ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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PCL2013第4節 vsセレッソ大阪堺レディース(+トップ試合雑感)
パルセイロ・レディースはここまで常盤木・世田谷・福岡という強豪相手に3連敗となかなか結果を出せない状態が続いているが、前節も1部から降格してきた福岡相手に2-3と善戦しており、今日こそは今季初勝利を!・・・との期待が高まる。

そんなレディースの今日の対戦相手、今季昇格のセレッソ大阪堺レディースは、選手名鑑を見てみると全選手が15歳以下で、写真を見てもなんだかあどけない顔ばかりが並んでいる。(中には妙に大人っぽい顔もあるけど)
しかし、前節は同じ昇格組のHOYOスカラブ大分を破っているし、中学生と思って甘く見てはいけないだろう。

天気晴朗なれど風冷たい南長野に、486人というレディースにしては上々の入りの観客を集めてで行われたホーム第2戦の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 5(0-0・5-1)1 セレッソ大阪堺レディース

名鑑で見た印象そのままに、試合前にピッチに並んだ相手は体格もさほど大きくなく、これはそんなに怖いチームじゃないかな・・・と感じたが、いざ試合が始まると、運動量も多くパスもよく回り、あの年齢にしては老獪なプレーや冷静な判断をする選手も多く、しかも体格の割りにフィジカルも強く、スタメンの平均年齢22~3歳(推定)のオレンジ色のおねーさん達を翻弄する場面もしばしば見受けられた。

しかし、そんな若さあふれるセレッソに対し、ウチも#18田中菜実の鬼気迫るディフェンスをはじめ各選手が必死にボールに喰らいついてゴールを守り、攻めては#6吉田葵や#14濱垣香菜を基点に効果的なスルーパスが前線に渡ってスコアリングチャンスを掴む場面も見られるなど、全体的にスピードやテンポもあり、また時にスリルとサスペンスも織り交ぜ(主演女優はGK#21ジェシカ)、前半は結局スコアレスだったものの思わず引き込まれるような面白い内容で折り返す。

そして後半、風上に立ったウチはキックオフから積極的に攻撃を仕掛けると、開始早々の3分に#10浦崎優香~#11橋浦さつきのホットラインからゴール前に上がった浮き球を#24内山朋香がヘッドで押し込み待望の先取点!
更にその5分後には、同じようなゴール前の混戦からまたも内山朋香のヘディングゴールで追加点をあげ、スタンドも大盛り上がり!!

その後、チャレンジリーグ独特の5人までの交代枠を利用して途中出場したGK#31卯木真緒の飛び出しを見計らったセレッソの技ありループシュートで1点返されてしまうが、その後は卯木も安定したセービングを見せ、失点から5分後には途中出場の#20内山智代が、「“ともか”が決めたんだから“ともよ”も決めろ!」の檄に応えて交代してすぐにゴールを決めて“W内山”の競演を果たし、その5分後には今季絶好調のスピードスター#11橋浦さつきが彼女らしい中央突破のゴールで突き放し、ロスタイム突入直前にはシュートのこぼれ球を内山朋香が押し込んでハットトリック達成!!!

そんな訳で、レディースの記念すべき今季初勝利は後半怒涛のゴールラッシュによる“大勝”と相成った。
5つのゴールは、いずれもウチの強みである縦のスピードを生かしたもので、そのうち4つはゴール前での攻勢から前線での得点力に長けた“W内山”の持ち味を生かした快心のプレーであり、全体的にはまだまだ判断の遅さや連携不足があるものの、徐々にウチの攻撃パターンが確立されてきたように思う。

そして、大量得点の影に隠れがちだが、今日は守備陣の頑張りも光った。
#18田中菜実・#2久木田祐子・#16波多野早のディフェンスラインはスピードのあるセレッソ攻撃陣に押し込まれながらも、最後は集中力を切らさず体を張ってゴールを守っていたし、#7高木奈央・#22青島雅のボランチ陣も要所をきっちり抑えて相手の反撃を許さなかった。

対するセレッソも見たところ決して弱いチームという訳ではなく、逆にウチがヒヤッとする場面を何回も作っていたし、ウチの陣地でボールを回される時間帯も度々あったなど、得点差ほどには実力は離れていないように思われた。
このクラブは常盤木やJFAアカデミーのように卒業による“強制退団”が無いので、今はU-15のカテゴリーにいる今の選手達が高校~大学と年齢を重ねていく中でフィジカルやテクニックを更に向上させていけば、数年後にはかなりの強豪チームになるんじゃないかと思う。

そんな可能性を秘めたチームに快勝した事で、ウチの選手達にとっても自信や勢いが付いただろう。
試合後に弾けた最高の笑顔がずっと続くように、またしっかり練習してチーム力を高め、次節のアウェイ・HOYOスカラブ戦にも勝ってパルセイロ・レディースとしては史上初となる連勝を果たしましょう!


そして・・・

JFL2013第8節@藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝MYFC 2(0-1・2-0)1 AC長野パルセイロ

パルセイロは前半41分に#8田中恵太のゴールで先制したものの、後半18分と25分に連続失点して逆転負け。
これで秋田~仙台~藤枝と続いたアウェイ3連戦は1分2敗で勝ち星が無く、しかも3試合とも先制しながら追い付かれ、または逆転されて勝ち点を落とす展開で、このブログの中で「今季は我慢の年。来るべき“勝負の年”に向けて、今年は勝敗や順位は二の次でチーム力を高めていこう!」と散々書いている自分としても、さすがに今日の結果にはショックと落胆を隠せなかった。
ただ、今日の試合も実際に見ていないので結果だけで安易に批判や論評はできないし、前記の考え方は今も変わっていないので、今は素直にこの結果を受け入れ、後半戦でチーム力が上向いてくるのを信じてグッと我慢し粘り強く応援していきたいと思う。

次節は5月1日、約1ヶ月ぶりにホームに戻って現在14位の横河武蔵野FCを迎え撃つ。
この長いアウェイでの厳しい試合で得た教訓を無駄にしないためにも、中3日という少ない期間の中でしっかりと調整して、久々の南長野では前回のホームゲームより少しでも成長した姿を見せてくれるのを期待している。
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bjリーグ2012-2013 vs富山グラウジーズ@千曲
季節外れの雪が降った先週の日曜日、ウォリアーズは千曲市で仙台89ERSに83-80で勝利し、本当に長かった連敗のトンネルを14で抜け出した。
この試合、自分はパルセイロの宮城遠征がドタキャンとなって思いがけずフリーの身となっていたけど、降りしきる雪と前日までの出張疲れで外に出るのが億劫となり見に行かなかったが、こんな事なら無理してでも行くべきだった。。。

と、そんなマヌケな男(←オレの事です)の話はどーでもいーとして、いよいよ今週末は泣いても笑ってもbjリーグレギュラーシーズンの最終節。

その対戦相手・富山グラウジーズは現在東地区4位でプレーオフ進出を決めているが、首位の新潟とは僅か1勝の差で、今節の結果如何ではカンファレンストップ通過も狙える位置に付けており、ただでさえ強豪チームの上に、相手もプレーオフを少しでも良い条件で迎えるためにも全力で勝ちにくるだろう。

そして、そんなチームを後押ししようと富山から大勢のブースターが駆け付け、1階のアウェイ側スタンドがほとんどチームカラーの赤で埋め尽くされた千曲市戸倉体育館で、ホームのウォリアーズがどこまで意地を見せる事ができるか。

自分は明日はパルセイロ・レディースで南長野へ行くため、今シーズンのウォリアーズの見納めとなるこの試合、その結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 72(18-26・8-22・23-21・23-20)89 富山グラウジーズ
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やはり限りなく首位に近い4位のチームと10位転落ガケっぷちな8位のチームの対戦という事で、「まるで大人と子供の試合」・・・は言い過ぎだとしても、その実力差は圧倒的に大きく、前半は富山の多彩で迫力ある攻撃に全く歯が立たない状態。

特に向こうのエース#50アイラ・ブラウンを止める事が出来ず、豪快なダンクを何本も決められて意気消沈してしまう場面もしばしばあり、またその他の選手もパス回しの速さやシュートの正確性に目を見張らされ、相手はカンファレンストップ通過という大きな目標があるにせよ、その破壊力と勢いは今まで自分が見てきた中では一番スゴいチームじゃないかと思えるほどだった。

それでも、後半になるとウチもようやく少しずつ攻撃が噛み合い出し、外国人勢を中心に気迫のこもったプレーで互角の戦いを演じ、結果的には17点という少なくない差をつけられての敗戦となってしまったが、相手にいいようにヤラれまくった前半の状態を考えれば、このままズルズルいって試合をブチ壊さず最後まで頑張って意地を見せたんじゃないかな・・・と思う。(だからこそ、前半の悪さが本当にもったいないとも言えるのだが・・・)

そんな訳で、ウォリアーズにとっての今季最終戦は明日だが、自分としてはこれで今季のbj見納めという事で、ここで今季のウォリアーズを簡単に振り返ってみたい。

今季のウォリアーズは、ベテランの#50ウェイン・マーシャルをセンターに据え、アシスタントコーチから内部昇格した石橋ヘッドコーチの相手を研究した綿密な戦術によるチームバスケが功を奏し、序盤には一時2位まで順位を上げるなど、リーグにちょっとした“旋風”を巻き起こした。

しかし、大黒柱のウェインが大怪我で今季絶望となり選手契約を外されると、それまでガッチリと噛み合っていたチームの動きがまるで糸の切れた凧のようにバラバラになってしまい、それでも最初のうちは何とか踏ん張って勝ったり負けたりの状態だったものの、もう一人の大黒柱である#1呉屋貴教も怪我で離脱してから負けが込み出してウチより下位のチームにしか勝てない状態となり、遂には2月24日の東京戦から4月20日の仙台戦までの約2ヶ月間で14連敗という不名誉な記録を作ってしまった。

自分はこの連敗期間中に5試合を観戦したが、ウェインの離脱で急遽獲得したビッグマンの#9マイケル・フェイもなかなかチームにフィットせず、序盤の快進撃を支えた一人だったもののウェイン離脱後に伸び悩んでいた#4ディマリオ・カリーに代えて#34エリック・ウォルトンを獲得するも時既に遅く、選手間の連携が合わずにパスミスやシュートミスを繰り返す様を見るに付け、「何やってんだ!」というイライラと共に、何をやってもうまくいかず悩み苦しむ選手達の姿が痛々しく、試合後の挨拶の時に厳しい顔でうつむく選手達を見るのが本当に辛かった。

そんな厳しい試練が襲った今季のウォリアーズだったが、その反面、長野県で最も大きく設備の良い体育館であるホワイトリングでの試合を興行的に大成功させたり、bjオールスターゲームに#1呉屋がファン投票による選出で出場したり、先週は東西全21チーム・土日合計20試合の中から#9マイクが週刊MVPに選ばれたりと、明るい話題もちらほら見られたし、#3松原佑樹・#11齊藤洋介・#12宇都宮正といったbj2年目の選手達が昨季より逞しく成長して試合でも要所で活躍してくれたのは嬉しかった。

そして、そんな若い日本人選手やなかなか戦術的になじめない外国人選手と試合中も必死に話をしてチームをまとめ、特に連敗中だった終盤戦には自身も獅子奮迅の活躍で気持ちを見せてくれた#6齋藤崇人を、個人的に今季のチームMVPに推したいと思う。

でも本当のチームMVPは選手ではなく、どんなに劣勢になっても声を枯らしてブースターを鼓舞し続けた三井順MCを始めとしたスタッフ一同に贈られるべきだろう。
今季、こんなに負け続けても観客動員が落ち込まなかったのは、ひとえに三井MCや音楽担当のDJ UKI氏を中心とした現場スタッフの奮闘のたまものであるのは間違いなく、本当に頭が下がる思いだ。

さて、早くも来季の話をするならば、個人的には、確実なプレーで試合中の悪い流れを食い止め、どんなに厳しい状況の中でもメンタル面で今の若い選手達を引っ張っていけるだけのベテラン日本人選手が1人でいいから欲しいところだが、かといって現在のチームの懐事情を無視して有力選手を獲りまくるような事はしないで、なるべく現有戦力の育成による戦力底上げでチームを強化して欲しいと願っている。

まぁ、今季も外国人に関しては#32エドワード・モリス以外の3選手を入れ替えてしまうほどの動きがあったし、来季の選手編成がどうなるかは全く分からないが、選手からもブースターからも愛されている石橋HCも含めてできるだけ多くの選手が残留し、苦しかった今季のリベンジの意味でも、今季より1つでも多くの勝ち星、1つでも上の順位を目指して、また我々ブースターを熱くさせるようなプレーを見せて欲しい。

最後にちょっと早いけど、石橋HCを始めウォリアーズの選手の皆さん、華やかなダンスとホスピタリティあふれる振る舞いを終始見せてくれたジャスパーズ、試合の盛り上げや円滑な運営に奮闘してくれたスタッフの皆さん、1年間楽しませていただき本当にありがとうございました!

自分は、どんなにチームの負けが込んでいてもウォリアーズの試合を見に行くのが本当に楽しみだったし、こんな素敵なチームを地元・信州に持てた事を本当に誇らしく、そしてありがたく思っています。

とりあえず明日の最終戦は、勝っても負けても悔いの残らないように完全燃焼のプレーを。
そして来季、また元気な姿で再開できる事を期待しています!
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「現地からお伝えしました」のハズが・・・
今日のパルセイロはユアスタでソニー仙台FCとのアウェイ戦で、自分も現地まで見に行く予定だったのだが、急な出張が入って帰宅が今日にずれ込んでしまったため、泣く泣くドタキャンとなってしまった。

宮城遠征では、ちょうどパルセイロがJFLに昇格した3年前に発生した東日本大震災の被災地を回るのを毎年試合観戦とセットで行っており、今年は去年の試合会場だった七ヶ浜町再訪と石巻市訪問を予定しており、かなり前から計画を立ててこの日が来るのを楽しみ(この表現は被災地の方々にとって適切ではないかもしれないけど・・・)にしていただけに、このドタキャンは本当に残念だった。

で、肝心の試合の方はというと、1-2で痛恨の今季初黒星。

JFLの携帯速報でキックオフから僅か1分で#11畑田のゴールが決まった時は小躍りしたものだが、またしても前半の終了間際にPKで追い付かれ、後半11分に逆転されるという流れを見ていると、ウチの弱点である詰めの甘さや堅守のチームに対する攻めあぐねが露呈してしまった・・・といったところだろうか?

これで開幕から続いていた無敗記録も6試合でストップしてしまい、また2試合連続で勝ち点を落とす結果となってしまい、明日の他会場の結果によっては首位を明け渡す可能性も高いが、自分はまだ今の段階で危機感をあおるようなものじゃないと思っており、それどころか、極端な言い方をすると「負けてよかった」とさえ感じている。

これは毎回書いている事の繰り返しになるが、監督やコーチが一新し戦術やシステムがガラリと変わった今年は、来るべき“勝負の年”に向けてしっかりとチームの土台を作っていく事が最も重要であり、確かに毎試合勝つに越した事は無いが、負けて初めて分かる課題や問題もあるし、負けた事によって選手達も悔しさや危機感から課題を克服しようという機運も高まってくると思う。

いわゆる『雨降って地固まる』ってヤツですね。

今までのウチは昇格から2年連続準優勝と概ね順風満帆にきており、これは地域リーグ時代から今まで築いてきたベースがしっかりしていた事の証であり、ある意味「順当な結果である」とも言えるのだが、別の考え方からいくと、ちょっと今までがうまく行き過ぎて気持ち悪いところもあったし、地域時代からの弱点である勝負弱さや詰めの甘さが克服できていない事に対するもどかしさや危機感もあった。

そんなこれまでの“殻”を破ってワンランク上のレベルを目指そうとしている今年は、特に前期のうちはこういった試練を多く経験しておいた方が、レベルアップするためにはむしろ近道になるんじゃないかというのが自分の考えだ。

前節の記事の最後にも冗談半分で載せたけど、どんな偉人もみーんな悩んで大きくなった。
この試合で課題をきちんと見つけ出し、その課題をチーム全体が共有してクリアーしていく事ができたなら、今日の敗戦も決して無駄なものにはならないハズだから、どんどん悩んで意見を出し合い、チームの完成度を少しずつ高めていってほしい。

それから個人的には、今のリーグがJ3とJFLに分断される来年以降は、ウチがJ1に昇格してベガルタ仙台と対戦する時までしばらく宮城に行く機会がなくなってしまう訳だが(「ベガルタが落ちてきてくれたら・・・」なんて不届きな期待は毛頭抱いておりませんデス)、せっかく2年間続けてきた被災地訪問を途切れさせたくはない。
幸い今年から福島ユナイテッドが上がってきてくれたし、何とかうまく行程を組んで秋の福島遠征時に今回流れてしまった七ヶ浜・石巻訪問を実現させたいし、おそらく福島もウチと一緒にJ3に行くであろう来年以降も、自らに課した“課題”として、宮城や福島浜通り地方を中心とした被災地訪問を続けていき、このブログで紹介していきたいと思う。
bjリーグ2012-2013 vs岩手ビッグブルズ@松本
さて、既に日曜日の新聞で結果は分かっていると思うが、一昨日の記事で予告もしたし、土曜日に行なわれたBCL~bjハシゴ観戦“夜の部”について書いてみたいと思う。

信濃グランセローズ快勝の余韻を楽しみつつ松本市野球場からクルマで2分・・・のところ、球場を出るクルマで渋滞し10分程かかって薄川の向こうの松本市総合体育館に到着し、ブースター会員先行入場の列に並んで15分くらいで開場。
本当に両会場の位置関係は、ハシゴ観戦するには南長野の球技場とオリスタの次に最高で、会場に入るとセローズの帽子やタオルマフラーなどのグッズを身に付けた人もちらほら見受けられた。

そしてコラボ企画として、オープニングセレモニーにセローズから#7隆宏・#9宮澤・#19甲斐の3選手とマスコットのグラッツェがゲストとして登場し、三井MCと一緒に試合前恒例の応援練習などやって盛り上がる。
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そんな和やかな雰囲気の反面、目下ウォリアーズは連敗街道驀進中であり、全く先が見通せない最悪の状態で、スタッフやブースターの間でも「今日こそ!今日こそ!」という切実な合言葉が飛び交っている状況だが、そんな中でも1539人という大勢の観客が集まった松本で、ここまで東地区4位と好調の岩手を相手に、チームは勝利を渇望するブースターの期待に応える事ができたか、その結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 82(18-30・22-20・19-26・23-16)92 岩手ビッグブルズ
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試合は立ち上がりこそウチの速攻や3Pが決まってリードしていたが、岩手も確実に得点を重ね、1Qの3分も経たずにあっさり逆転され、そこから先は完全に相手のペースで、ウチは10点前後の点差を何とか離されないように喰らい付いていくのがやっとの状態。

ただ、改めてランニングスコアを見てみると、2Qと4Qはウチが勝っているのだが、コートに立てる外国人選手が2人に制限される1Qと3Qで大差を付けられており、日本人選手の出来が勝負を大きく左右した事が分かる。
ウチとしてはエースの#1呉屋をケガで欠いている現状ではこの結果も仕方ない部分もあるが、そう言われてみると特に土曜日は気を吐いていた日本人は#6齋藤崇人くらいで、#11齊藤洋介や#12宇都宮正は生命線であるミドルシュートのタッチが全く合っていなかったし、元気者の#3松原佑樹もこの日は得意のカットインや体を張ったディフェンスが影を潜めていて、岩手の日本人勢の安定したプレーとは正反対だった。

この岩手というチームはウォリアーズと同期の昨シーズン参入組で、去年はウチが18勝で8位・岩手が19勝で7位と同じような成績だったが、今季の岩手は他の強豪チームから主力級選手を次々に獲得し、更には指揮官まで昨季琉球をbjチャンピオンに導いた桶谷HCを引き抜くなど、えげつないほどのチーム強化を断行。

自分はハッキリ言ってこういった“個の力”に頼る強化策は好きではないのだが、ただ岩手の場合は数年前までのNPBの某球団のようにカネとブランド力にモノをいわせて有名選手を買い漁るというものではなく、成績もパッとせず観客動員や知名度も上がらない中で、新しいチームを早く県民に知ってもらうにはとにかくチームを強くしなければならない・・・という切実な内情からきたものであり、「安易な補強」と一概に批判できるものではない。

それに実際に試合を見てみると、“個の力”の寄せ集めであるハズの岩手はハイレベルな選手達がうまく融合して見事にチームとして機能しており、むしろ“個”の力に頼りプレーがバラバラだったのはウォリアーズの方で、これではウチが勝てるハズもない。

結局、土曜日に引き続き日曜日も83-95で敗れ、連敗記録も13まで伸ばしてしまった。
今のウォリアーズは、#1呉屋・#50マーシャルという大黒柱2人のケガによる戦力の大幅ダウン、#6崇人以外の日本人選手は全てbj経験1~2年目という選手層の薄さ、何をやっても機能しない戦術の行き詰まり、勝てない事による焦りや自信の喪失などメンタルの大幅低下と、正直なところ勝てる要素は限りなくゼロに近い最悪の状態にある。

そんなウォリアーズに残された試合はあと4つ。
来週末の仙台(現在7位)戦と再来週の最終節富山(現在2位)戦を残すのみで、これらはいずれも本拠地・千曲市戸倉体育館で行われるが、熱心な地元ブースターの精一杯の後押しを受けたとしても、今の状況では一つも勝てないままシーズンを終えてしまう可能性が高いと言わざるを得ないだろう。

でも、勝負は何事も最後までやってみなければ分からないし、選手達は“ブレイブウォリアーズ”(勇敢な戦士)の名前に恥じないような気持ちのこもったプレーで、最後の最後まで諦めずに戦い抜いてほしい。

自分は残り4つのうち、残念ながら27日の1試合しか見に行けないが、自分の中での今シーズンのbj集大成として、矢尽き刀折れボロボロになりながらも必死に戦い続ける戦士達に力の限り声援を送り、その戦い振りをしっかりと見届けたいと思う。
PCL2013第2節 vsスフィーダ世田谷FC(+トップ試合雑感)
「この天気をトップチームの試合に分けてやりたい」と思うようなポカポカ陽気の今日、JFL・BCLに引き続き満を持してプレナスチャレンジリーグ2013シーズンのホーム開幕戦がめでたく行われた。
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今日という日を迎えるにあたり、まずは去年図らずも回ってしまった厳しい入替戦を勝ち抜いて、こうして再びなでしこ柄のボールが描かれた旗の下、チャレンジリーグの舞台で戦える事を、本当に嬉しく、そしてありがたく思う。

そして我等がパルセイロ・レディースは、今年も厳しい戦いが続くとは思うが、本田美登里監督の就任でチームが変わる“何か”を期待せずにはいられない、これまでとは全く違う気持ちで臨んだホーム開幕戦。
そんな期待を胸に671人とこれまで見た事ないような数のサポが駆け付けた南長野で、果たして彼女達は期待通りの試合を見せる事が出来たか、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-3・1-2)5 スフィーダ世田谷FC

試合は前半19分、自陣ゴール前へのクロスをヘッドでクリアーしようとしたボールが背後に詰めていた選手にフリーで渡ってしまい、それをしっかり決められて先取点を献上。
この場面は、ウチのクリアーミスというよりも、それを受けて見事な弾道のシュートを打った相手の#20下條彩選手をほめるべきだろう。
また、シュートの瞬間にGKの前にいた数人の選手がブラインドになっていた可能性もあり、ウチとしてはアンラッキーな部分もあった。

ただ、前半35分の2失点目は完全にウチの先発GK#31卯木(うのき)真緒の判断ミスからによるもので、中途半端な飛び出しと相手にかわされてからの対応の鈍さは反省点だ。
結局卯木は後半開始から交代されてしまったが、体格的なハンデはあるものの思い切りのよいプレーも見られたし、これにメゲずに次回の出場チャンスを目指して頑張ってほしいものだ。

前半は終了間際の44分にもインターセプトから失点し厳しい状況になったが、ウチも何とか相手に喰らい付き、また時折相手ゴールに鋭く迫る場面も見られるなど、リードされながらも「これで1点取れば流れは変わる」と期待を持たせるプレーを見せていたが、その待望の1点目は、後半18分に訪れる。

敵陣ゴール前での混戦から相手がクリアーしたボールを中央で受けた#7高木奈央が放ったミドルシュートがそのまま相手ゴールに吸い込まれ、スタンドも待望の今季南長野初ゴールに大きな歓声が上がる。

しかしその喜びも束の間、その7分後には自陣ゴール前で相手の攻撃に守備陣が振り回され、最後はポスト際の難しいバウンドに後半から入った#21ジェシカ・リン・クローゼンバーグがタイミングを合わせられずにボールが差し出された手の脇をすり抜けてゴールに入り、手痛い4失点目を喰らってしまう。

更に後半終了間際にも守備を崩されてゴールを許して最終的には1-5という大差がつき、ホーム開幕戦を白星で飾る事はできなかった。

それにしても、スフィーダ世田谷というチームを改めてじっくり見させていただいたが、ボールへの寄せ・球際の強さ・判断力の速さなど、基本的なスキルが高くて、全体的にとてもまとまった良いチームだと感じた。
一方のウチは、決して今日の点差ほど実力的な大差は無いとは思うが、今挙げたスキルのどれもあと一歩ずつ劣っており、そういった少しの差の積み重ねが今日の結果に結びついたんじゃないかと感じた。

しかし、去年のウチの戦い振りから比べると、前線から最終ラインまでがコンパクトにまとまって、しっかりボールをつなごう、組織的な守備をしようという意図や努力が見て取れ、去年までとは明らかに違う動きを見せていたし、今日は相手のスピードや巧さに翻弄されて残念な結果に終わってしまったけど、今の取り組みをじっくり焦らず続けていき、結果を恐れず思い切ってチャレンジしていけば、必ずや道は開けてくると確信している。

“ローマは1日にしてならず”の言葉通り、去年2勝4分16敗でブービーだったチームが、優秀な指導者が来たからといってすぐに変われるものじゃない。

今日が、AC長野パルセイロ・レディースという“宝石の原石”が、強く魅力的なチームに成長していく道程のスタートライン。
ここからコツコツと精進していき、今年のシーズン終了時にどれくらいチームとして成長できたか、また2年後・3年後にどれくらい戦術やスキルの積み重ねができたかが重要だろう。

自分は今日の戦い振りをしっかりと頭の中に記憶しておき、そこから観戦の度に少しずつチームの完成度や選手個々のスキルが上がっていく様を、選手達と共に苦しみながらも大きな楽しみを持って見届けていきたいと思う。


そして・・・

JFL2013第6節@秋田市八橋運動公園球技場
ブラウブリッツ秋田 1(0-0・1-1)1 AC長野パルセイロ

後半12分に長野のエース・#10宇野沢のゴールで先制するも、終了間際に秋田のエース・#10松田のゴールで追い付かれてのドロー。
前回のアウェイ・大分戦に続いてまたしても土壇場で失点するという相変わらずの詰めの甘さもあり、残念ながら開幕からの連勝は5でストップしてしまった。
この結果を携帯速報で知った時、最も警戒しなければならない相手の点取り屋に決められて悔しい気持ちもあったが、今まで内容的には満足できない試合が多く、それでも勝ち続けている現状の中で、「選手達が結果だけを見て安心してしまいチームの熟成が遅くなってしまうんじゃないか・・・」という余計な心配をしていたので、個人的には今日のドローは、もう一度立ち止まって現状を見つめ直すにはちょうど良いタイミングだったんじゃないかと感じて、不謹慎ながらホッとした部分もあった。

確かにリーグを戦う上では毎試合勝利を狙い、優勝という高い目標に向かって突き進んでいってほしいが、あえて乱暴な言い方をすれば、今年は更なるステージを見据えて戦術のレベルをワンランクアップさせるのを最重要課題としてチームを再構築する、いわば『負けがある程度許される年』だと思う。
今日は実際に試合を見ていないので内容の良し悪しは分からないが、こうして引き分けや負けの試合の中から何かを掴む時だってあるし、今は大いに悩んで悩んで、色々とトライしていきながら大きく成長していってほしい。

そんな成長途上のトップ・レディース両チームへのエールとして、僭越ながらワタクシめから、自分が小さい頃に一世を風靡したCMソングを捧げたいと思います。

 ♪ ソ、ソ、ソクラテスか プラトンか~
 ♪ ニ、ニ、ニーチェか サルトルか~
 ♪ みーんな悩んで大きくなった!!

昭和の香りただよう動画はコチラから→ http://www.youtube.com/watch?v=SwzQkt56T6Y

どんどん悩んで、どんどんチャレンジして、また悩んでトライして、真に強くでっかいチームになろうじゃないか!!
BCL2013 vs富山・前期1回戦@松本
今年で7年目を迎えるベースボール・チャレンジ・リーグ(BCL)の2013年シーズンもいよいよスタート。
そして信濃グランセローズの今季の開幕戦は、桜も満開の松本市野球場での開催となった。
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更に今日は昼間のBCLに引き続き、夜には野球場から目と鼻の先にある松本市総合体育館でbjリーグの試合もあり、野球~バスケという異種ダブルヘッダーが実現。
BCLのシーズンは4月中旬~9月末、一方のbjは10月初旬~4月末までという事で、両者のレギュラーシーズンが重なる期間はごく僅かだし、その上両者共にホームゲームも県内各地を転戦しているにもかかわらず、こうして同じ日の昼と夜に、同じ街の、しかも近接する競技場で試合が開催されるとは奇跡のようだが、この好機に両チームのコラボ企画が実現し、昼間の試合前にはウォリアーズのチームMC・三井順氏が名調子でBCLの開幕を盛り上げつつ夜のバスケ観戦をアピールし、チアチームのジャスパーズも見事なダンスで華を添えてくれた。
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そんないつになく賑やかな幕開けとなった今年の信濃グランセローズは、岡本哲司監督、田中幸雄投手コーチ、竜太郎・渡辺正人両プレイングコーチという新体制の下、2008年にオリックスにドラフト1位で入団した甲斐拓哉投手(松本市出身・東海大三高卒)の獲得や、球団初となる高知での春季キャンプの敢行などの話題もあり、今年こそは悲願の初優勝に向けて期待が高まるが、その大事な大事な“始めの一歩”であるこの試合で幸先よく勝利してスタートダッシュを決める事はできたか、その結果は以下の通り。

 富山TB : 010 000 010 = 2
 信濃GS : 001 003 10X = 5

今年の栄えある開幕投手は、もちろんセローズのエース#17杉山慎。
アイボリーに赤いピンストライプの新しいユニホームに身を包み満を持して登板した杉山だったが、立ち上がりは球威・制球共にピリッとせず、2回には自身のワイルドピッチもあって招いた2死満塁のピンチに、完全に打ち取ったセカンドゴロを#5涼賢がエラーして、やらずもがなの先取点を献上。

しかし3回裏、去年まで千葉ロッテでバリバリの現役だった#6渡辺正人プレイングコーチのレフトポール際に飛び込むホームランで同点に追い付く。
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イブシ銀の“守備の人”だった正人の、ロッテ時代は滅多にお目にかかれなかった“名刺代わり”の一発でこのまま勢いに乗りたいセローズだったが、しかしその後はほぼ毎回出塁してランナーを貯めるも肝心なところであと1本が出ずに残塁の山を築き、スタンドもため息ばかりで重苦しい雰囲気が漂ってくる。

それでも、杉山は尻上がりに調子を上げて要所を抑え、またタイムリーエラーの涼賢が今度はダイビングキャッチでピンチを救ったり、新加入のセンター#2川口(松商学園卒)が「これは抜かれた・・・」というような難しいフライをダイレクトキャッチして守備範囲の広さをアピールしたり、同じく新加入のキャッチャー#51尾中(福井から移籍)が自慢の強肩で盗塁を刺したりとバックも杉山を盛り立て、両者なかなか勝ち越し点が入らないまま迎えた6回裏、セローズは先頭打者7番#24井領のヒットの後、送りバンドした8番涼賢の全力疾走が富山のエラーを誘って無死1・3塁とし、続く9番#33ダイチがライト線を深く抜く走者一掃のタイムリー三塁打で遂に逆転!
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更に続けて1番川口も三遊間を破るタイムリーヒットを放ち、7回には2死3塁から7番井領のタイムリーでもう1点追加し試合を決定付ける。

投げては、7回までしっかり試合を作った杉山を8回に引き継いだ今年のメインセットアッパー候補・#16有斗が、緊張からか制球を乱し1失点したものの、最終回は信濃の頼れる守護神にして今年の選手会長・#20篠田がランナーを出しながらも危なげなく締めくくり、セローズが今年の開幕戦を見事快勝した。
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今日のセローズのスターティングオーダーを見てみると、2番に前述の#6渡辺正人、3番にお馴染み#8竜太郎、4番に去年のBCL本塁打王に輝いた元日本ハムの#1大平とNPB経験者が並び、更に5番も群馬時代にBCL首位打者になった事もある強打者#3大谷が続く等、上位打線にはそうそうたるメンバーが名を連ねてスコアボードのラインナップを見ているだけでワクワクしてくるが、今日はそんな“主役”ではなく、彼らに続く下位打線の面々が掴み取った勝利というのが非常に大きく、去年までなかなかレギュラーに定着できず伸び悩んでいた井領・涼賢・ダイチらがグランドで活躍する姿が見られて本当に嬉しかった。

名前も実績もある主軸選手(今日はあまり仕事ができなかったけど。。。)だけでなく、彼ら“脇役”陣がシーズンを通して頑張ってくれたら、必ずや長年夢見てきた優勝の栄冠を掴み取る事ができるだろう。

そんな訳で、まずは幸先の良いスタートを切った信濃グランセローズ。
これから9月末までの長丁場となるが、チーム全員の力を合わせて、今年こそ最高のシーズンになる事を願っている。
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ところで、冒頭に書いたように、今日は松本でBCLとbjのハシゴ観戦が楽しめると書いたが、物好きな自分も当然このコラボ企画に乗っかりましたとも。
そんな訳で、“夢のダブルヘッダー”夜の部の模様は、明日はパルセイロ・レディースのホーム開幕戦があるので、明後日以降にでもアップしたいと思います。(まぁ、夜の方は昼間とは真逆の結果だったけど。。。)
プレナスチャレンジリーグ2013シーズン開幕!
女子サッカーのプレナスチャレンジリーグが今日開幕し、本田美登里監督率いる新生パルセイロ・レディースもいよいよ始動。
昨日は、残念ながら遠征に帯同できなかった8選手(#4高橋・#5市川・#8村山・#9能本・#17北川・#19佐山・#21ジェシカ・#25篠原)がトップの試合前に南長野に集まり、代表して#19佐山万里菜選手がそのプレースタイル同様の力強い挨拶でレディースを大いにアピールしてくれた。
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(それにしても、去年はリーザブが2~3人しかいなかった事を思うと、“留守番組”が8人も出るほどの人数になったのは、分かっちゃいたけど少しビックリした。)

これまでほとんどスポットライトが当らなかったパルセイロ・レディースだが、日本女子指導者の第一人者である本田監督を迎えた今シーズンは、開幕前に地元テレビ局の夕方のニュースに特集で採り上げられたり、信毎にも大きく記事が載ったりと、パルセイロ(トップ)・松本山雅・信濃グランセローズ・信州ブレイブウォリアーズに続く“第5の地元スポーツチーム”として一気に注目される存在になった。

そんなレディースの記念すべき初戦は、アウェイで強豪・常盤木学園高校に前半0-2から後半に長野が誇るスピードスター・#11橋浦さつきとスフィーダ世田谷から移籍の新戦力#24内山朋香のゴールで追い付き、結局後半ロスタイムの失点で敗れはしたものの、シュート数も10-13と互角の展開だったようで、今まで全く歯が立たなかった“なでしこ予備軍”の常盤木相手に大善戦し、早くも「今年のレディースは去年までとは違うゾ!」という事を大いにアピールしてくれて嬉しい限り。

ただし、常盤木は高校生チームだから、U-18W杯でも活躍した道上彩花選手ら去年の有力選手が卒業し新チームとなったばかりでまだ体勢が整っていないところがあるかもしれず、今日の結果だけを持って手放しで喜べるほど甘いものではないのは百も承知だが、今日の試合で選手達も大きな自信と手応えを掴んだはずだ。

確かオフにやっていたテレビのインタビューで、多くのオファーの中から弱小のパルセイロ・レディースを選んだ理由を聞かれた本田監督が「本当にサッカーが好きなコ達と戦いたかったから」というようなコメントを言った覚えがあるが、フルタイムの仕事の後に投光機の薄暗い照明の下で一生懸命練習し、試合ではどんなに大差がついても最後までひたむきにボールを追いかける姿を見ている自分は、「本当にサッカーが好きなコ」としてパルセイロ・レディースの選手達を自信を持って推薦できるし、このコメントを聞いて、本田監督は必ず今のメンバーでチームを強くしてくれると確信した。

もっとも、そんな敏腕監督が来たところですぐにチームが強くなり結果を残せるほどこのリーグは甘くないが、監督が言うように去年からの選手達も元々ポテンシャルは低くはないのだから、チームとしても選手個々としてもシーズン終了の頃にはきっと今よりも大きく成長した姿を見せてくれるはずだ。

そんな訳で、今までレディースの試合を見た事がないというパルサポの皆様。
確かにトップのように強いチームの勝ち試合を見るのもいいけれど、今はまだ弱くてもこれから確実に強くなっていくレディースを、勝っても負けても大きな声援を送りながら、その成長過程を見守っていくというのも応援の醍醐味の一つだし、今年は是非ともチャレンジリーグにも足を運んで一生懸命サッカーに取り組む彼女達を声援し、チームが苦しみながらも少しずつ成長していく様を体感していってほしいと思います。

来週の日曜日は待ちに待ったホーム開幕戦。
その対戦相手は、今日も新加入のセレッソ大阪堺レディースを8-2で一蹴した、今季のなでしこ昇格最有力候補のスフィーダ世田谷で、現時点でウチがどこまで戦えるようになったかを量るには絶好の相手といえるだろう。
そんな強豪相手ではあるが、選手達は臆する事なく正面からぶつかっていき、今持っている力を出し切ってレディースらしくひたむきに堂々と戦い抜いてもらいたい。

プレナスチャレンジリーグ2013ホーム開幕戦は、南長野運動公園総合球技場で4月14日(日)午後2時キックオフ、入場無料。
パルサポの皆さん、今度の日曜日は南長野へ集結!!!
JFL2013第5節 vsツエーゲン金沢
去年も春先は週末狙い撃ちで天気が悪かったが、今年もナゼか同じ傾向のようで、開幕戦の暴風雨に引き続き、今日も天気予報では台風並みの“爆弾低気圧”襲来を伝え、予報通り2時過ぎからポツポツ降り出してキックオフの笛を合図に本降りになり、つくづくお天道様を恨めしく思ってしまうが、一番心配していた風の方は穏やかだったのが不幸中の幸いか・・・

そんな憂鬱な天候の中で迎える今日の相手・ツエーゲン金沢は、去年は14位という予想外の下位に沈み、今年もここまで1勝1分2敗の14位と低迷しているが、ウチとの対戦は過去2年で1勝2分1敗と全くのイーブンであり、北信越時代からしのぎを削ってきたライバルとして、向こうもより強い気持ちで来るだろうから、現在の順位とは関係無く苦戦が予想される。

そんな難敵・金沢を相手に、破竹の開幕5連勝&『地上波テレビ中継のある試合に勝てない』というアホらしくもチームやサポの心に重くのしかかるジンクスの打破なるか? その注目の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(1-0・1-1)1 ツエーゲン金沢
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秋口~春先の南長野名物の北風と違い、今日はホーム側から緩い南風が吹く中、その風向きに合わせるように前半はウチがアウェイ側にエンドを取ったこの試合は、立ち上がりから両者中盤でのボールの奪い合いでシュート数も少なく比較的静かな展開ではあったが、ウチはパスミスなどでなかなか敵陣深くまで攻め込めないのに対し、金沢は縦パスが#7清原や#8菅原といった点取り屋に渡ってヒヤッとする場面もあるなど、どちらかといえば金沢に押され気味な展開。
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そんな中、前半39分に#11畑田からの絶妙なスルーパスが#10宇野沢に通ってディフェンスラインの裏に抜け、キーパーと1対1を落ち着いてかわしてゴールに流し込み、テレビ中継の呪縛を振りほどくような見事な先制点をゲット!
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このゴールでウチの動きもようやく良くなってきて相手ゴールに迫るプレーも少しは出るようになったが、それでも連携の悪さは相変わらずで、なかなかフィニッシュまで持っていく事ができない。

この流れは後半になってもずっと続いていたが、後半27分、中央の#10宇野沢からパスを受けた左サイドの#14高野からのクロスを逆サイドに詰めていた#17松尾がドンピシャ頭で合わせて待望の追加点!!
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このゴールで勝利に向けて大きく前進したパルセイロだったが、ここから何とか追い付こうと攻勢をかける金沢に守備陣がちょっとバタバタし出し、2点目のゴールから僅か5分後、相手のフリーキックが#17松尾の頭の上をかすめてそのままゴールに吸い込まれ、嫌な時間帯に1点差に追い上げられてしまう。

それでも、ここからどうにか立ち直った守備陣の頑張りや相手の焦りから来るミスにも助けられ、4分間という長いロスタイムも凌いで何とか逃げ切り、見事開幕5連勝達成と北信越時代から続いていたリーグ戦テレビ中継無勝のジンクス打破で気分もサイコー!
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・・・といきたいところだが、まるで怨念のような長年のジンクスをようやく振りほどいた記念すべき勝利だったにもかかわらず、自分の中では勝った喜びよりも「何とか勝てた・・・」という疲労感にも似た安堵感の方が強い。

今日の試合も、2つのゴールシーン以外は攻撃面で特に見るべきものが無く、どちらかといえば相手のチーム状況の悪さに助けられての勝利と言った方がいいだろう。
現にスタッツを見ても、シュート数では金沢6本に対してウチは僅か3本と異常に少なく、「シュート3本で2得点だから効率がいい」という見方もあるが、それにしても“攻撃的サッカー”を標榜するチームとしては何ともお寒い数字だ。

また、これまで前節の大分戦以外の自分が観戦してきた4試合に共通しているのは、ゴールした時のプレーはどれも素晴らしい連携から生まれたウチらしいシーンだったが、それ以外は攻撃面で連携がうまくいかず、試合終了後も何となく心の中にモヤモヤが残って素直に勝利を喜べないゲームばかりだ。

ただ、まだまだシーズンは始まったばかりだし、美濃部監督が要求するハイレベルなサッカーがそんなに簡単にチームに浸透するハズはないのだから、このような内容も自分的には想定の範囲内ではある。
確かに去年までの事を思うとイライラするシーンも結構見受けられるが、そんな中でもしっかり結果は出しているし、それに内容が伴うようになるまで、我々サポもしっかり腰を据えながら長い目で見守っていく必要があると思う。

次節からは、現在2位と絶好調のブラウブリッツ秋田~ここまで4試合で僅か1失点のソニー仙台~2連敗のあと3連勝と調子を上げてきた藤枝MYFCと、いずれも難敵相手の厳しいアウェイ3連戦が待ち構えているが、当然3連勝を狙いつつもただ目先の結果だけを追い求めるのではなく、積極的にトライ&エラーを繰り返しながらチームとして成長の手応えを掴み取れるような有意義な遠征になる事を期待している。

【 追記 】
今日は試合前に、前座として北信U-15サッカーリーグのパルセイロジュニアユースvs裾花中学校の試合が行われた。
結果は1-5でJr.Yが敗れてしまいパルサポ的には少し残念だったが、同じパルセイロ・ファミリーとしてJr.Yの公式戦が見られたのは嬉しかったし、対戦相手の裾花中にとっても、普段より大勢の観客の前でプレーできたのは有意義な事だっただろう。
個人的には、トップチーム以外のパルセイロの活動を大勢の方々に知ってもらうためにも、今後もこのようなJr.Y絡みの前座試合をもっと増やしてほしいし、8月以降佐久で試合をするようになったら、東信地方のジュニアチームの前座試合をやれば、もっともっと東信の人達がパルセイロに関心を持ってくれるようになると思う。
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