ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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2010年総括&来年の展望~自分自身編~
こぉ~ら~、日テレ!高校サッカー中継最後までやらんかいっ!!

と、年の最後にひと吼えさせていただいたところで・・・

いよいよ2010年も今日で終わり。
なんだか今年もあっという間に過ぎ去ってしまった感じだったが、大晦日の今日は自分自身のこの1年について振り返ってみたい。

今年、自分は“厄年”だった。 それもド真ん中ストライクの“本厄”。

前回の本厄である25歳の時は、若かった事もあってか厄年だった事も分からず、災難があったのかなかったのかも全く気付かずにスルーしてしまった感じだったが、今年は年初から意識していたせいか、予想外の困難が次々と降りかかってきた1年だった。

その最たるものは、仕事量がバクハツ的に増えて休日出勤が多くなり、その他にも法事や体調不良や野暮用など様々な理由がことごとくパルセイロの試合日に重なり、特にトップチームの観戦数が激減してしまった事である。

今年のHFL全14試合中、自分が観戦できたのは僅か5試合で、そのうちゴール裏での応援は3試合だけ。
また、その他のカップ戦(県選手権・全社北信越大会・全社全国大会)や地域決勝などの公式戦も、全17試合中で観戦数は5試合のみ。
これは、自分が本格的にゴール裏で応援しだした5年前からの実績の中では群を抜いて最低の数で、まさに“異常事態”だった。
(もっとも、そのうち3試合は、日程が重なったレディースの方に自ら選択して行っていた訳だから、“行けなかった”という表現は適当ではないが・・・)

まぁ、この不景気な時代に仕事量が増えたのは大変ありがたいことであり、それを“厄”なんていってはそれこそバチが当たってしまうが、何よりも趣味に生きる事をモットーとし、これまで生活の行動をパルセイロを中心に回してきた自分としては、何度も何度も試合観戦を“おあずけ”されたのは、ハードな仕事量で肉体的にキツかったのもさる事ながら、それよりも精神的なダメージが非常に大きかった。

この記事を読んでいる30代までの若い皆さん、厄年をナメてかかったらイカンですよ~。
今から十分に覚悟をしておきましょう。

でも、最後にパルセイロがJFLに昇格できた事で、それまでの辛く厳しかった事が全部ふっ飛んでいった感じだったし、今年から新たに加わったレディースについても、自分も生まれて初めての“一人サポ”状態を経験するなど、自分なりに選手達を精一杯応援する事ができ、これまでとは違った充実感を味わえた。

そういった意味では、良い事と悪い事の差し引きゼロ・・・いや、下世話な話だが仕事量の増加で収入も増え、むしろ“プラス収支”でこの厳しい年を無事に乗り切る事ができ、今はホッとしているというのが率直な感想だ。

さて、来るべき2011年であるが、まずパルセイロに関して、自分はゴール裏での活動を引退し、来年からはメイン(又はバック)スタンドから、じっくりと試合を見守るスタンスで応援していきたいと思う。

その理由の一つとして、長年(といっても5年やそこらだが・・・)の酷使でノドが壊れ、満足に声を張り上げてバモれなくなってしまった事。
といっても、普段しゃべる程度なら何の支障もないが、いざゴール裏で大きな声を出すと、90分間はおろか、ものの5分もすると声が出なくなってしまい、ゴール裏で戦う上で唯一の武器である“声”が出せなくなった以上は、潔く“現役引退”すべきと考えた。

そしてもう一つの理由は、これまでは“昇格”という重荷を背負い、一つの負けも許されない中、少ない人数でも気持ちと声量だけは負けないようシャカリキに応援してきたけど、JFL昇格という一つの夢が叶って試合数が大幅に増え、これまでの切羽詰った状況から抜け出せた事だし、ここは一つ肩の荷を降ろしてスポーツ観戦の原点に戻り、じっくり腰を据えてサッカーそのものを楽しみたいと思ったから。

ただ、トップチームに関してはゴール裏に未練は無いが、レディースに関しては、特にトップと日程が重なったアウェイの試合では、今年のように自分以外の声出しサポが来ない恐れもあり、そんな試合に自分が行って声で選手を後押しできなくなるのは本当に心残りだが、そうは言ってもバモれなくなってしまったのだから仕方がない。
選手達だって、サポがロクに声も出さずにゴホゴホとえずいてばかりでは、逆にやりにくくてしょうがないだろう。
来年からは、チャントやコールで後押しするのではなく“見守る”という形でしか応援できないのは何とももどかしいが、それでも自分なりのスタイルで、気持ちだけは今年と変わらずに応援していきたいと思う。

なお、自分はそういうスタンスでいくけど、これを読んでいる、特に10代~20代の若いパルサポの皆さんには、どうか積極的にゴール裏に参戦し、声でチームを盛り上げてほしいと願っている。
確かに自分が応援を始めた頃とは、ゴール裏の人数も比べ物にならないほど増えたけど、もっともっと増えてほしいし、中心メンバーは30~40代が多くて“高齢化”の問題があるので(ゴール裏メンバーの皆様、大変失礼!)、ここはひとつ若い力でゴール裏をもっともっと活気のあるものにしてほしい。
ゴール裏とは、来年から本格的に始まるパルセイロの栄光の歴史の1ページに“応援”という形で名を残せる、本当にやりがいのあるところだし、市原臨海のバックスタンドをあれだけ大勢のサポでオレンジ色に染め上げる事ができたんだもの、是非とも南長野のゴール裏も隙間が見えないくらいの人達で埋め尽くし、チームを後押ししてやってください。

話を戻して、パルセイロ以外に目を向けると、まずは1月にアイスホッケーアジアリーグで日光・東京と2週連続遠征を予定しているし、2月には白馬で2年振りにジャンプの全日本選手権があり、久々の“生ジャンプ”を楽しめそうだ。
(ただし、依然として仕事量が多く、予定の週末に休めるかは予断を許さない状況ではあるが・・・)

そして、一気に飛んで10月には、バスケットボールのbjリーグで、長年の参入活動が実って千曲市を拠点にした信州の新チームがその活動をスタートさせる。

自分はバスケの知識は小学校の体育の授業レベルで、bjのチームや選手に関する情報も無ければ、選手のポジションや反則などの詳しいルールもよく分からないが、何年か前に長野で行われたbjのプレシーズンマッチを生で見てメチャクチャ面白かったし、バスケはサッカーや野球ともシーズンがあまり重ならないので、新チーム正式発足のあかつきには是非ともブースター(サッカーで言うところのサポーター)会員に登録し、出来る限り会場に足を運んで、新しく加わった地元チームに声援を送りたいと思う。

いずれにしても、来年はパルセイロにとっても自分にとっても新しいステップを踏み出す記念すべき年となりそうだが、果たして鬼が出るか蛇が出るか。
どんな困難が来ても、晴れて本厄をクリアーした身には怖いものなし。どっからなりともかかってこいや!

・・・あ、まだ“後厄”が残ってたね。とりあえず来年も年が明けたら厄払いに行っとかなきゃ。。。

と、そんな訳で、今年も皆様には駄ブログにお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

このブログも開始当初は毎日のように更新していたのが、今年はその数も激減してしまい、試合のたびに記事を書くのも正直シンドくなってきた事もあり、来年も続けるべきか、それとも今年を一区切りに止めるべきか悩んだけど、いざ記事を書き始めると、自分の思う事を率直に書けてやっぱり楽しくなるし、せっかく撮った写真を世間様にお披露目する機会もほしいし、たとえ更新の回数は減っても、これからも『継続は力なり』の言葉を励みにマイペースで続けていこうと思います。

長野もJFL昇格を契機に、ようやくパルセイロの名前がサッカーに興味の無い一般の人の目に触れる機会も多くなり、「目指せJリーグ!」という声も勢いよく上がる中、「別にそんなに慌てて上に行かなくたっていーじゃん!」と平気でカマしてしまうなど、普通のサポの皆様とは異質な論調の弊ブログですが、御用とお急ぎで無い方はどうか来年もお付き合いくださいマセ。

来るべき2011年も、パルセイロや、グランセローズや、その他スポーツを愛する全ての人達にとって幸せな年でありますように。

それでは皆様、よいお年を!!!
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2010年総括&来年の展望~パルセイロ・トップチーム編~
2010年を振り返り来年を展望するシリーズ、いよいよパルセイロのトップチーム編です。

今年のトップの北信越リーグでの成績は、12勝2分0敗、総得点68、総失点4で見事優勝。

この数字だけを見ればリーグ戦は楽勝で勝ちあがった感じであり、事実、JSC戦以外は圧倒的な実力差を見せ付けての勝利ばかりだったが、今年は松本と金沢が一足お先に北信越を“卒業”し、またJSCから主力4選手がウチに移籍し、“ムダに熱い”と言われた群雄割拠の混戦状態から一気にウチだけが突出した戦力となって、リーグ優勝と昇格に向けて言い訳ができなくなった状況となった感じで、選手にもサポにも逆に変なプレッシャーを背負ってのやりづらいシーズンだったんじゃなかったかと思う。

第13節グランセナ新潟戦で、余裕の試合運びで9-0と大勝して予定通り事実上の優勝を決めた試合後、ゴール裏メンバーの一人が自分に向かい、「こんな試合ばっかりだとねぇ、ホント疲れますよ・・・」としみじみ語った言葉がとても印象に残っているが、これが今年のウチが置かれていた状況を端的に現していたと思う。

即ち、実力差が大きく離れた相手に対して、あまり手応えもなく楽勝してしまうケースが多い中、それでも結果だけでなく内容も伴った試合を要求され、選手も高いモチベーションを維持する難しさを痛感したんじゃないかと思うし、サポについても、途中で大差が付いた試合でもダレる事なく応援のテンションを維持させるのは、精神的に本当にシンドかったんじゃないかと思う。(ここまでHFL他チームの関係者の皆様には、“上から目線”の小バカにしたような表現になってしまった事をお許しください。)

でも、そんな中でも前記のような素晴らしい成績でHFLを制し、その後の全国大会でも強豪相手に戦い抜き、見事に悲願達成を果たした選手達に、心からの拍手と賞賛を贈りたい。

今年のチームを見ると、ウチのセールスポイントである攻撃力もさることながら、守備力が格段にアップした事に目を見張らされる。

毎年下位チームからも余計な失点を許す場面が結構見られたが、今年は実力拮抗のJSC戦を除くと、まさかのドローとなったアウェイ富山戦以外は全て無失点勝利を果たしているし、その後の大会でも失点を最小限に抑えて勝利した試合が多かった。
地域決勝ファイナル第3戦では、Y.S.C.C.の猛攻に耐えて得点を許さず、90分をスコアレスドローに持ち込んで見事JFL昇格を掴んだが、あの試合はDFからFWまで全てのフィールドプレーヤーが集中力を切らさず、しつこく泥臭くボールに食らいついて守り抜き、ちょっと大げさに言えば、現役時代の薩川“選手”が10人いるような、そんな感覚だった。

そういった意味で今年のチームは、去年までのバドゥが創った魅力的な攻撃的サッカーに、薩川監督のしぶとい守備力が融合した素晴らしいチームに仕上がったんじゃないかと思う。

そんな今年のトップチームから極私的MVPを選ぶとすれば、#16栗原明洋選手と、#2籾谷真弘選手の2人を推したい。

栗原選手は、前記のアウェイ富山戦で敗色濃厚なチームを救った起死回生の同点ゴールの他、天王山となったアウェイJSC戦では立ち上がりに守備のミスから立て続けに2失点した前半終了間際に、反撃のノロシを上げチームやサポに勇気と希望を与えた追撃弾を決める等、いつも大事なところで効果的なゴールを上げたし、それまで再三大きな期待を掛けながらもなかなか殻を破れなかったのが、今年は大ブレイクでガッチリとレギュラーの座を確保した。

また籾谷選手は、以前から高さには滅法強かったものの、すぐに前線に上がりたがるところがあってセンターバックとしては少々軽いところがあったと感じていたが、今年の、特にポストシーズンに入ってからは、最終ラインの真ん中にドッシリと構え、ベンチの薩川監督と意思疎通しながらおなじみのデカい声で周囲に指示を出し、見事に守備陣をまとめ上げた。
それに何といっても、前記JSC戦での試合終了間際の超・超・劇的逆転ゴール!
あれがなければ今の栄光は無かったと言っても過言ではなく、文句無く今年のベストゴールといえよう。

その他、特にポストシーズンでゴールラッシュの大活躍を見せた#10ウノ・#13マコの2トップや、この人がいるといないとでは攻撃の質がガラリと変わってしまうほどの影響力と存在感の#9大典、キャプテンとして見事にチームを纏め上げた#7土橋ヒロなど、名前を挙げだしたらキリが無いが、いずれにしても、“薩川イズム”を具現化し大願成就を成し遂げた20人の“サムライ”達に、改めてこころから感謝したいと思う。

さぁ、遂に来年はJFLに足を踏み出す事になる。
我々が憧れ追い求めたこの全国の舞台で、我等が街の誇り・パルセイロがどんな戦いぶりを見せてくれるのか、今から非常に楽しみだ。

しかし、“Go to J”を標榜するクラブにとっては単なる通過点と見られがちなJFLではあるが、このリーグはそんなに甘いところじゃない。

ウチ以外にも昇格を虎視眈々と狙っているクラブがひしめき合い、また“JFLの門番”と恐れられる強豪企業チームも多く、ウチがどうしても勝てない松本山雅でさえも開幕からなかなか勝てずにもがき苦しんでいたし、かつて“地域リーグの雄”ともてはやされ地域決勝で圧倒的な強さで昇格した町田ゼルビアやV・ファーレン長崎も、昇格1年目は相当な苦戦を強いられ順位も中位以下に甘んじていたし、ウチもそれらの例に漏れず、来年はとても厳しいシーズンとなるだろう。

また、ご存知のようにJリーグに上がるには成績以外にも様々な条件がクラブに課せられる。
この点、ウチはスタジアムの設備や観客動員数などで遅れをとっており、これらは1年やそこらで劇的に改善されるとは考えにくいので、全ての条件が整いJに上がれる素地ができるまで、少なくとも4~5年はかかるんじゃないかと自分は見ている。

ただ、自分はこの事に関しては全く焦ってなどいない。
せっかく苦労して苦労して苦労してやっとたどり着いた舞台だもの、1年やそこらでスルーしちゃうなんてもったいない。

町田や長崎など、同じ目標を持つJFLの先輩クラブの胸を借りたり、時にはSAGAWA SHIGA FCやHonda FCなどの“門番”チームにコテンパンにやっつけられるのも、上のカテゴリーで戦う事の厳しさを実感でき、それはそれで悪くない。

それに、そうやって様々な厳しい試合を経験しながらチーム力やクラブ経営を一歩一歩高めていく方が、一気にJへ駆け上がるよりも、長い目で見れば、どんな困難にも動じないしっかりした足腰を持った、本当の意味で“強い”クラブに成長できると思う。

もちろん、選手達には常に高みを目指し、初年度から優勝を獲る勢いで思い切り戦ってほしいし、我々サポも、愛するチームの勝利を願って一戦一戦全力で応援していく姿勢はこれまでと変わらないが、JFLは年間34試合もあって、ホームゲームだけでも北信越リーグの全試合数を軽く超えるのだし、今年までのように、少ない試合数の中で昇格という結果を義務付けられ、1つの負けが命取りになるような切羽詰まった状況じゃなくなるのだから、敵味方関係なく一つ一つのプレーの質の高さを肌で感じ、目先の結果に大げさに一喜一憂せず、JFLのハイレベルなサッカー自体をじっくり味わいたいと思っている。

そんな訳で、自分の来年のテーマはズバリ、『Enjoy』。

せっかくの全国リーグなんだから、北は秋田・仙台から南は長崎・沖縄まで、3年くらいの長期計画で全てのアウェイを回ってみたいし、関東など日帰り圏以外の試合では、できれば泊りがけでその土地の美味いモンや独自の風土を満喫したい。
またホームゲームでは、肩の力を抜いて、色々な視点からハイレベルなガチンコ勝負を思いっきり楽しみたいと思う。

そして、そんなJFLの荒波に揉まれながらも、パルセイロらしい魅力的なサッカーを貫いて選手やクラブが逞しく成長していく様を、熱く熱く見守っていけたらと思う。
2010年総括&来年の展望~パルセイロ・レディース編~
年末のクソ忙しいこの時期に、今更ながらの2010年の総括と来季への展望、お次はパルセイロ・レディース編。

今年から我々の新しい“パルセイロ(パートナー)”となったレディースのリーグ戦最終順位は4位。
同じく今年から始まったチャレンジリーグEASTは“学校系”の3チームが非常に強く、これら3強からは勝ち点1(日体大戦)しか得られなかったが、クラブ3チームの中では“首位”で終える事ができ、大原学園時代の戦いぶりや今年の戦力を考えれば、それでもよくやった方じゃないかと評価する。

ところで、そのCLE初代女王となった常盤木学園は、先の全国女子サッカー選手権で日テレ・ベレーザをPK戦の末撃破する快挙を見せたし、オマケにその全女1回戦でウチに勝った藤枝順心高校も福岡J・アンクラスを破り、準々決勝では高校生同士が顔を合わせるというビックリ仰天な事態となった。
いやはや、つくづく女子サッカーとは奥が深いし、ウチはそんなトンデモないチームと戦ってきたんだと恐れ入る。

さて、改めてパルセイロ・レディースの今年を振り返ってみると、開幕戦は大原時代とほとんど変わらない戦いぶりでいいところなく惨敗してしまったが、そこから結果は出ないなれど試合を重ねるたびに目に見えてチーム力が上がっていき、第4節のノルディーア北海道戦で記念すべき初勝利を飾り、この時は本当にトップチームが優勝を決めた時くらい嬉しかったのを覚えている。

しかし、ただでさえ15人という小所帯でのスタートからいきなり2名が抜け、更にシーズンも佳境を迎える夏頃に、それまで攻撃の核として大活躍だった渡辺彩香選手の退団と、同じく攻撃のエース格だった橋浦さつき選手の怪我による長期離脱が影響し、内容も結果も思うように残せず、選手もチームスタッフだった塩原理恵・近藤由美両氏を急遽選手登録して急場を凌ぐなど、本当に苦しい状況が続いた。

そんな中、満身創痍な体調にもかかわらず、最後まで全力でプレーした選手達に心からの賛辞を贈りたいし、自分自身も、トップの優勝決定試合となる最終節を差し置いて清水へ遠征し、そこで勝利という最高のプレゼントをもらい、彼女達には本当に感謝している。

そんな今年のチームから極私的MVPを選ぶとなると、これはもう全員にあげたい気持ちはやまやまだが、敢えて絞り込むとしたら、まずはGK#1松本あずみ選手を推したい。
バックアップGKがいないという異常な編成のチームの中、1人でゴールマウスを守りきった実績はもちろん、最初は少し頼りなく見えたプレーもメキメキと実力を上げ、リーグ戦終盤には本当に頼れる守護神となり、その成長振りには目を見張るものがあった。

また、攻撃陣の相次ぐ離脱の中、それでも孤軍奮闘でどんなに跳ね返されても敵陣に果敢に切れ込んでいったFW#11浦崎優香選手や、キャプテンとして、また中盤の司令塔としてチームを引っ張ってきた#7小林菜摘選手も、是非とも推したい1人だ。

ただ、やはり今年はパルセイロ・レディースの歴史の“初めの一歩”を作り上げた選手全員に、自分からMVPを贈りたいと思う。(例によって賞金も賞品も名誉もなーんにもありませんのでアシカラズ。)
今年最後まで戦った14名の選手達には、是非とも来年も全員がチームに残ってほしいと心から希望している。

さて、来年への希望と展望であるが、まず第一に、このチームには何を差し置いてもとりあえず選手が欲しい!!!
やはり、ベンチにリザーブ選手2人でバックアップGKがいないというのは厳し過ぎ、平日にフルタイムの仕事をこなした上で過酷なリーグ戦を戦う上でも、この異常な状況は何としても改善しなければならない。

個人的な希望としては、とにかく控えGKの補充が先決だが、フィールドプレーヤーとしては、まずは最終ラインを統率できるセンターバックの選手。
ウチの守備陣は1対1の場面ではしつこく相手に喰らい付く粘り強い守備を見せてくれるが、コンビネーションで攻められると振り回されて守備が機能しなくなる傾向があるので、ここに良い人材が入れば、今シーズンに再三見せられた守備の連携ミスによる失点が防げるし、今年は人材不足で最終ラインに入っていた#8篠原志穂子選手も本来のボランチに戻る事ができ、攻撃に関しても好影響となるだろう。

また、小林選手からのパスを受け、橋浦・浦崎の両ポイントゲッターにつなげられるような、ポストプレーができるトップ下を務められる選手も是非とも欲しいところ。
今のチームにこれらの人材が加われば、チャレンジリーグとしてはなかなか魅力的なチームができるんじゃないかと期待している。

そんな訳で、このブログをご覧になっているなでしこリーグの有能な選手の皆さん(←見てない見てない)、是非とも我がチームにおいでくださいマセ!
詳しくはパルセイロのHPまで!!

次にリーグ自体を見てみると、先のチャレンジリーグ入替戦で清水第八プレアデスが岡山の吉備国際大学に破れ、同じくWESTのルネサンス熊本FCを破ったスフィーダ世田谷FCなるチームが新たに加わる事となった。

このスフィーダというチーム、HPによると『東京都最大規模の女子サッカー専門クラブ』で東京都女子リーグ1部を2連覇しており、かなりの強豪チームとお見受けする。
個人的に清水第八が降格した事が本当に残念ではあるが、東京のチームという事は遠征の移動距離も少なくなるし、チームにとっても自分にとっても好都合かな?・・・なんてノンキな事を考えてしまうが、今年はウチより下の順位だったノルディーア北海道もメキメキと力を付けているし、上位の学校系3強の一角に食い込むのは少なくとも来年は厳しそうだし、こちらもうかうかしていると来年は清水の二の舞になりかねず、まさに“明日は我が身”の非常に厳しい状況に立たされている事は間違いない。

そんな訳で来年の目標順位は、今年と同じ4位死守!
そして最低でも入替戦回避のため最下位だけは避けたいところだ。

と、こんな事を書くと、今まで“勝って当たり前”なトップの試合ばかり見られてきた皆さんには魅力を感じないかもしれないが、実際に女子の試合を見てみると、男子には無いサッカーの魅力がいっぱい詰まっているし、何よりもウチの選手達は全員がひたむきに一生懸命プレーしており、ハッキリ言ってウチのレディースはまだまだ全然弱いチームだが、彼女達の真剣な姿を見ると、そんなチームの実力など関係なく応援せずにはいられなくなる。

今年は自分が期待していたほど女子の観客動員が伸びず残念だったが、まだレディースの試合に足を運んだ事が無い方も、勝敗に関係なく、サッカー自体の魅力と選手達の全力のプレーを是非とも見に来て欲しいと願っている。

そして自分も、元来がヘソ曲がりで変わり者の性格ゆえ、応援するチームもより弱い方へ、マイナーな方へと流れていく傾向がある。
したがって、来年もトップとレディースの試合が重なった時はできる限りレディースを優先し、彼女達の活躍と成長を熱く見守っていきたいと思っている。
2010年総括&来年の展望~信濃グランセローズ編~
自分には何の関係も無い(ケーキはしっかり食べたけど)クリスマスも終わっていよいよ暮れも押し迫ってきたが、そういえば今年は仕事が忙しすぎてリーグ戦後もブログを書く気力がなかなか起こらず、自分が応援しているチームの今年のシーズン総括をやっていなかった。
まぁ別に誰に頼まれた訳でもないけど、自分の中のけじめとして書き記しておかなければ・・・という訳で、今年のシーズンを振り返るシリーズ、まずは信濃グランセローズ編。

今年のセローズは、千葉ロッテでコーチをしていた佐野嘉幸氏を監督に迎え、チーム初となる『NPBでのコーチ経験を持った監督』の下でこれまでの屈辱を晴らす成績を期待したが、前期は優勝の群馬に12ゲームの大差を付けられての限りなく最下位に近い2位、後期はやや混戦で最後まで僅かながらプレーオフ進出の可能性を残したものの、結局最後は定位置の最下位と、またしても残念な結果に終わってしまった。

去年までの選手を半分以上入れ替え、最初のうちは新しい選手を中心にうまく戦力が回っていたように感じていたが、試合は週末だけとはいえ長距離遠征を含むハードな日程に慣れていない選手が多かったためか、次第に歯車が狂い始めてしまい、独立リーグとはいえ(いや、むしろ独立リーグだからこそ)“プロ野球”で1年を通して満足にプレーする事の難しさを、選手達は痛切に感じたんじゃなかろうか。

また球団や我々ファンも、ただ単に監督や選手を代えただけではチームはすぐには強くなれないという、団体競技の難しさを改めて思い知った年だったと思う。

ただし、同じ負け試合でも去年までのような覇気の無い戦いを見せ付けられるような事が少なくなり、結果は出ないながらも選手達に最後まで諦めない姿勢が見られたのは、今後に向けてほんの少し明るい材料ではあったんじゃないかと思う。

そんなセローズの2010年だったが、この中で個人的に今年のMVPを選ぶとすれば、選手ではなく私設応援団の『レッドセローズ』の面々に贈りたいと思う。

今年もセローズは本当に厳しい試合が続いたが、そんな中でも、彼らは最後まで手を抜かずに明るく応援を先導し、決して選手や首脳陣にスタンドから文句や抗議をする事はなかった。

サッカーの応援では、チームが不甲斐ない結果を出した時は強烈なブーイングを浴びせたり、試合の途中で応援をボイコットしたり、「フロントを出せ!」と騒いで首脳陣に抗議したりする場面が時折見受けられ、それがさも当然と受け止められる傾向がある。
まぁ、そういった行動に出るサポもチームやクラブを少しでも良くしたいという強い“愛情”の裏返しであり、気持ちは十分に理解できるが、やはり傍から見てカッコいいものではなく、逆にライトなファンの気持ちを遠ざけてしまう事にもなりかねず、自分はあまり好きになれない。

その点、レッドセローズの面々は、どんなに敗色が濃厚な場面でも応援の手を緩める事なく、チームの逆転を信じてマジメに、必死に応援していたのが非常に印象深かった。

また、彼らの応援は年々進化しており、チャンスやイケイケや形勢逆転を望む場面など、様々なシーンに合わせて毎年趣向を凝らしたテーマを作っており、自分もチャンスの時にかかる“ワッショイ”や“アルプス一万尺”、そして今年登場した逆転への奮起を促す“旅人よ”(by爆風スランプ)などは、普段仕事をしていても時折口ずさんでしまうほど秀逸なテーマだと思う。

そして、そんな真摯な態度に触発されてか、周囲でもトランペットやドラムに合わせて手拍子をとる観客が年々増えている。
NPBの外野スタンドやサッカーのゴール裏のように、声出し応援をやりたい人が集まる隔離された環境ではなく、昭和40~50年代のように内野スタンドの一般客席に陣取って応援を先導するスタイルでは、座りながらじっくり試合を見守る普通の観客から応援の手拍子をもらうのはとても難しい事だと思うが、彼らは年を追うごとに確実に手拍子の数を増やしており、これまでは目先の結果だけで心無いヤジを味方に飛ばす“評論家オヤジ”が多かったスタンドの雰囲気もだんだん良くなっていると実感する。

自分はこれまで、どんな競技でも弱いチームを好んで応援してきたせいか、「応援対象のチームが弱ければ弱いほど、愚直に選手を後押ししていきたい」というのを応援のモットーとしているだけに、まさにそれを体現している彼らの努力には本当に頭が下がる思いで、種目や応援の形態に違いはあれど、これからJFLの荒波に揉まれる事となるパルセイロのゴール裏にも、彼らの姿勢には見習うべきところがあるんじゃないかと感じており、そんな彼らに文句無く今年のMVPを贈りたいと思う。(ただし、表彰や賞品・賞金はとーぜん用意してないのでアシカラズ)


そんなセローズではあるが、来シーズンに向けて朗報がもたらされた。

これまでの島田直也投手コーチと竜太郎打撃コーチ兼任選手が解任され、守備・走塁コーチとして、NPBでのコーチ経験も豊富でヤクルトの2軍監督時代にファーム日本一に輝いた実績もある猿渡寛茂氏が、投手コーチとして、台湾プロ野球の強豪・統一ライオンズや五輪での台湾オリンピックチームで投手コーチを務めた若手の理論家・酒井光次郎氏が加わり、打撃コーチ兼任の佐野監督と共にBCLでも屈指の豪華首脳陣誕生となった。
(なお、来年は竜太郎氏は選手専任としてセローズに残り、島田コーチは四国アイアンドリーグ・徳島インディゴソックスの投手コーチに就任した。両氏の今後の活躍にも大いに期待したい。特にウチに残る竜太郎、本当に頼むよ!)

島田・竜太郎両コーチともこれまでチームのために頑張ってきたものの、NPBでのコーチ経験が無い両氏には、結果的には基礎があまりできていない選手達を指導するには荷が重すぎたんじゃないかと感じたが、その点、これだけ経験豊富な首脳陣が揃えば、チームの建て直しには非常に期待が持てる。

とはいえ、先に『監督を変えただけではチームはすぐには強くならない』と書いたように、この首脳陣をもって来年すぐに優勝できるとは思っていない。

BCLの優勝常連チームである群馬や石川を見ていると、一つ一つのプレーに対してとにかく基本がしっかりしている印象が強いし、特にNPBのファームチームとの交流戦でウチとNPBの選手を見比べると、ウチの選手達は基本がほとんど出来ておらず雑なプレーが多い事を痛感するので、ここは結果を焦らずじっくりと腰を据え、まず来年は基礎の基礎からみっちり選手に叩き込み、2年目で実戦に生かせるように熟成させ、3年目で“優勝”という名の花を咲かせるよう、長期計画でセローズをどこに出しても恥ずかしくないような立派なチームに変えてほしいと願っている。

さて、自分自身の事でいえば、今年の観戦数は全部で7試合と去年よりは若干増えたが、それでも後援会の招待券10枚を使い切るまではいかなかった。
また、長野オリスタ以外での観戦は中野・松本・大町が1試合ずつとなったが、個人的にスタンドの雰囲気が大好きで観戦を楽しみにしていた上田や小諸など東信での試合に行けなかったのが残念だった。

来年はパルセイロもJFLに上がって試合数が一気に増えるし、これまで以上にBCLの観戦チャンスが減ってくる可能性が高いが、それでも来年も出来る限り球場に足を運び、“ダメ息子”達が力強く成長していくであろう過程を辛抱強く見守っていきたいと思う。

いくらパルセイロが上のカテゴリーに上がっても、“野球好き”な自分は、これからもずっとグランセローズとBCLを熱く応援していきます!!
惜別2010~海野剛・要田勇一へ愛を込めて~
パルセイロがJFL昇格を決めた最高に嬉しい記事の後、本当に久し振りの更新となる今日は、毎年避けては通れない退団選手に関する事。

ちょっと前の発表だったが、トップチームの“契約満了”選手が発表された。

今年の退団選手は今のところ6選手で、そのうち4名は僅か1年での退団となった。
自分は今年はトップチームの試合を見る機会が非常に少なかったし、出場選手もほとんど固定されており、これら4選手についてはあまり印象が無いというのが正直なところ。
ただ、その中でも本城選手は何度かプレーを見て「いい選手だな」と思っていたのでもったいない気がするし、他の選手達も僅か1年での退団は寂しいが、いずれもまだまだ若いし、JFL昇格という劇的場面に立ち会えた長野での経験を糧に、新天地では是非とも頑張ってもらいたいと思う。

そして、海野剛選手。
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在籍中の3年間は、棗正志・ノグチピント・諏訪雄大といった正GKの控えに回る事が多かったが、小柄ながら1対1や接近戦に強く、どんなに相手がフリーな場面でも果敢にボールに向かいガッチリとセーブする勇気溢れるプレースタイルで、自分は去年まで付けていた背番号1のキーパーユニを本気で発注しようと思っていたくらい大好きな選手だった。

そんな海野選手、先の地域決勝ではPK戦での強さを買われて、引き分けが濃厚な試合に後半44分から出場する『リリーフGK』としての活躍が記憶に新しい。
その起用方法や、地域決勝でのPK戦4試合中で勝ったのが1回だけという結果は、本人にとっては甚だ不本意だったと思うが、その貴重な1勝である1stラウンドの福島ユナイテッド戦は間違いなく海野選手がたぐり寄せた勝利であり、あれがなければまたしてもファイナル進出がならなかった可能性が高かっただけに、海野選手はJFL昇格の“影の立役者”と言えるんじゃないだろうか?

海野選手ほどの人材なら、活躍できるチームはまだまだ沢山あるだろう。
これからも、そのガッツ満点のプレーで、新天地の守護神としてチームやサポから愛される存在になってほしいと心から願っている。

最後に、要田勇一選手。
彼は自分にとって特に思い入れの強い選手だったので、写真もドーンとたっぷり掲載の“えこひいき”で。
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自分が要田選手を初めて知ったのは、Jリーグのテレビ中継を見ていた時だった。
確か途中出場で出てきたと思ったが、そのいかつい風貌で重戦車のように相手を蹴散らしてゴール前に突進して行き、そのいかつい風貌に似合わぬキレ味鋭いシュートで瞬く間にゴールをあげたシーンを見て、一発で彼のファンになった。
そんな要田選手がパルセイロに入団すると聞いた時は飛び上がるほど嬉しかったし、我等がチームのオレンジのユニを着て初めてピッチに立った時には、鳥肌が立つほど感激したものだ。

そして、その後の活躍は皆さんご存知の通り、地域リーグとしては破格の実力と存在感で、我々サポを大いに魅了してくれた。
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ところで、自分がパルセイロの試合を写真に撮っていていつも感じるのだが、要田選手は、もちろん正面からの姿もカッコいいが、後姿がこれほど絵になる選手も珍しいんじゃないかと思うのだ。
彼の広い背中からは、これまで様々なクラブで培ってきた経験が滲み出してくるようで、他の選手には無いオーラをひしひしと感じるんである。
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自分が撮った要田選手の写真の中でも特に印象深いのが、上の1枚である。
これは、要田選手が大怪我を負ってリーグ戦を棒に振ってしまった去年、怪我が癒え復帰を果たした全社全国大会前の壮行試合での選手交代時の写真だ。
この背中には、久し振りにピッチに立てる喜びと、「やってやるぞ」という決意に満ち満ちており、上がった画を見て思わず息を呑んだものだった。

また、もう一つ彼の魅力は、そのゴツい顔(よーさん失礼!)からは想像できないような、優しさに満ちた笑顔だろう。
特に地域決勝ファイナル最終戦、彼にとって思い入れの多い市原臨海のピッチで昇格を決め、試合後のベンチで町田本部長と抱き合った時の、喜びと安堵に満ちた最高の笑顔が忘れられない。
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今季は、特にリーグ戦後のポストシーズンになってからは出場機会も減ってきており、自分の中でも「もしかしたら・・・」とある程度の覚悟は出来ていたが、はやり正式に発表されてしまうと本当に寂しいし、来季にJFLのエンブレムを袖に付けたオレンジユニを着てプレーするよーさんの姿が見られないのは残念でならない。

ただ、プロフィールの所属クラブを見ても分かるように、これまでも様々な山や谷をいっぱい経験しているし、何よりも長野での4年間の経験と実績は、必ずやこれからの人生に役立つ事だろう。
JFLのチームに入ってウチを苦しめるのもよし、他の地域リーグのクラブを昇格に導くのもよし、東南アジアなど海外に活躍の場を求めるのもよし、要田勇一のサッカー人生はまだまだ終わっちゃいないと信じている。

自分は、パルセイロというチームに要田選手がいた事を誇りに思うし、要田選手と同じ空間にいられた4年間は本当に幸せでした。

ありがとう。 そしてまた会う日まで、お元気で・・・
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地域決勝ファイナルラウンド#3 vsY.S.C.C (+レディース試合雑感)
とうとうこの日がやってきた。

昨日に引き続き、快晴・微風・ぽかぽか陽気の絶好のコンディションの下、歓喜の瞬間を見届けようと長野からやってきた大勢のサポによってオレンジ色に染め上げられた市原臨海競技場で行われた、運命の最終章最終楽譜、横浜カルチャー&スポーツクラブとの一戦。

やはりこの一戦で昇格が決まるとあって、自分は競技場のスタンドに一歩足を踏み入れた瞬間から何ともいえない緊張感に包まれて心臓の鼓動が早くなり、ソワソワと落ち着かないままキックオフまでの時間を過ごしたが、その注目の試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-0・0-0)0 Y.S.C.C
PK戦
長 ×○×× = 1
Y ○○○- = 3
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この結果、勝ち点5、得失点差+4で第2試合の結果を待たず2位が確定し、AC長野パルセイロのJFL昇格が決定した。

しかし、今日の試合は本当に壮絶だったが、まずはその内容を振り返ってみよう。

自分はY.S.C.Cの戦い振りを実際に見るのは初めてだったが、いやはや、このチームはとんでもなく強いチームだ。
ウチもこと攻撃に関しては地域リーグクラスでは全国屈指を自負しているが、Y.S.C.Cは連携、プレス、スピード、高さと、どれを取ってもウチより上。
ウチも今日の内容は決して悪くなかったが、ボールは相手に支配される時間が長く、まるで普段HFLでウチが相手にやっているようなパスサッカーを相手にやられ、このカテゴリーでウチが攻撃で相手に翻弄されるのを見たのは初めてだ。

しかし、今日のウチはいつにも増して全員がゲームに集中しており、一人がミスしても他の選手がしっかりカバーする等で、何度もあった相手の決定的な場面も全員で体を張って守り抜いた。
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後半になるとウチにもチャンスが増えてきて、中盤以降は攻撃的サッカーを標榜するチーム同士の、まさにノーガードの撃ち合いの様相を呈して、見ているコッチは胃がキリキリ痛むような展開が続いたが、ウチは最後の最後まで集中力を切らさず走り抜き、実に実に長く感じた90分をスコアレスドローで凌ぎ切った。

終了の笛が鳴った瞬間、最下位が確定したY.S.C.Cの選手達はガックリと膝から崩れ落ち、ウチのベンチでは薩川監督が何度も何度も控えめながら力強いガッツポーズを繰り返していたのが印象的だった。

その後のPK戦はオマケみたいなもので、インターバルのベンチもあまり緊張感が感じられずビミョーな空気だったし、選手達も昇格決定にホッとして緊張の糸が切れたのか、1-3で呆気なく敗戦。
できればPKでも何でも勝って締めくくりたかったのに何とも締まらない幕切れだったが、その辺りの詰めの甘さはウチらしいっちゃーウチらしいし、まぁ昇格達成に免じて大目に見てあげましょうか。

・・・なんて茶化してしまったが、マジメな感想を言えば、あれだけの相手の猛攻を体を張って90分間防ぎ抜き、自分達の仕事を見事にやり切った選手達の勇気と集中力に最大級の賛辞を贈りたい。

ウチは試合には負けたけど、勝負には勝って自分達の手で昇格を掴み取ったんだと、堂々胸を張っていいと思う。


そんな訳で、改めまして・・・

祝!AC長野パルセイロJFL昇格決定!!!

選手達がスタンドへの挨拶を一通り済ませた後でベンチに戻った時、多分#2籾谷選手だったと思ったが「長かったぁ~~」と搾り出すようにしみじみ言っていたのが聞こえたけど、いゃ~、本っ当に長かったぁ~・・・

自分が新聞のごく小さな記事から『長野エルザSC』というクラブを知って試合に足を運び出した6年前の2004年は、金沢SC(現ツエーゲン金沢)・JSCに次ぐ3位に終わり、続く2005年はライバル達を見事に抑えて優勝したものの、高知での地域決勝1stラウンドで3戦全敗の玉砕。
シーズン途中からバドゥ監督が就任した2006年は引き分けでも優勝という最終節でJSCに敗れて3位に沈み、クラブ名を『AC長野パルセイロ』と改名してバドゥの下で華々しくスタートした2007年は守備の崩壊で屈辱の4位。
翌年の2008年は見事にリーグ優勝を果たすも、地域決勝1stラウンド最終日にまさかの逆転負けで掴みかけた夢がすり抜けていった“本城の悲劇”を体験し、去年はリーグ優勝を逃したばかりか、リーグではウチより下位だった松本と金沢に全社枠から一足先に昇格を決められてしまうやるせなさ・・・

本当に、この6年間は色んな事があり過ぎたが、そんじょそこらのJリーグチームのサポでは絶対に味わえない、とても濃密で充実した年月だった。

改めて、この地元・長野の素晴らしいクラブに出会えた事に感謝し、6年前は半分“夢物語”だと思っていた事がこうして現実となった喜びをじっくり噛み締めたい。

これで、試合数が非常に少ない中で常に勝利を義務付けられ、“昇格”という重い十字架を背負いながら戦わなければならなかった北信越リーグとオサラバし、来年からは次なるステップを踏み出す事になるが、我々が長い間恋い焦がれたJFLという舞台で、パルセイロがどのような戦い振りを見せ、クラブがどのように成長していくのか、来年以降もずっとずっと見守り続けていきたいと思う。

では最後にもう一度、皆さんで声高らかにお祝いしましょう。

我等がAC長野パルセイロ
JFL昇格バンザイ!バンザイ!!バンザーイ!!!

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そして・・・・

全日本女子サッカー選手権1回戦
AC長野パルセイロ 2(1-1・1-2)3 藤枝順心高校

忘れちゃいけないレディースの試合、藤枝総合運動公園サッカー場で行われた全国女子サッカー選手権は、“ホーム”である藤枝順心高校に破れ、残念ながら1回戦敗退。
調べてみると、この高校からもU-18日本代表選手を輩出している強豪高のようで、CLEの優勝チームである常盤木学園のように社会人チームも負かしてしまうだけの実力を持っているんだろう。
さすがに今日だけは自分もレディースの試合に行く訳にはいかず、今となってはシーズン最後の試合を応援ゼロの寂しい中でやらしてしまった事が残念でならないが、選手達はこの悔しさを来年に向けてのエネルギーにして、少しずつでもいいから確実に成長していってほしいと願っている。
地域決勝ファイナルラウンド#2 vs三洋電機洲本
悲願のJFL昇格に向けての運命の最終章、地域リーグ決勝大会ファイナルラウンドが、遂に昨日から始まった。

昨日の第1戦は、カマタマーレ讃岐に0-0のままPK戦までもつれ込み、結果6-7で惜敗。

自分は昨日は仕事が忙し過ぎてどうしても休めなかったが、今朝の信毎の記事等の情報によると、やはり“試合巧者”である讃岐の術中にハマってしまい、ウチらしい攻撃サッカーがほとんどできなかったようで、今年の直接対決3連敗は非常に悔やまれるが、勝ち点1ゲットという最低のラインは死守し、何とか次につなげた感じだ。

そして今日は、昨日Y.S.C.Cを3-2の逆転勝ちで下した三洋電機洲本が相手。
ウチとしては何としてでも90分勝ちが欲しかったが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 4(4-0・0-0)0 三洋電機洲本
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とりあえずは、地域決勝1stラウンドから続いている攻撃の“フン詰まり”という悪い流れを断ち切るためにも、できるだけ早い時間に先取点が欲しいと切望していたが、その願いが通じたか、前半3分、カウンターから絶妙なスルーパスが通り、ゴール前フリーで受けた#10宇野沢が見事にゴール!
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更にその5分後には、ウチらしい連携から#13藤田のゴールが決まり、立ち上がりに2点を連取する上々な滑り出しだったものの、サッカーでは2-0というスコアが最も不安定で逆転されやすい事から、次の1点を何としてでも取りたいと思い、内心ドキドキしながら見ていたが、前半26分に藤田がゴールして“危険領域”を脱出し、こちらもホッと一息。
しかし、2点目から3点目までの時間は18分とそれほど長くなかったが、見ている方はこの間が本当に長く感じられた。

この後、前半終了間際に宇野沢が4点目を入れて勝利を確信し、後は今後のために1つでも多くの点を上げて“貯金”しておきたいと後半に期待したが、前半に攻め疲れたか、非常に惜しいシュートは何本かあったもののゴールには至らず、結局そのままタイムアップ。

個人的には後半の無得点にはいささか不満も残るが、ここまで動きが硬くて本来の攻撃サッカーができていないというレポを見てきただけに、今日はキレキレだったウノ・マコの2トップを始めとして全員が終始ノビノビとしたウチらしいサッカーを展開し、しっかり90分勝ちを収めた事が何より大きく、こちらも肩の荷が半分降りたような感じだ。
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そして、もう一つ気になる第1試合の結果は、カマタマーレ讃岐が3-2でY.S.C.Cに逆転勝ちし、この結果、Y.S.C.Cの3位以下が確定。
そして我等がパルセイロは讃岐と共に3位以上を確定させ、明日最悪の結果になっても、まだ昇格に望みをつなげる順位が保証された。

ただ、これで満足していてはもちろんダメで、絶対に自動昇格となる2位以上とならなければならないが、ここで明日の結果によってどうなるのかをまとめてみたい。

(1)パルセイロ90分勝ちorPK勝ち(勝ち点7or6):2位以上確定→JFL昇格決定!!

(2)パルセイロPK負け(勝ち点5)
 ・ 第2試合讃岐の勝利(90分orPKどちらでも):2位決定→JFL昇格決定!!
 ・ 第2試合三洋のPK勝ち:勝ち点で三洋と並ぶが得失点差で2位決定→JFL昇格決定!!
 ・ 第2試合三洋の90分勝ち:勝ち点で讃岐と並ぶが得失点差で2位決定→JFL昇格決定!!

(3)パルセイロ90分負け(勝ち点4)
 ・ 第2試合讃岐の90分勝ち:2位決定→JFL昇格決定!!
 ・ 第2試合讃岐のPK勝ち:勝ち点で三洋と並び、両者の得失点差による
 ・ 第2試合三洋の勝利(90分orPKどちらでも):3位決定→入替戦(vsアルテ高崎)へ

※ もし間違えてたらゴメンナサイ・・・

そんな訳で、昨日の勝ち点1と今日の4得点が効いて、PK戦まで持ち込めば例え負けても2位以上を確保できるという非常に有利な状況にあるが、やはりスッキリと90分勝ちで悲願達成といきたいところ。
皆さんも、リーグ戦最終節のような『JSCに引き分けちゃったけど一応優勝』なんてビミョーな空気は2度も経験したくないでしょう。(自分はその場にいなかったけど。。。)

対するY.S.C.Cは、ウチに大量得点で勝って、なおかつ第2試合の結果を待たなければ3位が見えてこないという“得俵につま先が乗った”状況ではあるが、やはり関東リーグをダントツで優勝してきただけの実力はあるし、昨日も今日も先取点を取っており、ナメてかかると痛い目にあう。

それに、何といっても2年前の“雨の本城”が嫌でも脳裏をかすめ、もうあんな悲劇は金輪際体験したくないという思いは、あの場にいた選手やサポならみんな持っているだろう。

ただし、そういった思いで体が硬くなり、また昨日までのようなチームに戻ってしまっては元も子もない。

ウチは他と違ってワイルドカードで上がってきた“チャレンジャー”であり、今年NPBで3位からプレーオフを勝ち上がり、ほとんどの評論家の予想を覆して『史上最大の下克上』を完成させた千葉ロッテマリーンズのように、ノビノビとした気持ちで自分達のサッカーをやり抜けば、自ずと結果は見えてくると確信している。

泣いても笑っても明日が最後。
入替戦の事なんて考えず、本当に明日を『今年最後の試合』にするよう、選手・スタッフ・サポーターが一丸となって、大きな夢を実現させましょう!!

明日の夜、全ての人が笑って帰宅できる事を祈って・・・
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