ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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PCL2012第4節 vsFC高梁吉備国際大学Charme
昨日の京都に引き続き、今日の南長野も半袖で観戦できるほど暖かい(っつーか既に暑い)気候。
つい先週まではパルセイロの試合の日は天気が悪く上着が手放せなかったけど、ここへ来てようやく信州もスポーツ観戦に適した気候になってきた。

さて、怪我人も多く未だ勝ち点を取れていないレディースチームだが、今日は開幕戦で足を痛めてその後休んでいた#16波多野早が復帰。
まだまだ厳しい状況に変わりはないが、ノドから手が出るほど選手が欲しいだけに主力選手の復帰は朗報だ。

そして、これまでの3戦は去年も戦った旧EASTのチームとの対戦だったが、今日は初めて旧WEST勢との試合となる。
その相手であるFC高梁(たかはし)吉備国際大学Charme(←名前長っ!)は、チャレンジリーグ昇格初年度の去年はスペランツァFC大阪高槻(今年1部に昇格)と勝ち点同数ながら得失点差で優勝した強豪チーム。

それだけに今日も苦戦が予想されたが、果たしてWEST王者の実力はいかばかりか?という興味もあったこの試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(1-1・0-3)4 FC高梁吉備国際大学Charme

今日のウチのスタメンは、復帰した波多野をセンターバックに置き、前回CBだった#7高木奈央をボランチに上げる布陣。
これは開幕戦の世田谷戦と同じ布陣だそうで、波多野の背の高さと高木の豊富な経験や冷静な判断力を生かしたものだと思われる。

個人的には、去年波多野がサイドバックで頑張ってシーズン終盤にようやくモノになりかけていただけに、このポジションでの波多野のブレイクに期待していたし、前回の福島戦でも高木のCBが非常に安定していたので、自身初見となるこの布陣には少々違和感もあったが、始まってみると、波多野は不慣れなポジションながら持ち前の体格のよさと丁寧な対応でしっかり守備ができていたし、ボランチに高木が据わる事で攻撃の基点ができて、福島戦よりグッと攻撃陣の動きがよくなった。

そして、その動きのよさを証明するように、先取点は以外にも(選手達失礼!)ウチが取った。
前半17分、自慢のスピードでサイドを突破した#11橋浦さつきからのクロスを、同じく走り込んできた#10浦崎優香がしっかり合わせる見事なゴール!
今季チーム初となる記念すべきゴールは、ウチが誇る攻撃の二枚看板、橋浦のスピードと浦崎の思い切りのよさという、2人の長所が見事に生かされた鮮やかなゴールだった。

これで俄然チームの雰囲気もよくなり、全体的には圧倒的に相手に押されているものの、#18田中菜実を中心に全員が要所を丁寧な守備で切り抜けていったが、前半残り5分というところで、相手のコーナーキックからのゴール前での混戦のこぼれ球を入れられて、1-1の同点で折り返しとなる。

嫌な時間帯でもったいない形での失点だったし、この直前のシーンで波多野がまた足を痛めてしまい、後半開始時には退いてしまったのが気がかりだったが、どの選手も集中力を持って守備ができているし、今日は攻撃陣の動きも軽く、このまま守備で頑張って相手に流れを渡さなければ、ウチにも勝ち点が取れるチャンスは大いにあると期待して迎えた後半。

波多野の代わりに攻撃力のある#19佐山万里菜を入れて勝ち越しを狙ったパルセイロだったが、相手もネジを締め直してきたか、前半以上に積極的に攻撃を仕掛けてきて、ウチは防戦一方の展開に。
それでも、今年になってグッと安定してきた守備で何とか踏ん張っていたが、後半29分に耐え切れず勝ち越しを許すと、そこからは足が止まってきて37分とロスタイム中に連続失点。

結局、終わってみれば1-4の大差で負けてしまった。

今日は前回の福島戦よりも選手達の動きもよく、後半30分くらいまではなかなか見応えのある試合を展開していたが、やはりあれだけ一方的に攻められては集中力の持続も難しく、選手達が一瞬ボールウォッチャーになってしまった隙を突かれての失点という、ウチによくあるミスを犯してしまった。

ただ、前回の福島戦でも書いたけど、守備に関しては去年よりも大幅に改善されており、後は相手の猛攻にも90分間耐えられるスタミナと集中力が身に付けば、ゴール前での致命的なミスや失点に繋がるような隙を生む事もなくなるだろう。

幸い、今までのメンバーに加えて、#2英(はなぶさ)美佐・#13佐藤楓・#17北川みなも・#20内山智代といった今年の新入団組も、まだ勝又監督からの注意は多いながらハードワークを惜しまず相手のスピードにも付いていけているし、実戦をこなして経験を積み重ねていけば、選手もチームも大きく成長できると思う。

まだまだ怪我人も多く厳しい戦いが続くが、とにかく今は我慢の時。
結果を焦らず、辛抱強く戦っていけばきっと光明は見えてくるハズだから、気持ちを切らさず走り続けて欲しい。
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JFL2012第8節 vs佐川印刷SC
今日から楽しい楽しいゴールデンウィークに突入♪
しかも今年は曜日の配列がよく、自分の勤務先は今日から5月6日までナンと9連休!(ただ、5月1日はメーデーに強制動員のため休みが2つに分断されてしまうのが残念だが・・・)

この間、JFL3試合・チャレンジリーグ2試合・いよいよ開幕したBCL1試合と、県内外でのスポーツ観戦予定が目白押しだが、そのトップを飾るのは、京都・西京極でのJFL佐川印刷戦。

現在JFLで首位に立っているパルセイロだが、去年の印刷戦を見てみると、アウェイは0-2・ホームは0-0と勝ち星はおろか1点も取っておらず、ウチにとっては大の苦手チームであるといえる。
しかも、去年は西京極・東近江・佐川守山と関西遠征は全敗しており、この地域はウチにとって“鬼門”となっている。

ここまで結果は上々だが内容的には決して安泰とはいえないチーム状況のなか、今日も最近4試合連続無失点と堅守を誇る印刷相手に厳しい戦いが予想されるが、逆にこの試合を気持ちよく勝って苦手を克服すれば、次節の讃岐との“首位決戦”に勢いをつけて臨む事ができる。

今後の展開を占う意味でも、結果も内容も求められる重要な一戦、その結果は以下の通り。

佐川印刷SC 1(0-0・1-0)0 AC長野パルセイロ
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試合はどちらかていえばパルセイロがボールを持っている時間が長いが、さすが堅守の印刷だけあってあまり決定的なチャンスは作らせてもらえず、全体的には淡々と時間が流れていく感じ。

これは去年のこのカード2試合とほとんど同じ展開で、なんとなく「向こうの術中にハマっちゃってるかな~・・・」と嫌な予感が頭をよぎる。

ただ30分過ぎからは、ウチの方が積極的にシュートを打ち出しスコアリングチャンスもかなり増えてきて、後半に向けて明るい兆しが見えてきた。
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しかし、後半開始早々に落とし穴が待っていた。

前半同様静かな立ち上がりながら、徐々にウチが攻勢に出てきた後半9分、印刷はサイドからの縦パスが背後からフリーで駆け上がってきた選手にドンピシャ通り、間髪いれずノートラップでシュート。
そして、「あっ!」と思った時にはボールは#1諏訪の手をすり抜けてゴールに吸い込まれてしまった。

この間、ほんの一瞬の早ワザ。
まさに絵に描いたような鮮やかなカウンター一発・・・

ただ、まだまだ時間はタップリ残っている。
同点に追い付けば一気に試合をひっくり返すだけの力はあるハズ・・・と、攻撃陣の奮起に期待を込めて見守っていたが、印刷は「先制してしまえば後はコッチの思うツボ」とばかり、3バックに両サイドを加えた5人が最終ラインをガッチリ固め、その他の選手もほとんどが自陣に籠る“穴熊戦法”で、ウチは思うような攻撃をさせてもらえない。
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そうこうしている間に、「まだタップリ残っている」と思っていた時間もあっという間に過ぎ去っていき、何度か惜しいチャンスもあったものの最後まで“赤い壁”に阻まれて相手ゴールをこじ開けられないまま無念のタイムアップ。
去年の3つの負けを全て取り返すぞ!と意気込んで出かけた関西リベンジ遠征第1弾京都編は、逆に“今季初黒星”というありがたくない“お土産”を持たされて足取り重く帰還する事になってしまった。。

まぁ、この長く厳しいリーグをワンシーズン戦っていく上では、無敗でいくなんて至難の技だし、相手もある事だから負ける時だってある訳で、1つや2つの敗戦でうろたえる程のものではない。

ただ、これで印刷戦は去年から3試合全て無得点で、どの試合も相手のペースに巻き込まれてウチらしいサッカーが封じ込まれており、ウチにとって佐川印刷というチームは“正真正銘の大苦手”という意識を植え付けられてしまったようで、勝ち負けよりもその事が一番気掛かりだ。

ウチのようにパスを繋いでいく戦術のチームは、相手に研究されてパスコースや選手の動きを封じられてしまうと、攻め手を失って行き詰まってしまうリスクをはらんでいるが、リーグ優勝を本気で狙っていくなら、これらの相手のマークの更に上を行くパフォーマンスを発揮していかなければならない。

今日の試合は、最近お決まりのパターン通り#17松尾や#8田中恵太を投入して局面の打開を図るもうまくいかず、また他に替えるべき選手が見当たらず交代枠を1つ残したまま試合を終えてしまうなど、ドン引きで守られた時の戦術の行き詰まりや選手層の薄さといった弱点を図らずも露呈した形となってしまった。

しかも、次節は同じく堅守を持ち味とし対戦成績も分が悪い、しかも現在ウチと首位を争っているカマタマーレ讃岐が相手という事で、この“前半戦の山”ともいえる大事な試合に向けて不安も募る。

しかし、そんな緊迫した状況だからこそ、選手達も気持ちを切り替え気合いを入れて戦う事ができるんじゃないかと思うし、キツい事を言えば、こういったシチュエーションで奮起できずズルズル負けてしまうようでは、今後優勝争いを演じていく資格など無い。

自分は、ウチと同じくしっかりしたポリシーを持って地道に着実に夢に向かって歩んでいる讃岐をリスペクトしているし、JFL昇格の同期として、同じ夢を持つ同志として、そして、一足お先にJリーグへの準加盟登録を済ませた相手に対する“期間限定門番”(←自分で勝手に思い込んでいるだけだけど・・・)としての意地にかけても、絶対に負けられない“好敵手”だと思っている。

そして、特に地域リーグ時代からやってきた選手の中には、自分と同じように讃岐をライバル視している人も多いんじゃないだろうか。

幸い、次節はホームという事で、南長野で多くのサポの声援を受けて戦える。
中4日と通常より短いサイクルではあるが、この間に今日の試合で浮き出た課題を出来る限り修正し、そしていざ試合が始まったら、戦術や決まり事云々よりも「絶対に勝つんだ!」という強い気持ちを全面に押し出し、激しく泥臭くゴールを狙い、勝利を掴み取ってほしい。

大事な試合になればなるほど、最後は“気持ち”が運命を分けます!
ウチはまだまだチャレンジャー。
今日の悔しさを、5日後の首位攻防戦に全てぶつけよう!!
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水もしたたるイイ男!?
MIO戦の4日前の4月18日は、我等が大将・薩川了洋監督の40歳の誕生日。
そんな記念日直後の大事な試合に、勝利と首位返り咲きという嬉しいプレゼントを貰ったサツさん。

で、MIO戦の試合後の挨拶の時にゴール裏から『ハッピー・バースデー』の歌のプレゼントがあり、それが終わった後には選手達からこんなプレゼントがありました。

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歌の終わりを合図にボトルシャワーの一斉放水!
中にはドサクサに紛れて跳び蹴りを喰らわす、腕に黄色いモノ巻いた人もいますね~

それにしても選手達はみんな本当に楽しそうな表情だ。
本当はこのシーンは昨日の“蔵出し”の中にワンカットだけ入れて紹介しようと思ったけど、どの写真もあまりにもいい表情が撮れていたので、今日改めて特集で紹介いたしました。

という事で監督、現場の証拠はバッチリ押さえました。
後はお任せいたします!

と、明日以降の一部選手の安否を気にしつつ・・・

この手荒い祝福で、当然監督は前身ズブ濡れ、着ていたジャージもびしょびしょで、“水もしたたるイイ男”とはまさにこの事です。
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そんな訳で薩川監督、改めまして、四十路突入おめでとうございます!
これからもその持ち前のバイタリティで、この素晴らしいチームをグイグイ引っ張っていってください。
そして、シーズンの最後に優勝を決めて、もう一回選手達からボトルシャワーをやってもらいましょう!!

あ、でもその時は晩秋で寒くなってるから、ボトルの中身は松代温泉のお湯あたりでおねがいします。

【 追記 】
この顛末の後で昨日の4枚目の写真にあるミーティングがあったのだが、これを踏まえて昨日の写真を見ると、監督から「テメェら、いい加減にしろっ!!」と怒鳴られて選手達がシュンとなっているように見え・・・・ないわな、やっぱり。。。
蔵出し写真館 4/22JFL第7節vsMIOびわこ滋賀戦編
いや~、順位表の一番上に“長野”の文字があるって実に気分がいいモンですな~

という訳で昨日の試合の蔵出し、今日の写真は特に選手達の表情に注目です。

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#20野澤選手が2点目を決めた昨日の記事の2枚目の写真の後、ノザにつられてVサインで駆け寄る#16栗原選手。
まるで自分がゴールしたかのような最高の笑顔が眩しいです。
昨日の主役は、今朝の信毎朝刊でもドーンと採り上げられたノザで間違いは無いけど、その後のPKも含めて2得点を見事に演出したクリはさしずめ“助演男優賞”といったところでしょう。
特に2点目のセンタリングは駆け込んでくるノザにドンピシャの精度で、自分の隣に座っていた男性も思わず「完璧だ!!」と口にしたほど。
クリが先発に入ってからは毎試合何かしらの結果を出しており、様々な経験を経て精悍な顔つきになった“長野のプリンス”の今後の活躍にも大いに注目だ。

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昨日も最終ラインで奮闘した#4川邊、#22のセンターバックコンビ。
開幕してから数試合はなかなかお互いの息が合わずぎこちない動きが多かったが、試合を重ねる毎に安定感が増していき、昨日もこうやって大きな声を掛け合ってMIOの鋭い攻めにしっかり対応していた。
2人ともどちらかというとラインを統率するようなタイプではないと思うが、1対1の場面では絶対に競り負けない個の力の強さはとても魅力的だし、こうして“縁の下の力持ち”的にチームを支える選手が自分は大好きだ。
#2籾谷・#3大島の両名の1日も早く復帰してほしいとは思うが、ヒロシもカワも「あの2人が帰ってきてもレギュラーの座は渡さない」という強い意気込みで、これからもチームの勝利に貢献してほしい。

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相手の厳しいマークに倒される#10宇野沢選手。
でも、倒れる瞬間も決して目をつぶらず、しっかりボールの行方を見ているあたりがさすがです。
去年の大活躍とリーグのベストイレブン受賞で名実共に“チームの顔”になったウノだが、その分相手チームからのマークも相当厳しくなった。
それでも、現在6ゴールで得点ランキング単独2位に名を連ねているのは本当にスゴい事だが、それもこのシーンのように絶えずボールから目を離さない執念や気持ちの強さがあってのものだろう。
このままのペースで今後もコンスタントにゴールを重ねていって得点王に輝いてくれたら、自ずとチームの優勝も見えてくるだろう。
これからは今以上にマークが厳しくなってくるだろうが、それを持ち前の突破力で跳ね返して、是非ともタイトルを獲得してほしいものだ。

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試合が終了し、スタンドへの挨拶が終わった後のお馴染みのシーン。
薩川監督の話を聴く選手達も、勝利に浮かれた様子もなく真剣そのものだ。
自分は、試合後にこの光景を見るのが好きだ。
今年のウチは、順調に勝ち点を重ねて暫定首位にも返り咲いたが、まだまだ去年の終盤に見せたようなホレボレするような強さは無く、不安定なところが多いと思う。
それでもしっかり結果を出せているのは、こうしてたとえ気持ちよく勝った後でも、その場ですぐに試合の反省やプレーの確認を行って次に備えているからだろう。
このミーティングを見るたびに、パルセイロが一歩一歩確実に成長しているのを肌で感じるような気がして、たとえ話の内容は分からなくても監督の所作や選手の表情を注目し、円陣が解けると満足して出口へ向かうんである。

ところで、昨日は確かに雨が降っていたけど、それにしても監督のジャージがかなり水を吸って濃い色になってますね。
選手の足下にはボトルもたくさん落ちてるし・・・

コレ、スタンドにいた方ならすぐに分かる事だけど、この時の様子は明日にでもアップしてみたいと思います。
JFL第7節 vsMIOびわこ滋賀(+レディース試合雑感)
ようやく長野の桜も満開になったのに、その花びらを全部散らしてやる!とでも言わんばかりの冷たい強風が吹き荒れる今日の南長野。
オマケにちょうどキックオフの頃から雨がポツポツ当たりだし、後半には一時激しい降りとなった。

ったく、先月から律義に週末に悪天候を持ってくるローテーションも、もういい加減止めてもらいたい。
第一こう天気が悪いと観客動員にモロに影響するし、週間予報を見て土・日の天気に気を揉む日々から早く開放されたいものだ。

と、お天道様にひとしきり文句をタレてはみたが、雨が降ろうが風が吹こうが、雨ニモマケズ風ニモマケズ、南長野通いは続けますよ。

さて、先週はアウェイで、開幕から好調なブラウブリッツ秋田を2-1で破り、暫定2位に浮上したパルセイロだが、しかし、一難去ってまた一難。
今日の対戦相手のMIOびわこ滋賀も今年はここまで好調を維持し、勝ち点でウチと並んでの3位と好位置に付けている。
しかも、MIOとの対戦は去年のアウェイで1-3と完敗を喫しており、その鋭い速攻と気持ちの強さはウチにとっても大きな脅威だ。

今後に勢いを付けるためにも、そして上位のライバルに水を開けるためにも、ホーム・南長野で是非とも勝っておきたいこの一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(2-0・1-1)1 MIOびわこ滋賀
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今日はいつもとは風が反対側から吹いていたので、前半はウチが風上側に立つ条件だった事もあり、「先手必勝!」とばかり立ち上がりから積極的に攻め上がっていくパルセイロ。

しかし、さすがは好調のMIOだけあって、ウチの攻めにも全く怯まず時折ヒヤッとするような鋭い攻撃を仕掛けてくるが、前半15分に#20野澤のゴールが決まってパルセイロが先制!
MIOのような強い気持ちで向かってくるチームには早く先取点を取って主導権を握りたいと思っていただけに、この得点は本当に大きかった。

そして前半38分にも、#16栗原のセンタリングを後ろから飛び込んできた野澤がドンピシャ合わせるビューティフルゴールが決まって2点目。
ゴールを決めたノザは、「2点取っちゃった!」とアピールのVサインで満面の笑顔。
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これでチームの雰囲気もスタンドの雰囲気も最高となり、後半も始まって早々の5分に栗原の突破を相手が堪らずエリア内で倒してしまいPKをゲット!
このシーンは自分の席からは遠目だったので、倒されはしたけどエリア内だったから笛は鳴らないかな?と思っていたので「ラッキー♪」という感じが強かったが、これもクリの鋭い抜け出しがレフリーに笛を吹かせたんだろう。
そして、このチャンスをエース・#10宇野沢がきっちり決めて大事な“次の1点”を首尾よくいただき、得点を演出したクリをウノが熱く抱擁。
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しかし、この3点目で気が緩んでしまったか、ここからMIOが押し気味に試合を進め、後半11分にはサイドをフリーで持ち込まれてノープレッシャーの状態から失点を許してしまう。

とにかくMIOというチームは、どんな劣勢の状況でも気持ちが折れず果敢に向かってくるから、いくら大量リードしていても気持ちを緩めてはこのような痛い目にあう。
この失点の後も何度も危ない場面があって、今日も安定したプレーを見せてくれた#4川邊・#22小川のCBコンビを中心に、必死の全員守備で何とか相手の猛攻を切り抜けてその後の失点をゼロに抑える事ができたが、JFLでは少しの気の緩みが手痛い失点に繋がるという事を改めて身を持って教えられたんじゃないだろうか。

そして、点差が離れても全員が大きな声を出して決して気持ちを切らさず、肌寒い雨のアウェイゲームでも堂々と渡り合ってウチを慌てさせたMIOの選手達も敵ながらアッパレである。
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とにもかくにも、大事な上位陣対決を結果的には“快勝”(あくまでも“結果的には”ですが・・・)という形で終える事ができたパルセイロ。
ライバルの讃岐は、今日はアウェイでHonda FCに敗れたため、あちらより消化が1試合少ない状況で勝ち点同数ながら得失点差で首位に返り咲いた。

来週はアウェイでの佐川印刷戦。
去年同じ時期に同じ場所で対戦した時は0-2で敗れているし、ホームでも引き分けという事で、去年は印刷からは勝ち星をあげられていない。
また、今日も攻撃自慢の長崎とアウェイでスコアレスドローとなっており、その安定した守備力は今年も健在のようで、堅守速攻型のチームが苦手なウチとしては今年も非常に厄介な相手となるであろう。

ただ、こういうチームを踏み越えていかなければ、目標のリーグ優勝は見えてこない。
去年は関西での3戦は全敗しており、ウチにとって“鬼門”の地となっているが、その関西遠征第1ラウンドをすっきり快勝して、5月3日の讃岐との首位決戦に向けて更なる勢いをつけてほしい。


そして・・・

プレナス・チャレンジリーグ第3節
常盤木学園高校 6(3-0・3-0)0 AC長野パルセイロ・レディース

レディースの方は、最強女子高生軍団・常盤木学園相手に残念ながら大敗を喫してしまった。
今日もレディースはリザーブ選手が2人だけという苦しい状況だったし、常盤木との圧倒的な実力差は過去2年の結果を見ても十分に分かっているので、このような結果も仕方ないところではあるが、それにつけても残念無念・・・
来週はホームで、旧WESTの強豪・FC高梁が相手という事で、まだまだ苦しい戦いを強いられるとは思うが、まずは今季初得点を目指し、選手達には我慢強く頑張ってもらいたい。
bjリーグ2011-2012 vsライジング福岡@千曲
昨日の記事で書いたように、今日は午前中に市の南部にある懇意にしているクルマ屋に我が愛車“P”クンを持って行き、最後に熱い抱擁を交わして(相手がクルマだから“交わして”は無いか。。。)別れを告げ、代わりにピカピカの新車を無事納車。
そして、そんな新しい相棒の早速の“初仕事”として、クルマ屋から自宅に戻らず千曲市は戸倉体育館に直行して、bjリーグ観戦と相成った。

さて、去年の9月から始まったbjリーグも、レギュラーリーグは残すところ今週と来週の2節を残すのみ。
そして、信州ブレイブウォリアーズはラスト4試合を千曲・松本と全てホームで戦えるが、残り3試合分はパルセイロの試合と重なってしまうため、残念ながら自分にとっては今日が今季最後の観戦となってしまう。

先週のアウェイ戦でWESTの強豪・滋賀レイクスターズに連敗し、目標のプレーオフ進出の道は断たれてしまったが、個人的には戦力や環境の面を考えればレギュラーリーグ敗退も想定の範囲内で、残念ではあるが落胆はしていない。
それよりも、活動拠点である千曲市での試合で熱心なブースターも大勢見に来ているし、ウォリアーズらしい“魅せるバスケ”で思いっきりコートを駆け回り、勝敗に関係なく最後の最後まで我々を大いに楽しませ興奮させてほしい・・・

ハイレベルなウェスタンカンファレンスで6位以上を確定させプレーオフ進出を決めている強敵・ライジング福岡を迎えての、自身今季のbj“見納め”となるこの試合、結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 68(15-22・12-26・22-24・19-18)90 ライジング福岡
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これがWESTの実力派チームとEASTの弱小チームの差か、それともプレーオフ進出を決めているチームとレギュラーリーグ敗退が決まっているチームの差か、今日は両チームの実力差をイヤというほど思い知らされた試合となってしまった。

ウォリアーズはいつも試合の立ち上がりが鈍いが、今日は特にヒドくて、いつもは正確なミドルを決める#5デレク・ライヴィオはショットの距離感が全く悪くてリングに届かない事も多く、またいつもはゴール下で存在感を示している#34タイラー・ヒューズのワンハンドダンクもことごとくリングに弾かれてしまう。

それに、お互いの呼吸が合わず受け手がパスコースと反対側に反応してしまったり、ポイントガードからのパスを完全に読まれてターンオーバーを喰らう場面も多々見られたし、ディフェンスでも全体的に動きが重く、絶妙なパスとインからアウトから縦横無尽にシュートを打ってくる福岡に面白いように点差を広げられていき、前半を終了した段階で27-48と実に21点差を付けられた。

普通、これだけ内容も結果もダメダメな試合だと、さすがに観客もちんやりしてしまうところだが、しかし、戸倉体育館に集まった1200人を超えるブースターは違っていた。
どんなに点差を離されても、いや、むしろ離されれば離されるほど、選手達にかける応援の声量が大きくなっていくのだ。

さすがはチームの活動拠点である千曲市での試合。
たとえプレーオフ進出の道を断たれても、たとえチームが不甲斐ない試合をしていても、選手達の奮起を信じて一生懸命ブーストする姿には、「オラが街のチーム」という誇りと愛情をひしひしと感じる。

そして、そんな気持ちが選手達にも届いたか、後半になると攻撃にも守備にも積極性が出てきて、強豪・福岡とも互角の戦いを演じるようになってきた。

とはいえ、さすがは福岡だけに後半もそれなりにしっかりと点を重ねていき、最終的には前半につけられた点差を縮める事はできなかったが、それでも前半の不甲斐なさに比べれば選手達もよく立ち直ったと思うし、また4Qになって3~4つのパーソナルファールを持つ選手が多くなってくると、練習生からシーズン途中に登録されてここまで出番がなかなか回ってこなかった#0佐々木裕也と#3松原佑樹がコートに立ってスタンドから大声援が上がるなど、今日は勝敗とは別の部分で、特に千曲市のブースターの皆さんの熱い声援に、スポーツ観戦の醍醐味を味あわせてもらった試合となった。

これはアイスホッケーの日光アイスバックスの霧降アリーナでも感じる事なのだが、スポーツ観戦の面白さは何も贔屓チームが勝つ事だけが全てではなく、どんなに劣勢でも選手達の一つのシュート、一つのファインプレーに拍手を贈り、「自分の声で選手を後押しするんだ」という強い信念で大きな声援を贈る事が重要な要素だと思う。
そして、そうやって沸き起こる大きな声援や拍手、またダレずに試合を見守る観客ひとりひとりの集中力が会場全体の雰囲気をよくしていき、単純な勝ち負けだけでは説明できない、真の地域密着クラブでしか感じられない独特の魅力に繋がっていくんだと思う。

今日の戸倉体育館は、あの“ウルサ型”のセルジオ越後氏を一発で魅了しクラブのシニアディレクターを買ってでるほどまでにさせてしまう霧降アリーナの独特な雰囲気にはまだまだ及ばないが、それと似たような空気を確かに感じて、大敗にも関わらず充実した気持ちで会場を後にした。
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そんな訳で、自身にとっての今季“最終戦”は残念ながら黒星で終わってしまったが、今季産声をあげた信州ブレイブウォリアーズは自分にバスケの魅力を教えてくれ、またサッカーや野球のオフシーズンも地元のチームを応援できる喜びと興奮を与えてくれて、本当に感謝している。

長野県で初のプロバスケチームという事で、「果たしてチームが地元に根付くのか・・・」という心配をヨソに、活動拠点の千曲市を中心に、チェアマンも驚くような地方都市ならではの手作り感あふれる熱い盛り上がりを見せたウォリアーズだが、先日の信毎の記事を見る限り、運営予算はbj全19チーム中でも下位にあり、選手の生活環境もプロスポーツチームとしては非常に厳しいものがあるらしい。

それでも、選手達は限られた戦力の中で勝利に向かって本当に一生懸命プレーしていたし、運営もとてもスムーズで好感の持てる対応をしており、ウォリアーズに関わる全ての人達が信州にバスケの魅力を伝えるために頑張っている姿がひしひしと伝わってきた。

そして何より、素晴らしき指導者・青木ヘッドコーチと石橋コーチの下、“魅せるバスケ!”をスローガンにリーグトップのダンク率を誇る豪快で痛快なバスケで我々を魅了し、また“どんな苦しい時でも決して下を向かない”という決め事をしっかり実践して、たとえ負け試合でも最後まで全力で戦ってくれた選手達を本当に誇りに思う。

強い責任感で若いチームを引っ張ったキャプテン#6崇人、男がホレるいぶし銀のプレーが光ったベテラン#1呉屋兄さん、この1年で大きく成長した#11洋介・#12正・#21豊のルーキートリオ、最後に大勢のブースターの前でプレーを披露できた#0裕也・#3佑樹、そして#5デレク・#24リー・#32エド・#34タイラーの陽気でマジメで頼れる外国人選手達・・・

記念すべきブレイブウォリアーズの創設メンバーの皆さん、残り3試合も皆さんらしく明るくひたむきなプレーで完全燃焼を。
そしてちょっと1週間ほど早いけど、我々にバスケの楽しさを教えてくれ、最高にアツい体験を演出してくれて本当にありがとう。

この最高のメンバーの全員が、来シーズンもまた紺青のユニホームを着てプレーする姿が見られる事を祈ってます。
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さらば、愛しき君よ・・・
今日は久し振りに、スポーツ観戦記ではなく自分のプライベートについて書きたいと思います。

・・・という前フリと思わせぶりなタイトルから、「おっ、もしかして“恋バナ”か?」と思った方もいるかもしれないけど、残念ながら自分はソッチ方面には全く縁がございませんで、愛は愛でも“愛車”、すなわちマイカーに関する話題です。

個人的な思い入れタップリの“読者置いてけぼり”な記事ですが、クルマが好きな方も興味がない方も、もしよかったらちょっとお付き合いくださいませ。

さて、自分が乗っているクルマは、排気量2.0Lで5ナンバーサイズの小型SUVで、新車で購入してから今年で丸10年を迎える。

このクルマは、大き過ぎず小さ過ぎずとても扱いやすいボディサイズ、ちょうどいい室内広さ、SUVらしく運転しやすい高い視点、雪道でも安心の高いロードクリアランス、路面状況に合わせて切り替えられるパートタイム式4WD、10年経っても全く古さを感じさせないスタイリングと内装、「運転している」という実感と楽しさを味わえるマニュアルシフト、開放感あふれるサンルーフ・・・と、自分がクルマに対して求めている要素のほとんどが入っており、どんなに先進的な新型車が出ようが、このままずっとずっと乗り続けていたいと思うほど気に入っていた。

しかし、走行距離が10万kmを超えた辺りからアイドリングが不安定になり、信号待ちの時にたびたびエンストしてしまう始末。
これは、当時は燃費向上に寄与するとして一部のメーカーで採用したガソリン直噴式エンジンが災いして、シリンダー内の汚れがひどくなった事による症状だそうで、数年前の定期点検の時に徹底的に洗浄してもらい一時は改善したが、最近になってまた再発してきたばかりか、こまめにエンジンオイルを取り替えているにも関わらずオイルの汚れがひどかったり減り方が早かったりで、オイル交換のたびに倍のお金を払って洗浄剤を添加しなければならないなど、メンテナンスにかかる経費が膨大になって、元々豊かではないフトコロを圧迫してきた。

しかも、直噴式エンジンという事でガソリンはハイオク指定だし、車重が重いから燃費も悪いし、SUVだからタイヤも大きく今年で限界の冬用タイヤの交換費もバカにならない。

更に、当初は今年の3月までだったエコカー減税の延長と補助金の復活、そして消費税も上がるかもしれないという不安、更に更にトドメとして、先代車以来20年近い付き合いのクルマ屋さんから「3月までに契約すれば決算期で勉強しまっせ!」という“殺し文句”まで飛び出し、状況的に完全に“外堀を埋められた”格好となって、「どーせ近いうちに買い換えるなら今が一番のチャンスだ」と、思い切って買い替えを決心した。

で、いよいよ明日が新しいクルマの納車日となり、自分が惚れに惚れ込んだ思い入れタップリの愛車とも、今日が最後の夜という事になる。

この10年間、我が愛車は文字通り自分の“足”となって本当によく頑張ってくれた。
往復30km超という日々の通勤に、家族の用事やレジャーに、そしてパルセイロのHFL~JFLを中心にBCLやbjやウインタースポーツなどの観戦に、とにかく走って走って走りまくり、その走行距離は今日帰宅してきた段階で実に14万0036km!!

これは自分が乗り継いできた歴代4台の中でももちろん最長距離で、それだけになおさら愛情も深く、手放してしまうのが本当に残念でならないが、エンジンの不具合に加えて、本革製シフトノブも無数のシフトチェンジでトップの部分がささくれ立ち一部に亀裂が入ってめくれ上がってきたし、サンルーフもゴムが固着したのかスイッチを押しても開かなくなってしまったし、もうこれが“彼”の限界なのかもしれない。(涙・・・)

そして、そんなゾッコンだった現車に代わる新しいパートナーとして自分が選んだのは、いわゆる“Bセグメント”と呼ばれる1.2Lで5ドアハッチバックのコンパクトカー。
ここで具体的な車名は出さないが、ヒントとしてはメーカー名と車名の頭文字がアルファベット表記でもカタカナ表記でも同じ文字のクルマです。(クルマ好きな方ならピンとくるかな? 因みに、もちろん国産車です。)

本当は現車のような視点の高いSUVが欲しかったけど、自宅の敷地の関係から3ナンバークラスの車体ではウチの駐車場に入らないというキツい制約があり、今はクルマもどんどん大型化してきて自分の条件に合う小型SUVはほぼ絶滅していて、必然的に1.2~1.5Lのコンパクトカークラスから選ばざるを得なくなった。
また、自分の一番のこだわりとして頑なにマニュアルシフトのクルマを乗り継いできたが、長野という土地柄から必須の条件である4WD車ではどのメーカーもMTの設定が無く、この面でも妥協せざるを得なくなった。

で、スタイルや機能、そしてMT派の“最後の抵抗”として『マニュアルモード付きCVT車』という条件の下、数ある車種の中から自分の好みに合う“A車”と“B車”の2つに絞り、『○○のすべて』とかの雑誌を買って徹底的に研究した結果、外観はもちろん、内装の作り込みや便利機能・安全機能の充実振りなど、調べれば調べるほどA車の有能さが歴然としてきて、また2.0Lからのダウンサイジングで不安だった“乗り味”についても、試乗で初体験となるCVTの滑らかさや多くの評論家が太鼓判を押す走りの良さに納得し、「コイツとならこれからもいい付き合いができそうだ」と気に入って、遂に購入となった次第。

そんな訳で、明日で永遠の別れとなる“P”クン。
メチャクチャ気に入っていただけに手放してしまうのは残念でならないが、キミは自分にとって最高のパートナーでした。
この10年間、本当に本当にありがとう!

そして明日から我が5代目の愛車となる“某”クン。
これから始まる長い付き合い、色々と酷使するかもしれないけど、どうか機嫌を損ねて故障なんかせず、末永く自分の“良き相棒”でいてください。
PCL第2節 vsJFAアカデミー福島
女子サッカーのプレナスチャレンジリーグ(このブログでは以降『PCL』と略します)も先週に開幕し、今日は我等がパルセイロ・レディースのホーム開幕戦。

パルセイロ・レディースとチャレンジリーグが発足して3年目となる今シーズンは、チームも監督が交代し、またリーグ自体も東西6チームずつに分かれていたディビジョンを一つにして、北は宮城から南は鹿児島まで全国12チームと大きく変化し、レディースチームも色々な意味で心機一転のスタートとなる。

昨日までの春の陽気から一転して、今日は先月の週末のように“狙い撃ち”の雨降りでなんとも恨めしいが、今シーズン初のレディース観戦という事で、ワクワクした気持ちで南長野へ向かう。

果たして、勝又透監督率いる新生パルセイロ・レディースのホーム初陣の戦い振りやいかに? その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 0(0-1・0-4)5 JFAアカデミー福島

試合は一方的な福島の展開になるかと思いきや、立ち上がり早々に#10浦崎優香や#11橋浦さつきらが積極的に仕掛けて相手ゴールを脅かしたが、前半のウチの目立ったチャンスはこのシーンだけで、後は概ね福島が攻める“いつもの展開”で、ハッキリ言ってウチに得点が生まれる気配は全くナシ。

ただ、守備に関しては#7高木奈央・#18田中菜実のセンターバックを中心に相手の攻撃にしっかり対応できており、また頼れる守護神#1松本あずみのファインセーブもあって、一見劣勢ではあるものの思いのほか失点の予感も無く、「このままスコアレスドローで終わってくれたら最高だな・・・」なんて思っていた。

しかし前半34分、自陣ゴール前でウチがクリアーし損なったボールを至近距離で拾われ、遂に福島に先制を許してしまう。

それまで本当にディフェンス陣が頑張っていただけに、このミスによる失点は非常に痛かったが、前半はこの1失点だけで折り返せたので、ここまでのディフェンスの集中力を我慢して保っていけばウチにもまだ可能性はあると思わせてくれた。

そして後半、頑張っている守備陣に攻撃陣が奮起したか、前半はほとんど活躍できていなかったエース・浦崎が俄然存在感を見せ始め、橋浦や#14濱垣香菜などと共に相手ゴールに迫る機会も多くなり、また10分過ぎに選手交代で攻撃的な#18佐山万里菜を入れた事でより一層ウチのチャンスが広がってきた。

と、何となくイイ感じになってきた後半17分、サイドから攻め込まれた際にGKとDFの連携ミスから追加点を奪われる。

前半の先制点と同じくミスからの失点でせっかく掴みかけた流れを取り逃がすと、何とか追い付かねばと焦り出したかCBの高木が攻撃参加で前に上がり出してから守備のバランスが不安定になってきて、後半24分・30分・36分とコンスタントにゴールを決められ、終わってみれば0-5の大敗となってしまった。

今日の試合は1点目と2点目が初歩的なミスによるもので、これさえなければもっとロースコアーで締まった展開となり、あわよくば勝ち点も奪えるかもしれなかっただけに、少々悔やまれる内容となってしまった。

また、トップチームの創造的で躍動感ある攻撃を見慣れているから余計キツく見えてしまうが、攻撃時になかなかボールが繋がらず戦術も見えてこないので、この大原時代から引きずっている“得点力不足”という問題はあまり改善が見られず、今後も大きな課題として苦労していくだろうと感じた。

その一方、守備に関しては明らかに去年より上達したと思う。
相手の福島もアカデミーという性格上、去年までの主力は卒業して今年のチームはまだ熟成途中という事もあるだろうが、それを踏まえたとしても、前の方でも触れたように高木・田中のCBを中心にかなり組織的に集中力を持って守れるようになってきたと思う。

去年までは、1対1の場面ではそれなりに相手に喰らい付いてしつこく守れるものの、組織的なパス回しで攻めてこられると途端にバタバタし出していいように相手に振り回されていたのが、今年はとても冷静に対応できるようになって、今年のチーム初見の自分としてはちょっとした驚きと感心があった。

レディースチームも、開幕前にイヤーブックを見た限りでは人数も総勢18名と大きく増えて、「選手層にも厚みが出たかな・・・」なんて思っていたら、前節のロースターではなぜかリザーブが3人だけで、更にその試合で自分が密かに今年最も期待を寄せていた#16波多野早が負傷して今日のリザーブは2人だけという、一昨年のクラブ発足時と同じような厳しい状況となってしまったが、今日の前半に見せたような守備力を我慢強く90分間通す事ができれば、並み居る強豪チームとも結構いい試合ができるんじゃないかという希望も見えてきた。

ともあれ、リーグはまだ始まったばかり。
今日の試合中も勝又監督の注意の声が目立つなど、まだまだ戦術が浸透しきれておらずチーム自体を作っている最中だとは思うし、これからも厳しい戦いを強いられるとは思うが、まずは地域リーグとの入替戦を回避できる10位以上を最低ラインに、当面の目標である“勝率5割”を目指して、選手とスタッフが力を合わせて全国規模になったチャレンジリーグを1年間元気に戦ってほしい。
蔵出し写真館 4/8JFL第5節vs横河武蔵野FC編
今年のパルセイロの試合は、これまでは天気が悪かったり久々のサッカーの試合の動きに慣れていなかったりであまりいい写真が撮れなかったが、昨日は天気も良く試合も大勝でネタになりそうな写真がいくつか撮れたので、久々にこのコーナーやっちゃいます。

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#20野澤選手と競り合っているのは、去年までチームメイトだった富岡大吾選手。
我々的には“パルセイロの10番”としての大吾しか知らないから横河の青いユニに少し違和感があるが、ご本人や横河サポとしては1年間留守にしていた古巣への“出戻り”という事で、コッチの大吾の方がしっくりくるんでしょうね。
その大吾は昨日もフル出場でウチのゴールを脅かし、後半にはセンタリングをゴール前中央フリーで強烈なヘディングシュートを打たれ、諏訪のスーパーセーブがなければ1点モノ・・・というシーンも見せてくれた。
前節の長崎戦では決勝ゴールを決めたようだし、“敵”としての大吾は本当に怖い存在ではあるが、僅か1年だけとはいえオレンジのユニを着て戦ってくれた“仲間”でもあるし、他の元パル戦士と共に、大吾のこれからの活躍にも大いに期待し影ながら応援していきたいと思う。
あ、でも9月の武蔵野でのウチとの試合だけはおとなしくしていてネ!

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その大吾に上がったセンタリングを自慢の長身でキャッチする#1諏訪選手。
昨日も好セーブ連発で無失点勝利に大きく貢献したが、何だか昨日の諏訪選手はいつもとちょっと雰囲気が違うな~・・・と思いながらよく見ると、何とユニホームが半袖じゃありませんか!
自分の記憶の中では、諏訪選手は夏場でも長袖を着用しており、半袖のイメージが全然無かったので、相変わらずの安定感あるプレーぶりとは裏腹に何となく違和感を感じてしまった。
寒かった時期からずっと半袖で通している#5大橋選手や#10宇野沢選手に倣って、諏訪選手も“半袖隊”の仲間入りかな?
それとも、ただ単に長袖は洗濯に出して乾いていなかっただけだったりして・・・(←くだらないネタでスミマセン。。。)

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後半途中出場の#8田中恵太選手がゴールし、ゴール裏で喜びを爆発させた後に出たこの光景。
ナゼかアシストした#17松尾選手に手を合わせて謝っている風。
横でノザがさりげなく指さして笑ってます。
あの時は松尾選手が自分で行ってもよかったような場面だったけど、中央から走り込んでくる恵太を見て絶妙のパスを渡しての恵太のゴールだったから、この場面は“謝っている”というより丁寧にお礼をしている感じかな?
ともあれ期待のルーキー・恵太の初ゴールは本当に嬉しかったし、松尾選手も積極的な突破からの見事なアシストで、パルセイロのサッカーに新しい風を吹かしてくれそうなこの2人のプレーはこれからも大いに注目だ。
そして恵太クン、インテルの長友選手の“おじぎパフォーマンス”のように、これからゴールした時はこのポーズを自分の定番パフォーマンスにしてみては・・・・って、そりゃないかね、やっぱり。。。
JFL2012第5節 vs横河武蔵野FC(+レディース試合雑感)
3月は土・日狙い撃ちで天気が悪く、昨日も午前中は小雪混じりで気が重い週末が続いたが、今日は久し振りに朝から雲ひとつ無い快晴で、気温も予想より暖かく、ようやく春らしい陽光になった。
来週は2年振りに長野マラソンが行われるが、例年この大会の頃に長野の桜が満開になる事だし、今年もここまで寒さがしつこく居座っていたけど、このまま一気に本格的な春の気候になってほしいものだ。

さて、前の試合ではソニー仙台の堅い守りを攻めあぐね引き分けに終わったパルセイロ。

この結果自体は、相手も実力あるチームだった事だし、ウチのチーム力もまだまだ熟成途中のシーズン序盤なので別段心配はしていないが、今日の対戦相手の横河武蔵野FCはソニーと同じような堅守速攻型のチームだし、去年の対戦では黒星を喫しているので、2つの意味で前回と同じ轍を踏んでしまう事だけは避けなければならない。

タイミング良く先週は試合が無かったので、前節の反省を踏まえてじっくり腰を据えて練習できたハズだし、この2週間でどこまで連携が深まりチーム力が上がったかが注目のこの試合、結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 5(2-0・3-0)0 横河武蔵野FC
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今日は、これまでなかなか結果が出せていなかった#7佐藤と#17松尾、そして怪我の#15寺田に代わって、#14高野・#16栗原・#20野澤が先発と開幕からの布陣を少しいじってきた。

期待の新加入選手が外されてしまったのはちょっと残念だが、地域リーグ時代からの気心知れたメンバーが揃った事が功を奏したか、今日は前回に比べて序盤から選手の動きもボール回りもイイ感じ。
一方の横河も、前節に準加盟クラブの長崎を1-0で破った固い守備と速攻という持ち味を発揮して応戦し、なかなか締まった好ゲームを展開していた。

そんな中、前半28分に#10宇野沢が高い位置でのパスカットからゴール前に攻め込むと、追ってくる相手守備陣を冷静に見極めて逆サイドに走りこんできた#19向にパスし、それを向が丁寧に決めてパルセイロが先制!

横河のような堅守速攻のチームには、主導権を握るためにもとにかく先制点が欲しかったが、いい時間帯に最高の形で掴み取ると、前半終了間際の42分には今季初先発の#16栗原が嬉しいJFL初ゴールをゲット!!
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この勢いは後半になって更に加速し、早くも後半10分、中央突破の#10宇野沢から絶妙なパスを受けた#24藤井がサイドを駆け上がり、これまた絶妙のセンタリングをゴール前に詰めていた宇野沢が頭でドンピシャ合わせて3点目を取ると、終盤の39分には、途中出場の#17松尾の仕掛けからのルーズボールを、これまた途中出場の#8田中恵太が走り込んでゴールに流し込み4点目。

期待の新加入選手2人の競演に2700人以上が詰め掛けたスタンドの盛り上がりもピークに達すると、最後はエース宇野沢の2点目で締め。
前の試合のフラストレーションを吹き飛ばすような大量得点での快勝と相成った。
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今日の得点は、どれも前へ向かう強い意識と見事な連携から産まれたビューティフルゴールばかりで、自分も大いに満足だった。

ただ、ここで敢えて問題提起させてもらうと、今日の先発のうち新加入組は#4川邊と#6佐田の守備的選手だけで、攻撃に関わるメンツは全て去年からのメンバーだったから、動きや連携が良く大量得点を奪えたのはある意味“当たり前”とも言える。
今日ゴールとアシストの結果を出した恵太と松尾は自分から勝負できるタイプだから別にして、前回までスタメンだった#7佐藤や今日初出場を果たした#9保戸田を始め、攻撃を組み立てる役目の新加入選手が噛み合わないと、本当の意味でパルセイロがもう一段階強いチームにはならないと思う。

今日の大勝でチームに勢いが付いたとは思うが、更なる高みを目指すためにも、この結果に満足せずに全ての選手がもっともっと練習して連携を深め、誰が出てきても今日のような試合ができるようになってほしい。

それから、この大勝で忘れてしまいがちだけど、横河だって決してヤラれ放しではなく結構果敢に攻めてきたし、シュートも思いのほか沢山打たれていたが、それでも無失点で勝てた事を大きく評価したい。
そして、その無失点に大きく貢献した“影のMVP”が#4川邊だろう。
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(↑ オヤ? この写真で川邊とマッチアップしている横河の選手って、ひょっとして・・・)

もちろんもう一人のCB・#22小川や守護神#1諏訪もよかったが、今日の川邊はこれまでにも増して高い集中力を発揮し、鋭いスピードで攻めてくる相手攻撃陣にしつこく喰らい付き、また危険なエリアでのカバーリングがとても素晴らしかった。
今日の川邊の活躍無しにして薩川監督がこだわる無失点勝利はあり得なかったと思う。

次節はアウェイでの秋田戦。
今日は長崎に0-1で破れ今季初黒星を喫してしまったものの開幕から好調の秋田は、去年見た印象では“個の力”が強いチームだけに、アウェイの雰囲気という要素も含めて守備陣の働きが重要になってくると思うが、今日のような高い集中力と冷静な判断力を更に研ぎ澄まし、無失点勝利の報を長野にもたらしてほしい。


そして・・・

プレナスチャレンジリーグもいよいよ今日が開幕戦。
今年から東西のリーグが統一して全国リーグとなり、パルセイロ・レディースも新監督を迎え心機一転の船出となるが、その記念すべき初戦の結果は以下の通り。

スフィーダ世田谷FC 3(0-1・0-2)0 AC長野パルセイロ・レディース

準加盟登録も果たして今年のなでしこリーグ昇格最右翼候補となった強豪・スフィーダ世田谷相手に、残念ながら完封負けでのスタートとなってしまった。
試合内容が分からないので何ともコメントできないが、勝又新監督の下、新生レディースの戦いぶりにも今後大いに注目したい。
次節は今度の土曜日、JFAアカデミー福島を南長野に迎えてのホーム開幕戦となる。
監督が代わって戦いぶりにどんな変化があるか? そして新加入選手のプレーぶりは?
トップに比べて情報が少ない分、レディースに対する興味もひとしおで、今から試合を見るのが本当に楽しみだ。
そして選手達は、今日に引き続き強豪相手ではあるが、ホームの声援をバックに元気で思い切りのよいプレーを見せてレディースを大いにアピールしてほしい。
東和田で感じた事2題
昨日のbjリーグでは、試合の前と後にとても強く心に残るシーンに出会う事ができた。
このシーンはウォリアーズのみならず、パルセイロも含めた日本のスポーツ文化全体に通じる大事なものだと思うので、昨日から日を改めてここで紹介します。

【 その1~試合前 】
ウォリアーズのホームゲームでは、毎回試合前に小学生のミニバスケチームによるエキシビジョンマッチが行われるが、昨日は長野市内の篠ノ井と芹田のチーム同士の対戦だった。
試合は両者点を取り合うシーソーゲームで、小学生の前座ながらとても白熱して思わずのめり込んでしまうような面白い試合だったが、このうち芹田のミニバスケチームは、ウォリアーズ唯一のご当地選手である#12宇都宮正選手がかつて在籍していたチームとの事。(因みに、宇都宮選手が在籍していた時は全国大会まで行ったそうな!)

で、毎回試合終了はウォリアーズの選手が何人か出てきて一緒に記念撮影&ハイタッチというのが恒例なのだが、この日は#34タイラー、#3松原両選手と共に当然宇都宮選手も加わり、撮影が終わってプロバスケ選手という夢を叶えた大先輩の周りに子供達が集まりハイタッチをかわしたシーンはとても印象的だった。
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地域にこのようなトップリーグのクラブができるという事は、単にその試合を見て、オラが街のチームを応援して楽しむという事の他に、大歓声の中で行われるハイレベルなプレーを見た子供達が「将来は自分もああなりたい」と夢に見てその競技に打ち込める、いわば子供達にとっての憧れであり目標となるべき大事な使命があると思う。

ちょっと“クラブ”という趣旨からは外れるが、以前このブログでも紹介した長野市出身のアイスホッケートップリーガー、上野拓紀・酒井大輔両選手は、小学生の時に見た長野オリンピックに強く影響された。
上野選手は、日本代表が大勢の観客の中で世界を相手に戦う事の“カッコよさ”に惹かれ、また酒井選手はカナダ代表の試合で当時のカナダのカリスマ的GK、パトリック・ロワ選手(自分も大好きな選手でした)の勇姿を見て「いつかは自分もああなりたい」という強い思いを持ち続け、遂には北海道出身者が幅を利かせるホッケー界で、史上初となる長野市出身のアジアリーガーにまで登り詰め、上野選手に至っては堂々日本代表に名を連ねるまでになった。

まぁオリンピックはちょっと極端な例として、今もパルセイロやグランセローズの試合では目の前で繰り広げられるプレーを子供達が憧れの眼差しで見つめ、ウォリアーズでは外国人選手の迫力あるダンクシュートに大歓声をあげ、選手達から嬉しそうにサインをもらう光景を見ているが、こうして生で試合を見た子供達が夢を持ち、中学~高校~大学と頑張ってトップリーガーとなり故郷・長野に凱旋する事例が一つでもできたら、クラブとしてはリーグでの成績如何に関わらず活動自体が“大成功”といえるんじゃないかと思う。

そして、サッカー・バスケ・野球・アイスホッケーとどんな競技でもいいから、是非ともそんな選手が長野から出てきてほしいと願っている。

(オマケ)
これは男の子だけでなく、女の子にも言える。
ウォリアーズの試合では、コートサイドでボンボンを持って踊るジャスパーズの横で、お手製のボンボンを持って一緒に楽しそうに踊っている幼稚園か小学校低学年くらいのカワイイ女の子が何人かいる。
彼女達も、この経験が元になって将来はチアリーダーやダンサー、そして全国的なアイドルにでもなって、インタビューで「この世界に入るきっかけはバスケのおねーさんと一緒に踊った事」なんてなったら、これはこれでスゴい快挙なんじゃないかな?

【 その2~試合後 】
今回の対戦相手である高松ファイブアローズは創設当時にウチの青木幹典HCが率いた事があり、その時に最優秀コーチの賞をもらっているだけに、本人としても特別な思い入れのある試合だったんじゃないだろうか。
その高松も青木HCが在籍していた頃は2位になった事もある強豪チームだったが、大口スポンサーが撤退してからはクラブの経営状態が思わしくなく、それと同時にチーム力も落ちて、今年の成績もここまで44試合で僅か2勝しかあげられず非常に苦しい状況だ。

そんな古巣の苦境を憂い、昨日の試合後のセレモニーで青木HCはこう挨拶した。

「以前私が率いていた高松は、今は非常に苦しい状況にあります。でも、そんな苦しい中でも、今日の試合でも最後まで諦めずボールを追い続ける姿勢には胸を打たれました。私達も、これから様々な困難が待ち受けているかもしれませんが、今日の高松を見習って、どんなに苦しい状況になっても決して諦めずに戦えるようなチームを目指していきたいと思います。」
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確かに高松は、どんなにウチが点を取っても圧倒的なアウェイの空気の中でも、コツコツと取り返して4Qの半分まではリードしていたし、最後の最後までファールゲームを仕掛けて諦める素振りを全く感じさせなかった。
また、数は少ないながらはるばる高松からブースターが駆け付けて最後までチームの勝利を信じて応援していて、そのひたむきな姿には敵ながら本当に素晴らしく思えた。

思えば、自分が熱烈に応援している栃木日光アイスバックスも、度重なるクラブ解散や選手への給料遅配などの危機にも決して諦めずに活動を続けていき、また1~2年で消えて無くなって当然のクラブを熱烈なファンが必死で支えて12年間も生き長らえさせ、遂にはアジアリーグ準優勝という快挙を達成したが、自分もそんな歴史にほんの少しではあるが関わっていたので、この青木HCの言葉はズシンと胸の中に響いた。

この言葉は、ウォリアーズはもちろんパルセイロを初め全てのスポーツクラブに当てはまる事だし、選手やクラブ関係者だけではなく、ブースターやサポーターにも当てはまる事だ。

パルセイロも、J昇格に関してはスタジアムや観客動員などに課題はあるが、それらはクラブの存続に関わるほどの危機的な問題ではなく、今は概ね順風満帆に成長してきている。
それにウォーリアーズも参入1年目にしてチェアマンも驚くような熱いブーストで素晴らしい船出となっているし、グランセローズも戦績はともかく球団経営は他所から視察が来るほどあの手この手の戦略で健全経営を続けている。

でも高松やバックスのように、いつ何時クラブ運営の危機が襲ってくるか分からない。
その時に、クラブもサポもどこまで腹をくくって襲ってくる問題に立ち向かっていけるかが重要だと思う。

今回、対戦相手を敬う心やファンとして決して諦めず愛するチームを応援する強い気持ちを再認識させてくれた青木HCに感謝し、またこの先もずっとずっとウォリアーズを率いて我々に素晴らしい試合をたくさん見せてほしいと強く感じた次第である。
bjリーグ2011-2012 vs高松ファイブアローズ@長野(2)
昨夜は久々のホームゲームで後半怒涛の追い上げで逆転勝利を果たしたウォリアーズ。

長野市での開催は今シーズン最後となる今日は、チケットほぼ完売となる1550人のブースターが東和田の運動公園総合体育館に詰めかけたが、この大勢の声援を受けてホーム連勝を飾る事はできるか、その結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 92(24-21・19-20・17-22・32-18)81 高松ファイブアローズ
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今日のウォリアーズは立ち上がりからエンジン全開で、ティップオフのボールを取ると立て続けに4連続ゴールで8点を先行し、高松が開始早々2分に堪らず60秒タイムアウトを取る有様で、スタンドも早くもヒートアップ。

しかし、これでちょっと調子ぶっコイてしまったか、ダンクやシュートブロックなど派手なプレーは多いものの全体的にプレーが雑になってシュートが入らなくなり、また勢いあまって余計なファールも多くもらってしまい、堅実に確実にシュートを決めてくる高松にじわじわと追い上げられ、2Qの中盤には逆に一時最大4点のビハインドとなるなど試合が安定せず、どうにかこうにか2点リードという危なっかしい点差でハーフタイムへ。

とにかく全体的には圧倒的にウチが押しているし、豪快なプレーの連続で会場の空気もイケイケなのに、全く点差が離れずキツネにつままれたような感じがしたし、こういった流れの試合は得てして落とし穴にハマってしまうものだ・・・というイヤ~な予感を持って後半に突入したが、その悪い予感が的中したように、3Qはウチのフィールドゴールアベレージがガクンと落ち、また高松に3Pやダンクを次々に決められ、遂には3点ビハインドで3Qを終えてしまう。

更には、今日はダンクにシュートブロックに攻守両方のゴール下を制する大活躍の#34タイラー・ヒューズが、3Qを終わった時点で4ファールとなってあと1つファールを犯せば退場、その他にも#6斎藤崇人や#24リー・ロバーツなど主力に3ファールが多く、ヘタにファールを犯せないという崖っぷちに追い込まれてしまった。

そして迎えた4Q、立ち上がりは相変わらず高松の堅実なプレーが目立ったが、それでも何とかウチも大勢のブースターの声援を受けてじわじわと追い上げていき、残り5分を切ったところで#5デレク・ライヴィオの3Pが決まり遂に再逆転して、そのままオフィシャルタイムアウトという最高のタイミング。

これでグッと流れを引き寄せたウォリアーズは、その後はしつこく追いすがる高松の攻撃や#24リーの5ファール退場という逆境を何とかこらえ、残り1分のところで#6崇人の放った3Pシュートが決まって5点差としたところでようやく勝利を確信。

後は昨日と同じく高松のファールゲームをやり過ごしてゲームオーバー。
本当に苦しみながらも、執念でホーム2連勝をもぎ取った。

今日の試合に関しては、最終的に勝てたから良かったようなものの、自分もちょっと辛口の批評をせざるを得ない。
確かに『魅せるバスケ』というウォリアーズの方針からいけば、今日のような試合は派手なダンクやシュートブロックが多かったし、最後までハラハラ・ドキドキでエンターテイメントとしては最高の試合だった。
でも、高松の堅実に得点を重ねていく姿を見るに付け、ウチのプレーの雑さが余計に際立ち、「もう少し楽に勝てたんじゃないか・・・」という印象が強かった。

もちろん、自分は青木HCが掲げる『魅せるバスケ』の方針には大賛成だし、それを具現化しているウォリアーズの選手達は大いに評価しているが、もうシーズンも終盤になっている今、そろそろもう1段階成長して少し落ち着いたバスケも見せてほしい・・・という願望が強い。

まぁ、何はともあれ県都・長野市での今季最後の試合を勝利で飾れて本当によかった。
チームは現在7位でプレーオフ進出となる6位まではあと一歩ながら、その6位とは6ゲーム差と少々離れており、参入1年目でのプレーオフ進出のためには1つも負けられない厳しい状態ではあるが、最終的な結果はどうなろうとも、この長野市でのシリーズのように最後まで諦めずに全力でプレーする姿を、我々ブースターに見せ続けてほしいと願っている。
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