ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201311<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201401
countdown
充実の2013年よ、さようなら!
2013年も残すところあと数時間、今年も本当に色々ありました。

パルセイロに関しては総括記事の中で思いつくまま書いてきたのでここではあまり触れないけど、その中で取り上げられなかった大きなトピックとして、南長野総合球技場の改修工事着手があった。
考えてみれば5か月前までは南長野で試合をしていたのだが、既に佐久陸でトップ7試合、レディース2試合をこなし佐久で試合をする事が当たり前になってきたので、なんだか南長野での観戦がとても遠い過去のように思えてしまう。

実は昨日、思い立ってスタジアムの建設現場に立ち寄ってみた。
既に今年の工事日程を終え、作業員が誰もいない現場は、新しいスタンドの基礎に転用するのであろうバックスタンドの盛土以外はきれいさっぱり整地されており、面影はほとんど残っていなかった。
s-DSC_3905.jpg
s-DSC_3913.jpg
s-DSC_3907.jpg
注)上の写真は柵外の安全な場所から撮ったものです。皆さんも立入禁止区域にはくれぐれも入らないようお願いします。

長野市発表の整備スケジュールによれば、もう今月中に解体工事と埋蔵文化財調査は終えているはずで、いよいよ年が明けたら本格的な建設工事に着手すると思われる。
完成が2015年3月の予定だから、来年の今頃には上屋の建設はあらかた終わり、新しいスタジアムが姿を現している事だろう。
果たしてどんな素敵なスタジアムが出現するのか、今からとても楽しみだ。
s-DSC_3908.jpg

それと“番外編”として、チームが今のように大きく飛躍する基礎を築いた、パルセイロにとって忘れられない人物である“バドゥ”ことバルディエール・ビエイラ氏がJ2京都サンガの監督に就任するというニュースが飛び込んできた。
思えばバドゥがウチの監督をしていた同じ時期に、今の監督である美濃部さんが京都の監督だった訳だから、偶然とはいえ何か因縁めいたものを感じてしまう。
バドゥが惜しまれつつチームを去ってから早4年が経ち、御年69歳とかなりのご高齢ではあるが、またこうして激務である日本のプロチームの監督を引き受けるくらい元気でいられた事がまずは嬉しい。
来年から始まるJ3は原則として全試合日曜日固定開催との事で、J2と完全に日程が重なりシーズン中にウチの試合に来てもらう事は難しいかもしれないが、もし時間があったらエリカ夫人と共に是非とも長野に遊びに来てほしいものだ。
そして願わくば、バドゥが在任している間にウチもJ2に上がって京都と対戦できたら最高だが、それじゃあ「京都よ、しばらくはJ2に留まってなさい」って言っているようで不謹慎ですな。
一番最高なのはバドゥの手腕で京都をJ1に再昇格させてやる事だと思うし、是非とも持ち前のバイタリティで目標を実現させてほしい。
s-写真00023

その他、ファミリーの一つであるアイスホッケーにもトップチームが発足し、市民リーグの日程も掲載してくれたのでアイスホッケーチームの試合も楽しめるようになったし、パルセイロに関しては本当にこれ以上ないくらい充実した1年となった。

また、現在シーズン真っ只中のbjリーグ信州ブレイブウォリアーズも先日レポした通り熱戦を繰り広げてくれているが、その一方、もう一つの地元プロチームである野球BCLの信濃グランセローズに関しては、今年は松本で行われた開幕戦しか記事を書けておらず、実際の観戦もその他に南長野でのパルセイロの試合後にオリスタで行われた6月の新潟戦だけの、年間僅か2試合しか観戦できなかった。
これは別に不甲斐ないセローズに愛想を尽かしたわけではなく、今年はゴールデンウィークやお盆休みなど見に行けそうだったセローズのホームゲーム開催日がことごとく仕事などの用事と重なり、そうこうしているうちあっという間にシーズンが終わってしまったのだ。

今年のセローズは岡本哲司新監督の下で悲願のチーム初タイトルを狙ったが、新潟の“独り勝ち”の勢力地図を崩すどころか上信越地区年間最下位に逆戻りしてしまい、成績的には特に見るべきものも無い残念な結果に終わってしまった。
それでも、シーズン後に柴田健斗投手がオリックスバファローズにドラフト7巡目で本指名を受けるという明るいニュースがあった。
NPBにはこれまでも育成ドラフトでは何人か指名されているが、本指名はチーム初でBCL全体で見ても数人しかおらず、これはかなりの快挙といえる。
オリックスには去年の育成ドラフトで入団した元キャプテンの原大輝選手もいるし、岡本監督も来年はオリックスの2軍監督に就任するという事で、柴田投手にとってもやりやすい環境といえるんじゃないだろうか。
来シーズンは、是非とも1軍の試合で背番号69番がマウンドに上がって活躍する姿を見てみたいものだ。

そして岡本監督勇退後の新監督には、今年シーズン途中からチームに加わった元近鉄のストッパーにして大リーグ経験もある大塚晶文氏が選手兼任で就任する事となった。
当の本人にしてみれば、現役復帰を目指してセローズに入ったのに何の因果か監督を任される事になるなんて思ってもみなかっただろうし、監督どころかコーチの経験もないので少々不安な面もあるが、かつて“炎のストッパー”と称された持ち前の負けじ魂を今のチームに注入して、来シーズンはファンを沸かせるような熱い試合を展開してほしいものだ。
s-写真00006
s-写真00062

そんな訳でBCL以外は今年も充実したスポーツ観戦ライフを過ごさせてもらったが、私事で非常に恥ずかしいことながら、それ以外の件では仕事でもプライベートでも失敗続きでいい事が全くなく、自分で自分がイヤになるような最悪の年となってしまった。
それでも、パルセイロを始め週末ごとに様々なスポーツ観戦をして思いっきり贔屓のチームを応援する事で気持ちもリフレッシュし、「色々あるけど明日からまた頑張ろう!」と元気になれた。
そういった意味では、今年ほどスポーツに助けられた事は無かったし、スポーツの素晴らしさを再認識させてくれ、今年自分がかかわった全てのチームや選手には心から感謝したいと思う。

来年はソチでの冬季オリンピックとブラジルでのサッカーワールドカップという2つの大きなイベントがあり、地元に目を向ければバスケのウォリアーズも初のプレーオフ進出に向けて視界が開けつつある。
そして何よりも、パルセイロのトップチームがいよいよJ2昇格を賭けて戦いに挑む“勝負の年”という事で、今年以上に濃密な時間を過ごせそうで今からとても楽しみだ。

とにかく今年はJFL優勝という最高の瞬間を味あわせてもらったが、来年はもっともっと嬉しい経験ができるよう、また皆さんで力一杯応援していきましょう。
そして自分も、来年は特別な思いを持ってパルセイロと向き合い、このブログを運営させていただこうと思っています。

来るべき2014年が、パルセイロにかかわる全ての皆様にとって最高の1年でありますように。
そしてスポーツを愛する全ての人達にとって充実した1年でありますように。

それでは皆様、よいお年を!!
スポンサーサイト
ありがとうJFL!
今年最後のスポーツ観戦も終わらせたし、パルセイロの年間総括も済ませたし、例年なら後は明日の大晦日に締めの記事をアップするだけなのだが、今年はもう一つだけ、年内にどうしても書いておきたい事がある。
それは、3年間お世話になったJFLへの感謝と惜別の思いだ。
s-DSC_3898.jpg

振り返ると自分が応援を始めた9年前、長野エルザSCはその当時の北信越リーグ有力クラブの中で唯一JFLやその先のJリーグ昇格を目標にしている事を公言し、翌2005年にはリーグを制して地域決勝に駒を進めたが、高知で行われた1stラウンドではジェフユナイテッドアマチュア(後のジェフリザーブズ)やTDK秋田(現ブラウブリッツ秋田)の後塵を拝して“全国”との差を思い知らされ、JFL昇格に立ちはだかる“壁”はとてつもなく高く、その道のりは果てしなく長く感じられたものだ。

その後、“ムダに熱い”と揶揄された戦国リーグの荒波に揉まれて浮き沈みを繰り返し、後発の松本や金沢に先を越される屈辱を味わいながらもウチらしくコツコツと上で戦えるだけのチーム力を付けていき、遂に2010年の地域決勝で長年の悲願だったJFL昇格を達成。
そしてワクワクしながら指折り数えて待ち続けた滋賀県佐川守山競技場での開幕戦は、その2日前に発生した東日本大震災の影響で念願のJFLデビューは1ヶ月の“おあずけ”となってしまったが、思いがけず南長野で迎える事ができた開幕戦では、震災の追悼で半旗ではあったが誇らしくはためくJFL旗の下、選手入場の晴れがましいシーンを目にしながら着ていた真新しいユニフォームの袖にあるJFLマークをギュッと握りしめて胸が熱くなったのを昨日の事のように覚えている。
s-写真00004

あれから3年が経つが、初年度からの2年連続準優勝を経て今年遂にリーグ優勝を達成したし、連続無敗記録更新や個人タイトルほぼ総ナメなど、このリーグでやれる事はほぼ全てやり切った感がある。
それでも自分は、このリーグとリーグに所属する全てのクラブをリスペクトし、パルセイロがこのリーグの一員でいる事を誇りに思っていたし、このリーグでの試合を本当に楽しみにしており、まだまだこのリーグでの試合を見たいと思っている。

JFLの魅力、それはJリーグを目指しているセミプロクラブも、そうではない純アマチュアクラブも、企業クラブも、現在は存在していないけど加盟条件さえ満たせば大学などの学校クラブも、様々な性格のアマチュアクラブが集まって、それぞれの環境や条件の垣根を取っ払って同じ土俵の上で純粋に日本一を争う“分かりやすさ”というか“潔さ”というか、そんなところにあると思う。
そして、限られた戦力や厳しい環境の中で活動しているクラブが元Jリーガーなどの有力選手を揃えサポの数でも資金面でも比較的恵まれているJ志向チームと互角に渡り合って面白い試合を見せてくれるところに、大きな魅力や浪漫を感じるんである。
s-写真00043
s-写真00125

正直に言うと、自分は今年の春先にJ3構想の話が出てきた頃から、この案には否定的な考えを持っていた。
そして、J3のエンブレムや日程などの概要が発表された今でも、来年から始まる新リーグにはあまり魅力を感じていない。
それはなぜかというと、観戦者の立場(いわゆる興行面)で見た場合、個人的にはJ3に参加しないアマチュアチームの方が個性的で試合を見ていても面白く感じていたからだ。

硬派で骨太な攻撃サッカーを展開して毎回熱戦を見せてくれたHonda FC。
水も漏らさぬ守備と電光石火で正確無比なカウンターにJFLのレベルの高さを思い知らされた佐川印刷。
最後まで諦めない姿勢と驚異の粘り腰に苦しめられた横河武蔵野。
震災による活動休止を乗り越え見事に“北の門番”復活を遂げたソニー仙台。
どんなに悪天候でも大勢の社員応援団が駆けつけ熱心に声援を送っていたホンダロック。
そして残念ながら今年はJ3の審査をパスできなかったが、MIOびわこ滋賀や栃木ウーヴァやHOYO大分のどんな相手にも強い気持ちでぶつかってくるひた向きなプレーには、観戦するたびに敵ながら心に迫るものがあった。

J3をどう思うかについてサッカー解説者に尋ねると、「プロとアマを分けて昇格志向のチームだけでリーグを戦うのは、お互い切磋琢磨できて良い事だ。」という肯定的な意見が大半を占めたが、自分はこの意見に強い違和感を覚える。
プロだろうがアマだろうがサッカーはサッカーで、クラブの形態なんか関係ないし、むしろ純アマクラブのサッカーに対する姿勢から学ぶべきものの方が大きいように感じる。
プロはレベルが高くてアマは上昇志向が無いなんて考えは、アマチュアを冒とくした非常に失礼な発言だと思う。
このような考えを本心で持っている解説者は、一度頭の中の偏見を捨てて真正面からJFLに向き合ってみてほしいと思っている。
s-写真00038
s-写真00008

と、色々な事を書いてきたけど、来年からパルセイロはJFLを離れてJ3を戦う事になる。
本当はJ2ライセンスを取得してリーグ優勝し堂々胸を張ってJFLを卒業したかったのだが、そうではなく“横滑り”(J3も年を追うごとにそれなりの“格”は出てくるだろうが、来年は鳥取と盛岡以外のほとんどのクラブはJFLからの横滑り組であり、少なくとも来年のJ3とJFLは自分の中では“同格”と思っている)でこのリーグを離れてしまうのはとても残念だ。
ただ、もう全ての事が来シーズンに向けて動き出している今は前向きに気持ちを切り替え、来るべきJ3を精一杯戦ってリーグを盛り上げていく事が、JFLへのせめてもの恩返しになると思う。

パルセイロが優勝を決めた時に掲げ、優勝パレードにも使った横断幕には、普通はドーンと大きく書くべき『優勝』や『Champion』の文字は隅っこに置かれ、『ありがとうJFL!』の言葉がメインを飾っていたが、それを見て自分はクラブの心意気が感じられてとても嬉しかった。
s-DSC_2030_201312301701284ef.jpg

地域リーグ時代は過酷な昇格争いに揉まれながらも大きな目標として高いモチベーションを保てる憧れの存在だったし、夢が叶ってリーグの一員として過ごした3年間は個性豊かなチームとの対戦を通じてクラブやサポを大きく成長させてくれた。
そんな素晴らしいリーグであるJFLには自分も心から感謝したいし、このリーグの一員でいられた事をとても誇りに思う。
そして、JFL所属最後の年に優勝を決め、その栄光の1ページにパルセイロの名前が刻まれた事を本当に光栄に思う。

来年から14チームで始まる新生JFLが、今後も全国のアマチュアクラブにとって憧れの存在であり続け、独自のステータスを持って発展を続ける事を願ってやまない。
s-DSC_2722_20131230170129316.jpg
s-DSC_2816_20131230170131491.jpg
bjリーグ2013-2014 vs京都ハンナリーズ@千曲・2日目
昨日は強豪の京都相手に格の違いを見せつけられてしまったウォリアーズ。
とにかくミスが多くリバウンドも完敗で、攻撃でも守備でも全く自分達のバスケをやらせてもらえなかったが、考えてみると3Qに7-19という大差を付けられたがそれ以外のクォーターは内容の割にスコア的には善戦しており、最後まで強い気持ちと高い集中力で食らい付いて昨日の3Qのような失敗をなくしていけば、少なくとも昨日のような大敗は無いだろう。

今日は今年最後の試合という事で、“どホーム”の千曲市戸倉体育館は1階自由席が完売で2階席も立ち見が出るほどの大入り満員で、主催者発表の動員数は驚愕の1916人!!
そんな大勢のブースターの期待と後押しを受けてどれだけ昨日のショックから立ち直り、開き直って思い切ったプレーができるかが今日の勝敗を分ける鍵となるだろう。
オープニングセレモニーで三井MCが「今年の汚れは今年のうちに!」と檄を飛ばしていたが、2013年の最後を飾るこの試合でその言葉通り昨日のリベンジを果たして大敗の汚名を払拭する事はできたか、その結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 90(18-21・20-17・11-27・29-13・OT:12-10)88 京都ハンナリーズ
s-PC280008.jpg
s-PC290009.jpg

試合は序盤から昨日の続きを見ているかのように京都が攻勢を仕掛けじわじわ点差を離されていくが、今日のウォリアーズは全員が気合の入った守備で踏み止まり、逆に#1今野翔太の3Pなどで点差を縮めると、2Qは両者互角の展開から終盤に#21ジェフリー・パーマーと#9パトリック・サンダースの連続3Pで同点に追いつきハーフタイム。

昨日の大敗から一転してのクロスゲームに「この調子なら今日はひょっとしたらイケるかも・・・」と大きな期待を持って迎えた後半だったが、またしても3Qに落とし穴が待っていた。
昨日は相手のしつこいプレスからターンオーバーやパスミスを連発して自滅してしまったが、今日はファールトラブルに泣いた。
自分の見立てでは、どうも京都はウチに大きく傾きかけた流れを断ち切るためわざとファールを“取られ”にいっていたフシがあり、インサイドに切れ込んできたウチの選手の前に立ち塞がって体を“当てられ”にいくなどでウチの選手にファールが連発。
(それにしても、自分がバスケを見始めてから未だに理解できないのがファールに対する基準だ。何しろ、ちょっと手がボール保持者の体に触れただけでディフェンスファールを取られたり、ディフェンスの選手が自分から当たりにいってるだろうと思われるようなプレーでもオフェンス側がファールを取られたりで、ボディコンタクトの多いサッカーやもっと激しいチェックが許されているアイスホッケーを見慣れている者としては何とも解せない判定に思えてしまう。)

これでウチの攻撃の勢いが止まると、京都は大黒柱の#12デイビット・パルマーが次々と3Pを決めてみるみるうちに差が開き、3Qのスコアが11-27と一気に16点差を付けられ、まさに昨日の悪夢の再来となってしまった。

そんなチームの窮地を救ったのは、超満員の地元ブースターの熱い思いと大きな声援だった。
4Qの立ち上がりにも失点され最大19点の差を付けられてしまったが、ブースターの声援は鎮まるどころか時間を追うごとに大きくなっていき、4Qの半ば頃には、攻撃時の「ウォリアーズ!」コールも、守備の「ディーフェンス!」コールも、相手のフリースロー時のブーイングも、地響きのような大声量が小さな戸倉体育館に響き渡り、これで集中力を欠いたか3Qには憎らしいくらい3Pを決めていた#12パルマーがシュートミスしたり、その他の選手もターンオーバーなどのミス連発で完全に形勢逆転。
そして堪らず京都がタイムアウトを取ると、普段は三井MCの音頭でやっていた「Go,ウォリアーズ!!」のコールがブースターから自然に湧き上がって音響係が流していた音楽を慌てて止めるなど、スタンドのボルテージは最高潮に。
s-PC290020.jpg

そして勝ち急いで浮足立った京都を尻目にお株を奪うような連続ポイントで猛追すると、残り7秒でスティールから#9サンダースの速攻が決まって遂に同点に追い付き、試合はまさかのオーバータイムに突入した。

こうなると追い付いたウチの勢いが追い付かれた京都を完全に凌駕し、5分間のオーバータイムはウチが終始優勢に試合を進め、最後に勝ちを意識して硬くなったのかパスミスから同点に追いつかれるも直後に#9サンダースがバスケットカウントで突き放し、ウォリアーズが最大19点差をひっくり返すミラクルな大逆転勝利を飾った。
終了のホーンが鳴った瞬間、スタンドは総立ちで誰彼かまわずハイタッチして喜びを分かち合うお祭り騒ぎで、自分もまりに劇的な展開にサッカー天皇杯でパルセイロが名古屋や北九州を破った時のように興奮が頂点に達し足の震えが止まらなかった。
s-PC290025.jpg

勝ち試合後のセレモニー恒例の挨拶で、河合HCは開口一番、「今日はまさに、今年のスローガンの“共闘心”を地でいく試合でした。」と言っていたが、本当にその通り。
今日は「絶対に勝ってやる!」という選手達の強い気持ちと、ブースターの最後まで諦めず送り続けた大声援が合わさって大きな波となり、それが強豪・京都を完全に飲み込んでもぎ取った勝利であり、まさに選手とブースターが共に闘って巻き起こした奇跡といえるだろう。

自分は前節の浜松・東三河戦と今節の京都戦という西地区の強豪との連戦については、4試合のうち1つでも勝てたら御の字かな・・・と思っていたら、それが2勝2敗のイーブンで切り抜けるという上々の結果を出してくれたし、しかもその2勝はいずれも大差を追い付いてのオーバータイム勝ちという事で、まだまだ発展途上なチームに勢いと結束力をつけるには最高な内容となった。

次節は1月11~12日に長野市の東和田運動公園総合体育館で行われ、対戦相手は東地区首位の秋田と共にイーストでは頭一つ抜け出た実力を持つ2位の富山グラウジーズという事で、またしても非常に厳しい戦いになると思われるが、今日のような強い気持ちで立ち向かいブースターの大きな後押しを受ければ、そんな富山とも互角の戦いを演じる事ができるだろう。
チーム自体はまだまだ良い時と悪い時が交互に来るなどコンディションの波が大きく、真に強いチームと呼ぶにはまだ早いと思われるが、今日の試合を大きな自信にして、まずは今季の最低目標であるプレーオフ進出目指して勝ち星とチーム力を積み重ねていってほしい。

とにもかくにも、暮れも押し迫ったこの時期にウォリアーズから最高の“お歳暮”をいただき、本当にありがとう。
次は富山戦勝利という“お年玉”を、何卒よろしくお願いします!
s-PC290010.jpg
bjリーグ2013-2014 vs京都ハンナリーズ@千曲・1日目
色々あった今年のスポーツ観戦のトリを飾るのは、千曲市戸倉体育館でのbjリーグ2連戦。

自身bj観戦は先月9日の青森戦以来7週間のご無沙汰で本当に久し振りだが、この間ウォリアーズは伊那で強豪の新潟アルビレックスBBに連勝し、更に河合HC、#25仲西翔自キャプテン、#21ジェフリー・パーマーの古巣である浜松・東三河フェニックスにも敵地で勝利するなどチーム初の6連勝で順位を東地区4位に上げ、選手個人としても#3エグゼビア・ギブソンの週間MVP授賞に#1今野翔太の監督推薦によるオールスター出場決定(オマケにスリーポイントコンテストに#9パトリック・サンダース、試合のアシスタントコーチに河合HCも出場)と、まさに飛ぶ鳥を落とすような勢いでリーグの“台風の目”のような存在になりつつある。
s-PC280009.jpg

そんなイケイケなウォリアーズであるが、今回は現在西地区2位の京都ハンナリーズが相手という事で、次節の富山戦を含めた年またぎのホーム4連戦はチームの真価が問われる重要なシリーズとなる。
ここでズルズル4連敗(前節の浜松戦2日目の敗戦を含めると5連敗)してプレーオフ戦線からあえなく後退してしまうか、それとも何とか踏ん張ってチームの成長を地元のブースターに見せる事ができるかの分かれ道ともいえる運命の4連戦の初戦、その結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 61(17-17・13-17・7-19・24-22)75 京都ハンナリーズ
s-PC280003.jpg
s-PC280032.jpg

立ち上がりは連勝の勢いに乗るウォリアーズが#3ギブソンの活躍で京都を突き放し、一時は10点近い差をつけて最高のスタートダッシュを見せたが、相手も慌てず騒がずコツコツとポイントを重ねて1Q終盤には難なく追い付かれ、2Q以降は完全に形勢逆転で終始京都のペースに。

なにしろ京都は、攻めてはウチのゾーンディフェンスの間を面白いようにすり抜けて人もボールも素早く回っていくわ、ゴール下での無理な状態からのシュートもミドルや3Pも確実に沈めてくるわで、ウチは相手の動きにいいように翻弄されるだけ。
また、ゴール下には常に長身の外国人2人が張っているので、リバウンド合戦も相手の数的優位で負け続けていたし、ルーズボールもことごとく相手に拾われて波状攻撃を仕掛けられる有様。
そして守備でも、時にゾーンディフェンスでゴール下を固められてウチの自慢のセンター陣がインサイドに入れてもらえず、時にマンツーマンでしつこくプレスをかけられパスミスやターンオーバーを誘発させられたりで、ウチに攻撃の形を作らせてくれない。

とにかく、選手個々の顔ぶれを見ても「オールスターか?」と見紛うほど豪華なメンバーが揃っているうえに、攻守共に素晴らしい連携がとれていて試合運びも強かで、正直なところ「ウチとはバスケの次元が違う」と言わざるを得ず、試合後の感想は完敗の悔しさよりも「いや~、年の暮れに上質なバスケを見せてもらいました。眼福、眼福・・・」という感心の方が強かった。

それでも、ウチも終盤になってようやくシュートも決まるようになったり、ディフェンスもマンツーマンに変えてある程度相手の攻撃を止められるようになったりで、4Qだけを見ればウチの方が2点勝っており、明日に向けて少しだけでも明るいきざしが見られたのがせめてもの救いだった。

確かにウチは京都に比べると圧倒的にチーム力が劣っているが、例えばパルセイロが最終節で当時最下位だった栃木ウーヴァに敗れたように、相手に飲まれず強い気持ちでぶつかっていけば勝機は必ずあるはずだ。
今日はミスも多かったし、全体的に動きも雰囲気も重く感じられたが、これだけ完敗したんだから明日は開き直って思いっきり自分達のバスケを展開し、勝っても負けても見る者の心を熱くするような試合を見せてほしい。
s-PC280023.jpg
パルセイロ2013年総括~トップチーム・課題編~
さて、昨日の“栄光編”でははとにかくトップチームの良かった点ばかりを挙げてきたが、もちろん決して今年のチームがパーフェクトな訳ではなく、来年確実にJ3王者となりJ2昇格を決めるためにはいくつか課題もある。
今日はその点について、自分が思うままいくつか挙げてみたいと思う。

まずチームとして、守備に関しては今のままでも同一リーグなら十分に信頼できる安定した力を持っているので、時たま見せる不用意なバックパスや最終節の栃木戦であったように無理につなごうとして相手にさらわれるようなミスさえ無くせば、そんなに心配する事もないだろう。

一方の攻撃面では、是非とももう1ランク上の決定力が欲しい。
リーグ最多の得点を取り得点王を輩出したチームとしては何とも欲張りな話だが、個々の試合を見ていると「もっと多く点が取れていたハズ」と思える試合がいくつもあったし、天皇杯のマリノス戦では延長で再三の決定機を外して地団駄を踏んだ。
アレを全部決める力があれば、J3どころかJ2でも余裕でプレーオフ圏内に入れるチームになるだろう。

また、宇野沢選手の20得点の次にゴールを上げた佐藤選手の得点数が8つと極端に少なく、実に総得点の1/3を叩き出している大黒柱の宇野沢選手が不振に陥ったり怪我などで戦線離脱でもした場合、その代りを務められるような選手がいないのが気がかりだ。
この点についてはチームも自覚しているようで、FC琉球からストライカーの高橋駿太選手を獲得するなどの手を打っているが、ウチの場合はどんなに優れたストライカーでもチーム戦術にフィットしなければなかなか結果が出せないところがあり(横河武蔵野の冨岡選手が好例。ウチでは満足な結果が残せず1年で出戻った古巣で大きな存在感を見せている。)、人的補強に加えて今年以上に連携を熟成させ、組織で崩してどこからでも点が取れるような、真の“攻撃的チーム”を目指してほしい。
もし2桁得点を上げる選手が3人出てくるようになれば、J3優勝は後から尻尾を振って付いてくるだろう。

それからもう一つ、メンタル面では大きな成長があったものの、優勝を決めてからの最後の2戦でSC相模原と栃木ウーヴァに、共に気持ちの面で押されて負けてしまったのはいただけない。
まぁ、ウチは優勝を決めた直後だった上に2つの試合の間に天皇杯のマリノス戦が挟まっていたという事で、コンディション面でもモチベーション面でも難しいところではあったし、逆に相模原は勝てば3位フィニッシュの望みが繋がれ、栃木は勝てば最下位脱出という重要な目標があったので“勝負の綾”として致し方ない面もあるが、こういう厳しい状況の試合こそ、相手より強い気持ちで勝ちにいかなければならない。

来年から始まるJ3ではウチは優勝候補筆頭として全チームから厳しいマークを受けるのは確実なので、これまで以上にちょっとした気持ちの隙が敗戦に直結するだろう。
また、新リーグ発足初年度という事でメディアやファンからの注目も一気に高まると思うので、今までのように観客3000人以上やテレビ中継のある試合で勝てないというジンクスを完全払拭して、最後の最後まで強い気持ちを前面に押し出して戦い抜いてほしい。

そしてこれらの事以上に重要で深刻なのが観客動員の問題。
J2昇格のためにはスタジアムの他に観客動員も大きな要素となるが、去年の平均が2810人だったのに対し、今年の平均は2339人と大きく落ち込んでしまった。
申し分のない成績や他所のサポも羨む魅力的なプレーと実際の観客動員がこれほど反比例するチームも珍しいんじゃないだろうか?

この原因としては色々考えられるが、今年に限ってはやはり天候不順が一番に挙げられるだろう。
とにかく今年は、ウチのホームゲーム狙い撃ちで天気が悪い日が多かった。
信毎の優勝記念グラフに毎試合の天候も載っていたので集計してみたところ、ホームゲーム全17試合のうち晴れが8試合、曇りが4試合、雨が5試合という結果が出たが、試合は曇りでも観客が集まる開場時間前後には雨が降っていた時もあった。
また、これを南長野に絞って集計してみると、晴れが5試合・曇りが2試合・雨が4試合で、曇りの1試合は後述する3月の開幕戦だったので、実質的には雨の試合が半分を占めた事になる。
まったく、お天道様はウチになにか恨みでもあるのだろうか・・・と思わせるほどの巡り合わせの悪さだ。

また、この悪天候の傾向は特に確実に3000人越えを見込めそうな試合に強かった。
まず開幕戦(vsSC相模原)は、試合開始の頃には回復したが開場時間頃から雨が降り出し、昼頃には急激に気温が下がって雹まで落ちてくる有様だったし、南長野最終戦(vs佐川印刷)も試合前に雷を伴う猛烈なゲリラ豪雨でスタジアム外への“避難勧告”が出てキックオフが30分延期されるほどだったし、優勝を決めた秋田戦も結局佐久では雨は降らなかったものの、前日の天気予報で「明日は全国的に大荒れの模様」と脅しをかけられ出足が鈍った。
それに、多くの集客が見込まれる好カードである金沢戦や町田戦も大雨で客足が鈍り、いずれも3000人を大きく下回る結果となってしまった。

それと、予想していたより落ち込みは少なかったものの、やはりスタジアムが南長野から佐久へ移った事も動員数減少の一因だろう。
特に天皇杯の躍進でパルセイロの名前が今まで以上に取り上げられてきた9月以降、長野の人達の興味が出てきた中で、長野市など北信地方から佐久までは、ライトなファンにとっては大きな“距離の壁”があったと思う。

ただ、来年はさすがに平均3000人という数字をクリアーできるかは分からないが、今年よりは確実に増えて少なくとも去年並の動員に戻るんじゃないかと思っている。

その理由として、まずは今年6試合の“佐久通い”で長野のサポも精神的にだいぶ佐久までの距離が縮まってきたと思うし、また佐久市をはじめとした東信の方々にもパルセイロの知名度がかなり浸透して、今までになかった新たな客層を得られるという期待がある。

それに、長野は週休2日制がまだ十分に行き渡っておらず、土曜日の試合が多かった今年は見に行きたくても行かれない人もいたと思うが、J3は全試合が日曜日開催という事でそんな人達が会場へ足を運ぶチャンスも増えてくるだろう。

あと天候については、こればっかりはそれこそ“運を天に任す”しかないが、元々東信地方は長野県の中でも降水量の少ない土地柄なので、今年のように天候に振り回される事はないんじゃないか・・・と思っている。

そして何より、JFLを圧倒的な強さで優勝し天皇杯でJ1チームと互角に渡り合ったチームとして知名度や価値が格段にアップし「一度見てみたい」と思ってくれる人も増えると思うので、後はクラブや我々コアなサポがそういった人達に足を運んでもらうよう頑張るだけである。

以上、来年の栄光に向けての課題を自分なりにまとめてみたが、来年から始まるJ3は基本的には今年のJFLからの“横滑り”で勢力地図が大きく変わる事はないと思われるものの、ライバルチームは“打倒長野”を旗印にチームを強化してくるだろうし、今まで以上に厳しいリーグになる事は間違いない。
そんな中で今年のような快進撃を見せ、記念すべきJ3初代チャンピオンと悲願のJ2昇格を勝ち取るために、この場に留まることなく、もっともっと上のレベルを目指して精進してほしいと思う。
パルセイロ2013年総括~トップチーム・栄光編~
パルセイロの2013年総括は、前回のレディースに引き続き、3度目の正直で遂にJFLチャンピオンに輝いたトップチーム編、まずは最高の結果となったリーグ戦のリザルトからおさらいするが、今年がどのくらいスゴい成績かを比較するために去年の成績と並べてみましょう。

【2013年】 21勝9分4敗 ・ 勝ち点72 ・ 61得点 ・ 23失点 ・ 得失点差+36
【2012年】 17勝7分8敗 ・ 勝ち点58 ・ 57得点 ・ 34失点 ・ 得失点差+58
s-DSC_3884.jpg

去年より4つの勝ち星を積み上げ、負け数は半分に減り、勝ち点は美濃部監督が優勝ラインと目標にしていた70点を2つ上回り、得点はリーグ最多、失点はリーグ最少で、オマケに5月1日の第9節横河武蔵野戦から優勝を決めた11月10日のブラウブリッツ秋田戦まで24試合負け無しのJFL新記録を樹立。
そして個人タイトルでも、宇野沢選手が2位に5点の大差を付ける20得点で得点王になり最優秀選手(MVP)とダブル受賞、更に美濃部監督が最優秀監督賞、西口選手が新人王、ベストイレブンにはGK諏訪・DF大島・MF大橋、佐藤・FW宇野沢と5人もの選手が選出されるなど、実力伯仲の戦国リーグの中でこれ以上望んだらバチが当たると思わせるほど充実した、“おなかいっぱい”な最高のシーズンとなった。
s-DSC_2418.jpg

そして忘れちゃいけない天皇杯は、長野県選手権(県予選決勝)の上田ジェンシャン戦と1回戦のトヨタ蹴球団戦は大勝したものの格下相手にピリッとしない内容だったが、2回戦の名古屋グランパス戦では“パルセイロのサッカー”がJ1の強豪・名古屋グランパスを圧倒して2-0の快勝、3回戦のギラヴァンツ北九州戦では1人少ない状況での延長戦を0-0で戦い抜き、PK戦に“諏訪大明神”が降臨して5-3で死闘を勝ち抜き、4回戦の横浜F・マリノス戦でも先制されたものの宇野沢のフリーキックで追い付き、延長戦に入って惜しくも勝ち越され敗れたものの、パルセイロらしい唯一無二のパスサッカーで当時J1首位のマリノスと互角に渡り合った姿が全国に生中継され、「長野にこんな魅力的なサッカーをするクラブがあるんだ!」と全国のサッカーファンに知らしめた。
s-DSC_0136.jpg

ウチは地域リーグ時代から、実力は十分にあったもののとにかく勝負弱いところがあり、いつも肝心なところで痛い星を落として“No.2”に甘んじていたところがあったが、今年になって一気にブレイクしたのは、やはり今年から就任した美濃部直彦監督の手腕が大きいだろう。
クラブ初のS級ライセンス保持監督となった美濃部監督は、Jリーグでの豊富な経験と解説者時代に培った卓越した理論でチームに意識改革をおこし、なかなか破れなかった殻を見事に打ち破ってくれた。

また、持論を頑固に押し付けるだけでなく状況を見極めて臨機応変に対応するところも凄い。
今年は開幕から5連勝と順調に勝ち星を積み重ねていったが、4-3-3の新システムがうまく機能せず結果の割に内容が伴っていない試合が続くと、5月末のY.S.C.C.戦(この試合はミノさんは前節の退席処分でベンチ入り禁止だったのだが・・・)から去年までの4-4-2に戻してチームが勢いを取り戻したし、それでも満足せずにこのチームに合ったシステムを模索して8月のリーグ中断期間中に時に5バックにもなる3-4-3の斬新なシステムをチームに叩き込み、格下相手の県選手権と天皇杯1回戦の実戦で熟成させて天皇杯2回戦で見事に花開かせた。
これがもしも4-4-2のままシーズンを戦っていたら結局去年までとあまり変わらず、天皇杯で旋風を巻き起こす事も、無敗記録更新も、そしてリーグ優勝もできなかったんじゃないかと思う。

そして美濃部監督は、理論だけでなくメンタル面も重要視する。
この件で最も印象的だったのがSC相模原との開幕戦、JFL初陣の相模原の積極果敢なプレーに押されて0-0のまま迎えたロスタイムに投入された佐藤が直後に決勝ゴールを叩き込んだのだが、その起用の理由が「前日に頭を丸坊主にしてきたので、その意気込みに対して時間をやりたかった」というもので、これを聞いた時は予想外のコメントに驚くと同時に、この監督はデータや理論だけでなく精神面でもしっかり選手を見ているんだ・・・と感心したものだ。

優勝を決めた秋田戦後の監督会見で「これで初めて長野の人達も“美濃部が来てよかった”と思ってくれるんじゃないか」と話していたが、またまたそんなご謙遜を。
こちらの方こそ、「数々のJリーグクラブからのオファーを蹴ってJFLのセミプロクラブであるパルセイロを選んだのは間違いじゃなかった、長野に来て本当によかった」と思ってもらえたら、サポとしてこんなに嬉しい事はないです。
s-DSC_1509.jpg

と、ここまで今年のトップチーム回顧は“美濃部監督礼賛”に終始してしまった感じだが、もちろんサッカーは監督ではなく選手がするものであり、そんな美濃部監督の高度な要求を自分のものとして吸収し見事に具現化して結果を出してきた選手達は本当に素晴らしく、今年の活躍はJリーグや欧州どんなスター選手よりも輝いて見えた。

美濃部監督就任から静岡キャンプを経て開幕後数試合までは、監督の高度な要求が理解できなかったり思うように動けなかったりで悩み苦しんだ選手も多かったと聞くが、そこで挫折せず少しずつ“ミノベイズム”を具現化させていき、最後に大輪の花を咲かせてくれた。
自分は4月のアウェイ秋田戦で終了間際に追いつかれて痛恨の引き分けを喫したのを速報で知って、その日の記事末尾の雑感で大昔に流行ったCMソングを持ち出し、「どんなに偉い人たちもみんな悩んで大きくなった。ウチの選手達も今はどんどん悩んでどんどんチャレンジし、真に強くてでっかいチームになれ!」と檄を飛ばしたが、選手達はあれから様々な経験を積んで本当に強く大きく成長した。
天皇杯の中継を通して全国のサッカーファンを驚かせ魅了させたオレンジ戦士達を、自分はとても誇りに思う。

そんな訳で、今年は美濃部監督のおかげで素晴らしいシーズンを送る事ができたが、一つ声を大にして言いたいのは、たとえ優秀な指導者が来たとしても一朝一夕でこんな最高の結果が出せる訳はなく、このブログでも何度も書いているように、この優勝は1990年の長野エルザSC発足以来チームとしてのポリシーを一貫して追い求めてきた結果であり、このチームにかかわった全ての監督や選手が23年かけて築き上げてきた“人もボールも動き回る攻撃サッカー”が実を結んだもので、こうして突き詰めていくと、今年の結果は単に今年だけの成果ではなく、このクラブがコツコツ積み上げてきた歴史とひたむきな姿勢が勝ち取ったものと言えるだろう。

今回この記事を書くに当たり、本格的に年間スローガンを定めて活動を始めた2008年からのサポーターズクラブ会員特典ステッカーのコレクションを引っ張り出して見たのだが、その当時の『Let's try harder!』から今年の『結心』に至るまで、全てのスローガンの積み重ねが今に繋がっているんである。
s-DSC_3881.jpg

もちろん、こんな最高なシーズンだったけど来年一発でJ2昇格を決めるには色々と課題もあり、その点に関しての個人的な考えは別の機会にまとめてみたいと思うが、とにかく今はあまり難しい事は言いっこなしで、優勝という何物にも代えがたい素晴らしい贈り物をくれた選手やスタッフの皆さんに心から感謝したい。

改めまして、日本アマチュアサッカーの頂点に立った選手、スタッフ、その他パルセイロの運営にかかわったすべての皆さん、本当に本当にありがとう!!
s-DSC_1932.jpg
パルセイロ2013年総括~レディース編~
色々あった2013年もあと少しで終わりという事で、年末恒例となった今年のパルセイロの総括をやってみたいと思う。
まずは、本田美登里監督の下で大きな飛躍が期待されたレディースチームから。

今年のレディースの成績は、22試合で9勝1分12敗・勝ち点28・得失点差-21の結果を残し、全16チーム中11位。
同じ試合数だった去年が2勝4分16敗で“ブービー賞”の11位だったから、勝ち星を7つも上乗せし負け数も4つ少なくなった今年は、去年までの事を思えば“上出来”ともいえる結果だったんじゃないかと思う。

実際、過去3年間は上位陣に対して全く勝てていなかったのが、今年は福岡J・アンクラスと日本体育大学という強豪に勝利する事ができたし、その6月9日のホーム福岡戦を皮切りに引き分けを1つ挟んで6連勝の快進撃を見せてくれた。

また、選手個人の大きなトピックとして、長野が誇る韋駄天娘・#11橋浦さつき選手がミャンマーで開催されたAFF女子選手権の日本選抜メンバーに選ばれ、4得点と大活躍してチームの優勝に大きく貢献するという嬉しい出来事もあった。
この大会はJFA的には若手に経験を積ませるためのもので、記載も“代表”ではなく“選抜”という表現になっているが、それでもチームとして結果を出せずずっと下位に甘んじているウチからメンバーに選ばれて八咫烏のエンブレムの代表ユニを身に着けてプレーする事ができたというのは、もっともっと大きく採り上げてもいい快挙だと思う。

今年のレディースを見ての全体の感想は、「ようやくチームとしての戦い方が見えてきたかな?」というものだ。
去年までの3年間は、パルセイロという名前に相応しい戦いをやろうと試行錯誤しながら努力してきたのは伝わってきたものの、悪い表現で言うところの“ドン引き・縦ポン”な大原学園時代からのリアクションサッカーからなかなか抜け出せないでいたが、今年は攻撃面でも守備面でも組織だったプレーが目立つようになり、たとえ結果は付いてこなくとも一つ一つのプレーに選手間の“意図”が感じられるような、明らかに去年までとは違う戦いを見せてくれた。
そして、そんなプレーの変化が福岡戦や日体大戦の勝利という結果に結びついたんだと思う。

そんな中、今年自分が見てきた中で最も印象に残った試合は、終盤に追い上げられながらも4-3の快勝で大金星をあげた福岡戦・・・ではなく、佐久陸での初開催となった8月10日のASエルフェン狭山戦だ。
この試合は、相手が元なでしこジャパンメンバーを擁するタレント豊富な強豪という事もあって、序盤から失点を許し終始圧倒されて1-6と大敗を喫したが、ウチの選手達はどんなに攻め込まれ失点されても今までのように“ドン引き”にならず、何とか自分達のサッカーをやろうと必死で頑張っていたし、少ないながら何度かいい形で相手陣内でチャンスを作るシーンも見られた。
そんな必死の思いが後半37分にゴールという形になって現れたんだと思うし、結果的に1部に返り咲いた狭山とのガチンコ勝負を通じて、現時点でウチと1部との実力差を量るという意味でも、どんな勝ち試合よりも有意義な試合だったんじゃないかと思う。

そんな感じで、去年より成績的にも実力的にも大きく成長したレディースチームだったが、手放しで喜ぶにはまだ早い。
今年のチャレンジリーグは去年より4チームも増えたため、相対的にリーグ自体のレベルは低下していると言ってもよく、入替戦圏内を余裕で回避できる順位だったとはいえ11位という結果は“最低限のノルマをクリアーしただけ”という見方もできるだろう。
また、今年のレディースの成長度合いを見極めるつもりで楽しみにしていた最終節のアウェイ・JSC戦では、攻撃の連携が噛み合わなかったり守備でも失点につながるようなミスを犯してしまったりで、直近のライバルチームにいいようにやられて最後の最後に順位を一つ落としてしまうなど脆さを露呈し、まだまだ課題は山積みだと実感したものだ。

ただ、いくら日本を代表する指導者が入ったからと言ってチームはそう簡単に強くなるものではないし、逆に去年まで毎年のように降格の危機にさらされていたチームがそんなに簡単に強くなっては気持ちが悪い。
それに、なでしこ昇格だけを目標にして本田監督の“カオ”で有力選手を大量に引っ張ってくれば結果は付いてくるかもしれないが、そんな安易な手法はウチには似合わない。
パルセイロは、目先の結果にとらわれず長期ビジョンを持って土台から地道にしっかりチームを作っていく“育成型”のクラブだし、安易な補強に走らず現有戦力を底上げしてチーム自体を成長させていかなければ、本田監督を招聘した意味がないと思う。

今年も選手個々の事情やチーム編成等の絡みで何人か退団者が出る事は確実だし、チームの新陳代謝の意味からも避けて通れない事ではあるが、来年も基本的には今のメンバーを中心として戦ってほしいし、今のメンバーで上位を狙えるような、そんな腰の据わった真の実力を持つチームに成長していってほしい。
そして、本田監督と今の選手達には、それだけ強くなれるポテンシャルを十分に持っているものと確信している。

今年1年で本田監督もチームの戦力やリーグの状況は十分に分かったと思うので、来年はそれらの経験やデータを基に今年よりしっかり戦えて結果も残せるチームを作ってくれるだろうし、選手達も本田監督の考え方や練習方法や戦術が理解できて今年より良い動きができるだろう。
もちろんライバルチームも現状よりレベルを上げてくるだろうが、いずれにしても来年のウチは今年より良い結果を残せる“飛躍の年”になるであろう事は間違いないと大いに期待している。

改めまして、今年もひた向きなプレーと底抜けの明るさで我々を熱くし楽しませてくれたパルセイロレディースの選手の皆さん、そして本田監督はじめチームを陰に日向に支えてきたスタッフの皆さん、1年間本当にありがとう、そしてお疲れ様でした!!
s-写真00276
アイスホッケー長野市民リーグ パルセイロIHvsFNC
先週に引き続きエムウェーブでアイスホッケー観戦。
それにしても、最近は資金難から長野カップの開催も凍結され、アジアリーグの試合が来る事もなく、ビッグハットでアイスホッケーの大きな大会が開かれず“氷禁断症状”に襲われて寂しい限りだったのが、パルセイロ・アイスホッケーTOPチームのおかげでこうして2週連続でホッケーの雰囲気に触れる事ができて本当に嬉しい事だ。
s-DSC_3699.jpg

さて、ここで長野市民リーグに関しての基礎知識を押さえておきたいのだが、それはパルサポブログの老舗であるぬけがらさんが詳しく説明してくれているのでココでは省略するとして(←楽するなーっっ!!)、パルセイロIHが所属するAリーグの先週までの順位は以下の通りとなっている。

 1位 : AC長野パルセイロ (3勝0敗0分・得失点差+53)
 2位 : F N C (2勝0敗1分・得失点差+17)
 3位 : 長野キングス (1勝1敗1分・得失点差-23)
 4位 : 信 州 大 学 (0勝2敗1分・得失点差-32)
 5位 : 長野ベアーズ (0勝3敗0分・得失点差-17)
(このデータは公式なものではなく、独自に検索した情報をまとめたものなので、もしかしたら間違っているかもしれませんのでご注意ください)

こうしてみると、チームができたばかりでリーグ初参戦ながら、名指導者の運上HCと元アジアリーガーの大町典聖選手を擁するパルセイロの強さが際立つが、今日の対戦相手のFNCもなかなかの戦績を残しており、レギュラーリーグ最終日の今日は1位の座を賭けた“頂上対決”という事になる訳だ。
FNCというチームの素性は、ホームページなどの情報も無いので自分の拙い検索能力ではヒットせず全く分からないのだが、先週に比べると実力が拮抗して面白い試合になりそうな予感。
という事で、今日は他の試合レポと同じスタイルで試合結果からいってみましょう。

AC長野パルセイロ 4(2-3・2-1・0-1)5 FNC
s-DSC_3729.jpg

試合は立ち上がり早々ウチがペナルティを取られると電光石火の速攻で相手にパワープレーゴールを許し先取点を与えるが、すぐ後に今度は相手のペナルティによるパワープレーのチャンスを確実にモノにして同点とすると、相手が点を取るとウチが取り返すという、見ている分には非常に面白い展開となった。
s-DSC_3756.jpg

このFNC(因みにジャージのロゴからチーム名は『From Nagano City』の略であることが判明。意外と“そのまんま”なのね。。)というチームはウチより全体的に背が大きくて体格の良い選手が多く、そのためフィジカルが強くて積極的にフォアチェックをしかけてくるなかなか手強いチームで、1Pを見終わった限りでは「ウチよりもちょっとレベルが高いかも・・・」という印象を受けた。
s-DSC_3828.jpg

だだ、その積極性が裏目に出るのか少々ペナルティが多く、2Pは相手のパワープレーゴールで突き放されるものの、中盤に#21大町選手の見事なミドルシュートと、もう一つ相手GKの肩口を抜く技ありシュート(大町選手以外の選手は名前も背番号も分からないのでゴールした選手の名前を載せる事ができませんが悪しからず。。)が決まって再び同点に追いつく。

しかし、この勢いで一気に逆転といきたいところだったが、どういうきっかけかは見過ごしたがピリオドの途中で本格的な乱闘が起こり、“ケンカ両成敗”で当事者1名ずつがゲームミスコンダクトペナルティ(この試合残り時間すべて退場)を取られる荒れた展開となり、これでウチに傾いていた試合の流れが止まってしまい、4-4の同点という緊迫した状況のまま3Pへ。
(因みに北米プロリーグのNHL等では、押された展開で自チームの空気が悪くなった時に、士気を高めるためわざと乱闘を仕掛けてファイティング・メジャー(5分間退場)を取られにいく“タフガイ”という役回りを演ずる選手がおり、これは自分の考え過ぎかもしれないが、もしこの乱闘がそういった意図で勃発したのだとしたら、このFNCというチームはかなりのヤリ手だと察する。 なお、特にアマチュアの世界では乱闘は厳に慎むべき行為ではあるが、アイスホッケーではこれも試合の中で起こりうる“要素”の中の一つである事を付け加えておく。)
s-DSC_3785.jpg

そして勝負の第3ピリオドは、相変わらず相手のペナルティが多くウチが再三チャンスを掴むものの、2Pの荒れた展開から一転して相手の冷静かつ厳しいプレスに焦ったかウチはパワープレーでもパックがうまく回らずに攻撃の形が作れず、またGKも冷静なセービングで中盤に訪れた5人対3人の大チャンスにも点を取る事ができず、逆に相手のカウンターから痛恨の失点を許し、その後は終盤になってもGKを上げる6人攻撃も仕掛けられないままタイムアップ。
s-DSC_3859.jpg

という訳で、パルセイロIHは先週よりも多くのパルサポさん達が見守った試合で残念ながらレギュラーリーグ初黒星を喫してしまったが、試合自体は点を取り合う拮抗した好勝負で、今日初めてアイスホッケーを見たというパルサポさん達にもこの競技の魅力を少しは感じてくれたんじゃないかと思う。
健闘は及ばなかったものの最後まで頑張ったパルセイロと共に、白熱した試合を見せてくれたFNCの選手の皆さんにも大きな拍手を贈りたいと思う。
s-DSC_3846.jpg

さて、これでAリーグのレギュラーリーグ全試合が終了した訳だが、今後の日程として、年明け早々の1月4日20時15分からリーグ1位vs4位、翌5日の18時30分から2位vs3位(共に対戦カードは未確認)でプレーオフを戦い、その勝者による決勝戦が1月11日(土)18時30分に行われる。
もちろん“氷玉馬鹿”の自分としては、パルセイロの試合は全て見に行く予定。
因みに決勝戦のある1月11日といえば、bjリーグの長野市開催初日と見事にバッティングしてしまう事になるが、やはり名もない市民リーグといえどもパルセイロの優勝が懸かった試合ともなれば見に行かない訳にはいかないでしょう。(bjのチケット買う前でよかった・・・)

レギュラーリーグの戦績からすると決勝戦では今日と同じカードになる可能性が高いと思われるが、もしそうなったあかつきには、是非とも今日以上に白熱した面白い試合を見せてほしいし、その中で是非ともウチは今日のリベンジを果たして優勝を勝ち取ってほしい。

・・・あ、その前にプレーオフはしっかり勝ってもらわないとネ!!
s-DSC_3878.jpg
パルセイロアイスホッケー初観戦
前回記事の冒頭で「アイスホッケー観戦で日光に行っており、その模様は時間があったらアップする予定」と書いていたが、結局あれからなかなか時間が取れず、アップできないまま1週間が過ぎてしまった。
まぁ、弊ブログにいつもお付き合いいただいている大半の方々にはあまり馴染みも興味もない話題だとは思うが、パルセイロと同じくらい日光アイスバックスを愛している自分の忘備録としてざっと振り返ってみると、東北フリーブレイズと行われた2連戦は土曜日が4-2で勝利・日曜日が1-3で敗戦という結果で、バックスが昨季から進化した面と相変わらずの悪い面の両方を見る事ができた遠征となった。

昨季までチームを率いていた生え抜きの村井監督が勇退し、現在は消滅した雪印アイスホッケー部に在籍し“ミスター雪印”と呼ばれていた岩本裕司氏を新監督に迎えたバックスは、長年日本代表キャプテンを務めていた鈴木貴人選手らベテラン選手の相次ぐ引退もあり現在はまだチームを作っている段階のようで、まだまだ不安定なところがあるが、自分は岩本監督に大きな期待を寄せており(この岩本監督については、現役最後の年にあったエピソードが強く印象に残っており、ホッケーファン以外の方々にも知ってほしいちょっと“深イイ”話なので、もし機会があったら記事にしてみたいと思っている)、現役時代の熱い魂とアメリカで学んだコーチングで、是非ともバックスを真の常勝チームに育て上げてほしいと願っている。
s-DSC_3320.jpg
s-DSC_3252.jpg
s-DSC_3222.jpg

さて、アイスホッケーといえばパルセイロにもチームがあり、先月末の公式HPに『アイスホッケーTOPチーム始動』のニュースが載っていた。
で、アイスホッケーチームのブログにもチーム紹介の記事がアップされていたが、それを見て自分はひっくり返りそうなくらい驚いた。
なんと、メンバーに昨季までバックスに在籍していた大町典聖選手の名前があるではないか!!
大町選手は軽井沢高校からアイスホッケーの名門・東洋大学を経て2011年に日光バックスに入団し、2シーズンでアジアリーグ74試合に出場し4得点7アシストを記録。
身長163cmと小柄ながら、度胸と運動量では誰にも負けず、僅かな隙間でも弾丸のように突っ込んでパックを取りに行くプレースタイルで、目の肥えた日光のファンからも大人気だったし、自分も昨季にバックスのレプリカアウェイジャージが受注生産で売り出された時に大町選手の背番号21番で注文しようかと締切ギリギリまで悩んでいたほど大好きな選手だっただけに(結局注文しなかったけど、こうなるんだったら買っときゃよかった。。)、バックス退団の報を聞いた時は「なんで大町選手を切るんだ!」とやるせない気持ちになったものだが、まさかパルセイロのジャージを着る事になろうとは本当に夢のような話だ。
もちろん先週の日光遠征では応援仲間に「大町選手がパルセイロに入ったゾ!」と得意げに伝え、みんな一様に驚いたと共にホッケー選手として活動を続けられる事を喜んでいた。
s-写真00163

パルサポなうえにホッケー大好きで、しかも大町選手がいるとなれば、こりゃもう見に行くっきゃないでしょう!!・・・という事で、やってきましたエムウェーブ!
ココはスピードスケート観戦で毎年来ているが、氷が張られている時にトラックのインフィールドに入るのは初めてで、小平奈緒や加藤条治など、古くは清水宏保や吉井小百合など錚々たる選手達が通っていた階段を上がってインフィールドに出た時はちょっとコーフンしてしまった。
そしてホッケーリンクのサイドに張り付いて待つ事しばし、パルセイロのエンブレムを胸に大きくあしらったオレンジジャージにキャプテンの証・『C』マークを付けた背番号21番・大町選手を先頭に、パルセイロアイスホッケートップチームの面々がリンクに上がり、運上一美ヘッドコーチから指示を仰ぎ、5分間のウォームアップの後にいよいよ試合開始。
因みに、運上HCは強豪・コクドで活躍し日本代表にも選出、そして監督として日本一にも輝いた事もある名将で、サッカートップの美濃部・レディースの本田両監督と共に、パルセイロはアイスホッケーでも日本を代表するような素晴らしい指導者を擁しており何とも贅沢だ。
s-DSC_3469.jpg

そして試合の方だが、始めから大町選手率いるパルセイロが対戦相手の長野ベアーズを圧倒し、7-0の快勝。
大町選手は日光霧降アリーナで見せたのと同じ低い姿勢からのスピード感あるスケーティングとアジアリーグ仕込みの巧みなスティックワークで“格”の違いを見せつけ、アシストやゴールを連発でほとんどの得点に絡む活躍を見せ、大町ファンの自分は大コーフン!
お~い、コレを読んでるバックスファンのみんな。大町選手は長野で元気に頑張ってるよ~!!
s-DSC_3670.jpg
s-DSC_3672.jpg
s-DSC_3540.jpg

また、その他の選手達も名前や履歴を見る限りでは特に目を引くほどの有名選手はいないものの、やはり運上HCの指導の賜物か、どの選手もなかなかのスピードやテクニックを持ち、決して大町選手の“一点豪華主義”ではなくチームとしてうまくまとまっている印象で、ソツのない戦いぶりは運上HCが率いていた時のコクドを彷彿とさせたし(←ちょっと褒めすぎ?)、3Pに入って相手の足が止まってきてほとんどアタッキングゾーンでパックを回すハーフコートゲームの展開は、最後まで運動量が落ちないウチのトップチームを思わせるようだった。
s-DSC_3520.jpg
s-DSC_3603.jpg
s-DSC_3609.jpg

そんな訳で、自身初体験の長野市民リーグを大いに楽しませてもらった。
当然アジアリーグとはレベルも華やかさも比べ物にならないが、リンクサイドで間近に見るプレーは迫力があってアイスホッケーの楽しさは十分に満喫できるし、何よりも我等が愛するパルセイロのエンブレムを付けて戦っているだけに応援にも熱が入る。
次は3連休最終日の12月23日、今日と同じく18時30分からエムウェーブでリーグ戦が行われるようなので、また是非とも観戦に出かけたいと思う。

【 補足~エムウェーブ観戦ガイド~ 】
観戦者がエムウェーブに入るにはどうしたらいいんだろう・・・と思っている方へ観戦ガイド。
エムウェーブは通常営業時やスピードスケートの大会時に一般客が入場する南側(県道長野須坂インター線に面した入口の反対側)の1階入口を入り、受付で「アイスホッケー観戦に来た」と伝えて名簿に氏名を記入し、入館証を受け取れば誰でも入場無料で入れます。
スピードスケートトラックのインフィールドにあるリンクなのでスタンドは無く、立ち見での観戦になりますが、リンクサイドで間近に見るプレーは迫力満点で、ルールなんか分からなくてもアイスホッケーの魅力を存分に楽しむ事ができます。
今日もユニホームやタオマフを身に着けたパルサポさんが数人観戦に来ていたし、まだアイスホッケーを見た事がないという方も是非ともエムウェーブに足を運んで、サッカー同様パルセイロアイスホッケーチームと長野市民リーグを盛り上げましょう!!
s-DSC_3489.jpg
Jリーグ2013年シーズン終了~悲喜こもごものニュースにパルセイロを重ねて~
この土・日は、J1の優勝チームが決まる最終節、J2のJ1昇格プレーオフ、J2・JFL入替戦と、Jリーグで3つの大きな話題があった。
自分は今週末はアイスホッケー観戦で日光に行っていたので(この件については、もし記事を書く時間があったら近日中にアップ予定)、これらの試合はいずれもネットや新聞などの文字情報でしか結果を得られなかったのだが、どのニュースも多かれ少なかれパルセイロに縁がありスルーできない話題なので、自分の“忘備録”の意味も含め、ちょっと雑感めいたものを書いてみたい。

まずは土曜日のJ1最終節、首位の横浜F・マリノスが川崎フロンターレに敗れ、一方勝ち点2差で2位のサンフィレッチェ広島が3位の鹿島アントラーズを下し、広島が逆転でJ1チャンピオンに輝いた。
自分はこれら3チームについては特にファンでもないので、本来なら特別ブログにアップするような事はないのだが、今年は天皇杯で120分間の死闘を繰り広げた“ご縁”から是非ともマリノスに優勝してほしかったのだが、前節に続いて本当に痛すぎる連敗を喫してしまい、掴みかけていた9年ぶりの優勝を逃してしまった。
最終節の模様はあまり分からないけど、やっぱり前節の新潟戦で、圧倒的に攻め込んでいながらなかなかゴールを奪えず、本当にちょっとした隙を突かれて2失点の完封負けを食らったのが相当に響いて、最終節は「勝てば優勝できる」というより「勝たないと優勝できない」という大きなプレッシャーがあったんじゃないかと思う。
やっぱり“追われる身”というのは精神的にもかなりシンドいもので、そういった意味ではパルセイロも他人事ではなく、今にして思えば最終節を待たずしてJFL優勝を決める事ができて本当によかったと改めて感じる。
そんな訳で、マリノスサポの方々におきましては、誠にご愁傷様でございます。(合掌)
ただ、まだ天皇杯が残っているので、自分も引き続き今シーズン限定の“マリノス贔屓”として、優勝を願ってテレビの前で応援したいと思う。

続いて今日行われたJ2の昇格プレーオフでは、徳島ヴォルティスが京都サンガを破って四国勢では初のJ1昇格を果たした。
徳島といえばJ2参入してからしばらくは下位に低迷していたが、現在は我等が頼れる大将・美濃部直彦監督が2008年に徳島の監督に就任して足かけ4年間でJ1昇格を本気で狙えるチームに成長させたという意味では、これまた他人事ではなく、パルセイロの近未来を見ているようでちょっと嬉しい気持ちになる。
ひょっとして、今日はミノさん国立に行ってたかな?
だとしたら、自分が手塩にかけて育てたチームがこうしてJ1昇格の夢を実現するのを目の当たりにして、感慨もひとしおだった事でしょう。
そして、この感動を来年は長野でミノさんご自身が“当事者”として味わうべく、より一層奮起してチームを更に上へ導いてくれるに違いありません!

そして最後はなんといっても、史上初めて行われたJ2・JFL入替戦。
先週の丸亀での1stレグを1-1のドローで迎えた鳥取での2ndレグで、JFL2位のカマタマーレ讃岐がJ2最下位のガイナーレ鳥取を1-0で破り、悲願のJ2昇格を決めた。
讃岐にとっては、不慣れなアウェイの地であり、しかも1stレグで失点しているため“アウェイゴール優位”のルールで今日はスコアレスドローだと鳥取の残留が決まるという難しい条件の中、更に後半には退場者を出して数的不利という厳しい状況にもかかわらず、持ち前の粘り強い守備で前半に上げた虎の子の1点を守り切るという“お家芸”が見事にハマったようだ。
徳島のJ1昇格と合わせて、今日はちょっとした“四国祭り”の様相ですな。
ウチとしては、JFL同時昇格の“同期生”であり、直接対決では毎回高いレベルでしのぎを削る好敵手である讃岐に先を越されたという事で、やっぱり悔しさや羨ましさがあるというのが正直なところだが、ウチと同じく3位以下に大差をつけてJFL準優勝となり、大きなプレッシャーがかかるであろう入替戦の死闘を戦い抜いて自分達の力でJ2昇格の夢を掴みとった讃岐には、心から拍手し祝福したいと思う。
讃岐の選手・スタッフの皆さん、そしてカマタマサポの皆さん、J2昇格本当におめでとうございます!
来年は対決できなくて寂しいけど、ウチもすぐに続くから1年だけ待ってもらい(すぐにJ1に行っちゃイヤよ)、また上の舞台でお互いやり合いましょう。

そんな訳で、天皇杯を残して今年のサッカーシーズンも終了。
来年はワールドカップもありサッカーが一段と盛り上がる年になりそうだが、長野では地球の裏側のお祭り(ブラジルの皆さん聞こえますか~っ!byサバンナ八木)よりも熱い熱い1年とするべく、選手もサポも頑張っていきましょう!

来年のサッカーの主役は、日本代表よりオレ達AC長野パルセイロだっ!!!
さらば獅子王!
優勝パレードにファン感と楽しかった宴も終わり、今日はJFL表彰式でパルセイロから多くの選手・監督が表彰されてとても嬉しかった。
最優秀監督賞の美濃部監督、MVP&得点王&ベストイレブンの宇野沢選手、新人王の西口選手、そしてウノと共にベストイレブンに選出された諏訪・大島・大橋・佐藤の各選手、本当におめでとうございます!

と、そんな非常に嬉しいニュースのあった日ではあるが、今日は先日の弊ブログ記事の中で予告した通り、地域リーグ時代から長い間チームに貢献し、今回契約満了となったこの選手の事について書いてみたいと思う。

背番号13、FW、藤田信選手、愛称マコ
s-s-写真00120

長野エルザSCからAC長野パルセイロに名称が変わって2年目の2008年に、過度な成長戦略から経営破綻に陥ったフェルヴォローザ石川・白山FCより移籍してきた藤田選手。
それ以前の2003年にJAPANサッカーカレッジで最優秀選手、2005年に同じくJSCで得点王に輝くなど、北信越リーグでは申し分のない実績を引っ提げて鳴り物入りで入団したマコは、当時の写真を見てもお分かりの通り、ファッションモデルかと見紛うような長身で長い手足のスラッとしたスタイルと、端正で野性味あふれるイケメンぶりからルックスの面でも“鳴り物入り”で、当時の二枚看板である“キング”兼子一樹選手と“エース”要田勇一選手というタレントにも負けない存在感を放っていた。
長髪をなびかせて鋭い眼光でゴールに迫るその姿は、まさに『獅子王』という異名がピッタリだ。
s-写真00011

そんな“女子ならイチコロ”(←昭和の表現だね)なマコだったが、兼子・要田のツートップが貪欲にゴールに迫る生粋のストライカーだったのに対し、前線でのポストプレーや潰れ役などの裏方的な仕事を自ら進んで黙々とこなすところがあり、あんな華やかなルックスとは裏腹に誰よりも泥臭いプレーをしている姿を見ると、女子だけでなくオトコも惚れ込む・・・みたいな、俳優だったら『最優秀助演男優賞』でもあげたくなるようなシブいプレーも随所に見せ、個人的には華やかなゴールシーンよりもそういった泥臭さこそがマコの真骨頂だと思っている。
s-写真00029

そんな独特の存在感を放っていたマコは、JFLというワンランク上のカテゴリーとなり有能な選手が続々と補強されてきて出場機会は徐々に減ってきたものの、ひとたびピッチに立てばスタンドから大きな拍手が湧き上がるなどサポにもとても愛され、そんな高い人気にも決して浮かれる事なく相変わらず黙々と泥臭い仕事をこなしてチームに貢献する姿に、また我々サポも魅了されていったんである。
s-写真00063

美濃部監督が就任し体制が変わった今年はベンチから外れる試合も多く、そこに追い打ちをかけるように肺気胸というスポーツ選手にとって致命的ともいえるような病気が発症し、残念ながら今回の契約満了となってしまった訳で、病気が原因での退団は何ともかわいそうな結末ではあるのだが、その反面、北信越リーグのMVPや得点王、所属チームの破綻、そしてパルセイロに入り“ムダに熱い”といわれた激動の4強時代を経てJFL昇格を経験し、その憧れの全国リーグであるJFLでも十分とはいかないまでも存在感を持ってプレーする事ができ、最後に華やかな優勝パレードを経験して長野での活動を締めるという、まさに山あり谷ありの末のハッピーエンドなここまでのサッカー人生は、マコにとって本当に充実していたんじゃないか・・・と思うんである。
s-写真00015

ところで、もう病気の方は完治したのだろうか?
ちょっとネットで検索してみたところ、肺気胸は発症の原因がまだ分かっていないそうで、だとすると治療法もまだまだ確立していないと思われ、今後もサッカーを続ける事ができるのか大いに心配だ。
(因みにこの病気は長身で痩せ形の男性に多く、しかもウソかホントか“イケメンがかかりやすい”とネットに書いてあった。 よかった、正反対の自分は100パー無いわ・・・って、マコご本人にとっては全くシャレにならない情報でしたな。 ネタにして申し訳ないッス。。。)

この病気さえなければ、マコほどの実力やサッカーに対する真摯な姿勢は、30歳の“大台”を迎える来年以降も少なくとも地域リーグクラスではまだまだ十分戦力として使えるほどのものを持っているだけに本当にもったいないのだが、今後は病気が治って現役を続けるにしても、残念ながら完治できず指導者やスタッフの道に進むにしても完全にサッカーから離れるにしても、まずは何よりも自身の健康を第一に、本人が納得し幸せになれるような道を元気に歩んで行ってほしいと心から願っている。

“華やかなストライカー”と“シブい職人”の2つの顔を併せ持った名優・藤田信選手。
我々は長野での6年間にわたる貴方の雄姿を決して忘れません。

ありがとう、獅子王・マコ!!
s-写真00083
パルセイロ2013シーズン報告会
s-DSC_2973.jpg
昨日は優勝パレードの話題だけで終わってしまったけど、その後に大勢の観客が集まった南千歳公園で行われたファン感謝デー(シーズン報告会)も最高に面白かったので、昨日に引き続き、写真満載で振り返ってみましょう!

s-DSC_2978.jpg
s-DSC_2982.jpg
丹羽洋介社長の挨拶に引き続き、トップ・美濃部直彦、レディース・本田美登里両監督のシーズン報告。
両氏の挨拶の内容はだいたいマスコミやHPで発表されてきた内容と同じなのでここでは詳しく書かないが(←単に1日経って内容を忘れただけだったりする。。)、ここで注目したいのは、JFLやチャレンジリーグといった所謂“マイナーリーグ”、それも長野という地方のクラブにこんな豪華な指導者が顔を揃えるなんて、本当に贅沢で幸せな事だと思う。
両監督にはこれから先もずっとずっとチームを指導し、もっと強く魅力的なチームを育て上げていってほしいと願っている。

そしてお次はサポーターズアウォード。
今年はトップだけでなくレディースチームにも表彰があるという事で、まずレディースでMVPと新人賞に選ばれたのは、#20&#24、内山ともよ・ともかのご両人!!(←昭和の漫才コンビかっ!)

s-DSC_2989.jpg
彼女達への賞品として、2個の大きなケーキが机に載せられて出てきた。
このシチュエーションとなれば、これはもうケーキに顔を突っ込んでクリームまみれになるのが“お約束”だが、そんな芸人じゃあるまいし、うら若き乙女達にはまさかそんな事させないでしょう。
司会者も「それではお互いにケーキを一口ずつ食べさせ合いっこしてください。」と言ってるし。

で、2人は渡されたフォークでケーキをすくい、その場で顔を寄せ合って軽くネタ合わせ(?)をした後に「アーン」とお互いの口に運んだ・・・と思ったら、そのケーキをお互いの顔にベシャッ!!!
s-DSC_2996.jpg

当然、壇上の選手も監督も大爆笑! 観客からはヤンヤの大喝采!!
いいぞ、よくやったご両人!! 今シーズン一番のナイスプレー!!!(←サッカーの方を褒めてやってください・・・)
s-DSC_3002.jpg

とにかくウチのレディースは、この2人のパフォーマンスに象徴されるようにとにかく底抜けに明るく、そして誰よりもサッカーが大好きという気持ちを持った最高のチームだと思う。
来年もそんなポジティブな気持ちを忘れず、もっともっと明るく大きく笑えるような更なる躍進を大いに期待しております!

続いて行われたトップの表彰式は、新人賞#15西口諒選手、MVP#10宇野沢祐次選手、そして今年は特別賞として#1諏訪雄大選手が選ばれた。
s-DSC_3026.jpg
s-DSC_3038.jpg
s-DSC_3051.jpg

新卒ルーキーながら激戦区のサイドバックのポジションを手中にし、優勝を決めた秋田戦では決勝ゴールを叩き込むなど結果も残した西口選手、キャプテンとしてチームをまとめ20ゴールでJFL得点王に輝いた宇野沢選手、頼れる守護神でリーグ最少失点と天皇杯での大躍進の立役者の諏訪選手。
この3選手の受賞に関しては、もう誰も異論はないでしょう。
そしてその他の選手も、それぞれの持ち味を最大限に発揮して全員で掴んだ優勝というタイトルだった。
ウチは誰か一人が図抜けた存在という訳ではなく、チーム全体で戦うスタイルであり、それがウチの一番の強みだと思う。
来年もこの調子で、チーム全員の活躍でJ3初代王者&J2昇格の夢を掴みましょう!!

そして表彰が終わったら、全選手によるサイン会が始まった。
s-DSC_3056.jpg
s-DSC_3053.jpg

自分はあまりサインをもらう事に執着心がなく、そのため昨日もサインしてもらうような物を持ってこなかったので、列には並ばずにこの光景をずっと眺めていたのだが、それぞれのサポがお目当ての選手を前に目を輝かせながら本当に嬉しそうにサインをもらう姿や、一人一人に丁寧に応じながらサインをしている選手の姿を見ていると、「自分が住んでいるこの街にパルセイロという素晴らしいクラブがあって本当によかった・・・」と幸せな気持ちになり、時間が経つのも忘れてずっと目の前の光景を眺めていた。

そんなこんなで最高な時間は過ぎ去り、最後はレディース・田中菜実、トップ・宇野沢祐次両キャプテンの挨拶とサポのオレンジ紙テープ投げでお開きとなった。
(これらのシーンは、サイン会のドサクサで上手く撮影できるポジションを確保できていなかったので残念ながら写真はありません。。。)

それにしても、パレードといいこのファン感といい最高に素晴らしいイベントだったが、これもトップチームが優勝したからこそであり、優勝チームのサポだけが味わえる特権ともいえるものだ。
こんなオイシイ味を知ってしまったからには、もう後戻りはできない。
来年もこのシアワセなひと時を味わうために、絶対に優勝して大きな夢を叶えましょう!!!
パルセイロ優勝パレード
今日はパルセイロの今シーズン最後の公式行事である、楽しみな優勝パレード。
自分は写真を撮るのにいい場所はないかのロケハンがてら、出発式から逆算して少し早めに出かけて新田町交差点からブラブラと大門まで歩いて行ったのだが、トイーゴまでくるとそこから先は既に歩行者天国となってパルセイロのグッズを身に着けた人達が歩いており、その街中には今年のサポートソング『KESSHIN GO to J』がエンドレスで流れているなど早くも雰囲気はバッチリ。

それにしても、長野市のメインストリートである表参道・中央通りがパルセイロのためだけ(←ココ、とても大事です!)にホコ天になるなんて、観客100人そこそこの地域リーグを戦っていた頃を思うと本当に信じられない夢のような光景だし、とても感慨深く思わずウルッときてしまう。

そして出発式会場の大門交差点に着くと選手やサポは既に所定の位置にスタンバっており、多くの観衆と共に待つ事しばし、いよいよセレモニーが始まった。
ここから先は、写真をふんだんに使って嬉し楽しい優勝パレードの模様を振り返りましょう!

s-DSC_2827.jpg
出発地点の善光寺大門、ゴールドスポンサー様の藤屋GOHONJINの歴史ある建物をバックに選手もサポもスタンバイOK!
前日の天気予報では「午後から崩れる」と聞いてヤキモキしていたが、こうして青空も広がり気温も比較的暖かい絶好の“パレード日和”になって本当によかった。

s-DSC_2831.jpg
出発式で挨拶する加藤久雄長野市長、佐久での最終節に引き続き話の最初と最後に「ドーン!ドーン!」と持ちネタ(?)の“花火”をブチかましておりましたが、初めて耳にした人達はちょっと引き気味?(苦笑)
それにしても、パレードを行うと聞いた時は「これで人が集まらず盛り上がらない中でチマチマ行進するだけだったらどうしよう・・・」と心配していたけど、これだけの観衆が集まって本当に賑やかな中でスタートする事ができてホッとした・・・というのが、この時の自分の正直な感想だった。

s-DSC_2838.jpg
美濃部監督以下、来賓の皆々様のテープカットでいよいよパレードスタート!!
赤じゅうたんに白手袋の仰々しいセレモニーに、ミノさんもウノもド緊張の面持ち。
それに比べて、さすが加藤市長と丹羽社長は堂に入っておりますな~。

s-DSC_2874.jpg
s-DSC_2876.jpg
行程序盤の北野文芸座付近にて。
列の先頭で高校のバトントワリングやチアリーディングが先導し、とても華やかな雰囲気。
そして沿道の観衆も御覧の盛況で、選手達も慣れない光景に少々戸惑いながらも笑顔で歓声に応えていた。

s-DSC_2871.jpg
同じく北野文芸座付近にて。
ワンちゃん達もユニホームにタオマフの“正装”で祝福だワン!!

s-DSC_2891.jpg
長野五輪の表彰式会場だったセントラルスクエア跡地に立つミニ聖火台前を、オレンジに染まったサポが練り歩く。
オリンピックから早15年、あの頃はまだ北信越リーグに昇格したばかりでサポもほとんどいなかったのが(自分も当時はまだ出会っていなかった)、遂に全国アマチュアサッカーの頂点に立ち、こんなに大勢のサポに愛されるクラブに成長しました!!

s-DSC_2889.jpg
同じくセントラルスクエア前でファンに祝福され、美濃部監督満面の笑み。
これは帰宅後に別行動でパレードを見ていたオカンから聞いた話だけど、監督も選手も沿道から声をかけられるとしっかり相手の眼を見て本当に丁寧に応えてくれたとの事で、あの場に居合わせたサポ以外の人達もきっとパルセイロというチームに好印象を持ってくれたに違いないと思う。

s-DSC_2904.jpg
s-DSC_2919.jpg
行程半ばの新田町交差点、もんぜんぷら座2階テラスより。
こうして俯瞰で見てみると、パレードの華やかさや賑やかさが余計に実感できます。
なんか本当に『パレードっ!!』って感じですな。(←よーわからん!)

s-DSC_2948.jpg
行進もいよいよ終盤、北石堂のアゲイン前。
沿道に並べられた『さぁ行こう!Jリーグへ。』の幟旗の横を、パルサポ軍団堂々の行進であります!
この頃になると、現地での飛び入り参加の人達も混じってサポの列もかなり大きく賑やかになっておりました。
(ゲーフラ隊の皆さん、自分も経験あるけど、こうして長時間ゲーフラを掲げ続けてるのって相当シンドかったでしょう。本当にお疲れ様でした!)

s-DSC_2957.jpg
思いがけない“お祭り”に、“善光寺”の傘をかぶったナイスな外国人観光客御一行様もしきりにシャッターを切っておりました。
彼らの眼には、パルセイロというチームはどのように映ったんでしょう?

s-DSC_2956.jpg
そしてパレードは終点の末広町交差点に到着。
「以上を持ちましてAC長野パルセイロ優勝パレードを終了いたします。」のアナウンスが入ると自然に周囲から暖かい拍手が湧き上がり、自分も充実感と共になんだかほっこり優しい気持ちに包まれた。

今回の優勝パレードは選手達も徒歩で行進し、沿道も柵などで仕切らずほとんど自由に選手と観衆がふれあい言葉を交わせた自由な雰囲気で、まさにクラブ名の『パルセイロ』(パートナー)を具現化したような、とてもアットホームで最高のパレードとなった。
これからクラブはJ3~J2~J1とステップアップし、その度に規模も大きくなってこんな素朴なパレードはできなくなると思うが、今日のような親しみやすいアットホームな雰囲気は、どんなにビッグクラブになってもいつまでも持ち合わせてほしい・・・と、そんな事を強く願った祭りの後だった。

それにしても、冒頭でも書いたけどパルセイロのためだけに市内の目抜き通りを占有してみんなで優勝の喜びを分かち合えるなんて、本当に気分サイコーで夢のようなひと時だった。
来年はいよいよJ2昇格を賭けた勝負の年となるが、創設初年度のJ3の厳しい戦いも選手とサポが力を合わせて勝ち上がり、優勝と昇格を手にして、また来年の今頃にみんなで、今日よりもっともっと盛大に、この表参道をパレードしましょう!
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.