ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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JFL2011第15戦(後期第5節) vsV・ファーレン長崎
今日対戦の長崎は、前期のアウェー戦は見に行けなかったので初めて見るチームだが、地域リーグ時代は町田と並んで圧倒的な実力を誇った、自分にとって憧れのチームの一つだったので、この日をとても楽しみにしていた。

前期は2-0と快勝させていただいたし、この試合前の時点で順位はウチの方が一つ上ではあるが、勝ち点が同じで得失点差も2つしか離れておらず、リーグ上位に君臨する強敵である事は変わらない。

今季初の連勝へ向け、前節快勝したウチの真価が問われる重要な一戦の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-0・0-0)0 V・ファーレン長崎
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試合は共に攻撃サッカーを掲げる者同士、中盤で激しくボールを奪い合う見応えのある展開。
長崎は攻撃のスピードも速くフィジカルも強くて、何度も攻め込まれる場面があったが、今日のウチはボールに対する集中力が素晴らしく、決定的なピンチになる前にしっかりとボールを奪い返し、ロングボールで速攻を仕掛ける攻撃で、スコアリングチャンスはむしろウチの方が多かったような感じだった。
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しかし、あと一歩のところでなかなかゴールを奪えない中で時間が流れていき、後半30分くらいからは長崎の攻撃がハマり出して、ほぼ防戦一方の状態に。
こうなるともう、「さすがは長崎」と唸らされるような見事な攻撃を見せ付けられ、スタンドも歓声より悲鳴の方が多い状態となってきたが、#21加藤が完全に振られてゴールがガラ空きとなり「これはヤラれた・・・」と頭を抱えた決定的な場面も、DF陣が何人もゴール前を固めて必死にクリアーしたり、鋭いドリブル突破にDFが振り切られてGKと1対1となった場面では、「さっきのお礼」とばかり加藤が気迫のセーブで防いだりと、終盤の長崎の猛攻をチーム全員が体を張って守り抜き、何とかスコアレスドローで終わらせる事ができた。
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結局、今回も待ち望んだ『連勝』はお預けとなってしまい、またホームゲームでの勝利も6月のMIOびわこ戦以来1ヶ月以上ご無沙汰で、結果だけ見れば少々フラストレーションが残る感じではある。
しかし、勝負事は相手があってのものだし、アウェイ5連勝中という強敵・長崎を相手に、あれだけの猛攻を全員の頑張りで守り抜き、4試合連続無失点で勝ち点1をゲットできたのは大いに評価できる、いわば『価値ある引き分け』だったんじゃないかと思う。

もちろん、自分も今日こそは連勝して勢いに乗ってほしいと願っていたし、引き分けという結果には物足りなさが無い訳ではないが、今日の終盤の様子を見ていれば2~3点は入れられていてもおかしくない状態だったし、「勝てなくて残念」と思うよりも、最後まで集中力を切らさず走り抜き、執念と気迫で勝ち点1をたぐり寄せた選手達の頑張りを褒めてあげたいと思う。

さて、次節は今度の土曜日、遥か南国・宮崎でのホンダロック戦。
ロックは現在ウチと同じ勝ち点26で、得失点差の関係で7位とウチ(5位)より下に付けているが、前期の対戦では、大雨の中ロスタイムに同点に追い付かれ悔しい引き分けとなってしまったし、今節もアウェーでソニー仙台相手にロスタイムの得点で引き分けに持ち込むなど、とにかく最後まで諦めない“二枚腰”の好チームだ。

おまけに、ウチが大の苦手としている“堅守速攻”型のチームであり、これから上位を狙うためには、このようなタイプのチームを攻略して勝利を納めるのが必須の課題だと思うので、あちらのサポ氏いわく“ウンコ守り”を何とか突き崩し、△○△○△○△ときている順番どおりに白星をあげて、堅守チームに対する苦手意識を払拭してもらいたい。

自分はさすがに宮崎までは行けないけど(でもJFLにいる間に必ず1回は行きますから!)、長野で吉報を待っております!!
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BCL2011 vs新潟・後期7回戦
BCLは7月から後期に入り10試合を消化しているが、自分は今日が後期初観戦。
心配していた雨も上がったオリスタでのナイターは、ほとんど無風で少し湿度も高めだが、程よい気温で野球観戦には絶好の環境。
これで後は生ビールがあれば完璧!!・・・ではあるが、クルマで来たのでグッと堪えてコーラを喉に流し込む。
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さて、前期終盤から好調を維持しているセローズの今日の相手は、前の試合まで5勝4敗1分と全く同じ戦績で首位の座を分かつ新潟アルビレックスBCとの直接対決。
先週は大町で1-8と大敗しており、そのリベンジと単独首位確保のためにも負けられない試合だが、その結果は以下の通り。

 新潟AB : 000 000 110 = 2
 信濃GS : 000 040 00× = 4

セローズ#20篠田、新潟#19寺田の先発で始まったこの試合は、4回までテンポの良い投手戦の様相。

セローズの篠田は打たせて取る丁寧なピッチングで凡打の山を築き、バックもレフト線の痛烈なライナーを#51根津が背走でダイレクトキャッチするなどで盛り立てる。
特に篠田は前記の大町での試合も先発しており、大敗のリベンジで気合が入っているようだ。

一方の新潟の寺田はリーグの奪三振ランキングで上位に付けているだけあって、2回には三者三振に斬って取るなど毎回のように三振を奪う。
この寺田という投手、球速は130km/hそこそこと特段速い訳ではないが、おそらく球にキレがあって打者の手元で伸びるのだろう。
その証拠に、三振以外は高目の球の下っ面をこすって内野のポップフライになるケースがやたら多かった。

そんな試合の均衡が破れたのは5回裏。
二死二塁から、2番・#29フミヒサが右中間を深々と破る三塁打で先制すると、続く3番・#0今村も左中間まっぷたつの二塁打で追加点を取り、遂に好投の寺田を引きずり降ろす。
投手が替わって4番・竜太郎は敬遠気味に歩かされると、5番・#4原も走者一掃のタイムリー二塁打で、息もつかせぬ4点連取のビッグイニング!

篠田は結局7回を本塁打による1失点のみの2安打に抑え、後は#99中村が残りの2回を1失点で切り抜け、両者ノーエラー、試合時間2時間半の非常に締まったゲームをしっかりモノにした。

この試合はセローズが“本物の実力”を身に付けた事を証明するような内容だった。
投手の好投と野手の危なげないフィールディングで試合の流れを作ると、打者は攻めあぐねていた好投手に対して試合の中でアジャストし、これまで散々打ち取られてきた相手の“決め球”を打ってワンチャンスに大量得点を奪うという、強いチームの戦い方を堂々と演じきって見せた。

これでセローズは11試合を終えた時点で上信越ディビジョンの単独首位。
もっとも、36試合を戦う後期日程の中ではまだ1/3も消化しておらず、またパルセイロと同じで連勝が無いので首位固めがなかなかできない現状ではあるが、今日の試合を見て、これから先も今までのような大崩れを起こすような事は無いと確信した。

明日からは福井市での2連戦という事で、ナイターの後の長距離移動で日程的にキツいところではあるが、この良い流れで連勝し、三つ巴の上信越ディビジョンを抜け出す勢いを付けてほしい。
被災地を歩く
今回の仙台遠征はもちろんサッカー観戦が最大の目的だったが、先の東日本大震災の被災地をこの目で直に見てみたいという思いもあった。

とはいえ日帰りで昼過ぎまでにユアスタに行かなけばならないという時間的制約があったが、何とか時刻表で当たりをつけ、同じ日に仙台で行われたプロ野球オールスター戦に向かう、贔屓球団のユニホームやグッズを身に付けたファン達と共に仙石線に乗って、ソニー仙台の事業所がある多賀城まで行ってみた。

あれから4ヶ月が経ってパッと見は平穏を取り戻しているものの、まだ屋根がブルーシートで覆われていたり壁に補修の足場を組んでいる家が所々に見られる中を約15分ほど走って多賀城駅に着くと、当てはないもののとりあえず仙台港方面へ歩いてみる。

と、最初に目撃したのは、信号の消えた交差点で警官が手信号で車をさばいていた、震災直後にニュースで見たような光景だ。
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この信号機は壊れたままなのか、それとも節電対策なのかは分からないが、交通量の多い主要道路ではない比較的小さな交差点は、自分が見たものは全て手信号だった。

この交差点を過ぎてしばらく歩くと、壁に大きなひびが入り、1階から屋上までネットで覆われたビルがあって思わず息を飲む。
もちろん中に入っていたテナントは全て撤収してモヌケの空だった。
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やがて片側2車線の大きなバイパス道路に出て、その交差点を左折するとソニー仙台の大きな工場が見え、道沿いに“災害時一時避難場所”に指定されている小さな公園があったが、その入口にはロープが張られ、看板の下には『今回の津波により公園内に土砂が堆積したため、土砂の入替をするまでの間、閉鎖とします』という注意書きが。
そして中を見ると、滑り台がひしゃげて倒れており、帰宅してから地図で調べると海岸線まではまだ結構な距離があったのに、津波の威力を見せ付けられた感じだ。
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また、この公園の近くには玄関が壊れてブルーシートで塞がれている店があったが、そこにあった貼り紙を見て胸が締め付けられた。

『この度の東日本大震災により○○(店の名前)は休業させて頂いております。
只今お客様との再会とお店の再開に向け取り組んでおります。
もうしばらく掛かりそうですが、お待ち頂けたら幸いです。
○○スタッフ一同』

・・・ただただ「頑張れ!」と言うしかないです。

ただ、そんな辛いものばかりではなく、同じくソニー仙台工場の近くのコンビニにはこんな力強い貼り紙もあった。
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『3.11より2ヶ月・・・
震災を乗り越えた皆様へ
セブンイレブン多賀城桜木店、復興へ向け再びオープンしました!!』

この他にもあちこちに『頑張ろう多賀城』の手作り貼り紙を見かけた。
『頑張ろう』の言葉は日本中に見られるが、実際に現地でこの文字を見ると、貼り紙を作った人の切実な気持ちや復興に向けた強い覚悟が伝わってくるようで、一文字一文字に重みを感じる。
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今回これらの写真を撮るに当たり、よそ者が物見遊山の野次馬風情で一眼レフを構えているのを見て地元の方が気を悪くしないかと躊躇したが、マスコミが報じなくなった被災地の現状を少しでも伝えられたらとの思いから、このような行動をとらせていただいた。

といっても、多賀城での滞在時間は僅か40分ほどと、こんなエラそうな事を言うのが恥ずかしいくらいの短さで、表面のほんの一部分に触れたか触れないかくらいのものでしかないが、それでも自分としてはとても有意義な体験だった。

比較的被害が少なかったと思われる多賀城でも、少し歩いただけでこれだけ目に付く事があったのだから、三陸沿岸の街などは今でも本当に大変だろう。
自分はボランティアツアーに参加するような殊勝な事はできないが、この体験を忘れる事なく、これからも積極的に募金に協力するなど自分が出来る範囲で東北復興の一助になれればと痛感した。
蔵出し写真展 7/24JFL後期第4節vsソニー仙台FC
今週は月曜から今日まで出張があったので少々遅くなってしまいましたが、今週もやらせていただきます。

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まずは、記念すべきJFL初出場を果たした#15寺田洋介選手。
彼の持ち味は積極的な攻撃参加で、チームを勢い付ける先制ゴール(当初のオウンゴールから訂正)も決めたし、本職の守備でもしつこく相手に食らい付いてゼロ封に貢献した。
今年新加入の選手の中では唯一、JリーグやJFLを経験せず地域リーグ(Y.S.C.C)から移籍してきた寺田選手としては、パルセイロでのプレーは自分自身にとって大きなチャレンジだと思うが、初出場で結果を出したのは凄い事だし、去年の地域決勝でのY.S.C.Cの最後まで諦めない熱い戦い振りを思えば、これからも要所要所でしっかり活躍してくれるものと大いに期待している。

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続いては、後半42分からアウェイ長崎戦以来2ヶ月以上ぶりに出場し、短い残り時間の中、持ち前のドリブル突破で攻撃に大きなアクセントを付け存在感を示した、#25藤井貴選手。
その積極的に前へ突き進むプレーは、終盤になって運動量が落ちはじめたソニー仙台にとってはかなり堪えたんじゃないだろうか。
1回だけ、自身の突破で得た絶好のチャンスに、シュートを撃たずパスを選択してしまった場面があったけど、ゴール前にも選手が詰めてきていたし(確かマコだったか誰だったか・・・)、戦術的に仕方ない部分もあったと思う。
いずれにしても、藤井選手の加入でウチにもまた一つ攻撃のオプションが増え、後半戦の戦いが楽しみになってきた。
これからも出場機会があれば、果敢なドリブル突破でサポを大いに沸かせ、勝利に貢献する活躍を見せてほしい。

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後半が始まる前、誰もいないピッチに一足早く#5大橋選手が入って来て、じっくり味わうようにスタジアムを見回していた姿が強く印象に残った。
自身のブログでも記しているように、仙台という土地やユアスタは、彼にとって非常に思い入れのある場所だ。
前所属のNECトーキン時代に全社全国大会の決勝戦でパルセイロと対戦し、破れはしたものの地域決勝の出場権を獲得。
しかし、親会社の業績不振でせっかくの全国切符を返上しチームも休部。(翌年からはクラブチームとして活動は継続)
そして、ウチとの対戦でフリーキックを決めるなどの活躍が縁となって長野に渡り、皆さんご存知の大活躍で遂にJFLに昇格し、こうして押しも押されもせぬ長野の主力選手として堂々と仙台に凱旋・・・
こうしてみると、人の縁とか巡りあわせというのはつくづく不思議なものだと感じるし、大橋選手がこうして再びサッカー選手としてユアスタのピッチに立てたのも、ひとえに彼の誠実な人柄とサッカーに掛ける真摯な態度のなせる業だろう。
この写真の少し後、遅れてやってきた仲間を迎え入れるヨッチの表情がなんとなく誇らしげに見えたのは、気のせいじゃないだろう。

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試合終了の笛が鳴った後、#2籾谷選手が見せたこの力強いガッツポーズが、この試合のウチの“快勝ぶり”をよく表しているんじゃないだろうか。
これで3試合連続の無失点。
もっとも、#21加藤のアニキが言うように、何度も危ない場面があって“結果オーライ”なところがあるのも事実だが、それでもこうして結果を出せるのは選手全員が全力で頑張ったからに他ならない。
とはいえ、リーグはまだ折り返し地点にも来ておらず、これからも強敵との対戦が数多く控えているので、油断や慢心は禁物。
勝って兜の緒をギュッと締め直して、無失点試合の記録をドンドン延ばしてほしい。

【 おまけ 】 ~ お楽しみご当地グルメ ~
仙台といえばやっぱり牛タン!
という事で、この日のランチは仙台駅構内に専門店が軒を連ねる“牛たん通り”のとある店で、牛たん塩焼き・牛たんソーセージ・炭火焼角煮牛たんの盛り合わせ定食をいただいた。
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メインの塩焼きは焼肉店で出るようなものとは違って肉厚で弾力があり、口の中に入れて舌(自分の)と舌(牛の)とを激しく絡め合うと、そのジューシーさにうっとり恍惚の気分。(←その誤解を招くような表現は止めなさい!)
また、ソーセージや角煮もなかなかの美味で、本場仙台の味をしっかり堪能できた。
ところで、牛たんといえば麦トロ飯とテールスープが付き物だけど、あれってナゼなんでしょう??
JFL2011第14戦(後期第4節) vsソニー仙台FC
地上波アナログ放送が遂に停波となるメモリアルなこの日、メタリックグリーンが鮮やかな東北新幹線『はやぶさ』に乗って、やってきました杜の都・仙台。
まだ所々に震災の傷跡が残っているものの、復興に向けて力強く進んでいる現地に降り立つと、こちらも自然と気持ちが引き締まる思いだ。

そして、地下鉄の終点から徒歩数分というバツグンの立地にあるユアテックスタジアム仙台に入ると、全周を白い屋根で被われたスタンドは実に美しく、しかもピッチが非常に見やすく、立地・外観・機能と全てにおいて最高の環境で、コンコースからスタンドに入った瞬間はあまりの美しさに思わずうっとりと見とれてしまった。
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このスタンドが、ベガルタの試合では全面黄金色に染まるんだ。
ウチもいつかは、こんな素晴らしいスタジアムが持てるようになれたら・・・と夢は大きく膨らむが、今は目の前の試合が大事。
ここで勝つと負けるのとでは今後に向けて大きく流れが変わってくるし、是が非でも勝って帰るゾ!!と気合を入れて臨んだ試合の結果は以下の通り。

ソニー仙台FC 0(0-1・0-1)2 AC長野パルセイロ

前節で薩川監督に「質!質!質!質っ!!(怒)」と激しくダメ出しされて選手達も気持ちを引き締めか、ウチは立ち上がりから流れるようなパスワークが久々に決まり出して積極的にゴールに攻め上がり、対するソニーもウチに負けず劣らずきれいなパスをつないでウチのゴールを脅かすという、全体的に攻守の切り替えが早いスピーディーでスリリングな展開で、この素晴らしいスタジアムで繰り広げられる質の高い試合に、見ているこちらも思わず引き込まれてしまうようだ。

そんな中、先制したのはパルセイロ。
前半31分、コーナーキックが起点となって、ゴール前の混戦から最後は今日先発出場の#15寺田がゴール!・・・と思ったら、公式記録ではオウンゴールとの事。
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記録上は自らの得点とはならなかったが、しかし今までウチのコーナーキックからはあまり点が入る可能性を感じず、前節の“蔵出し”でもセットプレーからの得点を増やすよう注文を付けたところ、次の試合で早速結果を出してくれて喜びもひとしおだ。

その後もお互いが攻撃を仕掛け合うテンポの良い展開は変わらなかったが、後半に入ると少しずつウチに優勢な流れとなっていき、後半26分、途中出場の#24藤井のドリブル突破が起点となり、最後は#19向の放ったシュートが相手選手に当たってコースが変わりゴールに転がり込むオウンゴールで追加点!
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これで勝負は決定的となったが、なおも#23富所を投入するなど積極的な攻めの姿勢を見せ、終了間際のピンチも#21加藤のファインセーブで切り抜けて、ユアスタという最高の舞台で見事な完封勝利を成し遂げた。

ここ数試合は、ハッキリしないプレーで勝ち切れなかったり、勝ってもウチらしくない個人技に頼ってのものだったりと、イマイチ内容が伴わない試合が多かったが、今日は攻撃の連携もうまくいったし、守備もソニーの素早い攻撃に落ち着いて対応していたし、久々に出場した寺田と藤井が揃って活躍したし、それ以外の選手達もそれぞれ自分の持ち味を出して皆しっかり“仕事”をしたし、危ない場面やあと一歩決め切れない場面もあるにはあったが、自分が見た中では都田でのHonda FC戦と並ぶ今季ここまでのベストゲームといってもいいんじゃないだろうか。

そして対戦相手のソニー仙台も、小気味よい攻撃とクリーンなファイトの素晴らしいサッカーで、さすがは長年JFLで“門番”として君臨している名門企業チームと唸らされた。
今年は今日の1試合しか対戦できず残念だが、震災後の厳しい環境を乗り越えて勝利を重ね(←ウチとの対戦が終わったから言える事デス。。。)、是非ともJFLに残留して、来年も今日のような素晴らしい対戦ができるのを心待ちにしている。
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さて、来週は南長野にV・ファーレン長崎を迎えての試合となる。

前期のアウェイ戦では2-0と今日と同じスコアで勝たせていただいたが、勝ち点もウチと同じで得失点差もほとんど互角など実力的には決して侮れないし、向こうも前期の借りを返そうとフルアタックで向かってくるだろう。

そしてウチも、せっかく良い内容で快勝してもその流れが持続しないところが連勝できない一番の要因であり、その意味でも来週はウチの真価が問われる試合になると思う。

今日の結果でウチは勝ち点を25にして一気に2位に浮上したが、10位の金沢が勝ち点22、もう少し範囲を広げて13位の栃木が勝ち点18と、まさに“ダンゴ状態”の大混戦であり、一つの結果で激しく上下する現状の中では今現在の順位なんてあって無いような物だから、まだリーグも半ばのこの時期は順位の事なんて二の次で、それよりも一戦一戦の試合内容を充実させ勝ち点を着実に積み重ねていく事が重要だろう。

そういった意味も含めて、今日の快勝を無駄にしないためにも、来週も今日と同じような素晴らしい試合で、今度こそ今季初の連勝を飾りましょう!!
CLE2011第12節 vsJFAアカデミー福島
日本代表なでしこJAPANの女子ワールドカップ優勝を受けて再開したチャレンジリーグ。
良いにつけ悪いにつけ様々な話題が飛び交う1部なでしこリーグに比べると、2部であるCLEはいつも通りの静かなリスタートだが、世界トップの試合に負けないような熱い試合を・・・と期待して臨んだ試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(1-3・0-5)8 JFAアカデミー福島

試合前の練習では、やはりワールドカップに感化されてか、どの選手もいつにも増して大きな声が出ており、「おっ、今日はちょっと期待できるかな?」と思っていたが、その期待通り前半13分、素早い連携から最後は#10浦崎優香が見事なゴールを決めて、強豪ac福島から先制点をゲット!

この意外(失礼!)な展開にスタンドも沸いたが、その直後、自陣ゴール前でクリアーしようとしたボールをトラップミスして相手にボールをプレゼントしてしまい同点ゴールを決められると、試合の流れがガラッと変わり、同点の3分後にフリーキックから逆転を許すと、30分にはPK(この判定は遠目にはちょっと厳しい気もするけど・・・)で突き放される。

そして後半は更に状況も厳しく、10分過ぎから7分の間に3連続失点を喰らうなど、終わってみれば1-8という“ベースボールスコア”で完敗。

・・・うん、まぁなんだ。
ここまで点差が付いた試合は、自分としては大原時代から数えても初めての経験だったので、さすがに最後は堪えました。。。

今日の試合、ボールへの寄せの甘さや連携の悪さなどは相変わらずだったが、それ自体は今に始まった事じゃない。
やはりU-16などユース世代の日本代表を多く擁するac福島とはレベルの差が大きいので、どうしてもプレーの質も見劣りしてしまいがちだが、選手達は今日も決して気の抜けたプレーをしていた訳ではない。

それよりも、パスをことごとく相手にカットされたり、クロスバーに助けられたシュートのリバウンドやキーパーがパンチングしたボールが反対側にフリーで詰めていた相手にドンピシャ渡ってゴールされたり・・・と、特に後半に入ってからはウチのやる事なす事が全て相手にいい方に出てしまった感じだった。

これは自分が思うに、福島の“次世代のなでしこJAPAN”有力候補の選手達が、ワールドカップでのお姉さまたちの活躍を見て、「ワタシ達も負けてられないわ!」と高いモチベーションで臨んだ結果が如実に出てしまったんじゃないだろうか・・・と、自分に都合のよい解釈で大敗のショックを何とか薄めたりなんかして。。。

ただ今日の試合で感心したのは、あれだけ大差が付けられても会場に駆け付けた230人の観客のほとんどが途中で席を立たず、最後までパルセイロ・レディースの選手達に声援や拍手を送っていた事だ。

これはやっぱり、どんなに点差が付いても、結果はどうであれ最後までひたむきにプレーする彼女達の姿勢によるものだろう。
そして、そんな観客達の声援に応えるべく、選手達は今日の悔しさをしっかり胸に刻み付けて頑張ってくれる事だろう。

こうやって、サポの応援と選手の頑張りが少しずつ積み重なっていく事で、チームも少しずつでも強くなっていくし、クラブとしても目先の華やかさにとらわれない、しっかりした“文化”となって成長していくんだと思う。

レディースの次の試合は、1ヵ月後のアウェイ・日体大戦。
この長い中断期間中も、国体予選などがあって大変だとは思うが、しっかりチーム強化を図って良い結果が出せるよう頑張ってほしいと思う。
蔵出し写真展 7/17JFL後期第3節vs佐川印刷SC
この前の試合は、展開があーだったのでブログに載せるような盛り上がりのある写真はなかったが、それでもそこそこ良い写真は撮れたと思うので、僭越ながらこのコーナーもやらせていただきます。

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佐川印刷の#18カン・ヒョンス選手(元カターレ富山)と競り合う#14高野耕平選手。
ところで、この試合でご一緒した関東の知人の一人は、「14番が頑張っていて良い選手だと思った」と言っていた。(もちろんパルセイロは初見)
東京・学芸大学から新卒でパルセイロに入り4年目の高野選手は上位カテゴリーでの経験こそ無いが、豊富な運動量とクレバーなプレーでこうして元Jリーガーと互角に渡り合うなど、もはやウチには欠かせない存在となっている。
そういえば、弊ブログでゴールした選手が喜んでいる写真の中にコーヘイが一緒に写っている確立が多いが、これはやっぱり出たがりで写真に写りたいから・・・って、もちろんそんな事は無く、それだけゴールのプレーに高野選手が絡んでいるという証だと思う。
これからもドンドン点に絡む活躍をして、ドンドン自分の写真に写りこんでくださいね。

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コーナーキックでボールをセットする#19向選手。ファーサイドで#2籾谷選手が手を挙げて呼んでますね~
たしかこのプレーでは別の選手に合わせてゴールする事ができなかったが、この試合では結構多くのコーナーキックのチャンスがありながら、どれも結果を出す事ができなかった。
ウチの今後の課題の一つとして、こういったセットプレーからの得点を増やすというのもあるでしょうね。
あ、それとサイドからのクロスの正確性の向上とか、ゴール前での連携の強化とか、それから・・・(以下、長いので割愛)
・・・と、とにかく、女子ワールドカップの決勝で澤選手が見せたような鮮やかなゴールを、南長野でも是非とも見せてくださいませ!

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こちらは一つ前の写真とは別のプレーで、センタリングを頭で合わせてゴールを狙う籾谷選手。
このシーンは惜しくもキーパーのセーブでゴールできなかったが、この日もモミは攻守に存在感を示していた。
特にお得意の空中戦は連戦連勝で、モミのところにハイボールが飛んでいったら攻め込まれているにも関わらず思わずワクワクしてしまうくらい。
それから、後半に試合がこう着状態になった時、ゴール裏から「コッチに来いよ~!」と檄が飛んだ時に「オウ、今から行ってやろーぜ!」とお馴染みのデカい声で選手を鼓舞してスタンドが沸いたし、その後は選手達もスイッチが入ったように動きが良くなったような気がする。
さすがは河内のお祭り男、ここらへんの盛り上げ方はバッチリ心得てますね~。

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この日再三のファインセーブでチームの無失点に大きく貢献した、#21加藤慎也選手。
5月22日のアウェイ・長崎戦以来ずっと長野のゴールマウスを守り続ける加藤選手は、さすが歴戦のベテランだけあってセービングにも安定感があるし、リードしている時の時間の使い方も“老獪”という言葉が当てはまるような感じで、今までのウチには居なかったタイプの、非常に頼りがいのある守護神だ。
また、そのドスの効いた・・・も、もとい、低音のよく通る声でチームメイトにガンガンとダメ出しする様を見ていると、自分は加藤選手より相当年上ながら、「アニキ」と呼ばせてもらいたくなるほどの存在感だ。
という訳でフィールドプレーヤーの皆さん、加藤アニキに後ろからキツいダメ出しを喰らわないよう、気持ちを引き締めてよろしくお願いしますよ!
大輪のナデシコ、花開く!!!
今日はもう、この話題を採り上げない訳にはいかないだろう。

祝!なでしこJAPAN世界一!!

自分は深夜まで起きているのが苦手なので、この大会はニュースのダイジェストだけで中継は見ておらず、決勝戦もPK戦の最後のキッカー(熊谷選手)が蹴るところからしか見られなかったという、サッカーファンの風上にもおけないような不覚を取ってしまったが、それでもそのキックが入って優勝が決まった歴史的瞬間が見られてよかったし、MVPになったキャプテン・澤選手がトロフィーを掲げた瞬間は本当にウルッときてしまった。

『なでしこ』という言葉はすっかり女子サッカーの代名詞として定着しているものの、男子と違ってリーグ自体はまだまだマイナーで、選手達も仕事との両立で厳しい環境を強いられていると思うし、アメリカやドイツ、そしてアジアでも北朝鮮や中国の壁をなかなか打ち破れず苦しい時代が続いたが、そんな中でも常に世界の頂点を見据え、自分達のサッカーを信じて挑戦し続けた“大和撫子”の面々に、心から拍手を贈りたい。

そして、選手やスタッフだけでなく、賞賛を贈りたい面々はまだまだいる。
それは、この厳しい社会環境にあって、選手達をサポートしサッカーに打ち込める環境を与えてきたなでしこリーグ各クラブの関係者の方々。
そして、ここまでずっとなでしこリーグのクラブや女子サッカーを応援し続けてきたサポーター達だ。

女子の場合、仕事面や体調面で男子よりも不利な環境にある中で、運営資金確保や環境整備など、クラブ関係者の方々は非常に苦労されてきたと思うが、この快挙でこれらの事が一気に報われたんじゃないだろうか。

そして、自分も男子の世界には目もくれず女子サッカーを真剣に応援し続けているサポの方を何人か知っているが、そうした方々も、自分達が魅了され信じて応援し続けたクラブの選手達が、こうして世界の強豪相手に堂々とした戦いぶりを見せて遂に世界の頂点に立ったのを見て、一般の人達の喜びとは比べ物にならないくらいの感慨を持って中継を見ていたんだと思う。

同じスポーツを愛する同志として、自分は彼ら女子サッカーのサポーターの皆さんに、「おめでとう!皆さんが愛し応援し続けた選手達がやってくれましたよ!!」と心から労いの言葉をかけてやりたいと思う。

さて、数々の劇的なプレーで世界の頂点に登り詰めた“なでしこJAPAN”だが、何しろ厳しい勝負の世界だけに、そうそう喜んでばかりもいられない。

代表としては、今度は“追われる身”として、まだまだアジアの中で力を持っている中国や北朝鮮とロンドンオリンピックを掛けた予選を戦わなければならないが、それよりも重要なのは国内リーグだ。

『なでしこJAPAN』の言葉が独り歩きしてしまっているが、国内リーグはまだまだマイナーの域を出ておらず、特に今年は原発問題で東京電力マリーゼが活動休止に追い込まれるなど、依然として厳しい状態が続いている。

この優勝でなでしこリーグやチャレンジリーグにも追い風が吹いてもらいたいが、いかんせん日本という国は、オリンピック出場を決めた時に「お金が無い」と言う事で様々なメディアに採り上げられた“さくらJAPAN”ことフィールドホッケーしかり、“中東の笛”問題から一躍話題となったハンドボールしかり、そしてオリンピックの度に競技環境の厳しさが取り上げられるウインタースポーツしかり、マイナースポーツは一時のブームが過ぎると全く相手にされない傾向にあるのが残念で仕方ない。

なでしこJAPANの活躍に感動した皆さん。
長野にもパルセイロ・レディースという立派な女子サッカーのチームがあるし、これを機に是非とも会場に足を運んで、「女子は男子に比べてレベルが低いから・・・」とかいった固定観念を捨てて、まっさらな気持ちで選手達のプレーに触れ、一生懸命チームを応援してください。
そうすれば、きっと男子にはない新しい魅力が発見できると思うし、サッカーに限らず全国各地でこういった地元のチームやマイナー競技を応援するムーブメントが起こっていけば、日本のスポーツ文化もグッと熟成されて、ゆくゆくは様々な競技で世界と渡り合えるようになると思う。

・・・と、色々難しい事を書き連ねてしまったが、とにかく、今回の快挙を出発点に、女子サッカーが代表もリーグ戦も大いに繁栄してほしいと願っている。

そして改めて、なでしこJAPAN女子ワールドカップ優勝おめでとう!!!
JFL第13戦(後期第3節) vs佐川印刷SC
う゛~、あ゛つ゛い゛あ゛つ゛い゛・・・

と、発する言葉の端々に濁点が付いてしまうような酷暑の南長野。
しかし、今日の相手は前期にアウェイで完敗を喫した佐川印刷だし、その時の借りを返して今季初の連勝を何としてでも!・・・という期待を胸に臨んだ試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-0・0-0)0 佐川印刷SC
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試合は序盤からウチがボールをつないで攻めにいき、なかなか積極的でいい感じ。
今日は午前中『小布施見にマラソン』に参加した関東の知人がレース完走後に南長野に駆け付けてくれ(といっても、もちろん小布施から走って南長野に来た訳じゃないよ)一緒に観戦したのだが、その人達に「こうやって細かいパスをつないでいくのがウチの特長なんですよ~」と自慢げに解説したりなんかしていた。

しかし、敵もさるもの。
先週の水曜日に前期の未消化分の試合を戦って中3日というタイトな日程にもかかわらず、印刷の選手達は前期の試合で見せたような固い守備でなかなかゴールを割らせてもらえず、逆に正確なロングフィードからの鋭いカウンターを喰らってヒヤッとするような場面もあり、全体的にはウチが優勢に試合を進めていたものの、非常にゴールが遠いジリジリした展開が続く。

この状態は後半になってもあまり変わらず、時間の経過で相手の足が止まるのを期待していたが、印刷イレブンにそんな兆候は全く見られない。(考えてみれば、京都は長野なんかより暑さのレベルが数段高いから、印刷の選手達にとっては長野のカラッとした暑さは苦にならなかったのだろう。)

そんな中、ウチも#11富岡、#20野澤、#23富所と攻撃的な選手を積極投入して流れを変えようと試みるも、最後まで集中力の切れなかった印刷の守備を崩す事ができずに両者スコアレスのままタイムアップ。
これでまたしても連勝できず、何とも気持ちの底にモヤモヤが残った試合となった。
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(そして、そんな盛り上がらなかった試合を象徴するように、今日は試合中の写真も少なめです・・・苦笑)

まぁ、期待していた結果にはならなかったけど、相手の決定的なチャンスも#21加藤のスーパーセーブや守備陣の奮闘で、前期に喰らったのと同じような危ない場面も切り抜けて得点を許さなかったし、約1ヶ月前の横河武蔵野戦で負けて以来5試合続けて引き分け以上でしっかり勝ち点を積み上げていっているし、一応“及第点”は取れているからヨシという事にしましょうか・・・

それにしても、ウチは今日の佐川印刷を始め、ホームで敗戦を喫した横河武蔵野や、土壇場で追いつかれ勝利を手放したホンダロックなど、“堅守速攻型”のチームに対しては本当に結果を出せないでいる。(大の苦手である松本山雅もどちらかといえばコッチの型だし・・・)

同じ強豪でも攻撃的なHonda FCや町田ゼルビア等に対しては互角に戦えて結果も出しているのに、こんなに得手・不得手の傾向がハッキリ表れるとは、いやはや何とも分かりやすいチームである・・・なんて感心している場合じゃない。
“堅守速攻型”といえば、同期昇格ながら安定した戦いぶりでウチより上位をキープしているカマタマーレ讃岐との試合を2試合残しているし、こういったチームに対する苦手意識を克服していかなければ、これ以上の浮上などありえないと思う。

次節の対戦は、震災による活動休止も解けたソニー仙台。
このチームが“攻撃型”なのか“堅守速攻型”なのかは、自分はあまり知識が無いのでよく分からないが、いずれにしても長らくJFLで活躍している名門企業チームだけに、今日のような苦戦も大いに予想される。

ホームの仙台を始めとする東北地方の皆さんには、一刻も早く復興して元気になってもらいたいが、勝負となれば話は別。
選手達は今日のモヤモヤを吹き飛ばすような思い切った攻撃サッカーをユアテックスタジアムで繰り広げ、スカッとした勝利で酷暑を乗り切るような勢いをつけてほしい。
蔵出し写真展 7/10JFL後期第2節vs栃木ウーヴァFC
今回の栃木戦は会場が陸上競技場と言う事で、やはりトラックがある分スタンドとピッチの距離があり、西京極や野津田と同様あまり臨場感ある写真が撮れなかったが、そんな中、今節注目していた2人の男達の輝いている写真をお届けします。

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一人目はもちろん、帰ってきた“お祭り男”、ヨッサイコリャ#2籾谷真弘選手!

北関東特有のえげつない高温と、栃木の果敢なプレッシャーに他の選手が思うような動きを見せられない中、今季初スタメンのモミは積極的に声を出して味方を鼓舞し、守備では冷静にボールを跳ね返し(もちろん空中戦は連戦連勝!)、隙あらば前線に駆け上がって攻撃参加するなど、#19向や#23富所の得点シーンがかすんでしまうほどの大活躍を見せてくれた。

個人的には今回サブに回ってしまった#22小川選手のプレーも大好きなのだが、クラブ名がパルセイロに変わった初年度からムードメーカーとしてチームを引っ張り、我々サポと苦楽を共にしてきたモミの活躍は本当に嬉しい。
ウチのセンターバックは、ここで挙げたモミと小川の他に、不動のスタメン#3大島にJFLでの実績も多い#4寺田と、競争率2倍の激戦区だが、これからもライバル達と切磋琢磨し、頼れる守備の要として活躍してほしい。

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そして個人的にもう一人大注目だった、指導者講習でお休みの薩川監督に代わって指揮を執った小湊隆延コーチの、試合後に見せた快心の笑み。

小湊コーチは前身の長野エルザ初代メンバーの一人であり、自分がエルザと出会った時に監督を務めていた人で、実際に試合で指揮を執ったのは2005年に高知で行われた地域決勝1stラウンド以来6年ぶりだが、その当時と同じように半袖・短パンでキャップを目深にかぶって選手に指示を出す姿をもう一度見る事ができ、オールドファンとしては感慨無量だ。

自分は小湊体制以前の事が分からないので断言はできないが、パルセイロ自慢の人もボールもよく動く魅力的な攻撃サッカーの礎を築いたのは、他ならぬ小湊コーチだと言っていいと思う。
今と当時とでは相対的なレベルの差は歴然だが、個人的には、小湊監督の頃のエルザのサッカーが見ていて一番面白かったような気がするし、エルザがあのようなプレースタイルでなかったら、自分はこんなにもこのクラブにのめりこむ事はなかっただろう・・・と思えるくらい、小湊コーチは自分の中で大きな存在だ。

自分がパルセイロを誇りに思うのは、こうしたクラブの功労者が簡単に切り捨てられず第一線で活躍できている事で、小湊コーチの存在は、クラブ創設時から今に通ずる、時代の流行り廃りに流されない立派なコンセプトと大きなポテンシャルを持っているという何よりの証だと思う。

長野のサッカーを強くするために、長野にサッカー文化を根付かせるために、地方公務員という安定した職を投げ捨ててパルセイロに掛ける熱い男・小湊コーチ。
これからも、薩川・鈴木の両巨頭に負けない存在感で、パルセイロをもっと魅力的なチームになるよう導いていってください。

【 おまけ 】 ~久々のご当地グルメレポ~
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試合前、自分は佐野で途中下車し、お昼に念願だった佐野ラーメンを食してきた。
食後のアクセスを考慮し、北関東道佐野田沼インターに近くスポーツで有名な佐野日大高校の近所にある店に当たりをつけて11時の開店直後に入店し、メニューにあったその名もズバリ“佐野ラーメン”と餃子を注文。
そして出てきた本場の佐野ラーメン、自家製手打ち麺は形が平べったい独特のもので、コシは少なく全体的にモッチリした食感。
そしてスープは、一昔前に流行った“京風ラーメン”をもっとあっさりさせたようなもので、“家系”など今風の脂ギトギト系が好きな方には物足りないと思うが、あっさりした中にもダシが効いた深い味わいで、暑い夏場でもスープまでスッキリ飲み干せる感じだった。
そして、ラーメン以上に美味かったのが餃子で、大振りな1個をかじると肉汁と野菜の水分で出来たスープがあふれ出し、おそらく自家製と思われる厚手の皮もしっかり小麦の味がして、これだけでも商売できるんじゃないかと思うほど。
とにかく、長年食べたいと思っていた佐野ラーメンにありつけ、バックス仲間に自慢のチームを紹介する事もでき、試合にも勝って、非常に充実した栃木遠征でありました。

ところで、会場の栃木市は中心地に“小江戸”と呼ばれるような古い町並みが残っており、かつて舟運で栄えただけに川沿いに蔵の家並みが連なる素敵な景観があるので、来年の栃木遠征は、少し早く出て市街地を1~2時間ブラブラしてからサッカー観戦なんてプランで行こうかと考えている。(←気が早すぎ!)
JFL第12戦(後期第2節) vs栃木ウーヴァFC
つい先日に関東甲信越地方の梅雨も明け、夏の日差しが照りつける栃木県は栃木市総合運動公園陸上競技場。
しかし、気温は高かったものの心配していた湿度は少なく、異様にムシ暑かった先週のダービーより条件は良い感じだ。

そして栃木といえば、パルセイロと並んで応援している日光アイスバックスの関係で個人的にはお馴染みの土地であり、今日はバックスのサポ仲間も、ウチと同じチームカラーであるオレンジのTシャツを着て駆けつけてくれた。
本当にバックスのサポは、チーム愛も応援も熱く、そして人情も厚い人達が多くて嬉しい限り。
そんなバックスサポに、オラが自慢のパルセイロの攻撃サッカーをお見せしたいという願いを込めて臨んだ試合の結果は以下の通り。

栃木ウーヴァFC 0(0-0・0-2)2 AC長野パルセイロ
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先週のダービーでの消極的な試合を反省し、今日はガンガン攻め続けてほしいと願っていたが、どうも全体的に動きが重く、あまりピリッとしない状態が続く。
ただ、これはウチが悪いというよりも、栃木の動きが良かったのが原因だと思う。
とにかく積極的にボールに向かってくるし、普段は高さでは負けない#3大島や#13藤田もヘディングで競り負けてしまうシーンも度々見られた。
また相手GKも非常に当たっており、決定的と思われたシュートをスーパーセーブで防がれた場面もあったりで、なかなかゴールを奪えないまま、スコアレスで前半終了。
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それでも、そのうち相手の運動量も落ちてくるハズだし・・・と希望的観測を胸に迎えた後半10分、その期待通りに#19向が強烈なミドルを相手ゴールに突き刺し、パルセイロが待望の先取点ゲット!
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ヨシ! これで相手も失点のショックで足も止まってくるし、ここからウチの猛攻を・・・と期待したが、しかし、そこから先はまた元の木阿弥で、ウチは猛攻どころかシュートもロクに打てない時間帯が続く。

とにかく、栃木の運動量が落ちないのだ。
・・・いや、運動量はそれなりに落ちていると思うのだが、それ以上にウチのプレーがハッキリせず、まるで悪い時の日本代表のように中盤と最終ラインの間でムダにボールを回しているだけで、たまに攻めてもパスがつながらず淡白な攻撃ばかり。
そのうち、なおも積極的な栃木の攻撃にバタバタする場面も見え始め、まるで先週のリプレイを見ているような気分になってきた。

イカン、このままでは先週の二の舞だ。
『試合終了間際、栃木の竹内選手(元山雅)が同点のゴール!』なんてシャレにもならない場面が現実になりそうなイヤ~~な予感が頭の中に浮かんでくる。

しかし、そんな状態を救ってくれたのが、後半35分から出場した#23富所だった。
ロスタイムも終わろうかという頃、中盤でボールを持つと持ち前のドリブルでガシガシと前線へ突き進み、相手のチェックに倒れそうになりながらもそのままボールを持って全てのディフェンスを振り切り、最後はゴール前フリーでの渾身のシュートが決まり、決定的な2点目をもぎ取った。
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コレですよ、コレ!!
今のウチに必要なのは、形にとらわれずガムシャラにゴールを狙う気迫です!
先週のダービーでの屈辱で懲りたはずなのに、今日も先週と全く変わらないじゃないか・・・とイライラしていた気持ちを、富所が見事に払拭してくれた。

ゴール直後、勢いあまってユニを脱いでの“ご法度”パフォーマンスにお約束のイエローカードを貰っていたが、それもご愛嬌。むしろ、ヤンチャな彼らしくていいじゃないか。(やり過ぎはダメだけどね)

試合終了後、一緒に応援してくれたバックスサポは「スゴい試合だった。今日は来てよかった。パルセイロってスゴいチームだね。」とありがたい感想を話してくれた。
彼らは夏の間はそれぞれ贔屓のJリーグチームの応援でサッカーにも目が肥えているが、この感想も本心で言ってくれたと思い自分としても嬉しかったが、しかし、ウチの実力はこんなものではないだろう。

今日の試合は個人技で勝てたところが大きく、パスを細かくつないで波状攻撃を仕掛けるウチらしいサッカーは見せられていないと思う。
少なくとも、先週や今日のように“次の1点”を積極的に取りにいけないようなサッカーでは、これから先で必ず行き詰ってしまうだろう。

今日は結果的に勝ったからよかったが、選手達はこれで満足せず、来年また栃木で試合があった時に見に来たバックスサポが口をあんぐり開けて言葉を失うくらいの攻撃力を見せ付けられるよう、もっともっと精進して力を付けてほしいと思う。

まぁ、なにはともあれ勝ってよかった。
次節は前期で唯一“完敗”を喫した佐川印刷を南長野に迎えてのリベンジマッチ。
今度こそ、今季初の連勝を目指して頑張りましょう!!
蔵出し写真館 7/3JFL後期第1節vs松本山雅FC
あの時のショックをまだ心の中に引きずってモヤモヤしている今日この頃だが、そういつまでも落ち込んでばかりもいられない。
NBSの中継の中で解説の川淵三郎氏に「長野は一人多いのに、もう一点取ろうという意欲が見えない」とズバリ見透かされたように、確かにあの結果は選手自身が墓穴を掘ったものだ。

でも、そうはいっても選手達だって一生懸命やっているんだ。

という訳で、今回はダービーでの選手達の頑張っていたシーンを集めて、次節に向けていいイメージを持って臨みましょう!

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長野#13藤田選手と松本#15阿部選手の空中戦の攻防。
まさに両者の意地がぶつかる激しい対決だ。(阿部選手の顔面にマコの後頭部ががっつりヒットしているような・・・)

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こちらも火花散るゴール前での攻防、長野#22小川vs松本#33木島(徹)、両者の一歩も譲らぬ必死の形相に注目。
(確かこのシーンの直後にあの問題のシーンがあって、小川選手の目の前に本当に火花が飛んだような・・・)

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松本#3松田のチェックに踏ん張る長野#5大橋。
元日本代表なにするものぞ、われらがヨッチは倒れません!

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激しい攻防で頭部を傷め、包帯を巻いてタッチラインで復帰を待つ#11富岡の決意に満ちた表情。
結局この後も体調が戻らなかったらしく、交代出場ながら途中で退いてしまったのがチームにとっても誤算だったし、本人も悔しい事だろう。
その悔しさを次節以降にスカッと晴らして、またあの豪快な笑顔を見せてほしいが、その前に大事な“商売道具”の頭をお大事に、早く治してくださいね。

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相手のプレスをかわしてドリブル突破を図る#19向。
チーム全体の攻めの気持ちが薄くなっていた中、向だけは最後まで果敢にゴールに向かい、積極的にシュートを打っていた。(コーナーでの慣れないキープであっさりボールを失ってたのも彼だったけど・・・)
これからもその積極性を忘れず、グイグイとチームを引っ張っていってほしい。

ここに挙げなかった選手達も、全員がよく頑張った。
頑張ったけど、松本の気迫とダービーの熱気に呑み込まれて体が動かず結果を出せなかった事は、大きな後悔として残っているだろう。

この後悔の念をしっかり胸に刻みつけて、二度と同じ失敗をしないという強い決意で、次節の栃木では絶対に勝って帰りましょう!!
JFL第11戦(後期第1節) vs松本山雅FC
早いもので1年も折り返しを過ぎ、JFLも今日から後期に突入。
そして、後期開幕戦の今日はいきなり松本山雅との“信州ダービー”長野ラウンド。
用意されてた4000枚のチケットは即日完売し、バックスタンドアウェイ側隅の一部を除いて満員御礼の大盛況の中で行われた、日本のサッカー界が注目する大一番の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-1)1 松本山雅FC
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さすが両クラブの意地がぶつかり合う信州ダービーだけに、試合は最初から激しい攻防が見られたものの、どちらかというと松本の方が優勢に攻め、ウチは守りに回る時間が多かったが、前半13分、#21加藤が右サイドのハーフウェイライン付近で待っていた#19向へ正確で素早いフィードをすると、フリーで受けた向がゴール前の#13藤田へ絶妙のクロス。
それを藤田が頭で折り返すと、突っ込んできた#10宇野沢のダイビングヘッドがドンピシャ決まり、松本のお株を奪う鮮やかな速攻で欲しかった先取点をゲット!
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その後も松本は果敢に長野ゴールを脅かす攻撃を再三仕掛けてきたが、ウチはボールへの素早いプレスやゴール前での体を張った“攻めの守備”で松本に思うような攻撃を許さず、前半41分にはフラストレーションの溜まった松本の#33木島良輔が、おそらくレフリーへの暴言かなにかで一発レッドの退場になるなど、流れとしてはウチのペースで前半終了。

そして後半、追加点が欲しいウチは数的有利な中でボールを支配し攻撃を仕掛けるが、あと一歩のところでなかなか松本のゴールを割れず、逆にこういった逆境になると俄然力を発揮する松本は、人数が一人少ない事を感じさせないくらいの迫力で、前半にも増して積極的に攻め上がる。

それでも、ウチは守備に対する集中力も高かったし、このままいけば何とか逃げ切れる・・・と思っていたが、後半40分前後くらいから、ウチの攻撃陣がボールをコーナーに寄せて時間を稼ぐようなプレーが出だしてから、何となく流れが違う方へ向かっていった。

ウチが“逃げ”に入ったのを見透かしたかのように、松本の選手達はディフェンスラインを思いっきり上げてガンガン攻撃を仕掛けていき、逆にウチはズルズルとラインを下げられ防戦一方に。
そしてロスタイムに入る直前、今度は松本がウチのお株を奪うパス攻撃から、最後は上田市出身でダービー前の報道でも注目されていた#19塩沢に同点弾を叩き込まれ、前期のダービーと同様に試合終了間際で失点を許す、悔しさを通り越して何の考えも浮かばないようなショックを残したまま試合終了。

さて、いつも負けてもポジティブで好意的な論調の弊ブログですが、今日ばかりはかなり厳しい批評を書かせていただきます。

この試合は、確かに松本に押し込まれる場面も多かったものの、選手達の集中した動きやオレンジに染まったスタジアムの雰囲気、そして数的優位になった後半と、概ねパルセイロの流れで試合を進めてきたと思う。
でも、前記のように試合時間を5分以上も残したところで“逃げ”に出てしまったばかりに、みすみす相手に勢いを渡してしまった。

前期のダービーでも、「アウェイで引き分けなら御の字」と後半30分過ぎからコーナーでボールを持とうとする“逃げ”の姿勢を見せて、ロスタイムに松本に逆転弾を喰らってしまったが、あの時と全く同じ過ちを犯して掴みかけた勝利を逃がしてしまった。

クラブや地域の意地とプライドが高い次元でぶつかり合うダービーマッチでは、技術や戦術云々ではなく、最後は“気持ち”の部分が大きく物をいう。

この試合、ウチには警告のカードが出なかったが、松本は木島選手の一発レッドを始め、後半に3枚のイエローが出た。
木島選手のレッドは、それまでのレフリーに対する態度などの“伏線”を考えれば当然の処置だと思うし、立て続けに出たイエローや、再三見られたレフリーへの執拗な抗議も決して褒められるものではない。
しかし、松本にはそれだけ「何としてでもゴールしたい!勝ちたい!」という強い気持ちがあってのものだと思うし、その気持ちが最終的に塩沢選手のゴールを生んだんだと思う。(これはラフプレーやレフリーへの抗議を肯定するというものではなく、あくまで試合に掛ける“気持ち”に関する見解ですので誤解なきよう)

いわば、松本はどんなに不利な状況でもがむしゃらにゴールを狙いにいくというチームのポリシーを、この大舞台で立派に体現して見せた。

それに対してウチはどうだったか?

確かに、後半も30分過ぎまでは、攻められてはいたが豊富な運動量と高い集中力で“攻めの守り”を展開していた。
しかし、1人多い状況にも関わらずコーナーでの“時間稼ぎ”に入った事で、選手達から攻めの気持ちが消えてしまったような気がするし、そうした消極的な姿勢が守備にも悪影響を与えたんだと思う。

ウチは“攻撃してナンボ”のチームである事は、選手が一番分かっているはずだろう。
コーナーに逃げてボールをキープするのは、45分計の針が止まってからラスト数プレー分だけやれば十分である。
以前の要田勇一選手などは、J1で培った高い技術でコーナーでもしっかりボールをキープできていたが、そういったプレーが中途半端にしかできないならば、変にカッコつけてそんな不慣れな事やらないのが一番。

とにかく何がせつないって、相手が松本云々というよりも、『同じ相手に同じパターンでやられ続けている』という事実が一番切ない。

これはもう言い飽きて改めて書くのも恥ずかしくなってしまうが、選手達は試合終了の笛が鳴るまで貪欲にゴールを狙いにいく“攻め”の姿勢を貫き通さなければ、パルセイロとしての存在価値も無くなってしまう。
松本はダービーにかかわらず、ピンチに追い込まれた時にとてつもない力を発揮して難局を打開していく能力に長けているが、そんな事を実際にやってのけるだけの強い気持ちを、ウチの選手達も見習ってほしい。
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・・・・・ふぅ~~、つい熱くなって色々と書いてしまいました。

ただ、リーグ戦は後期が始まったばかりで、前期の未消化分も含めてあと22試合も残っているから、そうそう一つの試合を引きずってカッカしてばかりもいられない。

考えてみれば、選手もサポも力が入り、他の試合とは違う“お祭り”的な独特な雰囲気を持つダービーマッチが後期の一発目にあったのは、ある意味よかったのかもしれない。
こんな特別な試合を、結果はどうであれさっさと終わらせられたので、今後は余計な事を考えず地に足をつけて試合に臨む事ができるんじゃないだろうか。

こうしている間にもどんどん時間は進み、強敵達が「けっこういい位置に付けてるナマイキな新入りを倒してやろう」と手ぐすね引いて待ち構えている。

次節は、アウェイでの栃木ウーヴァ戦。
前期の対戦ではウチが勝ったものの、栃木も積極果敢な攻撃サッカーを仕掛けてくるし、北関東特有の酷暑もウチにとっては大きなハンデとなってのしかかってくるだろうし、とにかく気の抜けない相手である。

「ここは気持ちを切り替えて・・・」なんて言葉も言い飽きて使いたくないのが正直なところだが、そんなヤケッパチな気持ちをグッと堪えて、まずは次節の試合を全力で勝ちに行こう。

そして、これから12月まで続く長く厳しい戦いを、攻めの気持ちを決して忘れずに最後まで走り抜けてほしい。
CLE2011第10節 vsスフィーダ世田谷FC
いよいよ明日に迫った信州ダービーを控え、芝生席に区画線を引くなど準備が進む南長野で、忘れちゃいけないもう一つの大事な試合が行われた。

1ヶ月に及ぶ長いロードを終え、久し振りに南長野に帰ってきたレディースチーム。
新規参入ながら現在2位の難敵・スフィーダ世田谷を迎えての試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 0(0-1・0-2)3 スフィーダ世田谷FC

前節でノルディーア北海道に今季初勝利をあげた流れでなんとか一矢報いてほしかったが、前半8分に相手の早いパスに翻弄されて、最後は見事なミドルシュートをゴール右隅に決められ早くも失点。
その後も、度重なる遠征の疲れからか、それとも長野にしては蒸し暑い気候のせいか、全体的にウチの選手の動きが悪く、クリアーしたボールもほとんど相手に取られてしまうなど、あまりいいところが無いまま前半終了。

しかし、後半に入ると#10浦崎優香、#11橋浦さつきの二枚看板を中心に動きがよくなり、相手ゴールを脅かす場面も増えてきて期待も高まったが、逆に前掛かりになって守備が手薄になってきたところを突かれて2失点目。
それでも、そのゴールの直後に疲れの見え始めた#20小松良子に替えて前節で決勝ゴールを決めた期待の若手・#9能本華子を投入し追い上げを図るが、世田谷の固い守りをあと一歩のところで突き崩す事ができず、逆に後半29分、コーナーキックからのゴール前での混戦でこぼれたボールを決められ決定的な3失点目・・・

結局このままタイムアップで、久々のホームゲームで勝ち点を取る事ができず残念。

ウチは攻撃面ではFW陣の個人技に頼らざるを得ないところがあり、なかなかゴールまでの形が作れず手詰まり感がぬぐえないが、それでも今日の試合では浦崎がフリーでシュートを打てる場面があったり、橋浦が持ち前のスピードと強さでサイドからチャンスを作る場面が見られたし、#14濱垣香菜や#8村山友梨も中盤でよく頑張っていた。

また守備面では、相変わらず詰めの甘さはあるものの、#7高木奈央を中心に#17黒崎愛と#18田中菜実の両サイドバックも世田谷の早い攻撃によく付いていったと思う。

スコア的には完敗だったし、最後は走り負けてしまった感はあるものの、去年秋のプレーオフ・スペランツァ高槻戦で見たような明らかな実力差は感じず、レディースの試合ではこればっかりで恐縮だが、あと一つ壁を乗り越える事ができたら、現在2位と快進撃の世田谷にも十分に太刀打ちできるんじゃないかと感じる。

レディースはこの後2週間のお休みを挟んで、次節は今月23日に南長野でac福島を迎え撃つ。
今度の相手も攻略するのは並大抵ではないが、前回の対戦では引き分けに持ち込んでいるし、今日の後半で見せたようなプレーを90分間続けられたら、勝ち点ゲットも期待できるんじゃないかと思う。

レディースは今節を終わって、最下位のノルディーア北海道には勝ち点で4つの差をつけているが、ノルディーアは試合をウチより3つ多く残しているため、まだまだ予断は許さないし、残りの試合も最後まで諦めず走り抜き、一つでも多くの勝ち点を上積みできるよう頑張ってほしい。

【 追記 】
今日の記事には試合中の写真が無いが、これは女子サッカーリーグで観客が望遠レンズでの写真撮影や撮った写真のネットへのアップを禁止しているとの事で、スタッフの方のご指導により写真撮影を中止したためです。
南長野ではこの件に関して特に掲示やアナウンスがなかったため、前回のホームゲーム(5/28・vs日体大)の記事には写真を載せてしまったけど、リーグ全体の規則との事なので、5/28の記事からの写真削除と、この試合に関連した“蔵出し写真展”の記事の全面削除をさせていただきました。
事情が分からなかったとはいえ、リーグのルールを破ってしまった事をお詫びいたします。

このリーグの措置は、おそらく望遠レンズで撮った選手のアップ写真がいかがわしいサイトに流れるのを防止するためのものと思われ、選手の人格やプライバシーを守る意味でも重要だと思うので、今後も快く協力したいと思うが、それにしても、自分としては個人の趣味の一つとして、またこのブログを通してパルセイロ・レディースや女子サッカーの魅力を多くの人に知ってもらうため、スタジアムでの写真撮影を楽しみにしていただけに、一部の心無い人達の行動でこういった事が制限されてしまうのは残念で仕方がない。

デジカメやネットの普及で、誰もが手軽に写真を撮影でき不特定多数の人達に作品を見てもらえる世の中になったが、せっかくの高い機材で撮影された写真がやましい使われ方をされる事なく、リーグがこのようなお達しを出さなくてもいいようなモラルある世の中になってほしいと願っている。
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