ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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bjリーグ2012-2013 vs東京サンレーヴス@佐久
そんな訳で今年のJFLも全日程が終了し、いよいよ本格的なウィンタースポーツのシーズンに突入。

そして、信州の冬を熱くするbjリーグのブレイブウォリアーズは、前節まで7勝5敗と一進一退の戦績で、東地区6位とちょうど真ん中の順位に付けているが、前節は東地区優勝候補筆頭の秋田にアウェイで勝利するなど、チーム力は徐々にではあるが確実に上向いているようだ。

そんなウォリアーズの今週の対戦相手は、新規参入の東京サンレーヴス。
元々東京にはリーグ創設時から『東京アパッチ』というチームがあったが、諸々の理由により2年前に解散となり、1年間のブランクの後に“復帰”ではなく完全な新規チームとして再びbjに戻ってきた。

その東京のヘッドコーチは、アパッチ最後の指揮官にして昨季は我等がウォリアーズを率いていた知将・青木幹典氏。
僅か1年でウォリアーズを離れ“古巣”に戻ってしまったのは残念だが、“魅せるバスケ”で我々信州人にバスケの面白さを教えてくれた人であり、人格者として自分は今もリスペクトしている。

そんな青木さんに昨季お世話になった“お礼”として成長したウォリアーズの姿を見てもらうためにも、またbjの1年先輩として直下のライバル・東京を大きく引き離しておくためにも、是非とも連勝しておきたい大事なシリーズだ。

そして、信州代表ゆるキャラ・俺達の“アルクマ”君も、居ても立ってもいられず応援に駆け付けてくれたゾ!
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昨日はマッチプログラムの表紙を飾った#4ディマリオ・カリー(愛称“リオ”)の活躍で快勝し4位に順位を上げて迎えた、佐久市総合体育館での第2ラウンドの結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 89(26-27・27-14・12-22・24-19)82 東京サンレーヴス
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1Qはお互い点の取り合いとなり、1点を争う緊迫した展開だったが、外国人が3人出場できる2Qにウォリアーズのオフェンスが大爆発。
ウチはボールがスムーズに回り、インからもアウトからも確実にゴールに沈めていくし、フリースローは百発百中、リバウンドは連戦連勝。
一方の東京は、焦りからかシュートがほとんど入らず、またターンオーバーなどのミスを繰り返し、12点の大差を付けて前半を折り返した。

しかし、3Qは完全に形勢逆転。
大量リードで気持ちが緩んだのか、選手が戦闘モードに入らないまま何となく試合が始まってしまった感じで、ギアがなかなか上がらず動きの鈍いウチはフィールドゴールが全く入らなくなったは、シュートもことごとくブロックされるは、リバウンドは連戦連敗だは、百発百中だったフリースローも外してしまうは、オマケにレフリーまでウチに不利な笛を吹くは・・・と惨憺たる状態で、あれよあれよと点差を縮められ、3Q終了時には2点差まで詰め寄られ、試合の行方は全く分からなくなってしまった。

そして迎えた4Q、ウチは#50ウェイン・マーシャルのファーストゴールでようやく落ち着きを取り戻すと、その後は2~3点差のリードを維持しつつどうにか踏ん張り、2分過ぎの#12宇都宮正の3Pで流れを掴みだした。

と、それから少し経った時にNBAでも滅多にお目にかかれないビッグプレーが飛び出す。
ウチのミドルシュートが枠に嫌われ大きく上に跳ねると、それを#32エドワード・モリスが空中でワンハンドキャッチし、そのまま猛烈な勢いでリングに叩き込む怒りのリバウンド・ダンク!!!

そのド迫力に会場は総立ちとなりヤンヤの大喝采が会場を包み込むと、その余韻が冷めやらぬまま迎えたオフィシャルタイムアウトには、俺達のアルクマ君がポンポンを持ってジャスパーズと一緒にアップテンポの“信濃の国”に合わせてダンスを踊り、場内は更にイケイケモード。
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その後も要所で#11斉藤洋介の3Pや#1呉屋貴教のドライブなどが決まり、東京の最後の抵抗のファールゲームも各自が確実にフリースローを決めて突き放し、最後は#32エドのパスからフリーでゴール下に待っていた#4ジャメイン・グリーン(愛称“メイジャー”)が華麗にアリウープを決め・・・・損なったところで試合終了のブザーが鳴り、カッコ悪い終わり方をしてゴールポストに貼り付いたまま落ち込むメイジャー以外の全選手がハイタッチで喜びを分かち合った。

今日は3Qのグダグダが余計だったが、あれだけヤラれても何とかリードを保てただけの貯金を作れた前半の頑張りが大きかったし、3Qから4Qに向かうまでの僅かなインターバルの間に気持ちを切り替えてしっかり修正できたのも素晴らしかった。
それに何より、今日は日本人も外国人もなく、全選手がそれぞれ要所で自分の持ち味を生かした働きを見せ、チーム全体で掴んだ価値ある勝利だったと思うし、東京の青木HCも、2連敗したとはいえ心の片隅では去年の“教え子”達の躍動を喜んでいるんじゃないだろうか。

また、1000人以上が詰め掛けた会場の熱心なブーストも見事で、特に4Q中盤以降の熱気は相手を完全に圧倒し、点差以上のアドバンテージをウォリアーズにもたらした感じで、とにかく今日は最高に面白い試合を見させてもらった。

【 パルサポ向け追記 】
え、なになに? 「わざわざ佐久まで行くなんてご苦労なことで」だって?
いやいやパルサポの皆様。
佐久市といえば、予定通り事が進めば来年の夏以降から始まる南長野総合球技場の改修期間中は、パルセイロのホームゲームが多く行われる事になる街ですよ。
「佐久は遠い」なんて言ってないで、今のうちから佐久までの距離に慣れ、市内の道を覚えておいた方がいいでしょう。
そんな訳で、今日は少し早目に現地入りして、暫しの“我が家”となる佐久市陸上競技場の建設現場に寄ってきました。
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今日の東信は雲ひとつ無い快晴で、郊外の“佐久リサーチパーク”に隣接する小高い丘の上に建つ競技場からは、浅間山や遠く北アルプスの山並みまでが一望できる最高のロケーション。
まだスタンドもフィールドもようやく姿を現し始めたところだし、この真新しいスタンドがオレンジ色に染まる様はまだまだ想像するのが難しいが、何はともあれ完成が楽しみだ。

bjの次回の佐久開催は2月2~3日。
冬の佐久平は底冷えがするけど、天気は太平洋側に近く晴天の日が多いし、雄大な浅間山を見ながらのドライブは気持ちも晴れ晴れするので、北信の方々もこの機会にbjを観戦がてら佐久の街を訪れてみてはいかがでしょう?
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ありがとう!俺達の薩さん!!
先週はなかなか気持ちの整理もできず書くチャンスを逃してしまい、こんなタイミングのアップで少々間抜け気味ではあるが、自分の今シーズンに区切りをつけるためにも、謹んで我等が薩川監督に惜別の言葉を贈りたいと思います。
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薩川了洋といえば、サッカーファンなら知らない人はいない超一流のディフェンダーで、そんな大選手だった人が地域リーグの長野のコーチになると聞いた時は我が耳を疑ったものだ。

でも、薩さんがコーチとして長野に来た2008年はバドゥ監督の下で攻撃的サッカーに磨きを掛けていた時だったが、いかんせん守備の強化が手薄で前年は県選手権も準々決勝で敗退するなど不本意な年だったので、敵に回すとこれ以上イヤな選手はいないくらいの“守備職人”である薩さんの指導者としての加入は本当に嬉しかったし、また技術面以外でも、Jリーグに300試合以上出場しながら一度も日本代表に招集されなかったというエピソードを持つ“雑草魂”や、天皇杯優勝と同時に所属していた横浜フリューゲルスが消滅してしまった等の波乱万丈な経験や、“半袖隊長”の異名に象徴されるバイタリティが、実力はあるもののここ一番の勝負どころに弱かったウチのメンタリティを大きく変えてくれるものと期待していた。

そして、その期待に応えるようにチームは“ムダに熱い”地獄の北信越リーグの荒波に揉まれながらも徐々に成長し、バドゥの後を継いで監督に就任した2010年に見事リーグ優勝とJFL昇格を決め、また昇格後の2年間も連続2位に導くなどの実績もさることながら、飾らない人柄とインタビューなどでのユニークで親しみやすい発言で、それまで「ルールがよく分からないから・・・」とか「あまり点が入らないから・・・」とサッカーを敬遠していた長野の人達との距離を縮め、長野のサッカー熱を高めてくれた功績も非常に大きい。

これがパルセイロの監督として最後の試合となる先週の試合、普段は小湊コーチに任せていた試合前練習の指揮を、この日はゴール裏でのアップからピッチ内練習までずっと薩さんが行っていたが、指示を出しながら選手を愛おしそうに見つめる姿はどこか寂しげで、自分も「薩さんは本当にパルセイロというクラブと選手達を愛していたんだな・・・」と思いグッときてしまった。
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そしてもう一つ、自分がグッときたのが後半開始前。
ハーフタイムが明けて選手がピッチに戻ってきた時、前半より気温が低くなってきたにもかかわらず、前半は長袖だった#5大橋キャプテンが半袖のユニに着替えてきたのは、きっと“半袖隊長”薩さんへのオマージュだったに違いないと思い、気温とは裏腹に自分の気持ちは熱くなった。
(単に長袖の着替えを持ってこなかっただけだとしてもナイショにしといてください、大橋選手。)

試合後、佐田選手の引退セレモニーと小池社長や大橋キャプテンのシーズン終了挨拶が終わり、いよいよ監督を送るセレモニー。
選手達が引き上げた誰もいないピッチの中央に薩さんが立ち、経歴紹介の後で小湊コーチ・小池社長・愛弟子の#10宇野沢選手から花束を贈られて涙を堪える薩さん。
そしてしんみりした雰囲気の中でスタンドがご本人の挨拶を固唾を呑んで待っていると・・・

えー・・・・ マイク入ってないよ!

このハプニングに会場全体がズッコケたが、それで場の雰囲気が和み、笑顔に包まれた中で「最後は自分らしくいきます。2位になりました!!」と薩さんらしいフランクで簡潔な言葉で締めくくれたのは、ご本人にとっても“怪我の功名”かな?
でも、最後の「ありがとう!長野!!!」の叫びに薩さんの全ての思いが込められているようで、これ以上ない最高の挨拶をいただいた。
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そんな訳で改めまして、薩川了洋監督、5年間という長きにわたり、我が街のクラブ・AC長野パルセイロに愛情を注いでいただき、本当にありがとうございました。
今後は、とりあえずは指導者S級ライセンスを早く取得して、どこかのJリーグチームの監督になって、長野での激動の5年間の経験を生かして素晴らしいチームを作り上げてくれたら、いちパルサポとしても本望です。

そして願わくば、Jリーグに上がってきたパルセイロの監督として再び長野に戻ってきてくれたらこんなに嬉しい事はありませんので、オファーがあった際はどーか前向きにご検討のほどよろしくお願いします!

あ、それとも“敵”として対戦する事になるのかな?
その時はお世話になったお礼として、薩さんのチームに心を込めて黒星のプレゼントを差し上げますので遠慮なく受け取ってください。(笑)

最後にもう一度、何度言っても言い足りないこの言葉を心を込めて。

ありがとう! ありがとう!

ありがとう!! 俺達の薩さん!!!!

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惜別2012
契約満了・・・
また今年も、避けては通れない寂しい知らせが発表された。
今回発表された契約満了選手は3名だが、それに加えて先に引退を発表した佐田選手も含めて、この場を借りて惜別の言葉を贈りたいと思う。

始めに、今シーズン限りで11年間の選手生活から引退する#6佐田聡太郎選手。
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シーズン開幕前、サンフレッチェ広島~ザスパ草津とJリーグでの豊富な経験を持った佐田選手の入団は、若い選手が多いウチにとっては戦力面でも精神面でも大いにプラスになるだろうと期待し、事実、初めてそのプレーを見た時は、経験に裏打ちされた老獪さも併せ持った落ち着いた球さばきや、今まで見た事無いような球筋のクロスに、「あー、いい選手を獲ったな~」と喜んだものだが、ウチの戦術に佐田選手がフィットしなかったのか、それともあのえげつないほどのクロスにウチの選手達が付いていけなかったのか、次第にスタメンから外れる事が多くなり、チームとしてはうまく回ってはいたものの「聡太郎のリザーブはもったいない限りだ・・・」と複雑な心境だったし、何より聡太郎ご本人が一番悔しかっただろう。
しかし、終盤になってチームがなかなか勝てない試合が続いた中でのホーム秋田戦、それまで連続出場を続けてきた不動のレギュラー・#14高野選手に代わって先発出場すると、見事に唯一の得点の基点となるなど大いに存在感を示し、「こういう時に頼りになるのはやっぱりベテランの力だ!」と改めて痛感し感謝したものだ。
“ベテラン”とはいえまだ28歳と老け込む年齢ではないし、あれだけのプレーができれば少なくともJFLではまだまだ主力として十分に通用するだろうに、これで現役引退とは残念でならないが、こればかりは本人が決める事で仕方がないのだろう。
最終戦には、最後の勇姿を見ようと長年在籍していたザスパ草津のサポさんが大勢南長野に足を運んだ事からも、その人柄のよさが大いにしのばれるし、これからどのような進路をとるかは分からないけど、きっと第二の人生も前途はきっと明るいハズだ。
佐田聡太郎選手、残念ながら1年しか在籍しなかったけど、長野のために頑張ってくれて本当にありがとう!
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それから、残念ながら公式戦未出場のままチームを去る#11竹腰夏基選手。
(当然ながら写真はありませんがあしからず。。。)
昨年限りでチームが消滅してしまったアルテ高崎から移籍してきた竹腰選手は、#20野澤選手に続く“ご当地選手”として活躍を期待していたが、そのプレーを一度も見られないまま契約満了となってしまった。
ウチのFW陣といえば、大黒柱の#10宇野沢選手を始めとしてそれぞれ違う役割を持った選手が揃っており、残念ながらそれらに割って入り込む事ができなかったのだろう。
本人にしてみれば本当に不本意な形での退団となってしまったが、年齢も24歳と全然若いし、どうか早く新天地を見つけて今年の悔しさを晴らす活躍をしてほしい。
同じ信州人として、これからも気にかけ応援しているゾ!!

そして、チーム名が『長野エルザSC』から現在の名前に変わった2007年に入団し、様々な天国や地獄を我々と共に味わった“パルセイロ1期生”の2選手が、遂に長野を離れる事となってしまった。

#2籾谷真弘選手と#16栗原明洋選手。

正直なところ、自分はシーズン終盤には彼らの退団を薄々感じており覚悟はしていたのだが、やはりいざ正式に発表されるとショックを隠さずにはいられない。

背番号順に、まずは#2籾谷真弘選手。
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生真面目でおとなしい信州人とは正反対な“河内のあんちゃん”のノリの良さと実直な人柄で、たちまち長野のサポの心を鷲掴みにしたモミ。
自身が愛してやまないだんじり祭りの掛け声をモチーフにしたチャントと共に、これほどサポに愛された選手もいないだろう。
モミといえば語り草なのが、3年前の北信越リーグ天王山のアウェイ・JSC戦で飛び出した『ブザービーター逆転サヨナラダイビングヘッドゴール』。
0-2の劣勢から挽回して2-2の同点まで追い上げ、試合終了間際の最後のワンプレーであるコーナーキックから渾身の横っ飛びでJSCのゴールをこじ開けたあのプレーは、勇猛果敢な“だんじり魂”を持ったモミだからこそできたプレーだと思うし、あれが無ければウチはもしかしたら今もまだHFLでくすぶっていたかも知れないと思うとゾッとする。
そしてJFLに昇格してからも、連戦連勝の空中戦での強さを武器に活躍していたが、去年夏の県選手権決勝で負った怪我が予想以上に大きく、そこからは、リハビリに明け暮れ、また怪我が完治しても出番が与えられず、本当に辛く苦しかった1年半だっただろう。
でも、試合に出られない日が続いても、ベンチから大きな声を出し、ハーフタイム明けにはピッチに向かう選手1人1人に丁寧に握手して激励し送り出すなど、その存在に選手もサポもどれだけ救われた事か・・・
そんなモミが最終戦で途中出場した時は本当に嬉しかったし、ピッチに入るやいなや派手に両手を叩いて大声で檄を飛ばす姿を見て「コレだよコレ!今のウチに必要なのはモミのあの大声だよ!!」と感激したものだ。
もうあの声が聞こえないと思うと、本当に寂しい限りだ。
昨日アップされたモミのブログ最後の記事は、万感の思いが込められており読んでいて涙が止まらなかった。
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最後は#16栗原明洋選手。
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長野に入団当初から、その才能にサポからの期待も高かったが、最初の2~3年はプレーもおとなしめでリーグ戦ではあまり活躍できず、スタメン出場は県選手権や全社だけで“カップ戦要員”という印象が強かった。
そんなクリに発奮してもらおうと『何も恐れず前を向け栗原』というチャントができた訳だが、そのサポの願いが届いたか徐々に才能を開花してHFL最後の年にはレギュラーとなり、試合のキーポイントとなる重要なゴールを次々と決めるなど神がかり的な活躍を見せてくれた。
自分は個人的に、クリはあの年のリーグ優勝&JFL昇格の“影のMVP”だと思っている。
そういえば、前記のJSCとの天王山で、キックオフ直後に立て続けに2失点を喫して旗色が悪くなる中、前半終了間際に大逆転勝利の布石を打つ1点目を決めたのもクリだった。
自分にとってあのゴールは、真っ暗闇の中に差し込んだ希望の光のようで、後半に向けて大いに勇気付けられたものだった。
JFL昇格後は控えに回る試合も多くなってきたが、そのプレーには円熟味も増し、スタメンでも途中出場でも「クリが出てくれば安心」と思わせるだけの風格も兼ね備えてきた。
この6年間で大きく成長した“長野のプリンス”の勇姿を、我々はいつまでも忘れないだろう。
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今回退団する選手達は、今後どのような進路をとるのだろうか?
竹腰選手はまだどこかのチームで頑張ってもらうとして、他の3人には是非ともウチのチームスタッフとして残ってほしい。
自分の勝手な妄想として、聡太郎にはその豊富な経験をトップチームのコーチとしてチームに還元してほしいし、モミは明るい性格と今まで長野で平日にやってきた仕事のキャリアを生かして広報や普及部に、またクリはジュニアユースのコーチなんか適任じゃないかと思うんだが・・・

と、その前にモミもクリもまだ現役を引退するって言ってる訳じゃないよね。
クリはまだまだ若く十分戦力になるし、モミも最後は不完全燃焼でこのまま辞めたら悔いが残るでしょう。
いずれにしてもたった一度しかない人生、どうか自分が思うままに、悔いのないように走り抜けてほしい。

6年間という長い期間ゆえ、来年から2人の顔が見られなくなるなんて想像もできないけど、2人が築いてきた素晴らしいチームを、これからも“応援”という形でもっともっと発展させていきたいと思います。

籾谷真弘選手、栗原明洋、長い間お疲れ様でした。

そして、本当に本当にありがとう!!!
JFL2012最終節 vsY.S.C.C.
長かった今年のJFLも、遂に今日が最終戦。
毎年、最終戦には「今年もよく会場に足を運び熱心に応援した」という充実感と「これでシーズンも終わりか・・・」という寂寥感が交差し複雑な心境となるが、今年は薩川了洋監督の勇退と#6佐田聡太郎選手の引退という2つの残念なニュースを受けて、いつも以上に「今日で終わってほしくない・・・」という気持ちが強い。

しかし、最後のホイッスルが鳴るまでは、そんな感傷的な思いに浸っているような状況ではない。
2人の花道を飾ってやるのはもちろん、この試合には2年連続2位の座もかかっている。
いくらウチがお人好しなチームとはいえ、今年でチーム解散となるSAGAWA SHIGAへのはなむけに2位の座を譲ってやるなんて到底できない話で、クラブ史上初となる4000人オーバーの観客のためにも今年のラストゲームを勝利で終わらせてほしい。

様々な思いが詰まった2012年ラストゲームの結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-0・0-0)0 Y.S.C.C.
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対戦相手のY.S.C.C.はウチと同じようなスタイルのパスサッカーを展開し、JFLきっての攻撃的チームという事で、お互いにガンガン攻め込む“ノーガードの打ち合い”を予想していたが、ボールは早く回るもののシュートが飛び交うような状況ではなく、前半はこう着状態が続く。
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そんな中、先制点は思わぬ形で入ってしまった。
前半24分、相手がフリーでゴール前に斬れ込んできたところで#1諏訪が中途半端に前に出てしまい、それを見た相手が技ありのループシュートで諏訪の頭の上を越し、そのままゴールに転がり込む痛恨のミスによる失点。
それまでもどちらかといえば相手に押され気味だったのが、この最悪な取られ方の失点で更に相手に気持ちの余裕を与えてしまった。

その後は、何とか早く追いつこうとウチも必死に反撃するが、相手のプレスもキツくてなかなか思うような攻撃をさせてもらえず、焦っているのかコンビネーションが合わずにパスを取られたり、シュートを打っても枠を外したり相手に止められたりと、攻めども攻めどもゴールが遠く、またボールを持っていたウチの選手がゴールエリア内で相手に手で背中を押されて倒されたにもかかわらずファールを取らずにプレーを流してしまうという信じられない誤審もあり、スタンドからはその度に悲鳴やため息が出るばかり。

そうこうしている間に時間だけが流れていき、結局無失点に抑えられて無念のタイムアップ。
スカッと勝って気分よく終わりたかった最終戦だったが、早い時間帯にミスを突かれて先制され、その後の反撃も実らず敗れ去るという、終盤のウチの戦いを象徴するような悔しい試合となってしまった。
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確かに今日も各選手が必死にピッチを走って頑張っている姿は見られたのだが、ゴール前に行くとスピードが落ち、また肝心のフィニッシュは#10宇野沢や#19向に任せてしまい他の選手に自分から勝負を仕掛けるような積極性が見られなかったのが残念だった。

それに比べてY.S.C.C.であるが、攻めてはパスも繋がるしスピードもフィジカルもあるし、守ってもウチの選手に対する寄せも早いし常にボール保持者に対して2~3人が囲んでプレッシャーをかけてくるし、本当に見事な戦い振りで、まるで絶好調時のウチのサッカーを見ているような感じになり、「あ~、そういえばこんな小気味よいサッカーも夏以降久しく見てなかったな~・・・」なんて遠い目になってしまった。

今年からJFLに参戦したY.S.C.C.は、その攻撃的なパスサッカーでリーグに旋風を巻き起こし、Jを狙う準加盟チームや強豪企業チームと肩を並べる6位に入ったのは立派の一言で、SAGAWA SHIGA FCが退会してしまう来年からは、『日本一の純アマチュアクラブ』と呼んでも過言ではないくらいの実力を見せてくれた。
ウチは春先のアウェイでは勝てたものの今日は非常に悔しい思いをしたが、来年は同じスタイルを持つチームとして是非ともホーム・アウェイ共に勝ってリベンジを果たしたいものだ。
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さて、これで今年のJFLも全日程が終了。
本格的なシーズン回顧は別の機会にアップしたいと思っているが、とりあえず今日の時点で簡単に今年を振り返ってみる。

他会場でSAGAWAが引き分けに終わったので、ウチは何とか勝ち点1差で2位の座を守って2年連続“準優勝”という結果となり、リーグ参入2年目にしてこの最終順位は結果だけ見れば申し分ないのだが、終盤に怒涛の快進撃で2位の座を掴み取った去年とは違い、今年は天皇杯でJ1の札幌に勝ったあたりから狂い始めた歯車を最後まで修正できないまま、首の皮1枚で何とか守り切った感があり、去年と今年では結果は同じでも性格は全く違うものとなってしまった。

今年は開幕前から、監督も選手もインタビューなどで「今年の結果がチームの本当の実力」と言っていたが、本気で優勝を狙っていたチームとしては、残念ながらこの終盤の失速が今のウチの力量を如実に現しており、まだまだリーグのてっぺんに立てるような器ではないという事だろう。

ただ、どのチームも開幕前には優勝を目標にしているが、その中でシーズン終盤まで優勝争いに絡めるチームはほんの一握りであり、ウチがその中に入っていて、選手もサポもリアルな目標として『優勝』の二文字を意識し、その夢が潰えてしまうと本気で悔しがれるのって、実はとっても幸せな事なのだと思う。

そういった意味では、この長丁場のリーグ戦で最後の最後まで我々サポに夢を見させてくれる順位をキープし続けてくれた選手達には心から感謝したいし、終わり方はどうであれ『2年連続2位』という結果には堂々胸を張ってほしい。

来年は、この輝かしい実績で得た自信と、終盤に味わった悔しさを糧にして、新しい指揮官の下で今度こそ『優勝』という夢を実現しましょう!
2012チャレンジリーグ入替戦第2節 vsNGU名古屋FCレディース
“入替戦”という不本意な形ではあるものの、思いがけず再びレディースの試合を見るチャンスが巡ってきた今日。
外は生憎の雨模様だが、先週アウェイで2-1と先勝している事もあり、彼女達の躍動とチームの勝利を信じて明るい気持ちで一路ホーム・南長野へ。

とはいうものの油断は禁物。
ウィキペディアによれば、なんでも北信越地区には現在は正式な女子のリーグ戦が存在していないそうなので、万が一ここで破れて降格してしまえば、来年は試合数激減の最悪なシーズンを送る羽目になってしまう。

来年も絶対に撫子の柄のボールをあしらった旗の下で試合をするために、何が何でも勝たなければいけない大事な入替戦第2ラウンドの結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 5(3-0・2-0)0 NGU名古屋FCレディース

試合は概ねウチが攻め込む場面が多く、全体的には優位な流れで進んでいたが、相手に押し込まれる場面もあり、とにかく先制するまでは安心できないと見守っていたが、前半14分に左斜め45度のミドルの位置でファールをもらうと、先週の勝利の立役者・#14濱垣香菜の蹴ったボールが前目に守っていたGKの頭上を越えて直接ゴールに吸い込まれ、見事にパルセイロが先制!

先週の2ゴールといい、今日の鮮やかなフリーキックといい、こういう大事な試合でベテラン選手が決めてくれるのは本当にありがたい。
まさに“神様、仏様、○○様”の女性版、“女神様、観音様、香菜サマサマ”である。(←ちょっと大げさだった?)

この序盤のいい時間帯に得た先制点で、流れがグッとウチに傾いた。
縦へボールを運ぶ強い意識でどんどん押し込むと、前半27分、フリーで裏へ抜けた#10浦崎優香がGKと1対1からしっかり決める“らしい”ゴールで残留を確実なものとすると、前半終了間際にはもう一人の点取り屋・#11橋浦さつきが、FKからのボールを受けるとこれまた“らしい”動きで思い切りのよいゴールを決め、試合を決定付ける3点目。

このイケイケの流れは後半になっても止まらず、後半開始早々に#10浦崎の今日2ゴール目が飛び出すと、「あとは内山が決めてくれたら完璧・・・」という自分の願いが届いたか、ゴール前フリーでボールを受けた#20内山智代が、飛び出してくるGKをあざ笑うかのように打った緩いループシュートが無人のゴールに転がり・・・込まずに枠を外れてしまい、立ち上がってガッツポーズをしていた自分をズッコケさせる“ご愛嬌”もあったが、なおも攻撃の手を緩めないウチの猛攻にパニクったか、名古屋守備陣がシュートのこぼれ球をお見合いしてそのまま自分のゴールに入れてしまうオウンゴールも飛び出し、チャレンジリーグと地域リーグとの格の違いを見せ付ける。

そして守っても、終了間際に相手に崩されてヒヤッとする場面はあったものの、最後まで落ちない運動量と集中力でしっかり対応して被シュート数僅か4本の無失点に抑え、終わってみれば今季の鬱憤を全て消し去るような5-0の完勝でチャレンジリーグ残留を決めた。

今日は第1節に勝利した気持ちの余裕もあったが、ベンチからの指示も選手同士の声かけも「前へ」、「裏へ」、「縦へ」の言葉が常に聞こえ、全員が同じ考えを持って戦っていた印象が強かった。
そう、ウチのレディースのストロングポイントは、まさに浦崎や橋浦を中心とした縦のスピードであり、レギュラーリーグ中は選手もベンチも試合ごとに試行錯誤を繰り返して悩んでいたような時もあったけど、シーズンの最後でようやくチームとしてのしっかりとしたアイデンティティーを掴めたような気がして、自分は勝利自体もさる事ながら、チームとして来季への手応えを感じた事が一番嬉しかった。

東西のリーグが統合し、試合数も増えて10月までの長丁場となった今年のチャレンジリーグ。
その間、なかなか結果が出せず、レギュラーリーグでは残念ながらホームで1勝もあげる事はできなかったが、試合後の挨拶で小池社長がおっしゃっていた通り、今日の記念すべきホーム初勝利は、どんなに苦しくても最後まで諦めず明るく元気に頑張っていた彼女達への、神様からのご褒美だったのかもしれない。

もっとも、これは本来回避しなければならない入替戦という不本意な試合であるという事実を忘れてはいけないが、とにかく終わり良ければ全てヨシ!
冷たい雨の中を南長野にかけつけた我々も、最後の最後に彼女達の心からの笑顔が見られたのは本当に嬉しかったし、選手達にとってもこの貴重な体験は来シーズンにつながる大きな財産となっただろう。

とにもかくにも、パルセイロ・レディースの選手、スタッフの皆さん、1年間本当にお疲れ様でした。
来年は今年のように入替戦に回る事なく一つでも順位を上げられるよう、そして何より、最後まで諦めずに走り抜くレディースらしさを忘れず、見ている我々の気持ちを揺さぶるプレーをたくさん見せてください。
そして、南長野で彼女達の底抜けにハジけた笑顔が1回でも多く見られますように・・・
アイスホッケー・ソチオリンピック一次予選最終日(+トップ試合雑感)
昨夜はブログをアップしてからすぐにホテルのベッドに潜ったのだが、日韓戦の興奮が冷めやらず2時間くらい全く寝付けなかった。

そして今日、運命の最終日、まず第1試合は韓国がルーマニアを2-0で下し、これで韓国は勝ち点6で全日程終了。

これを受けての第2試合で勝ち点5の日本がこの一次予選を突破するには、60分でも延長戦まで行っても、その後のゲームウイニングショット合戦までもつれ込んでも、とにかく勝ち点4のイギリスに勝つ事が絶対条件だ。

昨日に引き続き、オリンピックへの強い想いを胸に日光霧降アイスアリーナに駆け付けた満員のホッケーファンの熱気の中で行われた注目の試合、その結果は以下の通り。

日本 1(0-2・0-0・1-0)2 イギリス

試合は日本が持ち前のスピードとテクニックで攻め込み、概ね日本のペースで進んでいくが、イギリスも昨日のルーマニア戦を見た限りでは「あまり怖い相手じゃないな・・・」という印象だったのが、やはり向こうにとっても大事な試合という事で、昨日とは見違えるくらいの迫力で応戦し、一進一退の白熱した展開となる。

と、この緊迫した場面で日本のディフェンスがあり得ないミスを犯してしまう。

1Pの半ば頃にイギリスに攻め込まれた場面、日本は自陣ゴール裏で味方同士が交錯して2人ともコケてしまい、それでフィールドプレーヤー全員がパニクったようにバタバタし始め、その混乱に乗じてイギリスに先制点を入れられてしまう。

すると、この失点に気持ちの糸が緩んだか、1失点目の直後に仕掛けられた更なるイギリスの攻撃に対するプレスが甘くなり、フリーで打たれたミドルシュートがGK#44福藤の肩口を抜けてゴールに吸い込まれ痛恨の2失点目。

このシーンも、それまではスーパーセーブ連発でほとんど隙のなかった福藤が、ナゼかあの時だけは隙だらけの棒立ち状態で、それまでは高い集中力でプレーしていた日本の選手達が、何だかぽっかり空いたエアポケットにはまってしまったような失点の仕方だった。

この2失点目の後は、日本も我に返ったように立て直して早く追い付こうと反撃を仕掛けるが、気持ちが焦ってしまっているのかコンビネーションがうまくいかずになかなかスコアリングチャンスを作れず、1~2Pと無得点で、3Pもなかなかゴールできず残り時間が刻々と少なくなってくる。

しかし、「このまま終わってしまうのか・・・」とスタンドの空気が悪くなりかけた残り4分のところで、昨夜のヒーロー#21久慈がようやくゴールを決め、これでスタンドも元気を取り戻し、選手達もスピードが戻って猛攻を仕掛ける。

これで流れが変わって追い付けるか・・・と期待したが、しかし、どうしても最後の一押しができず、残り1分で仕掛けた6人攻撃も実らずタイムアップ。
この結果、イギリスが勝ち点7として首位に立ち、日本が掴みかけていた最終予選進出はイギリスにさらわれてしまった。

この試合は、立て続けの2失点のシーンが全て。
これがイギリスの攻撃に崩されてのものなら諦めもつくが、2つとも自分達のミスによるやらずもがなの失点であり、あの“エアポケット”さえなければ無失点で60分を終えられた公算が高く、悔やんでも悔やみきれない敗戦だ。

また振り返れば、昨日きっちり60分で勝っていれば、たとえ今日の結果が同じでも勝ち点7でイギリスと並び得失点差で日本がトップになれたし、更にさかのぼって初日のルーマニア戦を見れば、向こうのGKの出来が良かった事を差し引いても、もっと多く点を取ってもよかった試合で、あの試合をテレビ観戦して抱いた決定力不足の不安が解消されないまま最後に響いてしまった。

いずれにしても、自国開催の大会で、しかも会場運営を任された日光バックスの効果的な演出もあってこれ以上ない“ホームの雰囲気”を作り上げたにも関わらず、それら最高のお膳立てに応える結果を出せなかった事実は非常に重く、“たら、れば”だらけの悔しさだけが残る結末になってしまった。

選手達は決して油断した訳でも手を抜いた訳でもないのは重々承知だが、いくら選手に対して好意的な自分も、「負けたけどよくやった!」と選手を讃え労ってやる事はできない。

選手も、そして日本アイスホッケー連盟も、この最悪の結果を猛烈に反省して、4年後の韓国・ピョンチャン五輪の予選の際には同じような過ちを繰り返さないでほしい。

ファンが毎度呆れるほどの日ア連の後手後手の対応も含めて、自分は今、このままでは愛して止まない日本のアイスホッケーに未来は無いという危機感を猛烈に感じている。


そして・・・

霧降でのフェイスオフから1時間後に始まったJFL第33節は、0-1で藤枝MYFCに敗れ、V・ファーレン長崎の優勝が決定。
ホッケーと共に、パルセイロも“終戦”となってしまった。
今日の会場入りの時は何とか持っていたのに、試合が終わって外に出ると予報通りの本降りの雨で、まさに自分の気持ちを象徴する涙雨・・・

ただ、パルセイロに関しては“終戦”とはいえあと1試合残っているし、3位のSAGAWA SHIGAが再び勝ち点2差に詰めてきたので、優勝は逃しても2位の座までも明け渡す訳にはいかない。
それに、色々と物議を呼んでいるし個人的にも受け入れ難いとはいえ、退任が決まった薩川監督の花道を飾ってやる意味でも、来週の最終節は何が何でも勝って今シーズンを締めくくらなくてはならない。

来週は選手もサポも、これまで通り・・・いや、それ以上の“本気モード”で試合に臨み、強敵のY.S.C.C.を破って、今シーズンを笑顔で締めくくりましょう!
アイスホッケー・ソチオリンピック一次予選2日目(+レディース試合雑感)

今日は愛知県でレディースのチャレンジリーグ入替戦のアウェイ戦が、明日は静岡県でトップの優勝に望みを繋ぐ藤枝MYFC戦が行われる大事な週末だが、個人的にそれと同じくらい大事な試合があり、栃木県に乗り込んでいる。

その試合とは、タイトルにある通り、来シーズン(2014年)開催のソチ冬季オリンピックの出場権をかけた第一次予選だ。

この予選は日本の他にイギリス・韓国・ルーマニアが参戦し、金曜日からの3日間で総当たりのリーグ戦を行い、1位の国だけが最終予選に進めるという狭き門だ。

4年に1度の大事な大事な予選が日本で行われるとは、悲願の五輪出場を狙う日本アイスホッケー界としては千載一遇のチャンス。
しかも会場が個人的に“冬のホーム”と呼んでいる日光霧降アイスアリーナとあらば、“氷球馬鹿”の自分としては行かない訳にはいかないでしょう!

そんな訳で、レディース~トップと試合が続く東海地方に未練を残しつつも、滅多に体験できない五輪予選というビッグマッチと日本代表の勝利に期待を膨らませ、紅葉真っ盛りの日光に向かった次第である。

さて、昨日は日本がルーマニアに1-0で勝利して迎えた2日目の今日は、アジアリーグでも凌ぎを削っているライバルの韓国が相手。
向こうもソチの次の五輪開催国という事で、ナショナルチームの強化にも力を入れているだろうし、アジアリーグでの対戦でお互いの手の内を知っているだけに、非常にタフな試合になるだろうと思っていたが、予想通りの壮絶なものとなった。

日本が1Pに#21久慈(王子イーグルス)のゴールで先制し、2Pに一旦は追い付かれるも、その直後に#16小原(日本製紙クレインズ)が決めて再びリード。
守っては、絶対的守護神の#44福藤(栃木日光アイスバックス)を中心に全選手が高い集中力で韓国の反撃を跳ね退け、スタンドの大声援の後押しを受けて勝利目前までいったが、観客が最後のテンカウントをコールしようとした残り11秒のところで、GKをベンチに上げて捨て身の6人攻撃を仕掛けた韓国に決められて土壇場で振り出しに戻されてしまう。。

このゴールに会場も落胆したが、延長戦に先制点を決めた#21久慈が決勝ゴールを叩き込み、日本が絶対に勝たなければならない大事な試合を劇的にモノにした。

それにしても、どんな競技であれ『日韓戦』には必ず凄いドラマが起こるものだ。
日本としては、本来ならきっちり60分で勝って勝ち点3を取るべきところ、延長戦勝ちという事で勝ち点を1つ損してしまった形となったが、一番の山場とも言うべきこの試合に勝てた事が何よりも大きい。

そして日光バックスファンとしては、あの決勝ゴールは、会場(日光霧降アリーナ)・状況(延長戦)・ゴールを決めた選手(久慈選手)・決めた時間帯(延長中盤)・決めた位置(左斜めからのミドルシュート)と、昨季のアジアリーグのプレーオフファイナルで王子に優勝を決められたゴールとシチュエーションがほとんど同じだった事にも、何か運命的なものを感じてしまう。

久慈選手は日本アイスホッケー界の将来を担う『次世代のエース』と呼ばれているが、本当に彼は何か“持っている”のかもしれない。

因みに、第1試合はイギリスがルーマニアを3-0で下し(2連敗のルーマニアの戦い振りが2~3年前までのバックスと全く同じで、何だかいたたまれなくなってしまった。。。)、今のところ日本1勝1OT勝(勝ち点5)、イギリス1勝1OT敗(勝ち点4)、韓国1OT勝1OT敗(勝ち点3)という三つ巴の接戦。

これで日本が1次予選を突破するには、明日の2試合の結果如何で非常に複雑怪奇な組み合わせになるが、要は日本がしっかり60分で勝ちゃーいいんである。

長年の悲願だったオリンピック出場を目指して、日光霧降アイスアリーナの熱い声援を追い風にして、明日は是が非でもイギリスを破って第一関門突破を果たしてほしい。


そして・・・

プレナスチャレンジリーグ入替戦の第1ラウンドは、パルセイロ・レディースがNGU名古屋FCレディースに2-1で勝利!!
ウチは2点とも濱垣香菜選手が決めたという事で、大原学園時代から長年頑張ってきた、そして今季はなかなか結果が出せず苦しんできたベテラン選手の“ここ一番”での活躍で大事なアウェイ戦を勝利できたのが本当に嬉しい。
この勢いに乗って、来週の南長野でのホームゲームも絶対に勝って、何が何でもチャレンジリーグ残留を果たしましょう!!!
JFL2012第32節 vsブラウブリッツ秋田(+レディース試合雑感)
前回のホームゲーム・SAGAWA SHIGA戦は仕事で欠席だったので、個人的には8月11日のHonda FC戦以来、実に85日振りに南長野でトップチームの試合を見る事になる。

この間、アルウィンでの県選手権決勝やリーグ戦の宮城と武蔵野の遠征でパルセイロの試合自体は生観戦しているし、SAGAWA戦はテレビで録画観戦できたが、やっぱり聖地・南長野のいつもの席でオレンジ色のユニに身を包んだ選手達のプレーを直に見ないと満足できず、この3ヶ月弱の間が本当に長く感じられ、今日メインゲート前で開場の列に並んだ時は何だか開幕戦のような気持ちになってしまった。

・・・と、感慨に浸っている場合ではない。
あのSAGAWA戦の壮絶な死闘で執念のドローに持ち込み悪い流れを断ち切ったかに見えたが、その後はHOYO大分に1-3で脆くも敗れ、先週もMIOびわこ滋賀に3-3で勝ち切れず、優勝が更に厳しくなったばかりか、SAGAWAの猛追で2位の座も危うくなってきた。

どうもウチは、一旦調子の歯車が狂い出すとなかなか修正できずにズルズルと尾を引いてしまう傾向があるが、そうは言ってももうシーズン終盤の勝負どころだし、いい加減に結果を出さないと取り返しがつかなくなる。
それに何より、今日も多くの人が足を運んでくれた南長野でのホームゲームで無様な試合は見せられない。

ホームの声援を受け、果たしてチームは立ち直る事ができたのか、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(0-0・1-0)0 ブラウブリッツ秋田
s-写真00029

試合は開始早々に3連続コーナーキックとなるなど、ウチが攻め込む時間が圧倒的に長く半ばハーフコートゲームの状態だったが、ゴール前をがっちり固めた秋田の守備に手こずったのか決定的なスコアリングチャンスは少なく、前半は押している割にはイマイチ迫力に欠けた印象となってしまった。

最近失点の多い守備面では、時折襲ってくる秋田の鋭いカウンターにヒヤッとさせられる場面もあったものの、キーマンである点取り屋の#10松田に仕事をさせず、全員が高い集中力で対処しており失点の危険性はあまり感じなかったが、ウチも攻めあぐねてスコアレスドローでは意味が無い。
逆転優勝に望みを繋ぐためにも、ここな何が何でも勝たねばならぬ・・・と、祈るような気持ちで迎えた後半は、去年からここまでずっと全試合フル出場を果たしてきた#14高野に代わって左サイドを任された#6佐田が積極的に攻め上がってリズムを作っていくと、後半9分、サイドをドリブル突破の#7佐藤から絶妙なクロスが上がり、それに#10宇野沢がドンピシャの反応でヘディング一閃、ボールは見事に秋田のゴールに吸い込まれ、遂にパルセイロがゴール!
s-写真00037

クロスの弾道とウノがジャンプするタイミングを見て、ボールがゴールに入る前に「これは決まった!」と確信したが、そのゴールまでの一連の流れがまるでスローモーションを見ているように鮮明に見えた本当に完璧で美しいゴールに、それまでのモヤモヤが一気に吹き飛んだ。

そして、ゴールが決まるとほとんどのフィールドプレーヤーとリザーブ選手全員がサイドラインにズラッと並び、#19向・#13藤田両選手のお子様誕生を祝ってゆりかごダンスを披露。
s-写真00068

さて、突然ですが上の写真にツッコミ2発。
【その1】隊列の人数を数えてみると、ひぃ、ふぅ、みぃ・・・と、あれ?フィールドプレーヤーが1人少ないですね~。乗り遅れたのは誰だ!?(一番遠い逆サイドにいた選手だからあまり突っ込まないであげてね・・・)
【その2】しかしこの写真を見ていると、ダンスは目の前の副審さんに捧げているように見えてしまうのは自分だけ?(当の副審さんも、目の前で突然起こった事態にどう対処していいか分からない感じ。いっそ副審さんも一緒にやればよかったのに・・・)

・・・と、そんな事はどーでもいーとして。。。

このゴールで選手の動きもここまでの苦闘がウソのようによくなり、また久々に出場した#13藤田や#16栗原もアグレッシブにボールに絡み、完全にパルセイロのペースで試合が進む。
s-写真00102

そして、3,658人もの大勢の観客が詰め掛けたスタンドの後押しを受けて最終盤の秋田の猛攻も無難に切り抜け、リーグ戦では8月18日のアウェイ・ソニー仙台戦以来、実に6試合振りの勝利を掴み取った。

この試合、特に後半はゴールの後も何度か決定的なチャンスがあったし、あと1~2点取れたハズのところを決め切れないもどかしさはあったが、それよりもここのところ失点続きだった守備陣が頑張って秋田のシュート数を僅か1本に抑えてリーグ戦7試合振りの完封勝利を飾れた事が大きい。
s-写真00070

今年は偏った日程のせいで夏からずっとアウェイゲームが続き、それに札幌という遠地で行われた天皇杯も絡む変則日程のせいか、肉体的にも精神的にもかなりキツく、なかなか結果が出せずにもがき苦しむ期間が長かったが、今日の勝利で長いトンネルから抜け出す事ができただろう。
チームが苦しい時は、戦術云々よりもホームの熱い声援が一番の特効薬なんだと改めて実感した。
s-写真00158

今日は首位の長崎がMIOと引き分けたため勝ち点差も3に縮まり、優勝に望みを繋ぐ事ができた。
次節、ウチはアウェイで12位の藤枝MYFCと、そして長崎はアウェイで6位のY.S.C.C.と対戦。
ウチはまだ自力優勝ができないため、まずは是非ともY.S.C.C.に頑張ってもらい長崎がコケるのを待つしかないのだが、それより何よりウチがコケてしまえば元も子もない。
対戦相手の藤枝MYFCも、4-0で一蹴した3月の開幕戦の頃から見ればグッと力をつけ“曲者”の印象があり、隙を見せると足下をすくわれてしまう恐れがある。

次節は長崎が土曜日のデーゲームでウチが日曜日のナイトゲームと、先に長崎の結果が分かっての試合になるが、向こうの結果がどうであろうと、目の前の試合に集中して石に噛り付いてでも勝ち点3を奪い取ってきてほしい。


そして・・・

プレナスチャレンジリーグ2012最終節
ジュ ブリーレ鹿児島 1(1-0・0-2)2 AC長野パルセイロ・レディース

勝利の余韻に浸る南長野に流れた「レディース勝利」の報で、スタンドから大きな歓声が上がった。
前半に先制されるも、後半に#20内山智代と#11橋浦さつきのゴールで逆転勝利!
他会場でJSCレディースがスフィーダ世田谷に敗れたため、勝ち点は10で同点ながら得失点差でJSCLを上回り、順位は1つ浮上して11位でリーグを終える事となった。

まずは、最後の最後に遠く薩摩の地で見事逆転勝利を果たしたレディースの選手達、本当によくやった!!
今まで散々苦しんできたけど、いつも最後の最後まで諦めずにボールを追い続ける真摯な姿勢が、この勝利に結びついたんだと思う。

そして、レディースにはこの後もう一つ、『チャレンジリーグ入替戦』という試練が待っている。
その相手は、入替戦予選の敗者復活戦を勝ち抜いてきた東海女子サッカーリーグのNGU名古屋FCレディース。
自分は女子の地域リーグに関しては全く情報を持っていないので、対戦相手の実力も全く分からないのだが、一昨年の清水第八・去年のノルディーア北海道と、過去2年間は入替戦に回ったチャレンジリーグのチームが続けて食われているだけに、今回もパルセイロ・レディースにとって厳しい戦いになるのは間違いないだろう。
ただ、ウチのチーム力は確実に上がってきており、今日の勝利で更に自信と勢いが付いた事は間違いない。
彼女達なら、必ずや結果を出してチャレンジリーグに残留してくれると固く信じている。
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