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ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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JFL2011第22戦(後期第10節) vsツエーゲン金沢
先週は私事で欠席だったため、2週間ぶりのJFL観戦。
前々節は武蔵野にも行っているので飛ばした試合は1つだけだが、先週の萩・北九州旅行が非常に濃い内容だったのと、武蔵野では蒸し暑い中での観戦だったのが今日は風が冷たくて、早速購入したパーカーを羽織らなければいけないくらい気候がガラッと変わってしまったので、何だか本当に久し振りの観戦に感じてしまう。

さて、今日の対戦相手のツエーゲン金沢は8月のアウェイ戦は行かれなかったので、自分は一昨年の北信越リーグ以来久し振りの再会で、金沢のゴール裏のダンマクを見たりコールを聞いたりすると、「ムダに熱い」と謳われたHFL時代を思い出させて懐かしい。

前期は北信越時代の相性そのままにウチが勝たせていただいたが、非常に侮れない強敵である事に変わりはない。
スタンド開場前から長蛇の列ができ、信州ダービー以外で初の3000人超を集めた観客の前で、そんなライバルを打ち破ってイイところを見せたいところだったが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-2・0-1)3 ツエーゲン金沢
s-写真00086

試合は立ち上がりこそウチも互角に攻めていたが、徐々に金沢がボールを持つ時間が増えていき、また金沢がファールを貰うのが上手くて、なかなかウチの流れが作れず苦しい時間帯が続く。

それでも試合数の少ないソニー仙台を除いてリーグ最少失点を誇る守備力で何とかしのいできたが、前半19分、フワッとしたクロスを元日本代表の“ドラゴン”こと#9久保に頭で決められ先制点は金沢に。
なおも金沢の攻勢が続き、30分に#17菅野の一見なんでもないようなミドルシュートが計ったようにゴールの隅に吸い込まれ、手痛い2失点目。

これらは別に守備を完全に崩された訳ではなく、どちらもエアポケットに吸い込まれたように一瞬の隙を突かれたもので、見ているコチラも「ヤラレタ!」という実感が薄くて何だかキツネにつままれたような感じだったが、とにもかくにもウチのいいところがほどんど出せないまま前半終了。

そして、風上に立った後半もこの流れはほとんど変わらず、ウチは何とか状況を打開しようとパスをつないで攻めようとするも、金沢の強くて早いプレスに手こずってなかなかシュートまで持っていけず、逆に金沢にウチのお株を奪うような見事なコンビネーションとスピードで攻め込まれ、後半34分に取られたPKが決定打となってしまう。

結局、最終盤に見せた反撃も金沢が冷静に凌いで試合終了となり、“完敗”という形で無敗記録に終止符を打つ事になってしまった。

この試合は観客数が多かった事に加え、地元の民放局がテレビで生中継もしていたが、ウチはこういった一般の人にアピールできるような環境にある試合で結果を出せない事が多く、今回も「中継がある」と知った時に何となくいや~な予感がしていたが、それがズバリ的中してしまった。
まったく、本当にウチはこういうところが“アピール下手”なんだから・・・(といっても、中継をやっていただける事は非常にありがたいので、地元局の皆様、今後とも是非ともよろしゅう頼みます。)

なんて話はともかく、2年ぶりに金沢を見た印象として、北信越時代よりも格段に“骨太”になったと感じた。
以前の金沢は、実力はあり手強い相手ではあったものの、攻撃は個人技に頼りがちで、また守備もどこかに“隙”があり、ウチとしてはその“隙”を粘り強く突いて攻めていけば絶対に勝機を見出せるという自信があったが、今日の試合では守備もしっかりしていたし、また攻撃面でも久保竜彦というスターはいるものの決して“一点豪華主義”ではなく、コンビネーションもしっかりとれており、とてもバランスの取れた良いチームに成長したようだ。
s-写真00103

一方、ウチも#5大橋の出場停止というハンデはあったものの、ウチらしくボールを繋いで攻めていこうという意図は見えたし、守りに関しても、3失点を喫したものの決して守備が崩壊したというものではなく、全体的には相手の猛攻にもよく対応できていたと思う。
ただ、前期にホームで負けた借りを返そうという金沢の選手達の気迫が、ウチの選手達の気持ちを少し上回っていたという事だろう。
s-写真00017

これでウチは4敗目を喫した事になるが、考えてみれば、完全に力でねじ伏せられての完敗は、JFLに上がってからは今回が初めての経験だ。
シーズン開幕前は、こういった試合を何度も経験する事になるんだろうと覚悟していただけに、22試合目にして初の“力負け”というのは、JFL1年生としては立派な事じゃないだろうか。
上のカテゴリーに上がった以上、いつかはこういった試合がくるものだし、無敗記録の継続もいつかは途切れるもので、それがたまたま今日だっただけの事。
個人的には、今のウチの成績はちょっと気持ち悪いくらい“出来すぎ”なんじゃないかと感じていたので、今日の敗戦で肩の荷が下りたようで逆にホッとした。(と、強がりを言ってみたりなんかして・・・)

さて、来週は天皇杯ウイークという事でリーグ戦はお休みで、次節は2週間後、ウチと同じくJFLピカピカの1年生のカマタマーレ讃岐とのアウェイ戦“麺類ダービー”だ。

讃岐は現在勝ち点34の9位で、同期のウチに少々水を開けられた状況ではあるが、堅守速攻型のまとまりある好チームという印象で、去年は全社全国大会と地域リーグ決勝大会で対戦してウチが一度も勝てておらず、JFLでは初対戦とはいえどこかに“苦手意識”がある。
しかし、このままズルズル2連敗なんて事になると、今の勢いが止まったり順位が下がってしまうだけでなく、リーグ内に苦手チームを2つも作ってしまう事になり、これだけは何としても避けなければいけない。(もう一つの苦手チームは言わずもがな。。。)

前記のようにウチだってスコアほど悪い内容ではなかったし、ここはスパッと気持ちを切り替え、去年の借りを返す勝利をおさめて継続中のアウェイ連勝記録を延ばしてほしい。
s-写真00087

なお、自分は次節は残念ながらお留守番。
留守番組のお約束として、美味しい讃岐うどんを平らげつつ(←単に好物で食べたいだけ)瀬戸内からの吉報を待ちたいと思います。
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