ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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JFL2012第18節 vs佐川印刷SC
“梅雨の晴れ間”といえば聞こえはいいが、晴れたうえにこの時期特有の高湿度で非常にムシ暑かった今日の南長野。
そんなダルい天候の中で行われる後半戦最初の試合は、ウチがこれまで1点も取る事ができないでいる“大苦手”の佐川印刷SCが相手とあって、またドン引きの守備に攻めあぐねる姿を想像すると、気持ちも余計ダルくなる。

今日は0-0のスコアレスドローの場合、勝ち点は1つ積み上がるけど完全に相手のゲームプラン通りとなり、実質的にはウチの“負け”である。
どんなに不恰好でもいいから、何が何でも点を取って勝たねばならない。

先々週、3100人の大観衆プラス東京からの“客人”の前で大恥をさらしてから、先週は苦しみながらも何とか2連勝して帰ってきた南長野で、今後のリーグ戦浮沈の鍵を握る重要な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(0-0・2-1)1 佐川印刷SC

携帯のJFL公式サイトでこの試合の速報を見ると、【前半開始】の後に何のトピックも立たずに【前半終了】と出てくるが、前半はまさにこの速報の通り、ほとんど起伏のない試合運び。
印刷は前線から最終ラインまでを非常にコンパクトに保ち、ウチがボールを持つと全員が自陣にこもって守りを固めほとんどスコアリングチャンスを作れず、逆に相手の正確なフィードとスピード感あるカウンターに苦しめられる。

ウチも何とか相手の固い守備を崩そうと、これまでの3試合よりは「前へ攻めよう」という努力は見られたものの、結果的にはこれまでと同じく相手の術中にハマってしまったような展開に、前半終了時には「またしても相手の思うツボか・・・」と地団駄を踏みたくなるような気分だった。
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そして、それまでほとんど無風だったのがウチが風上側となる北風が吹いてきて気温も湿度も幾分和らいだ後半、ウチは9分に#8田中恵太・18分に#17松尾と、これまでより早い時間帯に掻き回せる選手を投入すると、徐々にウチの攻撃にリズムが出てくる。
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そんな中、“珍事件”は起こった。
後半31分、#10宇野沢の放った鋭いミドルシュートが横っ飛びの相手GKの手をかすめてゴール右隅の外へ。
「あ~、惜しい・・・」と思ったが、選手達は大喜びでウノに抱きつき、主審も何となくセンターサークルを指差してゴールの判定。
シュートスピードが早くて自分の目では見えなかったが、どうやらボールはゴールの枠を捉え、そのままネットの継ぎ目から外へ出たらしい。(あるいはウノのシュートの威力にネットが破けたか?)

「ん~、ちょっと喜ぶタイミングを逃しちゃったけど、まぁ記念すべき印刷からの初ゴールだし・・・」と、とりあえずこちらも立ち上がってガッツポーズを作ったが、その直後、副審から“物言い”がつき、それでアッサリと判定が覆りノーゴールとなってしまう。

これにはウチの選手やベンチが血相を変えて猛抗議。
普通、あれだけ詰め寄って抗議すると主審がイエローを出して事態を収拾させるものだが、選手達のあまりに真剣な表情に気圧されて(あと、主審も判定に自信がなかったんでしょうな・・・)問題のゴールネットを“現場検証”し、その結果再び判定が覆りゴールと認定!
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ふぅ~、手こずらせやがって・・・
でも、ドン引きの相手に先制したらコッチのもの。
向こうは追い付こうとラインを上げてこざるを得なくなるから、そうすればウチにも追加点のチャンスが増えるぞ・・・と期待していたが、そこはさすが百戦錬磨の佐川印刷、そう易々と崩れてはくれない。
後半42分、追加点を取ろうと手薄になったサイドを突かれ、クロスをドンピシャ頭で合わされ痛恨の失点。

またしても終了間際の失点で勝ち星を逃してしまうのか・・・と重苦しい空気がスタンドに漂ったが、しかしそれも一瞬で、「まだ時間はあるゾ!!」と檄が飛び、選手を鼓舞する大きな手拍子が湧き上がった。
自分も必死で声を飛ばしていたが、周囲の観客の勝利を欲するアツさにちょっとビックリしてしまった。

そして、そんな最高の雰囲気が選手達を後押しし、ロスタイム突入直前、#19向からのクロスを#8田中恵太が合わせ、GKが弾いたこぼれ球を#17松尾が押し込み、あれだけ固かった印刷の守備陣から2点目を奪って土壇場で再び勝ち越し!!
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このゴールの直後、1点目のゴタゴタの影響もあり5分という長いロスタイムが表示されたが、最後の反撃も何とか凌ぎ切り、大の苦手だった佐川印刷から嬉しい嬉しい初勝利をゲットした。

この試合のMVPはもちろん決勝弾を叩き込んだ松尾昇悟選手だが、土壇場で同点にされる苦しい展開の中、これまでのように下を向かずに最後まで必死にゴールに向かっていった選手全員の強い気持ちと、選手をそういう気持ちにさせたスタンドの後押しで掴んだ勝利で、まさに今年のスローガン『Run All』を具現化したものだろう。

冷静に試合を分析すればまだまだ課題も多く、決して満足できるような内容ではないのかもしれないが、大苦手のチーム相手に苦しみながらも全員で勝利を掴み取った事は非常に大きい。
ここまでチームの雰囲気も少々停滞気味だったけど、この勝利で再びグッと流れがウチに来そうな予感もする。
シーズン終了後に、今年のウチのターニングポイントとして採り上げられそうな、そんな素晴らしい試合だった。

試合後、選手達はよっぽど嬉しかったのか、ゴール裏で“シャナナ”のチャントに合わせ、サポと同じく肩組み合ってラインダンスを披露。
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これから、この光景が勝ち試合の後の“お約束”になるのかな?
だとすれば、これからこのシーンがいっぱい見られたらいいな~~♪
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JFL2012第17節 vsSAGAWA SHIGA FC@PV&前半戦総括
今日のパルセイロはアウェイのSAGAWA SHIGA FC戦。
会場の滋賀県佐川守山競技場は自分の中での“日帰り遠征圏内”だけに、今年もあの風光明媚な琵琶湖畔のスタジアムに是非とも行きたかったが、諸般の事情でお留守番となり、トイーゴ広場で行われたパブリックビューイング(PV)で試合を見守る事となった。

このPVも過去に何回か行われていたが、自分は今回が初体験。
中継開始の12時半頃に会場に着くと、既にオレンジのユニやタオマフを身に付けた熱心なサポが結構集まっており、善光寺表参道のド真ん中に南長野が引っ越して来たようないい雰囲気。

そんな“お留守番組”の熱気が遠く琵琶湖のほとりまで届いたか。
強敵・SAGAWAに挑む前半戦最後の試合の結果は以下の通り。

SAGAWA SHIGA FC 0(0-1・0-0)1 AC長野パルセイロ
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試合はやはり組織的なポゼッションサッカーに長けるSAGAWAがボールを支配し、ウチは防戦の時間が長かったが、前半23分に得たコーナーキックをニアの#10宇野沢が頭で後ろへ擦らせる技ありのゴールが決まり待望の先取点!
その後はウチの攻め込む機会も多くなり、後半には何度か惜しいチャンスもあったものの最後の一押しが出ずに追加点を奪えなかったが、SAGAWAの反撃も何とか凌いで“虎の子”の1点を最後まで守り抜き、厳しい戦いを勝利で飾る事ができた。

ウチの絶好調時から比べれば、今日の内容も“快勝”と呼ぶにはあと一歩・・・という感じだったけど、全員が頑張って試合巧者のSAGAWAから初の勝ち点をゲットし、“鬼門”だった関西遠征も4連敗で終止符を打つ事ができ、とにかく今のチーム状態で難敵相手に勝つ事ができてホッとした。

また怪我のリハビリで長い間戦列を離れていた#2籾谷が後半ロスタイムに出場し、ほんの僅かなプレー時間ながら復活を果たすなど明るい材料もあった。
(背番号2がピッチに入る時は、得点シーンよりも大きな拍手が会場から沸き起こった。おかえりなさい、モミ!みんなこの時が来るのを待ってたぞ!!)

これでJFLも全日程の半分を消化し、パルセイロは10勝2分4敗の2位で折り返しとなった。
結果的には当面の目標だった天皇杯のJFLシードにあと一歩及ばなかったが、ここまでのウチの戦いぶりを考えると、この順位はむしろ“出来過ぎ”なんじゃないかと思う。

去年は“JFL1年生”として、ノビノビとしたパスサッカーでリーグに旋風を巻き起こしたが、今年は“前年度2位の強豪チーム”として各チームから研究され、特にキーマンとなる#5大橋・#10宇野沢・#19向の“ベストイレブン・トリオ”が徹底的なマークにあって自分達のサッカーをやらせてもらえず、ウチらしくない受け身に回るプレーも多く見受けられた。

もっとも、これらの事は自分も想定の範囲内だったし、チームも織り込み済みだろう。
むしろ、怪我人も多かった中、また控え選手の底上げもなく厳しい台所事情の中、なんとか選手やフォーメーションをやりくりして、内容がパッとしないなりによく踏ん張っているんじゃないかと思うし、そういった苦しい試合でも結果を出せるようになったあたりが、今年のウチが成長したポイントだと思う。

ここまでホームゲームが10試合と多かった分、これからはアウェイが増え、ただでさえ疲労が蓄積している上に、厳しい夏の暑さの中で九州・四国・東北と遠距離での試合が続き、コンディションの維持も大変になってくるだろう。
そんな中でウチがこの順位をキープし、最終的に優勝に辿り着くためには、各チームの厳しいマークを撃破するだけの更なる進化と強い気持ちが必要だ。
そのためにも、現状に満足せず常に挑戦者の気持ちを持ち、決して受け身にならず「前へ、前へ」の積極果敢なプレーを忘れずにいてほしい。

それから、後半戦に向けて自分が最も声を大にして言いたいのは、ベンチ外でくすぶっている控え選手達の奮起だ。

今年の新入団選手9名(GKの2名は除く)のうち、実際に試合に出て活躍しているのは#4川邊・#6佐田・#7佐藤・#8田中恵太・#17松尾の5名だけで、あとの4名はほとんど試合に出ていない。
去年は、僅か1年でチームを去った選手達も含めて全員が何試合か出場し、皆それなりに結果を出したり印象に残る活躍をしていたのに、今年は試合に出る新戦力が限られており、厳しい台所事情に拍車を掛けているような気がする。

まぁ、今年は新卒選手が多いから、社会人としての経験も少なく、去年までと単純に比較できない面もあるかもしれないが、それにしたってこれら若手が頑張ってレギュラー陣を脅かすようにならないと、チームの更なる成長は難しいものがあるだろう。

自分は選手の顔や名前や背番号を覚える際、選手名鑑を見て暗記するのが苦手で、実際のプレーを見ないと覚えられないので、平日の練習やトレーニングマッチに足を運べない現状の中では、試合前にベンチに荷物を運んだり試合後にゲートで見送りをしてくれる若手を見ても、正直言って誰が何という名前なのか分からない選手が多い。

そんな自分に「オレが○○番の××だ!よーく覚えとけ、コノヤロウ!!」と一喝するような活躍を見せてほしい。

新卒の選手達にとっては、Jリーグのチームほどではないにせよ、JFLで去年2位につけたチームに入れた事は、それ自体が光栄な事なのかもしれない。
でも、ウチはまだまだ入団できただけでステータスを得られるほどのチームじゃないし、もしそんなチームだったとしても、現状に満足しているような選手はチームとして必要としない。

まだ全国リーグにデビューして2年目という“ヒヨッ子”チームにとって、その輝かしい未来を築くためには彼ら新卒選手の成長が不可欠だ。
#14高野選手が新卒から実力でポジションを掴み取ったように、後半戦は現在試合に出ていない若手選手が奮起して、レギュラー陣を慌てさせ監督がスタメンの編成に頭を悩ませるくらいの活躍をしてくれる事を切に望んでいる。

ともあれ、折り返しで一息入れる暇もなく、もう次の土曜日には後半戦最初の試合がやってくる。
その相手は、ここまでまだウチが1点もあげられていない“大苦手”の佐川印刷SCだ。

過去3試合は、いずれも相手の“ドン引き”の守備の前に横パスを回すばかりで、そのうちアウェイの2試合はものの見事なカウンターにあっさりヤラれて1分2敗という悔しい結果となっている。

そんな堅守の印刷に勝つには、その厚い壁を突き破るような強い気持ちがなくてはならない。
これまでのように受け身に回って攻めあぐねては、また相手の術中にハマってしまうだけだろう。

今週末の南長野では、“対印刷戦”というだけでなく、最近の停滞気味なチーム状況を打ち破るような、多少強引でもいいから思い切りのよい戦いぶりで、スカッと快勝してくれる事を願っている。
今更ながらJFL2012第16節 vsHOYO AC ELAN 大分
さて、もうあれから2日が経ってしまったけど、当日のBCLの記事の中でチラッと書いた通り、散々だった一昨日の件について自分の思いを書かせていただきます。

AC長野パルセイロ 1(0-1・1-1)2 HOYO AC ELAN 大分


前の夜から朝方までガッツリ降っていた雨も予報に反して昼前には上がった土曜日は、サッカー解説者の武田修宏氏や、モーニング娘。OGの“よっすぃ~”こと吉澤ひとみさんと“チャーミー”こと石川梨華さんなど、豪華ゲストを迎えて南長野でサッカーイベントがあった。
MCさんの進行も軽妙で、少年サッカーチームが参加してのリフティング大会やシュートビンゴでスタンドも盛り上がったし、フットサルのミニゲームでは、自身もハロプロのフットサルチームでプレーするよっすぃ~とチャーミーに加え、解説に回っていた武田氏も飛び入り参加して、ゲストや子供達のナイスプレーも飛び出して本当に楽しいイベントだった。
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あ、それと、その後で何だか知らないけどサッカーの試合があったので“ついで”に見てみたんだけど、あのオレンジの方ってメッチャ弱かったね~。
アレ、何ていう名前のチーム??

・・・・と、長い前フリで現実逃避したいくらい酷かったこの試合。

今度こそ“テレビ中継のある試合で勝てない”というアホらしいジンクスを払拭してほしいと願っていたのに、開始早々にあっさり失点してスタンドの空気を固めてしまうと、ウチの悪い癖の見本市のような無様な試合内容で、久々に3000人を超えた大勢の観客を激しく失望させた。

試合後、スタンドに挨拶に向かう選手達に、滅多にブーイングしないゴール裏から激しい怒号が飛んだ。
そりゃそうだ。いくら前向きで紳士的なサポだって、あんな試合を見せつけられてはブーイングしない方がおかしいし、自分も、“ロスタイム病”で勝ちを逃した金沢戦も0-4の大敗を喫したアウェイ・Honda戦も試合後は次への奮起を期して激励の拍手を贈っていたが、この試合では選手達がメインスタンドに来ても怒り心頭で腕を組んだままだった。

でもあの時の自分の本当に率直な感情として、“怒り”とか“落胆”とかよりも、この試合のために尽力してくれた方々や、初めて南長野に足を運んでくださった観客の方々に対する“申し訳なさ”や“恥ずかしさ”の方が勝っていた。

下世話ながらギャラを貰っての“お仕事”とはいえ、3部リーグの何の縁もない田舎チームのためにわざわざ東京から出かけてきた吉澤・石川のお二人には、重苦しい空気が漂う試合中に、まるで“罰ゲーム”のようなコメントに苦しむ辛いレポートをやらせてしまったし、イベントのオープニングで「薩川さんが面白いチームを作ったと噂に聞いていたので楽しみに来ました」と語っていた武田修宏氏の期待も大きく裏切ってしまった。

それに、イベントで会場を盛り上げて是非とも勝ちゲームを届けたいと奮闘したテレビ信州のスタッフの方々や、この機会に地元の強いチームを見てみるか・・・と足を運んでくれた初観戦の観客の方々などに対して、僭越ながら長年このチームを追いかけ「オラが街の自慢のチームだ!」とこのブログで煽ってきた身として、「こんなヒドい試合に付き合わせてしまい申し訳ない」という気持ちでいっぱいだったし、穴があったら入りたいくらい恥ずかしかった。

しかしそれにしても、本当にウチはテレビ中継や観客3000人超の試合に勝てませんな。
ここまでくると、もう“ジンクス”の枠を飛び越えて“伝説”の域に達しつつあるんじゃないか?
こうなったら、後期のホームゲームは全て無観客試合にしましょうか。
そうすりゃウチは南長野では連戦連勝だゼ!!

・・・と、次の試合に向けて選手もサポも気持ちを切り替えようとしているところ、今更ながら思いっ切り悪態をついて話を蒸し返してしまい申し訳ないが、自分の心の中の整理のためにもこの件はスルーしたくなかったので、どうかお許し願いたい。
こんな記事を書くのも、パルセイロというクラブを心底愛しているから・・・という事でご理解くださいませ。

さて、こうしている間にもどんどん時は進んでいく。
次の試合はもう明後日、5月に雷によりノーゲームとなったアウェイ・栃木ウーヴァ戦が中3日で控えており、更にそこから中3日で再びアウェイでSAGAWA SHIGA FCとの対戦となる。

栃木は現在最下位とはいえ、大分のようにどんな相手にも真っ向勝負を挑む気持ちの強さがあり、ノーゲームとなった5月の試合も内容はほとんど互角だったので、土曜日のような気持ちで臨めば絶対に同じ轍を踏んでしまうだろう。
また、昨年度覇者のSAGAWAも今年はここまで11位と低迷しているが、勝ち点はウチと4つしか離れていないし、去年ウチが勝ち点を取れなかった唯一のチームだけに、今の順位は頭から離して“挑戦者”として臨まなければならない。

東へ西へのイレギュラーなアウェイ2連戦でキツい日程になるが、土曜日に受けた屈辱を決して忘れず、完全アウェイの中で堂々と戦いを挑み正攻法でウチを撃破したHOYO大分の素晴らしい姿勢と強い気持ちを見習って、石にかじり付いてでも勝ち点6を持ち帰ってきてほしい。

自分は残念ながら2試合とも“お留守番”となるが、30日のホームゲームでは、この一件を乗り越え一皮むけて真に強くなったパルセイロが見られる事を期待している。
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PCL2012第11節 vsジュ ブリーレ鹿児島
昨日のハッキリしない天候から一転、今日は朝方までの雨も上がり、試合開始前にはまぶしい太陽が照りつけ少々蒸し暑さも感じる南長野。
この天候と同じように、昨日のトップチーム憤死のウサを晴らすようなレディースのホーム初勝利を期待した今日の試合だったが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(2-3・0-0)3 ジュ ブリーレ鹿児島

今日は、前節に足を痛め途中退場した#16波多野早がベンチを外れ、また前節ベンチ外だった#18田中菜実も一応リザーブには名を連ねているものの、まだ怪我が完治せず復帰できる状態ではなく、ボランチの#7高木奈央とサイドバックの#3山下真弓をCBに据える布陣で臨んだ。

ここのところ毎週のように怪我人が出て、その度にディフェンスラインの陣容が変わる苦しい状況が続いているが、今日もそんな不安定な守備陣の隙を付かれ、早くも前半9分にミドルシュートを決められて先制を許してしまうと、26分にも相手の積極的な攻撃に守備が簡単に崩されて2失点目。

こんな感じで、今日のレディースはここ数試合の上位陣との対戦で見せたような積極的なプレスや粘り強い守備が影を潜め、相手にガンガン押し込まれて受け身に回っている印象で、見ていて何とももどかしいような物足りないような印象を受けていたが、前半も終わりが見えてきた40分、長野が誇る“かっとび娘”こと#11橋浦さつきが高い位置でボールを持つとそのまま相手DFを振り切り、GKと1対1からゴールへ突き刺す彼女らしい得点で反撃のノロシを上げると、その1分後、こんどは長野の“ドリブル・クイーン”こと#10浦崎優香が持ち前のドリブルで切れ込み、これもフリーでのシュートが決まり、電光石火の同点劇にスタンドも一気にヒートアップ!

しかし、これで流れはウチに傾いたと思ったのも束の間、すぐに鹿児島の速攻に守備陣が付いていけず、盛り上がりに水を注されるような手痛い3失点目。

後半に入ると、ウチもようやく前へ向かうプレーが多くなり、何度か大きなチャンスもあったもののあと一歩決め切れず、結局は前半の得点のままタイムアップ。
順位浮上が掛かった大事な直接対決を勝利で飾る事はできなかった。

前節の日体大戦は、積極果敢なプレスで相手を苦しめ、負けはしたものの今後に希望を持たせるような戦いを演じたので、今日も相手を圧倒するようなハードワークを期待していたのだが、特に前半はコッチがやらなければならない事を逆に相手にやられてしまい、ゴールまで行った2つのプレー以外は終始受け身に回ってしまった。

今日のような展開は5月に見たアウェイのJSCレディース戦と同じように感じたし、もう少しさかのぼれば去年の10月にアルウィンサブグランドで行われた全女北信越予選プレーオフの信州大学戦でも、こんなような受け身の試合をしてしまった事を思い出した。

女子サッカーは男子よりも上位と下位の実力差が大きく、ウチのような下位に甘んじているチームにとって、常盤木やFC高梁などの上位チームとは、男子で例えればJFL下位チームとJ2上位チームくらいの開きがあると思うが、それでもそんな上位チームとの対戦では最後まで諦めずボールを追い続ける姿勢を見せてくれるのに、同格や格下チームとの対戦では、途端に受け身に回ってしまうのはナゼだろう?

ちょっとキツい言い方だけど、ウチが相手を選んで楽な試合をしようなんて10年早い!
一人で状況を打破できるスター選手もおらず、これがハマればゴールできるという明確な戦術もまだ確立されていないウチにとっては、相手がどこであれ積極的に前を向いてプレーする姿勢こそが生命線であり、強豪相手でも最後まで諦めずハードワークするからこそ、サポもどんなに負けが込んでも、そんな彼女達の姿勢に打たれ熱心に会場に足を運んで声援を送ってくれるんである。

今日の試合も、少なくとも後半のような前へ向かう姿勢を最初から出していれば結果は違うものになっていただろうし、たとえ結果は同じでも次に繋がるものを得られたはずだ。

そういった意味で、今日の負けはちょっと悔いの残るものだった。

これで今年のチャレンジリーグも一通りの対戦を終え、次節からは後半戦に突入する。
ウチはとにかく怪我人が多く、特にディフェンスラインのメンバーが固定できずに安定したチームが作れず苦労も絶えないし、平日の昼間はそれぞれ仕事を抱えている選手達にとって、疲れも溜まって大変な時期だとは思うが、前を向いて戦う強い気持ちを忘れず、どんな相手にもチャレンジャー精神でぶつかっていってほしい。

がんばれ、レディース! ここから巻き返そうぜ!!
JFL第16節・・・じゃなくてBCL2012 vs福井・前期5回戦@長野
今日は15時から球技場でJFL、18時半からオリスタでBCLと、今季初の“南長野ダブルヘッダー”という事で、自分ももちろん家から両方のグッズ一式をクルマに積み込み、両方の試合を観戦した。

で、普通なら今日は時系列的にも優先順位の面からも昼間のJFLの記事をアップするところだが、なにしろその肝心の試合が目に余る“クソゲーム”(←表現は悪いけどこれが今日の試合に対する自分の偽らざる感想です・・・)だったので、今日は本ブログにおけるパルセイロへの“天罰”として、今日のアップの優先権をグランセローズに譲りたいと思います。
この近年まれに見るクソゲームの記事は、明日のレディース記事を挟んで、自分のほとぼりが冷めた月曜日以降にアップしたいと思います。

・・・てな訳で、頭から湯気を立てながら駐車場の愛車に戻り、パルセイロのユニを脱ぎ捨ててセローズの帽子を被り、気持ちをガラッと切り替えてお隣のオリスタへ。

グランセローズも開幕当初は引き分けを挟んで6連敗と思いっ切りコケたけど、最近は引き分けを挟んで4連勝したり、逆転サヨナラ勝ちをしたりと調子が上向きで、ドッサリ抱えていた借金もあと2つで返済できるところまできた。

昼間に不甲斐ない試合を演じた#5大橋・#10宇野沢・#19向のパルセイロ看板3選手が始球式をするという事で、オレンジのユニやタオマフを身に付けたパルサポの方々もスタンドを埋めたこの試合、北陸ディビジョンで現在2位の福井ミラクルエレファンツ相手に勝利を収めることができたか、その結果は以下の通り。

 福井ME : 000 000 000 = 0
 信濃GS : 000 010 00X = 1
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今日のセローズの先発#19高田は、持ち前のコントロールの良さで打たせて取るピッチングが冴え渡る。
3回に無死2塁のピンチを迎えるも、後続を落ち着いて凡打に仕留めるなど、変に力んで四球などで自滅する事なく、実に安定したピッチングだ。
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一方、福井の先発#66福泉も、高田に負けないコントロールでセローズ打線から凡打の山を築く。
この福泉という投手、打者からは「打ちごろ!」と思わせるようなオイシイ球筋に見えるのか、セローズの打者は早いカウントから積極的に打っていくのだが、コチラから見るといずれも“打たされた”感が強く、ほとんどの打球は芯を外され力ない打球となってしまい、『投球術』という面では高田よりも上のように感じた。

そんな両“技巧派”投手の投げ合いとなったこの試合、点が動いたのは5回裏。
先頭打者の5番#1大平が1塁線を痛烈に破る二塁打を放つと、進塁打と四球で2死1・3塁から9番#7松本が1-2塁間をシブく破るタイムリーヒットで遂にセローズが先取点!
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続く1番#0今村もいい当たりを放ったのだが、惜しくもあとひと伸び足りずレフトフライに倒れると、その後はまた高田・福泉両投手の“凡打ショー”が幕を開け、両チーム目立ったピンチもチャンスもなく、実に速いテンポで試合が進み、あっという間の最終回も高田がしっかり3人で片付け、見事に“虎の子”の1点を守り抜き完封勝利を飾った。
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この試合は、とにかく1にも2にも高田の好投に尽きるが、相手の福泉も実に素晴らしい内容だった。
また、両者の打たせて取るピッチングはバックの野手がしっかりしていなければ成り立たないが、今日は両チームともつまらないエラーは皆無。
しかも、試合時間もサッカー並の2時間ジャストと、非常に締まった玄人好みのナイスゲームで、昼間のボロカスな試合の“お口直し”には最高の試合となった。

今日は上信越ディビジョン首位の新潟も勝ったので、前期は残り9試合(新潟は11試合)で新潟に優勝マジック8が点灯している。
でも、しぶとく喰らい付いていけばまだまだチャンスはあるし、今日のような接戦をモノにできるだけの戦い方ができれば、たとえ前期優勝は無理でも、後期に希望を繋げる事ができる。

まだまだ気の抜けない戦いが続くが、一つでも多くの勝ち星を積み上げ、最後まで諦めずに新潟を追い込んでいってほしい。
PCL2012第10節 vs日本体育大学
関東甲信地方は昨日梅雨入りしたようで、長野市も昨日に引き続き午前中は雨模様だったが、幸いお昼前には回復して日も射すようになり一安心。
思えば今季は、トップチームも含めて南長野でのホームゲームは天候に振り回される試合が多く、これから梅雨明けまではこういったハッキリしない空模様が続きそうだが、せめて昨日や今日のように試合時間だけは雨も止んで、選手にも観客にも良いコンディションの中でプレーさせてほしいものだ。

さて、レディースのホーム3連戦第2ラウンドの相手・日本体育大学は、個人的には過去2年の戦績から常盤木学園やJFAアカデミー福島に次ぐ“3番手”という印象を持っているが、今年はここまでこれら2チームを抑えてFC高梁に続き堂々2位につけている。

そんな好調な実力派チームに、前節の試合で個人的に成長の手応えを感じたレディースがどこまで食い下がれるかが注目の試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 0(0-2・0-4)6 日本体育大学

前節に5月のJSCレディース戦で負傷した#17北川みなもが復帰してホッとしたのも束の間、今日は守備の大黒柱・#18田中菜実が欠場。
そういえば先週の試合中に嫌な痛め方をして心配していたが、試合前の練習中にアシストしている時に少々びっこを引いて歩いており、あの時のヤツは思いのほか大きなダメージだったようだ。
今年のレディースの守備は田中がいてこそであり、これが大きな怪我でなければいいが・・・

そんな不安を抱えるレディースだが、今日は最初から積極的に高い位置でプレスを仕掛けていき、開始早々に#11橋浦さつきがターンオーバーでGKと1対1になる大チャンスもあったが、そこで一瞬迷いがでてシュートのタイミングがワンテンポ遅れ、惜しくもGKにセーブされてしまう。

するとその直後、今度は日体大が全く同じような場面を作り、こちらは#20植村祥子に冷静かつ正確にゴール右隅に流し込まれて失点。
この2つの似通ったシーンに両者の判断力やシュート力の差が如実に表れており、悔しいけれど興味深い対比だった。

そんな感じで早くも4分に失点してしまったものの、その後もウチは積極果敢なプレスの手を緩めず、強豪相手に互角の戦いを演じて見せ、35分にまたしても#20植村の個人技による突破で追加点を取られてしまうも、前半を終わっての印象は、今までのように一方的にヤラれているのではなく、十分に“試合”になっている感じだった。

しかし、後半開始早々にみたび#20植村に守備陣が振り切られハットトリックを許してしまうと、それで少し集中力が切れたか前半のような積極的なプレスが影を潜めてしまい、徐々に相手に自陣でボールを回されるようになると、CBの#16波多野早が足を痛めて退場し手薄になった守備陣の隙を付いて、またまたまたしても#20植村に決められダメ押しの4失点目。

その後は、ウチも何とか得点しようと食い下がるも、前半の積極策が裏目に出てスタミナ切れとなったか守備陣の足が止まってきたところで、4得点の植村に代わって入った#11工藤麻未に2得点を決められ、終わってみれば6失点の惨敗で、元々の両者の実力差と現在の勢いの差がハッキリ表れた試合となってしまった。

そんな訳で、結果的には常盤木学園戦とベガルタ仙台レディース戦に続く今季最多失点での敗戦となってしまい、試合後の選手達はさすがに大きなダメージを受けたように疲れ切った表情をしていたが、自分としては彼女達の戦い振りを思うと点差ほどのショックは受けなかった。

今日の失点は全て植村と工藤という2人の個人技にヤラれたもので、相手の攻撃に守備陣がガタガタに崩されての失点や凡ミスによる失点はほとんど無く、過去2年間この対戦を見てきた者としては、田中という守備の大黒柱不在の中でよく頑張ったんじゃないかと思う。

もっとも、そんな危険な選手に何度も何度も簡単にスルーパスを通してしまったり突破を許してしまったりするところは大きな問題であり、相対的なスピードの遅さや球際の弱さは如何ともしがたいものがあるが、少し違った見方をすれば、こういった個々の実力差によるものはいくら埋めようと頑張っても追いつかない部分があるのが現実で、現有戦力ではどうにもならない要素とも言える。
(それにしても、この植村祥子という選手はスゴかった。今年の日体大躍進の原動力もこの選手のおかげかな?)

それよりも、自分が見た限り先週と今日の2試合連続でつまらないミスによる“やらずもがな”の失点がゼロだったのは、大量失点の中の小さな救いだった。

また攻撃面でも、残念ながら無得点に終わったものの前節に引き続き可能性を感じさせてくれるようなプレーがいくつか見られたし、前半に見せた積極的なプレスはハードワークが身上のレディースらしくて見応えがあり、先述のような大きな実力差を埋めて上位陣と戦っていくためのパルセイロ・レディースとしての“武器”として、もっともっとスタミナを付けてこのプレッシングサッカーを突き詰めていくのも“あり”なんじゃないかと思った。

さぁ、いつまでも大敗に落ち込んでいないで次の試合に気持ちを切り替えよう。
ホーム3連戦のトリとなる次節は、現在ウチとは勝ち点2差で9位のジュ ブリーレ鹿児島を迎えて、下位チーム同士の順位浮上を掛けた直接対決となる。

鹿児島といえば、3年前のなでしこリーグ2部最終戦で大原学園として最後に戦った相手であり、現在の我等が頼れる守護女神・#1松本あずみ選手の古巣でもある。(リンク先の当時の記事を見ると、偶然にも鹿児島時代の松本選手が写った写真が載ってます。)

その後パルセイロへの移管式が行われたので見に行かれた方も多いだろうが、その時は現在とほとんど同じような戦力で2-0と快勝しており、今回もあの時のような試合で今季ホーム初勝利が期待される。

もっとも、相手もあれから2年間でしっかり力を付けてきているだろうし、現在の順位もあちらの方が上なのだから、こちらとしては決して油断せずチャレンジャーの気持ちを持って挑んでほしいが、松本選手が古巣相手に立ちはだかって無失点に抑えて勝利し、順位逆転で入替戦圏内から脱出できる事を願っている。
JFL2012第15節 vsV・ファーレン長崎
今日の長野市は昨夜からの雨が降ったり止んだりで、梅雨の走りを思わせるどんより肌寒い天候は、まるで今のパルセイロのチーム状態を象徴しているようだが、しかし、天候の良し悪しはお天道様に任せるよりないが、チーム状況は自分達の力で雲を晴らす事ができるし、ここは踏ん張りどころだ。

前節の大惨敗の後を受けて臨む今日の試合の相手は、ここ3試合無失点勝利をおさめ、現在リーグ最少失点で首位に立つV・ファーレン長崎。
チームの状態が芳しくない今のウチにとってはかなり大きなハードルに感じてしまうが、しかし、「負けてもともと」と思い切ってチャレンジしていくにはこれ以上ない相手だ・・・という考え方もできる。
思えば、去年の苦しかった3連敗のトンネルを脱出した試合も、下位チームとの対戦ではなく強豪の町田ゼルビア戦だった。

今後のウチの浮沈の鍵を握る重要な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-0)0 V・ファーレン長崎
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もともと個の力が高く攻撃的な長崎は、かつてガンバ大阪で“浪速のゴン”と異名をとり五輪代表候補にもなった#9中山悟志を中心にパワーとスピードある攻撃で攻め立て、序盤のウチは防戦一方の展開。
しかし、キャンプ中の大怪我から復帰した守備の要・#3大島や、開始早々相手との接触で頭に怪我を負いながらも出血止めの包帯を巻いて頑張る#4川邊を中心に、全員が体を張って必死に相手に喰らい付いていく。
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そうこうしている間にウチも徐々に攻撃の形ができてきて敵陣に攻め入るようになり、前半28分、相手ゴール前での混戦から最後は#20野澤が押し込み、大事な先取点をパルセイロがゲット!
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ここまで13試合で僅か6失点という固い長崎のゴールをこじ開けての先取点は実に大きい!
これでスタンドも俄然盛り上がってきたし、選手達の動きにもリズムが出てきたし、その後の一進一退の攻防の中でも追加点への機運がグッと高まってきたが、後半18分、相手が自陣ゴールエリアへ斬れ込んできたところを#3大島が倒してしまい、判定は無情にもPK。

これで3試合連続のPK献上という事になり、「あ~あ、これでまた振り出しか・・・」とため息が漏れたが、そのPKをナンと相手が外してしまう。
自分の席からは選手の陰でキックする場面が見えなかったので詳細は分からなかったが、雨で濡れた芝に軸足が滑ったか、フェイントをかけてやろうと変な“色気”を出してミスキックでもやらかしたか、#1諏訪が飛んだ方向とは反対側にフワッと浮き上がる力の無いボールがゴールの枠外に転がり、幸運にも九死に一生を得た。

この後も両者共に何度かチャンスを作り、こちらもウチの惜しいシュートに歓声を上げたり相手のヒヤッとするシュートに悲鳴を上げたりとドキドキ・ハラハラの攻防が続いたが、今日のウチは全員が最後まで集中力と運動量を持続して攻守に奮闘し、4分という長いロスタイムも乗り切って、タフな試合を見事勝利で飾る事ができた。
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今日は、CBの大島をあまり実戦練習もできないまま“ぶっつけ本番”で起用したり、#13藤田を1トップにして#10宇野沢を2列目に下げたりと、強豪相手に大きな賭けともいえる布陣で臨んだパルセイロ。
これについて、特に攻撃面でこのフォーメーションの変更がうまくハマったのかどうかは自分の素人目では分からないが、少なくともこれで選手達が危機感や緊張感を持ち、ここ2試合動きがバラバラで精彩を欠いていたチームに一体感が生まれ“全員攻撃・全員守備”のハードワークを取り戻せた事は確かだと思う。
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もっとも、今日は相手のシュートミスに助けられた場面も少なからずあったし、逆にウチも絶好のチャンスに決め切れないところも多かったし、“快勝”というより“辛勝”という表現の方が適当かとは思うが、こういった厳しい試合を全員の力で乗り越えられる試合運びができれば、チームの歯車も噛み合い去年終盤に見せたような快進撃の再来も期待できるだろう。

次節はホームに現在暫定14位のHOYO大分を迎えての試合。
相手は今季昇格しJFLの壁に苦しんでいるようだが、それでもハイレベルな九州リーグや過酷な地域決勝を勝ち上がってきたチームだし、初顔合わせという事であまり情報も無く不気味な存在ではある。
しかも、ウチにとって鬼門ともいえる地元地上波テレビの中継もあるし、地方都市の3部リーグには場違いじゃないかというような超有名アイドルも来るらしく、普段の南長野とは違って少々浮ついた雰囲気になるんじゃないかという懸念もある。(彼女達が来てくれる事自体は大歓迎デス♪)

いずれにしても、どこが相手だろうが決して油断する事なく、スーパーアイドルに気を取られる事なく、今日のようなチーム全体でのハードワークを肝に銘じて、テレビ中継試合連敗記録に終止符を打つ快勝といきましょう!
PCL2012第9節 vs静岡産業大学磐田ボニータ
チャレンジリーグはアウェイ2連戦を終え3週間ぶりのホームゲーム。
そして個人的には、前回のホーム・仙台戦は欠席だったので、ゴールデンウィークのアウェイ・JSCレディース戦以来約1ヶ月ぶりのレディース観戦だ。

前節は京都相手に嬉しい今季初勝利を飾ったレディースだが、今日は現在7位とリーグ中位につける静岡産業大学磐田ボニータ(←やっぱり名前長っ!)を迎えて初の連勝となるか?
梅雨の走りを思わせる雨もキックオフ直前に上がった薄暮の南長野で行われた試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(1-2・0-1)3 静岡産業大学磐田ボニータ

試合は前半開始早々の4分、サイドを突破されてクロスをゴール前フリーで詰めていた選手に決められてあっさり先制を許すが、その僅か2分後、#20内山智代の突破から得たコーナーキックを内山自らドンピシャ頭で決めてすかさず同点に。

その後、16分にゴール前のいい位置でファールを取られ、#25奥田美香のフリーキックが#1松本あずみの頭上絶妙のコースに吸い込まれる技ありのゴールで突き放されるも、今日のウチはいつものように防戦一方ではなく、積極的に前へ攻め上がりスコアリングチャンスもかなり見られ、後半に向けて期待が高まる。

そして日も暮れた後半は、両者互いに譲らぬ白熱した攻防が続くも、後半25分、前半と同じような場所で与えてしまったファールに、またしても静産大・奥田が、今度はゴール左隅の「ココしかない」という場所を狙った見事なフリーキックを決められて試合を決定付ける3失点目。

その後、ウチも何とか追いすがろうと、全選手が前へ前への高い意識で必死にゴールを狙いに行くもあと一歩およばずタイムアップ。
残念ながら連勝とはならなかった。

これで今週末は土・日とも静岡は遠州のチームに破れてしまった事になるが、しかし、全体的に覇気が感じられなかった昨日のトップチームとは全く異なり、今日のレディースはよく頑張った。

特に目を見張ったのは攻撃面で、これまでは自分達の攻撃パターンが確立されておらず、正直なところ“ゴールまでの道すじ”が全く見えてこなかったが、今日の試合では選手達の動きにしっかりした“意図”が感じられ、得点の期待感を高めてくれるプレーが多かった。

特に目を引いたのは、最近スタメンで起用されるようになった#2英(はなぶさ)美佐。
身長147cmとひときわ小柄ながら、その体格のハンデを補って余りあるハードワークとボールに対する執着心で、相手の攻撃を遅らせたりボールを奪って攻撃の起点になったりと、右サイドで存在感を放っていた。

また、これも最近は最前列でFWとしてプレーし今日もゴールを決めた#20内山智代も、豊富な運動量で攻撃のみならず前線でのフォアチェックも積極的に仕掛けるなど、攻守にわたる活躍はトップの#10宇野沢選手をほうふつとさせるし、英とは正反対に身長165cmと女子としては背が高いので、コーナーキックなどのセットプレーでも非常に利いていおり、今日も前半のゴールシーン以外にも何度か惜しい場面があった。

これらの選手の働きで、これまでただ後ろから縦にポーンと放り込むだけだったウチの攻撃にも厚みが出てきたようで、1ヶ月前に五十公野で見たJSCレディース戦の時とは見違えるような動きになっていた。

そして守備に関しても、今日は残念ながら3失点してしまったが、そのうちのフリーキックによる2失点は相手のキッカーを褒めるしかない“ビューティフル・ゴール”で、それ以外は、相手のスルーパスを少々簡単に裏に通されてしまうところはあったものの、90分間運動量と集中力をしっかり持続して、これまで毎回見られたミスによる失点を一つも与えなかったところはしっかり評価したい。

そんな訳で、結果こそ伴わなかったものの、今日の戦いぶりは今後に向けて希望が持てる内容だった。

とはいえ、今後も厳しい戦いが続く事に変わりは無いが、レディースは少しずつでも着実に成長している。
これで劇的に勝ち星を増やせるとは思っていないが、これからも毎試合強い気持ちを持って戦い、実力を一つずつ積み上げていってほしいと思う。
JFL2012第14節 vsHonda FC
前節は後半ロスタイムの失点で本当に悔しいドローとなってしまったが、約1ヶ月ぶりのアウェイでいい気分転換にもなるし、月が替わって“ツキ”も変わるし、衣替えの季節という事で気持ちも軽く涼やかな夏仕様に変えて・・・と、無理やりにでもポジティブな要素を並べて気持ちを切り替え、去年ホーム金沢戦から始まった泥沼の3連敗の時のように、悪い空気をズルズル引きずる事なくスカッと結果を出したい今日の試合。

その対戦相手のHonda FCは、ここのところ3連敗と少々不振のようだが、そうはいっても長年JFLの上位に君臨しリーグを引っ張ってきた実力派チームだし、現在の順位や去年の実績に惑わされて中途半端な気持ちで臨むと確実にシッペ返しを喰らう。

イヤな流れをスパッと断ち切り、相手に負けない強い気持ちで積極果敢な攻めの姿勢を見せる事ができるか?
チームとしての成長の真価が問われるこの試合の結果は以下の通り。

Honda FC 4(1-0・3-0)0 AC長野パルセイロ
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前記の通り相手は3連敗中とはいえ、やはりHondaはHonda。
ボールや人への寄せ、そしてやゴールへ向かうスピードと迫力は去年見た時から衰えておらず、積極的にボールを奪うと、シンプルかつスピーディーに前へパスをつなぎウチのゴールを脅かす。
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一方のウチは、そんな相手の攻撃に面喰ったか守備も全体的に受身になり、また攻撃に関しても、相手の厳しいチェックを警戒して横や後ろにパスを出すだけでなかなか敵陣深くまで攻め込めない。
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そんな感じでどちらかというとHondaが押し気味な中、前半25分、ウチが自陣で出した中途半端な横パスを完全に読んでいた相手にかっさらわれ、そのままフリーで持ち込まれて“やらずもがな”のごっつぁんゴールを決められ痛恨の先制を許す。

完全なるウチの大チョンボによる失点でイヤな雰囲気のまま迎えた後半。
是が非でも早いうちに追い付きたいところだったが、ウチは相変わらず横パスばかりでスコアリングチャンスを作れず、一方のHondaは先制して守りに入るかと思いきや、逆に前半よりも積極的に攻めてきて完全に相手に押し込まれる展開。
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それならそれで、相手が疲れて足が止まってきたところで反撃に出るというよくあるパターンを期待していたが、最近のHondaは“フィットなんちゃら”とか“CR-なんちゃら”とかハイブリッド車を多数出しているせいか、なかなか“ガス欠”にならず高い運動量をキープし、ウチのディフェンスが完全に翻弄されて後半24分に自陣ゴール前での波状攻撃に耐えかねてオウンゴールによる追加点を献上してしまうと、31分にはなおも攻撃の手を緩めずガンガン攻めてくる相手をペナルティエリア内で倒してしまいPKで決定的な3失点目。
そして39分の4失点目は、ウチのあまりの不甲斐なさに頭に血が上ってしまい、どうやってヤラれたか忘れてもーた。。。

そんな訳で、はるばる都田まで寄り道込みで5時間クルマを飛ばして見てきた試合は、自分がこのクラブを応援するようになって足掛け8年目で最多失点の、フルボッコに叩きのめされた完敗となってしまった。
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この試合を一言で言い表すなら、『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』という格言がピッタリくるだろう。
とにかく今日のウチは負けるべくして負けた。

ウチの自慢であるはずの攻撃陣は、パスを回す事だけに腐心して横パスやバックパスばかりで前へのチャレンジがほとんど見られず、1失点目はまさにそんな消極的かつ不用意な横パスを相手にさらわれてのものだった。
例えて言うなら、同じフットボールでもHondaはサッカーをやっていたが、ウチはラグビーをやっていたようなもので、これでは最初から勝負にならない。

また高い安定感を誇っていた守備陣も、相手の積極的な攻撃にラインをズルズル下げてしまい、たまにラインを上げると素早く裏を取られて大慌てで対応に追われるなど、何点取っても一向に手を緩める事無くスピーディーに攻めてくる相手に完全に翻弄されてしまい、2失点目のオウンゴールと3失点目のPK献上という最悪の点の取られ方をされてしまった。

今日はレフリーの笛の基準やカードの出し方も不可解なものが多く、それで調子を狂わされた場面もあるにはあったが、それにしてもきょうのウチの戦いぶりは“ブサイク”そのもので、ジャッジ云々など大した理由にならないだろう。

とまぁ、愚痴を言い出せばキリが無いが、そんな不甲斐ないウチの戦いぶりよりも、アマチュアサッカー界の雄・Honda FCの気持ちのこもった素晴らしい攻撃サッカーを見られただけでも、今日はわざわざ都田まで出かけた甲斐があったというものだ。

・・・って、これはウチに対する皮肉ももちろん含まれているが、それでも8割方はホンネである。
試合終了後に両者並んでの礼の時に贈った拍手も、8割方はHondaの選手達に向けたものである。

確かに“パルセイロのサポ”という立場で見た場合、今日の試合は途中で席を立ちたくなるほどヒドかったが、いちサッカーファンの目線で見た場合、Hondaのシンプルでスピーディーなパス回しや玉際の強さや的確な判断力など、見ていて「上手いな~・・・」と唸らされるようなプレーがいくつもあったし、何より「何が何でも連敗を止めてやる」という気迫が全ての選手からひしひしと感じられ、ウチのプレーに対する怒り心頭とは裏腹に、試合そのものは不思議と楽しめた。

思えば、JFLに昇格してから敗戦自体は何度かあるが、これほどまでの“力負け”は初めての事で、こういった仕打ちも昇格2年目の“若造”チームとしては、いつかは受けなければならない“洗礼”なのだろう。
JFLに君臨する“門番”として、最後まで手を抜かない全力プレーでウチに強烈な“洗礼”を浴びせていただいたHondaには感謝しなければいけない。

今のウチは、特に攻撃面でなかなかうまくいかず手詰まり感があるが、パスをシンプルに素早く前へとつなぐ今日のHondaの戦い方に大きなヒントが隠されていると思う。
これほどまでの大敗を喫してしまったのは本当に悔しいが、そんな負け試合からは何かを学んで自分達の力に変え成長していければ、これほどまでの大敗も決して無駄にはならないだろう。

そして次節は、Hondaと同じく攻撃的サッカーがウリのV・ファーレン長崎との対戦。
今日の課題を修正した成果を試すには、またとない相手といえる。

こんなところで立ち止まって下を向いている暇はない。
去年、あの悪夢の3連敗から抜け出した時のように、そして今日対戦したHondaイレブンのように、「絶対に勝ってやる」という強い気持ちを持って、この悪い流れから何としてでも抜け出てほしい。
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