ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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さらば激動の2008年!
いよいよ今日は大晦日。
自分にとって激動だった2008年が、もうすぐ終ろうとしている。

今年は2月に身内との死別を経験するなど、プライベートでも今までにないくらい色々な出来事があったが、何よりもパルセイロのサポとして去年までより深く活動に関わる事ができ、非常に充実した1年だった。

年明け早々から始めたサポミでの話し合いが功を奏したか、ゴール裏の声出しサポの数も飛躍的に増え、応援の質も向上した。
また、アウェイ観戦は全てバスツアーを利用し、その中でサポ同士の交流も活発になり、シーズン終盤には、ビラ配り・ビッグフラッグ作成・千羽鶴作成・寄せ書きダンマクと、様々な行動を自発的に行なうなど、サポ活動も活発になった。

先日のスポーツ特番で、「今年のチームを漢字一文字で表すと何になるか?」という問いかけに、出演した#6塚本翔平選手が『絆』と答えたが、チームに限らず、本当に今年はサポ同士にも強い『絆』が生まれた、これまでより一皮も二皮も剥けた非常に有意義な年だったと感じる。

今日の朝刊に織り込まれていたフリーペーパー『Do!sul』のパルセイロ特集に北九州での激闘の模様と今年の総括記事が載っており、その中に『(パルセイロは)1枚1枚完成に近づく「パズル」の絵を見ているような気分だった』というくだりがあるが、まさしくその通りだと思う。

今年は残念ながら全てのピースを合わせる事はできなかったが、なーに、慌てる事は全く無い。
今までコツコツと合わせてきたピースがバラバラになってしまった訳じゃなし。
それに、慌てて組み上げたところで、どこかのピースが足りなかったり、組み方が間違ってすぐに絵に綻びが出たりしてしまうのがオチである。

残りのピースは自分達のペースで1つずつ組み合わせていき、最後に見事な絵を完成させればそれでいい。

世界的大不況の昨今、脆弱なスポーツ文化の上に立っている日本のスポーツクラブにとって、来年は厳しい年となりそうだが、そんな中でも、オーバーペースでカテゴリーを駆け上がるのではなく、身の丈に合わせて1歩1歩確実に前進し、しっかりと全てのピースを組み上げれば、ちょっとくらいの事ではビクともしない、足腰の強い立派なクラブとなるであろう。

パルセイロのサポートに関わった全ての皆様、今年1年本当にお世話になりました。
何だか、自分は皆さんの自発的な行動にただただ乗っかってるばかりで申し訳なかったです。
皆さんと色々な活動ができ、喜びも悲しみも共に分かち合う事ができて、本当に楽しい1年でした。
こんな自分ですが、来年もどーぞよろしくお願いします。

それから、忘れちゃいけない信濃グランセローズも、来年こそは勝負の年。
去年ダントツの最下位だった新潟アルビレックスBCが、オフの間に立て直して上信越ディビジョンの前期優勝を飾ったように、セローズも選手一人一人が強い気持ちを持って立ち向かい、来年こそは快進撃で信州の野球好きを喜ばせてほしい。

また、もう一つ自分が入れ込んでいるアイスホッケーは、日本における競技自体が存亡の危機に瀕しているが、来年の今頃には、また今まで通りアジアリーグが熱く行われている事を切に望んでいる。

来るべき2009年が、我々にとって素晴しい年になりますように。
そして、不況の荒波に負けず、日本のスポーツ界が明るい話題で満ち溢れる年でありますように。
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パルセイロの2008年極私的総括
今年もあと2日と押し迫ってきたが、弊ブログ内でのパルセイロに対する今年の総括をまだやっていない事に気が付いた。
そこで、今日は自分なりの今年の感想と来年への希望を書いてみたいと思う。

去年、守備の崩壊とそれに伴う攻撃の空回りで惨敗した経験から、#20丸山良明選手・#5(!)薩川了洋コーチというスペシャリストの補強と、#7土橋宏由樹選手という司令塔の加入で、今年は見違えるほどバランスが良くなり、人もボールもよく回る、見ていて本当に面白いサッカーを展開した。

また、#24高田一憲・#14高野耕平・#23鎗田志郎・#15碇野壱馬という“新卒カルテット”は、特に高田と高野がシーズン終盤にレギュラーを勝ち取るなど、4人全員が試合の中で大きく成長して、元Jリーガーの補強だけに頼らない“若手の育成によるチームの底上げ”が成功し、今後に向けて大きな収穫を得た年だった。

最終的にはあと一歩のところで最大の目標であるJFL昇格を逃してしまったが、全体的には非常に充実した、最高の1年だったと思う。

ただ、その“あと一歩”が届かなかったのは紛れもない事実であり、その近くて遠い距離を埋めるためにも、反省すべき点はしっかり正面から見つめて克服していかねばならない。

自分が感じた今年のパルセイロに欠けていた点は、ゴールに向かう貪欲さ・積極性だと思う。

中盤まではいい感じでボールが回っているのだが、ゴール前まで行ってもパスを回してシュートを撃たないケースが度々見られた。
あまりの積極性の無さに前半終了時にサポから「シュート撃て!シュート撃て!」の大合唱が起こった第2節・アウェイ・福井戦や、圧倒的に押していながら結局スコアレスドローに終った第7節・アウェイ・松本戦などはその象徴的な試合だろう。

また、今季最大の天王山といわれながら完敗を喫した第12節・アウェイ・JSC戦や、数的有利となりながら攻め切れなかった全社全国大会1回戦の矢崎バレンテ戦、そしてJFLの切符を逃した北九州での第3戦・バンディオンセ加古川戦など、積極性が影を潜めて全体的に受け身になり、苦戦を強いられたり負けてしまった試合もあった。

宝クジは買わなきゃ当らないし、シュートは撃たなきゃ入らない。
チームとしての戦術や決まり事もあるだろうし、シロウトがとやかく言えないのは百も承知だが、それでも、ゴールが見えたらもっと貪欲に、積極的にシュートを撃ち、常にゴールを狙う強い気持ちを見せて欲しい。

2点ビハイントからようやく目が覚めて怒涛の逆転劇を演じた前出の福井戦や、あわや敗戦かという試合終了間際に#2籾谷の起死回生のヘッドで貴重な勝ち点1をもぎ取った第5節・ホーム・JSC戦のように、やればできるだけの実力を持った選手達が揃っている事だし、来年は「スロースターター」なんてありがたくない異名を払拭するように、最初から積極的にいってほしいものだ。

そして来年に向けてであるが、今日まで発表された5人以外の選手や、バドゥや薩川コーチなどの首脳陣はそのまま残留するという前提で、以下の点を補強して欲しい。

今年ここまで結果を残せたのは、やはり丸山選手の加入による守備の安定が大きいと思う。
それだけに、その立役者である丸山選手がチームを離れた事は大打撃であり、まずは何をおいても安定感と統率力のあるセンターバックを補強してもらいたい。

守備が安定すれば、例えば#8小田選手なども安心して攻撃参加できるだろう。
今年のオッチョに、毎年やらかす累積による出場停止が一度も無かったのは、守備をDF陣に任せて攻撃に集中できたからだと思う。
シーズン終盤はCBもこなしていたが、やはりオッチョは攻撃してこそ魅力があるし、彼に限らず、前記のように積極的な攻撃を仕掛けるためにも、守備の安定は欠かせない。

丸山選手の抜けた穴はそう簡単には埋まらないと思うが、何とか今年並みのDFラインができる事を望んでいる。

そして、現有選手の中で個人的に来年最も期待しているのが、“メッシ”こと#19飯田諒選手。

今年はなかなかリーグ戦の出場機会に恵まれなかったし、終盤は骨折で全社全国大会や地域決勝に出られないなど悔しいシーズンだったが、時折見に行った木曜日の2部練習での紅白戦で、他のどの選手よりも自分の目に留まったのは飯田選手だった。

今年、土橋選手と共に攻撃の起点となった#4貞富選手の退団で、来年はメッシにも大いにチャンスが巡ってくると思う。
#16栗原明洋選手や#18大塚靖治選手らと共に、2009年版パルセイロの攻撃の核として一皮剥ける事を期待している。

何度も書いてきたように、今年はあと一歩でJFL昇格を逃し、来年はまたHFLという神経をすり減らす厳しいリーグを戦わなければならないが、選手や首脳陣のほとんどが残留するという事で、今年の経験を積み重ねて来年に臨める事は本当に大きいと思う。

基本的には今年のチーム作りや戦い方に間違いは無かったと確信しているが、大雨の北九州で味わった悔しさを無駄にしないためにも、今年の反省を生かしてしっかりとチームを作り、来年こそは悲願のJFL昇格を果たして欲しい。

それからもう一つ、ある意味昇格よりも切実な問題。
今年は不況の影響で様々な強豪チームが活動停止や規模縮小を余儀なくされたが、パルセイロもそんな荒波に飲み込まれないよう、たとえどんなカテゴリーでもいいから、毎週末スタジアムで声を枯らして応援できる魅力的なクラブが末永く続いてくれる事が、自分の究極の願いである。

とにかく、今年北九州で流した悔し涙が、来年は嬉し涙に変わるように、クラブとサポが共に力を合わせて頑張っていきましょう!!
ボブスレー全日本選手権
一昨日まではビッグハットでフィギアスケートの全日本選手権が行なわれ、昨日のエキシビジョンも含めて全国中継もされるなど華やかだったが、その一方、同じ長野市内でソリ競技の全日本選手権がひっそりと行なわれている。

快晴・無風で、気温も高すぎず低すぎない絶好のコンディションだった今日は、ボブスレーの花形である男子4人乗りの競技が行なわれるという事で、思い立って会場のボブスレー・リュージュパーク“スパイラル”に行ってみた。
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自分がスパイラルに来たのは本当に久し振り。
しかも、リュージュやスケルトンは定期的にワールドカップなども開催されているので2~3年おきくらいに見ているが、ボブスレーは目立った国際大会も行なわれなかったので、観戦はそれこそ長野五輪のプレ大会以来かもしれない。

ちなみに今日の観客は、明らかに関係者以外の一般客と分かるのは15~30名くらいか。
ビッグハットでのフィギアに比べれば雲泥の差だが、事前に宣伝なども行なわれず、ボブスレー・リュージュ連盟のHPにも詳しい日程が無かったので、「もしかして観客が自分一人だけだったらどうしよう・・・」と思っていただけに、自分的には「意外と来ていたな。」という印象だった。

午後1時30分からの競技開始に合わせてコース沿いの急な上り坂をひーこらひーこら喘ぎながら歩いていき、汗だくになってスタートハウスまで辿り着くと、目の前に飯綱山が、振り返ると眼下に善光寺平と、その向こうに菅平から志賀にかけての山並みが美しく広がっており、疲れも一気に吹き飛ぶ。

さて、今日のレースには7組がエントリー。
その中で優勝した鈴木チームは、日本代表のレーシングスーツに身を包み、2本合計タイムが1分46秒15。
2位のチームが1分48秒37だったから、2秒以上の大差をつけての圧勝であった。
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ボブスレーのタイムの良し悪しは、コーナーでのライン取りなども重要だが、勝敗を分けるカギは何といってもスタートダッシュ。
実際、優勝した鈴木チームのスタートを見てみると、助走の速さからソリへの乗り込みのスムーズさまで、全くのド素人で選手の名前などの予備知識も皆無の自分が見ても「お、違うな!」と思わせるほど見事なもので、今回の好タイムも、スーツの日の丸も、ダテではないのがよく分かった。

このボブスレーは、別名『氷上のF1』と呼ばれるほどのスピードがあり、優勝した鈴木チームの最高速度は130km/hにまで達したが、実際にコース脇で見ていると、本当に一瞬の間に目の前を通り過ぎていってしまうので、ハッキリ言ってこの競技には“観戦”という言葉が当てはまらないような感じ。

しかし、スタート時の緊迫感や、コース途中での圧倒的なスピード感、そしてソリが迫ってくる時の「ゴゴゴゴ・・・」という音の迫力は一見の価値があると思うし、これらはやはり実際に現場に行かなければ体験できない。
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今シーズンは、2月9~15日にリュージュの世界ジュニア選手権が行なわれるとの事で、まだ見た事の無い方も、一度くらいスパイラルでソリ競技を体感してみては?
信州のテレビ局に物申す!!
今日はNBSで、長野パルセイロ・松本山雅・信濃グランセローズの、県内3チームの選手とサポを招いて、県内スポーツを応援しようという番組が放送された。

出演者の背後に、南長野やオリスタで見かける顔が多数映っていて、番組の内容よりも「あ、○○さん映ってた!」と客席の方に目が行ってしまう事が多かった。
自分もこの番組の収録に興味があって是非行きたかったけど、野暮用で参加できず残念。

この番組自体は、1時間という短い枠だったので、自分のような熱い思い入れのあるサポにとってはいささか(っつーか相当)消化不良気味ではあったが、たまたまこの番組を見たスタジアムに行った事のない人が、少しでもHFLやセローズに興味を持ってくれればいいと思う。 (多分いないと思うけど・・・)

さて、このブログは不特定多数の人が見ている事でもあるし、ネタの対象に対する印象がなるべく悪くならないように、積極的に良いところを見つけて、明るくポジティブな話をしていこうという主旨で書いているが、今日はこの機会に、長野のテレビ局を中心としたマスコミに対して、少し毒を吐いてみたいと思う。

ハッキリ言わせてもらうと、「長野のスポーツを盛り上げよう」といいながら、長野のテレビ局はこれら頑張っている3チームに対してあまりにも冷たすぎる。

これは去年のセローズの試合を見ていて感じた事だが、開幕戦のオリスタには多くの報道陣が来て「県民球団グランセローズを応援しましょう!」と言っておきながら、それから先の公式戦はローカルニュースにダイジェストはおろか結果さえも流れず、勝っても負けても全く無視された状態。
それにもかかわらず、ホーム最終戦のオリスタには「テレビ局でござい」とカメラやマイクを持ったスタッフが我が物顔でスタンド内をうろうろし、時に視界を妨げる事もあり、あの時は「てめーらシーズン中1回でもカメラ持って取材に来た事あるんか!!」と腹が立ったものだ。
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この番組でも、松本山雅の紹介VTRが、公式戦ではなく観客もまばらな練習試合の映像で、しかもオフサイドをとられた場面が流されていて、いかに普段の公式戦に取材に来なかったかがバレバレであり、これじゃ山雅サポがあまりにもあんまりだ。

また、インタビューについても、スポーツに対する知識の無さが見え見えである。

去年のオリスタでのBCL開幕戦、自分は図らずも入場列の先頭に立つ形となってしまったおかげで、地元TV局5社全てからインタビューを受けるというコッ恥ずかしい経験をしてしまったのだが、他にラジオや新聞社も含めて、全ての記者が判で押したように同じ事を聞いてきた。

「どこから来ましたか?」 「何時頃から並んでますか?」 「好きな選手は誰ですか?」

最初の2つは、まぁ基本情報として聞くのは当然と思うが、最後の質問はなんなんでしょう?
この日はBCLが発足して初めての公式戦、という事は、あそこにいたほとんどの人はBCLの試合を見るのは生まれて初めての事であり、どんな選手がいるかなんて分かる訳がないから、その時点では好きな選手なんているはずもない。

今日の番組の冒頭でも、パルセイロのサポに「誰が好きですか?」と全く同じ質問をしていたが、そこで「△△選手です。」と答えたところでそれ以上話が膨らむはずもなく、増してや今までウチの試合を見た事の無い人は「△△選手って誰??」と思うだけで、精神的に大きな壁を作ってしまい先の話題に入れなくなるので、この質問は本当に愚問以外の何物でもない。(そういう点では、2人目の方の「好きな選手は三四六さんです。」というのは、場の空気を読んだ素晴しい受け答えだと思う。)

インタビューアーとしては、自分に知識が無いから、とりあえず好きな選手を聞いてお茶を濁しているのだと思うが、サポにとっては、応援しているチームの選手全てが大好きであり、その中から1人選んで答えろといわれても本当に困ってしまうものだ。

とまぁ、ここまで言いたい事を言わせてもらったが、県内マスコミ(特にテレビ局)の方々にお願いしたいのは、開幕戦とか、ホーム最終戦とか、信州ダービーとか、そういうイベント的な時だけでなく、普段の公式戦や練習の時にも、実際に現場に来て地道な取材を積み重ね、チームやリーグの事について、うわべだけでなく本質をしっかりと見つめて欲しい。

そして、公式戦は毎試合、少なくとも結果だけでもニュースに流して欲しい。

こういった時にいくら「信州のスポーツを盛り上げよう!」と言ってみたところで、本質をしっかり捉えていなければ、興味のない人の心は掴めないし、真剣に応援しているサポからは「ヒドい番組だ」と逆に不評をかってしまうだろう。
惜別 #10兼子“KING”一樹選手
パルセイロは一昨日から年末年始休業となったため、これで退団者の発表も打ち止めか・・・と安心していたら、今日になってショックなニュースが入ってきた。

俺達のKING、長野が生んだ稀代のゴールハンター、兼子一樹選手、引退・・・

静岡FC在籍時に東海リーグ得点王の実績を引っさげ、2005年に生まれ故郷の長野エルザに入団し、HFL優勝に貢献。
翌2006年は、その類稀なゴールセンスで見事HFL得点王に輝き、以来『相手ゴール前のヌシ』として幾多のゴールシーンで我々を熱くしてくれた。

エルザからパルセイロに改名してからの2年間はスタメンで出場する機会も徐々に減ってきたが、第8節・アウェイのグランセナ新潟戦で見せた、後半途中出場からの、コールリーダーを笑い死に寸前まで陥れた脅威の5得点など、カネさんがピッチに立つと必ず何かやってくれそうな、そんな期待感を抱かせる。

雰囲気・嗅覚・センス・・・

とにかく、技術云々では説明できない『何か』を持ち合わせた、底知れぬ魅力を持った選手だった。

北九州での第3戦、1stラウンド敗退が決まり、試合後に本城陸上競技場のコンコースでサポが大雨で濡れた服を着替えたりしているところへわざわざ一人やって来て、コールリーダーと抱き合いながら号泣するシーンを目の前で見た時は、こちらも胸が締め付けられる思いだった。

パルセイロ唯一の純粋な地元・長野市出身選手として、他の誰よりも彼が一番チームを昇格させたかっただろうし、それを思うと自分も本当に無念でならない。

ただし、来年からは育成部のコーチとしてチームに残るそうで、これはこれで嬉しい話である。

不世出のスーパースターのプレーが見られなくなるのは残念だが、これからは未来の“KING”の発掘・育成に頑張りつつ、裏方としてJFL昇格という『夢』を実現させてほしい。

最後に、語り尽くせぬ感謝と「お疲れさま」という労いの意を込めて、みんなで声高らかに歌いましょう。

♪兼子ゴール、兼子ゴール、ラーララララララー
 兼子ゴール、兼子ゴール
 俺らのキング!
 俺らのキング!!
 俺らのキングー!!!

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惜別 #17棗正志選手・#21松裏英明選手
1日遅れになってしまったが、パルセイロより退団選手の第2弾が発表された。

#17棗正志選手。
去年からリーグ戦のほとんどでゴールマウスを任され、反射新経バツグンのアクロバチックなセービングで、何度もヒヤリとするピンチを救ってくれた。
『“動”の棗・“静”の海野』という好対照なツープラトン守護神は本当に頼もしい存在だったし、特に自分は棗選手の日本人離れした躍動感あふれるプレースタイルが大好きだった。
今年のシーズン後半は控えに甘んじる事が多くなり残念だったが、その人懐っこい笑顔はいつまでも忘れる事はないだろう。

#21松裏英明選手。
開幕直前のトレーニングマッチで始めてプレーを見た時、「小原が抜けた後もウチの21番は頼もしい存在になりそうだ」と大いに期待していたが、開幕直後に怪我で戦線離脱を余儀なくされ、その後は若手選手にポジションを奪われた形になってしまい、彼にとって非常に不本意なシーズンとなってしまった。
我々サポにも気軽に声をかけてくれるなど、とても気さくで礼儀正しかった松裏選手。
できる事なら、もう一度彼のアグレッシブなプレーが見たかった。

今回発表の2選手は、今年限りで選手生活にも幕を下ろすとの事。
2人ともまだ若いだけに何とももったいないと思うが、これも本人が決断した事であり、今はただ「お疲れ様。そしてありがとう!」と気持ちよく見送ってやる事が、彼らにとっての一番のはなむけだろう。

2人のこれからの第二の人生が、充実した素晴しいものになりますように。
そして、その中で少しでも長野での経験が生かされるならば、サポとしても嬉しい事である。

改めて、ナツ、マツ、短い間だったけど本当にありがとう。そしてお疲れ様!
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【追記】 クラブ関係者様、今年の退団発表は、もうこれで打ち止めにしましょうね! ね!! ね!!!
西武アイスホッケー廃部と長野の可能性
昨今の世界的な不況の波が、遂に日本のアイスホッケー界を直撃してしまった。

西武鉄道アイスホッケー部廃部

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日光アイスバックスサポの自分にとってSEIBUプリンスラビッツというチーム自体は正直あまり好きではないが、日本代表選手を数多く擁し、常に日本のアイスホッケー界を引っ張ってきた西武鉄道廃部のニュースは、「日本からアイスホッケーのトップリーグが無くなってしまうんじゃないか?」という不安にかられ、非常にショックである。

また、忘れてはならないのは、西武は『プリンセスラビッツ』という女子チームもあり、男子と同じく代表選手を多く抱えているため、来季のバンクーバーはあと一歩で逃したもののオリンピック出場には男子より近いといわれる女子のホッケー界にも大打撃なのである。

思えば、西武鉄道の前の社長だった“あの”堤義明氏は、日本アイスホッケー連盟の会長も兼ね、その昔日本リーグからチームが一つ撤退する際、当時の西武鉄道から国土計画(後のコクド)を独立させて6チームを維持させるなど、アイスホッケーやウインタースポーツに理解のある人だったが(だから自分は彼を正面きって非難できない)、彼が失脚した後は、コクドと西武鉄道の再統合に始まり、日本のアイスホッケー界も斜陽の一途を辿っているようだ。

しかし、これでSEIBUが廃部となると多数の日本代表級の有能な選手から競技を奪ってしまう事になり、また日本のトップリーグも3チームに減ってしまうので、これを避けるためにも何としても受け皿となるチームを立ち上げる必要があるが、果たしてうまくいくだろうか?

アイスホッケーという競技は用具にもお金がかかるうえ、最も重要なスケートリンクの確保が非常に困難である。
西武鉄道の場合、リンクに関しては東伏見のダイドードリンコアイスアリーナと新横浜プリンスホテルアイスアリーナという自前の施設があったが、別団体となれば高額な使用料が発生するし、そもそも両リンクとも老朽化が進んでいるため、リンク自体が廃止される可能性だって否定できない。

それに、企業からクラブへの移行となると、日光アイスバックスという一応の“成功例”(といえるかどうか・・・)はあるとはいえ、あそこは『日本一熱い』と言われる熱心なファンの後押しもあって首の皮一枚で奇跡的に生き残っているのであり、人口は圧倒的に多いとはいえ日光に比べればホッケーに関する興味や理解も薄い東京で、他のスポーツに比べて何倍もお金のかかるアイスホッケーのクラブがそう簡単に立ち上がるとは思えない。

それでは、SEIBUの準本拠地である長野はどうか?
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会場はビッグハットという文句のないハコがあるし、今でもアジアリーグが開催されれば結構な数の観客が入る。
また、来季は一昨年の長野カップで日本代表にも選出された長野市出身の有望株・早稲田大学の上野拓紀選手のSEIBU入団が内定されているだけに、彼を筆頭に日本代表がズラッと名を連ねる『常勝軍団』が長野を本当の本拠地とするクラブチームができれば、東京よりも人気が出る事は間違いないだろう。

ただし、試合会場については市のバックアップで経費を最小限に抑えられたとしても、前述のように用具に相当なお金がかかる上、アジアリーグは文字通り日本以外に韓国や中国のチームとリーグ戦を戦わねばならず、運営経費はサッカーのパルセイロや野球のグランセローズの比ではないので、ただでさえ不況真っ只中の昨今、協賛企業が集まるかは甚だ疑問である。

それでも、長野県アイスホッケー連盟は、信州のアイスホッケーの人口とレベルの向上のため、いや、そんな小さなレベルより、決して大袈裟な話ではなく、日本のアイスホッケーの灯を消さないため、真剣にクラブ設立を話し合ってもいいんではないかと思うし、もし西武が東京を離れるのであれば、長野こそが受け入れる場所として最もふさわしいと思う。

では、もし仮に本当に長野にクラブができた場合、『アンチSEIBU』の自分はどうするか?

いくらアンチとはいえ、長野での試合観戦機会が増えるのは大歓迎だし、何より日本のアイスホッケーを守るため協力するのはやぶさかではないので、後援会に入って金銭的にクラブを支えていくのは喜んでやらせていただく。

ただし、自分には日光アイスバックスという放っておけない愛すべき『ドラ息子』がいるし、これまで散々ブーイングかましてきたチームを手の平返したように応援する気には到底なれないので、ビッグハットではいつもアウェイ側スタンドに座ってホッケーそのものを楽しむようなスタンスとなるだろう。
(もちろん、バックス戦の時は栃木から大挙して来るであろうサポ仲間と「長野Boooo!!!」とブーイング飛ばしまくります!)

では、もし仮にその長野のクラブが『パルセイロ』を名乗ったら?

それは・・・・・う~ん・・・・・・

まぁ、そんな非現実的な話はやめときましょう。(←問題の先送り)

とにかく、愛すべきアイスホッケーの灯を消さぬよう、日本全国のアイスホッケー連盟は総力を結集してこの難局を乗り切ってもらいたい。
惜別 #4貞富信宏選手・#20丸山良明選手
毎年この時期になると避けて通れない辛いニュースが、今年も遂にリリースされてしまった。

今日、パルセイロが#4貞富信宏選手と#20丸山良明選手と来年の契約を行なわないという発表をした。

並々ならぬキャプテンシーでチームを引っ張っていった貞富選手。
彼がピッチの中にいるだけで、チーム全体が締まった感じになっていた。
今季最後の試合となった雨の北九州・本城陸上競技場で、バックスタンドに挨拶に来た後、他の選手がベンチへ引き上げる中で一人その場に残ってやるせなく佇んでいた姿が目に焼きついている。

去年はボロボロだったディフェンスラインを見事なまでに統率し、守備の要として存在感抜群だった丸山選手。
我々が目を覆いたくなるような絶体絶命のピンチを何度救ってくれた事か。
とにかく、サッカー素人の自分でも思わず「ウ~ン」と唸るよな熟練のプレーで、全幅の信頼を寄せていた。
試合前の「丸山!」コールに、胸のエンブレムを叩いて応える姿に、熱い気持ちがひしひしと伝わってきたものだ。

この2選手の退団は本当にショックだが、それぞれ思うところあっての決断だと思うので、ここは悲しい気持ちをグッと堪えて笑顔で送り出してやりたいと思う。
そして、それぞれ今までとは別の夢を追いかけて頑張って欲しいと願っている。

我々も、両選手が常に言っていたように、パルセイロというクラブを地元の誇りとして末永く応援し、彼らが果たせなかった夢を実現させたいし、それが彼らに対する恩返しになると思う。

貞富選手、丸山選手。
短い間だったけど、我々はいつまでも貴方達を忘れません。
今まで長野のために頑張ってくれて、本当に本当にありがとうございました。
いつまでもお元気で・・・・
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サポミ@もんぜんぷら座
今日は午後から、もんぜんぷら座でサポーターズミーティングが行なわれた。
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今日集まったのは全部で20名弱で、今日がサポミ初参加の方も数名。
そのうち前回(11/30)のサポミに参加しなかった人が自分を含めて半数以上いたので、まずは前回の内容について出席者から説明を受け、その中で、今年の“開かれたゴール裏”の方針を来年も継続し、そのため去年同様ゴール裏応援団の名前は特に設けない事と、しかしながら一応『組織』としてのコール・製作物・広報・クラブとの折衝などの担当者を決め、試合時の集合時間もしっかり周知させ実行するなど、各自が責任と自覚を持ち、ある程度の統率をもってやっていこう、との方針が確認された。

この後は、クラブに対しての要望や、今年の応援についての振り返りや、来年の応援についてのコンセプトや、「こんな事をやりたい」という意見など、夕方5時過ぎまで自由闊達な意見が出された。

とにかく今年は「ゴール裏の人数を増やす」という事に重点を置いてやってきたが、おかげさまでシーズン終盤にはある程度多くの人が集まるようになり、応援の質も去年からは格段に向上し、一応及第点が取れるような成果は残せたと思う。

ただ、それでも絶対的な人数はまだまだ少ないので、来年も今年以上に頑張って魅力的なゴール裏を作っていかなければならないし、また、来年はただ応援するだけではなく、サポーター側からクラブや地域に向けて何か発信できる事はないか・・・という訳で、広報活動などにも積極的に取り組んでいこうという意見も出された。

これら今日のサポミの内容については、後日サポーターズフォーラムに載ると思うが、とにかく今日出席したサポの目はみんな来年に向けて輝いており、前向きで建設的な意見が多い、とても有意義なミーティングで、自分もなんだか元気が出てきた感じだ。

このサポミ、次回は1月11日(日)に、丸山代表を招いて行なう予定です。
詳しい日程は、こちらも決まり次第サポーターズフォーラムにアップされると思うので、このような会に参加された事の無い方も是非一度顔を出してみてください。
(日付は変更の可能性もあるので、必ずフォーラムでチェックしてください。それから、これについてはクラブ側は無関係なので、クラブに問い合わせるのはお止めください。)

【おまけ】
会場となったもんぜんぷら座の5階に、パルセイロ自販機があるのを今日発見した。
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色がオレンジではなく普通のサントリー仕様だったので全く気付かなかったが、下の広告スペースには確かに南長野のものと同じパルセイロ応援のメッセージが。
そんな訳で、今後もんぷらを利用される方は、飲み物は是非5階の自販機コーナーの青い自販機でお求めください!
パルセイロ2008トライアウト@南長野
12月半ばとは思えない小春日和の中、パルセイロのトライアルが南長野で行なわれた。
去年はゲートが閉鎖されていてアウェイ側ゴール裏の柵越しに見学したが、今年はスタンドが開放され、ベンチに座ってじっくりと見る事ができた。

今日参加したのは総勢で20名チョイ。
バドゥ以下コーチ陣が見守る中、去年と違って外部から招いた主審(ただし副審は無し)の笛でいよいよトライアル開始。
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今回はJリーグの合同トライアウト前の開催という事で、一見したところJFLや地域リーグなどの若い選手が中心のようだが、試合が進むにつれて気になる選手を1人見つけた。

見覚えのあるクラブのジャージを着て、ボランチかリベロのポジションに入ったその選手は、時間が経ってお互いの息が合ってくると、司令塔のような役目で冷静・的確にボールを散らし、その選手がいるチームのボール支配率が圧倒的に高くなった。

後でパンツにあった背番号から検索してみると、年齢もまだ若く、今日見た中では最も期待が持てそうな選手だ。
ベテランの#4貞富や#7土橋が引退した後の司令塔役として、またはしっかり前へボールを供給できるボランチの役目として、ウチにフィットしてくればなかなか面白い存在になるんじゃないかと思うが、果たしてどうなる事やら・・・

ただ、全体的にはパッと見て「これはスゴい!」と目を見張るような選手はなかなか居らず、15分だったか20分×4本の中で、最初の2本くらいはよかったものの、徐々に尻すぼみになってしまった選手も結構見受けられ、去年のトライアルに比べるとやや小粒な印象か?

そんな中、今日いちばん魅せてくれたのが両ゴールキーパー。
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今回はGKのエントリーが無かったため、#1海野・#22ピントの2選手が務めたのだが、このようなシチュエーションでは珍しくPKの場面があり、そこでピントがドンピシャの読みで相手のシュートを阻止すれば、それに負けじとその数分後にはゴール前1対1の場面で海野が身体を張ったナイスセーブを見せるなど、「ここぞ見せ場!」とばかりに張り切った選手の夢を砕く(?)誠にオトナ気ない(!)プレーで、スタンドの見学者から大きな拍手が起こった。

このゴールキーパー2名、即、採用です!!!
(そういえば、去年の今頃は海野もこのトライアウト受けてたんだよね・・・)

さて、このトライアウト、来年1月にも関東地方で行なわれるという事だが、今年は全社優勝や地域決勝進出で全国的にも名前の露出が増えたし、何たって練習環境はJFLのクラブと比較しても恵まれているだけに、時期的にも場所的にも次回のトライアウトにはスゴい人材が集まりそうな予感。

自分はサッカー選手についてはあまり詳しくないけど、もし時間が許すなら、思い切って行っちゃおうかな~・・・
北九州の思ひ出~其の四・ニューウェーブ北九州のスゴいブラジル人~
ここまで北九州での楽しい思い出を書いてきたが、食べ物の事ばかりでこのブログの路線から外れすぎてしまったので、ここらで一つくらいサッカーの話題を出して軌道修正しないと・・・

今回の地域決勝の試合会場だった本城陸上競技場は、去年地域決勝を勝ち上がり今年からJFLで戦っているニューウェーブ北九州(以下NW)のホームスタジアムという訳で、会場にも売上の一部がクラブに寄付されるNWのマスコットをあしらった自動販売機(我々も敬意を払ってこの自販機で買わせていただきました)があったり、周辺道路にチームカラーの黄色いのぼり旗があったりと、南長野と似たようなアイテムで地元チームを盛り上げている。
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そんなNWだが、大会2日目の午後に北九州市内の別の会場でJFL公式戦・対横河武蔵野FC戦が行われるという事で、ウチの試合が終わった後、第2試合は見ずに有志数名で長野からのレンタカー組の車に同乗して会場へ向かった。

ダンマクを片付けたり道に迷ったりで思いのほか時間がかかり、会場の鞘ヶ谷(さやがたに)競技場に着いたのは後半が始まって10分後くらい。

このスタジアムは海沿いの市街地から外れた丘陵地の中の、斜面とわずかな平地を利用して作られており、長野市民なら「数年前まで城山公園にあった野球場と同じようなつくり」といえばピンとくるかな?
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入口で入場料1,000円ナリを払ってバックスタンドのややアウェイ寄り最上段の席に落ち着き、朝に折尾駅で買っておいた『かしわめし』でも食べようかと思った矢先、横河が中央からの鮮やかな速攻で先取点を挙げ、その5分後に、NWで唯一知っていた選手である、ヴェルディ川崎黄金期の人気者だった#9藤吉信次選手が交代で退いてしまった。

「え~、せっかく楽しみにしてきたのにもう交代!?」と残念がっていたが、その後でとんでもないお楽しみが待っていたのである。

横河優勢で迎えた後半30分、NWは選手交代で背番号2の長身ブラジル人DFを入れてきた。 彼の名前はタチコ。

そのタチコ、ピッチに入るとそのまま最前線に張り付く。DFなのに。
「???」と思って見ていると、直後にボールがゴール前の彼に渡り、そのままシュートしたボールはゴールの中へ吸い込まれた。

なんと、入ってきて1分足らず、ワンプレー目でゴールを決めるという離れワザを見せ付けると、いつもそうしているのか、バックスタンド側タッチライン上で、満面の笑みで両手でグルッとハートマークを描きスタンドを指差すパフォーマンスを見せ、その後は何事も無かったように本来のポジションであるDFラインへ収まった。
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あまりにも速い展開に呆気にとられていると、それから試合の流れは徐々にNWペースになり、衝撃のゴールから僅か4分後、ワンチャンスからNWが逆転のゴールを上げ、スタンドは大盛り上がり!

そして、あのファーストプレーで我々の心を鷲掴みにしたタチコも、セットプレーになるとスルスルスルッと前に出てきて攻撃参加するなど、とにかく彼一人の動きを見ているだけで十分楽しい。

結局そのまま2-1でNWがホーム最終戦を白星で飾った試合は、相手が企業チームの雄・横河武蔵野だった事もあって試合展開もスリリングだったが、それより何より一人で試合の流れを変え自由奔放に動き回ったタチコの大活躍に、帰りの車内は「タチコ!タチコ!」の大合唱で、無理しても本当に行ってよかったと大満足!
チケットを買う時は「試合も半分以上終わってるのに正規の入場料払うなんて・・・」とこぼしてたクセに、全くもって単純な連中なんである。

さて、冒頭で書いたように、本来は我々が死闘を演じた本城陸上競技場がNWのメイン会場。
今回、この会場に一つ大きな落し物をしてきたので、ウチも来年こそはJFLに昇格し、来るNWとのアウェイ戦で、その落し物を取り返しにこのスタジアムに舞い戻りたいと思う。

その本城陸上競技場の所在地は、北九州市八幡西区御開。“御開”と書いて『おひらき』と読む。
初日に最寄のJR二島駅から路線バスで会場入りする時、目的地の一つ手前で「次は、おひらき、おひらきです」というアナウンスに思わず吹き出してしまった。
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そんな訳で、この『北九州の思ひ出シリーズ』もこのへんで“お開き”にしたいと思う。

自分も、あの大雨の中の悲劇から先パルセイロとはご無沙汰だったが、明日は南長野でトライアルが、明後日はもんぜんぷら座でサポミがあり、ようやく気持ちに踏ん切りができ来年に向けて動き出せそうだ。

まずは明日、果たしてどんな選手が来るのかな? 今からワクワクである。
北九州の思ひ出~其の三・福岡の隠れた絶品、塩もつ鍋~
人間の持つ全ての『欲』の中でも『食欲』が最も強いワタクシ、今日も北九州で出会った美味いモンをご紹介いたします。

今回のような泊りがけの遠征で最も重要かつ我々の頭を悩ませる問題は、『晩メシをどこで食うか』という事。

小倉駅近くの同じホテルに泊まった我々一団、事前に何のリサーチもないままホテル近くの繁華街をウロウロしつつ、ある居酒屋に入ってみたが、そこは料理も酒も最高で大当たり!!

本場でしか味わえない鯵の刺身(タタキじゃないよ!)は脂が乗ってプリプリの歯ごたえ。
熊本産の馬刺しは、信州産の赤身系と違ってサシが入って口の中でとろけるくらい柔らかい。
そして酒も、本場九州の色々な銘柄の芋焼酎があって、どれも本当に美味かった。

そんな中で、我々の間で最も評価が高かったのが、福岡名物『塩もつ鍋』!
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キャベツやニラや玉ねぎとモツが山盛りに盛られた鍋が登場し、コンロに火をつけしばらくすると、具の下に隠れていた鶏ガラスープが煮立って湯気が立ち昇り、イイ感じの食べ頃に。
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「ソレデハ・・・」と一口食べると、絶妙な塩加減のスープがモツや野菜に絡んで、あっさりなのにコクがあって、目ん玉飛び出るくらいの美味さ!

そして特筆すべきはスープ。
白濁した鶏ガラスープにモツや野菜から最高のダシが出て、えもいわれぬ深い味わいで、大袈裟でもなんでもなく、このスープだけで芋焼酎のロック2~3杯はイケます!!

3年前の高知でも地元の美味いモンを食べて大いに堪能したが、今回もそれに勝るとも劣らない料理を体験し、同じく3年前にも同席した同士と、あの時と同じようにガッチリ握手して無言でうなづき合い、お互いの至福の時を確認しあう。

結局、この店には2晩続けてお世話になり、最高のひと時を過ごさせてもらった。
また2日目は、当日のブログでも書いたけど、何の打ち合わせも無かったのにツアー組の有志が偶然にも隣の席に通されるという信じられない奇跡が起こり、ただでさえ“走り出したら止まらない”長野のサッカーバカの火に油を注ぐ格好になり、周りの迷惑かえりみず大いに盛り上がったのだった。

この店の名前は『居酒屋 狸ing(りんぐ)』

パルセイロがJFLに昇格し、ニューウェーブ北九州戦の遠征で再び彼の地へ訪れた時は、また絶対にこの店に来よう!とみんなで誓った、悲劇前夜の何も知らないシアワセな野郎共なのであった・・・
北九州の思ひ出~其の二・九州の象徴、『ど』トンコツラーメン~
北九州のご当地グルメ第2弾は、やっぱり九州といえば『トンコツラーメン』!

ちなみに、長野を始め全国的には「ラーメン」といえば醤油味だが、九州でただ「ラーメン」と注文すると普通にトンコツ味が出てくるというくらい、九州ではポピュラーなものなのだ。

一言でトンコツラーメンといっても色々な店があるが、同じホテルに泊まった同士が調べてくれた店の名前に激しく心惹かれた。

その名も『どトンコツラーメン 魁龍(かいりゅう)』!!

何しろ、ただでさえコッテリ味のトンコツラーメンの頭に『ど』が付くんだから、「も~、どんだけトンコツやねん!」と思わずツっ込みたくなるくらいで、ソッチ系が大好きな自分としては否が応にも期待が高まる。

ホテルから程近い繁華街の中にある小倉魚町店は、外観も店内も“昭和レトロ”な雰囲気。
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そういえば、長野でも同じような造りのトンコツラーメンの人気店があったような・・・
但し、中に入った途端に鼻を刺激する、長野の店の何倍も強烈なトンコツスープ特有の“獣系”の香しい匂いに“本場”を感じ心躍る。

色々なメニューの中から、本来のスープの味を味わうため敢えてシンプルなトッピングのノーマルなラーメンを注文し待つ事しばし、念願の『ど』トンコツラーメン来たる。
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スープに浮かぶキラキラと星のように輝く油にウキウキしながら口に運ぶと、期待を裏切らない『超・コッテリ』な味に、「あー、本当に九州に来たんだな~・・・」としみじみ実感する。

長野にも本場の味に近いトンコツラーメンを出す店が増えてきたが、ここまで濃厚な味にはお目にかかれない。・・・っつーか、これだけのコッテリ味じゃ信州人には受け入れられないか。。。

この日はこの後に居酒屋でガッツリいく予定だったので、替え玉を注文したい気持ちをグッと堪え、その代わりスープを一滴残さず飲み干して、昨日の『かしわめし』と並んで北九州遠征のもう一つの食の楽しみだった本場トンコツラーメンを思う存分堪能したのであった。

ところで、トンコツラーメンに付き物なのが、白いスープと絶妙なコントラストの紅しょうが。
色合い以外にギトギトの油分を中和し食べやすくする働きを持つスグレモノだが、それにしてもこの組み合わせを考えた人って、本当に天才ですよね~・・・
北九州の想ひ出~其の一・かしわめしと折尾駅~
先週はサポミやファン感があり、皆さん来年に向けて既に気持ちを切り替えているものと思うが、自分は雨の北九州以来パルセイロとはご無沙汰で、気持ちもまだ何となくあの時から抜け切れていない感じ。

そこで今週は、試合結果以外は最高に楽しかった北九州で仕入れたネタを紹介しつつ、自分の気持ちの整理をしていきたいと思うので、現地に行った人も行かれなかった人もしばしお付き合いください。

自分の場合、遠征の楽しみは『色気より食い気』(もっとも“色気”とは何の縁も無い人間だが・・・)という事で、北九州で堪能したご当地グルメのご紹介を。

まず今日は、電車で試合会場に行く時に必ず乗り換える折尾駅の名物駅弁『かしわめし』。

何といっても、『折尾といえばかしわめし、かしわめしといえば折尾』と言うくらい全国的に有名な駅弁で、今回の遠征で自分が一番楽しみにしていた食べ物だ。
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そもそも『かしわ』とは薩川コーチの前所属チームに非ず、西の方の言葉で鶏肉の事。
写真だと普通の鶏そぼろご飯に見えるが、食べてみるとその美味さに驚かされる。

鶏肉は単なる挽き肉ではなく細かく裂いたような感じで、肉の食感がしっかりと残っており、甘辛く煮込んだタレが染み込んで何とも味わい深い。

そして、下に隠れているご飯も白飯ではなく鶏ガラで炊き込んだもので、薄味ながら上に載った具と絶妙なバランスを見せ、この一見単純な駅弁がなぜ全国に名を馳せるのか一口食べて大いに納得し、自分は結局3日連続で食べてしまった。

そんな名物駅弁を擁する折尾駅だが、駅自体もなかなか興味深いものがある。
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築堤上の鹿児島線と平地の筑豊線がクロスする場所に位置する駅は日本初の立体交差構造を採用し、東京で立体交差駅としてお馴染みの秋葉原駅(山手・京浜東北線ホームと総武線ホーム)の大先輩。
また、駅舎は大正5年に改築された西洋風の瀟洒な造りで、交差する両線ホームをつなぐ連絡通路にはレンガ積みのアーチが残るなど、かつて筑豊の石炭産業華やかなりし頃の栄華を今に伝え、一見の価値がある。

但し、小倉方面から向かう時、福北ゆたか線(筑豊線折尾以西の別名)経由の普通列車に乗ると、本線から150mほど離れた短絡線上の独立ホームから一旦改札を抜けて駅前広場に出なければならず面食らう事となる。

自分は鉄道好きなのでその辺の事は当然知っていたが、長野からツアーを使わず単独で来たパルサポで、事情が分からずこの『短絡線駅の罠』にハマった人も結構いたとかいないとか・・・

ちょっと話が逸れてしまったが、折尾駅の鹿児島線下りホームにある立ち食いうどん屋には、かしわめしの具の鶏肉を入れた『かしわ入りうどん』や、鶏ガラ炊き込みご飯のおにぎりなど、安いながら美味なメニューもあるので、再来年のニューウェーブ北九州戦遠征(“来年の”と言えないところがツラい・・・)には鉄道ファンならずとも是非立ち寄って、筑豊の歴史の一端に触れてみてくださいマセ。

【追記】
この記事を書いた後で調べてみたら、来年度にも折尾駅舎を取り壊し、効率の悪い立体交差を改良するとの計画があり、保存を求める市民団体と話し合いの最中との事。
結果的には取り壊す前にこれらの施設に触れられてラッキーだった訳だが、これだけの施設は『文化遺産』として是非とも保存してほしいというのが自分の率直な願い。
とはいえ、基本的には地元の人の利便性が最優先であり、部外者の郷愁など二の次になってしまうのかもしれない。
いずれにしても、寺社建築の旧長野駅舎の取り壊しの際にも起こったが、保存と開発との狭間で揺れ動くこの問題、どのように決着するのやら・・・
恒例(?)中国ネタ
どーも、恥ずかしながらブログ更新再開でゴザイマス。

中断前に書いたように、今回からミニPCで中国に居ながらにして日本のネットが見られるので、情報に飢える事なく精神的にこれまでより快適な出張となりました。
ちょっと遅くなったけど、石垣島でJFL昇格を決めたV・ファーレン長崎、町田ゼルビア、ホンダロックの3チームには、心よりお祝い申し上げます。

来年こそはウチも続きまっせ!!

さて、中国より帰国後恒例(?)となっている向こうのネタモン、今回も仕入れてまいりましたので、早速紹介しましょう。

まずはコチラ。
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時節柄、中国でも田舎の中小都市である泰安も、街中にはささやかながらクリスマスの飾りつけがあったのだが、行きつけのスーパーで売られていたサンタさんは、同じ赤い衣装でも金の模様が付いた『中国仕様』の服を着てました。

この手の平サイズの人形は1個4.5元(約68円)。
ネタモンとして衝動買いするには最適の、財布にやさしい優れモノであります。

あ、一応中国人の名誉のために言っておくと、中国のサンタさんは全部がこんな怪しい衣装を着ている訳じゃありませんので・・・

次に、フラッっと入った若者向け雑貨屋で見つけた、日本でもヒット商品となったコレ。
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なんと、あの『∞エダマメ』が、中国でも売られていたではないか!

この中国版『喞喞枝豆』は1個6.5元(約98円)。
日本では定価630円なので1/6の激安価格だが、真ん中から出てくるマメに書いてある顔は日本では12種類+αのところ、中国では4種類のみで、バリエーションが少ないのがちょっと残念。

ちなみに、出張先である泰安市のある山東省は中国きっての枝豆の特産地。
この本場の地で、日本からの癒しの使者が受け入れられているのかは知る由もない・・・・・

なお、この中国直輸入の貴重な2点、欲しい方があったらお譲りしますのでコメント欄から応募してください。(マジです)

早い者勝ちだよ!!(←誰も欲しくねーよ!)
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