ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201405<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201407
countdown
プレナスチャレンジリーグ2014第12節 vs福岡J・アンクラス(+トップ試合雑感)
レディースの前回のホームゲーム・東和田での高槻戦は自分は仕事があって行かれなかったので、レディースの試合を見るのは5月25日のセレッソ戦以来約1ヶ月ぶりのご無沙汰となってしまった。
この間、レディースは1分2敗と苦戦しているが、今日の試合は下位チーム相手なので是が非でも勝っておきたいところ。

ただ、その対戦相手の福岡J・アンクラスはここまで11位と確かにウチより下位にいるが、2年前までは1部に在籍していたチームだし、去年南長野で対戦した時はウチが勝たせていただいたけど最終盤に連続失点して向こうの底力を見せつけられており、またそれよりずっと以前の5年前、レディースがまだ大原学園だった時に見たスピーディーなパスワークで圧倒された試合が未だ強烈に印象に残っており、自分の中では福岡はまだまだ強豪チームの部類に入っている。

そんな福岡に気持ち良く勝つ事が出来れば、少し萎みかけた勢いを再び取り戻す事ができるだろう。
厳しい夏場、そして勝負どころのシーズン後半戦に向けて弾みをつけたい大事な一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 3(0-0・3-0)0 福岡J・アンクラス
s-P6220006.jpg

この試合、前半はとにかく両者に動きらしい動きがほとんど無かった。
福岡はウチがボールを持つと2~3人がすかさずキツいプレスを仕掛けてくるので、選手はボールをつないだりドリブルで前へ上がる事ができず、必然的にロングボールが多くなり相手に楽々クリアーされてしまう。
対する福岡も前線の選手めがけてのロングボールが多く、そのせいで立ち上がりから10分くらいはボールがピッチを転がっているより空中に浮いている時間の方が長かったんじゃないか?と思うくらいボールが落ち着かず、その後も中盤でのボールの取り合いや潰し合いが続き、ウチに5連続コーナーキックのチャンスがあったり相手がインターセプトからゴール前に迫る場面があったりと小さな山はいくつかあったが、全体的にはこれといった山場も無く何となく淡々と時間が流れていったような印象だった。

これは、プレースタイルも実力的にも似かよった者同士がお互いの良さを消し合い、“ガップリ四つ”というようなハイレベルなものではない消極的な“両すくみ”状態になってしまったんじゃないかと自分は思ったのだが、現地に行かれた方の感想はいかがだろうか?

そんなこんなで前半が終わり、「こりゃこのままの流れならミスをした方が負ける“ガマン比べ”の試合になりそうだ・・・」と覚悟して臨んだ後半だったが、右サイドの#10橋浦さつきや#14浦崎優香にボールが収まりだして徐々にウチがいい形を作り出していくと、後半8分に待望の先取点をゲット。
コーナーキックのこぼれ球を#4重政絵が見事なミドルシュート、これはGKが正面でパンチして防いだがそのこぼれ球を#18矢島由希が押し込み、それもクリアーされたがこぼれ球をミドルで待っていた#6吉田葵がフリーの状態から“十八番”のミドルシュートを放ち、それが豪快にゴールネットに突き刺さった。
s-P6220017.jpg
(女子サッカーは望遠レンズ禁止なので大きく寄れないのが残念だけど、オレンジの塊の中央で揉みくちゃにされているのが吉田選手です。)

これで波に乗ると選手達にもいつものようなプレーが戻り、ウチが優位に試合を進めていく。
前記の橋浦・浦崎の右サイドに加え、スーパーエース#10横山も何度か果敢にドリブル突破を仕掛け、それらは福岡も必死に体を張って防いでいたがボディーブローのように効いてきて相手の運動量が落ちてくると、後半34分、右サイドでボールを持った#11橋浦さつきがお得意のドリブルで駆け上がり、ゴールライン際の角度の無いところから放った低く早いクロスボールが慌てて戻ってきた相手選手の足にジャストミートしてゴールに入る、99%橋浦のゴールと言っても差し支えないようなオウンゴールで値千金の追加点。

それでも、福岡も去年見せたような粘り腰で反撃する場面もあったが、決定的なピンチも#1池ヶ谷夏美の“マグネットハンド”が相手のシュートを横っ飛びでがっちりキャッチし、その他の場面も守備陣が落ち着いた対応でゴールを割らせない。
そしてアディショナルタイムには#10横山久美が貫禄の中央突破からのシュートで“締め”の3点目を加え、前半の停滞ムードから一変し、終わってみれば快勝と相成った。
s-P6220014.jpg

それにしても前半を終えた時はどうなる事かと思ったが、1点目はセカンドボールをしっかり拾っての波状攻撃、2点目は相手のミスを誘うスピード感あふれるクロス、そしてスーパーエースの面目躍如たる3点目と、得点シーンはどれもこれも去年まではまずお目にかかれなかったような見事なもので、選手個々としてもチームとしても大きく成長した証を感じ取った。
そしてディフェンスに関しても、相手の精度の悪さに助けられた部分もありもっとスピードのあるチームならヤラれていた可能性もあったが、それでも#2田中菜実・#3大島稀・#14浦崎優香・#18矢島由希の4バックは概ねうまく統制され無難に守備をこなしていたんじゃないだろうか。

特に#14浦崎は、自分が前回見たセレッソ戦では不慣れなポジションに守備が後手後手に回ってしまう場面も見受けられたが、今日は動きもだいぶサマになってきたように感じた。
このようにかつてレギュラーを張っていた選手が新戦力の台頭で一旦はポジションを追われたものの、別のポジションでチャンスを与えられ少しずつ順応しながら新しい“職場”で再び活躍していくのを見るのは本当に嬉しいものだ。
これで浦崎が右サイドバックに定着できるようになれば攻撃面でも厚みができて、パルセイロ・レディースにとって大きな武器となるに違いない。

レディースの次節はアウェイでの愛媛FCレディース戦。
今シーズンの愛媛は現在10位と少々苦戦しているようだが、ウチとの通算対戦成績は1勝2分1敗と全くのイーブンであり、過去2年の順位から見ても実力的に大差ない相手と言えるだろう。
そんなチームにしっかり勝つ事が出来れば、今日の試合に引き続きチームの成長が確認できるだろうし、はるか『しまなみ海道』を越えての長距離遠征で大変だとは思うが、今日の後半のように最後まで走りを緩めないハードワークで“オレンジダービー”を制しチームに更なる勢いをつけてほしい。
s-P6220020.jpg


そして・・・

明治安田生命J3リーグ2014第17節@町田市立陸上競技場
FC町田ゼルビア 1(0-0・1-0)0 AC長野パルセイロ

J3第2クールの大一番、そしておそらく全国のJリーグ・フリークが注目していたであろう首位攻防戦は、後半30分に失点しての悔しい敗戦で“野津田越え”とはならなかった。
スタッツを見るとシュート数も11-11と同数で、またJ3リーグ公式HPの戦評を読むと今日は強力なディフェンダーの“クロス・バー”選手が大活躍だったようで、これらの事からも緊迫した試合展開が想像できるが、最後はホームで負けられない町田の“意地”や“気迫”に押し切られてしまったのかな・・・

この結果、パルセイロは順位は2位をキープしているが町田との勝ち点差は5に開き、また昨日勝利した3位の金沢が勝ち点1差まで肉薄してきた。
町田は去年はチーム作りが失敗して降格してきたJFLで4位に甘んじてしまったが、その悔しさもあってか今年は本来の強さを完全に取り戻しており、また3位の金沢も今年はウイークポイントだった守備力を大幅アップさせてしっかり“3強”の一角に食い込んでおり、そんな強豪2チームに挟まれてウチもかなり厳しい状況になってきた。
ただ、幸か不幸かリーグ戦はこれから天皇杯のため約1ヶ月間の中断期間になる。
ウチもまずは新潟県代表との1回戦を戦い、順当にいけばジェフ千葉との2回戦があって試合自体は続くが、カップ戦である天皇杯は熾烈な優勝争いと“昇格”という重い命題を抱えて戦うリーグ戦とは違う雰囲気で選手達も気分転換になるだろうし、今年のウチはシードされて県予選は免除なので来週は試合がなく、今日の試合の課題修正などに時間を充てる事もできるだろう。
それに去年も、それまでは勝ってもあまりパッとしなかったのが天皇杯で旋風を巻き起こしてその勢いのままリーグ戦も優勝まで一気に突き進んだ訳だし、今年だってまだまだ十分に可能性は残されている。

そんな訳で今日は本当に悔しかったけど、町田とはもう1戦残されており、それも我等が“どホーム”である長野市営陸上競技場で行えるので、今度はオレンジ色に染まった東和田で満員のスタンドの大声援を追い風に、今日の悔しさを何倍にもして返してやりましょう!
スポンサーサイト
明治安田生命J3リーグ2014第16節 vsグルージャ盛岡(+レディース試合雑感)
いよいよ4年に一度のサッカーの祭典、ワールドカップブラジル大会が開幕し、今日は10時から日本代表の初戦・コートジボアール戦があるという事で、佐久陸も正午になっても通常の1/3くらいしか列が延びておらず、そこから開場までの1時間で一気に普段の出足に戻るという何とも“分かりやすい”展開。

えっ? そういうお前はどうしたのかって??
自分は愛車のカーナビにテレビチューナーが付いているので、逆に普段より早めに会場に到着して列に荷物を置いた後、クルマの中でゆっくりテレビ観戦してました。
買う時は「どうせ走ってる間は見られないんだからカーナビにテレビチューナーなんていらないよ・・・」なんて思ってたけど、思わぬところで大きく役に立ちましたな。
(ただ、会場に着いたのが10時半頃だったから本田のゴールシーン見逃した。。。)

さて、日本代表は残念ながらあまりいいところなく敗れてしまったけど、我等がパルセイロは是が非でも勝利しておきたいところ。
そして今日の対戦相手のグルージャ盛岡は、地域リーグからの昇格チームながら強豪相手にも健闘して秋田や琉球などの先輩チームを差し置いて6位につけている。
長年“東北の雄”として昇格候補に挙げられながら、東北リーグでは毎年福島ユナイテッドとしのぎを削りながらも相手に先を越され、散々苦労してようやく全国リーグにたどり着いたあたりはパルセイロと通じる部分もあり、J3での健闘ぶりと合わせて自分もどんなチームなのか非常に興味があった。

と同時に、堅守速攻型のチームカラーはウチの苦手とするところであり、また以前ウチが4点を献上した藤枝の大石選手と共に得点ランク2位につけている#7土井良太選手の存在もあって、ちょっと油断していると足元をすくわれかねないというイヤな予感も感じつつ臨んだ今日の試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 3(1-1・2-1)2 グルージャ盛岡
s-DSC_6685.jpg

何しろ相手は堅守速攻タイプだけに早く先取点を取って主導権を握りたいと思っていたが、前半5分に敵陣ゴール前に出たボールに#13勝又が猛然とチャージしてきたのに慌てたか、相手GKとDFが交錯してボールが後ろにこぼれたところを勝又が無人のゴールに流し込んで早くも先取点をゲット!
s-DSC_6622.jpg

今日も出だしから積極的に前へ仕掛けていった勝又の気迫が生んだ『ごっつぁんゴール』にスタンドが沸いたが、これでウチのペースに持っていけると思っていたのが甘かった。
盛岡は背が高くてガタイのいい選手が多いからか、“堅守速攻”といってもしっかり引いて守ってカウンター狙いといったものではなく、その体格を生かして“食い気味”に相手を潰しに行ってボールを持つと一気に押し上げたりロングボールで背の高い選手に当てていくといった感じで、気持ちの強さを感じさせるところも含めて何となく北信越時代の松本山雅を連想させるようなプレースタイルで非常にやりづらい感じ。
s-DSC_6608.jpg

そして実際に選手もそう感じているのか、ボールを持っても前ではなく横や後ろへパスを出す悪いクセが出始め、逆にグイグイと前に出てくる相手に押されて劣勢になる場面も多く、何となく悪い流れのまま時間が流れていくと、前半終了間際に信じられないような事が起こった。

それまでも浅間山方面から吹いていた北風が突然強くなってトラックのバックストレートに置いてあったスポンサーの看板が倒れるほどの突風となり、そんな中敵陣でウチが取られたファールのフリーキックを蹴った相手GK#22土井康平の蹴ったボールが風に乗ってグングン伸び、ちょうどウチのGK#31田中謙吾の目の前に落ちてイレギュラーバウンドしてそのままゴールに転がり込む珍プレー。(・・・いや、勝ったから“珍プレー”で済まされるけど、これで勝ち点を落としてたら本当にシャレになりませんでしたよ)
盛岡は前記の土井良太選手が要注意と思っていたが、土井は土井でもまさかGKの康平選手に決められるとは。。。

普段はホームの我々に味方してくれていた浅間降ろしの風が今日に限ってウチに意地悪して痛恨の失点を喫したばかりか、「後半はウチが風上になるからお返ししてやれ!」と思っていたのに、あろう事か後半が始まると風向きがさっきとは逆になってまたしてもウチが風下に立つ羽目に。
佐久陸で試合をするようになって間もなく1年になるが、センターポールの旗がホーム側からアウェイ側になびいているのは自分は記憶になく、前半の悪い流れや信じられない失点シーンと共に戦前に心の隅にあった“イヤな予感”が現実になってしまうのか・・・という焦りも出てきた。
s-DSC_6688.jpg

しかし、さすがにお天道様も「ホームゲームだからこれ以上意地悪するのはマズいか」と思ったか風はそのうち東からのそよ風程度まで弱まり、ウチも徐々にセカンドボールを取れるようになって攻撃のリズムが出てくると、後半28分、ゴールエリア内のルーズボールに#10宇野沢が突っ込んできたところを相手が足を引っ掛けて倒してしまいPKをゲットし、これをウノ本人が落ち着いて決めて遂に勝ち越し!
s-DSC_6703.jpg

これで俄然ウチの動きが良くなると、その後はここ数試合で見せたような安定した展開で推移し、アディショナルタイムには途中出場の#8田中恵太のスルーパスを、同じく途中出場の#9高橋が受けてクロスを上げ、どフリーで待っていた#19向が頭で合わせてゴールする値千金の追加点!!
ゴールした向は南長野で見せたようにゴール裏に駆け寄ると、ダイブする代わりにスタンドに向けて大きくジャンプし喜びを表現。
その瞬間を写真に収めたが、よっぽど嬉しかったのかメッチャ高く跳んでおります!(手前のボールボーイやトラックに映った影からその高さを感じてください。)
s-DSC_6732.jpg

ヨシッ、苦しんだけど最後はビューティフルなゴールでウチらしく勝利できた!! と、この時点では午前中のワールドカップのウサを晴らすような満足感があったのだが、しかしグルージャというチーム、ただでは終わらせてくれない。
4分という少し長めのアディショナルタイムの最後の最後、勝利を確信したウチの心の隙を突くような猛反撃にウチの守備陣が何とかタッチに逃れて相手に与えたコーナーキックでこぼれ球を押し込まれ、5月11日のアウェイ・相模原戦以来5試合ぶりの複数失点を喫してしまった。

という訳で、勝つには勝ったが試合終了直後の自分の感想はズバリ、「グルージャ恐るべし!!」

とにかくその恵まれた体格を生かした厳しいプレスとロングボール主体の素早い攻撃というプレースタイルが徹底されており、シュート数4-8・コーナーキック3-7というスタッツが示すように非常に苦戦させられた。
また、試合終了間際にウチがゴールして勝負の行方が決まっても貪欲に1点を取りに行く気持ちの強さもあり、昇格組ながら6位という好位置にいるのも十分うなずけるだけのものを持っている。
盛岡とはもう1試合残しており、それがシーズン“ラス前”の11月16日の東和田での試合で、時期的に優勝が決まろうかというような重要な試合となりそうだが、おそらく5月の試合のように超満員に膨れ上がるであろう東和田での“完全アウェイ”状態でもビクともしないような戦いを挑んでくると思われ、非常に厄介な相手になりそうだ。
s-DSC_6614.jpg

それより何より次節はいよいよ第2クールの最重要試合である町田との“首位攻防戦”が控えているが、今日のような内容では好調な町田にヤラれてしまうだろう。
まぁ、ウチも最近は好調で選手達にも少し気持ちに隙ができているかもしれないし、今日の試合が再度気持ちを引き締めるためのカンフル剤になってくれればいいだろう。

とにもかくにも、来週は至上命題のリーグ優勝を実現するためにも絶対に負けられない大事な試合。
選手達はもう一度気合を入れ直して、今日の盛岡のような強い気持ちを持ってアウェイ・野津田に乗り込んでほしい。


そして・・・

プレナスチャレンジリーグ2014第11節@ノジマフットボールパーク
ノジマステラ神奈川相模原 5(4-1・1-3)4 AC長野パルセイロ・レディース

順位的にも実力的にも上のノジマステラ相手にスコア的には善戦したが一歩及ばず悔しい敗戦。
特に前半だけで4失点はいくらなんでも取られ過ぎで、強豪相手の試合の入り方や守備力といった課題が改めて浮き彫りになった形となってしまった。
これで順位も7位まで落ち、オフィシャルHPにも厳しい言葉が並んでいたが、そんな中でも地元・長野市出身の期待の若手#26牧井毬音が初先発・初ゴールを果たし、また後半に#11橋浦さつき・#10横山久美の両エースの得点で猛追し、去年は全く歯が立たなかったノジマステラを最後まで苦しめたのは収穫だったんじゃないだろうか。
次節は佐久に福岡J・アンクラスを迎えての一戦。
相手は現在11位と低迷しているが、元々実力があるチームだけに油断は禁物。
ただ今年はここまでウチの方が上位にいるし、ここは今日の後半の勢いを持続して是非とも勝利し4試合ぶりの勝ち点3を掴みとってほしい。
苦しい時期だがここが正念場。 がんばれ、レディース!!!
明治安田生命J3リーグ第14節 vsJリーグ・アンダー22選抜(+レディース試合雑感)
前節は#10宇野沢の地を這うレーザービームのようなスーパーゴール(J3リーグハイライトを見て腰抜かしました)と、ウノの絶妙なフェイク・スルー(?)からの#13勝又らしい思い切りの良い突っ込みから生まれた嬉しい嬉しい移籍後初ゴールで琉球に快勝したパルセイロ。
ハイライト映像からはこれらゴールシーン以外のプレーからもウチらしい躍動感が伝わってきており、前々節で感じた手応えは本物だったと確信させる内容だったが、今日の試合もこの勢いで突っ走りたいところ。

一方、今日の対戦相手であるJリーグ・アンダー22選抜は、Jリーグの肝いりで発足し開幕当初はJ3リーグの目玉として注目されたものの、やはり金曜日に出場選手が招集され土曜日1日の全体練習のみで試合に臨むという“即席チーム”の弱さが露呈し、ここまで5勝0分8敗と負け越して9位に低迷している。
しかし、前回対戦の東和田では「さすが上位カテゴリーの選手」と唸らせるような個人のスキルの高さを感じ、これで選手間の連携が噛み合いだせば一気に上位に浮上するだけのポテンシャルを秘めている要注意チームだ。

とはいえ、やはりサッカーは個の力の寄せ集めではなくチームで戦うスポーツ。
特にウチは1人のスーパースターが引っ張るのではなくピッチ内の選手全員がボールに絡む組織力でここまで登ってきたチームだけに、こう言っては相手に対して甚だ失礼ながら、ウチのアイデンティティーを維持するためにも“一夜漬けチーム”に負ける訳にはいかない。

優勝&昇格に向けて更なる勢いを付けるためにも、そしてチームのプライドのためにも絶対に勝ちたい大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 4(1-0・3-0)0 Jリーグ・アンダー22選抜
s-DSC_6556.jpg

信毎でもスポーツ紙の地元版でも大きく採り上げられた#13勝又が、試合開始早々からボールを持つと自らガンガン敵陣に斬り込み積極的にシュートを放つなどノッケからエンジン全開。
勝又はこれまでも思い切りの良いプレーを見せてきたが、前節のゴールで完全に自信が付いたか動きの良さがこれまでよりワンランクアップしたような感じだ。
s-DSC_6447.jpg

試合としては概ねウチが優勢に進め、J-22も時折チャンスは作るもののやはり連携不足でボール回しに広がりが見られず単調な攻撃。
ただウチも#10宇野沢がGKと1対1の大チャンスでシュートを外してしまうなどなかなかゴールを奪えず、とにかく早く先取点がほしいとヤキモキしていたが、前半33分、もはやコーナーキックとなんら変わらない威力を持つ#2松原の超・ロングスローを#10宇野沢が頭で後ろへすらせ、そこへ走り込んできた#13勝又がドンピシャ足で合わせる見事なゴールで遂にパルセイロが先制!
さすがノッてる男・勝又、その姿はヘアスタイル(っていうのかな?)のせいではなく本当に光り輝いている。
s-DSC_6504.jpg

前半は結局このまま1-0で折り返したが、前半終了時にロッカールームに引き上げていく時や後半開始の円陣を組む前に選手達が手振りを交えながら真剣に話し合っている姿があり、この1点で満足せず更に精度の高いプレーを目指していこうという姿勢が見て取れて何とも頼もしい限り。
s-DSC_6531.jpg

それでも後半に入ってからしばらくは点が動かず、相手に失点される事は余程のミスでもしない限りまず無いだろうと安心して見てはいたものの、やはり試合を決定付けるためにも早く次の1点がほしい・・・と祈っていたが、後半36分に途中出場の#25有永が豪快なミドルシュートを決めると、その3分後には#10宇野沢がエースの貫録を見せつけるゴールで勝負あり!
s-DSC_6558.jpg

この連続得点にJ-22は完全に戦意喪失したようで、スタミナ切れもあって足が止まってきた相手を尻目にウチは逃げ切りの時間稼ぎをする事無くなおも攻め続け、ウノのゴールの直後に入ってきた#20野澤がアディショナルタイムに嬉しい自身J3初ゴールとなるトドメの一撃。
これは本人としてはゴール方向へのクロスを上げたつもりだったのがそのままGKの頭を越えてゴールに吸い込まれたようで、当の本人もお得意の派手なパフォーマンスではなく「入っちゃった・・・」と言わんばかりに苦笑い混じりの申し訳ないような複雑な表情をしていたが、それが逆にノザらしく、またスタンドも分かっていて、そんな“明るい苦労人”のゴールの時にこの試合中で一番大きな歓声が沸き起こっていた。
う~ん、やっぱりノザはなんか“持ってる”んですな~・・・
s-DSC_6576.jpg

という訳で、結果的には4-0と快勝。
途中何度かあった決定的なチャンスに決め切れないところがあったなど決して課題が無い訳ではないが、先ほども触れたように悪いなりにお互い話し合いながら修正していき、4得点&無失点という結果を出せたのは今後に繋がるんじゃないかと思う。

一方のJ-22だが、ウチとは対照的に選手間の話し合いもあまりなく守備も攻撃も単調で、悪い意味での“若さ”や即席チームゆえの脆さが如実に表れた感じだった。
またベンチとしても、選手に実戦経験を積ませる性格のチームゆえにベンチ入りの全選手を試合に出す事が半ば義務付けられており、作戦や状況を見て効果的に選手を代える事ができず悩ましいところもあるだろう。
今日も出場選手が所属しているチームのサポの方々がわざわざ佐久まで足を運んで熱心に贔屓選手に声援を送っている姿が見られたし、そんなサポにとっては応援するチームの選手が形は違えど試合に出て活躍する姿を見られるのは嬉しい事だと思うが、客観的に見て当の選手にとってこのような形で試合に出るのが果たして本当に本人のためになっているのだろうか? またJリーグ・アンダー22選抜というチーム自体が、たとえ下位カテゴリーとはいえれっきとしたリーグの公式戦を戦う一つのチームとしてはシステム的にちょっと無理があるんじゃないか?・・・というのが今日の試合を見ての個人的な感想だ。
いずれにしてもJ-22に選抜された選手達は難しい立ち位置にいるとは思うが、これだけサポからも熱心に応援されている事だし、このチームでの経験が無駄にならないよう是非とも頑張って所属チームで活躍できるよう成長してほしいものだ。
s-DSC_6491.jpg

と、最後は少し余計な話になってしまったが、とにもかくにもスカッと快勝できてよかった。
また今日の4得点で得失点差も+11と二桁に乗せ、首位追撃に向けて更に良い流れになっていると思う。

次節はアウェイでの藤枝MYFC戦。
藤枝といえば忘れもしない、3月の冷たい雨の降る佐久陸で全て同一の選手に決められての4失点という屈辱的な敗戦を喫し、JFLからの対戦成績を見てもウチが大の苦手としているチームであり、この苦手を克服しなければ到底前には進めない。
そんな訳で、ここで敢えてあの屈辱のシーンを貼り出してチームに奮起を促したいと思う。
s-DSC_6013_20140601224803272.jpg

選手達はこの写真を見てあの時の悔しさを思い出し、その他に今まで勝ち点を落としてきた分も全てひっくるめた“大リベンジ・ゲーム”になるような快勝を大いに期待している。


そして・・・

プレナスチャレンジリーグ2014第9節@コカ・コーラウエスト広島スタジアム
アンジュヴィオレ広島 1(1-1・0-0)0 AC長野パルセイロ・レディース

新規参入の広島との試合は引き分けで残念ながら連勝はならなかった。
ロースターを見るとスーパーエースの#10横山久美選手がおらず、怪我でもしたかと心配ではあるが、失点のすぐ後に追い付いたのはよかったし、本田監督のコメントによると#重政絵~#11橋浦さつき~#24内山朋香という良い流れでのゴールは、前節(vsセレッソ大阪堺レディース)の先取点のシーンと同様に横山選手に頼らずとも連携で相手を崩して点を取れる形ができてきたようだし、またシュート数で11-20と圧倒されながらも1失点で抑えられたのは守備陣にとっても収穫があったんじゃないだろうか。
確かに下位のチームに勝ち切れなかったのは残念ではあるが、相手だってホームで負ける訳にはいかないと必死だっただろうし、ここは気持ちを切り替え良かった点や悪かった点をしっかり見つめなおして次のゲームにつなげてほしい。
次節はいよいよ、なでしこJAPANメンバーの丸山桂里奈選手を擁する強豪・スペランツァFC大阪高槻が相手という事でかなりの苦戦が予想されるが、結果にとらわれて小さくまとまる事なく、自分達の良さを前面に押し出して真正面から思いっきりぶつかっていってほしいと思う。
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.