ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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PCL2012第18節 vs愛媛FCレディース
今日は朝からがっつり雨降りで、久々の南長野での試合だというのに少々ヘコんでしまうが、いつもどおりキックオフ1時間前にスタンドに入ると、選手達がいつもどおり元気よくアップしている姿が見えて気持ちも上がってくる。

チャレンジリーグも長い中断期間が終わって先週からリーグが再開し、8月5日以来となるホームゲームの相手は、同じオレンジと紺がチームカラーの愛媛FCレディース。
南長野の駐車場には信州では馴染みのない愛媛ナンバーのクルマも停まっており、熱心なサポが生憎の雨にもかかわらず沢山のダンマクを広げて応援する様に感心してしまう。

今季新規参入の愛媛は、開幕当初はウチと同じく下位をウロウロしていたが、いつの間にか順位も7位まで上がり勝ち点で大きく水を開けられてしまった。
ただ、5月に行われたアウェイ戦では引き分けているし、チャレンジリーグの先輩としてホームでの“オレンジダービー”は譲れないところがあるが、その試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-0・1-1)1 愛媛FCレディース

この試合、前半のウチの戦いぶりは最悪だった。
しっかりとパスを繋いで攻めてくる愛媛に全体がいいように振り回され、ほとんど自陣での対処に終始してしまうし、たまにボールを持てても前を向いているのが最終ラインしかいないので、結局はボールを後ろに下げてしまい、パスを受けた方も不正確なフィードしか出せないので簡単にボールを取られてしまい、また相手に攻め込まれる悪循環。

それでも、あれだけ攻められても最後の最後はバタバタせずにゴールを割らせず、また決定的な場面も相手のシュートが枠を外れたりして何とかスコアレスのまま折り返す事ができたが、それにつけても本当に時計の針が進むのが遅く感じた、長い長い45分間だった。

こりゃ先が思いやられるな・・・と大きくため息をついたが、過去の試合を振り返るとウチは前半はダメでも後半になると動きがよくなる試合が結構多いし、あれだけ相手が押していながら同点で折り返したりした時は、得てして押されている方がヒョイッとゴールして勝っちゃうケースもままあるので、そんな一縷の望みに託して迎えた後半、ウチは前半のように無理にパスを回そうとせずに前線の#10浦崎・#11橋浦のスピードのある2人にボールを渡すシンプルな攻撃に切り替え、それが功を奏して徐々にリズムが出てくる。

しかし、後半15分に愛媛のキャプテン#10中田に中央でフリーの状態からミドルを撃たれ、遂に均衡が破れてしまう。
それまでは相手の猛攻にも何とか全員で対処し踏ん張っていたのだが、あの場面だけはゴールランク5位につける愛媛のエースを絶好の位置でフリーにさせてしまった。

これでさすがに意気消沈し崩れてしまうかと思ったが、そんな心配をヨソにここから選手達は持ち前のハードワークで反撃を開始し、前半には全く感じさせなかったゴールの予感がグッと高まってくると、後半25分、#11橋浦が自らサイドをドリブルで持ち込み、斜め45度の位置から放った渾身のミドルシュートがきれいな軌道を描いて相手ゴールに吸い込まれる見事な同点弾!

これで勢いづいたウチは尚も追加点を狙って攻め立て、また相手も再び勝ち越そうとして何度かヒヤッとする場面を作られるなど、後半の残り20分は前半とは打って変わってハラハラドキドキの白熱した展開となったが、結局両者決め手に欠きタイムアップ。
後半の猛攻を見れば勝てたかもしれない惜しい試合だったが、その反面相手のシュートミスもあったしポストやバーに助けられた場面も多く、少なくともあと2~3点は取られていたかもしれないところで勝ち点1を拾ったラッキーな試合とも言え、とにもかくにもあのまま負けずにホーム・南長野で今季初の勝ち点を取れてよかった。

本当にこの試合は前半と後半で全く別物のような内容だった。
前半はとにかくパスを回す事だけに腐心していたようで前へ向かう積極性がまるで感じられなかったのが、シンプルに前線にボールを供給し、また前線の2人も自ら積極的に仕掛けるようになってガラッと流れが変わった。

確かにトップチームのような華麗なパス回しで相手を崩すサッカーは魅力的だが、それが無理なら、たとえ“縦ポン”と揶揄されようがゴールへ向かう気持ちを全面に打ち出したプレーの方が相手には脅威だと思うし、見ている観客にも気持ちが伝わってくるだろう。
特に今のウチには#10浦崎と#11橋浦という縦に強い二枚看板がいることだし、#14濱垣や#20内山といったあたりが連動すれば二の矢・三の矢が撃てて攻撃にも厚みができてくるんじゃないかと思う。

それに何より、戦術や方法論などではなく、前へ向かおうという強い気持ちを選手達が全面に打ち出していくのが今のウチには最も大切だと思うし、今日もそれができていた後半は雨が降っているのを忘れさせてしまうくらい白熱して見応えのあるゲームだった。

レディースの次の試合は来月の13日に南長野でのバニーズ京都戦。
バニーズはここまでウチが唯一勝ち星をあげているチームであり、今季ホーム初勝利が大いに期待できるが、あくまでもあちらはウチより勝ち点で4つの差を付けている上位チームであり、厳しい戦いになる事は間違いないだろう。

そんな試合をモノにするのは、まず何よりもゴールへと向かう強い気持ちだと思う。

大事な大事なホーム最終戦だというのに、自分はその日は既に仕事が入っており今季最後のレディースの勇姿を見守る事ができないが、そんな自分に「あ~、見に行きたかった!」と地団駄踏ませるような結果が届くのを心待ちにしている。
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JFL2012第26節 vs横河武蔵野FC
前節の長崎との首位攻防戦では、まさに“死闘”ともいえる試合を土壇場でドローに持ち込み勝ち点1をもぎ取ってきたパルセイロ。

その次なる相手である横河武蔵野FCは、天皇杯2回戦では持ち前の守備力と超絶フリーキック一発でディフェンディングチャンピオンのFC東京を撃破し、先週のリーグ戦では敵地でカマタマーレ讃岐に逆転勝利するなど、ウチ以外では今現在JFLで最も“ノッてる”チームといっていいだろう。(←“ウチ以外では”という部分が暫定首位チームとしての意地)

そんな難敵とのアウェイ戦だけに、悲願の優勝を狙うウチとしては“次の天皇杯3回戦の前哨戦”なんて浮わついた考えは捨て、「あくまでもリーグ戦の重要な試合の一つ」と捉え全力で勝ちにいかなければならない。
横河さんのマッチデープログラムにもこんな事書いてあるし・・・
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いいですね~、その心意気。 コッチも負けてられませんよ!

“暑さ寒さも彼岸まで”という言葉通り、厳しい残暑が去って爽やかな秋の陽射しに包まれた武蔵野市陸上競技場で行われた熱戦の結果は以下の通り。

横河武蔵野FC 1(0-0・1-1)1 AC長野パルセイロ

試合は予想通り、概ね“攻めるパルセイロvs守る横河”という構図。
横河も決してえげつない程のドン引きという訳ではないが、最終ラインをしっかり固められたコンパクトで守備的な陣形に、ウチはボールの支配率は高いもののなかなか敵陣深くまで斬り込めず、シュートまで持っていけない。
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これは決して、ウチの悪い癖である消極的に中盤より後ろでパスを回すだけの“横パス病”というものではないのだが、何とか点を取ろうという気持ちは見られるもののあと一歩の“泥臭さ”が足りず、相手を慌てさせるまでには至らずに時間が過ぎていく感じで、ゴール裏の「オーオオーオーオー、オーオオーオーオー、さぁ行こうぜ!攻め上~がれ~ながの~」の勇ましいチャントも自分の頭の中で「攻めあ~ぐね~ながの~」と変換されてしまう。

う~ん、このあたりはさすが天皇杯でFC東京をシャットアウトした横河だけの事はある・・・と、感心ばかりしていられない。
このまま相手の術中にハマってスコアレスドローにでもなれば、たとえ勝ち点1はプラスされてもウチの“負け”という事になってしまうし、ここは何が何でも横河のゴールをこじ開けてコッチのペースに引き込みたいところだが、そのまま淡々と時間が流れてハーフタイムへ。
実際には何度か惜しいシーンもあったし、メインスタンドがほぼ満員になるほどの観客数だったにもかかわらず、ここまでの試合が何となく静かな印象だったのは、単にスタジアムが鳴り物禁止なだけじゃない“何か”がピッチを支配していた事は確かだった。
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そして後半、立ち上がりは相変わらずの流れに時計を睨みながらヤキモキしていたが、徐々に選手の動きもよくなり、後半20分に切り札の#17松尾を投入したあたりからウチのチャンスが増えてきて、更に30分に#8田中恵太が入って流れがグッとこちらに傾き、遂に後半39分、ゴールエリア内に果敢に斬れ込んでいったところを倒されてPKをゲット!
これを頼れるエース#10宇野沢がきっちり決めて、喉から手が出るほど欲しかった先取点をようやく取る事ができた。
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しかし喜んだのも束の間、歓喜のゴールから僅か3分後に相手の猛攻を防ぎ切れず逆にPKを与えてしまい、これを#23富岡大吾(ん?どっかで聞いた名前・・・)に決められ、その後の反撃も虚しく痛恨のドロー。
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横河のPKシーンは、遠目からでは何とかノーファールでピンチを凌ぎ切ったように見えたので、レフリーがPKスポットを指差し笛を吹いた時はオレンジ色に染まったアウェイ側スタンドから「ええぇーーーっ!?」の大合唱が上がったが、こればかりは間近で見ていたレフリーのジャッジを受け入れねばならず、それよりもリードされた相手の捨て身の反撃がある程度予想されながら簡単にエリアへの侵入を許してしまったウチの方に落ち度があったと言わざるを得ない。

まぁ、これはあくまでも結果論であり、選手達は決して先取点に気持ちが緩んだ訳ではないと信じているが、それにつけても苦労して苦労してやっと掴みかけた3つの勝ち点のうちの2つが指の間からスルリと抜け落ちてしまったようで、ベンチに引き上げてくる選手達は本当に悔しそうな表情だったし、自分もそんな選手達をどうやって迎えればいいか戸惑ってしまうほどショックだった。
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ただ、同じ引き分けでもあのまま相手の思うツボで成すすべなく無得点に終わるのではなく、形はどうあれ堅守の横河から執念で1点をもぎ取ったところは今後に繋がる明るい材料だろう・・・と、無理矢理にでも前向きな事を考えつつ帰路についた。

この結果、ウチは勝ち点を1つしか加算できず、明日長崎が勝てば勝ち点同数ながら得失点差で首位を明け渡す事になる。
未だ長崎の試合消化が1つ少ない中での首位交代は少々痛いが、まだまだ全然悲観する事じゃないし、ウチは追われるより追う立場の方が真のチャレンジャーとして力を発揮できるだろうから、気持ちを切り替えて優勝目指し奮起してほしい。

そして、今日悔しい思いをさせられた横河とは来月の天皇杯3回戦で再度対戦するので、リーグ戦の試合が無いこの18日の間にしっかりと対策を練って、江戸の仇を長崎ならぬ札幌で果たし(←正確には“江戸”じゃなくて“武蔵”だけど・・・)、是非とも夢の4回戦に駒を進めてほしい。
BCL2012 vs富山・後期5回戦@長野(+JFL天王山雑感)
もう9月も半ば過ぎだというのに、台風の影響か猛烈な暑さの中で行われた今日の試合。
ここへきて3連勝中とプレーオフを見据えて絶好調のセローズは、北陸ディビジョン最下位の富山との対戦。
長野オリスタでの今季最後の試合であると共に、自分にとっても今季最後の観戦となるだけに、ここは確実に勝ってスッキリと自分にとってのレギュラーシーズンを終わらせたかったが、その結果は以下の通り。

 富山TB : 000 000 032 = 5
 信濃GS : 011 010 001 = 4
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セローズは2回裏、先頭打者・4番#4原の高く上がったポップフライが強風にあおられて野手の落球を誘い、5番#14マルコスのセカンドゴロもボテボテが功を奏してオールセーフとなるなど相手の守備の乱れで無死1・3塁のチャンスを作り、6番#33ダイチのゲッツー崩れの間にまず1点。
続く3回も、先頭打者の9番#5涼賢がヒットと盗塁の後、1番#0今村の送りバンドと2番#51ハヤトの犠牲フライで1点追加と、実にソツのない攻めで得点を上げていく。
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投げては、先発の#19高田の出来が非常によく、ポンポンと簡単に三振を取るしランナーを出しても注文通りダブルプレーで斬って取るなど富山打線を手玉にとる危なげないピッチングで、そのテンポの良さに乗って5回裏には2死3塁から1番#0今村の鮮やかなセンター返しのタイムリーが飛び出して3点目。
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相手の先発#13隆史も失点シーン以外は好投しており、3点というリードは決して安全圏ではないが、7回を終えて散発3安打無失点という今日の高田の出来に「これだけあれば安心して見ていられる・・・」と余裕カマしていたが、8回に2番手の#32飯田が出てきてから流れが一変してしまう。
本来ならセットアッパーとして必勝リレーの一角を占める飯田だが、今日はどうも球離れが悪くてコントロールが定まらず、何とか2死まできたものの3番#31有澤のタイムリーで2失点の後、4番#4日野に連続タイムリーを浴び同点に追いつかれ、続投の9回には2死1・2塁から1番#19島袋に甘い球を痛打され遂に逆転を許し、ここでようやく交代して出てきた3番手・#13秀義が3塁にランナーを置いてワイルドピッチをやらかしてしまい、やらずもがなの失点で2点差とされてしまう。

セローズは最終回、簡単に2死となってから#8竜太郎・#24井領の代打陣が連打し、#0今村と#51ハヤトの連続四球による押し出しで1点差とし最後まで勝利にかける執念を見せたものの、あのワイルドピッチによる余計な1点が響いて手痛い逆転負けを喫してしまった。

この試合の敗因は、投手リレーのミスに尽きるだろう。
7回まで高田は全く危なげなく、球数だって多分100球は行っていなかったから8回も十分にイケたハズなのに、それが最初から決まっているかのように飯田に替えてしまい、その飯田の内容が悪かったにもかかわらず、ナゼか9回も負け越されるまで続投させてしまった。
高田の交代はベンチが“動きすぎ”、逆に飯田の続投は“動かなすぎ”で、その場の状況を見ずに“規定路線”を踏もうとする、まさに典型的な継投ミスであり、非常にもったいない敗戦となってしまった。

また自分自身に関しても、これまでは今季初観戦での快勝以来ゲンを担いでずっと去年モデルの赤い帽子をかぶっており、それで今年の観戦成績は7戦全勝だったのだが、「せっかく買ったんだし最後くらいは・・・」と今年モデルの黒い帽子をかぶったところ見事に土が付いてしまい、自分自身の詰めの甘さが悔やまれる。
まぁ、こんなものは何の根拠もない自己満足の世界とはいえ、やっぱり自分で決めたゲン担ぎはそれが破れるまでは最後までやり切らなくちゃいけませんな・・・
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という訳で、まだディビジョンプレーオフの日程にもよるけれど、一応これで今年の自分のBCL観戦は終了し、さっきもちょっと触れたけど、自分の今年の観戦成績は7勝1敗という好成績で終える事ができた。
最後にミソが付いてしまい全勝とはならなかったが、年間を通して他を寄せ付けない強さを見せた新潟との試合観戦も3戦全勝で、またどの試合も選手達の「勝ちたい!」という気持ちの強さがひしひしと感じられたナイスゲームばかりで、試合後にブログを書くのも本当に楽しく、観戦数は去年より下回ったとはいえ充実した時を過ごさせていただいた。

BCL発足から数年間は「どんなに負けても新しい地元チームを応援するんだ!」という“使命感”だけで球場に足を運んでいた事を思うと、足掛け6年、“まるでダメ夫クン”だった信濃グランセローズの成長ぶりは本当に嬉しい限りだ。

そしてセローズのレギュラーリーグ自体も残すところあと3試合。
今日は少々悔いの残る負け方をしてしまったが、これをいい“厄払い”だと思って気持ちを切り替え、あと3つを全力で戦って勢いを付け、来月からの新潟との“1つ負ければ終わり”の厳しいプレーオフでは是非とも奇跡の“下克上”を達成して上信越チャンピオンの座を勝ち取って欲しい。
自分も日程的に見に行けるチャンスがあれば、是非とも球場に足を運んで応援したいと思う。


そして・・・

今日はやっぱりこの話題に触れない訳にはいかないでしょう。
台風襲来の長崎県で行われた、今年のJFLの優勝の行方を占う大一番、JFL第25節の結果は以下の通り。

V・ファーレン長崎 2(0-0・2-2)2 AC長野パルセイロ

オリスタのスタンドで、そして帰路の車中で信号待ちの時に、JFLモバイルサイトの更新ボタンをドキドキしながら押して経過を見ていたが、結果は2-2のドロー。
これで勝ち点1を分け合い、首位はキープしたものの頭の“暫定”の文字は取れないままとなったが、得点経過を見ると先制されて追い付き、終了間際に突き放されてロスタイムに再度追い付くという、ウチとしては勝ちに等しい値千金のドローゲームだったと思う。
しかも、警告累積で出場停止の#20野澤に代わって先発出場した#25有永(長崎県出身・国見高校卒!)と最近スタメン落ちが続いていた#24藤井がゴールをあげるなど、まさに誰が出てきてもチーム力が落ちずチーム全体で戦う“Run All”を体現した結果にチームの充実ぶりが伺える。

とはいえ、消化が1試合少ない長崎との勝ち点差は2のままで、優勝に向けては尚も予断を許さない状況であり、今後は前半戦に見られたような下位チームからの取りこぼしは絶対に許されない。
まずは来週、現在11位の横河武蔵野FCとのアウェイ戦は、“天皇杯3回戦の前哨戦”なんて浮ついた考えは持たず、『一戦必勝』の心構えで試合巧者の横河から全力で勝ち点3をもぎ取ってきてほしい。
BCL2012 vs新潟・後期7回戦@小諸
まず最初に、1週間遅れながらパルセイロの天皇杯2回戦・J1のコンサドーレ札幌撃破おめでとう!!

たとえ相手がJリーグのチームでも、自分達が追い求めてきたサッカーを最後までやり抜けば必ず勝機はあると信じていたけど、最後は数的不利となりながらも延長まで120分を全員が相手を上回る運動量で走り抜き、大金星を勝ち取ったのは本当に素晴らしい。
続く4回戦はディフェンディングチャンピオンのFC東京かと思いきや、図らずも横河武蔵野FCとのJFL対決となり別の意味でやりづらい試合になりそうだが、ここでもしっかり勝って夢の4回戦に駒を進め、今大会の台風の目となってほしい。

と、その前に、今週末はJFLが再開し、ウチは明後日にアウェイで勝ち点2差のV・ファーレン長崎との“天王山”を迎える。
この試合に勝てば優勝に向けて大きく前進するが、負ければ相手の試合消化が1つ少ない状態で首位が入れ替わってしまうので、今後が苦しくなってくる。
長崎はフィジカルが非常に強く、また個々の選手の実力も高い強敵だが、ウチはJ1チームにも走り勝つだけのタフな運動量と素晴らしいコンビネーションがあり、“柔よく剛を制す”の精神で是が非でも勝ち点3をもぎ取って帰ってきてほしいものだ。

さて、そして本題のBCL。
自分は後期は開幕直後の7月半ばに1回観戦しただけで、その後は日程がなかなか合わずに丸々2ヶ月もご無沙汰してしまった。
その間、グランセローズは16勝14敗と2つの貯金を作るまずまずの成績を上げており、普通ならディビジョン優勝を激しく争っているハズであるのだが、何せ新潟アルビレックスBCの力が強過ぎ、今月の8日に早々と後期優勝を決めてしまった。

この独走の原因は、1も2もなく他チームの不甲斐なさ。
新潟が後期優勝を決めるまで、ウチは新潟に3勝3敗とイーブンで戦っていたが、他のチームは横浜DeNAファームが1勝した他は群馬・富山・石川・福井の全チームが新潟に1勝もあげられず、新潟の優勝が決まった後にようやく群馬が1つ勝っただけと、これではいくらウチが頑張っても相手の背中が離れていくだけで、不条理な事この上ない。

コラーッ、天馬に雷鳥に星に象の野郎ども!
どいつもこいつも雁首並べて白鳥に何の抵抗も無くヤラれやがって!
オマエらチ●チ●付いてるんかーーっ!!

・・・と、善良なセローズファンの品位を汚すような不穏当な発言、大変失礼しました。
でも、球団初タイトルを熱望する身としては、そんな発言をカマしたくなるくらい、やるせない気持ちでいっぱいなんである。

しかし、『前期と後期の優勝チームが同じ場合、年間通算勝率2位のチームがディビジョンプレーオフに進出できる』というBCLのレギュレーションをセローズは見事にクリアし、球団創設史上初めてのプレーオフ出場権を獲得した。

そして今日は小諸市南城公園野球場で、そのプレーオフの相手であり今季圧倒的な強さを誇る新潟との一戦。
既にリーグ戦としては“消化試合”になってしまっているが、5戦3勝方式のディビジョンプレーオフで『勝率2位で進出したチームは3連勝が勝ち抜けの条件』という高いハードルを乗り越え“下克上”を果たす意味でも、また新潟との対戦成績勝ち越しのためにも、この“直接対決”は絶対に負けられないが、そんな大事な試合の結果は以下の通り。

 新潟AB : 000 022 000 = 4
 信濃GS : 101 000 27X = 11
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セローズは1回裏、練習生から這い上がって正式登録され、今日は3番に大抜擢された中野市出身の新星・#9宮澤が、佐野監督の期待に応えるライトオーバーのホームランを放ち先制!
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なおも3回には不動の4番・#4原の犠牲フライで1点追加。
投げては先発の#17杉山がピリッとしないなりに要所を抑え、4回まで新潟の重量打線から得点を許さない。

しかし、5回表に新潟の斬り込み隊長・#29野呂に2点タイムリーを打たれ同点に追い付かれると、続く6回には強打者・#56青木(コーチ兼任)に手痛いソロホームランを浴び遂に逆転されてしまい、更に2番手で出てきた左のワンポイント・#16有斗が1死満塁とピンチを広げたところで、3番手の#32飯田からまたしても#29野呂に犠牲フライを打たれて2点差と突き放される。
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一方、セローズの打線は新潟の先発・#19寺田のドロンとした遅い変化球になかなかタイミングが合わずに4回以降無得点に抑えられていたが、その寺田が7回途中で降板すると「待ってました」とばかりに後続の投手を攻め、先制本塁打の3番#9宮澤がタイムリーを放ち1点差に追い上げると、続く4番#4原が気合の連続タイムリーで試合を再び振り出しに戻し、1塁ベース上で力のこもったガッツポーズ!
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こうなると流れは一気にセローズに傾き、8回裏には1死1・3塁のチャンスに取って置きの代打・#8竜太郎が1・2塁間をシブく破るタイムリーを放ち再逆転を果たすと、続く1番#0今村が今日3安打目となるタイムリーで突き放し、更に2番#7松本が意表を突く2ランスクイズを見事に成功させてダメ押し。
この2ランスクイズは相手に相当のダメージを与えたようで、続く3番#9宮澤がエラーで出塁すると、4番#4原・5番#16マルコス・6番#1大平と3連続タイムリーが飛び出し、この回打者一巡で一気に7点の超・ビッグイニング!!
そして最後は余裕のリードを受けて守護神#20篠田が危なげなく締めて、中盤にかけての重苦しい空気がウソのような思いもかけない大勝を果たす事ができた。

これで後期の新潟との対戦成績は4勝3敗と勝ち越し、あと1つ直接対決が残っているものの、後期ダントツ首位の新潟に対して負け越しは無くなった訳で、さっき他の球団に対してお下品な“上から目線”で文句をぶちまけた者としてのメンツも立って嬉しい限りだ。(←ちっちゃいメンツやね~)
それに何より、今日は“ガマン比べ”ともいえる苦しい展開ながら、選手・監督・コーチのベンチ全員と球場に駆けつけたファンの勝利にかける強い気持ちで掴み取った価値ある逆転劇であり、4時間を超える長い試合だったにも関わらず、とても清々しい気持ちで帰路につく事ができた。

セローズは明後日の祝日にも長野オリスタで試合があり、自分は日程の都合上、これが今シーズンのBCLレギュラーシーズン最後の観戦となってしまうが、そこでも是非とも今日のような気持ちのこもったプレーを見せて勝利してほしいものだ。
第92回天皇杯1回戦 vs札幌大学 on JFA TV
いよいよ今日から“元日決戦”に向けた戦い・天皇杯が開幕し、8年ぶりの出場を果たした我等がパルセイロは北海道は札幌厚別公園競技場で1回戦を迎えた。

自分はさすがに札幌まで行けるハズもなく、1回戦はメールや翌日の新聞頼りか・・・と思っていたら、日本サッカー協会が運営する『JFA TV』でネット中継されるとの事で、まずは今日行われた13試合という多くの中からパルセイロの試合を中継に選んでいただいたJFAに感謝したします!

さて、今日の対戦相手である札幌大学は、HPによると『北海道にサッカー王国を創ろう!』を合言葉に、社会人登録の札大GPも北海道リーグで活躍しているなどサッカーに力を入れている大学のようだが、そんな若くて活きのいい相手に対して“アウェイ”の札幌でどのような戦いぶりを演じたか、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 3(1-0・2-0)0 札幌大学サッカー部
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試合はやはり立ち上がりからウチのペースで進み、前半5分にはコーナーキックから#3大島が頭でドンピシャ合わせてゴールという最近のウチお得意の得点パターンで幸先よく先制。
奇しくも先週の県選手権決勝での先取点と同じ時間でのゴールにその後のゴールラッシュを大いに期待したが、その後何度か訪れたチャンスは相手GKのファインセーブや守備陣の高い集中力を持った守りに阻まれ、なかなか得点できないまま前半を終了してしまう。

まぁ、ここまで相手にスコアリングチャンスを与えてしまうような場面は無かったし、負けてしまうような嫌な予感は起こらなかったけど、とにかく一発勝負のカップ戦は何が起こるか分からないので、早く追加点が欲しい・・・と見守った後半は、しかしこちらの願いとは裏腹にしっかり引いて守る相手の守備をなかなか崩せず、逆にちょっと相手に流れが行きかけた時間帯もあってヤキモキしていたが、切り札の#17松尾を投入してからリズムがよくなり、後半32分に#14高野の強烈なミドルシュートが決まってようやく点が動くと、後半40分には#17松尾が決めて勝負あり!

今日はエースの#10宇野沢を温存して臨んだが、3-0という意外とロースコアな結果はこの辺りも少々影響していると思われ、改めてウノの存在感の大きさを痛感した。
ただ、そんな中でも各自がしっかりと自分のプレーをして無失点で勝てたのは大きかったし、後半36分からは#31田中謙吾が公式戦初出場を果たしたのも嬉しかった。

いずれにしても、これでクラブとして念願の天皇杯初勝利を果たし、次はいよいよJ1のコンサドーレ札幌の胸を借りる事になる。
Jリーグのチームとの初の公式戦という事で期待も不安も大きいが、アウェイの雰囲気に呑まれず自分達のサッカーを貫いていけば、必ずや互角の・・・いや、それ以上の熱い戦いを演じる事ができるハズだ。

自分は来週は別件があって札幌まで駆けつける事はできないけど、自分が信じ愛している選手達が、結果はどうあれ「パルセイロここにあり!」と全国にアピールできるような素晴らしい試合をしてくれるものと大いに期待しています!
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