ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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第20回全日本スピードスケート距離別選手権大会(男女1000m) +パルセイロ試合雑感
昨日に引き続き、スピードスケート全日本距離別選手権を観戦に、15年前の長野五輪のマスコット・スノーレッツの“抜け殻”(←そーゆー生々しい表現は止めなさい!)が出迎えるエムウェーブへ。
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それにしてもサラッと“15年前”って書いたけど、という事は今の中学生より下の世代は長野五輪より後に生まれた事になるんですな。
この写真に写っている女の子も、当時は今の某ゆるキャラ並に大人気だったスノーレッツを見て「なんじゃ、このけったいな置き物は・・・」なんて思ってるのかも。
あーやだやだ、歳はとりたくないですな~・・・

なんて話はどーでもいーとして、レースの方にまいりましょうか。

【 女子1000m 】
1位:小平奈緒(相沢病院) 1分15秒91(大会新記録)
2位:松田有幾(十六銀行) 1分17秒46
3位:神谷衣理那(毎日元気) 1分17秒62
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女子は小平が大会新&国内最高記録で唯一1分15秒台をマークし、その他の選手は1分17秒台中盤以下でドングリの背比べという、完全に小平の一人勝ち状態。
バンクーバーの頃は“スーパー中学生”で今年から大学生(日体大)となった、中距離が得意で個人的に小平の対抗馬と期待していた高木美帆は、まだ本調子ではないようで1分17秒89の4位と、惜しくも表彰台を逃してしまった。
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以前は1000mでも大菅小百合と吉井小百合、あるいは岡崎朋美と三宮恵利子と高いレベルで競い合うライバル選手がいたものだが、今回のレースを見てみると、500mではそこそこ戦える辻麻希や住吉都は2周目になると足が止まり、逆に中・長距離が得意な菊池彩花(富士急行)や高木菜那(日本電産サンキョー)はエンジンがかかる前に滑り終えてしまうといった感じで、小平を脅かすような選手が出てこなかったのがちょっと残念だった。

それにしても小平の進化のスピードはものすごく、この大会では毎年滑るたびに“国内最高記録”や“大会新記録”の言葉がついてくる。
彼女はトップアスリートの割には食が細いようで、今季はご飯をドンブリ飯にするなど食事量を増やす、本人曰く『男メシ』にして体質改善を図っているとの事で、国内では敵なしとなった今でも世界を見据えて頑張っているところが素晴らしい。
500mではメダルも見えている日本だが、スピードスケートは距離が長くなればなるほど体格やパワーで勝る欧米勢に有利となり、1000mもいくら小平でも今の段階ではメダルはちょっと厳しいと言わざるを得ないが、『男メシ』でスタミナとパワーを付け、ソチ五輪では500mも1000mもメダルが獲れる事を大いにきたいしている。
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【 男子1000m 】
1位:山中大地((株)電算) 1分10秒67
2位:近藤太郎(専修大学) 1分10秒76
3位:長島圭一郎(日本電産サンキョー) 1分10秒88
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今日は500m覇者の加藤条治は出場しなかったので、昨日まさかの失格で涙をのんだ長島圭一郎のリベンジに注目していたが、その前に長谷川翼(日本大)や中村駿佑(法政大)などの大学生勢が次々とラップを塗り替えていきレースを活性化させる。
彼ら大学生にとっても、この大会はユニバーシアードの予選を兼ねているだけに必死のようで、彼らの頑張りにスタンドの歓声も熱を帯びてきた。

そして迎えた長島のレースは、やはり気合のこもった滑りで200mと600mのラップ共にトップタイムを出して優勝は堅いかと思われたが、最終コーナーで足が止まってしまい、同走の中距離が得意な新鋭・山中大地が最後の直線でかわしてフィニッシュし1位の座をもぎ取る大金星。
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ゴール後、抜かれた長島は悔しそうだったが、同走者の素晴らしい滑りを称えて手を差し出し、中村もそれに応えて握手を交わすという良い光景を見る事が出来た。
ガッツポーズや強気な発言など、ライバルの加藤条治に比べて派手な言動が目立つ長島だが、こういった粋な事をサラリと自然にできるところが彼の大きな魅力であり、自分はこれで長島がより一層好きになった。
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と、これが今日のハイライトシーンかと思っていたら、最終組にもう一つ驚きが待っていた。
山中と同じく1000mと1500mにエントリーしている専修大の近藤太郎は、600mのラップは全体の15位とふるわなかったが、最終周で一気に加速して長島を抜き2位の座をゲット!
プロフィールによると去年のこの大会でも1500mで優勝したそうだが、その時は自分は見ていなかったので、実際に初めてレースを見て、そのスケールの大きな滑りと終盤の爆発力には本当に驚いた。
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そんな訳で、男子の方は個人的に熱望していた加藤・長島に続く新鋭がワンツーフィニッシュを決め、その他の大学生にも元気な選手を沢山見る事が出来て、とても見応えのあるレースだった。

オリンピックイヤーの今シーズンは、12月27日~29日に五輪代表選考大会が、そしてソチ五輪を間近に控えた来年1月18日~19日には“五輪の前哨戦”ともいえる世界スプリント選手権が、ここエムウェーブで行われるとあって、長野のスケートファンには楽しみなシーズンとなる。
世界に目を向けると、カナダ・アメリカ・オランダといった欧米のスケート大国に加え、最近は韓国勢が台頭してきて、日本としては厳しい戦いを強いられると思うが、小平や加藤を始め代表に選ばれる選手達はこれからどんどん調子を上げていき、“本番”となるソチオリンピックでは最高のパフォーマンスで我々を楽しませてほしい。
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そして・・・

JFL2013第30節@福島県鏡石町営鳥見山陸上競技場
福島ユナイテッドFC 0(0-0・0-1)1 AC長野パルセイロ

1000mのレースが終わってエムウェーブを後にしたのが13時過ぎだったので、そこからは携帯速報とニラメッコ。
前半は0-0のままで、スタッツを見るとウチのシュート数も2本だけと低調だったのでちょっとヤキモキしていたが、後半24分にエース#10宇野沢の値千金のゴールが決まった時は飛び上がって喜んだ。
こうして先制さえすれば、あとはウチの鉄壁守備陣に絶大なる信頼を寄せているので、速報も大船に乗った気持ちで追う事ができる。
この勝利でウチはリーグ22戦負けなしとなってJFL記録に並び、更に昨日の試合で2位の讃岐が町田に敗れたため勝ち点差を4に広げてリーグ優勝へ大きく前進した。
去年は今頃の時期に失速してしまい優勝を逃したが、今年は逆にリーグ終盤になってグングン上り調子になっており、本当に頼もしい限りだ。

そんな絶好調なチームだが、次節はその真価が問われる重要な試合になる。
天皇杯からコッチ、対戦相手はJの2チームを含めてどちらかといえば“向かってくる”タイプのチームが多かったが、次節の相手・ソニー仙台はウチが苦手な堅守速攻のチームであり、今年ここまで僅か2敗のうちの1敗を献上している、個人的にはとてもやりづらい相手という印象がある。
10月以降の日程を見てみると、確かに上位につける町田や相模原との対戦は大きな山場となる試合であるが、このソニー仙台にウチらしい試合運びでしっかり勝利を収める事が、優勝を現実のものとするための一番の“鍵”になると自分は考えている。
前節と同じ表現になってしまうが、たとえ讃岐と勝ち点差が離れても勝って兜の緒を締めて、来週はユアスタのリベンジを是非とも達成させましょうゾ!!!
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第20回全日本スピードスケート距離別選手権大会(男女500m)
毎年10月最終土・日の恒例行事、スピードスケート国内開幕戦の全日本距離別選手権が今年もやってきた。
今シーズンはいよいよ2月にソチオリンピックが控えており、バンクーバーから4年間の鍛錬の成果が試される大事な年という事で、その開幕戦には選手達も並々ならぬ決意を持って臨むだろう。
そして会場となるエムウェーブも、報道カメラマンが最も多く陣取る“特等席”ともいえる、バックストレート入口部分のスタンドを収納して、よりコースに近いリンクレベルに可動席を置いて選手の滑りの迫力を実感できる、その名も“エキサイティングシート”として一般客に開放したり、カラー写真付きの注目選手リストを貼り出したりと、今まで見られなかった新たなファンサービスを展開して、スピードスケート関係者のオリンピックイヤーにかける意気込みが感じられた。
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昨日の1500mに続いて今日は注目の500mが行われたが、まずは女子の結果から。

【 女子500m 】
1位:小平奈緒(相沢病院) 75秒91(大会新記録)
2位:神谷衣理那(毎日元気) 76秒76
3位:辻麻希(関西病院) 77秒20
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やはり“女王”小平強し!
昨日の1500mは4位に終わり500・1000と合わせた距離別3冠の夢は潰えたが、“本職”の500mでは1本目に37秒93の大会新記録を叩き出して小さくガッツポーズ。
そして2本目も唯一38秒を切る37秒98をマークする、他の選手を寄せ付けない圧倒的な強さで大会5連覇を達成した。
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小平は先週行われた記録会でも国内最高記録を更新する37秒87をマークしており開幕から絶好調の様子だが、優勝インタビューでは「まだ実力を完全に出し切れていない」と話しており、ソチの金メダルに向けて更なる向上心を見せていて、日本のエースとして頼もしい限りだ。
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一方、小平以外の選手はドングリの背比べといった感じで“女王”の迫力に霞んでしまった感があるが、ソチ以降を見据えた若手の結果に目を向けてみると、帯広柏葉高校の山根佳子と佐久長聖高校の曽我こなみが大学生を抑えて学生勢ワンツーフィニッシュとなる9位と10位につけた。
社会人のトップグループに比べるとタイム的には少々劣るが、2人とも将来への可能性を感じる滑りをしており、今後注目していきたいと思う。

【 男子500m 】
1位:加藤条治(日本電産サンキョー) 70秒44
2位:及川佑(大和ハウス)70秒49
3位:羽賀亮平(日本電産サンキョー) 70秒92
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男子も“本命”の加藤が優勝。
1本目こそ35秒43で3位と出遅れたが、2本目で35秒05と帳尻を合わせて大会2連覇を達成した。
また2位の及川も相変わらずの安定した滑りで実力を示したが、もう1人の表彰台常連である長島圭一郎の姿がない。

実は1本目のトップは長島だった。
35秒15と悪くないタイムで、彼らしく大きなガッツポーズを作り2本目に期待を持たせたが、最終組となった2本目ではスタート時に同走の太田明生(JR北海道)がまずフライングを取られ、2回目のスタート時に長島がスターターの「セット」の掛け声の後に上体を動かしてしまいファールを取られる。
スピードスケートでは陸上短距離等と同じく、2回目のスタート時にファールを取られた者が自動的に失格となってしまうため、哀れ長島は2本目を滑らずしてリンクを去る事となってしまった。
(このルールは2回目にファールを取られた選手が“貧乏クジ”を引かされるようで割に合わず、個人的には選手のチャンスも観客の興味も奪う“悪法”だと思う。以前のように“2回目に”ではなく“2度”ファールを犯した選手が失格というルールに戻してほしいと声を大にして言いたい。)

この大会はワールドカップ前半戦の代表選考も兼ねているのだが、果たして長島の処遇はどうなるのだろうか?
タイムを見てみると、トップ3はともかくそれ以下は71秒台と少々見劣りしているし、長島も2本滑れば確実に70秒台を出す実力はあるので、過去の実績も踏まえて是非とも救済してやりたいのだが・・・
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一方、男子の“期待の若手”としては、2年前くらいから自分が目をつけていた日本大学の長谷川翼が今大会も学生勢トップとなる7位につけた。
長谷川は昨季の世界ジュニア選手権でも優勝しているようで、順調に力をつけており期待をかけている自分も嬉しい限り。
さすがにソチの代表に選ばれるのはちょっと難しいかもしれないが、5年後のピョンチャン五輪には確実にトップレベルで活躍してくれるものと今から楽しみにしている。

そんな訳で、長島の2本目が楽しみだっただけに少々興醒めとなってしまった男子だったが、それでも加藤や及川の滑りはソチに向けて大いに期待できるものだった。
加藤本人がインタビューの中で反省していたようにタイム的には平凡で現時点で世界と戦うのはキツいかもしれないが、これからどんどん調子を上げていき、女子の小平ともどもソチで大活躍してくれる事を祈っている。
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【 追記 】
今大会では、15年前の長野五輪を沸かせた2人がそれぞれのステージで頑張っている姿も見られた。
まずはママになりながらいまだに現役を続けている岡崎朋美。
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今日の500mでは1・2本目とも去年のナショナルメンバーの住吉都と同走で、さすがに2本とも若い住吉にはかなわなかったが、それでも最終順位は6位という上位につけるあたりが本当にスゴい。
ワールドカップの代表枠は5人なので、単純に順位をあてはめると岡崎が代表に選ばれるかは微妙だが、そんな事より長野の前のリレハンメルからずっとトップに君臨し続ける岡崎の努力には心から敬意を表したい。

そして、今は裏方として選手達を支えている大菅小百合。
現役時代はその実力と容姿からスター選手だった大菅だが、現役引退後は所属の大和ハウスで主にチームメイトの及川佑のサポートをやりつつ、地元・北海道の小規模クラブに所属している選手のためにバックストレートのコーチングゾーンでラップタイムを掲示し声をかけるコーチ役もこなしており、自分は毎年エムウェーブで彼女が元気で働く姿を見るのを楽しみにしている。
今日も並み居るトップスケーターに分け入るように大菅がコーチに入った道東電機の沼崎高行が5位に入り、ゴール後に嬉しそうにハイタッチする姿が印象的だった。
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全国から注目される華やかな現役時代からすると裏方の仕事は地味で大変だけど、甲斐甲斐しく、そして楽しそうに仕事をしている姿を目にすると、自分もなんだか元気になれる気がする。

スピードスケートを心の底から愛している岡崎と大菅、今歩んでいる道は違うけど、2人ともそれぞれの表現方法でこれからも頑張って活躍してほしいものだ。
JFL2013第29節 vsFC町田ゼルビア
興奮と感動の天皇杯3回戦も終わり、今週からまたリーグ戦が再開。
JFLも残り6試合となり、ウチは最近絶好調で首位をキープしているものの、2位の讃岐とは僅かに勝ち点1差であり、“追われる身”としては負けはおろか引き分けも許されないシビれる立場にある。

一方、今日の対戦相手である町田ゼルビアも、前期のアウェイ戦でウチに0-4と大敗を喫し監督が更迭されるなど、1年でJ2に返り咲こうという思惑が外れて現在勝ち点差9と大きく離されての3位という不本意な状況であり、今日の試合は前期の大敗のリベンジとして、またJ2再昇格の権利を得るためのラストチャンスともいえる位置付けであり、お互い絶対に負けられない同士の大事な大事な試合となる。

冷たい秋の雨がしとしと降り続ける生憎の天気となってしまったが、町田からも大勢のサポが詰めかけ、またハロウィンも近いという事でエスコートキッズもかわいらしく仮装した子供が多いなど華やかな雰囲気の中で始まったリーグ終盤戦の大きな山となるこの試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 5(1-1・4-0)1 FC町田ゼルビア
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やはり実力あるチーム同士の対戦という事で、ウチは細かいパスを繋いで、対する町田はスピードを生かしての鋭いカウンターと、お互いの持ち味を生かして相手ゴールに迫る一進一退の迫力ある攻防が続いたが、試合は意外な形で動いた。
前半15分、その直前のウチのコーナーキックのクリアーが前線に張っていた町田の選手にフリーで渡り、そのまま前に誰もいない状態の長野陣内に切れ込む。
ウチも守備陣が何とか戻って対応しようとしたが、相手のシュートともクロスともつかないボールをクリアーしようと足を出したものの、そこに当たったボールが逆方向のゴールに向かって一直線に飛んでいき、無情にもゴールネットを揺らす痛恨のオウンゴール・・・

ウチとしてはコーナーキックのチャンスが一瞬にしてピンチに変わり、アンラッキーが連鎖しての嫌な点の取られ方をしてしまったが、それでも現在絶好調なウチにはいい流れが来ているようで、失点の3分後にはサイドからの浮き気味な長いスルーパスに#10宇野沢がオフサイドぎりぎりの絶妙なタイミングで反応し、ダイレクトに合わせてゴール右隅に流し込むビューティフルなゴールですかさず同点に!

これで俄然勢いを取り戻すと、後は町田の厳しいチェックにあいながらも落ち着いた対応で概ね試合を優位に進め、後半6分にはエンドライン近くで得たフリーキックから#2松原が冷静に押し込んでついに逆転!!
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更にその2分後には、ゴール前の混戦からボールの行方をしっかり見ていた#8田中恵太がゴール前フリーで決めて3点目をあげると、後半21分には相手キーパーが弾いた浮き球を詰めてきた#7佐藤が頭で押し込み決定的な4点目を決め、スタンドはワッショイワッショイのお祭り騒ぎ!
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更に更に後半35分には、町田守備陣も自分の周りの観客も誰もがオフサイドと思っていたのに主審の笛が吹かれずプレーオンとなり、ノープレッシャーの中#14高野が難なく流し込む“珍”ゴールでダメを押し、その他にも何度か決定的なシュートシーンがあったものの更なる追加点は奪えなかったが、町田の反撃も危なげなくやり過ごし、逆にロスタイムに入っても手を緩めず前へ攻め込む姿勢を見せ続けるなど、強豪・町田相手にスコアも内容も“横綱相撲”と呼ぶべき見事な完勝とあいなった。

それにしても、ウチは天皇杯を戦っていく中で大きな自信と戦い方に関する揺るぎない確信を得たようで、今日の試合も戦前は「1点を争う緊迫した厳しい戦いになるだろう」と予想していたが、嫌な形で先制されても全く動じず、あの町田相手にまるで北信越時代に格下のチームと対戦しているかのような落ち着いた試合運びで同点~逆転~追加点といずれも見事な形で順調に点を重ねていった。
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今までウチは、勝負どころで勝ち切れなかったり観客3000人超やテレビ中継のある試合に勝てないなどメンタル面の弱さがあったが、天皇杯という大舞台を経験してJクラブ相手に自分達のサッカーで結果を残せた事で、選手達は1回りも2回りも強く大きく成長したようだ。
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もうこうなれば、勝負に関して慎重な自分も「負ける気がしねぇ!!」と気持ちが大きくなり、悲願のJFL優勝を完全にロックオンしたような手応えを感じるが、いやいやちょっと待て、ここで浮かれていては絶対に足元をすくわれる。
ライバルの讃岐はあちらにとっても山場の試合であるSC相模原戦を1-0としぶとく勝っているので、勝ち点1差で引き分けも許されない状況である事は変わらない。

次節の相手・福島ユナイテッドも順位こそ13位と下位に沈んでいるが実力的には決して侮れないし、その次のソニー仙台も苦手な堅守速攻型のチームで、現にアウェイで今季2敗のうちの1敗を献上しており、いずれも簡単には勝たせてくれない相手ばかりだ。

地域リーグ時代から常にウチの一歩も二歩も先を行き、自分が憧れ目標としていた町田ゼルビアに追いつき追い越せた記念すべき試合を目撃できたのは本当に嬉しいが、選手もサポも勝って兜の緒を締めて、実際に優勝を掴み取るまでは決して気を緩めず、ただひたすら前を向いて突き進んでいきましょう!!

【 追記その1 】
試合終了後、かつて町田に所属していた#4川邊選手がゴール裏の町田サポに挨拶に行き、大敗を喫して落ち込んでいるはずの町田サポから暖かい拍手と川邊コールを受けるという心温まる光景があった。
今や長野のディフェンスラインに無くてはならない存在となっている川邊選手だが、古巣の町田でも今でもサポから愛されていることを知って、パルサポとしてもとても嬉しく感じた次第だ。
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そして移籍といえば、ウチから町田に行った向慎一選手がベンチにも入っていないのがとても気になるが、向選手には出番が回ってくる事を信じて腐らず頑張ってほしいし、町田サポもどうか向選手を暖かく見守り応援してやってください。

【 追記その2 】
夕方6時から行われた天皇杯4回戦の組み合わせ抽選会。
この模様はNHK-BSで中継され、パルセイロは唯一の都道府県代表勝ち残りとして、キャプテン#10宇野沢と3回戦の主役#1諏訪が生中継で出演するなど大きく採り上げられ、今までずっと松本の後塵を拝して表舞台に立てなかった苦難の歴史を思うと、感慨もひとしおである。

で、厳選なるドローの結果、4回戦でパルセイロが対戦する相手は横浜F・マリノスに決定!!

う~ん、さすがに4回戦はどこが出てきても厳しいカードになると覚悟していたが、よりによって現在J1で首位を走るマリノスと当たる事になるとは・・・

まぁいいでしょう。 相手にとって不足はない。(ってゆーか不足なさ過ぎ!)
コチとらベスト16の中で一番の格下だし、どうせやるなら本当に強いチームと当たって思いっきり砕け散った方が、選手達にとってもきっと大きな財産になる事だろう。
それに、“砕け散った”と負けを決めつけるのはまだ早い。
マリノスといえば、当時JFLだったザスパ草津(ウチの籾谷JrYコーチも出てました)や市立船橋高校に敗れるなど天皇杯では何度か失態を演じているし(マリノスサポの皆様大変失礼!!)、勝負事は最後の最後までやってみなければ何が起こるか分からない。
選手達は相手がどこだろうと決して臆する事なく、名古屋戦や北九州戦のように自分達のサッカーで正々堂々真正面からぶつかっていき、大会史上に残るような大アップセットにチャレンジしてほしい。
bjリーグ2013-2013 vsバンビシャス奈良@千曲
JFLも残り6試合でいよいよ佳境を迎えるが、プロバスケbjリーグもシーズンインし、今日は信州ブレイブウォリアーズのホーム開幕戦。

昨シーズンのウォリアーズは主力選手に怪我人が相次ぎ、ドロ沼の14連敗を記録するなど非常に厳しい戦いを強いられ順位も東地区11チーム中の9位に沈んだが、今シーズンはかつて浜松・東三河フェニックスの黄金時代を築いた河合竜児氏をヘッドコーチに迎え、また大きなネックだった日本人選手の層の薄さも、強豪・大阪エヴェッサでキャプテンも務めた#1今野翔太選手と東京アパッチや浜松・東三河で活躍した#25仲西翔自選手を獲得して戦力アップ。
そして外国人も、浜松・東三河時代に年間MVPを獲得した#21ジェフリー・パーマーを始め去年までのメンバーから総入れ替えで“河合流”に強化し、その成果はプレシーズンマッチ2連勝に先週のシーズン開幕戦で昨季のチャンピオン・横浜ビーコルセアーズを撃破するなど、早速形となって現れている。

待望のホーム開幕戦では、そんな強くなったウォリアーズの雄姿を見る事ができるのか。
千曲市戸倉体育館に新規参入チームのバンビシャス奈良を迎えて行われた試合の結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 92(18-23・23-25・27-14・24-26)88 バンビシャス奈良
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相手は新規参入チームという事で、昨季のウチの成績を棚に上げて「まだできたばかりでチーム名と同じ“小鹿のバンビちゃん”には絶対勝てるっしょ・・・」とタカをくくっていたが、どっこい奈良は、琉球ゴールデンキングスを常勝軍団に育て上げた策士・遠山向人HCの下、粒揃いの選手を集めなかなか強かなチームを作っていた。
立ち上がりから3Pや難しい体勢からのショットがポンポン決まり、リバウンドも強い。
その一方でウォリアーズは、コンビネーションがうまくいかずに効果的なボール回しが見られず、強引なドライブや無理な態勢からの3Pなどの個人技ばかりで、それらのシュートがほとんど決まらずにみるみる点差を離されていく。

それでもキャプテンの#25仲西や210cmのビッグマン、“エックス”こと#3エグゼビア・ギブソンらのシュートで何とか追いすがり、最大12点差だったのを7点差まで詰めて前半を終了したが、前半を見る限りでは「こりゃ先が思いやられるな・・・」という印象だった。

しかし、後半に入ると完全に形勢逆転。
奈良はフィールドゴールが全く入らなくなり、ラインクロスやターンオーバーなどのミスやファールを連発。
逆にウォリアーズは、立ち上がりに立て続けに3Pを成功させるなどして逆転。
こうなるとスタンドの雰囲気も俄然盛り上がり、今季から導入したイケイケの場面に音楽に合わせて黄色いタオマフを振り回しての応援もぴったりハマって更にヒートアップし、そのブーストに乗って選手達もハードワークで奈良の反撃を食い止める。
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結局、最終盤に奈良のエース、#32ジョー・チャップマンの連続3Pで1点差に詰め寄られるも慌てずにラストプレーで確実にシュートを沈めて突き放し、ホーム開幕戦を見事な逆転勝利でモノにした。

それにしても、今日のゲームは見ているだけで心底シンドくなるようなタフなゲームだった。
本当に前半はほとんどいいところがなかったが、よくぞ後半に立て直したものだ。
これも出場した全選手が最後まで諦めずにしぶとくボールを追いかけゴールを狙いにいった成果だと思うし、また河合HCがウォリアーズ入閣の最大の理由として挙げ「敵として見ていて羨ましく思った」と言わしめた信州ブースターの熱烈な応援も確実に選手達を後押しした。
いうなれば、今季のスローガンである『共闘心』を地でいくような、会場全体で掴み取った勝利だと思う。

ところで、ナゼかウォリアーズは“ホームの中のホーム”である戸倉体育館での勝率が悪く、これまで土・日の連勝が全く無かったが、なんでも今日がチーム発足3年目にして戸倉での土曜日の試合初勝利だそうで、ホーム開幕戦勝利と相まって余計にめでたい!

チーム自体は、オフェンスのコンビネーションがまだまだだし、ディフェンスでもマークが甘く相手にフリーで撃たれる場面が何度も見られるなど課題は山積みだが、逆に言えばそれだけ“伸び代”があるという事で、これから河合HCの下でどんどんチーム力を上げていき、念願のプレーオフ進出とその先にある有明コロシアムでのファイナル目指して頑張ってほしい。

とりあえず明日、自分は佐久に向かうため見に行けないけど、戸倉での初の2連勝を大いに期待してマス!!
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2013年天皇杯第3回戦vsギラヴァンツ北九州蔵出し写真展vol.3
天皇杯3回戦の蔵出し写真展、もう1日だけお付き合いください。
ここまでMVPの#1諏訪選手や素晴らしいプレーを見せてくれたフィールドプレーヤーを取り上げてきたけど、もう1人、肝心なお方を忘れてやいませんか?

そう、我等が頼れる指揮官、美濃部直彦監督であります!!

少し前にさかのぼれば、美濃部監督は県選手権決勝を前に、システムを4-4-2から3-4-3に変更するという決断をした。
それまで概ねうまく機能しそれなりに良い結果を出していた4-4-2から、開幕当初に導入したものの結果はともかく内容的にイマイチしっくりこなかった3-4-3に形の上では“戻す”という事で、個人的には「なんでこの大事な時期に大きなリスクを負うようなシステム変更をするんだろう?」と大きな疑問と不安がわいてきたし、“試行期間”ともいうべき県選手権決勝と天皇杯本戦の1回戦では、格下チーム相手に勝ちはしたものの、選手の動きが噛み合わないところもあって満足な内容とはいえず、不安は更に大きくなった。

しかし、“本番”ともいうべき名古屋グランパスとの2回戦では、時に両サイドが下がって“5バック”となり名古屋の強力攻撃陣をしっかりブロックし、いざボールを持てば本来の3バックに戻りウチらしいパスサッカーで相手を翻弄して2-0の完勝をおさめ、システム変更が“大正解”であった事を見事に証明して見せ、改めて美濃部監督の指導者としての実力を思い知ったんである。

そして迎えた3回戦、“ミノベイズム”の真価は延長戦で発揮された。
スコアレスのままウチが1人少ない状態で延長戦を迎えるという、2回戦とは真逆の厳しい状況の中、美濃部監督は延長戦突入前のインターバルに、時間をかけてボードを使い丁寧に作戦を伝授。
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この時の指示が功を奏したか、数的不利というハンデをほとんど感じさせない戦いぶりで延長戦を凌ぎ切って迎えたPK戦。
もうこうなれば監督はキッカーの順番だけ決めて短い言葉で選手を激励し、後は運を天に任せて祈るだけ・・・というものだと思っていたが、美濃部監督はインターバルの間に円陣を作ると、時に大きな手振りを交えながら真剣な眼差しで、じっくり時間をかけて選手達に何事か語りかけていた。
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この話の内容は技術的な事なのか、それとも精神的な事なのかは分からないが、一人一人に言い聞かせるように話していた表情を見ていたら、こちらも何だか勇気が湧いてきたようだった。
そして話が終わって選手・スタッフ全員が肩を組んで最後の円陣を作った時には、選手達の表情も変な気負いのない自信と気合に満ちたものになっていた。
今思えば、もうこの時点で試合の勝敗は決していたのかもしれない。
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こうして見てみると、2度に亘るアップセットは単なる奇跡や幸運ではなく、豊富な経験と知識を持った監督が周到に準備し、短期間で選手達に戦術を浸透させ、いざ試合が始まれば選手達に的確に指示を出しながら状況に応じた采配を行う・・・という、美濃部監督の高いマネジメント力がもたらした“必然”といえるものだったのかもしれない。

もちろん、そんな監督の高い要求に見事に応えた選手達もあっぱれで、パルセイロのチーム力の高さを存分に味わった天皇杯となった。
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そんな訳で、天皇杯特集も今日で終了。
もう今週末にはリーグ戦が再開するから、しっかりと気持ちを切り替えて前へ進みましょう。

その週末の試合は強敵の町田ゼルビアが相手。
町田とは現時点で勝ち点9の差をつけているが、元々実力は非常に高いチームだし、逆転優勝のラストチャンスとして全勢力を傾けてウチを倒しに来ることだろうし、サポも多数駆けつけて佐久陸のアウェイスタンドを埋め尽くすことだろう。
いずれにしても、残り6試合となった終盤戦の大きな山場である事は間違いなく、ウチとしても相手の気迫に押されないように、全力で勝ちにいかなければならない。

中2週空いて休養も対策も十分な相手に対し、120分+PK戦の激闘から中1週でコンディションの調整も大変だとは思うが、Jチームを破った気迫をリーグ戦にも継続させ、強豪・町田も撃破してリーグ優勝へ勢いを加速させてほしい。
2013年天皇杯第3回戦vsギラヴァンツ北九州蔵出し写真展vol.2
劇的勝利に酔いしれた天皇杯3回戦。

今日はもう多くは語りません。
この試合のクライマックス、PK戦で神様・仏様・#1諏訪雄大様が4人目のボールを止めた決定的瞬間から選手達が喜びを爆発させたシーンを一気に載せちゃいましょう!

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以上、信毎朝刊のリバースアングルでお送りいたしました。
それにしても主役の諏訪選手を始め、どの選手もデカい仕事をやり切った感のあるイイ表情してますな~

ところで、諏訪選手といえば弊ブログの直近のトップ関連であるHOYO大分戦の記事の最後に、たまたま上手く撮れた“フライング・すわっち”の写真を載せてエールを贈ったけど、ひょっとしてご本人様があの記事を読んで発奮して今回の大活躍に繋がったのかな?
だとしたら、この勝利の真の立役者はこのワタクシめという事になりますな~、ハッハッハ~~(←全パルサポを敵に回すジコチュー大ヒンシュク発言!)

・・・とまぁ悪い冗談はさておき、思い返せばJFL昇格を決めた年には、地域決勝でのPK対策として、引き分け濃厚な展開になると試合終了間際にPKが得意な海野剛選手に交代させられるという、諏訪選手本人にとっては少し悔しい起用をされた事もあったが、信毎記事によれば今年は苦手なPKを#10宇野沢キャプテン始めチームメイトに助言を求めて徹底的に練習したとの事で、そんな地道な努力が報われて本当によかった。

チームもJFLでは総失点数でリーグ最少だし、天皇杯ではJ1の名古屋とJ2の北九州相手に無失点勝利を収めるなど実に安定した守備力を誇っているが、その中心にはまさに『諏訪大明神様』が鎮座している。
これからやってくるリーグ優勝を賭けた厳しい試合も、きっと我等が守護神・すわっちが長野のゴールに鍵をかけてくれる事だろう。
2013年天皇杯第3回戦 vsギラヴァンツ北九州蔵出し写真展vol.1
いや~、それにしてもスゴい試合でした、天皇杯3回戦。
自宅に帰るのを待ちきれず松本駅のキオスクで買った信毎朝刊の記事を穴が開くほど読み返して、列車の中でひとりニヤニヤしておりました。
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本当に昨日の試合は、選手達が格上相手にも全く臆さずに自分達のサッカーを自信を持ってプレーして、ほぼ全てが良い方向に回っており見ていて痛快だったし、去年は同一リーグの横河武蔵野と対戦しての敗退でメッチャ悔しかっただけに、劇的な幕切れと相まって自分の中ではある意味2回戦の名古屋戦より嬉しい勝利だ。

まぁ、試合内容の振り返りは昨日の記事で書いたのでもう多くは書かないけど、その代り自分で言うのもナンだけどいい写真がたくさん撮れたので、久しくやっていなかった“蔵出し写真展”をやっちゃいましょう!
試合のハイライトであるPK戦の写真は出し惜しみして、今日は主にフィールドプレーヤーの活躍の場面を中心に。

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まずは北九州の攻撃をゼロに抑えた立役者、#2松原・#3大島・#4川邊の“鉄壁連番ライン”。
ウチはとかく攻撃陣がクローズアップされる事が多いけど、安定感バツグンの守備力こそがリーグ戦も含めてここまでの躍進の原動力になっていると思う。
昨日の試合も、彼らのおかげで何度攻め込まれても自分は不思議と点を取られる気がしなかった。

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そして“本職”のディフェンス陣だけでなく、前線の選手も労を惜しまず積極的に守備に参加するのもウチの強み。
2回戦では先制ゴールをあげてゲームの“主役”となった#7佐藤も3回戦ではあまり攻撃に絡めなかったけど、代わりに献身的な守備でチームの無失点に大いに貢献してくれた。

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そんないい事ずくめのこの試合だけど、後半終了間際に退場処分となった#5大橋選手だけは、人一倍責任感が強いだけに相当悔しい思いをしていたんじゃないだろうか。
でも、あそこは本当にギリギリの場面で出た精一杯のプレーだったし、仕方がなかったと思う。
自分の周りの観客も、2枚目のイエローが出て大橋選手がピッチを出ていく場面でも誰も責めたりしなかったし、それどころか大きな労いの拍手が沸き起こっていた。
この写真は、大橋選手がギリギリのところで体を張って頑張っていた何よりの証である。

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そして攻撃面では、#14高野・#15西口・#25有永の3選手が本当に良いアクセントになっていた。
今年のウチはいわゆる“司令塔”と呼ばれる存在の1選手はいないが、その代り彼ら3選手に#5大橋を加えた中盤の選手が連動して攻撃に厚みを持たせており、J1スタジアムの瑞穂でもその躍動感あるプレーを存分に見せてくれた。

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そして忘れちゃならないリザーブ選手の活躍。
特に延長開始から出てきた#20野澤は、持ち前の運動量や度胸満点の思い切りよいプレーで疲れてきた選手達をカバーし、存分に存在感を見せてくれた。
この写真の気持ちのこもった表情で体を張ってボールを取りに行くシーンがノザの真骨頂と言えるだろう。

以上、蔵出し写真展フィールドプレーヤー編でした。
まだまだ載せたい写真もあったけど、今回はこのへんで打ち止めにしたいと思います。
そして明日はいよいよクライマックスシーン、『諏訪大明神』降臨であります!!
やったゼ!天皇杯3回戦突破!!
やった! やりました!! やっちまいました!!!

名古屋市瑞穂陸上競技場で行われたサッカー天皇杯3回戦で、我等がAC長野パルセイロが、PK戦の激闘の末にJ2のギラヴァンツ北九州を撃破!!

今日は自分は自宅には帰らず某所のホテルに泊まっているので、この記事も携帯(なんと未だにスマホではない)で書いているため写真や長い記事のアップはできないが、とりあえず今日はこの試合をざっと振り返ってみたい。

なにしろ2回戦がウチのゲームプランが全てうまくハマった“出来すぎ”とも思える試合だっただけに、いくらJ2下位とはいえウチより格上の北九州相手にあの時と同じようなパフォーマンスを再び出す事ができるのか、ちょっと不安に思うところもあった。

しかし、それは取り越し苦労だった。

試合は始めからウチがほぼ完全に主導権を握り、選手達は普段のリーグ戦と同じようにピッチを縦横無尽に躍動し、何度か決定的な場面も演出する。

そして守っても、#2松原・#3大島・#4川邉と長野が誇る鉄壁の“連番ライン”を中心に前線の選手も労を惜しまずプレスをかける全員守備で北九州の攻撃陣にほとんど仕事をさせなかった。

試合半ば、相手がボールを持ったものの全く前へ斬り込めずに後ろの方でボールを回しているだけで、何度も困ったようにGKにバックパスをするのを見て長野サイドのスタンドから歓声や指笛が沸き起こる場面があったが、あの時は見ていて本当に痛快な気分だった。

結局、ウチも“あと一歩”の決定力が足りずに両者スコアレスのまま90分間を終え、オマケに後半終了間際に#5大橋が2枚目のイエローを貰って退場となり延長戦を丸々10人で戦わなくてはならないというアクシデントにも見舞われてしまったが、それでも選手達は慌てず騒がず対応し、自分が“数的不利”を感じたのは延長前半立ち上がりの5分ちょっとの間だけ。
そこでの相手の攻勢を凌ぐとまたジワジワと盛り返し、1人少ないという事を全く感じさせないくらい互角以上の戦いを演じてみせた。

そして迎えた運命のPK戦。
先攻のウチのトップバッター#10宇野沢のボールは一旦は相手GKに止められたかに見えたが、その直後に手からボールがこぼれてラインを割りゴールが認められるというシーンがあり、これが他の選手達に勇気と勢いを付けたか、ウチは全キッカーが確実にゴールを決め、その一方で本日の主役・#1諏訪“大明神”様が2人目と4人目を完璧に止め、去年同一リーグの横河武蔵野に敗れて涙を飲んだ3回戦の壁を撃破した。

この試合、選手達は「勝てばベスト16」というプレッシャーも、「J1の名古屋に勝ったんだからJ2下位の北九州にも勝てるだろう」という慢心や油断も微塵も感じさせず、高い集中力を持って自分達のサッカーをしっかりとやりきっていたし、120分間の長丁場にも全く運動量が落ちず足が痙攣するような選手も出ず、本当に堂々とした戦いぶりだった。

決定機にあと一歩決めきれないという課題は残ったものの、名古屋を破った2回戦同様の“完勝”と胸を張っていいんじゃないかと思う。

この勢いで次の4回戦もパルセイロ旋風を吹かせてほしいし、来週からまた再開するリーグ戦も優勝に向けて突き進んでほしいが、とにかく今日は後の事は考えず、この天にも昇るような最高のひとときにドップリ浸らせてくださいマセ。

そして明日は、勝利を決めた決定的瞬間を含めた激闘の写真をたっぷりアップしたいと思います。

乞う、御期待!!!
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