ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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bjリーグ2012-2013 vs新潟アルビレックスBB@千曲
プロバスケのbjリーグ2012-2013シーズンは10月に開幕し、信州ブレイブウォリアーズも参入2年目の戦いをスタートさせた。

今季のウォリアーズは昨季アシスタントコーチだった石橋貴俊氏がヘッドコーチに昇格。
また助っ人外国人は昨季のダンクシュート数リーグトップだった#32エドワード・モリス以外の3名がチームを去り、個性豊かで愛着あった選手達のプレーが再び見られず残念だが、その代わり浜松・東三河フェニックスから#2ジャメイン・グリーン、大阪エヴェッサから#50ウェイン・マーシャルと、bjの強豪チームで実績のある選手が移籍してきて戦力アップ。
また、1人が移籍した以外は昨季と陣容の変わらなかった日本人勢も、bj2年目の#11齊藤洋介や#12宇都宮正らがグッと成長し、戦力が噛み合って開幕からの6試合を5勝1敗と上々なスタートを切った。

ただ、ここまでの対戦相手を見てみると、群馬クレインサンダース(今季新規参入)、埼玉ブロンコス(昨季東地区最下位)、千葉ジェッツ(ウォリアーズと同期参入、昨季7位)と比較的くみしやすいチームとの対戦であり(←「昨季8位のチームが何を言う!」という他チームブースターの抗議は却下!)、プレーオフを目指すウォリアーズとしてはこの結果も手放しで喜ぶようなものではなく、今日からの新潟アルビレックスBB(昨季4位)との2連戦が、シーズン序盤でのウチの真価が問われる大事なシリーズになるだろう。

自身今季のbj初参戦となった、千曲市戸倉体育館での試合の結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 59(14-19・20-18・15-28・10-12)77 新潟アルビレックスBB
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(今季のウォリアーズ観戦記は、自分自身の記録の意味も込めて、冒頭にマッチプログラムの表紙の写真を載せたいと思います。)

1Qのウォリアーズは、マンツーマンディフェンスが相手のパスやドライブに振り回されてリズムが作れず劣勢だったものの、ゾーンディフェンスに変えた2Qは相手が浮き足立ってミスを連発し、それに乗じて新加入の#4ディマリオ・カリー(通称“リオ”)を中心にした外国人勢が活躍して、一時は逆転して6点差くらいまで引き離した。

「あー、これでウチが勝てば、MVPはリオだろうな~」なんてのーてんきに喜んでいたが、そこはさすが実力者の新潟だけあり、2Qの中盤には修正してきてじわじわと追い付き追い越され、結局前半を終えて34-37と再逆転を許して折り返す事となった。

それでも、2Qだけ見ればウチの方が勝っているし、まだ勝負は分からない・・・と期待して迎えた後半だったが、一旦引き戻された流れを再び取り戻すだけの力がウチには無く、3Qには相手にいいようにヤラれて49-65と16点という大差を付けられ、それで意気消沈したか、4Qは相手も散々シュートをミスしてくれたにもかかわらず、ウチもそれにお付き合いして全くゴールを決められない。

ウォリアーズのホームゲームでは、4Qのスタート時からウォリアーズの最初のフィールドゴール(フリースローではなく、あくまでもフィールドゴール)が決まるまで観客全員が立ち上がって音楽に合わせて手拍子し応援する、bjの中でも信州独自の応援スタイルがあるが、普段は長くても1分前後でゴールが決まって着席できるのに、今日は3分以上もフィールドゴールが決まらず、その間ずっと“立たされたまま”の状態が続き、“名物応援”のはずのシーンが何ともマヌケなものになってしまった。
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そんな訳で、最終的には18点もの大差を付けられての惨敗。
新潟にとっても77点というスコアはそんなに喜べないようなロースコアだったと思うが、ウチはそれに輪をかけてヒドいスコアに終わってしまった。

今日の敗因は、攻撃があまりにも単調かつ不正確だったという事に尽きるだろう。
今日のウチは、#4リオや#50ウェインなどの強引なドライブによるインサイドからの得点に偏っており、ミドルや3Pなど外から得点した印象がほとんど無かった。
期待していた#11洋介や#12宇都宮が積極的に3Pを撃ちにいくシーンは全く見られず外国人勢に頼りきりで、またフィールドゴールアベレージも低く、これでは新潟もボールの出どころを潰してゴール下を固めればよく、守備に関してはかなり楽にプレーできたんじゃないだろうか。

こんな時にパスの出しどころを変えたりミドルを決めたりと攻め手を変えて流れを引き戻す選手が必要で、ウチでその役目を担うのが経験豊富な#1呉屋キャプテンだが、足に爆弾を抱えてオフに手術もしている呉屋は、今日はコンディション不良で試合に出られなかったのが痛かった。

今年からbjのレギュレーションが変わり、コートに立てる外国人選手が2人に制限されるクォーターが去年までは2Qだけだったのが、今年から1Qと3Qの2回に増えたので、日本人選手の働きがより重要になってくる。
それだけに、ウチの若い日本人選手達はもっと奮起して、外国人選手に頼らず自分から積極的にチャレンジする姿勢を見せて欲しいものだ。

ただ、土曜日はどんなに悪い内容でも、しっかり修正して日曜日には見違えるように素晴らしいプレーを見せてくれるのがウチの特長だ。
正確に統計を取った訳じゃないが、ウチは土曜日より日曜日の方が勝率が圧倒的に高いだろう。
だから、今日は成す統べなく敗れてしまったけど、明日はウチらしい“チーム全体で戦う”という強い意志を全面に押し出して、新潟を慌てさせるような素晴らしい戦いを繰り広げる事を信じている。

自分は明日は南長野でJFLがあるので戸倉まで応援に行く事はできないが(あ~、本当に体が2つ欲しい!)、昨季ベストブースター賞に選ばれた“日本一のブースター”の応援を背に、是非とも勝利を掴み取ってほしい。
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エムウェーブ~南長野ハシゴ観戦(+パルセイロトップ&レディース試合雑感)
今日はパルセイロのトップが滋賀でMIOびわこ滋賀と、レディースが横浜で日体大と、共にアウェイでリーグ戦を戦ったが、自分は諸般の事情で遠征を断念し、昨日に引き続きエムウェーブで全日本スピードスケート距離別選手権を観戦した。
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今日は1000mが行われ、女子は小平奈緒が2位に1秒以上の差を付ける1分16秒14の大会新記録で圧勝し、これで昨日の500mと1500mに引き続き3冠達成。
もはや国内に敵無しとなった小平だから“3冠”という結果もある程度予想はしていたが、彼女の場合は順位だけでなく記録面でもしっかりと結果を出していくのには本当に恐れ入る。
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因みに、2位は昨日の500mに引き続き小平と同走した住吉都、3位には大洋薬品の神谷衣理那が入り、4位高木美帆、5位辻麻希というリザルトだった。
今季は住吉の好調振りが目に付くが、小平と同級生の身として、ワールドカップでも仲良しの小平に負けない活躍を期待したい。

そして男子は、諏訪が誇る日本最強のスピードスケートチーム・日本電産サンキョー勢が1・2・3フィニッシュで表彰台を独占したが、昨日500mで完勝の加藤条治は2位、昨日表彰台を逃し雪辱を期す長島圭一郎は3位で、優勝は若手の羽賀亮平が獲るというちょっとした“波乱”があった。
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加藤・長島のツートップに何があったのかは分からないが、こうして新しい選手が表彰台のてっぺんに乗るのは、その競技が活性化されていい事だ。
優勝タイムも大会記録には及ばなかったものの1分10秒54とまずまずの結果を残せたし、羽賀選手にはこの優勝を大きな自信にして、来るべきワールドカップでもツートップに負けない活躍を期待したい。

さて、今日はこの1000mの表彰式まで見たら帰ろうかと思っていたのだが、エムウェーブで数年ぶりに偶然出会った知り合いから情報をもらい、男子のレースが終わった後に表彰式をパスし南長野に向かった。
実は今日は、我々の聖地・南長野総合球技場でアメリカンフットボール『善光寺ボウル』が行われていたのだ。
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この『善光寺ボウル』は今年で27回を数える毎年恒例のアメフトのイベントなのだが、昔は信毎に広告を載せたり協賛の店頭にポスターがあったりしたものの、最近は公に宣伝されないため開催時期が分からず、自分も数年ぶりのご無沙汰で、今日も知り合いの方に会わなければ知らずにスルーしてしまうところだった。

この善光寺ボウルは午前と午後の2試合が行われ、自分が行った午後の試合は“本日のメインイベント”ともいえる信州大学ワイルドキャッツvs三重大学シーサーペンツの東海学生リーグ2部Aブロック秋季リーグで、いわばガチンコの公式戦だ。

ちなみに信大アメフト部といえば、春先の合格発表の時にキャンパスまで結果を見に来た受験生が合格したと見ると有無を言わさずユニホーム姿で胴上げする光景が“季節の風物詩”的に毎年のローカルニュースで流されているが、彼らも決してただの“胴上げ要因”という訳ではなく、普段はこうしてちゃんと試合もやってるんですね。(←当たり前じゃ!)

試合は序盤に赤の信大が立て続けに2つのタッチダウンを奪いワンサイドゲームになるかと思われたが、三重大も負けじとタッチダウンを返して追い上げる、なかなか面白い展開。
特に信大の22番と三重大の16番の両ランニングバックが見事なパフォーマンスを見せ、彼らのプレーが試合の行方を左右するという感じだった。
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三重大は16番の素晴らしいランプレーでいくつかタッチダウンも奪えたが、それ以外の攻撃のバリエーションに乏しく、またディフェンスでも肝心なところでインターフェアの反則を犯したりとミスも多く、流れとしては概ね信大のペース。
その信大もまた22番のランプレーが中心だが、この選手はただ走るだけではなく、ボールを受けると走ると見せかけてロングパスを投げるトリックプレーも随所で決めてみせるなどの活躍で、スタンドを大いに魅了した。
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結果、序盤の連続タッチダウンが物を言って信大ワイルドキャッツが25-19(タッチダウン1本差)で勝利。
そして大会のMVPには文句無く22番が選ばれ、三重大の16番にも敢闘賞が贈られた。

アメフトといえばたまにテレビでNFLの中継を見たり正月のライスボウルを見たりするだけの自分としては、ああいったトップレベルのプレーと比べるとパスやレシーブやキックなど一つ一つのプレーが見劣りしてしまう印象は否めなかったが、久々に生で見る試合にはそこでしか味わえない“空気感”があり、信大の学生による気合の入った声援やチアリーダーの華やかな応援と相まって、時折小雨がパラつく肌寒い天気だったにも関わらず大いに試合を楽しめた。

前記のように最近の善光寺ボウルはおおっぴらに宣伝されないので、気が付いたら終わっていた・・・といったケースも多々あるのだが、やっぱり生で見るアメフトはレベルはどうあれ面白いし、来年以降も何とか情報を仕入れて見に行きたいものだ。


そして・・・
気になるパルセイロの試合は、トップ・レディース両方とも「う~ん・・・」と唸ってしまうような結果に終わった。

JFL第31節 MIOびわこ滋賀 3(1-0・2-3)3 AC長野パルセイロ
PCL第21節 日本体育大学 1(0-0・1-0)0 AC長野パルセイロ・レディース

まずレディースは、スタッツを見ると前半はウチの方がシュート数で6-3と上回っており強豪相手に互角以上の戦いをしていたようだが、後半に反撃を食らったようで、惜しくも上位チームから勝ち点を奪うことができなかった。
結果自体は残念なものだったが、上位陣との戦いでは過去最少失点に食い止める事ができたのは明るい材料で、次週の鹿児島での最終節、そして出場がほぼ決まっている入替戦に結果が出せるように、このままチーム力を上げていって欲しい。

そして問題のトップチーム。
現地に行けなかった者としては結果だけを見て安易にあーだこーだと論評するのは差し控えなければならないが、携帯速報で前半のスタッツを見た時は、得点だけでなくシュート数でも相手に負けていたのを見て驚いてしまった。
後半は何とか挽回して3点取ったものの、相手にも1点取られてドローとなってしまったのは、本気で優勝を狙い「残り試合全勝!」と決意したチームとしてはいただけない結果だ。
今節は前節に引き続き首位の長崎さんが足踏みしてくれたにもかかわらず、お人好しのウチは律儀に両方ともお付き合いしてしまい、優勝に向けての僅かな望みも消えかけてしまっているし、オマケに3位のSAGAWAとも勝ち点2差でお尻にも火がついてしまっているが、最終的な順位はともかく、次節はホームゲームなので何とか気持ちを切り替え、ひたすら『勝利』にこだわってガムシャラにプレーして欲しい。
第19回全日本スピードスケート距離別選手権・初日
ウィンタースポーツシーズンの幕開けを告げる、毎年10月最終土・日恒例の全日本スピードスケート距離別選手権が、今年もエムウェーブにやってまいりました!
今シーズンはソチオリンピックのプレシーズンという事で、女子の小平奈緒、男子の加藤条治・長島圭一郎らトップスケーターの仕上がり具合はもちろん、バンクーバー五輪の前に彗星のように現れたスーパー中学生・高木美帆のような若手の台頭にも大いに期待したいところ。

大会初日の今日は注目の男女500mと中距離の1500mが行われた。

まずは女子500mだが、ここは女王・小平奈緒の独り舞台。
アウトスタートの1本目にいきなり大会記録を更新する38秒06でトップに立つと、インからの2本目も1本目とほぼ同タイムで、2本合計で2位に1秒以上の大差を付ける76秒11の国内最高&大会新記録で堂々の優勝。
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本当にこの選手は滑るたびに記録を更新していく感があり、まさに他を寄せ付けない磐石の強さは今年も健在だ。
それでも、優勝インタビューでは「世界と戦うためには37秒台で滑らないと・・・」と現状に満足する素振りを全く見せず、日本のエースとしての風格と責任感をひしひしと感じる。

そして2位には、実績では国内№2の辻麻希を抑えて、1・2本目とも小平と同走した住吉都が入った。
この住吉は小平と同じ25歳で、大学も小平と同じ信州大学卒という事で、2本目を滑り終え結果が出ると、小平と笑顔でハイタッチを交わし互いを讃え合うすナイスな光景が見られた。
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現在の女子短距離陣は小平1人が飛び抜けた状態で、3位の辻麻希までが辛うじて77秒台に入った後はガクッとタイムが落ち、また高校生や大学生などの若手に目を引く選手が見つからず、三宮・大菅・新谷・吉井といった選手達が活躍した黄金期に比べると少々寂しくなってしまったが、その代わり女王・小平には十分に世界と戦えるだけの実力があるので、表彰台に上がった住吉や辻と共にワールドカップでは来季のソチに繋がる活躍を見せて欲しい。

続いて男子500m。
ここは加藤条治と長島圭一郎の“ツートップ”が君臨しているが、今日の主役は加藤。
アウトからの1本目に35秒08の好記録でトップに立つと、インからの2本目は更にタイムを更新し、2本合計69秒72を叩き出し完勝!
この合計タイムは国内最高記録と大会記録を塗り替えた上、あのカナダの金メダリスト、ジェレミー・ウォザースプーンが持つリンクレコードも更新し、2本目を滑り終えタイムを確認した瞬間に本人も右手の人差し指を高々と突き上げ喜びを爆発させていた。
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一方、ツートップの一角の長島は1本目でミスし5位と大きく出遅れ、2本目は意地で挽回したものの4位に終わり、表彰台を逃してしまった。
その代わりに目を引いたのが、毎回ツートップの後塵を拝し“第3の男”というありがたくない異名が付けられている及川佑。
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この選手は加藤や長島のような力強さではなく伸びやかでキレイな滑りが特長だが、今日は特にスケーティングに伸びがあり、2本目は同走の長島にタッチの差で負けてしまったけど、1本目の貯金がモノを言って堂々の準優勝となった。

女子の小平1人勝ちに比べ、男子短距離陣は3位につけた羽賀亮平と5位の上條有司(共に加藤・長島と同じ日本電産サンキョー所属)・6位の中村駿佑(法政大学)・7位の長谷川翼(日本大学)と、これから伸びそうな若手が結構目に付き活気があって、見ていてとても面白かった。

続いての女子1500mも小平奈緒が優勝。
元々500mや1000mの短距離専門だった小平が中距離の1500mを本格的に始めたのは、確かバンクーバー五輪で中距離を滑る団体パシュートが正式種目に導入されてからだと思ったが、僅か3~4年の間にこの距離でも当然のように優勝してしまうあたりに、小平の底知れぬ実力を感じる。

そしてこの距離といえば、冒頭でも少し触れた高木美帆。
バンクーバーの頃は中学生だった高木も、早いもので今年は高校3年生となり月日の流れの早さを思い知ってしまうが、当の本人は3年前と全く同じで有名になってもスレた感じが全く無く、今日も小平に続く2位という好結果を出したものの、タイム的にちょっと不満だったのかゴール後にペロッと舌を出してちょっと悔しそうな表情をした姿が微笑ましかったし、純粋にスケートに賭ける姿が好印象だった。
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なお、この後に行われた男子1500mは、出場した選手の方々には大変失礼ながら時間の都合上見ておりませんのでアシカラズ。

明日は1000mと男女3000m・男子5000mの長距離種目が行われる。
パルセイロは男女ともアウェイだが、自分はフトコロ事情などもあり遠征を見送ってエムウェーブに行く予定。
そして、今シーズンは12月8~9日に長野では本当に久し振りにワールドカップが開催される他、その翌週には全日本選手権もあり、来年2月は国内シリーズのジャパンカップ最終戦も行われるなど、今年の冬の長野はスピードスケートがアツいシーズンになりそうだ。
JFL2012第29節 vsSAGAWA SHIGA FC on TV中継
昨日書いた通り、今日は休日出勤のため南長野には行かれず、ホームゲームでは初めてテレビ中継の恩恵を受ける事となった。
まずはこのタイミングで中継を入れてくれたNBS様に感謝!

しかし、現場的に見ればそうそう喜んでばかりもいられない。

前回中継のあった県選手権決勝は、勝ちはしたものの相手が相手だけに“追い風参考記録”の感があり、まだ本当の意味で『テレビ中継のある試合に勝てない』というアホくさいジンクスを破ったとは言えない。

しかも今日の相手は、元々実力がある上に6月下旬に守山でウチに敗れて以来7勝3分で10試合負け無しと、今現在JFLで最も怖いチームであるSAGAWA SHIGAという悪い巡り合わせ。

更に巡り合わせでいえば、ウチは試合間隔も変則的でコンディション調整が難しい上に2試合続けて横河武蔵野の堅守を崩せず悔しい結果に終わっており、バイオリズムとしては“下り坂”といっていいだろうし、とにかく客観的に考えれば考えるほど悪い要素ばかりが浮かんできて、仕事中も気が気でなかった。

それでも、臨場感を持って中継を見たいのでネットやケータイなどのメディア情報を一切遮断し、試合後に送られてきたパルースも開かずどうにかこうにか仕事をうっちゃり、急いで帰宅して見た録画中継の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(0-0・2-2)2 SAGAWA SHIGA FC

ふぅ~~~っ・・・・・・・

というのが中継を見終わった直後の率直な感想。
とにかく終了の笛が鳴るまで息つく暇もなかった。
文字のオレンジ色の薄さと“点々”の多さが自分の中の複雑な心境を表しているが、色がブルーじゃないだけ救われた感じ。

この試合、立ち上がりから優勝戦線に踏み止まりたい両者がそれぞれの良さを惜しみなく出し合った白熱した展開で、画面からもその気迫のぶつかり合いがビンビン感じられたくらいだから、きっと現地で見ていた方々はもっと息詰まる思いで戦況を見守っていたんじゃないだろうか。
とにかく、第三者的に見ればヘタなJリーグの試合なんかより数倍も見応えのあるナイスゲームだった。

ウチも今季最多の3900人超という観客が見守る中、これまでのように変に意識したり萎縮したりする事なく自分達のサッカーが十分にできていたと思うし、気持ちを前面に出して立派に戦えていたと思うが、失点シーンはいずれもほんの些細な守備の隙を衝かれたもので、厳しい見方をすればウチのミスっちゃぁミスだし防げた失点っちゃぁ防げたかもしれないが、ここはそんなギリギリの状況の中で確実に決めてきたSAGAWAの試合巧者ぶりを褒めるしかないだろう。

それでも、ウチの1点目は解説のセルジオ越後氏も絶賛の見事なフリーキックからの得点だったし、絶体絶命のロスタイム終了間際に飛び出した2点目のオウンゴールは、まさに選手達の意地と執念、そしてサポの熱い思いがボールをゴールの中へ運んだんだと思う。

結果的には両者“痛み分け”となり、ウチとしては劇的な結末で負け試合を回避できたとはいえ優勝を狙うには痛すぎるドローとなってしまったが、今日の“死闘”を90分間戦い抜き最後の最後に意地を見せてゴールという結果に結びつけた事で、選手達もまた一つ成長できたんじゃないかと思うし、『観客3000人超』と『テレビ中継』という2つのジンクスも払拭こそできなかったものの大きな“歯止め”がかけられたんじゃないかと思う。
攻撃の切り札である#17松尾選手を怪我で欠いたのは痛い誤算だったが、冒頭で書いた“下り坂のバイオリズム”も、今日の試合でまた上り坂に転ずるんじゃないかという予感も出てきた。

優勝争いという観点からすれば、今日も長崎が勝った事で勝ち点差が5に開き、残り試合も少なくなる中で非常に苦しい状況になってしまったが、今日のように最後の最後まで諦めない強い気持ちで走り抜けば何が起こるか分からないので、残り5試合、どうか望みを捨てず頑張ってほしい。
PCL2012第19節 vsバニーズ京都SC
前回のレディースのエントリーで「次回の京都戦は仕事があるので見に行けない」と書いたが、会社の都合で「今週末の休日出勤は土曜日ではなく日曜日にする事」・・・というお達しがあり、思いがけず今日が休日という事になった。

という事で、首を長くして待っていた明日のトップチーム2ヶ月ぶりのホームゲームは欠席となり残念だが、この試合はラッキーにもテレビ中継があるので録画しておいて帰宅後にゆっくり観戦できるし、それよりもテレビじゃ見られないレディースの今季ホーム最終戦に立ち会える分、むしろコッチの方が喜ばしい事なのかもしれない。

かくなる上は是が非でもレディースの今季ホーム初勝利を見届けたいものだが、果たしてその願いは届いたか?その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(1-0・0-1)1 バニーズ京都SC

今日のレディースは立ち上がりから積極的に攻め上がる姿勢が見られ、何度かヒヤッとする場面があったものの全体的にはウチが押し気味な展開で、ジッとしていると肌寒ささえ感じるほどの天候ながら、熱のこもった試合に引き込まれる。
そんな中、前半29分、裏へ抜けた#11橋浦さつきが自慢のスピードでゴール前へ斬れ込み、相手DFが詰めて来たところで逆サイドから駆け上がってきた#10浦崎優香に絶妙なパスを送り、それをフリーで受けた浦崎がしっかり決めて見事パルセイロが先制!

長野が誇るスピードスター二枚看板の“共演”による鮮やかなゴールに酔いしれ、その余韻が残ったいい雰囲気のまま前半終了。
このままの流れで突っ走って追加点、そして白星をゲットしたかったが、風下側に立った後半は京都が盛り返し、自陣で守備に追われる時間帯が多くなってきた。

それでもこれまでの試合のように何とか最後の一線は割らせず踏ん張っていたが、後半18分、ゴール前でのクリアミスを相手にさらわれて痛恨の失点。

結局この後は両者決め手に欠きタイムアップ。
ウチとしては、あの失点シーン以外は概ね頑張って戦えていただけに、一つのミスによって勝ち点3を逃した悔しいドローゲームとなってしまった。

そんな訳で、東西2つのディビジョンを統合して全国リーグとしてリスタートしたプレナスチャレンジリーグも、今日をもって今季のホームゲームは全て終了し、パルセイロ・レディースは残念ながら南長野で白星をあげる事ができずに1年間を終了してしまった。

ホーム最終戦につきものの監督挨拶などのセレモニーもなく、いつものリーグ戦のように淡々と終わってしまった今日の試合だったが、試合後には大怪我で戦列を離れている#9能本華子選手と今季は全く出番の無かった#4福原晶選手もユニホーム姿で加わって、全選手が1列になっていつもより長く深々とお辞儀をする姿に、言葉にはしなくとも選手達の気持ちが胸の中にグッと伝わってきた。

リーグ戦はあと3試合を残しており、あの丁寧なお辞儀を見ていると、磐田と鹿児島は無理でもせめて横浜の日体大戦に行って選手達の最後の頑張りを見届けてやりたい気持ちが強くなったが、今のところ諸般の事情で遠征は難しい状況なので、少し気が早いけど今季のレディースの個人的総括をしてみたいと思う。

新たに勝又監督を迎えて臨んだ今季のパルセイロ・レディースは、当初は18名の登録選手がおり去年より質・量ともに選手層が厚くなったと期待していたが、シーズンが始まると名鑑に載っていた選手のうちの何人かはピッチに全く姿を見せずに去年同様リザーブが2~3人しかいない状況となり、しかも怪我で出遅れた選手がようやく復帰してきたと思ったら別の選手が怪我で離脱するなど、とにかくパルセイロ・レディース発足以来最も厳しい台所事情で戦わなければならなかった、本当に苦しいシーズンだったと思う。

この件に関して厳しい言い方をすると、こういった怪我に対するリスクマネジメントもチームの実力のうちであり、選手個々もスタッフもこの事態を重く受け止め、こういった事が頻繁に起こらないよう注意していかなければならないと感じる。

しかし、そんな中でも出場できる選手達は毎試合本当に必死にプレーしていたし、特に守備に関しては今までのように肝心なところでミスを連発して失点されるようなケースがグッと減ってきて、強豪チーム相手にもロースコアで渡り合えるようになったのは、大きな成長の証として高く評価してやりたい。

結果だけを見れば、現時点で1勝4分14敗の最下位と不甲斐ない成績だったが、どんな競技でも自分が特定のチームを応援する上では“山、高きが故に尊からず”という言葉をモットーとしており、何か自分の心に突き刺さる魅力があるチームであれば、たとえ弱くとも有名でなくとも全力で応援している。

そしてパルセイロ・レディースというチームは、そんな魅力を十分に持っていると思う。

ドシロウトが生意気な事を書いて選手達には申し訳ないが、今年のイヤーブック内にある勝又監督の言葉の通り、ウチの選手達は“まだアスリートではなく、好きが高じてここまできた”というレベルである事は否めないと思う。
ただ、そんな選手達が“なでしこジャパン予備軍”の強豪相手にどんなに厳しい戦いを強いられても、最後まで諦めずボールを追いかけるひたむきなプレーを見ていると、理屈ではなく「彼女達を応援してやりたい」と心から思えてくる。

今年は指導者も変わり、限られた戦力の中でチームをどのような方向へ進めていくかについて迷いのようなものも見られたし、攻撃的パスサッカーが身上のトップチームと同じ名前を持つチームとしてプレースタイルに関して葛藤もあったと思うが、そうやって試行錯誤を重ねつつ、少しずつでもチームとしての道筋を固めて成長していければいい。

そしていつの日か、“トップチームの妹分”ではなく、パルセイロ・レディース独自のアイデンティティーを持った真に魅力的なチームになってくれればと願っている。

レディースの選手達が今のように常に明るく、そして真剣に、ハードワークでボールを追いかけ続ける限り、自分は目先の結果にとらわれず長い目でこのチームを応援していきたいと思う。

そしてとりあえずは、残り3試合をレディースらしい全力プレーで完全燃焼し、願わくば1つでも多くの勝ち点を持ち帰ってきてほしい。
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