ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201103<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201105
countdown
JFL2011第2戦(前期第8節) vs松本山雅FC
先週華々しく開幕したJFLは、第2戦目にして早くも大一番の信州ダービーが実現。
自分は去年唯一のダービー(県選手権決勝)はレディースの応援に行っていて見られなかったので、一昨年のHFL以来2年振りのアルウィン参戦である。
s-写真00002

同じ県の2大都市のクラブ同士が意地とプライドで火花を散らすダービーマッチだが、ウチにとって松本は鬼門中の鬼門。
何しろ公式戦でウチが松本に勝ったのは、3年前の北信越リーグ最終節、PKで上げた1点を守りきって優勝を決めたアノ試合以来で、その後はHFL・県選手権・全社北信越大会・全社全国大会と、引き分けをいくつか挟んで、えーっと、ひぃ、ふぅ、みぃ・・・・・って一体何連敗してるんだっ?!?!

と、決してチーム力自体は大きく劣っている訳でもないのに、ナゼか本当に何度やっても勝てない相手ではあるが、こうして1年遅れて同じカテゴリーに追い着いたからには、是非とも敵地でこれまでの借りを一気に返したいところだったが、その結果は以下の通り。

松本山雅FC 2(1-1・1-0)1 AC長野パルセイロ
s-写真00076

今日は試合前から強風が吹き荒れる難しい天候だったが、コイントスに勝って選択したのか負けてそうさせられたのか、前半は長野が風上でコチラ側に攻めてくる優位な条件。
そんな“先手必勝”な条件で何としても先取点が欲しかったが、なんと前半4分に、早いパス回しからゴール前フリーで受けた#7土橋が冷静にゴールを決め、ビックリするくらいあっけなくウチに得点が入る。

おそらく長野の中で最もダービーに強い思いのあるヒロの見事な先制弾に、アウェイ観客用に唯一割り当てられたゴール裏のスタンドに入ったパルセイロ・サポは大興奮!

その後も概ねウチのペースでボールが回り、逆に松本の方は連携がうまくいかずイライラしてラフプレーが出るような場面もあったが、30分を過ぎた辺りから徐々に向こうも攻撃が噛み合い出し、3分という前半にしては長いロスタイムに入ってすぐ、現在の松本で信州ダービーを最もよく知る男、#6今村選手に手痛い同点弾を決められてしまい、何となくイヤな空気を残したまま後半へ。

そして、強風に雨も混じるようになり文字通り“風雲急を告げる”感じとなった後半は、前半最後の流れがそのままに、風上に立った松本がボールを支配し何度と無くシュートを打たれるが、ウチも守護神#1諏訪のファインセーブもあって何とか踏ん張り、両者無得点のままロスタイムへ。
何しろ劣勢だったので「このままドローでも御の字・・・」と願っていたが、その願いも虚しく、松本の二枚看板、木島ブラザーズの弟・#13徹也選手に決勝ゴールを決められ万事休す。

結局、今回も松本に土をつけることは出来なかったが、それにしても毎回思うのだが、ナゼかこのカードでのウチの“負けっぷり”は精神的に堪えるものばかりだ。
今日も前・後半のロスタイムに失点するという、あまりにもアチラにとって“出来過ぎ”のシナリオで、勝った松本サポや興味深く傍観していた第三者にとっては最高に面白い試合だったと思うが、負けた当事者としては、毎度毎度お約束のように正義のヒーローにミジメにやられてしまうドクロベエ一味(byヤッターマン)のようで何ともやりきれない。

ただ、ここでちょっと冷静になって考えてみると、今までのダービーは勝ち負けが『昇格』とか『天皇杯出場』という大事な目標に直結する試合ばかりだったが、今回は12月まで続く長丁場のリーグ戦の中の1試合にすぎず、ここで負けたからといって生きるの死ぬのの問題ではない。

そりゃ自分だって、テレビやラジオで全県に中継され全国のサッカー関係者から注目されるダービーにこんな劇的な結末で負けるのは本当に悔しいが、まだリーグ戦は2試合しか消化されていないし、もう3日後には次の試合がある訳だから、ここは『全33試合の中でいくつかある負け試合の中の一つ』と割り切り、気持ちを切り替えて前だけを向いていきましょう・・・ってそう思わなきゃ気持ちも体も12月までもちませんぜ。。。

それに、相手が松本だから悔しさも増幅されるけど、モノは考えようで、JFL新入生のウチが去年7位の強豪チームと互角に渡り合えたと思えば、今後に向けて希望も湧いてくるでしょう。
事実、これまでは松本の気迫に気圧されて攻守共に空回りしてしまうもどかしい試合ばかりだったが、今日は『がっぷり四つ』という言葉が相応しいくらい、内容的にも気持ち的にも決して相手に引けをとっていなかったと思う。

これから毎週どんどんやってくる試合の中で、様々なチームとのガチンコバトルでチーム力を上げていき、7月に行われるリターンマッチの時には、松本の皆さんにグッと大きく成長した姿を我等がホーム・南長野でお見せしようじゃありませんか!
s-写真00052

さて、次節・5月3日は南長野に栃木ウーヴァFCを迎えての第3戦。
ここまでの2戦は、開幕戦やダービーといった何となく“お祭り気分”の特別な試合ばかりだったが、ようやく次節からは選手もサポも腰を落ち着けて試合に臨めるんじゃないだろうか。

繰り返すけど、リーグは全33試合の長丁場だし、ウチはJFL1年生のヒヨッ子だ。
たかが一つくらい負けただけで大げさに落ち込んだりせず、『DO OUR BEST』の精神でひたすら前を向いていきましょう。

では最後に今日の締めの一言・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

あ"~、でもやっぱり悔しいっっ!!
スポンサーサイト
蔵出し写真展 4/24JFL前期第7節vsジェフリザーブズ編
自分は今年からパルセイロの試合はメインスタンドで写真を撮りながら観戦しているが、だいたい1試合で50~60枚くらいは撮るので、“ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる”で、試合当日のブログに載せられなかった中にも「コレも使いたかったな・・・」という写真が出てきたりする。

まぁ、自分の場合はカメラに頼りきりでシロウトに毛の生えた程度の技術しかないので、ピントも露出も構図も見る人が見れば拙いものばかりだが、L判程度の大きさでパソコンやケータイの画面で見せる分には、そんなアラも何とか誤魔化せるだろう・・・という訳で、これから自分が観戦した試合の翌週の平日に、そんな“蔵出し”写真を簡単なコメント付きでいくつかアップしたいと思います。

なお、仕事の関係でアップする時間が取れなかったり、張り切って撮ったはいいが全く使えない写真ばかり・・・という事も大いに有り得るので、この企画はあくまでも不定期連載という事でひとつご容赦のほどを。

*************************************************************************

s-写真00013
前後半のキックオフ前の円陣では、#7土橋選手を中心に戦術の最終確認を念入りに行っていた。
試合中の流れるような鮮やかな連携も、こうした意志疎通の賜物だろう。
さすがチーム最年長、亀の甲より年の功。(ヒロ失礼!)
JFLデビューの緊張を強いられるであろう試合で去年のメンバーがあれだけノビノビとプレーできたのも、これまで様々な経験を重ねてきたヒロが精神的支柱になっている事が大きな要因だと思う。
あ、それと諏訪クン。先輩の話はきちんと顔を上げて聞きましょう。(笑)

s-写真00084
全国のマコファンの皆様、お待たせいたしました。記念すべきJFLファーストゴールの写真を載せられなかった分、ここでドーンとその勇姿を披露しちゃいます。
藤田選手といえば、そのイケメンな容姿と華やかなゴールシーンに注目が集まるが、実際にプレーを見ていると、この写真のように前線で体を張って泥臭くボールを奪いにいく真面目さ、ひたむきさこそが、マコの真骨頂なんじゃないかと感じている。
ま、いいオトコは何をやらせても絵になっちゃうんだけどネ。

s-写真00027
相手選手と激しくボールを奪い合う#22小川裕史選手。(後ろ姿だけでゴメンナサイ。。。)
当日の記事で紹介した#25有永選手と共に、この小川選手もセンターバックとして最終ラインで非常にいい仕事をしており、チームの無失点勝利に大きく貢献していた。
この両名の他、当日は出場しなかったが#4谷口浩平選手もプレシーズンマッチでいい動きをしていたし、ウチのウイークポイントだったディフェンスラインも大幅な強化が期待できそうだ。
こりゃ、去年までバリバリ主力だったモミもノザも、うかうかしてるとポジション盗られちゃうゾ!
(因みに、『おがわひろし』の名前を聞いてワイドショー番組の司会者南海ホークスの名遊撃手の顔が真っ先に浮かんだ自分は、立派な昭和の芸能&パ・リーグオタク。。。)

s-写真00071
試合終了のホイッスルの後、満面の笑みで勝利を喜び合う#19向慎一選手と#11富岡大吾悟選手。う~ん、いい顔してます。
この日2ゴールの向選手もさることながら、後半途中から出場の富岡選手も、ゴールという結果こそなかったものの、どんなにチェックを受けても簡単には倒れないボディーバランスと、ディフェンスを蹴散らしてグイグイ前へ突き進む体の強さでスタンドの観客を沸かせていた。
なんたって、かの要田勇一選手が背負っていた栄光の背番号11を引き継ぐ選手だし、その高い能力は折り紙つき。
きっとウノ・マコのゴールデンコンビに割って入り、ゴール量産の大活躍をしてくれるものと大いに期待している。

次節のアルウィンでも、こんな笑顔の写真が撮れたらいいな・・・
JFL2011第1戦(前期第7節) vsジェフリザーブズ
祝 JFL開幕!!

東日本大震災による開幕延期から約1ヶ月半。
前日の雨も上がり、カラッとした青空の絶好の“開幕日和”の中、長野にとって全国へのデビューとなる歴史的な瞬間が遂にやってきた。

1990年、「長野の、北信のサッカーを強くしたい」と有志が立ち上げた『長野エルザSC』の、その熱い思いと壮大な夢にサポやスポンサーや行政が乗っかって『AC長野パルセイロ』へと進化を遂げ、当時は手が届かないほど遠くの存在に思えた憧れのJFLの舞台に今こうして立つ事ができ、自分も選手入場の時には思わず胸が熱くなった。

パルセイロの特筆すべきは、21年前のクラブ発足時のメンバーが今もコーチやクラブの要職に就いて活躍している事であり、彼らにとってもこうして現場でJFLデビューの瞬間に立ち会えて感慨もひとしおだろう。
今日こうして我々がパルセイロを通して長野に居ながらにしてハイレベルなサッカーを楽しめるのも、地元のチームを応援できる喜びを感じられるのも、全ては小湊コーチや町田統括本部長を始めとした先達の方々が、サッカー未開の長野を必死になって開拓してきたからであり、まずは長野エルザという素晴らしいクラブを創り育て上げてきた全てのOBの方々に最大級の賛辞と感謝の意を伝えたい。

そして、日程の関係で記念すべき開幕カードの相手となったのが、5年前に高知で行われた地域決勝1stラウンドでエルザを負かしてJFL昇格を果たしたジェフリザーブズ(当時はジェフ・アマチュア)というのも、当時あの場所で実際に試合を見て“全国の壁”の高さを痛感したオールドファンにとっては強い因縁を感じずにはいられない。

そんな様々な熱い思いが詰まった開幕戦の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 4(3-0・1-0)0 ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ

まずは注目のスタメン発表を聞いて少し驚いた。
先発11人のうち、新加入選手は#19向、#22小川、#25有永の3名だけで、後は全て去年から在籍している選手達。
これは、「上位カテゴリーでやってきた選手ではなく、地域上がりの選手でもウチは十分戦えるんだ」という薩川監督の自信の表れであると自分は捉えたが、その“地域上がり”の選手達が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

去年までのウチの悪いクセだった気負いからくる連携ミスや消極的な姿勢は全く見られず、JFLデビューの緊張や固さも微塵も感じられず、ボールが面白いように良く回るウチらしい魅惑的な攻撃サッカーで、10人のフィールドプレーヤー達がピッチ内を縦横無尽に駆け回り、会場に詰め掛けた2200人を超える観客を大いに湧かせる。

そんな中、歓喜の瞬間は意外に早くやって来た。
前半25分に記念すべきJFL初ゴールを奪ったのは、#13藤田信!
そして、その興奮も冷めやらぬ34分、今度は#10宇野沢祐次が負けじとゴール!!
s-写真00078
※マコファンの皆さん、ゴメン。1点目は興奮しすぎて使える写真が撮れなかった・・・

去年HFL優勝と地域決勝突破の原動力となったウノ・マコの2トップが揃って結果を出す最高のシーンの後は、41分に期待の新戦力#19向慎一が決めてメインスタンドにガッツポーズでアピールし、スタジアムの盛り上がりも最高潮!
s-写真00089

更に向は後半17分にも得点し、その勢いのままゴール裏のサポゾーンへダイブ!!!
s-写真00033
さすがJリーグも経験した千両役者、盛り上げ方のツボを知ってますな。

その後も追加点はならなかったものの終始ウチが押しまくり、守備でも後半立ち上がりに相手に攻め込まれ少々ヒヤッとした場面があった以外は危なげなく守りきり、大事な大事なJFLデビュー戦をこれ以上ない最高の形で勝利する事ができたが(得失点差でリーグ首位に立つオマケ付き!)、何より嬉しかったのは、去年まで北信越リーグを戦ってきたメンバーがJFLの舞台でも臆する事なく自分達の持ち味を発揮して、ウチらしいサッカーで勝利した事だ。

今日の相手の出来がどの程度か分からないので手放しで喜んではいけないとは思うが、このメンバーでもJFLで十分に戦えるだけの手応えを掴んだのは本当に大きな収穫だと思う。

そんなこの試合で自分が最も印象に残った選手は、前記の得点者などではなく、左サイドバックの#25有永一生選手だ。
関東学院大から新卒で入団したルーキーながら、並み居る経験者を差し置いて先発出場した有永選手は、シニアリーグ初出場とは思えない冷静さで相手の攻撃を未然に防ぎ、またクリアーもいたずらにタッチを割らずにインフィールドの味方に的確につなぐなど、決して派手さは無いけど最終ラインで非常に利いており、今日の無失点勝利の陰の立役者とも言え、これから経験を積んでいけば更に存在感のある名選手になる予感がした。
s-写真00066

と、そんなこんなで今日はウチのいい面ばかりが際立ち、文句の付けようがない試合だったが、そうそう浮かれてばかりもいられない。
何しろリーグは本当に始まったばかりだし、今日の試合だって“ビギナーズラック”は言い過ぎかもしれないけど、気持ち悪いくらいハマり過ぎて逆にちょっと“出来過ぎ”で不安な感じがしてしまうのは気にし過ぎだろうか?

いずれにしても、選手達は今日の勝利に浮かれる事なくこれからの試合に臨んでほしいが、次節は、気持ちを引き締めるにはこれ以上ない最高の相手、松本山雅FCとの『信州ダービー』だ。

この信州ダービーは、他の試合には無い、ある意味“異様”な空気感がスタジアムに流れ、選手達はどうしても「絶対に勝たなければ」と気負ってしまいがちで、過去もウチはそんな気負いが変に空回りしてしまい、逆にあの空気を自分達の力に変えるのが非常に上手い松本に散々な目に遭わされ続けている。

今日の松本はホームでブラウブリッツ秋田に逆転負けを喫してしまったようだが、去年は昇格初年度にもかかわらずJ昇格圏の4位にあと一歩で手が届く位置までいっており、過去の対戦成績からいってもJFLで1年先輩の松本は明らかに“格上”の存在だし、敵地・アルウィンで行われる次節は、そんな相手へ敬意を持って、でも気持ちは強く、自分達の攻撃サッカーを貫き通し、相手の胸を借りるつもりで思いっきりブチ当たってほしい。

そして自分も、絶対に勝って過去の借りを一気に返したい気持ちは強いけど、ゴール裏を離れて見る最初のダービーだし、もしかしたら来年以降はまたしばらくこのカードが見られなくなるかもしれないので、少し肩の力を抜いて、Jリーグの“静岡ダービー”と並び日本が世界に誇る『本物のダービー』の独特な雰囲気を思う存分楽しめたらと思っている。
BCL2011 vs群馬・前期1回戦@長野
予定より1週間遅れて、いよいよBCLの2011年シーズンも昨日開幕。
そして今日の群馬との試合は、本来なら相手のホームの前橋で行われるハズだったが、東京電力管内の群馬では4月中は試合開催を自粛する事から、急遽こちらのホームの長野オリンピックスタジアムで行われる事となった。

日程変更の都合上、ホーム開幕戦は昨日の諏訪に譲ったが、やはり長野県内で一番のマーケットである長野市での試合という事で、試合前は鷲沢市長やBCLの村山代表の挨拶もあって、リーグの開幕を祝う華やかな雰囲気。
そして、自分も先週のチャリティーマッチに引き続いての観戦であるが、やはり今日は公式戦という事で気持ちの入り方も先週とは全く違い、スタジアムに入って1塁側自由席の“いつもの”場所に腰を下ろしてグランドを見渡すと、気持ちも高揚して思わず顔がニヤけてしまう。
s-写真00002

さて、やはり日程変更のため土・日・月と開幕早々ホーム3連戦を戦う事になったセローズ。
昨日は諏訪湖スタジアムで富山に逆転勝ちし、開幕ダッシュのホーム3連勝へ向けて今日も是非とも勝ちたかったが、その結果は以下の通り。

  群馬DP : 330 000 000 = 6
  信濃GS : 102 300 000 = 6

今日のセローズの先発投手は、もはやチーム創設から在籍している唯一のオリジナルメンバーとなってしまった#18給前信吾。
チームの台所事情からクローザーに回っていた時期もあったが、去年から先発に戻り、自分は彼の先発をじっくり見るのはそれこそ初年度以来か?
s-写真00023

その給前だが、とにかく立ち上がりが滅法悪いクセは以前と変わらず、序盤は雑なピッチングでストライクが全然とれずに四球でランナーを貯め、甘い球を痛打される最悪のパターンで、味方のタイムリーエラーも重なりあっという間に6失点を喰らったが、3回を3人で終わらせると、4回に無死満塁の大ピンチをダブルプレーと三振でゼロに抑えるなど、それまでとは別人のように丁寧に打たせて取るピッチングとなり、結局その後はお役御免の6回まで無失点。

このように、回が進むにつれてそれまでがウソのように調子が出てくるのも初年度と変わらず、本当に掴みどころのない不思議な投手です、給前クンは・・・

一方の打線は、群馬の先発、変則フォームの#41キムに対してコンスタントにヒットを重ね徐々に点差を詰めていき、圧巻は4回、9番キャプテン#7松本が厳しい内角攻めで死球を受け、相手に飛び掛らんばかりにマウンドににじり寄る闘志を見せて出塁し満塁とすると、続く1番#1脇田は「オレにもぶつけてみろ!」と言わんばかりに投手に対峙する左肩をこれ見よがしにポンポンと叩いて相手を威嚇。
するとそれにビビったか、キムは追い込んだ勝負球を暴投し三振振り逃げで1点を奪うと、続く2番#29フミヒサが走者一掃のスリーベースヒットを放ち遂に同点!!
s-写真00006

その後は両チームのリリーフ投手陣が踏ん張って試合が落ち着き、結局そのまま9回規定により引き分けとなったが、先週のチャリティーマッチでも感じたように、今年のセローズは攻撃に関しては去年までのチャンスに弱いブツ切れ打線は影を潜め、進塁打やタイムリーでしっかり点を取れるようになってきた。

特に、前出の1番脇田・2番フミヒサに加え3番#0今村の3人並びは今後も大いに活躍してくれると思われ、後は期待のベネズエラ人助っ人#14ペレスや2年目の長距離砲#55村田などが結果を出せるようになれば、かなりの得点力が期待できる。

また、去年まではなかなか固まらなかったブルペンだが、今日も7~8回を#32飯田が、9回を#19鈴木が危なげなく抑え、この2人がシーズン通してしっかり働ければ、欲しかった“必勝リレー”が確立される。

後は、今日の給前や先週投げた#17杉山といった先発投手陣の不安定さの解消と、今日も拙いミスが出た守備の建て直しが課題かな?

何はともあれ、これまで上信越ディビジョンで“一人勝ち”だった強豪・群馬相手に、敗色濃厚の最悪の空気を自分達で払拭して引き分けに持ち込んだあたりに、今年のセローズは今までの“まるでダメ夫クン”とは一味も二味も違うゾ・・・と確かな手応えを感じ、晴れ晴れとした気持ちで球場を後にした。

5年目を迎えるBCLの歴史の中で、2年目から加入の群馬や福井にも抜かれ、ディビジョナル・プレーオフに進んだ事が無い唯一のチームとなってしまったセローズだが、今年こそはこの勢いで是非とも地区優勝を・・・いや、そこまでいかなくても、せめて最後の最後まで優勝を争い、ドキドキワクワクするような試合をたくさん見せてくれる事を大いに期待している。

【追記】
今年からBCLでは、スタメンに無意味な偵察メンバーを連ねるのを防止するため予告先発を行っているが、明日オリスタで行われる石川とのナイターに、早速あの#16金村暁投手が先発すると発表された。
自分は平日は毎日残業が規定路線で、今年はNPBとの交流戦も含めオリスタでのナイター観戦は最初から諦めているが、明日だけは同僚にヒンシュク買われても見にいきてぇ~・・・(もちろんそんな事しないけどね。。。)
CLE2011開幕戦欠席報告
今日は女子サッカーチャレンジリーグEASTの2011年シーズン開幕日。
トップチームに先駆けて公式戦に入る新生・パルセイロレディースの初陣だけに、自分もワクワクしながら南長野へ向かう・・・ハズだったが、悲しいかな、今日は休日出勤となり試合に行く事ができなかった。

レディースの試合を見られる機会は今シーズン初めてだったので、新入団選手のプレーぶりやチームの仕上がり具合を見られるのを楽しみにしていたのに、非常に残念。

また、対戦相手のJFAアカデミー福島についても、本拠地のJヴィレッジが福島第1原発事故の避難対象区域に入っている他、施設全体が事故復旧作業の拠点基地として使用されているなど、原発騒動の被害をモロに受けているだけに、チーム略称に同じ“エーシー”を名乗る仲間のよしみとして(福島の“ac”は『アカデミー』の略だけどね。そういえば震災後のテレビでヘビーローテーションのCMも“AC”だったね。関係ないけど。。。)、苦しみながらも頑張っている彼女たちにも激励の声援や拍手を送り、義援金のひとつも差し出したかった・・・

さて、肝心の試合の結果は、1-5でac福島に完敗。
あちらも震災以来、見知らぬ場所で慣れない環境での練習を余儀なくされていたとは思うが、そんな状況下でもこのようにしっかり結果を出すあたりに、将来の日本女子サッカー界を背負って立つであろう福島の選手達の逞しさや頼もしさを感じる。

また、スコアだけ見ればウチもまだまだ強豪・福島に付け入る隙は無かったようだが、試合も最終盤の86分に新加入のFW#20小松良子選手が得点を決めたところを見ると、どんなに点差が付いても最後まで諦めずひたむきにボールを追いかける姿勢は今年も健在のようで、この1得点は今後に向けて勇気と希望をもたらす大きなものだったんじゃないかと想像する。

・・・と、そんな訳で今日は不本意にも試合のレポが書けなかった。
想像だけでこういった記事を書くのは本当に虚しいものだとしみじみ感じる。

現在の自分の勤務先はとても平日の定時間だけでは捌き切れないほどの仕事量を抱えており、実は先週のチャリティーマッチの日も午前中は出勤していたなど、3月下旬から土曜日はほぼ毎週休めない状況で、今後もしばらくは土曜日に休める確率は五分五分またはそれ以下で、日曜日も100%休める保障が無く、仕事よりも趣味に生き、週末のスポーツ観戦を何よりも楽しみにしている自分としては本当に辛いところだ。

確か去年も似たような状況で、週末ごとに「今日も試合に行けなかった・・・」とグチっぽい記事ばかりを書いていた記憶があるが、さすがに2年続けて観戦欠席のたびに同じような事を書く気力もないし、読まれる方もあまり気分のいいものではないと思うので、今後はこのような状況の時はブログの更新をしない事にします。
もしパルセイロやグランセローズのホームゲームのあった日にブログがアップされていなかったら、「きっと試合の時間に悶々としながら仕事してたんだろうな~、ザマミロ」と笑ってやってくださいまし。

では最後に、今日スタンドで声をかけられなかった分、ここで叫ばせていただきます。

原発禍に負けるな!

ガンバレ、福島の金の卵たち!!
BCL震災復興試合 vs石川ミリオンスターズ
野球独立リーグBCLは本来なら今日はホーム開幕戦を迎えるところだったが、東京電力管内の群馬と東北電力管内の新潟の電力事情に考慮し、リーグ開幕が1週間先延ばしとなった。
それを受けて信濃グランセローズは、昨日のパルセイロと同じように、本来行うはずだった日程をそのままに、入場無料の震災復興支援試合をオリンピックスタジアムで行った。

昨日とは打って変わってポカポカ陽気のオリスタに、昨日と同じように犠牲者を悼む半旗が上がる中、試合前には両チームの選手とコーチがチームの壁を越えて交互に一列に並び、その前で、BCLの村山哲二代表・安部守一長野県知事・セローズの#7松本匡礼キャプテンが挨拶。
特に安部知事は、今日は県議会議員選挙があり忙しかったであろうにも関わらず、こうしてスポーツイベントに出向いて栄村の現状をしっかり説明していただき、いち野球好きとして頭が下がる思いだ。
s-写真00011

この村山・安部両氏は、このような公の場での挨拶ではいつも、他のエライさん達のようにただ用意された原稿を読み上げるのではなく、自分の言葉でハッキリ分かりやすく話すのでとても好感が持てるのだが、今日の挨拶でも、被災地に対する熱い思いがこもった力強い話となり、聞いていたこちらもグッと胸にこみ上げるものがあった。

さて、試合の方であるが、そのハイライトはいきなり1回の裏にやってきた。
1番の#1脇田が初球を強烈なピッチャー返し。
そのライナーは惜しくも相手投手のグラブに吸い込まれてしまったが、続く2番#8フミヒサから先、3番#0今村→4番#14ペレス→5番#4原→6番#31坂巻→7番#3小林と、なんと7連続の長短打で一気に3点を先制。
その後も、点を取られたその裏にすぐに取り返すなど、去年までのタイムリー欠乏症がウソのように効率よく点を重ね、結果8-6と、去年の公式戦で1勝もできなかった苦手の石川に競り勝った。(あ~ぁ、これが公式戦だったら。。。)
s-写真00047
(写真は5回にホームランを放ち3塁の猿渡コーチとタッチする#31坂巻選手)

と、こと攻撃に関しては今シーズンに期待の持てる内容だったが、その一方で課題もまだまだ山積みだ。

特に、今日先発のエース格#17杉山投手。
s-写真00035

今日は特に調子が悪かったのか、結果的に点はなかなか与えなかったものの、ボール球が多くて投球の間合いが非常に長くなり、おそらく今日のノルマであった責任投球回数の5回を投げ終わった時には、試合時間は既に2時間になろうとしていた。
観客にとって、このようにムダに長い試合を見せられるのが一番キツいものである。

そして、そんな悪いテンポに野手が影響されたか、おあつらえ向きのダブルプレーをミスしてオールセーフとしてしまったり、難しい外野フライを中途半端に突っ込んで捕ろうとして手前で大きくバウンドしたボールが頭の上を越えてしまったり、基本的なプレーに関するミスが目立ち、そしてそのミスがことごとく失点につながってしまった。

今日はたまたま勝てたから良かったものの、このままでは公式戦に入れば必ずボロが出てしまう。
試合後、ホームランを打った坂巻選手がスタンドに向けて挨拶する予定だったのを引き伸ばしてまで、ベンチ前で佐野監督と猿渡コーチを中心にミーティング(お説教?)をしていたが、去年までも度々見られたこのようなミスは、その場でしっかりと修正してシーズンに臨んでもらいたいものだ。

そんな良い面と悪い面が両方見られた今日のセローズだったが、一つ言えるのは、去年と比べれば確実に戦力が高まっているのは間違いないと思う。
攻撃面では前述のように打線につながりが出てきたし、投手も2番手以降に出てきた#21佐々木、#30保延、#20篠田、#19鈴木の4人は、打たれもしたが大崩れせずそこそこ結果を出したし、後は選手個人としてもチームとしても、試合の中でいかに成長していくかだろう。

そしてもう一つの期待は、NPB日本ハム~阪神に在籍していた金村暁投手の入団だ。
今日は出番は無かったが、イニングの間に顔見せを兼ねて復興義援金募金の呼びかけを行い、スタンドから期待のこもった大きな拍手を浴びていた。
s-写真00038

この端正な顔立ちは、東京時代晩年から北海道創成期のファイターズのエースとして活躍していた頃と変わらない。
札幌移転初年度、地元札幌ドームでの初勝利のヒーローインタビューで「なまら最高です!!」と北海道弁を交えて叫びファンを湧かせたシーンは、今でもよく覚えている。
金村投手の強気なピッチングや試合に向かう姿勢は、セローズの他の投手達にもいい刺激になるだろうし、それがチーム全体に好影響を及ぼすのを大いに期待している。

ところで、金村投手は今年NPB球団から契約されず、また韓国プロ野球の入団テストを受けたがオファーがかからず、それでも現役にこだわりたいという事でセローズと契約したとの事。
今年はこの他に、新潟がヤクルトのリリーフエースだった高津臣吾投手や、日ハムでスーパールーキーともてはやされた正田樹投手と契約を結んだが、彼らに共通しているのは、日・米・韓のトップリーグからの契約は無かったものの、まだまだ現役を続けたいという強い意志がある事で、彼らが“野球浪人”とならないためにも、BCLといった独立リーグが選択肢に増えた事は本人達にとってもありがたいだろうし、またBCLとしても、こういった形でNPBと選手の行き来ができるのは喜ばしい事なんじゃないかと思う。

今までの独立リーグは、NPB入りを夢見る若い選手達の“修行の場”としての性格が強かった感じだったが、今年こうして元NPBの3投手がコーチ兼任ではなくいち選手として入団した事で、BCLも更に日本の野球界における存在意義が高くなったんじゃないかと思い、マイナーリーグ好きな自分としてはとても喜ばしく思っている。

そんな感じでいよいよ来週から始まる5年目のベースボールチャレンジリーグ。
今年も信濃の“ドラ息子”達には散々悩まされるかもしれないが、例年通りできる限り球場に足を運び、生の野球を楽しみつつ、セローズの成長を忍耐強く(苦笑)見守っていきたいと思う。
震災復興支援試合 vsアルテ高崎
東日本大震災から約1ヵ月、そしてパルセイロの試合を見るのも3月の壮行試合から1ヶ月振り。
今日はセンターポールに半旗が翻る南長野で、本来行われるはずだったJFL第5節と同じカードで震災復興支援チャリティーマッチが行われた。
s-写真00009

朝から降っていた雨はキックオフ直前に上がったものの、風が強く気温も低い生憎の天気だったが、東北の被災地も福島の原発も復興や事態収束に先が見えない中、まずはまたこうしてパルセイロのある週末が戻ってきた事に感謝し、今までと変わらず大好きなスポーツ観戦が平穏にできる幸せを噛みしめたい。

様々なメディアで被災者を励ます「がんばろう!」の言葉があふれ、実際に被災して辛い避難所暮らしを強いられている方々の事を思うと、こうして自分達ばかり楽しんで申し訳ない気持ちもあるが、そんな“哀れみ”な気持ちだけではいつまでたってもこの国は復興しない。

絶えず被災者の事を思い、電力の節約などをひとりひとりが実行するのはもちろんだが、一番大事なのは、無事な地域の人達は積極的に外に出てレジャーを楽しんだり買い物したりして(だだし買い占めはダメよ)、お金を動かし経済活動を活発にする事が日本を元気にして、それが巡り巡って東北や栄村の被災地にも好影響を与えていくんだと思う。

自分も、今月24日に開幕するJFLを思いっきり楽しんでパルセイロから元気をもらい、そのパワーで日々の仕事を頑張っていきたいし、7月に行われるソニー仙台とのアウェイ戦までに東北新幹線を始めとする鉄道網が復旧していたら、頑張って稼いだお金でまた泊りがけで仙台へ行って、復興の邪魔にならない程度に観光したり、牛タン食べたりお土産たくさん買ったりして東北の経済活動復興の一助になれればと思っている。

さて、今日の試合の方だが、前半に失点を許してしまったものの、後半に#23富所×2、#13藤田のゴールで3-1とアルテ高崎に快勝!
特に2得点をあげた富所選手は、『ドリブルスター』の異名の通り、ボールを持つと自分から積極的にドリブルで仕掛け思い切りシュートを打つし、1点目のゴールの時はそのままゴール裏に駆け寄ってアピールするなど、今までのウチにはいなかったタイプの選手で、来るべき本番に向けて非常に面白い存在になりそうだ。
s-写真00107

また、コーナーキックからあげた2点目の時は、ゴールを決めた藤田選手に前線に上がっていた選手全員が駆け寄って大きなオレンジのかたまりができ、その中心でマコがもみくちゃにされていたが、こういった光景も去年まではあまり見られなかったもので、この時期にして既にチーム全体が一つになっている証ともいえるんじゃないだろうか。
s-写真00129

と、得点に関してはどれも非常にいい形で決めており、見ているこちらも最高に気持ちよかったが、まだまだ課題も多いと感じたし、何よりJFLの厳しさが随所に垣間見られた試合だった。

今日対戦したアルテ高崎の試合は彼の地で何度か見た事があるのだが、フィジカルが強く、またヘタな小細工などせず真正面から力でぶつかってくるチームという印象を持っており、このチームとどれだけ戦えるかが、ウチがJFLでどれくらいやれるかを量る個人的バロメーターだと思っていたが、実際の対戦を見てみたら、やはり少しくらいのチェックでは簡単に倒れないし、ロングパスもしっかり通すし、ボールのトラップも正確だし、特に前半は相手の攻勢が目立ち、失点シーン以外でも危ない場面が何度もあった。

今日の試合に関してはあくまでもテストマッチなので、ウチも相手もスタメンにベストメンバーを出してきたかどうかは、自分が選手に関する情報に疎いので分からなかったが、いずれにしても、やはりJFLのチームは地域リーグとは訳が違う。
s-写真00083

また審判についても、特にゴールエリア内ではちょっと倒されたくらいでは簡単に笛を吹かないなど、ファールに対する基準が北信越リーグとは違う感じで、こんな事からも「上のカテゴリーに来たんだな」という事を実感する。

ただそのおかげで、公式戦で無いにもかかわらず去年までよりずっと見応えのある試合になったし、こういった試合が12月まで生で見られると思うと本当にワクワクする。

本来の開幕日の2日前に発生した大地震でリーグの日程が大幅に狂ってしまったが、“今度こそ”の歴史的JFLデビュー戦まであと2週間。
復興に向けて頑張っている被災地の方々に負けないよう、我々も思いっきりパルセイロを応援し、まずは地元・長野から元気にしていきましょう!
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.