ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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今年は色々あり過ぎました・・・
本当に色々な事があり過ぎた2011年も、ようやく明日でおしまい。
ちょっと1日ばかり早いけど、今日は激動の20111年を個人的に振り返って、今年のこのブログの締めとしたいと思う。

今年はJFL開幕直前の3月11日に発生した東日本大震災と、それに伴う福島第一原発の原子炉損傷事故に一年中振り回され、またその震災の翌日未明に発生した栄村の大地震、6月に松本を襲った直下型の大地震、7月の新潟・福島大水害、9月の紀伊半島大水害、オマケに海の向こうのタイでも信じられないような大洪水と、“何百年に一度”という天災(原発事故は人災だが)が次々に襲ってきた。

改めて、被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げます。

自分も5月に全線復旧して間もない飯山線に乗ったり、7月はソニー仙台戦遠征の折りに多賀城市を訪れたりして、ほんの僅かながら被災地の一端に触れる機会があったが、自分でも何か出来る事を・・・との思いから、金額的には恥ずかしいくらい少ないけど、最近“復興国債”を購入した。
元々はこういった投資モノには知識も興味も全くなかったが、日本政府が破綻しなければ(←この点ちょっと心配だけど。。)満期には元本+αが戻ってくるし、投資したお金が被災地復興に使われるとの事で、今の政府は全くヘタレでダメダメながら、思い切って自分の思いを託してみた。

また今年は、8月に松本の松田直樹選手が急逝したのを筆頭に、芸能界やスポーツ界や文化界の大物有名人が次々に他界した不思議な年でもあった。
間を置かず大物の訃報が流れる度に、「えっ、あの人が・・・!?」、「今度はあの人が・・・!?」と驚き寂しくなったものだ。
毎年この時期になると、ニュース等で今年亡くなった有名人をズラッと並べ回顧する企画があるが、今年の顔ぶれはいつにも増して豪華なものだった。(←表現が不適切で申し訳ないです。)

そんな暗い話題が多かった2011年だが、スポーツでは女子サッカー“なでしこJAPAN”の女子ワールドカップ優勝というビッグニュースがあったし、何といってもパルセイロのJFLでの堂々とした戦い振りと、初年度にして準優勝という素晴らしい成績に酔いしれた。

また、今年は回顧を書く機会を逃してしまったBCL信濃グランセローズとCLEパルセイロレディースを簡単に振り返ってみると、まずグランセローズは、今年は前期も後期も勝ち越して長年定位置だった最下位を脱出したし、年間通算の勝率では1位の新潟に僅か4厘差(勝ち星1つ差)の.565という好成績を残した。

ちなみに、今年BCL総合チャンピオンとなり四国アイランドリーグ覇者との独立リーグチャンピオンシップも制した石川は、6球団全体の年間勝率は.468と負け越しており、この事からもセローズの今年の好成績が窺い知れる。

セローズというと、今年の後期に優勝まであと1勝というところまでいきながら、最後の3試合を全敗という大コケを演じてしまったり、去年までの全く不甲斐ない戦い振りから、世間的にはどうしても“弱っちいポンコツチーム”のイメージが付きまとってしまうが、そんな方はこの記事を読んで認識を改めるように!

来年は佐野監督体制3年目という事で、悲願の初優勝に向けて勝負の年となるだろう。
本当に強いチームになるためにはまだまだ課題も多いが、来年は今まで辛い思いをしながらも辛抱強く応援してきた我々ファンが報われるような年になってほしい。

そしてパルセイロレディースは、今年も2勝2分11敗と厳しい結果で、上位4強からの勝ち点はac福島から1つ取っただけだったが、チャレンジリーグ残留という最低限の目標は果たせたし、苦しみながらも徐々にチームとしての戦い方が見えてきたように思えた。

来年は東西に分かれていたチャレンジリーグが統合されるという事で、遠征が増えて財政面や体力面で大変な事もあるが、今年まではシーズン終盤にようやくチームとして形になってきたか・・・と思った頃にリーグ戦が終わってしまっていたのが、来年からはチームも倍増し試合数もグッと増えるので、実戦の中でチーム力を高めていける機会も増えるので、このレギュレーション変更はウチにとって良い方向に働くものと期待している。

この他、今年から“マイ・チーム”の仲間入りを果たしたバスケbjリーグの信州ブレイブウォリアーズは、サッカーとは正反対なバスケの魅力と、サッカーや野球のオフシーズンも地元チームを応援できる機会を与えてくれているし、もう一つのマイ・チームであるアイスホッケーの栃木日光アイスバックスも、今シーズンは素晴らしい戦績でプレーオフ進出を当確とするなど、冬の間も例年以上に楽しめそうだし、とにかく今年は自分にとって、とても充実したスポーツ観戦ライフが過ごせた年だった。

そして何より、こうして自分の好きな事が何不自由なくできるという事が、とてもありがたいと痛感した年だった。

来年は、まずは春先に向けて日光バックスのプレーオフ進出(できればホーム・日光で試合ができるように)とブレイブウォリアーズの躍進、そしてパルセイロとグランセローズの優勝とパルセイロレディースの更なる成長・・・と、かなえてほしい願いが多すぎて欲張りではあるが、何より一番にお願いしたいのは、日本中の全ての人が、平穏無事な“当り前の生活”を過ごせるようになってほしいという事。

東北地方や栄村など被災地の復興や、原発事故の収束には、まだまだ長い時間がかかるとは思うが、来年はとりあえず何事もなく笑って年を越せるような、そんな1年であってほしいと切に願っている。

今年も1年間、弊ブログにお付き合いくださりありがとうございました。
来年もよかったら冷やかしに来てください。

それでは皆さん、よいお年を!!
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パルセイロの2011年回顧と来年の展望
今日は職場も仕事納めで、激動の2011年もあと僅かとなった。
そこで、このブログでも1年間のまとめとして、パルセイロの記念すべきJFL初年度を振り返り、来年の展望をしてみたい。

ではまず、パルセイロのJFL初年度の成績をおさらいしてみる。

 19勝6分8敗 勝ち点63 第2位(準優勝)
  総得点:51点(第6位)
  総失点:27点(第1位)※ソニー仙台を除く
  得失点差:+24(第3位)

この成績の率直な感想を一言で表すとすると・・・

「予想外ですぅ~」 (←ふ、古川さぁん・・・って、ちょっと古いネタでしたね。。)

いやホント、まさか昇格初年度にこんなに素晴らしい成績を残せるなんて思っても見なかった。

もちろん、自分もチームを信頼していなかった訳じゃない。
ウチの戦いがしっかりできれば、この厳しい全国リーグでも十分やっていけるとの確信はあった。
でもこのリーグはそんなに甘いモンじゃないし、勝ったり負けたりを繰り返しながら少しずつ順位を上げていき、最終的には“中の上”の7~8位くらいに付ければ御の字で、あわよくば5位くらいまで上がれたら最高だな~・・・なんて、開幕前には予想していた。

それがフタを開けてみれば、約1ヶ月遅れての開幕戦でジェフリザーブズに4-0で快勝すると、6月のアウェイ・町田戦から13試合負け無しで上位の座を磐石のものとし、その負け無し記録が途絶えた10月のホーム・金沢戦から3連敗を喫してしまったが、結局連敗はここだけで、トンネルを抜け出してから最終戦までの9試合は、SAGAWAに2つ負けた他は堂々たる戦い振りでで勝ち続け、JFL史上初の快挙となる昇格初年度での準優勝に輝いた。

「あと一歩で優勝できたのに・・・」 という悔しさもあるものの、逆に一つや二つやり残した事がある方が、来年に向けて高いモチベーションで臨めるだろうし、それよりも昇格1年目で、しかも地域リーグ上がりの選手が大半を占め有名なJリーガーなど皆無のチームでこんなに素晴らしい成績を残せたのは、本当に立派の一言に尽きる。

まぁ、その13戦負け無しも内訳は8勝5分と引き分けが多く、またホームでの勝率が悪かったりテレビ中継や3000人超の動員があるなど注目度が高い試合でなかなか勝てなかったりと、「真に強いチーム」と呼ぶまでにはいかないところもあるが、金沢~讃岐~MIOと続いた3連敗とその後の快進撃の中で、ウチの一番の課題だった精神面の弱さもだいぶ克服できたんじゃないかと思う。

ウチの今年の成功のキーワードは、ズバリ“継続性”だろう。

昇格したからといって変に意識して戦術を変えたり、有名な選手を獲ってきてその選手に合わせたチーム作りをするのではなく、エルザ時代から培ってきたサッカーのポリシーを貫き、上での実績にとらわれずチームプレー重視の選手起用を徹底するなど、地域リーグ時代からの積み重ねがJFLという舞台で大きく花開いたという事だと思う。

そういう意味で自分は、準優勝という結果よりも、パルセイロが『DO OUR BEST』のスローガンの下、正攻法で相手にぶつかり、それで結果を出してウチのサッカーが全国リーグで十分に通用する事を証明できたのが一番嬉しかった。

それと別の要因として、東日本大震災の影響で開幕が1ヶ月以上延びた事も、ウチにとって良い方向に流れただろう。

開幕前の壮行試合では、ベストな布陣で臨んだ訳ではないのだろうが、まだ少しチームとして不安定な印象だったので、王者・SAGAWAや個の力が強い琉球・金沢・秋田、更に去年一度も勝てなかった苦手の讃岐等との対戦が組まれていた厳しい序盤戦で、チーム力を高めながら結果を出していく事は難しかっただろう。

でも、思いがけず空いた1ヶ月強の期間の中で、しっかりとチームとしての形を作れたのは大きかった。
「震災のおかげ」なんて言うと、被災された東北の方々には甚だ不謹慎で申し訳ないが、この1ヶ月間の“熟成期間”が無ければ、最終結果も違ったものになっていたんじゃないかと思う。

さぁ、こうなってくると来年の目標は自ずと『優勝!』、そして『打倒、SAGAWA!!』となってくる。
去年の今頃は思ってもみなかった事が、今はリアルな目標として堂々と口にできる。

ただ、来年も今年のように順風満帆にいくという保証はない。
今年は“JFL1年生”としてノビノビと戦う事ができたが、2年目以降はキャリアに関係なく“前年度2位の強豪チーム”として相手から厳しくマークされる事は間違いなく、またウチ自身も「去年よりも良い成績を残さなければ・・・」という意識が強すぎると、変なプレッシャーとなって動きを悪くしてしまうだろう。

でも、今年のスローガンである『DO OUR BEST』を常に肝に銘じ、ヨソ行きにならず自分達のサッカーを1年間貫き通していけば、自ずと道は開けてくるものと固く信じている。

そういった意味では、この『DO OUR BEST』という言葉はパルセイロのサッカーそのものやクラブの理念を端的に現しており、来年はまた違ったスローガンを掲げると思うけど、それとは別に『DO OUR BEST』をクラブの永遠のポリシーとして、文字にしてずっと残してもらいたいと思うのだがいかがだろうか。

それから優勝と並んで、来年は是非ともフェアプレー賞を狙ってほしい。

どのクラブも真っ先に口にする“地域密着”という理念は、ただ単にその地域にクラブの本拠を置いて、その街で試合をしたりイベントに参加するだけのものではない。
所属する選手が、その地域の、特に地域の子供達の憧れとなり、模範とならなければ、真の意味での“地域密着”にはならないと思う。

自分も一部の学生スポーツのような極端な清廉潔白さや、某プロ野球球団のドロドロした内部事情を棚に上げた「紳士たれ」なんて白々しい言葉には激しく拒否反応を示すような人間だが、真に地元に愛され誇りとされるクラブとなるためにも、ただ勝利だけを追い求めるのではなく、フェアプレー賞という勲章はとても意味のあるものだと考える。

ウチも最終的には警告数で5位という順位になったが、前半戦は最少警告数を維持していたし、十分に実現可能なタイトルだと思う。

自分もこのクラブを応援し始めてから丸8年になるが、本当に今年ほど「パルセイロのサポをやってきてよかった!」と思ったシーズンはない。
改めて、こんなハッピーな気持ちにさせてくれた選手や監督・コーチを始め、全てのスタッフの皆さんに心から感謝の気持ちを伝えたい。

・・・と、ずいぶん長々と書いてきたけど、最後に、今年自分が観戦してきた中で、強く印象に残っている2つの“笑顔”のシーンを載せたい。

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まずは、4月の開幕戦でJFL初勝利を果たした瞬間の選手の笑顔。
長年の夢がようやく実現し、晴れがましいJFL初の公式戦で得た記念すべき初勝利は、我々サポはもちろん、この写真に写っている#11富岡と#19向の新入団組にとっても特別な感慨を持ったはずだ。

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そして、10月の町田戦で3連敗のトンネルを脱出した時の笑顔。
この時の選手達は試合終了の笛が鳴ると、まるで優勝でもしたかのように誰彼かまわず抱き合いながら、心からホッとしたような最高の笑顔を見せてくれた。

来年は、前年度準優勝チームとしての誇りと共に、初めてJFLの舞台に立った時の初心と、一つの勝利を掴み取る事の難しさ、そして勝った時の純粋な喜びの気持ちを決して忘れず、全34試合を全力で走り抜けてほしい。

DO OUR BEST,Any Time!
VIVA,PARCEIRO!!
bjリーグ2011-2012 vs横浜ビー・コルセアーズ@岡谷
今年のスポーツ観戦の最後を飾るのは、シーズン真っ只中のbjリーグ。
今節がちょうどクリスマスにジャストミートしたという事で、会場の岡谷市民体育館ではスタッフがサンタの格好をしていたり、チアチームのジャスパーズもクリスマスバージョンのかわいいコスチュームやクリスマスソングを使った特製のオープニングダンスを見せてくれたりと、クリスマスムード満点だ。

それにマッチデープログラムの扉も、普段は1人の選手の写真を大きく載せていたのが、このシリーズはクリスマスの三角帽やサンタの赤い帽子、トナカイの角などを付けてポーズをとっている選手・コーチ全員の洒落っ気あふれる写真が載っており、ファンとしては永久保存モノだ。
s-RIMG0145.jpg
(個人的には一番右端の身長210cm、体もデカけりゃ顔もデカい、インパクト抜群な石橋コーチのトナカイ・コスプレがツボです。)

さて、今回対戦する横浜も、ウチと同じく今シーズンからbjに参戦するチーム。
前節までの成績は、ウチが9勝11敗の6位、横浜が7勝11敗の8位(イースタン・カンファレンス全10チーム中)、前回アウェイで行われた対戦も1勝1敗と実力的に拮抗している。

しかし、昨日の試合は63-73と10点差をつけられての悔しい敗戦を喫しているだけに、“同期対決”として今日は是が非でも勝っておきたいところだったが、その結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 76(15-18・17-21・15-20・29-19)78 横浜ビー・コルセアーズ

ウォリアーズは試合開始のティップオフのボールを首尾よく奪い、速攻でファーストゴールをゲット!・・・したまではよかったが、そこから先は完全に横浜にヤラれっ放しで、2分少々のところで早くも60秒タイムアウトを取らざるを得ず、完全に出鼻をくじかれた。

それでもこのタイムアウトで流れを取り戻せればよかったが、その後も横浜優位の展開は変わらない。

横浜はファールのもらい方が巧いのか、それとも今日のレフリーが横浜寄りの笛を吹いていたのか、素人目にはそんなに激しく行っていないと思われるような場面やボールとは関係の無いところでも、ウチはかなりファールを取られた。

これに完全にハマってしまったのが#34タイラー・ヒューズ。
本人としては普通にプレーしているハズなのにやたらとファールを取られ、その度に両手を大きく広げてレフリーに執拗に抗議して、キャプテンの#6斎藤崇人になだめられながらベンチに下がる場面が何度も見られた。
もしこれがサッカーなら、レフリーへの異議で確実にイエローカードを喰らっていただろう。
このおかげで完全にリズムを崩したタイラーは、この試合はほとんど活躍する事ができなかった。

また、横浜はフィールドゴールでもフリースローでも、とにかくシュートの成功率がかなり高い。
ウチがどんなに厳しいプレスを仕掛けても、半身の体勢から確実にゴールを奪うし、フリースローではどの選手も、ウォリアーズブースターの必死のブーイングも全く聞こえないような涼しい顔で、簡単に2本決めてくる。

これに対してウチは、まずシュートそのものがなかなか打てず、インサイドに斬れ込むところまではいいが、そこから攻め手に欠いて相手にボールを取られたり、ショットクロックがギリギリのところで苦し紛れに打ったシュートが入らない場面が多かった。

そして、今日一番散々だったのが、#32エドワード・モリス。
ゴール下で頑張ってファールはかなり貰っていたのだが、そこで与えられたフリースローがことごとく入らない。
正式にカウントしていた訳ではないが、今日のエドのフリースロー成功率は1割そこそこだったんじゃないだろうか。

そんなこんなで、ウチに全くイイところがないまま、3Q終了時点で47-59と12点差をつけられ、4Qの序盤には最大16点差くらいまで離されたが、そこから遅まきながらウチも反撃に出た。

青木HCがコートサイドから大声で気合を入れる中、この試合で最も気を吐いていたベテランの#1呉屋貴教や、不調のタイラーに代わって4Qを任されたムードメーカー・#11斎藤洋介がリズムを作り、#5デレク・ライヴィオの3Pや#24リー・ロバーツのインサイドでの頑張りで連続ポイントを挙げるなど、それまでの元気のなさがウソだったように怒涛の攻撃を繰り出し、残り1分を切ったところから仕掛けたファールプレイもそこそこ決まって、残り20秒ちょっとのところで遂に3ポイント差まで追い上げる。

あと一つファールプレイで時計を止め、相手がフリースローを2つ外してくれれば、3Pシュート1本で追いつくゾ・・・と一縷の望みを託したが、そこでフリースローを冷静に2本決められ万事休す。
最後にデレクが意地の3Pを決めたが時既に遅く、あと2ポイント差に泣く惜敗となってしまった。

この試合は、バスケはド素人の自分でも、容易に敗戦のポイントを見つけられる。
攻撃陣は、もう少し3Pを積極的に狙いにいくなど攻撃に変化を付けるべきだったが、インサイドに固執し過ぎて相手に攻撃パターンを読まれてしまった。
またディフェンス面でも、ウチに厳しい笛に腰が引けた感じで、斬れ込んでくる相手に厳しく向かっていけなかった。

そして何より、前述のタイラーとエドの両外国人の不発。
勝負の世界に“たら・れば”は禁物だが、もしタイラーがいつも通りにプレーできていたら、エドのフリースローがもっと決まっていれば、この試合の結果はもっと違ったものになっていたハズで、それを思うと余計に悔しさやもったいなさが募る。

ウチはトップリーグの経験豊富な選手がいない若いチームだけに、的確な指示やプレーでチームを引っ張る存在感あるベテランや、爆発的な活躍で流れを強引に引き寄せるような外国人選手がいないので、今日のようにひとたび試合の流れが悪くなると、よほど追い込まれない限り相手に合わせてズルズル引き下がってしまうところがウイークポイントだ。

ただ自分は、だからといって大枚はたいて有力な選手を引っ張ってきてガンガン勝ち星をあげてほしいとは思わない。
ウォリアーズはパルセイロと同じように、特定のビッグネームの力ではなく、選手全員で戦って勝利を掴み取るチームだし、だからこそ試合を見た人の大半が「ウォリアーズのバスケは面白い」と賞賛してくれるような魅力があるのだ。

その証拠に、4Qはプレーが止まった時やタイムアウト明けなど、キャプテンの崇人を中心にコート内で話し合ってプレーを確認するような場面が再三見られ、そこからそれぞれの動きが目に見えてよくなり連続ポイントをあげる事ができたし、人もボールもよく動いて面白いゲームが見られた。

ウチのこれまでの戦績を各節ごとに見てみると、“土曜日は負け→日曜日は勝ち”とか“土曜日は大敗→日曜日は惜敗”というように、2日目の方が良い成績を残す事が圧倒的に多いが、これも知将・青木HCの的確な修正力と、それを選手全員で実現する実行力のなせる業であり、だれか一人の力ではなく、チーム全体で課題を共有し克服している証だと思う。

今日の敗戦で、チームは初の4連敗を喫してしまった。
3Qまでの戦い振りを見ていると、このままズルズルと泥沼にハマってしまうかと心配していたが、4Qの追い上げを見てまた希望が湧いてきたし、青木HCのチーム作りは間違った方向には行っていないという確信が持てた。
これから更に強豪チームとの試合が増え、なかなか結果が出せず苦しい日々が続くかもしれないが、パルセイロが3連敗の中で何かを掴みその後に快進撃を見せたように、どんなに辛くても気持ちを切らさず、選手全員で浮上のきっかけを見つけ出し、暗く長いトンネルを抜け出てほしい。

さて、ウォリアーズの次のホームゲームは年明け早々の1月7~8日、場所は長野市の東和田運動公園総合体育館。
ここまで、拠点の千曲市の他は主に中南信を回っていたウォリアーズも遂に県都・長野市に初見参で、自分も今から楽しみだ。

そして、この記事を読んでくださっているパルサポの皆さんも、少しでも興味を持っていただいたら、是非とも東和田まで足を運んでみてください。
バスケットボールの持つ迫力や、アリーナDJの熱い盛り上げや、エンターテイメント感満点のBGMや、会場の華であるジャスパーズのパフォーマンスなどを生で感じると、試合結果はどうであれ必ずや楽しいひと時を過ごせると思います。

困難を克服しながら一歩一歩成長していく姿は今年のパルセイロの戦い振りに通じるものがあるし、そんな魅力的な若いチームを、一人でも多くの人のブーストで盛り上げていこうじゃありませんか!!
さらば、最後のエルザ戦士達
今回の退団発表のリストに長野エルザSCを知る最後の選手2名も含まれており、1つの時代が終わったと非常に感慨深かった。

#6塚本翔平選手と、#9佐藤大典選手。
長野エルザ時代からの最後の生え抜き2選手が、6年間の活動を経て、遂に契約満了となった。

それにしても、Jリーグ昇格を目指し、チームのレベルアップのために選手の入れ替わりが激しい“物好きクラブ”の中にあっては、6年という実働期間は異例の長さではないかと思うが、これもパルセイロというクラブだからこそ実現できた事だろう。

2人が入団した2006年は、監督が小湊隆延氏(現トップチームコーチ)から佐藤実氏に変わり、更にシーズン途中にイラン等の代表監督も務めたバルディエール・バドゥ・ビエイラ氏が就任。
また、クラブ史上初めてユニホームの胸にスポンサー(AOKI)が付き、試合観戦の有料化を始める等、クラブがJ昇格に向けて本腰を入れた変革の年だ。

また戦場である北信越リーグを見てみると、金沢SCがツエーゲン金沢と名を変えて昇格レースに名乗りをあげ、前年度に2部で優勝した松本山雅FCが1部に上がって来て、既存勢力のJSCも含めた4強による、“ムダに熱い”と全国から注目を集めるような熾烈な戦国時代に突入した年だった。

そんな激動の北信越リーグを走り抜き、数々の修羅場をくぐり抜け、晴れてJFLのエンブレムが付いたユニホームを着て戦う彼らの存在は、自分にとって心の支えだったし、エルザ時代を知るオールドファンのほとんども同じ思いじゃないだろうか。

そういった意味でも彼らの退団は本当に残念でならないが、これも時代の流れとして仕方のないところもあるのだろう。

今回の発表を受けて、自分の過去の写真データを見返してみたら、6年前の入団した年の写真が出てきたので、ご本人達にはちょっと恥ずかしいと思うけど、その初々しい写真と共に2人の功績を振り返ってみたい。
(お二方、勝手に若い頃の写真を使って申し訳ないです。。。)

#6 塚本翔平選手
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中京大学から新卒でエルザに入団した塚本選手。
この年は、小田竜也・土屋真・小原雅貴ら新卒ルーキーの当たり年だったが、そんな“新卒カルテット”の中では、翔平は個人的には最も地味な存在に見えた。(翔平、大変失礼!)
でも、ボランチで黙々と相手の攻撃を止める職人的なプレーや、時折見せる鋭い攻撃参加から放たれる“ドッカン”ミドルシュートが目を引き、自分は密かに“必殺!仕事人”と呼んで応援していた。
あれから同期のメンバーが次々とチームを去っていく中、こうやってJFLに上がってもチームに残れた事は本人の努力の賜物であり、本当に賞賛に値する。
今年はリーグ戦は春先にスタメン1試合と途中出場2試合だけと、残念ながらほとんど出番が無くなってしまったが、出場した試合ではしっかりと存在感を出していたし、ベンチに入れない時も裏方としてもチーム在籍歴最長の彼から率先して働いており、若手にとっても良きお手本となっただろう。

#9 佐藤大典選手
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完全なアマチュア選手で占められていたエルザに、Jリーグのクラブから初めて入団した選手が大典だ。
それまでの選手達も、魅力的なパスサッカーを展開するとても誇れる面々だったのだが、やはり“元Jリーガー”の肩書きを持つ大典はとてもまぶしく見えたし、実際のプレーも、“韋駄天”と呼ぶにふさわしいスピード感溢れるドリブルや、周囲をよく見渡し効果的なパスを出せるセンスや、鋭いシュート力など、まさにあの頃のエルザの“顔”として大活躍だったし、その朴訥でひたむきな性格にも好感が持てた。
その後、チームにも色々と有能な選手がやって来たが、トップ下に大典がいるといないとでは攻撃全体の質が全く違うといっていいくらい、その存在はとても大きかった。
苦労に苦労を重ねて昇格したJFL初年度の今年は開幕前の怪我で出遅れたものの、復帰したアウェイ・Honda戦から「さすが」と思わせるナイスプレーを見せ、全盛期のような得点に絡む場面を作り出すプレーは無くなったものの、与えられたポジションでしっかりと自分の仕事をこなすところに、彼の実力の高さと実直な性格が垣間見られ、「やっぱり大典は大典だ」と唸らされたものだ。

今回、翔平と大典の退団でエルザ時代を知る選手がいなくなって一抹の寂しさもあるが、クラブ創立当時から受け継がれる“エルザ魂”は決して絶える事は無いと確信している。

クラブの名前は“長野エルザSC”から“AC長野パルセイロ”に変わり、選手の力もプレーの質も格段に向上したけど、クラブの理念やチームの戦い振り等、根っこの部分は自分がエルザを見始めた当時から現在まで全くブレておらず、今年のチームの戦い振りを見ていると、個人的には初めてエルザの試合を見た年のドキドキ・ワクワク感と同じものを感じるんである。

パルセイロのエンブレムに描かれている“エルザ・ライオン”と“Since 1990”(長野エルザの設立年)の文字は、決してカッコつけではないという事を今年は改めて実感する事ができた。
そして、そんな素晴らしいクラブの最も大変な時期を支え、悲願だったJFL昇格を実現してくれた2人には感謝に絶えないし、このクラブの象徴として大変誇りに思う。

今後はどのような道を歩むのだろうか?
実直で誰からも愛される2人なら、育成やジュニアユースのコーチは適任だと思うし、このままクラブに残ってほしい気持ちもあるが、現役を引退してしまうのは非常にもったいないので、選手としてもう一花咲かせてほしいとも思う。

いずれにしても、昨日・一昨日の記事の繰り返しになるが、自分の悔いが残らないような道を歩み続けてほしいと願っている。

改めて、塚本翔平選手、佐藤大典選手、6年間という長い間、本当にお疲れさまでした。
そして、本当に本当にありがとうございました!!
惜別2011
今年も、この切ないニュースの時期が来てしまった。

先日の土橋選手に引き続き、昨夜は一気に7名の退団発表があった。
この中には、「まぁ、仕方ないかな・・・」という選手もいれば、「えっ、何でこの選手が?」という名前もあり何とも複雑な心境だが、パルセイロというクラブをプレーだけでなく裏方としても支えてくれた彼らには、本当に感謝に絶えない。

このうち、塚本選手と佐藤選手については別記事で採り上げるとして、今日はその他の5選手を振り返ってみたい。

#4 谷口浩平選手
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今回のリストの中で一番驚いたのが谷口選手だ。
開幕からシーズン半ばまではほとんど出番が無かったが、#2籾谷・#22小川とCBの相次ぐ長期離脱で出場機会を得ると、試合を重ねる毎に安定したプレーでリーグ最少失点に大きく貢献してくれた。
それだけに当然残ってくれるものと思っていただけに、彼の退団は本当に残念でならない。
谷口選手ほどの実力があれば、他のクラブが放っておくハズもないだろうが、同じJFLのクラブに移籍したとしたら、ウチにとって厄介な存在となるだろう。
でも、もしそんな機会が訪れたとしても、このオレンジユニを着た愛すべき選手として、いつまでも応援し続けていきたいと思う。

#8 麻生瞬選手
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JSCが圧倒的な力で北信越リーグを優勝した2009年のリーグMVPに選ばれ、翌年に#1諏訪選手や#10宇野沢選手らと共に鳴り物入りで入団した麻生選手も、その年の開幕前の負傷が祟って長野ではほとんど実力を発揮できないまま時が過ぎ、今年もリーグ戦は途中出場の1試合だけという結果に終わってしまった。
憎たらしいほど強かったあの年のJSC時代に見せたキラリと光るプレーを期待していただけにとても残念だし、こんな形で長野を去ってしまうのは本人も悔しいんじゃないだろうか。
26歳という年齢も、将来の生活の事を考えると微妙ではあるが、どこかのクラブでサッカーを続け、もう一度あの時の輝きを取り戻してほしいと思う。

#17 浦島貴大選手
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浦島選手といえば、後半から出場して勝利に貢献する活躍を見せた古巣・MIOびわこ戦と、プレッシャーのかかるダービーでゴールをあげた県選手権決勝が真っ先に思い出される。(県選手権決勝は自分は欠席したけど。。。)
その気持ちのこもった思い切りのよいプレーは、秀逸なチャントと共に個人的に大好きだったし、まだウチに残って活躍してほしかったのだが・・・
でも、年齢的にも23歳と一番脂がのっている頃だし、出場機会を求めて移籍するのも、彼のためには良い事なのかもしれない。
この1年間での経験と持ち前のガッツを生かして、新天地でも大いに頑張ってほしい。

#23 富所悠選手
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今年のチーム初披露となった3月の壮行試合で、そのドリブル突破に思いっ切り魅了され、「こりゃスゴい選手が入ってきた」と思ったものだが、開幕後はなかなか結果が出せず、僅か1年で長野を去る事になってしまった。
パスサッカーが基本のウチにとっては、富所選手のドリブルは有効なオプションとして大いに期待していただけに、もう少し辛抱して使ってほしかったとも思うが・・・
でも、酷暑のアウェイ・栃木戦で見せた彼らしいゴールは今でも自分の目に焼き付いているし、一緒に観戦してくれたアイスホッケー仲間の度肝も抜いて、彼らにパルセイロというクラブを大いに印象付けてくれた。
その無尽蔵のポテンシャルを、是非とも新天地で発揮してほしいと願っている。

#31 堀之内義博選手
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ゴールキーパーというポジションは1つしかなく、しかも試合中に交代する事などほとんどないので、“第三の男”の堀之内選手にとっては、公式戦の出場機会がなく我慢の1年間だったと思う。
でも、たとえベンチに入っていなくとも、裏方として色々な仕事に一生懸命取り組んでいた姿を、南長野に来たサポ達は見逃してはいないはずだ。
新卒でいきなりこのようなJを目指す成長途中のクラブに入り、他所では経験できない様々な事を学べたと思うし、この1年間は彼にとって決して無駄にはなっていないだろう。
春の壮行試合では、ルーキーらしからぬファインセーブや堂々としたコーチングを見せてくれ、その素質には大いに期待している。
いつの日か、どこかのクラブで守護神としてゴール前に立ちはだかる勇姿を見せてほしい。

今回の選手達は、決して実力が伴っていないから退団するのではないと思う。
ほとんどの選手が20歳台で、出場機会さえ与えれば十分に戦力となりうる人材ばかりだ。

どの選手も、どうか来年以降もどこかのクラブで現役を続け、もしJFLのクラブに入ったならば、ウチを苦しませるような活躍を見せてほしいと願っている。

谷口・麻生・浦島・富所・堀之内の5選手、短い期間だったけど長野のために戦ってくれて本当にありがとう。
新天地での更なる活躍を、心の底から祈念しています。
おめでとう!と、ありがとうと・・・
昨夜の公式HPでは、嬉しい話題と残念な話題の2つが発表された。

まずは嬉しい話題から。
今年度のJFL表彰式で、チームが準優勝の表彰を受けた他、#5大橋良隆選手・#10宇野沢祐次選手・#19向慎一選手の3名が、見事今年度のベストイレブンに選ばれた。

この3選手が持つ共通のキーワードは、ズバリ『全力!』だろう。

出場停止の1試合を除く32試合にフル出場し、ボランチの要として攻守にわたりウチのサッカーに無くてはならない存在となっている大橋選手。
小柄な体でピッチを縦横無尽に駆け回り、チャンスがあれば積極的にシュートを打ちにいき、攻撃のリズムを作る基点となった向選手。
果敢なドリブル突破と高い決定力でチーム内得点王に輝きながら、その一方で決して前線に留まる事なく、積極的に最終ラインまで下がり守備にも貢献してチームを盛り立てた宇野沢選手。

彼らのプレーは、パルセイロがエルザ時代から一貫して追求している、人もボールもよく動く魅力的な攻撃サッカーを体現しており、この3人の受賞はパルセイロのサッカーが全国に認められたようで、サポとしても本当に誇らしいものだ。
(個人的には、リーグ最少失点に大きく貢献した大島選手あたりも選んでほしかったけど、まぁそれは来年のお楽しみに取っておきましょうか・・・)

もちろん、この3名以外の全選手も今年1年本当によく頑張ってくれたし、昇格初年度にして準優勝という輝かしい結果は、本当に全ての選手の活躍の賜物であり、今年はこの3名がチームを代表して受賞したけど、他の選手達も自分が受賞したように誇りを持っていいと思う。

そんな訳で、受賞した3選手、本当におめでとうございます!
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そしてその一方で残念だったのが、#7土橋宏由樹選手の契約満了のニュース。

今年はシーズン半ば以降は怪我の悪化でほとんど試合に出られず、不完全燃焼のまま1年を終えてしまったが、また来年は怪我を治してチームを引っ張っていってくれるものと思い込んでいただけに、このニュースを聞いた時は本当にビックリした。

2008年、当時北信越リーグで激しくしのぎを削っていたライバル・松本山雅の“顔”として活躍していた土橋選手がウチに移籍すると聞いた時は心底驚いたが、その後はプレー面でも精神面でもチームの良きお手本となり、また幼稚園や学校訪問などの普及活動にも積極的に取り組むなど、パルセイロというクラブのために本当に献身的に尽くしてくれた。

HPにあった「このクラブでサッカーが出来たことを誇りに思います。」というコメントは本心だろうし、自分も土橋選手がパルセイロに在籍していた事を誇りに思います。
この4年間、長野のために骨身を削って頑張ってくれて、本当にありがとうございました。

さて、今朝の新聞によると「心は引退に向かっているが、まだ現役を続けたい気持ちもある。」と書いており、今後の去就が大いに気になる。

個人的には、是非ともコーチとして引き続き長野に残ってほしい。
松本と長野の両方のクラブに在籍し、信州ダービーを初め沢山の苦楽を経験しているし、バドゥ監督時代も含めてウチのサッカーに精通しているだけに、パルセイロのコーチとしてこれほど相応しい人材はいないし、S級ライセンスを取って将来はJリーグに上がったパルセイロで指揮を執ってもらいたいという思いも強い。

でも、本人にその気があるのなら、どこかのクラブで現役を続け、本当に自分で納得し燃え尽きるまでプレーしてもらいたいという気持ちもある。

とにかく一度しかない人生、本人の気持ちの赴くまま、悔いの無いサッカー人生を全うしてほしいと切に願っている。

でも、現役を引退したら絶対に長野に戻ってきてくださいね。
これは是非とも約束してください。 頼みますよ!

改めて土橋宏由樹選手。
今まで本当にお疲れ様でした。 そして、ありがとう!!!
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蔵出し写真館 12/10JFL前期第1節vsSAGAWA SHIGA FC
本題に入る前に、先週に引き続き祝福の記事を。

まずは、最終戦の勝利で3位が確定し、見事Jリーグ昇格を決めたFC町田ゼルビア。
以前から実力はありながらも、スタジアムなどの問題で苦労してようやく掴んだJへの切符は、全て与えられ足早に駆け抜けていったクラブより何倍もの価値があると思うし、同じような課題を抱える我々長野にも大きな勇気と希望を与えてくれます。
改めて、町田の昇格本当におめでとう。 Jに行ってもその攻撃的サッカーで走り回ってください。

そして、松本・町田・ジェフリザの3チームがJFLを去る事で、地域決勝3位のHOYO AC ELAN大分の自動昇格も決定。
このような“半企業クラブ”の昇格は2年前の日立栃木ウーヴァ(現栃木ウーヴァFC)以来だが、『アマチュア最高峰リーグ』であるJFLに、Jを目指す“物好きクラブ”以外の純アマチュアクラブが上がってくる事はとても意義があると思う。
九州リーグは地域リーグの中でもレベルが高いし、そこを制して上がってきたクラブだけに、来年の対戦が非常に楽しみだ。

最後に、個人的に一番嬉しかったのが、ソニー仙台の残留が決定した事。
今年は東日本大震災の影響をモロに受け、何とか後期から参戦したもののチーム力がなかなか上がらず最下位となってしまったが、そんなイレギュラーな出来事で降格してしまうなんてあまりにも理不尽だ・・・なんて思っていただけに、入替戦も行わず残留が決まって本当によかった。
自分にとってソニー仙台とは、SAGAWAやHondaと並ぶ強豪企業チームであり、地域リーグに落ちるようなクラブではない。
そしてその証拠に、昨日の災害復興試合では完全アウェイのアルウィンで、今日正式にJリーグ入りが決まった松本を3-0と一蹴しており、“北の門番”復活の確かな手応えを得たようだ。
来季、本来の力を取り戻したソニー仙台とのガチンコ勝負を大いに楽しみにしている。

という訳で、前置きがかなり長くなってしまったけど、今年のパルセイロ最後の“蔵出し”、まずはコチラから。

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この試合の自分のベストショット、#19向慎一選手の切り返し。
タイミングばっちり、ピントも露出もばっちり!
たなびく髪が逆光に輝いて、ただでさえ男前なのが一層カッコよく見える。
それにしても、参入初年度で2位という素晴らしい結果は、選手全員の力で掴み取ったのはもちろんなのだが、その中でも向選手の存在は非常に大きかった。
常に全力でプレーするひたむきさや、ゴールを決めた後のサポへのアピールや、インタビューでのしっかりした受け答え等、向選手の言動からは非常に高い“プロ意識”を感じるし、そのサッカーに対する真摯な姿勢は他の選手達にも強い影響を与えたんじゃないだろうか。
来年もまた、その積極果敢なプレーでチームをグイグイ引っ張っていってほしいと、大いに期待しています!

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地元・滋賀県出身の#19平石竜真選手、後半13分から“凱旋出場”の勇姿。
結局今年もゴールという目に見える結果を出せなかったが、シーズン半ば過ぎにはFW陣の怪我や不調等から先発出場して点に絡むような効果的なプレーでチームに貢献してくれたし、この試合でも積極的にゴールに向かう姿勢を見せてくれた。
我々の竜真にかける期待はかなり大きい。
幸いにして滋賀県で試合をするチャンスは2回もあるし、来年こそはこれらの試合で故郷に錦を飾るゴールを決められるよう頑張ってほしい。

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今シーズン最後の試合が終了し引き上げてくる選手達は、この試合には負けたとはいえ、その表情はとても清々しかった。
サポが選ぶチームMVPに輝いた#5大橋良隆選手、チーム唯一の全試合フル出場を成し遂げた#14高野耕平選手、相次ぐCBの故障離脱の穴を完全に埋めて余りある活躍を見せてくれた#4谷口浩平選手。
どの選手も、長く厳しいリーグを戦い抜き、2位という順位を勝ち取った達成感や充実感が滲み出た、最高にいい表情をしている。
最後にこの表情が見られただけでも、滋賀まで遠征に行ってよかったと感じるんである。

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そして最後は、みんなでこの光景を胸に焼き付けよう。
試合後の優勝セレモニーでSAGAWAの選手達が掲げているのが、JFLのチャンピオンカップだ。
確かにSAGAWAは、今年のJFLチャンピオンに最もふさわしいチームだった。
2位以下の大混戦を尻目に唯一70点代の勝ち点を積み上げ、優勝と共にフェアプレー賞を授賞したのも立派だった。
改めてSAGAWA SHIGA FCの皆さん、優勝おめでとうございます。
今年JFLに参入し、こんな素晴らしいチームと対戦できた事をとても光栄に思います。
そして、来年このカップを掲げるのは、我々AC長野パルセイロであると固く信じています。

今回こんな貴重なシーンを生で見させてもらった事で、来年の目標がハッキリしたでしょう。
『打倒SAGAWA』と、その先にある『リーグ優勝』という2つの大きな目標に向けて、また来年も頑張っていきましょう!!
JFL2011最終戦(前期第1節) vsSAGAWA SHIGA FC
記念すべき昇格初年度のJFLも今日が最終戦。
開幕戦からここまでの道のりは、長かったような、あっという間だったような・・・

そして思えば、今日のこのカードは3月の開幕戦で行われるハズだった。

敵地で“ピカピカの一年生”のウチが王者・SAGAWAに力で抑え込まれ、「いや~、やっぱJFLのチームは強ぇ~や・・・」なんて頭を掻きながら、でもこれから次々やって来る新しい戦いにワクワクしながら、帰りの『しなの』に揺られていく・・・と、そんなシナリオを頭の隅で思いながら開幕を待っていた。

しかし、直前に襲った東日本大震災の影響で日程が大幅に変更され、本来の開幕戦が最終戦に回される。

そして、約1ヶ月遅れて幕を開けたリーグ戦でパルセイロは我々の期待をはるかに上回る快進撃を見せ、“優勝チームと2位のチーム”という最高の関係でこの試合に臨める事をとても誇りに思う。

今シーズンに起きた色々なシーンを回想しながら向かった琵琶湖畔。
試合前の自チーム選手紹介時に♪さがわ~、さがわ~、佐川急便~♪と昔CMで聴いた事ある社歌が高らかに流れる佐川守山陸上競技場で行われた、今シーズンを締めくくる一戦の結果は以下の通り。

SAGAWA SHIGA FC 2(0-0・2-1)1 AC長野パルセイロ

前回の南長野での対戦では、前半の早い時間に先制され、その後は守備をガッチリ固めて逃げ切られているだけに、今日は逆に先制して主導権を握りたいと、ウチは立ち上がりから気迫のこもったプレーで積極的に攻め立てる。
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しかしさすがは王者SAGAWA。
ウチの早いパス回しにも冷静に対応し、前半も折り返しを過ぎるとこちらの動きを見切ったように反撃に転じ、その後は両者一歩も譲らぬ緊迫した攻防が続き、結局スコアレスのまま前半終了。
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そしてSAGAWAのキックオフで始まった後半開始早々、そのキックオフからの速攻で掴んだコーナーキックのチャンスをしっかり決められ、痛恨の失点を喫する。

こうなると、早く追い付きたいウチが攻め込み、それを引き気味になったSAGAWAが跳ね返すという前回と同じような展開に持ち込まれ、後半20分頃には#19向のループシュートが入った!・・・と思ったらオフサイドで幻のゴールとなるなど、なかなかシュートが得点に結び付かず、逆に後半28分、またしてもコーナーキックから失点し2点差に引き離された。

この失点には自分もかなり堪えたが、でも選手達の心は折れていなかった。

この失点の3分後、ゴールの右斜め45度でもらったファールで、#19向が蹴った絶妙なフリーキックを#20野澤が押し込み今度こそ本当にゴール!
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このゴールに沈み気味だったアウェイスタンドのサポも元気を取り戻し、選手達も喜びもそこそこに追加点を取ろうと更にプッシュをかけるが、しかしそこから先はまたSAGAWAの巧い守りの前に見せ場を作れず、結局このままタイムアップ。
パルセイロのJFL初年度は、ほろ苦い敗戦で幕を閉じた。

この試合は、SAGAWAの選手達が見せる一つ一つのプレーの巧さとチームとしての完成度の高さが非常に目に付き、ウチも善戦はしたものの相手を慌てさせるほど追い込んだともいえず、“完敗”とまではいかなくとも“力負け”と認めざるを得ない・・・というのが率直な感想だ。

ここまでが非常に良い流れだったので、今日も最低でも引き分けて勝ち点を持って帰れるものと期待していただけにとても悔しい。(そういえば、印刷・MIO・SAGAWAと、今年は関西での試合は3戦全敗だったな。。。)

でも、自分はこうも思うんである。
昇格初年度に、去年までのメンバー主体の“無名チーム”で並み居る強豪を抑えて2位の座を掴み、順風満帆に行き過ぎたところがあるので、SAGAWA戦の連敗は、来年に向けて神様が与えてくれた大きな“宿題”なんじゃないかと。

世の中、何もかも上手く行き過ぎても逆に気味が悪い。
来年に向けてモチベーションを上げる意味でも、こうして何か一つか二つ課題を残した方が、むしろチームのためにはいいんじゃないかと思うのだ。(決して負け惜しみじゃないよ!)
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まぁ何はともあれ、これで今年のJFL全33試合は全て終了。

最後はちょっと残念だったけど、選手達の素晴らしい活躍と、対戦相手のそれぞれ個性あふれる戦い振りに、勝っても負けても1年間大いに楽しませていただきました。

まずはリーグ戦を戦った17チームの皆さん、ありがとうございました。
来年もまた、手に汗握る素晴らしい戦いができるよう、よろしくお願いします。

そして、関係者の誰もが驚くような素晴らしい結果を残してくれたパルセイロの選手の皆さんと、薩川監督以下全てのスタッフの皆さん。
今年の戦い振りは、まさに、『DO OUR BEST』のスローガンを体現した堂々としたもので、チャントやダンマクの常套句としてではなく、本来に心の底から「我が街・長野の誇り」と声高らかに自慢できます。

今年1年、楽しいひとときを本当に本当にありがとうございました。

明日のファン感では大いにハメを外して楽しんでもらい、短いオフの間に今年の怪我や疲れをしっかり治して、来年は今年以上の結果(という事は・・・!!)を出せるように、また頑張りましょう!!
蔵出し写真館 12/4JFL前期第2節vsFC琉球
今シーズン最後の南長野での試合は、本当に胸がスカッとするような素晴らしい内容で終える事ができた。
そんな試合の中から、いくつかの光景を。

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ご存知、SBCテレビ毎週木曜日18:55より放送の『オレンジ魂 週刊パルセイロ』ナビゲーター、岸田奈緒美アナとマスコットの“ろくちゃん”だホー。
この日は試合前のスタメン発表や写真にある応援コメントなど大活躍の岸田アナ、毎回薩川監督を怒らせる絶妙(?)なレポート、いつも楽しく拝見しております。
今週の番組はどんな感じに仕上がっているか、今から木曜日が来るのが楽しみだ。
ところで、マスコットの“ろくちゃん”もフクロウだけに歩いて移動するのが大変そうだったけど、あの中身もやっぱりSBCの社員さんが入ってるのかな?
意外と山崎昭夫アナあたりが入ってたりして・・・(県外の方、地元民しか分からないネタでゴメンネ。)

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久々にスタメンで登場の#13藤田信選手の渾身のシュート!
このシュートは抑えの効いた強烈な弾道で、自分も「これは入っただろう!」とゴールを確信したが、ゴール前に張っていて相手DFに転ばされた#10宇野沢選手にぶつかって無情にもゴールならず、周りの観客も思わずズッコケていた。
あぁ~あ、1ゴール損しちゃった・・・
そんな訳でマコ、後でウノにメシでもおごってもらってくださいね。

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元Jリーガーの琉球#5伊藤選手と激しく競り合う#14高野耕平選手。
ところで、今年のチームMVPを選ぶとなると、大黒柱の#10宇野沢選手や#19向選手、リーグ最少失点に大きく貢献した#3大島選手などが真っ先に挙がってくるし、もちろんそれに異論は無いが、敢えて自分はこの高野選手を強くプッシュしたい。
なにしろ、今のところチームの中で全試合フル出場を果たしているのは高野選手だけだし、累積リーチながらこの試合でも警告を受けなかったので、おそらく最終戦も試合終了までプレーするだろう。
全33試合の長く厳しいリーグ戦の中、怪我も不調も累積警告による出場停止も無く、90分×33試合=2970分間を全うしたのは本当に素晴らしいし、パルセイロに無くてはならない存在である何よりの証だ。
それに、JリーグもJFLも経験せず新卒でウチに入団しながら、実力でがっちりレギュラーの座を掴み、元Jリーガーと互角以上に渡り合う姿は、エルザ時代から揺るがないパルセイロのクラブとしてのポリシーを体現しているように感じるんである。
最終戦もSAGAWAからの勝利のために、守山の左サイドを90分間思いっ切り駆け回ってほしい。

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試合終了後、選手達がバックスタンドに挨拶に行った時の光景。
観客100人そこそこの時代を知っている者として、この光景は本当に感慨深い。
これでホームゲーム全16試合が終了し、総観客動員数は36,494人で、1試合平均は2,281人。
また、平均値を跳ね上げるイレギュラーな要素としての信州ダービー入場者3,849人分を抜いた15試合の平均は2,176人。
目標の平均3,000人とは結構な開きがあったが、大雨だった5月のホンダロック戦や平日開催となった11月のカマタマーレ讃岐戦などのマイナス要素があったり、去年まではどんなに頑張っても1,200~1,300人くらいしか入らなかった事を思えば、かなり健闘したんじゃないかと思う。
それに、去年までは出足が悪くて試合開始後にメインスタンドにゾロゾロと人が入ってきたりしていたのが、今年は開場30分前にはゲート前に長蛇の列ができていたり、1つ1つのプレーに対する反応がとてもよかったり、観客の“質”については飛躍的に向上したと感じる。
J昇格にしろ観客動員にしろ、初年度に目標をクリアしたんじゃつまらないし、そんなバブル的なものだと熱が冷めれば怖い反動が起きてしまうだろう。
去年より今年、今年より来年と、慌てず焦らず、一歩一歩確実に進化を遂げていくのが一番だと、個人的には強く感じるんである。
JFL2011第32戦(前期第2節) vsFC琉球
12月第1日曜日は、パルセイロがJFL昇格を決めた記念すべき日。
そしてあれからちょうど1年が経ち、今日は長かったJFL2011シーズンのホーム最終戦。

春の陽光まぶしかった4月24日、我等が聖地・南長野で、長く待ち焦がれていた憧れの舞台・JFLの第一歩を記し、それから選手達が織り成してきた31のドラマに魅了されてきたが、その戦いもいよいよ大詰めだ。

思えば、去年までは残暑厳しい9月にはリーグ戦が終了し、この時期は地域決勝に出ていなければ来年度に向けての練習試合やセレクションくらいしか楽しみが無かったのが、今年は強い北風が吹き付けるこの時期までガチンコ勝負のリーグ戦があり、何とも嬉しい限り。
しかも、今日勝てば2位確定なんてスゴい順位でこの日を迎える事ができるなんて、春には全く想像できなかった最高のシチュエーションだ。

1時間後に始まるSAGAWAの試合動向なんて関係ない。
何かと忙しい師走の寒い中を集まった、3000人を超える熱い地元サポーターの前で、今年1年の集大成を見せるべく、思い切って戦ってほしい・・・と、そんな願いを込めて見つめた大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 3(1-1・2-0)1 FC琉球
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対戦相手のFC琉球は、元日本代表の#9我那覇選手を筆頭に、Jリーグでプレーした経験のある選手を数多く擁する、個の力の強いチーム。
それだけに、前半風上に立った琉球は先週の借りを返そうと積極的に攻めてくるが、ウチも落ち着いた守備で対応し、早いつなぎからチャンスを作るなど、一進一退ながらどちらかといえばウチが優勢な展開。

しかし前半26分、“個の力”を結集した見事な速攻から先取点を許してしまう。

「あ~、やっぱり“観客3000人超の試合は勝てない”というジンクスが生きてるのか・・・」なんて良からぬ思いが一瞬頭をよぎるが、失点から僅か4分後、そんな不安を我等がツートップが吹き飛ばしてくれた。

前半30分、#10宇野沢からのパスをゴール前フリーで受けた#13藤田がエリア内に切れ込むと、相手GKが堪らず手で倒してしまい、一発レッドカードでPKをゲット!
これを宇野沢が、上半身裸というまさに体を張った琉球サポのゴール真裏からの必死のブーイングに動揺する事なく、落ち着いて決めて同点に持ち込む。
(因みに今日の試合中の気温は10℃、天気晴朗なれど北風強烈。南国・琉球サポの寒さを恐れぬ意地にアッパレ!)

この後は、数的優位に立ったウチのワンサイドゲームとなった。

前半の残り時間こそ、シュートが全く枠の中に行かず得点できなかったが、風上に立った後半早々の5分、攻撃陣の鮮やかなコンビネーションから、最後は再び#10宇野沢が決めて遂に逆転!!
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そして後半17分には、もはやチームに欠かせない存在となった#24藤井が見事なゴールで追加点をあげると、コーナー付近でアップしていたリザーブメンバーをピンに見立ててボーリングのパフォーマンスを披露。
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(写真は藤井選手に倒された“ピン”達。豪快な倒れ方がナイスです!)

その後も何度も惜しいシュートがありながら追加点は取れなかったが、ヴェルディ川崎等でプレーした大ベテランの#40永井選手を投入するなどの琉球の反撃を落ち着いた守備ではね返し、ホーム最終戦を見事な快勝でモノにした。

結局、他会場でSAGAWAがカマタマーレ讃岐に2-1で勝利したため、最終節を待たずにSAGAWAの優勝が決まってしまったが、そんなの別にいいじゃないですか。 2位じゃいけないんですかっ!(by某女史)

それよりも、Jリーグで活躍した著名な選手を採らず、地域リーグからの選手が主体のチームで、更にいくら好成績でもJリーグに昇格できない事が初めから分かっていながらも、昇格初年度に2位という好成績を残せた事はまさに快挙であり、“Jリーグ昇格バブル”とも言える昨今の日本サッカー界に、パルセイロのこの活躍は爽やかでしかも強烈な新風を巻き起こせたんじゃないかと自画自賛している。

今日ほどAC長野パルセイロというクラブのサポーターでよかったと思った時はない。
こんな幸せな思いを与えてくれた選手の皆さん、そして、長丁場のJFLで会場運営に携わり、我々観客の“幸せ作り”のお手伝いをしてくれたスタッフやボランティアの皆さん、本当にどうもありがとう。
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それと、今日は他に2つの祝福を。

まずは松本山雅FC。
今日の結果で4位以上が確定し、Jリーグ昇格がほぼ確定となった。
最終的には長崎の自滅という“他力本願”ながら、残り試合が他所より1試合少ない圧倒的不利な状況の中でそれを現実のものにしたのは、ひとえに選手やサポの最後まで諦めない執念のなせるわざであり、ここはライバル云々関係なく素直に祝福したい。
後は次節、今のウチのようにスタジアムや観客動員で苦労してきた町田ゼルビアも、絶対に勝って念願のJ昇格を決めてほしいと願っている。
ウチも近いうちに追い付くから、またJ2の舞台で対戦しましょう!

そして、去年ウチにPK勝ちながら僅差で涙を呑んだYSCCと、今年のウチの壮行試合でお世話になったShizuoka.藤枝MYFCのJFL昇格決定。
特にYSCCは、去年の対戦でのウチを凌駕する攻撃的でひたむきな戦いぶりが非常に印象に残っており、今年こそは是非とも上がってほしいと応援していただけに個人的にもとても嬉しいし、藤枝も新しい試みに挑戦しているクラブという事で注目している。
次節の結果次第では3位のHOYO AC ELAN OITAも自動昇格するとの事だが、これらのチームとの来年の対戦が今からとても楽しみだ。

・・・と、何だか今シーズンの総括みたいになってしまったが、まだあと一つ試合が残っている。

来週はいよいよ今季最終戦。
そして相手は、見事に今シーズンの優勝を決めた、名実共に“King of JFL”のSAGAWA SHIGA FC。
パルセイロのJFLデビューイヤーの最後を締めくくるには、これ以上の相手はいないでしょう。

もう既に1~2位の順位は確定しているから、もうウチに守るものは何も無いし、“勝てば優勝”というプレッシャーも無い。
選手達は、今年1年の様々な経験から身に付けた力を残さず王者にぶつけて立ち向かい、是非とも勝利を掴み取ってほしい。

次節は決して“消化試合”なんかじゃない。
JFL初年度を駆け抜けたパルセイロの今年の総決算として、そして来年の長く厳しい戦いに良い形でつなげるための、大事な大事な戦いだ。

終わりよければ全てヨシ。
今年最後の笛が鳴るまで、『DO OUR BEST』の精神を貫き通しましょう!!
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