるようになっているので、時間があったら栄村まで足を延ばして、ノンビリ観光したり買い物したりしてみませんか?
今の時期の飯山線は、桃やリンゴや菜の花が一斉に咲いていて華やかだし、線路脇の畔にはふきのとうやカタクリの花も咲いていて、本当に心が癒されますよ。
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旧村山橋渡り納め
先日、旧村山橋について鉄道での“渡り納め”をした記事を書いたが、今日は正真正銘の渡り納め、須坂市役所主催による、徒歩での旧村山橋渡り納めイベントに参加してきた。

朝方から強く降っていた雨も昼前には上がり、電車での新橋“渡り初め”をして村山駅で降り、須坂市側からこの日のために開放された旧橋へ。

橋の上では太鼓の演奏が行われ、須坂園芸高校の生徒達による野菜の出店などもあって華やかな雰囲気。
そして、午後3時からの式典が終わった後、マーチングバンドの先導と、須坂市一の人気者・カンガルーのハッチ君(もちろん着ぐるみ)に続いて、旧橋と同じ年に生まれた83歳のおじいちゃん・おばあちゃんを先頭に“渡り納め”の行列がスタート。
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この行列が往復した後は、各自が思い思いに橋を歩き、盛んにカメラのシャッターを押していた。
今日のイベントにも地元の須坂市や長野市から沢山の人が来ていて、本当にこの橋はみんなに愛されていたんだと改めて実感する。

そして自分も、大正生まれのトラス橋をゆっくりじっくり眺めながら対岸の長野市側に渡り、折り返して橋の中間部のトラスが終わるあたりまで来て後ろを振り返ったら、なんだか名残惜しくなってもう1回長野市側に引き返し、結局トラス橋の部分は2往復して別れを惜しんだ。
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新聞によると、旧橋も全部は取り壊さず、一部を保存してポケットパークにする構想があるらしく、もしそれが実現するなら嬉しい事だが、旧橋を渡って対岸まで行くのは本当にこれが最後なので、この場を借りて改めて別れの言葉を贈りたい。

本当にさようなら、そしてありがとう、旧村山橋!
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惜別・村山橋
今日は久々に鉄道の話題なので、興味のない方はスルーしてくだされ。(って、ほぼ全員スルーかな?。。。)

長野から須坂へ向かう地方私鉄の長野電鉄で、途中千曲川を渡る村山橋は、一つの橋脚に道路橋と鉄道橋が一緒に架かる『併用橋』という、全国的に見ても大変珍しい構造をしている。
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その村山橋は、大正15年開通と非常に古く、また道路橋部分も主要幹線の割に道幅が狭く交通上のネックとなっていたので、従来の橋の隣に新しく片側2車線の広い橋を架けたのだが、新しい橋も今までと同じく道路と鉄道が一緒の『併用橋』となった。

で、道路部分は去年開通しているのだが、追って線路の敷設などが進められていた鉄道部分もいよいよ来週から新しい橋を使用する事になり、古い橋は実に85年もの長い歴史に幕を降ろす事になる。

自分は毎朝の通勤にこの村山橋を利用しており、旧橋時代は電車の大きな車体が車とスレスレにすれ違う、鉄道好きには堪らない迫力あるシーンを毎日のように経験していたので、この橋には非常に愛着がある。

そこで、今日はこの愛すべき村山橋の『渡り納め』に出かけてきた。

自宅最寄りの長電某駅から出発し、橋を渡って対岸の村山駅で下車。
次に来た上り電車で引き返し、橋を渡って対岸の柳原駅で下車。
更に下り電車でまた橋を渡って須坂駅まで。
そこから上り特急ロマンスカー『ゆけむり』号の最前列展望座席を首尾よくゲットし、前面展望を楽しみながらまたまた橋を渡って長野駅まで。
その特急の折り返しで、またしても最前列特等席に陣取り、またまたまた橋を渡って須坂駅まで戻り、そのまま同じホームの隣に停まっていた上り普通電車に飛び乗って、またまたまたまた橋を渡って出発地点の最寄り駅に戻ってきた。

そんなこんなで、村山橋を都合3往復もした訳で、この普通では考えられない行動に、善良な市民の皆さんはこんな自分を“ヘンタイ”だと思うかもしれない。

ハイッ、反論の余地は全くございません。。。

でも、できる事ならあともう4~5往復はしたかった・・・いや、どーせなら始発から最終まで最後の村山橋を渡り倒したかった、と思うくらい、この橋には本当に思い入れがあったんである。
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長野電鉄のスケジュールによると、今度の土・日にこの区間を全面運休にして線路の付け替え工事を行い、来週の月曜日からは電車も新しい橋を通る事になる。
そして、役目を完全に終えた古い橋は、そう遠くないうちに取り壊される運命だ。

リベットむき出しの武骨な姿。
この薄緑色のレトロ感あふれる愛着あるトラス橋が消えるのは本当に残念だが、前記のように新しい橋も道路と鉄道が並んで走る『併用橋』なので、一時期途絶えていた、クルマと電車が同じ橋を並んで走る光景が復活し、毎朝の通勤時にまた橋の上で電車と出会える楽しみができるのは嬉しい事だ。
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何はともあれ、85年もの長きにわたり、長野と須坂を結ぶ重要な役目を担ってきた旧・村山橋。

本当に、本当にお疲れ様でした!!!
ブナの森をトレッキング
今日はリバフロでザスパ草津U-23とのトレーニングマッチがあったようだが、自分はこの3連休を逃すと11月までフリーな時間が無いという事で、今日はオカンを連れて『家族サービス』に行ってきた。

え? あるういん? てんのーはい??
何でっか、それは? 食べられまっか??(←思いっきり現実逃避)

・・・さ、気を取り直りて。。

今日行った先は、最近『信越トレイル』で売り出し中の飯山市鍋倉高原のブナ林。
紅葉にはまだ少し早いが、自分もオカンもかねてから行ってみたいと思っていた場所なので、思い切って足を延ばしてみた。

長野の自宅を出る時はいい天気だったが、飯山市街地を抜けると空が曇ってしぐれ出し、山道をクルマで登っていくごとに雨が本降りに。
やはりこの時期から先は、“北部山沿い地方”はこんな感じで天気が悪い日が多くなってくるんでしょうな。

そんな感じで、雨と霧の中、県道95号線の山道をひたすら登り、新潟県境の関田峠に近い『茶屋池』という池の近くの駐車場にクルマを止め、レインコートを着てトレッキングに出発。
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とにかくあいにくの天気で足元は悪かったが、県道から遊歩道に入ると、生い茂る木に遮られて雨もさほど気にならない。

そして、原生林の中を10分ほど歩くと、少し視界が開けてブナの森に出た。
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周囲を霧が囲み、ボーっと薄明るい中に立つブナの灰色の幹はとても幻想的で、森の精霊でも出てきそうな雰囲気。
ブナの木は、何だか神々しくて母のような包容力が感じられ、自分も大好きな木なのだが、身近に行ける場所に本当によくぞここまで見事なブナの原生林が残っていてくれたものだ。

今日の現地は雨降りで気温も低かったので、ベンチなどの休憩場所もあったもののほとんど立ち止まらず、ブナ林を巡る800mのコースと、茶屋池の周囲を回る1000mのコースを急ぎ足で踏破し、1時間くらいの滞在でそそくさと退散してしまったが、これだけ手軽に原生林を体感できるのは素晴らしく、自分もオカンも痛く気に入ってしまい、来年の新緑の頃に再訪しようと誓って現地を後にしたのだった。(もっとも、その頃はサッカーの応援で忙しく時間が取れそうに無いけど・・・)

それにしても、今年は春の菜の花畑・夏の蓮寺と、スポーツ観戦以外のレジャーは何かと北信濃に縁があり、どっかのパルサポの回し者みたいになってしまったな・・・
2009NAGANO門前ジャズストリート
今日は南長野で全社県大会決勝とパルセイロTMがあって最後まで悩んだのたが、パルセイロの公式戦が無い日とこのイベントが重なるのは滅多に無いチャンスという事で、昨日に引き続き2009NAGANO門前ジャズストリートに参上。
しかも、どうせ見るなら色々な場所で見ようという事で、市内の演奏会場のほとんどをハシゴしてジャズにドップリと浸かった。

12:00~ パティオ大門
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『桃色吐息』で有名な高橋真梨子のバックバンドでパーッカッションを務める、長野市在住の北沢マロ氏がプロデュースした、市内の打楽器好きな老若男女の素人が集まった『北沢マロWHITHリズムオーケストラ』の打楽器ライブ。
北沢氏のバイタリティと小さな会場の強みで、観客まで手拍子と足踏みで演奏に参加し、まさに演者と観客が一体となった楽しいステージだった。

13:00~ イトーヨーカドー屋上
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映画『スウィングガールズ』のモデルの一つとして一躍売れっ子になった、蓼科高校ジャズクラブ。
あの映画の大ファンでもある自分としては、念願かなって日本一有名な高校生ビッグバンド初体験。
名曲『SING SING SING』の演奏では、映画のクライマックスシーンと重なって涙が出そうになった。

15:00~ ごん堂広場(イトーヨーカドー前)
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元東京ブラススタイルのメンバー、湯浅佳代子&野口茜デュオの、ほっこり癒し系ミニライブ。

15:15~ 権堂アーケード通り
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早稲田大学ニューオリンズジャズクラブによる、デキシーランドのノリのいい曲を演奏しながらのアーケード練り歩き。
道行く人や通りの店員さんも巻き込み、中央通りの信号待ちではアーケード出口が即席ステージに早替わりして、これぞまさしく“ジャズストリート”!!

15:45~ 西後町・朝日八十二ビル前
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マーチングからの流れで、早稲田NOJCの、ノーマイクによるミニライブ。
街中の小さな広場が、彼らのゴキゲンな演奏でニューオリンズのダウンタウンになった。

16:30~ TOiGO前広場メインステージ
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イベントの大トリを務めた、長野のビッグバンドの老舗・ホットブリザード・ジャズオーケストラ。
ここまで、柳町中学・蓼科高校・早稲田大学と学生の演奏を中心に聞いてきた耳には、結成36年を迎える大ベテランの演奏は、まさにビッグバンドの王道を行く、年季と貫禄に満ちた安心感があった。

他にも、大人の雰囲気漂うトリオやカルテットのしっとりとした演奏や、ゴスペルグループの力強いコーラス等もあり、昨日・今日と最高に楽しい2日間だった。

今回はたまたまパルセイロの公式戦と重ならなかったので、開始3年目にして始めてフルで楽しませてもらったが、こんな素晴しいパフォーマンスが無料で楽しめるなんて、本当に長野に住んでいて良かったと思う。

最後に、この2日間で自分が気に入ったバンドのベスト3組をご紹介しましょう。

【第3位】 飯山ガキデカジャグストンパーズ
安物の楽器でお気楽に歌う酔いどれオッチャン達の、いいかげんでもなぜか心に沁みる演奏は最高! 是非もう一度聞きたいバンドの一つだ。

【第2位】 北沢マロWHITHリズムオーケストラ
打楽器好きな自分としては、まさに“ビンゴ”なグループ。 ごく普通のおじちゃんやおばちゃんや高校生や小学生が楽しそうにジャンベを打つ姿に、ついついこちらの口元も緩んでしまう。 もし音響の問題がクリアーできれば、是非パルセイロの試合前イベントに呼んでみたいな~。

【第1位】早稲田大学ニューオリンズジャズクラブ
メンバー全員が華奢な体付きながら、体全体を使ってのブラスと歌とパレードで、演りも演ったり5ステージ&2パレードのパワフルさに脱帽! デキシーランドジャズらしい底抜けの明るさと、大学生らしからぬ見事な即興で、聞いた人全てを笑顔にした演奏は圧巻の一語に尽きる、紛れも無く今年のイベントのMVPだ。

ほとんど立ちっ放しだったので足はパンパン、拍手や手拍子のやり過ぎで手の平もパンパンになったが、とにかく頭ン中を空っぽにして心の底から楽しめたこのイベント。
来年も、もしサッカーの日程的にチャンスがあれば、絶対に参加して楽しみまくりたいと思う。
SWING&DRINK!
今日と明日の2日間、TOiGO前広場を中心に長野市内がジャズに染まる『NAGANO門前ジャズストリート』が行われる。

今日は前夜祭という事で、16時から演奏が始まるが、自分もたまたま19時から飲み会があるので、その前に立ち寄って心地よいライブを楽しんでいる。

ここまで、地元・柳町中学吹奏楽部とサックス奏者・林田和之氏のセッション、飯山ガキデカジャグストンパーズの2ステージが終わったが、いや~、本当に楽しかった!

柳中は全国大会で上位に入るだけあって、中学生とは思えないノリだったし、飯山ガキデカなんちゃらバンドは、バンジョーやらカズーやら洗濯板やらで、デキシーランドのお気楽でゴキゲンなサウンドで、無性にビールが飲みたくなった。

けど、この後で飲み会があるからガマン、ガマン・・・

この後はゴスペルグループのステージがあるので、飲み会の集合時間ギリギリまでじっくり楽しみたいと思う。
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