ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2014第19節 vsブラウブリッツ秋田
今日は今年2試合目となるホームタウン・長野市は東和田の長野市陸上競技場での試合。
そして自分的には、5月のJ-22戦は風邪のため、6月のレディース・高槻戦は仕事のため共に欠席しており、今年初の東和田での試合観戦となる。
思えば自分が東和田でサッカーを見るのは本当に久しぶりで、まだ長野エルザ時代の2006年のシーズン途中にバドゥが監督に就任して初めての試合が確か東和田で行われたと記憶しており、またそれ以来エルザ~パルセイロの試合は一度も東和田ではやらなかったハズで、そうなると自分にとっては実に8年ぶりという事になる訳だ。

また、忘れもしない自分が長野エルザというチームと初めて出会ったのが2004年の北信越リーグ開幕戦の東和田で、あの時はメインスタジアムが補修工事中で使えず、また雨降りでバックの芝生席で傘を差しながら観戦した思い出があり、ゴール裏の声出しサポもたったの3名で観客も100人そこそこだったから、シャトルバスやクラブロゴをラッピングした臨時列車が運行されたり観戦企画きっぷが販売され、また今日はオリスタでの高校野球長野県大会決勝戦と被っていたにもかかわらず4300人の観客がスタンドを埋めた光景を見ると、少し時間はかかったけど本当によくぞここまで成長したものよ・・・と感慨もひとしおだ。
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さて、そんな個人の思い出話はこれくらいにして、現実に目を向けるとそう感慨に浸ってばかりはいられない。
先週は本当に最悪な後味の試合で勝ち点を落とす痛過ぎる結末となってしまい、順位は金沢にも抜かれて3位に後退し、更に首位の町田とは勝ち点7差と少なくない差を付けられて、至上命題の優勝に黄色信号が点灯してしまった。
だが、リーグ戦はまだ折り返し地点を過ぎたばかりであと15試合残っており、要は四の五の言わずに残り全部勝ちゃぁー最低でも昇格の望みが残る2位以上は確保できるし、何も難しい事は無い。

ただ、そのために今のウチが乗り越えなければならない大きな課題が『決定力』。
不条理な判定に泣かされた前々節・町田戦も前節・鳥取戦も、また判定の問題は無かったが天皇杯のジェフ千葉戦も、何度かあった決定的なチャンスに1本でもゴールする事ができれば結果は自ずと違うものになっていたハズで、それだけに今日の試合はただ勝つのではなく、たとえリードしていても貪欲に“次の1点”を狙い、一つや二つ“外的要因”が入ってきても影響されないだけの複数点差で勝ち切る事が求められる。

そして今日の対戦相手のブラウブリッツ秋田は、過去の対戦成績は6勝1分0敗と相性はいいものの、JFL初年度の2011年の2勝以外は勝ち試合も全て1点差で内容的にも非常に苦しめられており、そんな難敵にスカッと複数点差で快勝できれば、チームもまた勢いに乗る事ができるだろう。

今年のウチの行く末を占うと言っても過言ではない大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(1-0・1-0)0 ブラウブリッツ秋田
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今日のパルセイロは前節の悔しさをぶつけるように積極的に攻めあがり、少し遠目からでもシュートを打つなどアグレッシブな姿勢をみせてきた。
また、その積極性は守備にも表れており、秋田も細かくパスをつないで何度かスコアリングチャンスは作ったものの、ウチの厳しいプレスにシュートまで持っていけない状況で、ボールの保持率はほぼ互角ながら流れとしてはウチが優勢に進めていった感じ。
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そして前半24分、フリーキックからのゴール前の混戦でこぼれたボールを#18川鍋が態勢を崩しながらもしぶとくゴールに押し込んで遂にパルセイロが先制!
それまでもコーナーキックやフリーキックなどでゴール寸前までいくいい形を作れていたので「今日はセットプレーがカギかな」と思っていたが、キッカー#19向のボールの落としどころといい、それを頭ですらせた#2松原やゴールを決めた#18川鍋の動きといい、それぞれのアイディアに加えて泥臭くゴールへ向かう気持ち、そして少しばかりのラッキーもプラスされた“してやったり”なゴールだった。
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その後も何度かチャンスはあったものの決め切れないまま前半が終了し、先週の悪夢を繰り返さないためにも早く追加点が欲しいと願った後半だったが、その思いは早くも開始5分で叶えられた。
ゴールエリア内で#5大橋が折り返しのボールをシュートしようとしたところを相手に両足で倒されてPKを獲得!
これを#10宇野沢がしっかり決めて、課題の“次の1点”をこんなに早く取る事が出来た。
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これでとりあえず先週のような事が起こる確率はグッと減るぞと少し安心したが、できれば流れの中でもう1点ほしいところ。
しかし、後半は秋田が攻め込む時間が長くなり、何度も決定的な場面を作られて安心どころかヒヤヒヤさせられる場面が多かった。
それでも、ディフェンスが振り切られ相手と1対1の場面はGK#31田中謙吾のスーパーセーブが飛び出したり、逆にGKが飛び出してゴールがガラ空きの場面はDF陣が必死のクリアーでゴールを割らせなかったり、完全にシュートコースが空いて「さすがにこれはダメか・・・」と肝が凍りついたシュートがクロスバーに跳ね返される場面もあったり、終了間際に相手にかわされてゴールを許した・・・と思ったらオフサイドの判定に救われたり、まるで前節や前々節の悲劇を穴埋めするような幸運の連発(最後のオフサイドはウチの選手達もしっかり分かってたみたいだったけど)で相手にゴールを割らせないまま何とか逃げ切り試合終了で、リーグ戦としては3試合ぶりの勝利と相成った。
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という訳で、一応は冒頭で願った複数点差での勝利を果たしたのだが、個人的にはあまり満足できない試合だった。
スタッツこそシュート数13-4、コーナーキック8-0と圧倒しているが、特に後半はスコアリングチャンスは秋田の方が多く、ウチのディフェンス陣の頑張りはあったにせよ無失点で終わる事ができたのが不思議なくらいで、少なく見積もっても3点くらい取られてもおかしくないような感じだった。
また攻撃面でも流れの中でなかなか点を取れず、決定的な場面でボールをフカしてしまいスタンドからも歓声の後に大きなため息が聞こえたケースが何度もあり、こちらは逆にあと1~2点は取っていなければダメだろう。
今日は連敗中で順位も下位に沈んでいる秋田が相手という事で何とか勝つ事ができたが(それでも秋田も見るたびに内容がよくなっていて、結果ほど弱いチームじゃないと実感した)、これが上位陣との直接対決ともなれば、果たして同じ結果になったかどうか分からない。

それでもまぁ、美濃部監督のコメントにもあるように今日はとにかく何が何でも勝たなければいけなかった試合であり、そこでしっかり結果を出せたのは良かったと思うし、オマケに上位の町田と金沢が共に引き分けに終わったため、ウチも2位に再浮上する事ができて、優勝&昇格に再び希望の灯がともった感じだ。
それに、多少のラッキーはあったとはいえ秋田の猛攻を無失点で切り抜ける事ができたのはひとえに選手達の頑張りの賜物であり、最後まで集中力を切らさず走り抜き結果を出した選手達には大きな拍手を贈りたい。
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次節はアウェイで現在最下位のY.S.C.C.との対戦となるが、前回の対戦はスコアレスドローに終わっているし、今日も5位の盛岡と引き分けるなど、最下位といっても決して侮れない強いメンタルを持った相手だけに、ウチもアウェイだからって遠慮しないで、とにかく気持ちで負けないようガンガンとゴールへ向かう姿勢を見せ、今度こそゴールラッシュで課題を克服し上位陣との直接対決に向けて弾みをつけてほしい。

ウチの真の実力はこんなもんじゃないハズだし、今日の結果に満足せず、もっともっと高みを目指していきましょう!!

【 おまけ 】
今日の試合のもう一つのお楽しみ。
去年までウチの主力として活躍していた#25藤井貴選手の元気にプレーする姿が見られた。
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ウチでは“点取り屋”として最前線で比較的自由に走り回っていたが、秋田では何とゲームキャプテンを任され、少し下めのポジションでゲームを作っていくような仕事をしており、去年までとは少し違う藤井選手の魅力に触れられたのもよかった。
選手紹介や後半途中で交代する時にはパルセイロ側のスタンドからも温かい拍手が贈られたが、こうしてウチに在籍していた選手が新天地で活躍しているのを見るのは本当に嬉しいものだ。
しかも、今日は“恩返しゴール”が無かったのもポイント高し!(笑)
と、冗談半分本気半分の戯言はともかく、秋田も結果が伴わず苦しい試合が続くけど、前にも少し触れたように見るたびに内容が良くなっているし、その中でチームにとって大事な存在となれるよう、これからも大いに頑張ってください!!
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明治安田生命J3リーグ2014第18節 vsガイナーレ鳥取
当サイトでは「ブログは“日記”なんだから、その日の事はその日のうちにアップする」をモットーにしてきたが、さすがに昨日の試合は後味が悪すぎて自分の中で気持ちの整理がつかず、全く記事を書く気になれなかった。
でも、このまま嫌な事をスルーしてこの試合を飛ばしてしまうのは逆に悔しいし、幸い今日は祝日で仕事も休みなので、昨日より少しだけ冷静になった頭をしぼって昨日の事をじっくり振り返ってみたいと思う。

さて、前半戦を終えてパルセイロは首位の町田と勝ち点5差の2位につけているものの、3位の金沢とは勝ち点1差と予断を許さない状況の中で迎えた後半戦最初の試合。
その相手であるガイナーレ鳥取は、1年でのJ2復帰を目標にかかげ、またシーズン開幕前には優勝候補の筆頭に挙げられていながら、ここまで3位の金沢から勝ち点7差をつけられての4位とイマイチ調子が上がってこないが、深刻な得点力不足を解消すべく2005年にガンバ大阪で活躍しベストイレブンにも選出されたストライカー、フェルナンジーショ選手を獲得するというビッグニュースが飛び込んできた。

元々力のあるチームである上に、この“飛び道具”が移籍早々爆発するような事があれば、現在の3強に鳥取が割って入り優勝&昇格争いが更に混沌としてくるだけに、ここは何としてもホームで勝利して巻き返しを目論む向こうの出鼻を挫いておきたいところだったが、そんな大事な試合の結果は以下の通りとなった。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-1)1 ガイナーレ鳥取
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やはり鳥取は去年までJ2でやっていただけあり、同じくJ2を経験した町田を除く“JFL上がり”のチームよりレベルが頭半分から一つほど抜き出た感じで、前記のフェルナンジーニョを起点にテンポ良い攻撃で何度となくパルセイロのゴールを脅かしてくる。
しかし、ウチも先週はもっとスピードや個人技のあるジェフ千葉の攻撃に対応してきた自信からか、そんな鳥取の攻撃にも慌てずしっかりプレスをかけて対応し、ボールを奪うと#13勝又や#15西口、そして新加入の#26山田らが積極的に持ち上がり、負けじとチャンスを作り出す。
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そうそう、この試合ではV・ファーレン長崎から期限付きで移籍してきた#26山田晃平選手がいきなり初スタメンを果たしたが、ボールタッチも柔らかいし、体格はそんなに恵まれていないものの相手に競り負けない球際の強さもあるし、何より隙あらば積極的に前へと向かう思い切りの良さがあり、この試合でも強烈な存在感を放っていた。
左サイドといえば、#14高野に#8旗手と高い実力を持つ選手がいるが、山田選手の加入で更にポジション争いが激しくなり、攻守に厚みが出てくるものと大いに期待している。
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そんなこんなで両者が高い次元で一進一退の攻防を見せ、ふと気が付くと時間も30分をとうに超えてきた。
こういった締まった試合は時間の経つのが早いものだが、このままスコアレスで折り返しか・・・と思い始めた前半40分、#13勝又のクロスをゴール前に詰めてきた#7佐藤が気迫のダイビングヘッドでゴールネットに突き刺し、遂にパルセイロが先制!
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先週のフクアリを再現するように雄叫びを上げる悠希の姿に勝利への希望や勇気が湧いてきた素晴らしいゴールだったが、後半に入って「是非とももう1点!」という願いとは裏腹に徐々に鳥取が攻める時間が長くなっていき、中盤以降はウチのディフェンスラインもズルズルと下げられて肝を冷やされるシーンが多くなってきた。
それでも全員が高い集中力で守り抜き、また相手のシュート精度の悪さにも助けられて4分という少し長めのアディショナルタイムも何とかやり過ごせるか・・・と思われたが、最後のワンプレーであるコーナーキックからのゴール前での混戦でレフリーが長い笛を吹きペナルティスポットを指差した。

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この瞬間、自分は何が起こったのか状況を掴めずポカンとしてしまった。
ゴール前に選手が密集していて遠目からでは詳しい事は分らなかったが、鳥取の選手が故意に倒された訳でもなさそうだし、仮に何か妨害行為のようなものがあったとしても、それがエリア外ならともかくあのようなセンシティブな場面でファールを取るに値するようなプレーだったのだろうか・・・・???

この判定にはベンチも当然納得がいかず、美濃部監督も衛藤コーチも血相を変えて猛抗議したが当然覆らず、フェルナンジーニョの蹴ったPKがゴールに吸い込まれ、その瞬間に試合終了を告げる長い笛が空しく鳴り響いた。

それにしても、前節町田戦の疑惑のオフサイドといい昨日のあのPKといい、2戦続けて、それも大事な大事な上位陣との直接対決で不可解極まる判定に泣かされてしまった。
町田戦の時は美濃部監督の「これもサッカー」というコメントに、「まぁそんなもんなんだろうな・・・」と無理に自分を納得させたが、これが2度続けて起こると、「不運」とか「しょうがない」という一言で片づけられてしまうのはあまりにやりきれない。

レフリーの判定に文句を言うのはタブーだし、レフリーだって人間だから間違いだって当然あるし、いくら抗議しても結果が変わらないのは重々承知しているが、それでも敢えて強く言わせてもらうと、選手達は目の前の1勝に向けて毎回死に物狂いで練習に励み自分の全てを注ぎ込んでプレーしているし、クラブにとっても1つの勝敗が優勝や昇格、ひいてはクラブ運営の浮沈にかかわるシビアな世界に身を置いており、サポも含めてみんな運営側が思っている以上に“命がけ”で試合に臨んでいるのだという事をどうか分かってほしいし、今回の件も含めて物議をかもしたジャッジについてしっかり分析や反省をし、審判技術の向上をしていってほしいと切に願っている。
(ただ昨日のレフリーについては、あの判定以外は常に公平で的確なジャッジをしていたし、判断や指示も早くて引き締まった試合展開に一役買っており、自分は全体的には高く評価しているとフォローしておきます。あの時は止むを得ずブーイングしてしまったけど、これを機にもっと精進して素晴らしいレフリーになるよう頑張ってください。)

・・・と、この記事も試合同様後味の悪い内容になってしまったが、ただウチが勝ち点を落としてしまったのはあの判定が全てではなく、美濃部監督も言うように“次の1点”が取れなかったウチ自身にも原因があるのは間違いない。
いや、それよりもあの判定は“付け足し”のようなもので、あの鳥取の猛攻を思うと、引き分けという結果は“妥当”というよりも、むしろ“負けなくてよかった”といった方が正しいのかもしれない。
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シーズン序盤の頃から比べれば良くなってはいるが、それでもまだゴールへと向かう気迫というか、積極性というか、我武者羅さというか、そういったものが前面に出ていないように思われる。
もちろんただ闇雲にシュートを打っていけばいいという訳ではないが、連携ばかりに気を取られていてはゴールは生まれない。
レフリーの判定一つで結果が左右されてしまう事なく、自分達の力でしっかりと勝利を掴み取っていかなければ、優勝や昇格など夢のまた夢なんである。

次節は5月のゴールデンウィーク以来の東和田開催という事で、また大勢の観客が足を運びスタンドも満員近くまで膨れ上がると思うが、そんなオレンジ色に染まったホームゲームで、初めて試合を見た観客にパルセイロの魅力やサッカーの面白さをアピールするためにも、昨日の悔しさをしっかり胸に刻んで、気持ちを全面に押し出したプレーでスカッとした快勝を見せてほしい。

崖っぷちに立たされたココからが力の見せどころ。

勇敢な獅子たちよ、奮起せよ!!
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【 おまけ 】
だいぶ内容が重くなってしまったので、ちょっと気持ちが和むような小ネタやトピックを数題。

その1
試合前にスタンドでまったりしていたら、黄緑色に身を固めたかわいい鳥取サポ(?)を発見。
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彼(彼女?)も試合を見たいのかピョンピョンと必死にフェンスをよじ登ろうとしていたが、観客に気づかれず踏み潰されてしまってはかなわないので、捕まえて外の草むらに逃がしてやりました。

その2
試合中の“たまたま珍百景”。
川鍋&ジーニョの「どぉ~もぉ~、アンガールズで~す」
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はい、ジャガジャガジャガジャガ・・・(両選手、ネタに使ってスミマセン。。。)

その3
選手紹介時にボードをめくっていたのは、もはや佐久が誇るゆるキャラとなった我等がアイドル、ハイぶりっ子ちゃん!
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お得意のぶりっ子ポーズやエレガントに片手を上げての決めポーズなど、シュールでセクシーな“ぶりちゃんワールド”全開で、これには遠路はるばる駆けつけた善良な鳥取サポもド肝を抜かれた事だろう。
アクセントの腰巻も普段の黄色からオレンジに変え、オデコの“種別幕”の表示は赤地に白抜きの『J2特急』とバリバリのパルセイロ仕様。
残念ながらチームは“臨時停車”してしまったけど、赤丸急上昇のぶりちゃん人気にあやかって、これから先はノンストップの超特急で突っ走りましょう!!
第94回天皇杯2回戦 vsジェフユナイテッド市原・千葉
自分にとって待ちに待っていた時が遂にやってきた。
我が最愛のクラブ・地元の誇りAC長野パルセイロと、J2以上のクラブの中で自分が最も好きなジェフユナイテッド市原・千葉の夢の対戦。
パルセイロがJ2に昇格してからしか実現しないと思っていた(イヤ、本当はジェフには早いとこJ1に上がってほしいのだが・・・)のが、予定より少し早くやってきた両者のガチンコ勝負は果たしてどのような展開になるのか、このカードが決まってからワクワクしながら待っていた。

前日は台風一過の好天の中で銚子電鉄のローカル線の雰囲気と名物ぬれ煎餅を、そして今日の午前中は“小江戸”と呼ばれる佐原の古い街並みと偶然にも遭遇した国指定重要無形民俗文化財の大祭を大いに堪能し、いよいよやってきた本日のメインイベント@フクダ電子アリーナ。
オレンジ・ハリケーンvsブランニュー・イエローの注目の試合結果は以下の通り。

ジェフユナイテッド市原・千葉 3(1-2・2-0)2 AC長野パルセイロ
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さすが格上だけあって立ち上がりからどちらかというとジェフのペースで試合が進み、前半10分、ジェフ#2大岩の絶妙なクロスを#11森本がドンピシャ頭で合わされて早くも先制を許してしまう。
ウチも守備の人数としては十分に足りていたハズだったが、大岩のクロスの精度といい森本の打点の高さやシュートの威力といい、さすがと唸らされるような見事なゴールだった。

しかし、「こりゃ今日はボコボコにされるかな・・・」と腹をくくりかけた矢先、今日も相変わらず豊富な運動量で前線から激しいプレスをかけていた#13勝又が高い位置でボールを奪うとすかさずゴール前の#7佐藤にボールを出し、それを佐藤がワンタッチでゴールに流し込んで失点から僅か1分で試合を振り出しに戻す。
今は無きジェフ・リザーブズ出身で、試合前の選手紹介でジェフ側のスタンドから温かい拍手を贈られていた佐藤も試合開始から気持ちのこもったプレーを見せていたが、そんな強い気持ちが生んだ劇的な“恩返し弾”だった。
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この一発で選手達も勇気が出たか、それまでの固さが取れてウチの動きがグッと良くなり、何度もチャンスを作り出して多数駆け付けたアウェイ側スタンドのパルサポのボルテージも上がってくると、前半終了間際の39分、絶好の位置で得たフリーキックからの混戦でこぼれたボールを#10宇野沢が押し込んで遂にパルセイロが勝ち越し!
大型ビジョンのリプレイではたまたまこぼれ球が詰めてきたウノの足に当たって転がり込んだラッキーゴールのようにも見えたが、そうではなくて「絶対にいれてやる」というウノの気迫がボールを自分の足元へ呼び込んだのだろう。
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試合はこのままハーフタイムに突入。
1点リードしての折り返しは去年の名古屋戦と同じパターンで「夢よ再び!」と期待も膨らんだが、しかし世の中そんなに甘くない。
後半開始から僅か6分後、ウチの守備陣の一瞬の隙を突かれて#14大塚に切れ込まれ、バタバタしていたところで上げられたクロスをマークが甘くなっていた#9ケンペスに頭で決められてあっさり同点にされると流れは再びジェフに移り、後半24分、またしても守備が後手に回ってしまったところ#11森本のドリブル突破から豪快なミドルシュートを決められて再逆転を許してしまう。
森本貴幸といえばかつて“スーパー中学生”として衝撃的なデビューを果たしJリーグを席巻していたが、そんなイケイケな頃を彷彿とさせるようなスゴい個人技を見せつけられてしまった。
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この後ウチは、DFの#4川邊に代えてFWの#17松尾を投入するなどパワープレーで何とか同点に追いつこうと試みるも、悲しいかなウチは普段ほとんどやった事が無いのでパワープレーのやり方が分からないのか、相変わらずパスの出しどころに悩むと後ろに送ってしまうなどイマイチ迫力に欠ける展開のまま時間が流れ、無情にもこのままタイムアップ。
残念ながら去年のようなジャイアントキリングは果たせず2回戦敗退となってしまった。

試合終了直後、自分の中には何ともいいようのないモヤモヤした悔しさがあった。
いや、決して「勝てた試合だった」なんておこがましい事は言いません。
やっぱりジェフの方がパスのスピードや正確性やキレのよさがウチよりも上回っており、ボールを支配されたら勝ち目がないだろうとは思っていた。
ただ、1失点目はともかく2失点目と3失点目はウチの守備のミスが起点となって招いてしまったものといえ、このうちどちらか1つでも回避できていたら、延長戦に突入して少なくともあと30分は抵抗する事ができただろうと思うと、結果云々よりもその事が残念でならない。

とはいえ勝負の世界に“たられば”はタブーだし、選手達もあの失点シーン以外は、「走って走って走れ」と叩き込まれたオシムの魂を受け継ぐジェフの運動量にも負けない気力で守り抜いていたし、結果論だけで選手を責める事はできない。
美濃部監督も2失点目を喰らった時は地面を蹴飛ばして悔しさや怒りを露わにしていたが、試合が終わりロッカーに引き上げる時はメインスタンドのサポからの拍手に少し苦笑いを浮かべつつもサバサバした表情だったし、ここは素直に選手達の健闘を讃えたいと思う。
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確かに2年連続のジャイキリでパルセイロの名を再び全国に知らしめる事ができなかったのは残念だけど、今年のウチの最大の目標はJ3優勝とJ2昇格だし、この至上命題に向けて集中できる環境になったと思って気持ちを切り替えましょう。

そう、もう来週にはリーグ戦が再開するから、こんなところで落ち込んでいる場合じゃない。
来週の対戦相手・ガイナーレ鳥取は、1年でのJ2復帰を目論むガイナーレ鳥取みながらも現在3強から少し勝ち点差を離されて4位に甘んじているものの、元々地力のあるチームだし再開一発目としては油断のならないイヤな相手だが、これを勝ち切る事ができればまた勢いが付くと思うし、ひたすら前だけを向いてリーグ後半戦初戦の大事な試合を絶対にモノにしましょう!
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そして3回戦に駒を進めたジェフにおかれましては、毎年春先に行われるプレシーズンマッチ『ちばぎんカップ』以外、久々に公式戦で柏レイソルとの“千葉ダービー”が実現するとあって、選手もサポも気合が入っている事でしょう。
パルセイロ的にはレイソルは何かと縁のあるクラブで自分もちょっとした思い入れはあるけれど、個人的には“犬好き”の端くれとして是非ともジェフに勝ってもらいたい。
まぁ、去年もウチが“揉んでやった”(←?)横浜F・マリノスが最終的に優勝の栄誉を勝ち取ったし、そんな縁起の良い(←??)パルセイロの魂も乗せて、がんばれジェフ千葉!!
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・・・え? 前回のエントリーで『もしウチが負けたら黄色いユニを着て「ジェフが勝った」と喜ぼうとたくらんでいる』って書いたけど実行したのかって??

そんなん冗談に決まってるでしょ!!!
第94回天皇杯1回戦 vsJAPANサッカーカレッジ(レディース~トップ夢のダブルヘッダー後編)
昨日のレディースに引き続き、先週末のレディース~トップのハシゴ観戦の後編、トップの天皇杯1回戦です。

佐久陸でのレディース観戦を終えてそそくさとクルマに乗り込み、予めセットしておいたカーナビの指示に従って国道142号を走り、新和田トンネルを抜けて岡谷ICから長野道に入り、アルウィンに到着したのが14時半頃。
心配していた駐車場も構内の芝生エリアに確保でき、席もややアウェイ寄りながら良い場所に着く事ができ余裕をもってキックオフを迎えられた。
もっとギリギリに着いてあたふたするかと思っていたけど、佐久と松本って下道メインでも以外と近いんですな。

さて、この日の対戦相手は、言わずと知れた北信越時代のライバルであるJAPANサッカーカレッジ。
このチームとは過去何度も火の出るような死闘を繰り広げ、4年前の灼熱のJSCグランドで伝説のサヨナラ・ダイビングヘッドゴールによる劇的勝利で公式戦での戦いに終止符を打ったと思っていたが、こういった形で再び対戦する事になるとは思ってもおらず、両者の久々のガチンコ勝負を非常に楽しみにしていた。

そんなJSCへの思い入れもあり、自分は新潟県予選を勝ち上がって天皇杯の晴れの舞台に立ったかつての好敵手に敬意を表し、現行のJ3仕様ではなく久し振りに北信越時代のユニフォームを着用して臨んだ。
数々の思い出が詰まった北信越ライバル対決番外編、その試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(1-0・1-0)0 JAPANサッカーカレッジ
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もう時間も経っているのでここで改めて試合の詳細は書かないが、一応得点経過だけ振り返っておくと、一進一退の攻防が続いた前半28分に#19向のコーナーキックを#15西口がドンピシャ頭で合わせて先制すると、後半20分には敵陣ゴール前で途中出場の#13勝又の絶妙な折り返しをフリーで受けた#10宇野沢がエースの貫禄で冷静に流し込み2点目。
1点目の西口はゴールした後に反対側のゴール裏に向かって拳を突き上げ、ユニのエンブレムを指さしグッと掴みながら“ドヤ顔”でアピールする姿に、去年JFL優勝を決めた秋田戦の決勝ゴールのシーンがダブって見えてとても頼もしかったし、2点目の宇野沢はかつて在籍していた古巣への“恩返しゴール”を決める事ができてよかった。
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試合を見ての全体的な印象としては、いくらかつてのライバルとはいえウチの方がカテゴリーが上なんだから、JFLでの3年間+J3での半年の経験分だけ成長した姿を見せつけて、ゴールラッシュで相手を圧倒しての勝利を期待していた部分もあったので物足りないところもあったし、内容的にも少々連携が合わなかったり相手の厳しいプレスに攻めあぐねる場面があったりシュートの精度が悪く決定力不足が露呈してしまったりと課題も少なからずあったが、さすがにウチもこの試合は決して手を抜いているという意味ではなく100%の力で臨んだ訳ではなかっただろうし、対して相手側はアップセットを狙って全力で向かってきた事を考えれば、この内容もある程度想定の範囲内。
とにかく『負けたら終わり』のカップ戦は、内容はともかくまず勝つ事が最優先だし、去年の1回戦も格下のトヨタ蹴球団相手に手こずっていた事を思えば、そんなに悲観や心配をする必要もないだろう。

それにこの試合では、ウチにとって大きな収穫を得る事もできた。
それは、入団当初から大きな期待を受けながら怪我に泣かされこれまで出場機会のなかった#6旗手真也選手が遂に移籍後初の公式戦出場を果たし、左サイドで存在感を放ち90分間をフルに走り抜けた事だ。
旗手選手は日本で最も強く最もクリーンだった伝説のアマチュア軍団・SAGAWA SHIGA FCで主力を張っていただけあり、病み上がりを感じさせないほどキレのある動きでスピードのあるJSCの攻撃にしっかり対応し、ファールを取られない絶妙な寄せとボディバランスで相手の動きを封じていた。
とにかくスピード・フィジカル・バランス・判断力とあらゆる面で高い実力を持っており、早く次の試合でのプレーを見てみたいと思わせる選手だ。
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また、後半24分からは去年の大怪我を克服して#17松尾昇悟選手も出場し、ゴールこそならなかったが持ち前のハードワークでスタンドのパルサポを大いに沸かせてくれたし、これから格上と戦う天皇杯や佳境を迎えるリーグ戦に向けて、非常に大きな戦力が戻ってきたのは嬉しい限りだ。

それからもう一つ、JSCの戦いぶりが良い意味で4年前と変わっていなかったのがとても嬉しかった。
ピッチ上のフィールドプレーヤー全員が良く動き、人数をかけてプレスを仕掛けてボールを奪うと小気味よいテンポで攻め込む様は本当にあの時のままで、そこへ「いっちょジャイキリやってやろうゼ!」という天皇杯ならではの気持ちの入り方もプラスされ、おそらく格下相手という事で100%の力を出していなかったであろうウチの戦いぶりのマイナス分(←ココ、真偽のほどはともかく一応格上チームのサポの意地というか強がりでしっかり強調させていただきます)と相まって、ちょっと大げさに表現するとまるで北信越リーグの首位攻防戦を見ているような緊張感ある試合を繰り広げてくれた。
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また、そんなJSCにあってウチからレンタル移籍している#4下村悠太選手がフル出場し、大きな声を出しながらチームを引っ張り活躍していた姿が見られた事も収穫だった。
ウチがいた頃の“ムダに熱い”と揶揄されていた頃とは比べられないが、現在サウルコス福井と熾烈な優勝争いを繰り広げているJSCで様々な経験を積み、逞しくなって長野に帰って来てもらえたらこんなに嬉しい事は無い。
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試合終了後、JSCの選手とスタッフ全員がウチのゴール裏にやってきてスタンドに向かって深々と頭を下げて挨拶するシーンがあったが、パルサポとしては、かつてしのぎを削り合い今はJ2を目指して邁進しているパルセイロへの敬意の表れとして受け止め、こうして再びガチンコ勝負を繰り広げてくれた心意気に感謝したい。
そしてゴール裏の面々も、そんなJSCに惜しみない拍手と「サッカーカレッジ!!」のコールを贈っているのを見て暖かい気持ちになり、佐久陸からクルマを飛ばしてアルウィンまで足を延ばした甲斐があったとしみじみ感じた。
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という訳で見どころ満載だった1回戦を無事に突破し、来週の2回戦はフクダ電子アリーナでジェフユナイテッド千葉と対戦する。
自分にとってジェフはJ2以上のカテゴリーの中で最も好きなチーム(今やどんな選手がいるかも分からず“サポ”と言うのはあまりにおこがましいので、こういった表現をさせていただきます)であり、いつかは直接対決を見てみたいと思っていたが、まさかこんなに早くこんな形で実現するとは思ってもみなかった。

かくなる上は今年も格上を撃破してオレンジ旋風を吹かせるか!・・・といきたいところだが、去年はアマチュアチームという事で相手もロクに研究も対策もせず戦力を落として臨んでくれたおかげで2度もジャイアントキリングを達成させていただいたが、今年は一応はJの傘下にいるプロチームで町田と共にJ2昇格に最も近いチームという事で、相手も警戒してしっかりと対策を立ててくるだろうから、去年のようにうまくはいかないだろう。
それにジェフは監督が代わって大変な時期ではあるが、得てしてそんな時ほど「新しい監督に勝利を!」と選手のモチベーションが高くなって今までの成績以上の力を発揮するものだし、特にジェフは新監督が名将・関塚隆氏とあって、ウチの苦戦は必至であると予想している。
でも、そんな状況だからこそウチとしても大いにやりがいのある試合になるだろう。

去年の活躍もあって今年は大会の中でも注目される立場にあると思うが、選手達は「去年あれだけやったんだから今年はそれ以上の成績を残さないと・・・」なんて妙な色気を出したり意識し過ぎて硬くなったりせず、1回戦のJSCが見せたようにノビノビと自分達のサッカーを展開して思いっきり相手にぶつかっていき、天皇杯という大舞台を思う存分楽しんできてほしい。

そして自分も今シーズン初の県外遠征という事で、春の秋田遠征がドタキャンになった分を取り返すべく試合前日に初乗車のE7系で長野を発って、経営の危機を救った“ぬれ煎餅”が有名になった銚子電鉄の乗り歩きや、“小江戸”と呼ばれる古い街並みが残る佐原探訪など千葉の気になるスポットを巡る旅を絡めて、初めて足を踏み入れる“名スタジアム”の誉れ高いフクアリの雰囲気を大いに楽しむつもりだ。
そしてもし仮にパルセイロが負けたら、終了の笛が鳴った瞬間にすかさず黄色いユニを着て「勝った、勝った!やっぱりまだまだJ3には負けないゼ!」と喜ぼうかとたくらんでいる。(←最っ低なヤツだ!!)

そんな訳で、来週は待ってろ、ぬれ煎!・・・じゃなくて、待ってろ、ジェフ千葉!!!
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プレナスチャレンジリーグ2014第14節 vs日本体育大学(レディース~トップ夢のダブルヘッダー前編)
今シーズンはここまでトップとレディースのホームゲームがほぼ毎週交互に開催されるというローテーションだったが、先週はトップがリーグ中断期間に入り、レディースは愛媛でのアウェイ戦という事で久々にパルセイロの無い週末を過ごしたが、その代わり今日は11時から佐久でレディースのリーグ戦、15時から松本でトップの天皇杯1回戦と日程が重なった。
レディースの試合が終わってからトップの試合が始まるまで2時間ちょっとという時間差だが、試しに佐久陸からアルウィンまでクルマでどれくらいかかるか愛車のカーナビで検索したところ、まるで図ったように2時間弱で行けるという事がわかり、「こりゃもうやるっきゃないでしょ!」という事で、長野~佐久~松本と回る史上初の『信州北半分グルッと一周、レディース~トップ夢のダブルヘッダー』を敢行!!
といっても、今日1日で2試合分の記事を書くのはキツいので、時系列で今日はレディースの試合から書いてみたいと思う。

さて、先々週の福岡、先週の愛媛ときっちり2連勝して再び上昇気流を掴みかけたレディースだが、今日の対戦相手は順位・総得点・総失点とも2位という好成績の強豪・日本体育大学という事で再びウチの真価が問われる“試練の試合”となる。
とはいえ、ここまではスフィーダ世田谷や常盤木学園やスペランツァ大阪高槻などの強豪チームにも、結果こそ出せないものの去年までは見られなかったような大健闘の試合を展開しており、今日も勝敗はともかく何とか相手に喰らい付いてクロスゲームに持ち込みたいところだったが、その試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-2・1-3)5 日本体育大学女子サッカー部
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今日の試合は公式HPに載っている本田監督のコメントと全く同じ感想だった。
立ち上がりからしばらくは、ウチも動きが良くて積極的に攻め上がる姿勢を見せていたし、セカンドボールもよく拾えてウチがボールを持つ時間が長く、大いに期待を持たせる内容だった。

しかし前半17分、相手の攻撃にほんの一瞬だけディフェンス陣が見合ってしまいマークが甘くなったところを突かれて失点を許してしまうと、これで相手の動きがグッと良くなってウチが守勢に回る時間が長くなり、それでも何とか踏ん張っていたものの前半36分には自陣ゴール前混戦のこぼれ球にまたしても一瞬だけウチのディフェンス陣の動きが止まってしまい、それを逃さずゴールに流し込まれてしまい2失点目。

これらの失点は、確かに相手のコンビネーションやシュートの正確性は素晴らしかったが、一瞬たりとも気の抜けない相手に対してほんの一瞬でもボールウォッチャーになってしまったというウチのミスともいえる悪い取られ方だった。
この失点パターンは以前から度々見られたウチの悪いクセともいえるもので、今シーズンはだいぶ守備の連係も良くなってこのような失点も大幅に減ってきたが、今日は正確で素早い日体大のパスワークに対応しきれていなかったようで、久々に悪い失点シーンが出てしまった。

この悪い流れを何とか断ち切りたい後半だったが、ウチもポゼッション的にはそんなに劣ってはいないものの、選手間の連携が悪くてパスが効果的につながらずにスピードダウンしてしまったり、ならば個人技でと#10横山が突破を図るも相手に研究されているのか3人がかりでがっちりブロックされてしまうし、もう一つの武器である#11橋浦のサイドアタックも今日は少しキレがなく不発に終わってしまった。

一方の日体大は、ウチの攻撃に冷静に対応してボールを奪うと、人数では十分足りているハズのウチの守備陣の隙間を突いて正確にパスを通してあっという間に攻め込まれ、非常に正確で効果的なシュートを打ちこまれ、後半21分と26分に連続失点を喫して勝負の行方が決まってしまった。
日体大といえば、パルセイロ・レディース誕生と同じ年に発足しEASTとWESTに分かれていた2010年からずっと対戦しているが、今年のチームはこれまでの4年間でも最強といえるもので、自分も試合中は攻守共に完成度の高いプレーに圧倒されっぱなしだった。

ただ、ウチもこれまでに比べればあまり良いところはなかったが、こんな状況でも熱心に声援したり檄を飛ばすスタンドの観客に押されるように切れかかった気持ちを奮い立たせて必死にボールを追いかけ、遂に後半31分、ゴール前の混戦から#20内山智代が泥臭くゴールに押し込んで一矢報いる得点を挙げた。
内山は豊富な運動量でいつも攻守にわたり労を惜しまずボールや相手に絡んで頑張っているが、今日はいつにも増してそのハードワークぶりが目立っており、そんな彼女の必死さが実を結んだような心を動かされるゴールで、本田監督のコメント通り、全体的に悪かった試合の中でパルセイロのプライドを対戦相手や足を運んだ観客にアピールするような強い気概を感じた価値あるゴールだった。

結局、後半30分には#26平田ひかりの今日4点目となる見事なミドルシュートを決められて1-5と惨敗し、強豪チームとの実力差を嫌というほど見せつけられてしまったが、内山の意地のゴールや、それにつながる劣勢でも最後まで諦めず走り抜けるウチらしい姿勢が見られただけでも、アルウィンに直行せず佐久まで足を運んだ意味があったというものだろう。

確かに上位に喰らい付いていくためには絶対に負けられない試合をこういった悪い形で落としてしまったのは非常に痛いが、悔しいけれどこれが現在のウチの実力だろう。
今日の試合で今のチームに足りないものは何なのかがハッキリ分かったと思うので、その課題克服のために明日からまた頑張って練習して、次節のバニーズ京都戦ではしっかりと勝ち切って一歩ずつ成長していってほしい。
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