ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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アイスホッケーMウェーブ社長杯決勝戦 vsFNC
先週の日光でのアジアリーグに引き続き2週連続のアイスホッケー観戦は、Mウェーブ社長杯の決勝戦。
そしてパルセイロIHが対戦するのは、毎回互角の戦いを繰り広げるライバルチーム・FNCという事で、今回も好勝負が見られる事を期待してエムウェーブへ向かった。
今シーズン最後のアイスホッケー観戦、そしてパルセイロIHにとっては市民リーグとの2冠がかかる負けられない一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロIH 17(5-2・5-2・7-0)4 FNC
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1P序盤に早くもパルセイロがペナルティを取られるピンチがあったものの、相手のパワープレー中に#22塚田(宙)が自陣ブルーライン付近でパスカットしてそのまま攻め込み見事なショートハンドゴールを決める幸先の良い立ち上がりだったが、そのすぐ後に逆にターンオーバーから失点すると、時間をおかずに連続失点を許し逆転されてしまう。
しかし、その後は#21大町の2連続ゴールで再逆転し、更に追加点(得点者は失念しました。ゴールした選手ごめんね。。。)を入れピリオドの仕上げに#21大町からのパスを#10相馬がきれいに合わせてゴールと、怒涛の連続得点で難敵・FNCを突き放す。
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続く2Pも、#21大町がどフリーでゴールを決めた後はFNCの反撃でシュート&リバウンドを許し失点したものの、そこからスピードに乗ったプレーで4連続得点。
ピリオド終盤に相手の強烈なスラップショットが決まって少しだけ点差は縮まったものの、終始ウチのペースで試合を進め、「おそらく混戦になるだろう」という戦前の予想とは裏腹に早くも楽勝ムードに。
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そして3Pは、大差がついて流し気味のプレーになるかと思いきや、今日も大勢訪れ大きな声援を送るパルサポに乗せられたか攻撃の手を緩めず、#21大町がゴール前で溜めて溜めてバックハンドシュートの個人技に、#90水口のシュートのこぼれ球を#84塚田(和)がしっかり押し込み、#22塚田(宙)が正面からのミドル、#14(HPのリストに無いため名前不明)はゴール前に斬れ込んでのファインゴール、#74(同じく名前不明)はゴール前の混戦からこぼれ球を押し込み、仕上げに#90水口が大町選手ばりの鮮やかなパックハンドリングでGKを振り切ってのビューティフルゴールと、このピリオドだけで取りも取ったり7得点!
結局、終わってみれば17対4という大差での完勝と相成った。
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今日の試合を見ての率直な感想として、パルセイロが勝ったのは当然嬉しかったが、いつもはスピードでもフィジカルでもウチと互角に渡り合い敵ながら見ているこちらが思わずニヤリとするような試合巧者ぶりを見せるFNCが、今日は何だかイマイチ元気が無かったかな・・・といった感じだった。
ただ、これはFNCがダメダメだったというよりも、パルセイロの選手達が素晴らしい動きを見せていたのだと思う。
ウチは積極的にフォアチェックを仕掛けて高い位置でパックを奪い相手になかなか攻撃の形を作らせなかったし、ゴール前まで攻め込まれてもDF陣がうまくスティックを出してスコアリングチャンスを与えず、フィジカルが強いFNCが得意な“接近戦”に持ち込ませなかった。
それに何より、3ピリオド45分間を最後まで運動量が落ちず走り抜きスタミナ面で相手を圧倒していて、スピードの面でもテクニックの面でも選手達の成長ぶりが非常に目立った感じを受けた。
これも名将・運上一美HCの指導力と選手達の日々の努力の賜物だろう。
とにもかくにも、今シーズン最後の試合を最高の形で締めくくれて本当によかった。
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という訳で今シーズンの自分のアイスホッケー観戦もこれにて無事終了となったが、来シーズンに向けてこの場を借りて長野市(または長野県)アイスホッケー連盟の方々にいくつかお願いや要望があります。
まず長野市民リーグですが、クラブのホームページ告知でパルセイロIHの試合日程は辛うじて知る事ができますが、その他の情報が皆無のため、連盟のホームページで少なくともリーグ全体の日程表や順位表(勝敗表)をアップしていただきたいと思います。
また試合会場は、エムウェーブのリンクサイドでの観戦も確かに迫力があるけど、試合全体の流れが見やすく座って観戦できるビッグハットでのゲームをもっと増やしてほしいと思います。
もっとも、ビッグハットでの開催は施設使用料やスタンドの管理等、少ない予算や限られた人員の中で運営するのに厳しい面があるかと思うけど、パルセイロIHトップチームの参戦で今までサッカーしか見てこなかったパルサポの方々もアイスホッケーに興味を持ちリンクに足を運ぶ観客も多くなってきているので、来シーズンは“見せるスポーツ”として興行面でも一歩踏み込んだ運営をしていただければと思っています。

それと試合情報に関して付け加えると、今シーズンもJ-アイス・セントラルの試合が軽井沢で行われたようですが、県連盟のHPには事前に試合日程の情報が無く結果の事後報告だけで、このリーグの試合を見たかった自分としては本当に残念でした。
J-アイスは一応はアジアリーグに次ぐレベルを誇る国内リーグで、ビッグハットで大きな試合が行われない今となっては長野のホッケーファンが地元で見られる貴重な大会なので、地元ファンのためにもJ-アイスの日程を是非とも県連盟のHPで知らせてほしいです。
(J-アイスについては本当は“大元締”の日本アイスホッケー連盟が世話するべきだけど、何しろ日ア連はこれら下位リーグに関しては全くヤル気が無くて、怒りを通り越してただだた呆れるだけの“腰抜け状態”なので、せめて県ア連でフォローしてやってくださいませ。)

これら積極的な試合情報の開示で観客が多くなれば、パルセイロだけでなく対戦相手の選手達も張り合いを持って試合に臨む事ができると思うし、ゆくゆくは長野のアイスホッケーの活性化にもつながってくると思うので、前記のように少ない予算や人員の中で大変なのは重々承知ですが、心からホッケーを愛するいちファンの願いを一つでも叶えてくださいますよう、どうか前向きな対応をよろしくお願いします!!
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アイスホッケーアジアリーグ2014-2015 HC栃木日光アイスバックスvsサハリン@日光
パルセイロは男女ともトレーニングマッチをこなして開幕に向けて着々と準備をしているが、一方でアイスホッケーアジアリーグは先週末がレギュラーリーグ最終節という事で、自分が愛するもう一つの“オレンジ軍団”、栃木日光アイスバックスの今シーズン最後の雄姿を見に栃木県は日光霧降アイスアリーナに行ってきた。

バックスは以前もここで取り上げたように年末の全日本選手権で悲願の優勝を成し遂げたものの、リーグ戦は年明け早々からの中国遠征や二度に分けての韓国遠征等のハードスケジュールで大きく負け越して7位以下の順位が確定し、今季も残念ながらプレーオフ出場権を逃してしまった。
そんなバックスの対戦相手は、アジアリーグ発足初年度の2004-2005年に僅か1シーズンだけ在籍していたゴールデンアムール以来10シーズン振りに極東ロシアから参戦したサハリン。
会場にはロシア語の大きなダンマクがかかり、ロシアオリンピックチームのアウターを着込んだ熱心なロシア人のオッチャンのアツい声援と打ち振られるロシア国旗が新鮮だった。
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そのサハリンはさすがアイスホッケー強豪国・ロシアのチームだけあって、新規加入チームにもかかわらずレギュラーリーグで2位につける強さを発揮しているが、バックスとしてもプレーオフ進出の目はなくなったとはいえ会場に足を運んだ熱心なファンの前で無様な姿は見せられないし、来シーズンに繋げるためにも良い形で最終節を終わらせたいところだが、今季のアジアリーグ見納めとなった先週末の試合結果は以下の通り。

【土曜日】
HC栃木日光アイスバックス 4(1-1・0-2・2-0・OT1-0)3 サハリン
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まず土曜日は1P序盤2分12秒にバックスのペナルティによる数的不利なキルプレーに先取点を許し、その後も概ね相手ペースで試合が進み、終盤にもバックスがペナルティをとられて「1Pはこのままビハインドで終了か・・・」と思っていたが、そのキルプレー時にご存じ長野の至宝・#48上野拓紀が自陣ブルーライン付近でパスカットすると、そのまま猛然と敵陣に斬れ込んで目にもとまらぬ速さでゴールを決める、ずっと試合を見てきた地元ファンからも「今シーズン最高のスーパーゴール」と絶賛された鮮やかなショートハンドゴールで1P終了2秒前に同点に持ち込む。

これで勢いに乗りたい2Pは、その期待に応えるように動きもよくなって何度か大きなスコアリングチャンスがあったもののいずれもあと一歩のところで決めきれず(このあたり、バックスと同じ色のどっかのチームと似てますな・・・)逆に2失点を喫してしまう。
決して防戦一方ではなくそれなりに攻め込んでいるのになかなか結果が出ない何とももどかしい展開だったが、3Pの序盤2分56秒に#5クレッグ・スイッツァーがゴールを決めてそんなモヤモヤを払拭すると、終盤の17分04秒に#17飯村喜則のミドルシュートが決まって遂に同点に追いつき、5分間のサドンビクトリー方式によるオーバータイムの2分06秒、チーム内で唯一、前身の古河電工時代からプレーしているレジェンド・#34高橋淳一がブルーライン付近から放った渾身のスラップショットがゴール左隅に突き刺さり、スタンド総立ちの劇的過ぎるサヨナラ勝利を収めた。
試合後、ヒーローの高橋選手はインタビューで「今ヒロキ(上野選手)がゴールランキングで首位にいるので、明日は皆さんの声援でヒロキを得点王にしてやってください!」と自身のゴールよりチームメイトを思いやる発言をしてスタンドを沸かせた。
さすが多くの修羅場を経験してきた頼れる大ベテラン、泣かせるコメントだぜ!!

【日曜日】
HC栃木日光アイスバックス 5(4-1・0-3・1-1・OT0-1)6 サハリン
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そしてシーズン最終戦という事もあり満員御礼となった日曜日は、開始早々に勃発した乱闘絡みのゴタゴタで得たフィールドプレーヤー5人対3人のパワープレーチャンスを確実にモノにして先制すると、中盤に失点を許すものの、前日のサヨナラゲームの勢いそのままに14分23秒・17分16秒・19分59秒と3連続得点で4-1と突き放す。(しかも4点目は見ての通り終了間際に決まった“ブザービーター”!)

この1Pの4点のうち3点はパワープレーゴールで、バックスは代々パワープレー成功率が非常に悪かったのにこの日はここまで全てのパワープレーチャンスでゴールしており、これまで何度も不甲斐ないプレーを見てきた自分としては何だか気味が悪いくらい上手く行き過ぎていて笑いが止まらなかったが、2Pは気持ちが浮ついてプレーが軽くなったところを突かれて立ち上がり早々とピリオド中盤の失点で猛追され、1Pのお祭り気分も束の間、16分35秒の失点で試合を振り出しに戻されてしまう。

そして迎えた勝負の3Pは両者の意地と意地がぶつかり合う激しい攻防となったが、そんな中で中盤の9分21秒、長野の・・・いや、日本の至宝・#48上野拓紀のゴールで遂に勝ち越して霧降のボルテージも最高潮に達する。
こうなれば後は残り時間を凌いで逃げ切るだけで、スタンドも隣の人の声も聞こえないほどの手拍子と大声援で選手を後押ししたが、そこは実力者のサハリン、木曜日の連戦初戦も敗れているので3連敗だけは絶対にしたくないと残り2分からGKをベンチに上げて6人攻撃を仕掛け、その猛攻に耐え切れずあと50秒足らずという土壇場で遂に失点を許して2日連続のオーバータイムに突入。
その立ち上がりにレフリーの不可解極まりないジャッジでバックスがメンバーオーバーのペナルティを取られ、数的不利な状況の中で相手の圧倒的な猛攻に必死のディフェンスで応戦したが、あと十数秒でペナルティも明けようかという1分45秒にGKとポストとの僅かな隙間に打たれたシュートにGK#清川和彦も反応したもののパックは無情にもゴールラインを越えて氷上に落ち、その瞬間ゲームオーバーとなってしまった。

最後のゴールの瞬間、会場はまさに割れんばかりだった大声援から一転して水を打ったように静まり返ってしまったが、すぐに選手達の健闘を讃える温かい拍手が沸き上がり、また相手が退場する際にバックス応援エリア付近を中心に「サ・ハ・リン! サ・ハ・リン!」の大コールが起きて選手達も大きく手を振って笑顔で応えリンクを後にするという、とても心温まるシーンが繰り広げられたし、2日連続で手に汗握る大熱戦が見られて自分も大満足で帰路に着いた。

この日曜日の試合は1Pの大量リードを思えば勝てなかったのが本当に悔しいが、選手達は最後まで諦めず堂々と戦い抜く姿勢を見せてくれたし、しかもただ頑張っただけではなく、2戦連続オーバータイムの消耗戦にもかかわらず最後まで足が止まっていなかったし、パックにも相手選手にも果敢に向かっていく姿勢が見えており、また体格のハンデを感じさせないほどフィジカル面でも互角に渡り合っていたなど、前回観戦した昨年末の試合より内容的には格段に良くなっていた。
それに何より、これまでのバックスは長年の“負けグセ”がチーム内に染み込んでいて気持ちで相手に負けているところが大きかったが、この2戦は既にプレーオフの道が絶たれているにも関わらず最後まで強い気持ちで闘う姿勢が伝わってきて、メンタル面でタフに成長してくれたのが一番嬉しい。

結局、今シーズンのバックスは20勝28敗・勝ち点58で9チーム中8位という“定位置”で終わってしまったが、チーム力は少しずつでも確実に成長していると思う。
これは自分個人の考え方だが、こういったチームスポーツは、弱いチームであればあるほど、方向性さえ間違っていなければ結果が出なかったからと言って簡単に指導者を変えずに腰を据えてチームを作っていく“継続性”が一番重要だと思っている。
バックスの場合、これまではクラブのフトコロ事情などもあって監督が短期間で変わっていたのでなかなかチームが熟成できずにいたが、岩本裕司監督が就任して2シーズンを経てバックスもようやく戦えるチームになってきたかな・・・と感じており、是非とも来シーズンも、そしてしばらくはずっと岩本体制を維持してじっくりチームを作り上げていってほしいと願っている。

ところで気になる個人タイトルだが、長野のホッケーファンが“神”と仰ぐ上野拓紀選手はレギュラーリーグ全日程を終えて40ゴール・40アシスト・80ポイント(ゴールとアシストの合計)で得点王とポイント王の2冠を達成!(ポイントは韓国・High-1のスイフト選手と同数)
ファンとの交流会ではサインをもらう列が常にダントツで一番長くなるなど、もはや名実共にチームの“顔”となった上野選手のタイトル獲得を自分も本当に誇りに思う。
そしてそんな上野選手を擁し、パルセイロと同様にスポーツを通じて地域に貢献し真のスポーツ文化構築のために活動する栃木日光アイスバックスを、自分はこれからもずっとパルセイロと同様に熱く応援していきたいと思う。
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TKbjリーグ2014-2015 vs福島ファイヤーボンズ@小諸
信州ブレイブウォリアーズ先週に引き続いてのホームゲームは、公式戦初開催となる小諸市総合体育館に今シーズン新加入の福島ファイヤーボンズを迎えての2連戦。
猛烈な寒波で北信地方は大雪となり、雪の少ない小諸でも小雪がちらつく非常に寒い天候だったが、昨日がバレンタインデーという事もあって会場ではジャスパーズのきれいなおねーさんから愛情たっぷりのチョコレートをいただき、佐久市から近いという事で我々パルサポのアイドルである佐久市および日本国非公認ゆるキャラ・ハイブリッ子ちゃんも応援に駆け付け(しかも今日はゴーカ“2両編成”!)、また福島戦という事で原発事故の被害をモロに受けた浪江町のご当地グルメ・太麺と濃厚ソースが絶品な“浪江焼きそば”の出張販売もあったなど、わざわざ小諸まで足を運んだ甲斐があったと思わせる楽しい試合前のひと時を送れた。

さて、先週は強豪・仙台に1勝1敗とまずまずの後半戦スタートを切れたウォリアーズだが、今日は“新入生”チームで現在9位の福島が相手だけに、ここは先輩としての意地を見せて是非とも2連勝、最悪でも1勝1敗で切り抜けたいところ。
しかし昨日の試合は逆に77-95と惨敗を喫してしまい早くも2連勝の目論見は潰えてしまったが、今日こそは勝利を飾って連敗を最小限に食い止めたい。
果たして前の仙台戦から引きずる悪い流れを止める事はできたか、その結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 102(25-23・23-36・25-26・29-20)105 福島ファイヤーボンズ
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1Qは負傷欠場の#25仲西翔自に代わって先発出場した若手の#33楯昌宗が2連続3Pやインサイドに鋭く斬れ込む速攻も2つ決めるなどの大活躍を見せ、更に#7デボーン・ワシントンも豪快なダンクで会場を盛り上げ、失点も多かったものの概ね良い流れで2点リードとまずまずの滑り出し。
しかし2Qは、楯と同期の#24鈴木大が2つの3Pを決めるなどして活躍するも、1Qに大活躍の楯は本来のポジションであるガードの仕事に徹したのかあまり積極的にシュートを打たず、そればかりか他の選手もアウトサイドでボールを回しているだけでなかなかゴール下に入っていけず、そうこうしている間にショットクロックが減って無理な態勢で打ったシュートが入らずにみすみす相手に攻撃権を与えるなどリズムが悪くなり、一方の福島は#2テレンス・シャノンや#4狩俣昌也などの個人技で確実に得点を積み重ねてあっという間に逆転され、ウチの守備の甘さも手伝って前半終了時点で9点差までリードを広げられてしまう。

ただ前半終了時点で10点差以内なら十分に逆転可能な点差ではあるが、今のウォリアーズにはこれだけの点差を跳ね返すだけの力が無いのか、後半もそれなりに得点は重ねるものの同じだけ相手にも簡単に得点を献上して3Q終了時には逆に12点差まで広げられ、ウチがフィールドゴールを1本入れるまでオールスタンディング応援となる4Qの立ち上がりも、先週日曜日の戸倉での試合と同様に福島の連続ゴールでなかなか観客が座らせてもらえない最悪のリスタートになり、最大15点差くらいまで引き離されてしまう。

しかし、本当に遅ればせながらもオフィシャルタイムアウトの前後あたりから#9パトリック・サンダースや#34モハメド・アブカーなどの活躍で猛反撃を見せて残り1分を切ったところで4点差まで追い詰め、残り30秒あたりでフリースローを1本決めて3点差。
ここで相手の攻撃を抑えて3Pが決まれば同点という事で、悪天候にも関わらず会場に詰めかけた1,200人を超えるブースターから奇跡を信じる大声援が起こったが、焦りからか肝心なところで連携がうまくいかずに逆に相手にシュートを決められて万事休す。
ラストプレーで1本返して再び3点差としタイムアップぎりぎりまでファールゲームで時計を止めるなど最後まで諦めない姿勢は見せたものの、あと一歩届かず本当に手痛い連敗を喫してしまった。

今日のウォリアーズを見ていると、ディフェンスでは一応厳しくプレスをかけているようでも肝心なところでゾーンのどこかに穴が開いて相手に簡単にゴール下まで入られドライブを決められてしまったり、アウトサイドでもマークがずれてフリーで3Pを打たれてしまうなど脇の甘さが目に付いたし、オフェンスでも一応ボールは回るものの作戦や連携などの意図があまり感じられず無意味に時間を消費し、ショットクロックが無くなってきたところで苦し紛れのシュートを打って失敗するなど、とにかく内容が悪かった。

特に象徴的だったのは、せっかく敵陣でスティールしてチャンスを作り、しかも3Pラインのすぐ外でロングシュート大得意の#9パトリック・サンダース、自分で「3Pが得意」と自負する#45鹿野洵生、今日アウトサイド絶好調の#33楯昌宗という3人がポジショニングするという絶好機に、なぜか3人が3人ともシュートを打つそぶりを全く見せず3人でボールを渡し合って24秒のショットクロックを全て使い切ってしまうという信じられないようなミスを犯してしまった事で、バスケは全くシロウトの自分が言うのもなんだけど、“個”の力を最大限に生かして伸び伸びプレーする福島に対して、ウチはチーム内の“決まり事”に固執し過ぎてプレーが固くなり、積極性が無くなって選手個々の能力を生かし切れていないように感じられた。

高い得点能力を持った選手が2人も抜けた今シーズンは、守備力を強化して組織的プレーで対抗する“堅守速攻”をコンセプトにしているようだが、その肝心の守備がほどんど機能せず、それでリズムが狂って攻撃面でも連携が崩れたりフィールドゴールの成功率が悪くなる悪循環に陥っているようで、とにかく選手の動きが心なしか窮屈に見えてしょうがない。

もっとも、チーム内の4人の外国人は開幕時から2人が変わっているなどしてチーム戦術が理解しきれていないと思われ、また途中加入で期待の日本人新戦力の#45鹿野もNBLからの移籍という事で完全プロリーグであるbj独特の動きや雰囲気にまだ慣れていないようだし、更に今日はキャプテンの#25仲西が負傷欠場し司令塔の#6齋藤崇人も先週の怪我の影響でプレー時間が短く、これらの悪条件を思えば今の不調も止むを得ないのかもしれないが、いずれにしてもこのまま手をこまねいていてはこの悪循環を止めて再浮上するのは相当に厳しいだろう。

ウチの選手達は“個”の力を見ても決して他のチームに劣っている訳じゃないと思うし、時には個人技を前面に押し出してチームを引っ張るなど、各自がもっと元気を出し自信を持って積極的なプレーをして、自分たちの手でこの閉塞感を打破してほしい。

この連戦を受けてウォリアーズは3連敗となり、順位は7位のままだが8位の群馬と9位の福島が1勝差で迫ってきており、とりあえず安泰かと思われていたプレーオフ進出にも黄色信号が灯ってきた。
そして来週は1ゲーム差に肉薄してきた群馬とアウェイで直接対決となり、この連戦は今シーズンのウォリアーズの運命を左右するキーポイントとなる試合になりそうだ。
未だチームの調子が上がらず苦しんでいるが、今日の4Qに見せた怒涛の追い上げが示すようにまだまだ浮上の要素は十分にあると思うし、ここは石にかじりついてでも絶対に連勝して現在の順位の死守と反転攻勢の足掛かりを作ってほしい。
TKbjリーグ2014-2015 vs仙台89ERS@千曲
自分にとっての冬のメインイベント、今季からなぜかトルコ航空が冠スポンサーとなったターキッシュエアラインズbjリーグ、今シーズン弊ブログ初アップでございます。

さて、今季は自分は去年のうちに3回ほどウォリアーズの試合に行っているが、パルセイロの入れ替え戦や仕事によるホワイトリングでの観戦断念等もあって観戦は11月中旬の千曲市での試合以来約3ヶ月ぶりのご無沙汰。
この間、ウォリアーズは外国人が2人入れ替わり日本人も1人加入して開幕時からかなり戦力が変わってきた。
これら新加入の外国人が活躍してチームは前回自分が観戦した頃よりは昇り調子になっているようだが、やはり選手の入れ替わりが多かったり昨季の快進撃を支えたポイントゲッター2選手が移籍したりとマイナス面が多くチーム作りに苦しんでおり、前半戦を終えて11勝15敗と借金を4つ抱えての7位と少々低迷している。

今季からレギュレーションが変わって8位まではプレーオフに出られるので、このままいけばとりあえず最低限の目標はクリアできるが、『いざ有明』と掲げたスローガンを実現させるためにもプレーオフをホームで開催できる4位以上をなんとしても確保したいところで、日程編成の関係で早くも今季最後の開催となる“どホーム”千曲市戸倉体育館で現在4位の老舗強豪チーム・仙台に連勝して巻き返しの足掛かりを作りたいところだ。

先週群馬で行われた華やかなオールスターゲームも終わり、勝負の後半戦開幕カードとなる大事な連戦、その結果は以下の通り。

【土曜日】
信州ブレイブウォリアーズ 86(20-15・23-19・15-26・28-23)83 仙台89ERS
【日曜日】
信州ブレイブウォリアーズ 69(15-20・12-24・20-22・22-19)85 仙台89ERS
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土曜日のナイトゲームとしては1,244人となかなかの入りを見せた昨日の試合は、いきなりキャプテン#25仲西翔自の2連続3Pが決まってスタートダッシュに成功し、その後も新加入の#23テレンス・ジェニングス等の活躍で確実に点を重ねていき、守備でもやはり新加入の#7デボーン・ワシントンの気迫溢れるディフェンスリバウンドや、相手のショットクロックの減り方がやけに早く感じられるほど効果的に機能していた組織的なプレス等により、若干ミスはあったものの全体的には良い流れで前半を9点リードで折り返す。

しかし、3Qは好調の#25仲西が足を痛めてプレーできなくなってしまい、更に先週のオールスターにも出場した司令塔の#6斎藤崇人が4つ目のファールを取られてベンチに下げざるを得ず、チームを引っ張る存在の2選手の戦線離脱でリズムが狂ってターンオーバー等のミスを連発して3Q終盤に逆転を許し、ウォリアーズ名物オールスタンディング応援の4Q立ち上がりも焦りからボールが手に付かず、観客も長い時間立たされたまま相手のゴールとウチのミスを見せつけられるグダグダ状態・・・

ただ、ここで連続してタイムアウトを取って気持ちを落ち着けると、“神様・仏様、パトちゃん様”こと大黒柱#9パトリック・サンダースがお得意の3Pシュートやフリースローを次々沈める等このクォーターだけで23点も取る大活躍を見せ、また要所で#24鈴木大のドライブも決まって再逆転し、最後は追いすがる仙台のファールゲームを振り切って厳しい戦いを制した。

そして1,882人という戸倉でのレギュラーリーグ史上最多のブースターが詰めかけ大入り満員となった今日は、昨日とは逆に仙台が連続得点でスタートダッシュを決め、一方ウチの方は開始3分で早くも4つのファールを取られるという最悪の立ち上がりで全くリズムが作れず、ズルズルと点差を離されていく。

何しろ今日のレフリー陣はウチに対してはちょっと相手の体に触れただけでヒステリックにファールを取り、しかもファールの基準が全くバラバラというあまりにも酷いジャッジング。
更にコートの隅で選手が交錯してうずくまっているにもかかわらずボールの方に気を取られて試合を止めなかったり、判定に不服な選手や監督がちょっと長めに抗議しただけでディレイオブゲームやテクニカルファールを宣告したりと“やりたい放題”で、スタンドから激しい怒号が飛ぶ最悪の雰囲気になってしまった。
自分はこれまでもレフリーが酷いジャッジをする試合をいくつか見てきたが、それらはいずれも3人のうち1人だけが不安定な笛を吹くくらいで試合自体は何とか壊れずに済んでいたが、今日は3人が3人とも滅茶苦茶なレフリングで、間違いなくこれまで経験した中でワーストな試合だ。
しかもそれが、安定したレフリングで滞りなく試合を進めた昨日の試合と同じメンバーなんだから、一夜にしてこの変わりように呆れ果てて開いた口がふさがらなかった。

と、レフリーに対する愚痴はこのくらいにしておくが、今日の敗戦は何もレフリーの酷さに全ての原因がある訳ではなく、ウチの出来自体も昨日と同じチームとは思えないくらい悪過ぎた。
1Qから選手間の連携がうまくいかずパスミスが連発し、2Qは何とか挽回して一時は3点差まで詰め寄ったもののオフィシャルタイムアウトの直前と直後に連続してターンオーバーを許すなど、簡単に相手にボールを奪われるような軽率なプレーが本当に多過ぎたし、肝心なシュートもフィールドゴール・フリースロー共にことごとくリングに嫌われた。
逆に仙台はどんなに無理な態勢から打ったシュートもスッコンスッコンと面白いようにネットに吸い込まれ、流れが変わるかと期待した後半も点差を縮めるどころか逆にどんどん離されていき、4Qになって期待の新戦力#45鹿野洵生がようやく連続3Pを決めて会場を沸かせたものの“時既に遅し”で、終わってみれば16点という大差を付けられての惨敗となってしまった。

元々ウォリアーズというチームは良い時と悪い時が交互に訪れなかなか好調を持続できない“芸風”を持っているが、この戸倉での2連戦はその傾向が極端に出てしまったようで、昨日は一旦は歯車が狂って逆転されたのを自分達の力で押し返す力を見せてくれたが、今日は“どホーム”戸倉の熱心なブースターがどんなに気持ちを込め声をからして声援を送っても全く手応えがないくらい脆いチームに変わってしまった。

そんな訳で本当に今季は開幕からチーム作りに苦労しておりなかなか勢いを付けられずにいるが、バスケでもサッカーでもこんなふうに何をやってもうまくいかない試合が年に一度くらいは必ずあるもので、ここは「こんな時もあるさ」と割り切って強引にでも気持ちを切り替えていくしかないだろう。
幸い途中加入のメンバーも徐々にチームやbjの雰囲気に慣れて自分の力を発揮し出しているし、来週は公式戦初開催となる小諸に新規参入の福島ファイヤーボンズを迎えての2週連続ホームゲームとなるので、現在9位と下位に沈んでいる1年生チームに“先輩”としての意地を見せて連勝し、今日の嫌なムードを払拭して今度こそ流れを呼び寄せてほしいものだ。
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