ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスチャレンジリーグ2014第21節 vsJAPANサッカーカレッジレディース
今年のチャレンジリーグも残り2試合にして自身最初で最後のアウェイ遠征だが、自分はこの日が来るのを春先の日程発表からずっと楽しみにしていた。
実は今日の開催地である新潟県長岡市は自分が小学生時代に3年半ほど住んでいた土地であり、しかも会場の市営陸上競技場は最初の1年ちょっと通っていた小学校のすぐ近くにあるという事で、今日はかなり早目に現地入りして試合前に住んでいた町内など当時の活動範囲を記憶を頼りに足の向くまま片っ端から回ってきた。
さすがに35年振りという事でかつて田んぼや空き地だった所はびっしり住宅や店が立ち並んで昔の面影はほとんど残されていなかったが、道路の線形や街の区画は大きくは変わっていないので歩いているうちに当時の記憶が何となく蘇ってきたし、自宅の2階からも見えていた近所の小さな公園やよく三角ベースをやっていた神社などはほぼそのまま残っていて、中でも公園は公衆トイレも当時のままで、ちょうどもよおしてきたので35年ぶりに感慨深く利用させてもらったりと、少しだけあの頃に戻れたような気がして有意義だった。(←貴重な思い出話のメインが便所かい!)
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と、小さなタイムトリップの締めとして長岡市民のソウルフードであるフレンドの『イタリアン』のランチを終え、いよいよ試合会場へ乗り込む。
ちなみにこの陸上競技場は当時利用した記憶が無いので会場自体には特に思い入れは無いが、長野でも有名な夏の長岡大花火大会はちょうどこの陸上競技場のすぐ裏手にある信濃川河川敷から打ち上げられ、自分も住んでいた当時は毎年この土手に来て花火を楽しんでいたし、スタンドから見える長岡市のシンボルの一つである長生橋(向かって右側の古めかしいトラス橋)は架け替えられないまま当時の姿をとどめており、背後の山並みと共にスタンドから見える景色は懐かしさ満点だった。

・・・って、そんな読者の皆様にはどーでもいい思い出話はいい加減に止めて気持ちを切り替えましょう。
さて、レディースは前節にASハリマに完敗して、昇格という大目標に続いて最終クール負け無し記録も止まり、また今日はアウェイゲームという事もあり高いモチベーションを維持するのが難しいとは思うが、対戦相手のJAPANサッカーカレッジレディースとは5月に大町で行われたホームゲームでは4-0と圧勝しながらも内容的にはほぼ互角だっただけに、今回も順位だけを見て気を緩めていると痛い目にあう。

一つでも上の順位でシーズンを終えるためにも、ここはしっかりした内容でスカッと快勝して佐久での最終戦に繋げたいところだが、果たしてどんな試合になったか、その結果は以下の通り。

JAPANサッカーカレッジレディース 2(0-1・2-2)3 AC長野パルセイロ・レディース
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パルセイロのキックオフで始まった試合は開始早々、#27國澤志乃が相手のディフェンスラインの動きを見計らって頭上をフワッと越すスルーパスを送ると、#10横山久美がオフサイドギリギリの絶妙なタイミングで裏に抜け出してボールを受け、GKと完全に1対1となったところで落ち着いてゴールを決め先取点ゲット!
シーズンも終盤に近い時期に途中加入した新司令塔の國澤とスーパーエース横山の見事なコンビネーションから生まれた実に鮮やかなゴールだった。

この電光石火の展開に「これから長岡市のお株を奪うオレンジ色の大花火大会が始まるか!?」と期待も膨らむが、そこから先はこう着状態のまま時間だけが流れていった感じになった。
最初は先制ゴールの勢いに乗ってウチが攻め込む場面が多かったが、JSCLはウチの選手場ボールを持つとすかさず2~3人で取り囲んで自由に動かせてもらえず、なかなかパスを繋いだりシュートまで持っていけない。
これは5月のホームでの対戦と同じような展開だったが、そうこうしているうちに相手は#10鳥海麻衣、#13工藤麻未、#18岩崎愛美といったスピードのある前線の選手がウチのエリアに斬れ込む場面が増えてきて、前半の中盤以降は逆に相手に押し込まれるシーンが多くなった。

それでも、ウチの守備陣は相手のスピードに必死についていきながら決して慌てず、ギリギリのところでしっかりクリアして点を与えなかった。
特に前半は「これはヤラれた・・・」と思った決定的なピンチが少なくとも2度あったが、1度目はエリア内で相手がシュートモーションに入りかけたところを#14浦崎優香がファールギリギリのバックチェックで未然に防ぎ、2度目はGKが完全に振られてガラ空きになったところを#18矢島由希が体を張ってシュートを止めた。
これら2選手を始め守備陣の踏ん張りが無ければ今日の勝利はあり得なかっただろう。

そんな訳で前半は“スミいち”のまま終了してしまったが、今日はベンチスタートだった#20内山智代と#26牧井毬音を後半開始から投入してから流れが変わった。
牧井が積極的にサイドアタックを仕掛け、内山智も持ち前の粘り強さでボールをキープしてリズムを作ると、後半9分、#11橋浦さつきのシュートをGKが弾いたこぼれ球を走り込んできた#20内山智代が必死に延ばした足にかけ、そこに当たって転がったボールが逆を突かれたGKが追い付く前にゴールに入り待望の2点目。
決してきれいなシュートではなかったが、内山智らしいボールへの執念が実を結んだ嬉しいゴールに、会場に駆け付けたパルサポも沸き返った。

更に後半17分には、コーナーキックを#2田中菜実が地面すれすれのところでうまくインサイドで合わせる技ありボレーシュートが決まって3点目。
この得点で勝負あった・・・かに思われたが、ホーム最終戦を白星で飾ろうと意気込むJSCLがここから反撃に出て徐々にウチの方に押し込んできて、いつの間にか形勢を逆転されてしまうくらいウチが守勢に回ってディフェンスラインも何となくバタバタしだし、後半41分、相手のサイドアタックから上がったクロスがウチの選手に当たって(誰に当たったかはその場では確認できず)そのままGKの逆をつかれてゴールに転がり込む痛恨のオウンゴールで遂に失点を喫してしまうと、アディショナルタイム突入間際にはJSCLきっての“危険人物”#10鳥海麻衣にエリア内に斬れ込まれたところを堪らず後ろから倒してしまいPKを献上し、それを決められて1点差まで迫られる。

結局その後は何とか踏ん張って逃げ切る事ができたが、JSCLのスピードの速さや攻守にわたる思い切りのよさ、そして最後まで試合を諦めない執念が強く印象に残り、同時にウチの詰めの甘さや判断力、展開力の未熟さがあぶり出された形となり、勝ちはしたものの素直には喜べない試合となった。
ウチも今年は順位的には上位につけているし、去年の最終戦で完敗したJSCLに今年は勝つ事ができて結果としては十分成長していると見る事もできるが、今日の試合を見るとまだまだ足りない部分も多く、選手達もさらに上のレベルを目指すためにも公式HPで各自コメントしているように悪かった点をしっかり修正し、またJSCLのホーム最終戦に賭ける執念をしっかり見習って来週の最終節に臨んでほしい。
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そう、来週は遂に今シーズンの最終戦を迎えるのだ。
そしてそのカードは、レディースの今年の“総決算”として最もふさわしいマッチアップじゃないだろうか。

対戦相手のJFAアカデミー福島には、ウチはチャレンジリーグ発足(=パルセイロ・レディース誕生)以来ずっと苦戦を強いられてきたが、そんな強敵相手にしっかり勝ち切る事ができればチームとしての今年1年間の成長を証明できるし、選手達にとっても大きな自信になるだろう。
それに現実問題として、一つ下の世田谷とは勝ち点が僅か1ポイント差なので、そちらの結果如何ではウチが負けてしまえばまた一つ順位を落として“尻すぼみ”でシーズンを終えてしまう恐れもある反面、勝てば別会場のASハリマが引き分け以下なら4位まで上げる事もできるので、一つでも上の順位でフィニッシュするためにも絶対に落とせない試合だ。
それに何よりac福島にはアウェイで一度引き分けた事があるだけなので、来年のリーグ再編でおそらく最後の対戦になるであろうこの試合で、“雑草魂”のレディースが“エリート少女軍団”に勝利する瞬間を是非ともこの目で見てみたい!

そんな諸々の思いを全てひっくるめて、選手達は試合終了後に倒れ込んで動けなくなってしまうくらいの覚悟で自身が持っている全ての力を注ぎ込み、何がなんでも勝利を掴み取ってほしい。
泣いても笑ってもレディースの今シーズンラストゲームを悔いの残らないよう全力で戦い、最後は笑って2014年シーズンを締めくくろうじゃありませんか!!
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明治安田生命J3リーグ2014第29節 vsSC相模原(トップ佐久陸ラストゲーム)
去年8月11日のHonda FC戦を皮切りに、ここまでJFL・天皇杯・J3と合計17試合が佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、遂に今日、トップチーム最終戦となる通算18戦目を迎える。
思えば初めて佐久陸に来た時は今日という日を迎えるまでかなり長い期間に感じられたが、いざその時が来てみるとあっという間という感じで、もう今日限りで佐久でトップの試合が行われないという実感がまだ湧いてこないのが今の率直な気持ちだ。
トップの佐久陸での通算成績は12勝3分2敗という好成績で、この場所でJFL優勝を成し遂げる事も出来たし、浅間山や八ヶ岳連峰を望む最高のロケーションや、数は少ないながら強烈な印象として記憶している2つの負け試合も含めて、この1年半の間で様々な喜怒哀楽を体験してすっかり愛着のあるスタジアムとなった。
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そんな濃密な思い出の詰まった佐久陸と今まで本当にお世話になってきた佐久の皆さんに感謝の気持ちを伝えるためにも、そしてもちろん三つ巴の優勝&昇格争いに喰らい付いていくためにも、今日の試合は何が何でも勝たねばならない。
対戦相手のSC相模原は前回の対戦ではオウンゴールで辛くも勝ちを拾った形になったなど非常に厳しいクロスゲームが多いが、今日はウチの持ち味を存分に発揮して、相性の良い佐久陸での最終戦にふさわしいスカッとした勝利を期待したいところだ。

午前中の『J-DREAMSスペシャルマッチ』(メッチャ面白かったけどここでは華麗にスルー)が呼び水となった事もあり開設以来最多の4,179人という観客と、こちらも最後の試合を一目見ようと思ったのかバッチリ姿を見せた浅間山の雄姿に見守られた中で行われた佐久陸最終戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(0-0・2-0)0 SC相模原
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芝生席もバックストレート部分のほとんどが埋まった光景に発奮したか、選手達は立ち上がりから気持ちのこもったプレーで積極的にゴールを目指すが、相模原もフィジカルが強く高い位置から激しいプレスをかけてくるプレースタイルゆえになかなかチャンスを作れず、また普段はそうでもないのに今日はどういう訳か選手達が芝に足を取られて滑ってしまうシーンが多かったり、気持ちが前に行き過ぎていたのか敵陣での呼吸が合わずにパスがつながらない場面も見られ、概ねウチが押していたものの全体的には一進一退の緊迫した流れのまま前半はスコアレスで終了。
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(写真の相模原14番は元パルセイロの寺田洋介選手。ウノのマークとして元気に頑張ってる姿に嬉しくなりました。)

選手達の動きは悪くないし守備も安定していたので失点の心配は薄かったが、とにかく引き分けも許されない状況なので何とか早い時間に1点取っておきたい・・・と願っていた後半が始まってほどなく、選手達は見事その願いに応えてくれた。
後半11分、#7佐藤が相手と競り合いながらも粘って敵陣に持ち込むと、中央フリーで待っていた#13勝又に絶妙なパス。
それを受けた勝又が一呼吸置いて思い切り右足を振り抜くと、佐久の思いを乗せたボールが豪快にゴールネットに突き刺さり、遂にパルセイロが先制!
ゴールした勝又が人差し指を天に高々と突き上げるすっかりお馴染みになったポーズを見せると、佐久陸が割れんばかりの歓声に包まれた。
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このゴールを契機に流れが一気にウチに傾いて圧倒的に攻めまくるイケイケな展開となり、また相手も意地を見せて反撃を仕掛けるも、前節鳥取戦の“神降臨”に引き続き当たりに当たっている#31田中謙吾を中心に守備陣も高い集中力で対応し簡単にはシュートを打たせない素晴らしいプレーを見せる。
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それでも、何度もスコアリングチャンスがありながら本当に惜しいところでゴールまで至らずなかなか次の1点が取れなかったが、後半37分に途中出場した#20野澤がやってくれた。
ピッチに入ってから僅か3分後に仕掛けた波状攻撃を相手が何とかクリアしたこぼれ球がゴール前どフリーの野澤の足元に転がり、それを「どーも、ごっつぁんです」とばかりGKが振られてガラ空きのゴールに流し込み追加点。
ゴールした野澤はそのまま自身のチャントの如くオレンジ色に染まったゴール裏に駆け寄り旧南長野よりはるかに高いフェンスをジャンプしてサポの中にダイブ!!
まさに“千両役者”を地で行くパフォーマンスにスタンドは大狂乱だ。
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これで野澤は6月の第14節J-22戦での『クロス上げたつもりがそのまま入っちゃった』ゴール以来の2得点目になるが、それにしてもノザという男、大観衆の中で出てきて早々オイシイところをちゃっかりいただいちゃって、いくら「何か持っている」ったて“持っている”にもホドがある。
ったくもー呆れたヤツだ! 実にケシカラン!!(ニコニコ♪ ニコニコ♪)
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今日の内容と2点目をあげた時間帯からこれで勝利は確実だったが、少ない残り時間も選手達は露骨な時間稼ぎはせず更なる追加点を取りに行く姿勢を見せ、アディショナルタイムもあっという間に過ぎて歓喜のタイムアップ。
これまで苦戦ばかりだった難敵・相模原相手に“完勝”ともいえる見事な内容で佐久陸最終戦を飾る事ができた。

自分は先週の記事の中で「次節は試合前に大きなイベントがあるので、2年前の南長野での悪夢の再現になるんじゃないかという嫌な予感がしている」と書いたが、そんな心配は全くの杞憂に終わった。
今日の選手達からは8月の東和田での町田戦と同じくらいの気迫が伝わってきて、時間を追うごとにその気迫が相模原の選手達を飲み込んでいったように感じた。
相模原だって気持ちの強さはなかなかのものだと自分は一目置いているが、そんな相手を気迫で一蹴したんだから、「佐久での最後の試合に恥ずかしいプレーは絶対に見せられない」という選手達の思いが本当に強かったんだろう。
この試合を見た佐久の方々も、きっと「今度は長野まで行ってパルセイロの試合が見たい」と思っていただいたに違いないと、長野市民として勝手に確信しております。
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今日は3位の町田が盛岡と引き分けたため、これで両者の勝ち点差が3に開き、最低限のノルマである昇格圏内の確保に明るい光が見えてきた。
とはいえまだ得失点差は町田の方が4点多いからウチが1度コケると簡単に3位に転落してしまうので油断は禁物。
また目標はあくまでも優勝なので、金沢もなかなか負けてくれず差が縮まらない中で試合数が刻々と減っていくが、決して諦めず粘り強く勝ち続けてプレッシャーをかけていきましょう。

次節は再来週、アウェイでの藤枝MYFC戦となる。
藤枝も順位はブービーの11位ながらウチが苦手としているチームで、佐久での貴重(?)な2敗の中の1つ、雨中の4失点大敗という思い出したくもない試合を筆頭に厳しい試合ばかりの印象があるが、ここを今日のような内容で撃破できれば更に勢いに乗れるだろう。
ただし、ウチは今日のような強い気迫が長続きしない傾向もある(決して選手達を信頼していない訳じゃないですよ。ただ思い入れが強い分だけ不安も多くて・・・)から、決して気持ちを緩める事なく「あの4失点の借りを倍返しだ!」(←ちょっと古いね)くらいの勢いでエコパに乗り込んでほしい。
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さて、これを持ってトップチームの佐久での試合は本当におしまい。
まだレディースの試合が1つ残っているが、一つの区切りとしてこの場を借りていちパルサポとして佐久の皆様にお礼を申し上げたい。

思えば南長野総合球技場の改修工事期間中の代替ホームスタジアムとして佐久市に手を上げていただいたおかげで、南長野改修工事も本格着工する事ができたし、クラブも安心して試合に臨めたし、我々サポもこうしてパルセイロの試合を引き続き楽しむ事ができた訳で、もし佐久市に名乗り出てもらわなかったら今頃どうなっていたんだろう・・・最悪の場合、使える会場を求めて転々とするジプシーみたいな1年半になっていたかもしれない・・・と思うとゾッとしてしまう。
そういった意味では、佐久市はパルセイロにとって“命の恩人”といっても決して過言ではないだろう。
佐久市が代替ホームタウンを引き受けていただいた当時は、パルセイロはまだ長野市民にもあまり名前が知られておらず南長野の観客動員も平均3000人がかなり大きなハードルとなっていたくらいだから、佐久ではパルセイロの“パ”の字も知らない人が大半だったと思うが、そんな中でのホームタウン誘致は本当に思い切った決断であったと思う。

海のものとも山のものとも分からないパルセイロの可能性を信じ“大英断”をしていただいた佐久の若きリーダー・栁田清二市長を始め、スタジアムの管理や臨時駐車場の提供、広報誌によるパルセイロのPRなど様々な支援をしていただいた佐久市役所職員の皆様、試合運営を陰で支えてくださった佐久のボランティアの皆様(今度は来月の東和田で、そして新装南長野で存分に試合を楽しんでください)、会場に足を運び応援してくださった佐久市を始め東信地方在住の観客の皆様、点在する臨時駐車場からくまなくシャトルバスを運行しスタジアムへの足を確保していただいた千曲バス様や、その他パルセイロの活動を理解し支えてくださった東信地方のスポンサー企業の皆様、鉄道の玄関口として街をあげてクラブを盛り上げてくださった中込商店街の皆様、スタジアムの“華”としてホームゲームの話題作りに大きく貢献してくれた佐久市並びに日本国非公認ゆるキャラのハイぶりっ子ちゃん、その他パルセイロに関わっていただいた全ての東信の皆様に、長野市在住のいちパルサポとして心から、本当に心から感謝申し上げます。

そんな佐久の皆様のご恩に報いるためにも残り4試合を全力で戦って勝利を重ね、必ずやJ2昇格という悲願を達成させようじゃありませんか!!!
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プレナスチャレンジリーグ2014第20節 vsASハリマ アルビオン(+トップ試合雑感)
今日は3連休の中日という事で自分は鳥取遠征を早くから計画していたのだが、ゴールデンウィークの秋田戦に続いてまたしても仕事絡みで断念せざるを得なくなってしまった。
また“乗り鉄”で沖縄を除く全国の鉄路をくまなく回ってきた自分にとって、山陰は四国と並んで日本中で最も魅力を感じる地域なので、試合観戦の他にも楽しみにしていた鳥取県への旅が流れてしまったのも本当に残念だ。
去年も京都・仙台・香川と予定していた長距離遠征が全て仕事で流れてしまったが、これだけ巡り合わせが悪いとさすがに気持ちもヘコんでくる。

ただ、ウチにはもう一つレディースという熱く応援できるチームがあり、今日はトップの試合に勝るとも劣らない興味深い対戦が佐久で行われる。
今日の対戦相手であるASハリマ アルビオンは、ここまでの総得点は22で16チーム中11位ながら総失点は13でリーグ最少となっており、その鉄壁の守備力を武器に昇格1年目ながらウチの上を行く4位につける大健闘を見せている。
そして迎え撃つ我等がパルセイロ・レディースは現在の総得点が62で2番手の日体大に8点差をつけてダントツの最多得点を誇っており、1試合当たり3.26得点のウチと0.68失点のハリマとの“ホコ×タテ対決”は純粋にサッカーの試合を楽しむには最高のマッチアップといえる。
また勝ち点1差で4位の座を争う直接対決でもあり、レディースにとってこの試合はチーム力の真価が問われるとても重要な意味を持った試合になってくる。

1つでも上の順位で終えるためにも、最終クール無敗という目標のためにも是が非でもモノにしたいこの試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-2・1-2)4 ASハリマ アルビオン
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試合は早くも前半8分、ハリマがコーナーキックをニアに詰めていた#16千葉園子にうまく頭で合わされて先制を許す。
順位表のデータからハリマは“守備のチーム”というのが頭にあったので、戦前の予想としてはウチがガンガン攻め立てて自陣で粘り強く守るハリマがカウンターで応戦するという図式を勝手に想像していたが、その予想とは裏腹に相手も普通に攻撃を仕掛け、しかも早々に得点されるという予想外の展開だったので、失点の瞬間は悔しいというよりキツネにつままれたような気持ちになった。

それにしても、相手にこんなに早く点を与えてしまっては“1試合当たり0.68失点”のデータでいけば敵の思うツボな展開になってしまうのでは・・・と不安になってきたが、ウチだって“1試合当たり3.26得点”のチームだし、ここは気持ちを切り替えてデータ通りの結果を出してほしいと期待を込めて見守り、また選手達もその期待に応えて積極的に敵陣に攻め上がっていき、失点後は概ねウチが押し気味な展開となる。

ただ、やはりリードされているので「早く追い付かなれれば」という焦りがあったのか、いいところまではいくものの最後の連係がうまくいかずにシュートまで持っていけなかったり、またシュートを打っても力が弱くて簡単にセーブされてしまったりしていたし、クロスバーを叩いた惜しいシュートが2本ほどあるなど不運な点もあった。
またハリマも、攻め込むウチの選手への寄せが早くボールを持ってもすぐに2~3人に囲まれてしまうし、体の入れ方も上手くて効果的なシュートを打たせてもらえない。

そうこうしている間に時間が流れ、前半はこのまま0-1で折り返しか・・・と思われたアディショナルタイムの終了間際、ハリマの#22酒井望が左サイドのミドルの位置から蹴ったボールがそのままニアのゴール隅に吸い込まれるように入っていき、手痛い2失点目を喫してしまう。
この失点シーンも決して崩されてのものやミスによるものではなく、自分も「クロスを上げるのだろう」と思って見ていたのがスーッと入っちゃったもんだから、1失点目に続いてまたしてもキツネにつままれたような感じで、あっけにとられたままハーフタイムに入ってしまった。

なんだか今日はちょっとおかしいぞ?
別にウチが圧倒的に押されている訳でもないのにいつの間にか2失点もしてしまった。
しかし、“0.68失点”のチームに前半だけでこれだけ点差を付けられてはいよいよヤバくなってくるし、ここは何としても早めに1点取って流れを変えなければ・・・と思っていたが、その“次の1点”はハリマに入ってしまった。
カウンターで右サイドをえぐられ、ゴール前中央フリーで待っていた#16千葉園子にドンピシャのクロスが送られ、それを難なく決められて3失点目。
この電光石火の鮮やかなコンビプレーには、自分もまたしてもポカンと口をあけて見ているしかなかった。

この失点はさすがに堪えたようで、ウチもなんとか反撃しようと前へと向かう気持ちはあるのだが、後半32分に#10横山久美が意地の突破で1点返すも、それ以外は相手の絶妙なチェックや焦りからくる連係の悪さで思うような攻撃ができず、逆にアディショナルタイム突入直前にコーナーキックからのこぼれ球を押し込まれてダメ押しの4失点目を喫し万事休すで、戦前に予想していた1点を争う緊迫の“ホコ×タテ対決”とは全く逆の内容と結果になってしまった。

それにしてもこのASハリマというチーム、なかなかの試合巧者だ。
普通“守備が固いチーム”といえばゴール前に人数をかけてガチガチに固めるフォーメーションを想像するが、ハリマはそんな“ドン引き”の戦術はとらず、その代わり前記のようにウチがボールを持った時のカバーリングの早さや体の入れ方の上手さなどの“対応力”でウチは見事に攻撃を封じられた感じだ。
また攻撃に関しても、特に際立ったプレーをする選手は見られなかったしポゼッションサッカーに秀でている訳でもなかったが、ひとたびボールを持つと的確にパスを通してウチのゴールを脅かし、また少ないチャンスをしっかりモノにする確実性もあるし、要は攻守共に基本がしっかりした好チームという印象を受けた。

対するウチは、11-8というシュート数が示すようにどちらかといえば押し気味な展開だったものの、敵陣に入ってからの連係が悪くみすみすチャンスを逃してしまったり、決定的なシュートがことごとく枠を外してしまったりで全体的にプレーに粗さが目立ち、そういった“正確性”や“基本”の部分でのちょっとした差が積み重なってあれだけの差になって出てきたんじゃないかと思う。

ハリマも突出した個人技を持った選手がいる訳でもないし、フィジカルやスピードが目を見張るほどスゴい訳でもないが、非常にバランスのとれたチームで、昇格初年度で4位につけているのも大いに納得できる。
ウチは来シーズンも1部昇格という高い目標を持ってなでしこ2部を戦っていく上で、リーグ再編で常盤木や日体大と別れても「ライバルが減った」と喜べないような難敵が現れた感じだが、それを実感できただけでも会場に足を運んだ価値はあったと思う。
そりゃ自分だってレディースには順調に階段を昇って近いうちに1部に行ってほしいが、ハリマのようなライバルが多ければ多いほど応援のしがいもあるしリーグ自体も盛り上がるから、パルサポの立場でなく女子サッカー(マイナーリーグ)ファンとしてはハリマのようなチームの出現はウェルカムだ。
来シーズンはお互いにどこまでレベルアップしているか。
ASハリマとの来年の戦いが、今からとても楽しみになってきた。

そして次節は再来週、アウェイでJAPANサッカーカレッジレディースと対戦する。
残念ながら最終クール無敗の目標は潰えてしまったが、勝ち点1差に迫ってきた6位の世田谷に抜かれないためにも、そして今シーズンのレディース成長の証を見せるためにも、今日の敗戦で落ち込んでいる場合じゃなく全力で勝ちにいきたいところだ。
今年のチャレンジリーグもあと2試合を残すのみとなったが、最後の最後まで1つでも上の順位を目指して走り抜いてほしい。

そして・・・

明治安田生命J3リーグ第28節@鳥取県・チュウブYAJINスタジアム
ガイナーレ鳥取 1(1-0・0-1)1 AC長野パルセイロ

優勝と昇格に向けてのキーポイントとなるこの試合は、結局1-1のドローに終わってしまった。
勝ち点3を上積みできなかったのは本当に残念だが、J3リーグHPの戦評によると全体的に鳥取に押し込まれていたようで、前半のアディショナルタイムに不運な形で失点を許すという嫌な流れだったが、試合終了間際に執念でPKを勝ち取り引き分けに持ち込んだのは次につながる明るい材料だと思う。
そして今日のもう一つの注目カードである町田vs金沢の直接対決も0-0の痛み分けに終わったが、勝てなかったウチとしては昇格圏内の2位を死守し優勝の望みも残ったという意味では理想的な結果だったんじゃないだろうか。
何より、これだけ勝ち点を落としてもなお優勝や昇格の望みをつないでいられる幸運に感謝しなければならないだろう。

これで順位も勝ち点差も前節までと変わらないまま残り試合だけが1つ減った形となり、リーグは最終盤に向けてますますシビれる展開になってきた。
そして次節は、いよいよ佐久で行われるJ3リーグ最後の試合。
この試合前には新佐久市誕生10周年と佐久陸最終戦の記念として、試合前に錚々たるJリーグOBを集めて『J-DREAMSスペシャルマッチ』が行われるとの事で自分も楽しみにしているのだが、その反面ちょっとイヤな予感もしている。
試合前の一大イベントといえば、2年前に元アイドルの女性タレントを招いて大々的なサッカーイベントを行ったが、その後の試合で当時JFL昇格初年度で下位に苦しんでいたHOYO大分(現ヴェルスパ大分)に全く覇気のない内容で惨敗を喫してしまったのを今でも鮮明に覚えており、今回も同じような事が起こらないかと心配している。
当時は観客3000人超やテレビ中継のある試合で勝てないというアホみたいなジンクスが継続していた頃で、それらをほぼ完全に払拭した現在はそんな心配はしなくてもいいのかもしれないが、あの時もイベントのフワフワした雰囲気が残ったまま選手もサポも何となく試合に入ってしまったのも敗因の一つと考えており、今回は同じ轍を踏まないように十分に気を付けなければならないと思う。
ましてや次節は、小手先だけのプレーでは絶対に勝てない、ウチが苦手としている難敵・SC相模原が相手だけに、余計に気を引き締めてかからなければならない。

次節のポイントは、選手達は午前中のイベントは無いものとして余計な事は考えず、目の前の試合に最大限の集中力で臨む事。
そして一つ頭に入れておくのは、佐久でのトップチーム最後の試合という事で、今まで散々お世話になってきた佐久の皆様のために絶対に恥ずかしい試合にはしない事。
選手達は、来週は長野市民の事は考えなくて結構。
ただひたすら佐久の方々のために死に物狂いで戦い、何が何でも勝利を掴みとってほしい。
そして我々スタンドとしては、イベント自体は大いに楽しみつつ、それが終わったら午前中の空気を完全に入れ替えていつもの戦闘モードで試合に臨む事。
会場の空気を入れ替えるのは観客の重要な役目だから、この点は各自しっかり心得ておきましょう。

逆転優勝のために、悲願のJ2昇格のために、そして何より次節は佐久市のために、絶対に勝って佐久陸でのトップの試合を締めくくろうじゃないか!!!
明治安田生命J3リーグ2014第27節 vsJリーグ・アンダー22選抜 on USTREAM
J2昇格に向けて絶対に負けられない試合が続くパルセイロ。
今日は近づいている大型台風の影響で生憎の雨降りだが、こんな時こそ会場に駆けつけて声援を送りたいところだったが、自分は風邪と過労が重なって体調が思わしくなく、今日は大事を取って欠席させていただいた。
しかし、今日の試合は『愛TVながの』でネット中継されたので、自宅で画面を通して戦況を見守っていた。
確か前にも一度このネット中継のお世話になった事があったが、おかげ様で自宅に居ながらにしてパルセイロの試合を楽しむ事ができ、会場に行きたくても行かれないサポにとって本当にありがたい事だ。
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で、会場で雨に当たらずぬくぬくとネット観戦の身なので今日は試合の流れの詳細についてはスルーさせていただくが、5-0という大差でJリーグ・アンダー22選抜に大勝する事ができた。
今日のウチは序盤から積極的に前へ行こうという姿勢が画面上からも感じられたし、パスもよくつながって久々にウチらしい流れるような攻撃サッカーを堪能できた。
特に先取点のシーンは、#10宇野沢がサイドを駆け上がってのボールキープから短いパスをつないで相手の守備陣を翻弄し、最後はフリーの#13勝又が落ち着いてゴールを決めるという、久しくお目にかかれなかったパスで相手を崩しての見事なものだった。
また、後半のアディショナルタイムに#11畑田が豪快なミドルシュートを決めるなど、どんなに点差を離しても最後まで積極的に追加点を取りに行こうという気持ちも伝わってきたし、欲を言えばあと2~3点は取れていたかな?・・・というところもあったけど、とりあえずはこれだけの大差で勝ててよかった。
ネット中継は選手達がゴール裏でラインダンスの儀式を終えたところで終わったが、その最後に今季途中までパルセイロに所属していたJ-22の#13三根選手(京都サンガ)が挨拶に来てウチの選手達と握手をしたり抱き合っていたシーンが映し出されており、あれも心温まる光景だったな~。
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佐久陸に足を運び応援された皆さんにおかれましては、大雨の中での熱い応援、本当にお疲れ様でした。
でも、そんな中であれだけのゴールラッシュが見られて、本当に行った甲斐があったというものでしょうね。
季節の変わり目で気温も低くなっているし、くれぐれも風邪などひかれませんように・・・

この快勝に加え、今日は他会場で町田が鳥取に敗れたため、ウチは2位に再浮上するという朗報もあった。
一度は気持ちも折れかけたが、こうやって再び昇格圏内に上がるとまた勇気と希望が湧いてくるというものだ。

ただし、今日の快勝は相手がJ-22だったからできた事であり、その他のチームが相手だったらこんな大差はつかなかったと思う。
ここで誤解してほしくないのは、これは別にJ-22をバカにしている訳じゃない。
J-22というチームはご存じのように金曜日にメンバーが招集されて土曜日1日だけの全体練習で試合に臨むだけに、自分達の連係などで手一杯で相手に対する対策は二の次、三の次になり、試合運びも“相手の長所を潰す”というより“自分達のベストを尽くす”というプレースタイルになるから、ウチとしても付け入る隙が大いに出てくる訳だ。
確かに選手個々のスキルはJ-22の方が勝っているかもしれないが、サッカーは戦術やシステムの話題だけで何時間でも話ができるほどチームとしての連係が重要な競技なので、J-22には失礼ながら、そんな“即席チーム”が相手なら今日の結果も必然といえば必然と言えるだろう。

だからこそこの大勝は今日でスッパリ忘れて、次節はまた気持ちを引き締めて臨んでほしい。
その次節は、ウチにとっては町田を負かす“ナイスアシスト”をしてくれたガイナーレ鳥取とアウェイでの対戦だ。
前回の対戦、疑惑のPK判定により土壇場で追い付かれ引き分けに持ち込まれた7月の佐久での試合以降、鳥取は6勝2分1敗と好調をキープしており、また今日の試合と違ってウチの攻撃に対する対策もしっかり実践してくると思うし、何より数字の上ではウチとの勝ち点差が7でまだ昇格圏内に入る可能性を残しているので、ホームの声援の後押しを受けて死に物狂いでウチを倒しに来る事だろう。
そんな難敵を打ち破るには、相手を上回る『絶対に勝ちたい』という強い気持ちが必要だ。
少なくとも今日のような試合運びを想定して臨んだら、相手の術中にハマって思うような攻撃ができず、そのうち積極性もなくなって相手の勢いに押し込まれてしまうという、今季最悪の内容だった先月のアウェイ・金沢戦の二の舞になってしまう。

次節はその他に金沢と町田の直接対決もあり、今年のJ3リーグの結果を占うキーポイントとなる重要な節になるが、ウチはそんな他所の結果がどうであれ、とにかく勝ち続けるしか道はない。
せっかく戻ってきた昇格圏内から今度こそ脱落しないためにも、「石にかじりついてでもこの位置をキープしてやる!」という強い気持ちで何が何でも勝ち点3を掴み取ってほしい。
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