ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスチャレンジリーグ2014第18節 vs常盤木学園高校
前節は、トップチームが春先に当時クラブ史上最多の4,500人の観客を集めた中でJ3開幕戦勝利を収めた思い出の地・西が丘でスフィーダ世田谷に逆転勝利したパルセイロ・レディース。
思えば世田谷がチャレンジリーグに参入した2011年以来ここまで一度も勝てておらず、同じクラブチームの強豪としていつかは追い付きたい目標ともいえる存在だったチームに初勝利を飾れて、結果を知った時はパソコンの前で一人「ヨッシャー!!」と雄叫びをあげたものだ。(あーぁ、こんな事なら無理してでも西が丘に行っておくべきだった・・・)

そして今日の対戦相手の常盤木学園も、世田谷より1年前、パルセイロ・レディース誕生とチャレンジリーグ発足の2010年からコテンパンにヤラれ続け未だに1勝もあげられていないが、今年はここまで4位のウチから勝ち点11差の8位と苦戦しており、前節に引き続き強豪から念願の初勝利をあげる絶好のチャンスといえる。
来年からは男子がJ3とJFLに分割されたように女子も“トップ志向”のなでしこリーグ2部と“アマチュア志向”のチャレンジリーグに再編されるため、おそらく常盤木との試合はこれが最後になると思われるが、このままヤラれっ放しで別れてしまうのと“スーパー女子高生軍団”を破っていくのとでは来年に向けての気持ちの入り方も違ってくるだろうから、ここは是が非でも勝って対戦を締めくくりたいところだ。

強豪からの初勝利と最終クール全勝継続をかけた注目の一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(0-1・2-1)2 常盤木学園高校
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・・・・さっきの「初勝利のチャンス」って発言を早速撤回。
常盤木は順位こそウチより4つも下だというのに、立ち上がりからボールをキープしパルセイロ陣内に次々と攻め入ってきた。
チャレンジリーグ参入からずっと上位に君臨し去年はチャンピオンにもなったのが、今年はなかなか順位を上げられないので「今年のチームは急にレベルが下がったのかな・・・」なんて余計な心配をしていたが、スピード・フィジカル・テクニックとどれを取っても10代半ばの女子高生とは思えないほどのハイレベルなプレーは健在で、ウチはしばらく自陣に釘付けで防戦一方の展開になってしまった。

そりゃ常盤木学園と言えば女子サッカー界では泣く子も黙る超名門校で、全国から才能あふれる少女達が集結する“なでしこ予備軍”的チームではあるが、それでも同じ人間なのに(しかもウチの選手達よりずっと若いのに)一体どんな練習をしたらあれだけの体幹の強さやテクニックを身に着けられるのだろう・・・と唸ってしまい、敵ながら思わず見とれてしまうような戦いぶりだ。

ただ、去年までのウチならそんな相手の攻撃に守備が振り回されて2点や3点は簡単に取られてしまうところだったが、今日はどんなにボールを振られても粘り強く喰らい付いて最後のところでゴールを割らせない必死のディフェンスで対抗し、そうこうしている間にウチも徐々にリズムを掴んで攻撃する機会が増えていき、気が付けばあの常盤木と互角に渡り合うようになってきた。

しかし、形勢逆転かと思わせるくらいいい感じで進めてきた前半終了間際の44分、敵陣でウチの攻撃をカットした相手DFの素早いフィードからあっという間にゴール前にボールが渡り、フリーで受けた#9小林里歌子に強烈なシュートを決められ先取点を献上し、「前半はこのままスコアレスで折り返してくれたら・・・」との願いを打ち砕かれた。

ここまでウチの守備陣も本当によく耐えていただけに少しもったいない失点となってしまったが、それでもこれは相手が上手だっただけの事で気持ちを引きずるようなミスによるものじゃないから、ここはハーフタイムの間にリフレッシュしてガンガン攻めてほしいと期待して迎えた後半、早くも9分にスーパーエース#10横山久美が中央突破の見事なゴールで同点に追い付いた。
ゴールした横山はベンチに駆け寄るとユニホームをめくって下に来ていたアウェイユニを見せるパフォーマンスをしていたが、遠目からでは背番号が見えなかったけど、あれは誰のユニだったのかな?

そしてここから先はお互いの持ち味を出した一進一退の攻防が続き、手に汗握る非常に白熱した展開となっていったが、後半21分に“落とし穴”が待っていた。
相手方から自陣に蹴り出されたボールがゴールエリア前のGKとDFの間のいやらしい位置に落ち、それをお互いがほんの一瞬だけ“お見合い”して動きが止まってしまったところをまたしても#9小林里歌子にさらわれてゴールに流し込まれる痛恨の勝ち越し弾を許してしまう。

これはウチのミスっちゃぁミスなのだが、本当にエリア外のキーパーが飛び出しづらいギリギリの場所にボールが落ちてしまったし、相手選手も既にかなりボールに詰めてきていたので、仮にあそこでキーパーが飛び出しても相手にかわされてガラ空きのゴールに流し込まれるかファールを取られて最悪レッドカードなんて事態になっていたかもしれず、失点という結果だけでウチの守備陣を責めるのは酷というものだろう。

ここまで何とか持ちこたえていたのにこれだけ不運な形で突き放されてしまうと、後はズルズルと失点を重ねてしまうのがこれまでのパターンだったが、しかし、今日のウチは違っていた。
選手達は落ち込むどころかこれまで以上に前へと向かう強い気持ちを押し出してフリーキックやコーナーキックのチャンスを何度も掴み、遂に後半37分、何度目かのコーナーキックのチャンスに#10横山久美からのボールを#20内山智代がヘディングで押し込み再び同点に追い付いた!!

その後も残り時間が少ない中で積極的に攻め上がり何度か惜しいチャンスもあったし、逆に肝を冷やすような危ない場面もあったが、両者決め切れずタイムアップ。
あの常盤木を追い詰めながらも残念ながら勝利には至らなかったが、非常に見応えのあるナイスゲームを堪能させていただいた。

今日のレディースは先制されても突き放されても全く気落ちする事なく勇気をもって攻め上がり、しかもゴールという結果を出して最後まで諦めない姿勢が見事に実を結んだ。
それにスーパーエースの横山はもちろんの事、今日は先発で出場した#13和田眞琴や#26牧井毬音、後半開始から和田に代わって出場した#17市川愛雪(まなゆき)といった若手攻撃陣も良く走り回って果敢なチャレンジを見せており、こうして実戦の中で選手層が厚くなっていくのを実感できたのも収穫だった。

また守備陣も2失点はしたものの、いずれもこれまでのように相手の攻撃に翻弄されてラインを完全に崩されてのものや単純なミスによるものではなく、今までなら少なくともあと3~4点は取られていたんじゃないかというところを、持ち前のハードワークに粘り強さをプラスしたプレーで更なる追加点を許さなかったのは本当に素晴らしいと思う。

ここまでの常盤木との戦いを全て振り返ってみると、2010年は1-4・3-6・0-2、2011年は1-9・0-4・1-2(ここまで2地区・3回戦制)、2012年は0-6・1-3、2013年は2-3・0-6、そして今年の第1クールは1-3と全く歯が立たなかっただけに、そんな常盤木から奪った記念すべき初めての勝ち点は1つだけだったけど、まさに選手全員の頑張りで掴み取った値千金の1ポイントだと思う。
自分は試合終盤になっても選手達の足が止まらず必死でボールを追いかける姿を見て、なんだか涙が出そうになった。
今日の試合は自分の中では間違いなく今シーズンのベストゲームだ。

それから、そんなベストゲームは味方だけでなく見事な戦いぶりを見せてくれた相手チームもあってこそであり、敵サポをも唸らす上質なサッカーを展開してくれた常盤木学園の選手達にも最大限の賛辞を送りたい。
冒頭で書いたように、おそらく来年からはリーグが分かれて常盤木との対戦がなくなってしまうが、“なでしこ予備軍”達の若々しく素晴らしいパフォーマンスが見られなくなってしまうのは本当に寂しい。
また、自分の中では「常盤木と対等に戦い勝利する事こそ1部に上がる最低条件だ」との思いがあっただけに、そんなチーム力を図る“指標”が無くなってしまい残念だが、これからは常盤木の主力選手が「卒業したら是非ともパルセイロ・レディースに入りたい」と思ってもらえるような存在のチームになれるよう、ウチの選手達には一層精進してレディースを魅力あるチームにしていってもらいたいと思う。

さて、今日は前節まで5位のASハリマが勝ったため順位が入れ替わってウチが5位に後退してしまったが、2週間後の次節はそのハリマとの直接対決が佐久で行われるため、ここは是が非でも勝ちに行きたいところだ。
相手はリーグ最少失点を誇る堅守のチームだが、ウチもまだ最終クールは無敗のままだし、今日のような戦いぶりを見せてくれれば必ずやってくれるものと信じている。
もう数字の上では上位チームとの勝ち点差が離れすぎていて今シーズンの1部昇格は無くなってしまったようだが、1つでも上の順位でフィニッシュするためにも、ただひたすら前だけを向いて戦ってほしい。

【 おまけ~勝手に佐久市観光ガイド~ 】
今日も会場入りする前にコスモス街道を流してきたが、3週間前は5~6分咲きだったのが今日は満開で、雲一つない秋晴れの中で可憐に咲き誇るコスモスを満喫してきた。
佐久での試合も男女合わせてあと4試合となってしまったが、来週はトップの試合が佐久で行われるので、クルマで行かれる方はいつもより少し早めに出発して、試合前に佐久市が誇る素晴らしい景観に触れてみてはいかがでしょう?
街道沿いには無料駐車場もあるし、そこが満車でも内山峠に向かって適当なところまで往復するだけでもかなり堪能できますよ。
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ルートインBCL2014 vs新潟・後期最終戦@長野オリンピックスタジアム(大塚晶文引退試合)
失意の金沢遠征から一晩が過ぎ、今日は当初は北陸路を寄り道しつつのんびりドライブしながら帰ろうと思っていたが、長野オリンピックスタジアムでBCLの今季最終戦が行われ、そこでグランセローズの#11大塚監督が打者1人限りの復帰登板を果たすという事で、こりゃ見過ごす訳にはいかないとまっすぐ北陸道をとばしてオリスタへ直行した。
昨日は“赤-黒”のチームを倒せ!と“橙-紺”のチームを応援し、今日は正反対に“橙-紺”に勝つぞ!と“赤-黒”のチームを応援するというのは何かの因縁だろうか? ま、どーでもいー事だけどね。。。

さて、今年からセローズの監督としてチームを引っ張ってきた大塚晶文氏は一応選手兼任で登録しているものの、5回にわたって手術した肘の具合が思わしくなく、また監督という責任ある立場から個人の事は後回しでチームの指揮や指導に追われていたため、セローズに入団した去シーズン途中からここまで自身の登板はゼロで、本人も「このまま引退セレモニーも行わず静かに現役から身を引こう」と思っていたのだが、諏訪市在住で重い心臓障害を患う少女・小松愛子さんの激励に訪れた際に、心臓移植に必要な莫大な費用の募金を呼びかけ「少しでも愛子ちゃんの力になれれば・・・」ともう一度マウンドに上がる事を決意したとの事で、“炎のストッパー”と呼ばれた現役時代さながらの、大塚監督らしい意気あふれるエピソードだ。
(この“あいこちゃん募金”はパルセイロの土橋アンバサダーもブログの中で呼びかけていましたよね。)

タイミングよく11時半の開場直後に南長野に到着するとスタジアム入口から長蛇の列が延びており、中には“大塚再登板”のニュースを聞きつけてはるばるやってきたのか監督が現役時代に所属していた今は無き近鉄バッファローズのユニホームやタオルマフラーを身に着けている人もちらほら見られた。
最近はホームゲームでも1,000人を超える事が稀なBCLの試合で1,533人という多くの観客が足を運んだ中で行われた今シーズンのBCL最終戦、その結果は以下の通り。

 新潟AB : 000 001 000 = 1
 信濃GS : 231 210 00× = 9
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もうBCLは後期の優勝チームも決まって今日はいわゆる“消化試合”なのだが、ここで敗れて監督に恥をかかせるわけにはいかないと選手も気合が入っていたのか、早くも1回裏に先頭打者の#0渡嘉敷がヒットで出塁すると、2番#33ダイチがレフトの頭を越す3塁打を放ち電光石火の先取点を決め、更に内野ゴロの間にダイチが生還してもう1点。
続く2回裏もヒットと四死球でノーアウト満塁のチャンスに1番#0渡嘉敷が走者一掃の2塁打で3点追加。
それ以降もセローズ打線は効果的にヒットを連ねて5回まで毎回得点で1塁側スタンドはお祭り騒ぎの大盛り上がり。

特に自分が嬉しかったのは、今日はそれでも消化試合という事でこれまで出場機会の少ない若手の起用が多かったのだが、中でも6番ファーストで先発出場した#55平田が3回に放ったホームランだ。
この平田選手はシーズン中は他の選手が試合用のユニホームを着ている中でいつも練習用の色あせたユニホームを着こみ裏方の仕事をしているのだが、明るいキャラで選手達の“イジられ役”をしており、ファンからも愛されている選手だ。
今日は晴れて正式なユニホームで試合に出たのだが、178cm・110kgの“ドカベン体型”に合う自分用のユニが無いのか、今日は一足先に母国に帰ったバルデス選手の80番のユニを着て出場。
そのホームランバッター・バルデスの打力が乗り移ったのか、思い切って振り抜いた打球がライトポールを巻いて塁審が手をグルグル回した時は、いつも裏方で苦労している姿を見ていたセローズファンが飛び上がって大歓声を送っていたし、選手達もホームインした平田選手に本当に嬉しそうな顔で揉みくちゃにするなど手荒い祝福をしていた。(大塚監督も投球練習していたブルペンから飛び出してハイタッチの列に加わっていた。)
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そんなこんなで順調に得点を積み重ねる打線に負けじと投手陣も奮闘。
先発の#15門中は立ち上がりこそ球が上ずっていたが、投げ込むにしたがって球筋が安定し、サイドスローから繰り出されるキレのよいボールで凡打の山を築き4回を無失点に抑えると、5回を任された#19甲斐も全盛期を思わせる重い球で難なく新潟打線を料理。

そしてグランド整備が終わった6回表、愛する家族を先頭にセローズの全選手がブルペンの出口に並ぶと、「グランセローズのピッチャー、甲斐に変わりまして・・・大塚!」のアナウンスから、「ゴーン、ゴーン・・・」と重々しい教会の鐘の音で始まるサンディエゴ・パドレス時代の“出囃子曲”と共に、遂に大塚“投手”が登場。
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見送る選手一人一人と丁寧にハイタッチを交わすと、右手でポーンとグラブを叩く現役時代と全く同じ仕草で気合を入れ小走りにマウンドに上がり、緊張の面持ちでの投球練習を終えていよいよプレー再開。
久しぶりに見る大塚は、やはり7年というブランクと決して万全とはいえない肘のコンディションからか全盛期のような体全体で投げる躍動的なフォームとは程遠かったが、それでも一球一球を真剣に魂のこもった投球を見せる。
そしてツーストライクと追い込み、キャッチャー#51尾中のサインに思わず苦笑いしながらウンウンと頷いて渾身の力を込めて投げた“伝家の宝刀”高速スライダーで見事空振りの三振に仕留めると、内野手がマウンドに駆け寄り“打者1人だけの復活登板”に最大限の賛辞を送った。(中には泣いている選手もいました。まだ試合中だけど・・・)
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そして大きな拍手の中で深々と頭を下げて名残惜しそうにマウンドを降り、ファールラインを跨ぐ前にもう一度マウンドに戻ってピッチャーズプレートを愛おしそうにポンポンと叩いて別れを告げ、今度こそ本当にマウンドを後にしてベンチ前で待つ家族から花束を受け、辛いリハビリ時代を支えてくれた家族と固く抱き合って男泣きの表情を見せた時は、自分も胸に迫るものがあった。
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この感動的なセレモニーが終わり、後を任された#74杉山がさすがに空気を換えきれず#28デニングにホームランを許してしまうが、本来の“職場”に戻った大塚監督が送り出した必勝リレー、#99マイケル~#18小川~#20篠田が1イニングずつをピシャリと締め、9-1の快勝で今季最終戦を飾った。
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試合後の大塚監督の挨拶は、本当に感動的だった。
日本プロ野球を代表するストッパーとしてWBC初代チャンピオンにも貢献し、念願のMLB入りも果たして順風満帆だったものの、2007年に痛みが出て、それ以降は手術とリハビリを繰り返す暗黒の日々で、当時小学生だった息子さんとのキャッチボールでは、リトルリーグの息子はビシビシと力のある球を投げるのに自分の投球は息子に届きもしないほど酷かったようだ。
そんな大塚投手が再起をかけて藁にすがるような気持ちでセローズに入団するも状況は好転せず、今年は監督業も任されて「もうこのまま引退試合もせず指導者に徹しよう」と思っていた矢先に愛子ちゃんとの出会いから生まれた引退登板。
もう一度投げようと決意してからあまり時間がない中で必死の調整を続け、今日無事にその大役を果たした事で、「これでこの右腕も迷わず“成仏”してくれると思います」というコメントが妙に生々しく、本人の気持ちを率直に表していると非常に印象に残った。
自分の中では、これはトップアスリートの引退挨拶の中でも十指に入る“名言”だと思う。

また家族に対してのメッセージも印象深く、特に息子さんに対しては「おーい、どこにいるんだ!」と呼びかけられてスタンドで席を立った息子に対して、「オマエの夢であるメジャーリーグ入りが叶ったら、是非焼肉でもおごってくれ!」と笑いを誘う愛情満点のコメントが最高だったし、献身的に支えてくれた奥様に対するコメントでは自分も自然と涙があふれてきた。
かなり長い話になったが、時折笑顔を交えながらカッコつけずにありのままの気持ちを熱く語る大塚監督の姿は現役当時を彷彿とさせる魂のこもったもので、本当に素晴らしいスピーチだった。
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こうして日本プロ野球の一時代を築いた名投手の引退セレモニーが片田舎のマイナー独立球団の試合でささやかに行われたのは、本人にとっても、そして日本の野球界全体にとっても非常に意義深いものがあると思うし、その瞬間に自分も立ち会えたのはとても幸せで、BCLというリーグが運営され長野県にもチームがある事を改めてありがたく感じる。

そんなBCLも、来年は熊谷市を中心とした埼玉県北部をホームタウンとする『埼玉ヒートベアーズ』と福島県初のプロ野球チーム『福島ホープス』が参入して全8球団に拡張し、形態もそれまでの3チームずつの“地区制”(他地区同士の試合も随時行われる)から完全な“2リーグ制”に移行するなど新たな時代に突入。
その中でセローズは、それまでの新潟・群馬との上信越地区から富山・石川・福井の北陸勢と同じリーグに移り来季を戦う事になった。
今年のセローズは前期が12勝18敗6分の最下位、後期が17勝15敗4分の2位とまたしても悲願の優勝を逃す結果となってしまったものの、大塚監督以下コーチ陣の頑張りもあって後期は来シーズンにつながる大きな手応えを感じたが、果たしてリーグが再編され新システムとなる来年はどんな結果に終わるのだろうか?
願わくば新しいリーグの初代チャンピオンになってほしいのだが、いち野球好きとして、結果がどうあれこれからも地元のプロ野球チームを愛し、生の野球観戦を大いに楽しんでいきたいと思う。

そういえば今日の試合後、一連のセレモニーの前にセローズ応援団から新潟ベンチに向けてAKB48の『ヘビーローテーション』のトランペット演奏が贈られた。
これは今年で引退する新潟の#56青木智史選手の打席で新潟ファンが奏でる応援歌で、ライバルチームの強打者として再三セローズを苦しめ、また去年までは兼任コーチとして新潟を常勝チームに育て上げた青木選手に対するセローズファンの敬意と労いを込めた粋な計らいであり、セローズ応援団の“大ファインプレー”だ。
これには青木選手も一旦引き上げていたベンチから再びグランドに出て、1塁スタンドに向けて大きく手を振り感謝していた。
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確かにBCLはNPBに比べればレベルも低いし一般論で言えばあまり魅力がないかもしれないが、独立リーグならではのファンと選手のこんな素晴らしいやりとりが見られる、レベルだけでは語れない大きな魅力を持ったリーグだ。
それだけに来年チームが増えるのは本当に喜ばしい事だし、自分もパルセイロ優先であまり試合を見に行けないけど、少しでもリーグの存続や発展に貢献できるよう時間があれば積極的に会場に足を運んでいきたいと思う。

とにもかくにも、来年こそは絶対に優勝しようぜ、信濃グランセローズ!!
明治安田生命J3リーグ第25節 vsツエーゲン金沢
いよいよ今シーズンで最も重要な戦い、ツエーゲン金沢との昇格争い直接対決がやってきた。
ここで勝てば昇格圏内に返り咲き残り試合を優位に進める事ができるが、負ければ圏内浮上は非常に厳しくなる、本当に負けられない大一番だ。

この大切な戦いをサポも十分に承知していて、距離的にも長野から近く、また3連休の中日という好条件も手伝って、相手の本拠地・西部緑地公園陸上競技場にはパルサポが大集結。
今日も選手バスの入り待ちを行ったのだが、長野サイドと反対側にある選手通用口に向かってオレンジ色に身を固めた一団が大行進する様は圧巻の一言で、北信越リーグ時代に金沢市民サッカー場に4~5人で乗り込んでいた頃を思うと、「よくぞここまで大きくなったもんだ・・・」と涙が出そうになった。
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そしてスタンドの勢力図を見ても、ゴール裏のいわゆる“声出しサポ”についてはホームの相手よりウチの方が人数が多く、またメインスタンドもさすがに6:4から7:3くらいで向こう方が多いが声援や拍手の反応はウチの方も全然負けておらず、この大事な試合にホーム・長野の“熱”をほぼ完全に金沢に持ってきた感じで、選手達の後押しをする態勢は万事整った。

嗚呼、それなのに・・・それなのに・・・・・

ツエーゲン金沢 3(1-1・2-1)2 AC長野パルセイロ
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今日も立ち上がりからしばらくはそんなに悪い形ではなかったが、その中で「あれっ?」と違和感があったのは、これまでは積極的にドリブル突破をしていた#26山田が今日はあまり仕掛けずにパスを多用し、その他の選手も時間を追うごとに前へのスピードが遅くなり、金沢の攻撃に対して徐々に受け身に回る時間が多くなってきた。

そうこうしているうちに前半25分、自陣ゴールエリアのすぐ外で混戦のボールを無理に繋ごうとしたところを相手にさらわれ、たまらず足をかけてファールを犯し絶好の位置でのフリーキックを与えてしまい、それを#30辻尾に直接決められ先制されてしまう。
辻尾選手には前回の屈辱の東和田に引き続きまたしても直接フリーキックを決められてしまってメッチャ悔しいが、それよりウチのミスでこのようなチャンスを与えてしまった事の方が何倍も悔やまれる。
このようなミスは去年の最終節(栃木ウーヴァ戦)など過去に何度か繰り返しており、そのたびに痛い目にあって懲りているハズなのだが・・・

こんな最悪な失点の仕方をしてしまったが、スタンドからは「まだ時間あるぞー!」、「絶対取り返せー!!」と熱い檄が飛び、それに発奮したか選手達も反撃を見せ始め、前半36分、#13勝又がゴール正面オフサイドギリギリのところでボールを受けると、出てきたキーパーと接触しそうになるところをうまくかわしてボールを押し込む執念のゴールで同点に。
GKと正対してのプレーは東和田での悪夢のレッドカードを思い起こさせたが、勝又は同じようなシチュエーションで自ら見事にあの時の無念を晴らして見せた。
この勝又の勇気と実行力には本当に感服するばかりである。
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確かに失点の仕方は悪かったものの、勝又の“リベンジ・ゴール”で追い付くというなかなかの展開に、後半の逆転勝利を大いに期待させたが、しかし、後半開始から僅か2分後、その期待を打ち砕かれるプレーが起きた。
自陣左サイドでウチがフワッとしたバックパスを出したところを見計らったように相手にかっさらわれ、そのままゴール前まで斬れ込まれ敢え無く失点。
これは「まだ後半が始まったばかりだから・・・」という油断と「出しどころが無いからとりあえずバックパスで・・・」という安易な“逃げ”が引き起こした、絶対にやってはいけない凡ミスであり、失点の仕方としては“下の下”もいいところ。
それがよりによってこんな大事な試合の大事な時間帯に起きてしまった。

それでもまだ後半は始まったばかりだし、これで気持ちを切り替えて攻めていけばまだ十分勝ち目はある・・・と期待したが、前半の終わりころからのウチはここ数試合の勇気をもって前に向かう姿勢が影をひそめ、横パスやバックパスを多用するシーズン中盤の気弱なチームに逆戻りしてしまった。
そんなんだから当然のごとく優勝や昇格に向けてモチベーションの高い金沢の攻撃に押し込まれ、後半19分に自陣ゴール前の競り合いにも相手のプレスに敢え無く屈して決定的な3失点目を許す。
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ウチもこの失点でようやく目が覚めたか、その後は反撃を仕掛けて後半35分には#10宇野沢がエリア内でドリブルを仕掛けたところを倒されPKで1点返したが、更なる猛攻も相手の守備をなかなか崩せず有効なシュートを打てないまま時間が流れてそのままタイムアップ・・・

さて、ここから先は大いにグチらせてもらいます。

この試合の勝敗を分けたもの、それは技術的な事や戦術的な事もあるだろうし、審判の判定も少しは影響していたかもしれないが、最も重要な要素は選手の“気持ち”である。
先月の東和田での対戦を思い出してほしい。
確かにウチは前半途中で数的不利というハンデを背負ってはいたが、当時は3位にいて“背水の陣”で臨んだ金沢は同点ゴールの時も逆転の時も控え選手全員がピッチに乱入してこようかというくらいの勢いで喜びを表すなど、選手・スタッフ全員が物凄い集中力で試合に臨んでおり、ウチは技術や戦術云々より金沢の「絶対勝って帰るんだ!」という気持ちの強さにヤラれてしまった。

今回、立場が逆転して昇格圏外のウチはあの時の金沢以上の、そしてアウェイ戦という条件からも先々週の町田戦以上の強い気持ちで臨まなければならなかったのに、過去2戦に快勝して気が緩んだのか横パスやバックパスを多用する消極的なプレーに終始し、挙句の果てに目を覆いたくなるようなくだらないミスで3失点を許してしまう体たらく。

せっかくチームがいい感じで回ってきたし、今日もサポがホームゲームかと見紛うくらい精一杯の応援を繰り広げていたのに、こんな“しょっぱい”試合を見せられてはたまったモンじゃない。
これが全力で立ち向かったものの矢折れ力尽き実力で圧倒されて負けてしまったのなら諦めもつくが、自分達のミスと及び腰でみすみす勝ち点を逃がしてしまっては、“悔しい”という感情は全く湧かず、ただただ“怒り”だけがこみ上げてくる。

だから自分は、試合後に選手が挨拶に来た時に腕を組んだまま拍手をしなかった。
本当は思いっきりブーイングしたかったし文句をわめき散らしたかったけど、僅かに残っていた理性でそれだけはグッと我慢した。
観客100人そこそこの地域リーグから10年間ひたすらこのクラブを追いかけている者として、やっと巡ってきたJ2昇格がかかった年の、昇格を賭けた重要な試合にこんな無様な試合を見せられると、本当に腹ワタが煮えくり返る思いだ。
今日は自分は金沢市内に泊まっているのだが、ヤケ酒で呑んだ生中2杯と加賀の地酒(美味しくいただきました)の代金を返せっ!!(←いや、そこは自分で払いなさいっ!!)

・・・以上、哀れな中年独身オヤジの恨みつらみでございました。
お聞き苦しい点があった事を深くお詫びいたします。。。

さて、そんな打ちひしがれた気持ちを引きずりながら現実に目を向けると、今日は町田が3連敗中の秋田に敗れるという波乱もあって金沢が首位に立ち、ウチは金沢と勝ち点4差、2位の町田と勝ち点2差に開いてしまった。
シーズンの残りはまだ8試合あり、数字の上ではまだ十分優勝を狙えるかもしれないが、もう町田とも金沢とも直接対決が終わってしまったという事実は非常に重く、上位2チームとの間にある壁は現実の数字よりはるかに高いものになっており、「これで町田と金沢の直接対決でどっちが勝ってどっちが負ければ・・・」なんて皮算用は単なる“数字遊び”でしかなくなっているのが辛いところだ。

ただ、今日の町田の結果のようにリーグ戦は何があるか分からない。
今は結果として上位と下位とは勝ち点差が開いているが、元々J3のチームはそれぞれが地域リーグや全社で優勝し過酷な地域決勝を勝ち抜いて昇格してきただけに、それぞれがこのリーグで戦うに相応しい実力を兼ね備えているのであり、今後上位2チームが下位チームに足をすくわれる可能性だって十分にありうるんである。
自分も今日は選手達をクソミソに批判したが、可能性が数字の上でゼロにならない限り最後まで諦めずに応援し続けるだけである。

また、“下位チームも侮れない”という事実はもちろんウチについても当てはまる。
ウチは元々下位チームに弱いところがある上に、今日のような試合をやっていては上位に期待している“番狂わせ”をウチが喰らう事にもなりかねない。
ここから先は順位がウチより下のチームとの試合ばかりになるが、決して油断する事無く、全試合を東和田での町田戦と同じモチベーションで戦って、今度こそ残り試合全勝で駆け抜けてほしい。

パルセイロの選手達よ。
もしこのブログを読んでいるとしたら、サッカーど素人の自分にここまでけちょんけちょんにこき下ろされて悔しくないか! 腹立たしくないか!
その感情があるんだったら、それらを残り8試合の対戦相手に全てぶつけて最後の最後に結果を出し、自分に「申し訳ありませんでしたっ!」と土下座さすくらい発奮してみなさい!!
(ハラが立ったからって決して不幸の手紙とか送り付けないでね。こんなエラそうな事書いててもかなりヘタレなもんで。。。)
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明治安田生命J3リーグ2014第24節 vsブラウブリッツ秋田
7月20日の鳥取戦以来、1か月半ぶりの佐久での試合。
久し振りの浅間山の雄姿は雲に隠れて拝めなかったが、かれこれ1年以上“佐久通い”を続けていると、これだけ間が空いて佐久陸のまだ新しいスタンドに入るとなんだか「帰ってきた」という気持ちになる。
スタジアム近くの佐久名物コスモス街道もきれいな花が咲き始め、空気も秋の爽やかなものになって伸びやかな佐久平を窓を全開にしてドライブすると本当に気持ちがいい。
改めて、佐久市は本当に麗しい街だとしみじみ感じる。

そんな佐久陸での試合も今日を入れて3試合を残すのみ。
先週は東和田でクラブ史上に残るような熱く劇的な試合で首位の町田を下したが、選手もサポも先週の“熱”をそのまま佐久陸で再現するくらいの強い気持ちでこの試合に臨み、相手を圧倒して勝ち切らなければ先週の勝利の意味が無い。
今日の対戦相手・ブラウブリッツ秋田は現在11位と下位に沈んでいるが、相手の順位や実力はどうあれウチが勝ち点を落とせば今季が終わる絶対に負けられない大事な一戦である事には変わりはない。
大逆転優勝に向けてのシナリオ第2章となるこの試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 3(2-0・1-0)0 ブラウブリッツ秋田
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先週の町田戦と同様、ウチは立ち上がりから積極的に前に出て優位に試合を運び、早くも前半7分、ミドルの位置で#5大橋がフリーで受け、プレッシャーが無いと見るやすかさず思い切り振り抜いたシュートがゴール左隅に突き刺さるスーパーゴールで先取点をゲット。
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出た! 大橋選手の十八番、必殺どっかんミドル『ハシ・スペシャル』!!!
・・・と、大橋選手のミドルシュートには自分で勝手に名前を付けて「いつ出るか、いつ出るか」と楽しみにしていたのだが、糸を引くようなボールの軌道とネットに突き刺さる「グサッ!」という音が聞こえてきそうな破壊力抜群の威力は、毎回見るたびに胸がスカッとするようですな~。

この早い時間の先取点で気持ちが楽になったか、その後も各選手がノビノビとピッチを走り回って何度もチャンスを作り出し遠目からでも積極的にシュートを打っていたし、守備陣も強力なプレスで相手に反撃のチャンスを与えないなど、今日のウチは“大一番の後の下位チームとの対戦”という、とかく気が緩みがちになりそうな試合でも先週と変わらないようなモチベーションで挑んでいき、こちらも見ていて本当に楽しく、応援する声にも自然と力が入ってくる。
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そして、「できればもう1点取って折り返したいな・・・」と思っていた前半42分、そんな自分の願いが聞こえたように#7佐藤が先取点の大橋とほとんど同じような位置から同じような鮮やかなミドルシュートを決めて追加点!!
特にこのプレーはゴール前から見方が落としたボールをノートラップで打っており、ちょっとでもタイミングや当たり所が狂うと枠を大きく外してしまいがちなところ、ドンピシャのタイミングで抑えの利いたパーフェクトなシュートを決めてくれた。
また時間帯も前半終了間際という事で、秋田としてはそれなりに反撃する時間もあり後半に向けて望みをつなごうかと思っていた矢先のこの失点は、精神的にもダメージが大きかったんじゃないかと思う。

こうなると流れは完全にパルセイロのものとなり、後半になっても逆風をものともせず攻撃の勢いを増していくと、後半21分、ゴール正面のミドルの位置からフリーで受けた#11畑田がエリアに入ってすぐに打ったシュートが決まり3点目!!!
これだけの勢いの中でいかにして追加点を取れるかに注目していたが、前半の2得点と同様に畑田選手の思い切りのよさが生んだ素晴らしいゴールだった。
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その後は秋田も必死に反撃しようと試みるも、久々の大量点にも気を緩めず対応するウチのディフェンス陣に阻まれてシュートまで持って行けず、最後までウチがイケイケの雰囲気の中で危なげなくタイムアップ。
2試合連続複数得点&無失点という上々の結果で3連勝を飾る事ができた。

今日の試合、自分の中での最大の注目点は、先ほども少し触れたけど首位・町田との大一番の直後の下位チームとの試合という事で、町田戦と同じようなモチベーションの高さを保てるかというものだったが、選手達は見事に期待に応え、攻守にわたり気迫を前面に押し出してプレーしてくれた。
特に今日はいつもと違って遠目からでも積極的にシュートを打っており、全得点がミドルシュートという結果につながった訳だが、これも美濃部監督の指示という事で、ゲームの流れを読み的確な戦略を立てる監督の手腕には恐れ入る。
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また今日の得点は、今季はアンカーという重要で難しいポジションを任されゲームメイクに腐心していた大橋(今季初ゴールとは意外だった)、宇野沢と並んでゴールを期待されながら最近は結果を出せていなかった佐藤(奇しくも前回の佐久での試合以来6試合ぶり)、新加入選手に押されて出番が激減しながらもクサらず精進を重ね再び巡ってきたチャンスをしっかりモノにした畑田と、ここまで何かと苦労してきた3選手によるものというのがとても嬉しい。
最近の得点はほとんど宇野沢と勝又だけだったので、それ以外の選手のゴールは確実にチームを勢い付けてくれるだろうし、優勝するチームはエース以外に試合毎に“日替わりヒーロー”が出るのが常なので、今日の結果は今後に向けて明るい傾向と言えるだろう。

更にもう一つ挙げるとすれば、これまでのウチは大量得点になると試合終盤はコーナーでボールをキープするなどの時間稼ぎをしてやり過ごすパターンが多かったが、今日は終了の笛が鳴るまで全選手が貪欲に更なる追加点を狙って攻め続けたのも良かった。
欲を言えば、ライバルチームとの得失点差を考えると是非とももう1点欲しかったし、ゴールできるチャンスもあっただけに少し残念なところはあるが、選手達があれだけ前向きなプレーを見せてくれれば十分であり、その積極性は必ずや次の試合に生きてくるだろう。
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その“次の試合”は、現在2位のツエーゲン金沢との直接対決。
現在3位というウチの置かれた状況を考えると、ある意味先週の町田戦よりも重要な試合であり、首位攻防戦ではないからこの表現は本来は間違った使い方かもしれないけど、ウチとしては昇格圏内に食い込むための絶対負けられない“天王山”である。
金沢は今日も福島に2-1で勝利して4連勝と好調であり、また今度は敵地での戦いという事で、先週ウチが町田に味あわせた“アウェイ感”を今度はウチが受ける番になる訳で非常に厳しい戦いになるだろうが、先週や今日のような強い気持ちで戦えれば、そんな不利な状況も必ず突破できると信じている。

前回の対戦は、雨の東和田で先制したものの前半終了間際に追い付かれ、更に不可解な判定により数的不利にされて防戦一方となり終盤に逆転を許すという、これ以上無いような屈辱的な負け方をしてしまったが、そんな悔しい思いと優勝や昇格に賭ける本気の思いを、この一戦に全てぶつけよう!
金沢も悲願のJ2昇格に向けて死に物狂いでくるだろうが、そんな相手を上回る気迫で何が何でも勝って長野に戻ってこよう!

東和田の仇を西部緑地で!
今季のパルセイロの命運をかけた大決戦へ、いざ出陣!!!
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そして・・・

プレナスチャレンジリーグ2014第19節@静岡県・清水ナショナルトレーニングセンター東
清水第八プレアデス 0(0-3・0-3)6 AC長野パルセイロ・レディース

トップと並んで、レディースも下位チームの清水第八に快勝し順位も4位に浮上!
スタッツを見るとシュート数も25-1と圧倒していたし、常連の#10横山久美や#11橋浦さつきに加えて久々に先発出場の#24内山朋香が2ゴール、キャプテン#2田中菜実が2試合連続となる古巣への“恩返し”ゴールなど得点者にも嬉しい名前が連なっており、これもトップと同様に次の試合につながる結果だと思う。
それに何より、下位チーム相手に大量得点でしっかり勝ち切れたのはチームとしての地力が付いた証であり、自分もこの結果には大いに満足している。
そんなレディースの“次の試合”は強豪のスフィーダ世田谷とアウェイで対戦。
現在世田谷は6位とウチより2つも順位が下なのがちょっと信じられないが、実力的にはまだまだウチが上と余裕を持って戦える相手ではない事は確かだ。
それだけに、次節はウチがここまで成長してきた真価が試される非常に重要な試合と言えるだろう。
トップと同じく“最終クール全勝”という大きな目標のために、選手一丸となって難敵を撃破してくれるものと大いに期待している。
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