ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスチャレンジリーグ2014第8節 vsセレッソ大阪堺レディース(+トップ試合雑感)
プレナスチャレンジリーグは今節から別ブロックのチームとの1回戦制のクールが始まるが、Bブロックに所属するパルセイロ・レディースのAブロック最初の対戦相手は、未だ勝ち星を挙げられず最下位に沈むセレッソ大阪堺レディース。
前節はJFAアカデミー福島を相手に完封負けを喫したが、ミスが多く気持ちの面で負けていたという悔しい敗戦だっただけに、ここはひとつ最下位チームを相手にスカッと快勝して前節の悪い流れを断ち切りたい。

ただし、去年自分が対戦を見た限りではこのセレッソというチーム、ユース年代が中心で粗削りながら基本がしっかりしておりスピードも思い切りの良さもあって、このまま順調に成長していけば近い将来に必ず上位を狙えるであろう実力を持った好チームという強い印象があり、今日も最下位だからとナメてかかると痛い目に合うおそれがあるだけに、ここは前節の反省の意味も含めて気持ちを引き締め全力で勝ちにいきたいところ。

第1クールの勢いを取り戻すためにも絶対に負けられない大事な一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 7(2-2・5-0)2 セレッソ大阪堺レディース
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試合は前半23分、サイドをドリブル突破した#11橋浦さつきのクロスをゴール前に走り込んできた#23内山朋香が飛び込んでゴールにねじ込み、幸先よくパルセイロが先制。
先週のJ3での先制点、#14高野のクロスを#25有永が合わせたゴールシーンと瓜二つの見事なゴールだった。

と、ココだけを切り取ると素晴らしいのだが、今日のレディースは前半のそれ以外の時間帯は今年ここまでで最も悪い内容といってもいいような感じだった。
佐久陸名物“浅間おろし”(って言うのかな?)の強い北風が全く吹かず、梅雨の走りを思わせる少々蒸し暑いコンディションが影響したのか、全体的に選手の動きが悪くてパスが全くつながらず、頼りの#10横山久美も前節で開幕からの連続得点が途切れて「今日こそは!」と気持ち的に入れ込み過ぎたのか、これまでは自分が持ち上がるだけでなく広い視野で効果的なパスを出せていたのが、2~3人に囲まれた中を無理に突破しようとして敢え無くボールを取られるなど少し強引な個人技に走る姿が見られ、そのうちに中盤で孤立してあまり仕事ができない時間帯が多かった。

こうなってくると流れはセレッソに傾き、前半33分と36分にいずれもちょっとした守備の隙を突かれて連続失点を許し逆転されてしまい、なおも相手に押し込まれる苦しい状況が続いて冒頭で書いた戦前の不安が的中してしまったか・・・と頭を抱えたが、前半42分、#10横山のコーナーキックを前半35分に交代出場したばかりの#20内山智代がドンピシャ頭で合わせて同点に追いつく。
ここまでの動きを見て「こりゃウチが点を入れるにはセットプレーくらいしか期待できないな・・・」と感じ始めた矢先に、今年のウチの“テッパン”的得点パターンである横山のコーナーキックが見事にハマり、何とかイーブンで試合を折り返せる事ができて自分も少し気持ちが楽になった。

そして選手達もこのゴールで息を吹き返したか、それともハーフタイムに本田監督から相当なカミナリでも落とされたか、後半に入ると徐々にウチの動きも良くなって敵陣に攻め込む時間が長くなってくると、後半11分、ゴール正面の絶妙な位置でボールを受けた#10横山が前を向いてエリア内に持ち込むと、そのド迫力に慌てたか相手DFが溜まらず足をかけて倒してしまいPKを獲得。
これを横山自身が落ち着いて決めて逆転すると、相手の運動量が少し落ちてきた後半30分、自陣でボールを奪った#10横山が出した絶妙なフィードが#10橋浦さつきに渡ると持ち前のスピードで中央をドリブル突破し、最後はGKと1対1の場面で豪快にゴールに蹴り込み欲しかった4点目をゲット!!

これで試合の行方をほぼ決定付けたウチがイケイケな状態となり、後半40分に#6吉田葵からのフィードを中央で受けた#10横山が実力の違いを見せつける貫禄のゴールで5点目、その4分後にはコーナーキックからのこぼれ球を#18矢島由希が押し込んで6点目、アディショナルタイムには#14浦崎優香からのロングフィードを#9濱垣香菜が頭で合わせたのがそのままゴールに吸い込まれ7点目と怒涛のゴールラッシュを見せ、不安だらけだった前半の重い雰囲気はどこへやら、終わってみれば5点差をつけての圧勝と相成った。
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と、後半を中心に攻撃陣の躍動が目立ったこの試合だったが、今日のMVPを選ぶとすれば自分は是非とも#3大島稀選手を推したい。
とにかくグダグダだった前半にあって、大島選手は高い集中力とハードワークで何度もピンチの芽を摘んでいたし、後半になって流れがよくなると積極的にサイドを駆け上がって攻撃参加もしており、試合終了間際の相手の最後の反撃も失点の決定的なピンチを最後まで落ちない運動量と体を張ったプレーで食い止めるなど、最終ラインでまさに獅子奮迅の活躍を見せてくれた。
この新しい守備の要は、奇しくも背番号も苗字もポジションもトップの大島嵩弘選手と同じで、もう長野で3番といえば『オオシマ』で決まりだネ!! って感じだ。

また、今日は右サイドバックで久々に先発出場した#14浦崎優香選手も目を引いた。
これまで攻撃的なポジションが多く、最終ラインでの出場は自分は記憶にないのだが、そんな不慣れなポジションゆえ守備面では多少後手に回る場面も見られたものの、特に後半に入るとレディース初期の苦しい時代に孤軍奮闘していた頃を彷彿とさせるような果敢なオーバーラップで何度もチャンスを演出しており、間違いなく後半に入ってのウチの攻撃活性化の立役者の一人といえるだろう。
レディース創設時からのオリジナルメンバーは、チームの積極補強で有能な選手が入りレギュラーの座を追われる選手が多いが、浦崎選手のように限られたチャンスに与えられたポジションで頑張って活躍する姿を見るのは、大原時代から応援している自分としては嬉しい限りだ。

そんな訳で数字の上では“快勝”の試合だったが、相手の決定的なシュートがバーやポストに嫌われるというラッキーな部分やシュート精度の悪さに助けられた場面も多く、もう2点くらいは取られていてもおかしくないような内容で、守備面ではまだまだ課題も多く、厳しい言い方をすればこれだけの点差でも手放しで喜べるような試合ではなかった。
次節はアウェイでアンジュヴィオレ広島との対戦となるが、あちらも新規参入ながら現在8位と健闘しているし、今日の前半のような試合をしていては確実にヤラれてしまうので、ここはもう一度気持ちを引き締め直し、是が非でも連勝して帰ってきてほしい。


そして・・・

明治安田生命J3リーグ2014第13節@沖縄市立陸上競技場
FC琉球 0(0-0・0-2)2 AC長野パルセイロ

長野市内で行われたパブリックビューイングには行かれず携帯の速報を追っていたので、後半になってもなかなかスコアが動かずヤキモキしていたが、後半24分に#10宇野沢のゴールで1点入った時には心底ホッとしたし、ノドから手が出るほど欲しかった追加点を移籍後初ゴールを切望していた#13勝又がアディショナルタイムに決めてくれたのが本当に本当に嬉しかった。
それに何より、スコアレスドローや1-0の辛勝では前節の快勝がムダになってしまうところだったが、今日も複数点差をつけての勝利に加えて期待の新戦力の初ゴールがあり、あの試合の良い流れをキープできたのが非常に大きい。
J3リーグ公式HPの戦評によると、前半は爽やかな信州とは180度違う気候に苦しめられて動きが重かったようだが、そこを耐えて後半に形勢逆転し、地元の琉球に走り勝ったのは、今後に向けて選手達も大きな自信になったんじゃないだろうか。
次節は佐久にJ-22を迎えての試合となる。
前回の対戦では8000人を超える東和田の大観衆の後押しを受けて勝利したが、ワールドカップによるJ1中断期間という事で当初のレギュレーションには無かった“不穏当な動き”があると一部で噂されており、もしそれが本当で次節から実施されるとなればかなり厄介な事になるが(なにぶんこの手の情報に疎いもので、この文章も未確認情報ですが悪しからず・・・)、相手がどう出てこようがウチは全力で勝ちにいくのみ!
それに“バージョンアップ”された相手に勝つ事ができれば、それこそウチの実力が本物であるという証明もできるだろう。
とにもかくにも高い個人技を持った超・難敵ではあるが、そこはパルセイロ自慢の組織力で相手に仕事をさせず、この勢いを更に加速させるような快勝を期待している。
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明治安田生命J3リーグ2014第12節 vs福島ユナイテッドFC(+レディース試合雑感)
J3リーグも3回戦制の1クール目が終了し、我等がパルセイロは5勝5分1敗で首位と勝ち点4差の3位とまずまずの成績ながら、ここまで引き分けが多く、また勝ち試合も全て1点差で得失点差は僅かに+2までしか伸ばせず、端的に言うと『勝ちきれない、決めきれない』という印象が強い。

そして今日の対戦相手の福島ユナイテッドとも、西が丘での開幕戦は1-0で勝ちはしたものの、#31田中謙吾のスーパーセーブがなければ引き分けか、もしくは負けていた可能性だって無かった訳じゃなかったし、また相手は現在は9位ながら前節で首位の町田を破って勢いもあり、加えて今節はウチのディフェンスの要である#3大島が警告累積で出場停止という事もあり、決して楽に勝てる相手ではない。

ただ、前節のアウェイ・相模原戦は引き分けに終わったもののこれまでの試合より選手の動きがよく面白いサッカーがやれていたとの事なので、そんな信毎のレポや現地観戦したパルサポさん達の言葉を信じて、今日の試合は是非ともゴールラッシュで複数点差をつけてのスカッとした勝ち試合を期待したいところだ。

至上命題であるJ3優勝に向けて、今後の行く末を占うといっても過言ではない大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 3(2-0・1-0)0 福島ユナイテッドFC
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この試合、予想に反して立ち上がりから福島がボールを持つ時間の方が長く、人もボールも小気味よく回るウチのお株を奪うような攻撃で福島が優勢に立ち、少々ヤキモキするような展開が続く。
ただ、相手も高い位置ではボールを縦ではなく横に回すような感じで、内心「おーい、そこまでウチのお株を奪わなくてもいいよ!」とツッコミをいれたくなるくらいで、裏を返せばウチの守備陣が高い集中力を持って冷静に相手の攻撃に対応できており(初出場の新加入#18川鍋も危なげなくCBをこなせていたのは大きな収穫だった)、そうこうしている間にウチも徐々に攻め込む回数が多くなってきたが、ウチの方はこれまでに比べて明らかに選手達に前へ向かう意識が強くなっており、果敢なサイドアタックや積極的なシュートなど、見ていてワクワクするような面白いサッカーがやれている。
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そして、ウチが“面白いサッカー”を展開していれば、その先に必ず“歓喜”の二文字が待っている。
前半19分、#5大橋のフィードから#10宇野沢→#7佐藤→#10宇野沢→#14高野とワンタッチで小気味いいパスがつながると、ゴール前に持ち込んだ高野が冷静に上げたクロスに#25有永が飛び込んでドンピシャ足に当ててゴールに押し込み、待望の先取点をゲット!
ウチが今季ここまであげた11得点は、スルーパスがうまくハマってのものだったり#10宇野沢の個人技によるものだったりとゴールにあまり多くの選手が絡まないものが多かったが、これだけ多くの選手が連動して完全に相手を崩してのゴールは今季初めてといってもよく、自分もここまで胸の奥に溜まりに溜まっていたモヤモヤが一気に吹き飛んだような、そんな気分爽快なゴールだった。
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(この写真を見ていると、選手達の喜びの表情も心なしかいつもより大きく見えますね~)

こうなると流れは完全にパルセイロ。
福島はなかなかボールを持てなくなりウチの攻め込む時間が長くなると、前半26分、#15西口のロングフィードがエリア内に張っていた#10宇野沢にピタッと納まり、フリーで受けたウノは冷静に相手DFをかわして豪快にゴールに蹴りこみ2点目!!
これぞまさにエースのお仕事! 『貫禄勝ち』とはこういう事を言うんですな・・・と唸らされる見事なゴールで待望の追加点をゲットし、その後も何度か決定的なチャンスに決め切れない場面はあったものの、自分がこれまで見てきた試合とは明らかに違う明るい雰囲気で前半を終える事が出来た。

そして更なる追加点を期待した後半、福島も気合を入れなおして反撃を仕掛け、後半開始から登場の#8石堂が“ファンタジスタ”の異名をとった長野エルザ時代に見せたような絶妙のフリーキックにヒヤリとしたり(勝ったから白状するけど、オールドファンとしてはあの石堂選手のフリーキック、入ってほしかったという気持ちがあった事を否定いたしません。。。)、その後に連続でコーナーキックを取られたりで劣勢に立つ場面もあったが、そこを切り抜けるとまた徐々にウチが盛り返して良い形で攻め込む時間が長くなり、後半29分、コーナーキックのこぼれ球を相手がクリアーミスし高く浮いたボールを#7佐藤がボレーでゴールに突き刺し、本当に欲しかった“次の1点”を取る事ができた。
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結局この1点が決定打となり、その後も途中出場の#13勝又や#9高橋が結果は出せなかったものの積極的にゴールを狙いに行く姿勢を見せるなどでスタンドを沸かせ、終始ウチのペースで危なげなく試合を運びタイムアップ。
戦前の期待通り、複数点差をつけてのスカッとした快勝を見事に決めてくれた。

それにしても今日のウチの戦いぶりは、これまでとは明らかに違っていた。
攻撃陣は途中でボールをこねくり回す事なく全ての選手からゴールへ向かう積極性が見られたし、守備面でもこれまでの安定性に加えて積極的に相手にプレスを仕掛けてボールを取りに行く姿勢が見られたし、とにかくピッチから選手全員の前へと向かう“エナジー”をひしひしと感じた。
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3月の開幕戦から前々節にテレビ中継で見たJ-22戦までは、たとえ勝ち試合でも試合後真っ先に「う゛~ん・・・」という唸り声が出てくるような重苦しい試合ばかりが続いていたが、前節に結果は出せなかったものの「面白いサッカーがやれていた」と書いていた信毎の記事やサポさん達の感想が実証された形となり、戦術もフォーメーションも変えていないし選手も入れ替えていないのに僅かな期間でこんなに劇的に変われたのはナゼなんだろう・・・とキツネにつままれたような感じさえしている。
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まぁ、得点シーン以外は何度かあった決定的チャンスを決め切れなかったり、劣勢時に少々ファールが多かったり余計なカードを貰ったりと課題もあった事はあったが、何はともあれ今季最高の内容で快勝できたのは本当にめでたい。
長いシーズンの中でも、今日の試合は間違いなく今季のターニングポイントともいえるだろう。
第2クール最初の試合に、奇しくも開幕戦と同一カードとなった福島戦で、これまで少々寝ぼけまなこだった獅子が遂に本格的に覚醒したんである。
また、今日は首位の町田が盛岡に引き分け、2位の金沢が琉球に敗れたため、順位は不動ながら上位との勝ち点差を縮め、いよいよ首位を射程圏内にとらえるところまで登ってきた。

次節はアウェイで今日金沢を破った薩川・琉球と、またその後も、東和田で個人技の高さを見せつけられたJ-22~前回対戦で4失点の大敗を喫した苦手・藤枝~上位陣から勝ち点を奪うなど昇格初年度ながら大健闘の活躍を見せる盛岡と気の抜けない戦いが続くが、今のウチには確実に追い風が吹いており、その勢いに乗ってこれらの試合も今日のような内容で快勝し、1ヶ月後に控える町田、鳥取との大一番2連戦に向けて更に加速をつけてほしい。
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【追伸】
福島サポ御一行様、遠路はるばるお越しいただいた上、大量の飴ちゃんの差し入れまでいただき誠にありがとうございました。 メインスタンドで観戦の自分もご相伴にあずかり、おいしくいただきました。
お礼の印といってはナンですが、本文でも触れた石堂選手のフリーキックの雄姿を掲載します。今後とも元長野エルザの石堂選手をよろしくお願いします!
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そして・・・

プレナスチャレンジリーグ2014第7節@静岡県・時之栖スポーツセンター裾野グラウンド
JFAアカデミー福島 2(1-0・1-0)0 AC長野パルセイロ・レディース

奇しくもトップと同じ福島のチームとの対戦となたレディースの試合は、スタッツを見るとシュート数は10-10と互角ながら0-2の惜敗で、残念ながら“男女アベック福島叩き”とはならなかった。
これで順位も高槻・ハリマ・世田谷に抜かれて5位に後退し、また#10横山久美の開幕からの連続ゴールも6試合でストップしてしまったが、チームとしても横山個人としてもいつまでも結果が出せる訳ではないし、悔しいだろうがここは気持ちを切り替えて次の試合に臨んでほしい。
チャレンジリーグも今日の試合で同一ブロックの対戦は一巡し、次節からは別ブロックのチームとの1回戦制の戦いに切り替わる。
パルセイロ・レディースの所属と別ブロックには、現在首位を走る日体大、なでしこJAPANメンバーの丸山桂里奈を擁する2位の大阪高槻、PCL2年目ながら早くも強豪チームの仲間入りをしているノジマステラなど難敵が多いが、ウチだって世田谷や常盤木やac福島などが居並ぶBブロックを戦って堂々5位につけているし、これから先の戦いも自信を持ってぶつかっていってほしい。
プレナスチャレンジリーグ2014第6節 vsJAPANサッカーカレッジレディース(+トップ試合雑感)
いや~、とにかく今年のゴールデンウィークは最悪だった。
一応職場は4月27日から10連休のカレンダーだったのだが、仕事を処理しきれず28日から3日連続で休日出勤を余儀なくされたため、J3観戦に桜満開の角館散策やローカル線探訪などを盛り込んだ2泊3日の秋田遠征を泣く泣くキャンセルしたのは前回のエントリーでちょっと触れたところ。
ならば連休後半、5月3日のbjリーグプレーオフ、4日のJ3リーグ長野市初開催試合、5日のBCL自身今季初観戦の豪華信州スポーツ3連戦は思いっきり楽しもう!・・・と思っていたのに、5月1日に強制連行された出席したメーデーで風邪をこじらせてしまい、結局2日以降は医者に行った以外は一歩も外に出ないまま安静の日々。
幸いbjとJ3はテレビ中継があったので試合自体は見る事ができたが、真っ黄色に染まった戸倉の熱気や、8,000人以上が詰めかけた東和田の興奮や、執念の逆転勝利を収めたオリスタの歓喜を現地で直に体感したかった・・・(泣)

そんな訳で、世間の皆様方が連休中に楽しんでいた間に不本意な“軟禁生活”を余儀なくされ気持ちがヘコんでいただけに、今日のレディースの試合は非常に楽しみだった。
しかも相手はJAPANサッカーカレッジレディース。
ここは今季は現在16チーム中13位と結果が出ていないが、JSCLがチャレンジリーグに参入してからの2年間の最終成績は一昨年はウチが11位で相手が12位、昨年はウチが11位で相手が10位と拮抗しているものの、対戦成績は1分2敗と負け越しており、また内容的にも相手の方がいわゆる“良いサッカー”を展開している印象があるため、自分の中でJSCLとの対戦はレディースのチームとしての成長度合いを量る指標として観戦を楽しみにしているクラブだ。

まぁ、今年のウチは大型補強を敢行して去年までとは比較にならないほどチーム状態が良くなっているので、そんな自分の考え方も当てはまらなくなっているとは思うが、トップチームの北信越時代のライバルという因縁もあり、決して一筋縄ではいかない相手じゃないかと思う。

気持ちいい五月晴れの中、北アルプスの美しい山並みがバッチリ見渡せる岳都・大町で行われた個人的に注目の一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 4(2-0・2-0)0 JAPANサッカーカレッジレディース
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試合は前半4分、#9濱垣香菜のサイドアタックからゴール前で#10横山久美にボールが渡るとお得意の相手ディフェンスを蹴散らすパワフルなシュートが決まって早々に先制すると、その4分後には#10横山のサイドからのクロスを#11橋浦さつきがドンピシャ頭で合わせて2点目をあげ、「こりゃ前々節ホーム清水戦の大爆勝の再来か?」と思わせる上出来な滑り出しとなったが、その後は思い切ってディフェンスを上げてくるJSCLのラインの裏をなかなか抜ける事ができず、また決定的なチャンスも相手GK#21河島佳奈のビッグゼーブに阻まれたりで追加点が奪えず、ピッチの中央エリアに双方のフィールドプレーヤー20人がギュッと詰まってボールを奪い合うこう着状態が続いたまま前半終了。

そして後半、またしても開始早々の7分に#11橋浦がサイドから思い切ったドリブル突破でゴール前に斬れ込みそのまま豪快にゴールに蹴りこむ、“長野の韋駄天娘”の面目躍如たる、トップの選手達に是非とも見習ってほしいような気分爽快のゴールが決まって試合を決定付ける3点目を奪うと、終盤の後半34分には今年のウチの得点パターンである#10横山のコーナーキックからゴール前混戦のこぼれ球を#18矢島由希が押し込んでダメ押しの4点目をあげて勝負あり。

と、ゴールシーンはどれも見事でスコアだけ見ればウチの大勝に終わったが、ならばワンサイドの大味なゲームだったかと言えばさにあらず、JSCLは4失点したもののウチの大エース・#10横山の図抜けた突破力にも体を張って思うような働きをさせなかったし(試合後に先制点以降ゴールを奪えなかった横山がまるで負けたかのように相当悔しがっていた)、また後半はJSCLが#8坂口友紀や#18岩崎愛美といったスピードや突破力のある選手を中心に攻め込む機会が増えたものの、ウチのディフェンス陣もこれまでのように相手に翻弄されてバタバタする事無く落ち着いた対応で無失点に抑えるなど、先ほども触れたように両者共にディフェンスラインが高く狭いエリアでの攻防が続いた展開と相まって、引き締まった内容でなかなか見応えのある面白い試合だった。

JSCLだって下位に低迷しているものの、若くて思い切りの良い選手が多く高い位置でボールを持たれたらゴールを脅かされるだけの実力を持っており、そういったチームに対して無失点で終える事が出来たのは非常に大きく、今日は#10横山や#11橋浦、更には後半途中出場でシュート外しまくりながら溌剌としたプレーで会場を沸かせた#19能本華子ら攻撃陣の活躍に目を奪われがちだが、自分としては最後まで集中力を切らさず頑張った守備陣の頑張りに拍手を送りたいと思う。

今日は他会場で大阪高槻が福岡に、また世田谷がASハリマに敗れたため、パルセイロ・レディースが得失点差でこれらのチームを上回り2位に浮上!
まだリーグも序盤戦で順位などあまり関係ない事ではあるが、レディースに関してはこれまで順位表は下から見ていった方が早かっただけに(苦笑)、上から2番目にウチの名前があるのは少々ケツの納まりが悪いながら思わずニヤけてしまいそうな嬉しい光景だ。

次節の対戦は、エリート少女軍団・JFAアカデミー福島とのアウェー戦。
ここは現在9位ながら過去4年間の直接対決では1分8敗と未だ勝てていないが、ウチもチーム力は確実に成長しているし、そこにここまでの勢いをプラスして是非ともac福島から初勝利をもぎ取って2位の座をキープしてほしい。
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そして・・・

明治安田生命J3リーグ2014第11節@相模原ギオンスタジアム
SC相模原 2(1-1・1-1)2 AC長野パルセイロ

公式記録やパルセイロねっとのツイッター報告によると、先制を許すも前半終了間際に#10宇野沢のゴールで追い付き、後半開始早々に#10宇野沢の連続ゴールで逆転して逃げ切りたかったが残り5分のところで元日本代表の“スシボンバー”#31高原に豪快なミドルを決められて悔しいドローに終わったとの事。
3回戦制のリーグの一巡目最後のカードだったし、難敵・相模原を敵地で叩いて二巡目に向けて弾みを付けたかっただけに残念ではあるが、今日は町田が福島に敗れ、また鳥取が琉球と引き分けるなどライバルチームが勝ち点を落としているだけに、首位と勝ち点4差の3位に喰らい付いているのは今の状況を考えれば悪くない位置にいると思う。
今日も相変わらず決め切れないもどかしさはあったものの、展開としてはウチが完全に押していたようだったし、内容的にもかなり上向いて面白いサッカーをやれていたようなので、煮え切らない内容に悲観的にならず、次節から始まる二巡目の戦いからは去年の中盤以降に見せた大躍進が再現されるものと期待を持って臨みたいと思う。
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