ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグ2部2015開幕戦 vsアンジュヴィオレ広島(+トップ試合雑感)
楽しみにしていたプレナスなでしこリーグ2部の2015年シーズンも遂に開幕!
この日を心待ちにしていただけにワクワクしながら南長野に向かうと、今までは開場前に待機列なんてできた事が無かったのに、やはりフル代表デビューを果たした#10横山久美選手や新スタジアムの効果か、開場直前には2番ゲート前から伸びた列が外周デッキからビクトリーロードの付け根付近まで達しており、今年のレディースに対する注目度の高さを実感する。
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そしてスタンドに入ると、ゴール裏には先日のトップの試合と同様にチームを退団した選手達のダンマクが張られており、2010年から始まったパルセイロ・レディースがこつこつと積み重ねてきた5年間の歴史をしみじみ感じるんである。
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この写真ではちょっと引きすぎて文字が判読できないものもありますが、苦しい時代を支えてきた選手達に敬意を表し、この場を借りて“ご列席”のOG選手を紹介させていただきましょう。(向かって左側より・敬称略)

重政絵、卯木真緒、高橋萌夏、濱垣香菜(背番号14番時代)、北川みなも、松本あずみ、浦崎優香、篠原志穂子、山下真弓、小松美里、桧物千穂

大原学園から移管された直後のレディース黎明期には選手ダンマクはほとんど無かったので必然的に去年まで在籍していた選手のものが多くなった感じだったが、それでもこうしたダンマクを見ると感慨深いものがある。
特に大原時代から長く長野でプレーしていた山下真弓選手は、今日はベンチ入りこそ叶わなかったものの対戦相手のアンジュヴィオレ広島に所属して今日も長野に来ていたので、感慨もひとしおだったんじゃないだろうか。
またオフィシャルガイドブックの名鑑をチェックすると、何人かのOG選手をなでしこ2部やチャレンジリーグのチームに見つけており、そういった選手が長野での経験を活かして現在所属のチームでも頑張ってほしいと心から願っている。

さて、今年は本田監督が「進退をかける」と明言してまで本気で昇格を狙いに行く大事なシーズンとなるが、積極補強で戦力も充実した新生・レディースがお披露目となるこの試合でどんなパフォーマンスを見せてくれるか、その注目の試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 4(2-0・2-0)0 アンジュヴィオレ広島
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エンドを変えてホーム側に攻める形となった前半、ウチのキックオフで幕を開けると最初から積極的な攻撃を仕掛け、早くも前半3分に#10横山久美が右サイドを突破して中央に切れ込み豪快にシュートを決める、いかにも横山らしいゴールで記念すべき今シーズン初得点をゲット!
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その後は広島の堅実な守備もあってなかなかチャンスを作れずにいたが、それでも全ての選手が積極果敢にきびきびと動き、ボールもスピーディーに回る小気味よい展開に、見ているこちらも思わず試合に引き込まれていく。
そして前半も終わりに近づいた40分、#19齋藤あかねからの絶妙なスルーパスを#10横山久美が受け、中央突破でゴールに突き刺し2点目。
前半のうちにもう1点欲しかっただけに、最高の時間帯に最高の形で生まれたゴールにスタンドも大歓声。
そして見事なゴールを決めた2人はゴール裏に行き、横山のスパイクをひざまずいた齋藤が靴磨きする心憎いばかりのパフォーマンスを見せた。
今後パルセイロ・レディースの大きな武器となりうる齋藤~横山の強力ホットライン誕生の瞬間だ。

この勢いは後半になっても衰えず、早くも後半10分に縦方向への素早いパス回しから#10横山久美が決めてハットトリックを達成すると、その10分後にはそれまで再三にわたり効果的なパスを出して攻撃を演出してきた#19齋藤あかねが渾身のミドルシュートを突き刺してダメ押しの4点目をあげ、守っても去年より格段に安定したディフェンスラインが広島の攻撃を危なげなく封じて、新生・南長野総合球技場のクラブとしての記念すべき初勝利をこれ以上ない最高の内容で飾る事ができた。

それにしても、今日の試合は本当に面白かった。
佐々木則夫代表監督が視察に訪れた“御前試合”でハットトリックという結果を出して代表入りを猛烈にアピールした横山選手の活躍もさることながら、それ以上に驚いたのが齋藤選手の能力の高さを思わせるボールさばき。
前評判も高い選手で自分もかなり期待しながら見ていたが、今までのウチにはないような動きや球出しでレディースのサッカーの質をグッと引き上げてくれるような期待以上のプレーだったし、見事なミドルシュートを決めて得点能力のあるところも見せてくれた。
今後、齋藤選手と他の攻撃陣との連携が深まってくれば、横山選手に偏っていた得点パターンも大きく広がってくるだろう。

またこれら得点者以外の選手も、一人ずつ挙げていったら書ききれなくなるくらいそれぞれが自分の持ち味を十分に発揮してノビノビとプレーしており、たまにパスミスや連係ミスなどは見られたものの、ほとんど全てのプレーに選手達の明確な意図が感じられたのでそんな小さなミスは気にならず、何より選手達に迷いや躊躇が無く絶えず思い切って前へ前へと向かう姿勢を見せてくれたので、90分間ずっとワクワクしっ放しだった。
対戦相手の広島も決して弱いチームには見えず、攻守に堅実なプレーを見せてなかなかの好チームという印象で、おそらく去年のウチの戦力と戦いぶりだったらもっと拮抗した試合になっていたと思われ、新戦力の能力の高さや既存選手の成長が十分に感じられた。

最初の2試合を見た限り動きに迷いが見られ思い切ったプレーができずに悩んでいるトップの選手達は、現状打破のためにも今日のレディースの試合を見て参考にしてほしい・・・と、そんな事を真剣に思ってしまうくらい素晴らしい内容だったと思う。

そしてもう一つ、今日は1,561人というレディース創設以来最多の観客数を記録したのも嬉しかった。
レディースはゴール裏以外はメインスタンドの下層階しか開放しない事もあるが、そのメインスタンドが満員に近い観客で賑わう光景は、そこだけ見ていると女子サッカーの2部の試合とは到底思えない。
ちなみに他会場の動員数を見てみると、2部はウチ以外で最多だったノジマステラ-JSCレディース戦(784人)の倍近くで、1部でもゴールデンカードである浦和-神戸戦の3,878人は別格として、それ以外の最多である湯郷-狭山戦の1,532人を抜いて堂々全国2位の大記録!
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今日は開幕戦だったからある程度の“ご祝儀相場”もあるとは思うが、それにしてもこの数字は女子サッカーとしてはかなり大きなものだし、初めてレディースの試合を見に来た方々も今日の試合でパルセイロ・レディースや女子サッカーの魅力を十分に感じてもらえたと思うので、昇格と共に今年のレディースが掲げている、平均観客動員800人以上という女子サッカーの2部としてはかなり思い切った目標もクリアーできるんじゃないかという期待も生まれてきた。

そんな訳で、今年のレディースに確かな手応えを感じ「こりゃ本当に昇格しちゃうかも・・・」なんて期待を大いに抱かせる会心の試合だったが、まだリーグは始まったばかりだし、日程表を見ると浮かれている気持も引き締まってくる。
次節はスフィーダ世田谷、その次はノジマステラ神奈川相模原と昇格を狙う直接のライバル2チームとのアウェイ戦が続き、更にその後に佐久で行われるホームゲームも強豪の日体大が相手という事で、次週から早くも第1クールの大きな正念場となる3連戦を迎え、ここをどう乗り切るかでレディースの真の実力と目標達成への道筋が見えてくると思う。
選手達は今日の快勝に浮かれる事なく気持ちを引き締めて、でも強敵相手でも絶対に勝てるという自信を持って堂々と戦い、この山場の3試合で一つでも多くの勝ち点を取ってきてほしいと願っている。
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そして・・・

明治安田生命J3リーグ2015第3節@静岡県・藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝MYFC 0(0-1・0-0)1 AC長野パルセイロ

トップチームにとって大の苦手である藤枝との試合は、前半22分に#13勝又慶典が取った虎の子の1点を守り抜き嬉しい今シーズン初勝利!
戦前の情報によると今節は#2松原優吉も負傷離脱で守備面に大きな不安があったが、そんな中で曲者・藤枝を完封したのは大きかったし、スタッツもシュート数19-6、コーナーキック8-1と相手を大きく上回っており、数字を見る限りでは前節までの試合に見られたような攻撃面での積極性の無さが改善されたようで、とにもかくにもようやく悲願達成に向けての“初めの一歩”を踏み出せてホッとした。

トップの次節は南長野にFC琉球を迎えての一戦。
琉球といえば薩川監督・小湊コーチを始め元パルセイロ戦士が多数在籍しており、そんな面々が見違えるほど立派になったスタジアムでプレーするのを見るのが楽しみだし、それ以上に今日の勝利で気持ちが少し楽になったであろうウチの選手達のプレーが最初の2試合からどのくらい改善されたかにも大きな期待を持って見てみたい。
今度こそ納得の内容でスカッと快勝し、レディースに先を越された新生・南長野での初勝利を果たして勢いを付けていきましょう!
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プレナスなでしこリーグ2部2015年シーズンプレビュー
トップチームのJ3リーグ開幕から2週間遅れ、いよいよ今週末からレディースの2015年シーズンが幕を開ける。
女子サッカーはリーグの再編が行われ、パルセイロ・レディースは去年までのチャレンジリーグからなでしこリーグ2部に移管。
それに伴ってユニホームは袖におなじみ撫子の花柄をあしらったボール形のエンブレムが付き、基本的には去年と同じデザインながらグッとカッコよくなった感じだ。
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去年は積極的な戦力補強が功を奏して一昨年の11位から一気に4位につける大躍進を遂げたが、今年は更に1部で実績のある選手を中心に大きな補強を断行し、より一層充実した戦力となった。
更にプレシーズンには関東でのミニキャンプで日テレ・ベレーザや浦和レッズレディースなど1部チームを中心に、イヤーブックで本田監督が言うところの『道場破り』的練習試合を集中してこなし、また“ディフェンディングチャンピオン”として臨んだ伊賀忍びの里レディーストーナメントでは残念ながら2連覇はならなかったものの、1回戦で“スター軍団”のINAC神戸に1-3と大健闘し、順位決定戦では去年の対戦で実力の差を見せつけられ完敗したスペランツァ大阪高槻に1-0で勝利。
対戦相手のメンバーや相手選手の状態など詳しい事は分からないので結果だけを見て一概に評価する事はできないが、もがき苦しんでいるトップとは裏腹にここまで概ね順調に、そして着実に力を付けてきた感じで開幕が非常に楽しみだ。

また今年はもう一つ、#10横山久美選手のワールドカップ日本代表選出の期待もある。
先のアルガルベカップでフル代表に初選出され、強烈なミドルシュートを決めて結果を出しているだけに、新体制発表会で本人が宣言したなでしこジャパン入りが本当に実現する可能性が高くなり、5月に南長野で行われる壮行試合やその先のワールドカップ本選で青いユニホームを着た横山選手が見られたらパルサポとしてこんなに誇らしい事はない。

ただ、横山選手は当然代表に選ばれる事を前提に話を進めると、ここで一つ問題がある。
なでしこリーグも1部は当然ながら事前合宿が行われる5月中旬からW杯全日程が終わるまで中断しているが、2部は中断期間は特に設けられておらず、事前合宿や決勝トーナメントの間も日程は進んでいく。
従ってこの間の4~5試合ほどは横山選手不在で戦う事になり、しかもその時のカードがノジマステラやスフィーダなど強豪との試合が多く、これらの試合の出来がレディースの最終的な順位に大きく影響するんじゃないかと心配している。

去年の戦いぶりを見る限りウチはまだまだ横山選手に頼る部分が大きいだけに、そんな横山選手が安心して代表に合流できるように、スーパーエース不在でも点が取れ勝利できるようにチーム全体の底上げを図る事が重要になってくるが、そのためにも、#9濱垣香菜や#11橋浦さつきなど大原時代からのベテランや#20内山智代・#24内山朋香など中堅組の「新入りにポジション渡してなるものか!」という奮起や、#13和田眞琴・#17市川愛雪・#22牧井毬音といった生きのいい若手選手の更なる成長に期待したい。
特に市川選手は、新体制発表会で披露した渾身の『ヘビーローテーション』を、途中で最強ディフェンダー(本田監督)に阻まれフィニッシュまで持っていけなかった事があるだけに、その時の悔しさを試合にぶつけて是非とも無念を晴らしてほしい。(←なんのこっちゃ!?)

と、少々不安な点もあるものの今年のレディースはそれ以上に楽しみな要素が多いが、ここで去年の成績を踏まえながらざっとリーグを展望してみると、優勝争いはやはり去年2位で安定した強さを誇る日体大SC横浜と、去年3位で今年は“ヤングなでしこ”として入団当時はその実力と容姿が話題になった田中陽子選手が加入したノジマステラ神奈川相模原、そして1部から降格してきた吉備国際大学Charemの3チームが中心で、ウチはその争いの輪の中にどれだけ割って入れるか・・・という事になるんじゃないかと予想している。
“昇格”という大きな目標達成のためには、去年の最終リザルトでウチと優勝した高槻との勝ち点の差11ポイント、あるいは2位の日体大との差9ポイントをどうやって埋めていくかが鍵になるだろう。

ところで自分はこれまで何度も主張しているように、1部と2部の実力差が男子より大きい女子サッカーの中にあって、パルセイロ・レディースには一度昇格したら短期間で再び下に落とされる事無く末永く1部に定着して活躍してほしいので、1部に上がるのは付け焼刃の戦力補強で無理やり狙うのではなく、チーム全体の“総合力”をもって2部を圧倒的な強さで勝ち抜くだけの真の実力を付けてからにしてほしいと思っている。
そして今年に関してはまだ戦いぶりを見ていないので何とも言えないが、去年までの状況を見る限りでは、昇格を狙うにはこの“総合力”が前記のノジマステラや日体大に比べるとまだ少し足りないんじゃないかと見ており、昇格についてもまだ「どんなもんかな~・・・」と疑心暗鬼になっているところがある。

ただ、そんな相変わらず腰の引けた予想の一方、去年1年間のチームとしての想像以上の成長ぶりと今年の充実した補強内容を見ると、リーグの展開によっては「ひょっとしたらひょっとしちゃうかも・・・」という淡い期待があるのも事実であり、昇格に対してかなり慎重で臆病になっている自分がこれだけ昇格を現実のものとして意識するのは初めてだ。

だからこそ選手達には、今年は去年以上に優勝や昇格を強く意識し高いモチベーションをもって1年間を戦い抜き、最終的な結果はどうあれシーズンの最後まで優勝&昇格争いの輪の中に入ってその厳しさを身をもって体験するような、そんな充実したシーズンにしてほしいと願っている。
そうやって最善を尽くして最後まで戦い抜けば、たとえ夢が叶わなかったとしても、ほとんどの選手達が初めて経験するであろう優勝争いのプレッシャーは選手やチームをもっともっと強く大きく成長させ来年以降(まだ今シーズンも始まっていないのに恐縮ですが・・)の悲願達成への足掛かりになるハズだし、もちろん努力が実を結んで昇格を勝ち取る事ができれば万々歳だ。

あ、ちなみに自分は、もしリーグ最終節が昇格のかかる大一番になった時に備えて、試合会場である広島広域公園第一球技場の場所とアクセス方法をチェックしておきました。(←半分冗談半分本気・・・・いやいや、100%本気!!)

今年は横山選手も他チームから色々と研究され去年ほど自由にはさせてもらえないと思うし、またチームとしても今までは他所からほとんどノーマークだったのが去年の好成績で警戒すべきチームの一つに挙げられマークも厳しくなってくるハズなので、トップも苦しめられているJ3と同じレギュレーションである3回戦総当たり・全27試合の長いシーズンの中で辛く苦しい事も多々あると思うが、ウチのレディースの専売特許である底抜けの明るさとハードワーク、そしてサッカーに対する溢れる情熱・・・そう、パッション(せーの、ぱーっしょん!!・・・って、もういいか。。)でそれらの荒波を乗り越え、日本一のスタジアム・南長野で、引き続き我らのホームタウン・佐久陸で、そして1試合組まれている東和田や遠くアウェイの地でも、去年に引き続き爽やかなオレンジ色の旋風を吹かせてくれる事を大いに期待している。

まずは今週末の開幕戦、新生・南長野総合球技場でのクラブとしての初勝利を、トップより先にガッツリいただいちゃいましょう!!
こけら落としの光景いろいろ
先日の試合はこけら落としの華やかさとは対照的な何とも残念な内容と結果だったが、それでもあの日は一生の思い出になりそうな特別な体験ができた。
そんな記念すべきホーム開幕戦で拾った光景をいくつかご紹介しましょう。

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開場前、ビクトリーロードで開門待ちの間にふと下に目を落とすと、バス乗り場付近の関係者入口ゲートの前で『関係者』の方々が名刺交換にいそしんでおられ、こんなところからも新しいシーズン、新しいスタジアム、新しいご縁が感じられるんである。

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今度は試合前のピッチにふと目を落とすと、スカバー!サッカー中継のピッチレポーターとしてもお馴染み、テレビ信州の美人アナ・稲葉陽子アナウンサーとマイク片手に喋っているのは、今年から育成スタッフとしてフロント入りした野澤健一U-18コーチじゃあーりませんか!
稲葉アナと一緒という事はスカパー!のレポーターとしての仕事かな?
明るいキャラで話もうまいノザだけに、こういった仕事はハマり役でしょう。
これからもパルセイロのイロモノ担当・・・じゃない、良き広告塔として選手時代と変わらぬ活躍を期待しております!

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選手のピッチ内練習終了後、グランドキーパーの方々が芝を隅々までチェックしながらくぼんでいる個所に丁寧に砂を入れている作業をしていた。
新スタジアムの芝生といえば、確か埼玉スタジアムが完成した当初は芝が全然根付かず試合のたびにボコボコになっていたのをテレビで見ていただけに、長野という寒冷地で、しかも工期に余裕がなくギリギリの条件の中で、芝が開幕に合わせて上手く根付いてくれるか心配していたところもあったが、初の実戦となったこの日の試合でも全く問題なく無傷で乗り切ったのを見て、長野が誇る“芝師”達の見事な仕事ぶりに感心した。
チーフキーパーの青木氏は地元マスコミにも度々採り上げられ、この日も氏がホーム側ゴール前で作業していたらゴール裏から「あ・お・き!あ・お・き!」とコールが上がるほどサポからも愛されている存在だが、そんな青木氏を始めとした“縁の下の力持ち”な皆様の頑張りを、我々サポは忘れてはならない。
旧南長野のピッチは、どんな大雨でも水が浮かず普通にボールが転がる日本屈指の質を誇る芝が大きな自慢だった。
そして新スタジアムも、彼らの力で日本一・・・いや、世界一の芝を作ってくれる事だろう。

さて、土橋アンバサダーのブログや御当人たちのツイッターでも取り上げられていたけど、この日はバックスタンドに現有選手のものと共にOB選手のダンマクが飾られていた。
思えばサッカー不毛の地である長野市にこれだけ立派な球技場ができるようになったのも、地域リーグ時代から長野エルザ~パルセイロでプレーしチームを支えてきた先達の努力の賜物であり、改めてここに掲載された選手を始め全てのOB選手に感謝申し上げると共に、こうやって先達の偉業に敬意を表し、ご当人は来られなくてもせめてダンマクだけでも新スタジアムを感じてもらおうと行動したサポーターの粋な計らいに拍手を贈りたい。

では1枚ずつじっくり味わいながら見ていきましょうか。
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ご存知“持ってる(持ち過ぎてる?)オトコ”・野澤健一
小さな体に大きな闘志の気迫あふれるスピードスター・田中恵太
そのハイセンスで数々の窮地を救ってきた『長野のプリンス』・栗原明洋
今度ウチとやる時はちょっとマーク緩めてね・川鍋良祐

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対人ディフェンスに絶対の信頼感があった好漢・川邊裕紀
皆に愛された心優しきストライカー・冨岡大吾
当日は敵チームの一員として感激の涙を流していたでしょう・寺田洋介
去年までは頼れるファンタジスタ、今や一番の脅威・畑田真輝

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この選手のチャント大好きでした。未完の大器・平石竜真
大ベテランのイブシ銀プレーに魅了されました・佐田聡太郎
今や選手以上に大活躍、緑と橙の両方を知り信州サッカーの隆盛を支えてきた男・土橋宏由樹
地域決勝でのPK用キーパーとしての活躍や全社県予選でのフリーキックでのゴールなど印象に残るシーンが多かったアクロバティックGK・海野剛
パルセイロ史上最も愛された伝説の“河内のあんちゃん”、よっさいこりゃぁぁ~☆・籾谷真弘

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在籍時は大怪我の影響で活躍できなかったが、現在は数々の経験を生かし佐川印刷SC改めSP京都FCで活躍中・麻生瞬
エルザ時代から地域リーグ時代を支えた“必殺仕事人”、現在は故郷の奈良クラブ(JFL)でJを目指す・塚本翔平
貴重な地元・長野県出身選手、現在は他のOBと共に中野エスペランサ(北信越リーグ)で頑張る・竹腰夏基
絶大な安定感と強いキャプテンシーで地域リーグ時代のチームを支えたディフェンスリーダー・鈴木祐輔

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入閣熱望!クール&クレバー・高野耕平
当時J1のジェフ千葉でサポから絶大な支持を受けていた重戦車ストライカー、長野でも存在感抜群だった我らのエース・要田勇一
クラブ初の“元Jリーガー”、その韋駄天ぶりとセンス抜群のプレーで長くチームの顔として君臨したレジェンド『オレ達の大典!』・佐藤大典
豪快なプレーと絶えず前向きな姿勢がパルサポのハートをワシ掴み・松尾昇悟

こういったOB選手の頑張りが魅力あるチームを作り、サポーターを惹きつけ、スポンサーを呼び、そして行政を動かして、こうして日本一と自負できる素晴らしいスタジアム完成に繋がりました。
繰り返しになりますが、改めて皆さんの長野での活躍に心から感謝すると共に、現在のステージでも長野での経験を生かして輝き続けていく事を祈念しております!
(ただしJ3のライバルチームに渡った選手については、ウチ以外の試合限定で頑張ってネ。。)

そして最後にこの試合でのゴール裏の光景。
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ご覧の通り下層階はほぼ満席で、今はおそらく飛び跳ね応援が禁止されているであろう上層階まで勢力が広がるのも時間の問題か?(オフィシャルの方、色々あると思うけど寛大な処置をよろしくお願いします!)
エルザ~パルセイロ初期の、全体的な動員もさることながらゴール裏の人数がなかなか増えず苦労していた頃を思うと、本当に隔世の感があって感慨もひとしおだが、これが“完成形”ではなく、これからもっともっと進化していくだろう。
熱心なサポーターだけでなく、まだあまりパルセイロの事を知らない方やこういった施設に対して理解をいただけていない方も含め、全ての長野市民の大事な大事な税金や、県外の方々からの寄付金を使って建てられた有難い施設だが、それを今後生かすも殺すも我々パルサポ次第といっても過言ではないだろう。
これからも厳しい試合が続くと思うし、思い通りにならない事も多々あると思うけど、多くの人達に「行ってみたい」と思われるような魅力的な雰囲気を作り出して、南長野をハード面でもソフト面でも“日本一”と誇れるスタジアムに育て上げていくよう、我々も頑張っていきましょう!!
明治安田生命J3リーグ2015第2節 vsSC相模原
パルセイロが南長野に帰ってきた!!
2013年7月以来1年8ヶ月ぶり、日本屈指の設備と見やすさを誇るJ1仕様の立派なスタジアムに生まれ変わった南長野運動公園総合球技場のこけら落としとなったホーム開幕戦は朝早くから既に列ができ始め、シャトルバスは始発便から立客もあり、幅広のビクトリーロードをフルに使って全部で6列くらいの入場列を作ったにもかかわらず開場直前にはその列がオリンピックスタジアムにも届こうかという人出で、このスタジアムへの関心の高さや今季のパルセイロに対する期待の高さをひしひしと実感する。
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そして、ピッチにゴールが立ちラインが引かれ、スポンサー看板やダンマクで飾られたスタンドに多くの観客が入った、内覧会とは違う“生きている”スタジアムの雰囲気に触れて、改めてこんな素晴らしい場所が我々のホームとなった事が信じられないくらい嬉しかったし、選手入場時の“出囃子”を聞き多くのタオマフが掲げられたスタンドを見渡していたら自然と感激の涙があふれてきた。
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心配していた天気も寒からず暑からず絶好のサッカー日和となったし、本当に最高の条件の中で迎えた記念すべきこの試合、あとは我等がパルセイロが今季初勝利を収めるだけというところだったが、相手は前節にJ-22を3-0と一蹴しJ2ライセンスを保有する“4強”の一角を崩そうかという勢いの難敵・SC相模原だけに、そう簡単に勝たせてはくれないだろう事は戦前から予想していた。
そして、その結果は以下のような予想以上の非常に辛いものとなってしまった。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-2)2 SC相模原
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前節の町田戦が防戦一方の厳しい戦いだっただけに、華やかな雰囲気とは裏腹に今日も苦戦が予想されたが、ウチは立ち上がりから積極的に前へ向かう姿勢を見せてペースを掴むと、前半2分にゴール前の浮き球を#7佐藤悠希がゴールに背を向けたままオーバーヘッドでシュートしたボールがオレンジと白に着色されたゴールネットに吸い込まれ、早くもパルセイロが先制!
新生・南長野のファーストゴールは、選手達のゴールへの積極性が産んだ、メモリアルゴールにふさわしい素晴らしいものだった。
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その後もウチは各選手が躍動して攻め込むがなかなか決定機が作れず、そうこうしているうちに相模原がボールを持つ時間が多くなってきて、最後はウチが守備に追われる時間が長くなってきたところで前半終了。
まだリードしているし、鮮烈だったファーストゴールの余韻が残っていてスタンドの雰囲気自体は悪くはなかったものの、相手にポゼッションを奪われてちょっとイヤな感じだったな、後半は気持ちを引き締めてかからないと・・・と内心感じていたが、後半が始まっても流れは変わらず、相手の攻撃に翻弄されて早くも4分に同点に追い付かれ、嫌な予感が的中してしまう。
しかもその失点の数分後に#6仙石廉が2枚目のイエローを受けて退場となってしまい、残り38分という長い時間を1人少ない状態で戦わなくてはならないという状態になってしまった。

ここでベンチはすかさず#5大橋良隆を投入して攻守のバランスを取り、また全体的にはドン引きにならずこれまでと同じようなプレーが続いていたので思ったより数的不利のハンデは感じなかったが、それでも前節のようにルーズボールのほとんどが相手に納まり守勢に回ってしまう悪い流れが続き、遂に後半28分に逆転を許してしまう。
選手達も何とか劣勢を挽回しようと必死だったが、相手の素早いパスワークで完全に守備が崩されてしまった、残念ながら“お手上げ”と認めざるを得ない非常に悔しい失点だった。
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その後、ウチは#8菅野哲也や#11土井良太を投入してパワープレーを仕掛け、これが功を奏して終盤には何とか盛り返して反撃に出るがあと一歩及ばず、どうしても勝ちたかったこけら落としのホーム開幕戦で痛恨の敗戦を喫してしまった。

今日の試合はズバリ、『ポゼッション』・『プレッシング』・『フィジカル』と本来ウチがやりたかった、いや、やらなければいけなかった事を全て相手がやってのけ、それにガッツリやられてしまったといったところだろう。
ウチも立ち上がりこそ前節とは打って変わって選手もボールも良く動き、それが見事な先制劇に繋がったのだが、このゴールで安心してしまったのか時間を追うごとに動きが悪くなり、2つの失点は完全に相手に崩されての完敗だったといえるだろう。
自分も戦前は相模原の調子から考えて1-1までは予想していたものの、数的不利な状態だったとはいえ2失点目は想定外でショックも大きかったが、後半の両チームの動きを見ていればまさに取られるべくして取られた失点だ。

どうもウチはこういった多くの人達から注目を浴びる試合に簡単に負けてしまう傾向があって、新スタジアムお披露目のこの試合でしっかり勝って新たなファンを増やしたいと思っている我々サポとしては本当に歯がゆいところがある。
また優勝や昇格争いという意味でも、J2ライセンスを持ったマークすべき3チームの他に相模原まで調子付かせてしまったようで後々の事を考えると非常に厄介だ。
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それにしても、何だか去年の入れ替え戦から“負の連鎖”が続いているような感じで気持ちも重くなってくるが、だからといって落ち込んでばかりもいられない。
エース不在の中でなかなか打開策が見つからず苦しい状況ではあるが、日程は少しも待ってくれず次々と試合がやってくるし、気持ちを切り替えて自分達でこの苦しさを跳ね返していかなければならない。
次節はウチにとって“鬼門”ともいえる大苦手の藤枝MYFCとのアウェイ戦という事で、またしても試練の試合になると思うが、逆に言えばここで苦手を克服して結果を出せればこれまでの悪い流れも断ち切る事ができると思うし、ここは形はどうであれ死に物狂いで90分間走り抜き、何が何でも勝利を掴み取ってきてほしい。

まだ開幕2戦目だし、ここまでの出遅れはこれからいくらでも挽回できる。
こんなところで落ち込んでいる場合じゃないゾ!!
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明治安田生命J3リーグ2015開幕戦 vsFC町田ゼルビア
皆様、新シーズン明けましておめでとうございます!
今年は先週までアイスホッケーの試合があったり、長野エルザ時代も含めて自分がこのクラブの応援を始めてからアウェイで開幕を迎えるのは初めてだったり、以前の記事にも書いた通り悪い話題が多くて期待より不安の方が大きいという事で例年に比べていまいちテンションが上がらないままこの日を迎えてしまったが、真新しいオーセンユニを着てスタンドに陣取り、もはや毎試合恒例となった選手の入り待ちでのサポの力強い応援を見たりしているうちにようやく気分も盛り上がってきた。
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本格的なJ2昇格チャレンジ2年目にして新スタジアムも完成して「待ったなし」の重要なシーズン、その開幕戦がよりによって最大のライバルである町田ゼルビアとは何とも複雑な気分ではあるが、いくらチーム状態が悪いからと言って今シーズンを占う意味でも初っ端から無様な試合は見せられないだろう。
これから11月まで続く長い長いリーグ戦の、大事な大事な初めの一歩、その注目の結果は以下の通り。

FC町田ゼルビア 0(0-0・0-0)0 AC長野パルセイロ
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この試合をざっくり振り返ってみると、攻撃面では#10宇野沢不在の中にあってオフェンスの核と期待される#13勝又が、ボールを受けると何とかしようと頑張っている姿勢は十分に伝わるものの、やはり相手のマークが厳しくていつも複数人に囲まれてしまいなかなか前を向かせてもらえなかったし、そんな勝又をフォローしてやれるような気の利いた動きができる選手もおらず、全体的に単発の攻撃が多くて相手に脅威を与えられなかった。
またウチのDFがクリアーしたセカンドボールやルーズボールのほとんどを相手に取られてみすみす攻撃の主導権を渡してしまうなど、とにかく選手間の連携がうまくいっていないように思えた。
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一方守備の方は、前記のように相手に主導権を握られ守勢に回る時間が多かったが、そんな中でも相手の攻撃に何とか喰らい付いて最後のところでゴールを割らせなかったし、ラインコントロールも概ねうまくいって「やられたか・・・?」と悲鳴が出そうな場面をオフサイドにかけて難を逃れるケースも結構あり、とにかく強力な町田の攻撃陣をゼロで抑えられてよかった。
ただ、これはウチの守備が完璧だったというより相手のフィニッシュ精度の悪さに助けられた部分も多々あり、さすがにシーズン初っ端の試合だけあってウチだけじゃなく町田さんの方もチームとしてまだ完成しきれていないんだな・・・と実感した。
そういった意味では、怪我人が多くチーム状態が悪いウチとしては、優勝に向けての最大のライバルである町田との第1クールの対戦が開幕戦だったというのはラッキーだったのかもしれない。
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そんな感じで、選手達の頑張りは十分評価するものの今後の事を思うとあまりパッとしないように見えた今日の試合だったが、低調だった攻撃陣も前半に比べて後半は何度か自分達のペースでスコアリングチャンスを作り出すなど試合の中で改善が見られていたし、新加入の#6仙石や#14金久保も要所で「さすがJ2でやってきただけの事はある」と思わせるような上手いプレーで攻守に存在感を出してくれたし、足の怪我が心配された#7佐藤も後半途中から出場して元気な姿を見せてくれたし、出場時間は少なかったとはいえ#20都並と#22平岡の若手を実戦で試す事ができたのも有意義だったと思う。
そして何より、7:3くらいの割合で攻め込まれる場面が多かったにも関わらず強豪・町田とドローに持ち込み勝ち点1を持って帰れたのは、後々の事を思うととても大きかったんじゃないだろうか?
これからベストメンバーが揃うまでの間は今日のような“我慢比べ”の試合が続くとは思うが、そんな厳しい戦いの中でしぶとく勝ち点を拾いながら選手達が成長しチームとしてまとまっていければ・・・と願っている。
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さぁ、いよいよ来週は待ちに待った新生・南長野総合球技場のこけら落とし。
あの立派なスタジアムでパルセイロの試合が見られると思うと今から本当にワクワクしてくるし、おそらく全国屈指の名スタジアムを一目見ようとクラブ史上最高の観客動員が予想され非常に華やかな雰囲気の試合になるんじゃないかと思うが、その対戦相手は今日の試合で“即席チーム”とはいえ実力者揃いのJ-22を3-0と一蹴したSC相模原という事で、記念試合の“お祭り気分”も吹き飛ぶような油断ならない相手だ。
ただ、やっぱり長年待ちわびてやっと実現したJ1規格の素晴らしいスタジアムなのに、その記念すべきファーストゴールや初勝利を相手に持っていかれたんじゃ面目丸潰れだし、そんなカッコ悪い事にだけはならないよう、ここは石にかじりついてでも相手に得点を許さず、そしてスタジアムとしてもチームとしても今季初ゴールをしっかり決めて、是が非でも勝利を収めてチームに勢いを付けてほしい。
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北陸新幹線開業記念ミニトリップ
えー、大事な大事な開幕戦を明日に控え、パルサポの皆様が士気を高めているところサッカーとは全く関係のない記事で大変恐縮ではありますが、今日は北陸新幹線・長野~金沢間開業の記念すべき日という事で、本当に久し振りに自分のもう一つのライフワークである鉄道ネタをアップしますので、よかったらお付き合いくださいませ。

さて、前記の通り今日は北陸新幹線延伸開業日という事で、大まかに見て新規開業区間の沿線である長野市北部にある我が家の上にも早朝から走行シーン空撮のためと思しきヘリの飛ぶ音が聞こえ、その音に誘われるように早起きして6時代からの特別番組を見たりして開業を祝っていたが、自分もいくら“乗り鉄”とはいえさすがに今日のうちに金沢まで初乗りに行こうとは思わなかったけど、もう一つ開業を迎えた並行在来線のJR信越線を引き継いだしなの鉄道北しなの線の転換初日の列車に乗ってみようと思い立って、時刻表で適当な列車を選んで自宅から徒歩10分ちょっとの北長野駅に向かった。

去年のJ3東和田開催時のアクセス拠点となっていた北長野駅は、入口のマークやホームの駅名標が昨日までの緑色基調のJRのものから青とオレンジイエローのしなの鉄道バージョンに変わっており、運営会社が変わった事を実感。
と、駅のホームには『祝、北しなの線開業』と書かれた小旗を持った一団がおり、聞くところによると、これから自分が乗る列車(長野9時22分発)が長野駅で阿部知事や加藤市長が出席して出発式が行われた北しなの線開業セレモニーの対象列車であり、これからこの駅でも到着に合わせて歓迎するとの事。
という訳で、これまた昨日までのパステルカラーの“長野色”から一転して赤とガンメタのしなの鉄道カラーの列車が到着すると、出迎えの小旗が打ち振られる中をちょっと優越感に浸りつつ列車に乗り込んだ。
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と、その後の駅でも到着する度にホームでは地元住民の熱烈な歓迎を受ける。

【三才駅】列車行き違いの間の和太鼓演奏と共に、去年東和田に出没したパルセイロのレプリカシャツを着た顔だけ被り物の萌えキャラちゃんも出迎えていたぞ!(写真の奥の方に僅かに見えるピンクの髪の毛の後ろ姿・・・)
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【豊野駅】三才駅ほど盛大ではなかったものの横断幕を出しての温かいお出迎え。
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【牟礼駅】列車到着と共に飯綱町長(たぶん)他ご列席でくす玉が割られ、地元中学吹奏楽部の演奏もあった盛大なセレモニー。
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【古間駅】沿線で唯一、ホーム1本のみの行き違いできない小さな無人駅でも地元の方々の熱い歓迎を受けた。
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【黒姫駅】扉が開いたと同時に地元中学吹奏楽部によるファンファーレが奏でられ、演奏後は車内からも拍手が沸き起こった。
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そして終点の妙高高原駅に到着。
自分以外のほとんどの乗客も各駅でこんなセレモニーが行われるとは知らず、最初は駅に着くたび驚いて眺めていたが、牟礼駅あたりからどの乗客もみんな笑顔で同じボックスに座った知らない人どうし「次はどんな感じかな?」なんて会話も生まれ、発車する時はホームで小旗を振る人達に笑顔で手を振り返すなど和やかな車内となった。
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それにしても、自分は何も知らずに偶然この記念列車に乗り合わせたのだが、本当に思いがけず開業初日の華やかな雰囲気に触れる事ができてラッキーだったし、それと同時に全国から注目を浴びる新幹線開業の陰でこれから厳しい経営を強いられるローカル線を何とか残していきたいという地元の人達の熱い思いがひしひしと感じられ、とても貴重な体験をさせていただいた。

さて、この後は同じホームの反対側で待っていた、新潟県内の信越線を引き継いだ『えちこトキめき鉄道・妙高はねうまライン』の列車に乗り換えて終点の直江津まで行き、折り返しの列車で新幹線接続駅の上越妙高で下車して開業初日の駅の盛り上がりを味わう。
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その後、最初の予定ではこのまま元来た道を折り返すつもりだったが、少し悩んだ末「せっかくだから・・・」と思い切って新幹線で長野まで戻る事にした。
区間は短いながら、北陸新幹線新規開業区間初体験であります!

有名な高田城跡公園の桜をイメージしたピンクのホームドアが印象的なピッカピカの新幹線ホームからE7系『はくたか』号に乗り込むと、ほどなくして新線区間で最も長い飯山トンネルに突入し、5~6分かけて暗闇を抜けるとすぐに飯山駅。
上越は雲が低く垂れこめた小雨模様のどんよりした天気だったが、そこから10分ちょっとでトンネルを抜けるときれいな青空がのぞく晴天で、この時期の日本海側と太平洋側の気候の違いを実感できて面白かった。
今回自分が乗った列車は飯山駅を通過するタイプだったので残念ながら飯山での開業フィーバーの雰囲気を感じられなかったが、飯山市綱切橋周辺の千曲川や中野市赤岩付近から眺める高社山、そして長野盆地に入ってから並走する国道18号アップルラインや千曲川対岸の山並みなど、“グランドレベル”では見慣れた景色を高架上から超高速で眺めて何とも不思議な気分だったし、自宅から徒歩圏内にあるスーパーや学校が車窓から見えた時はなんだか嬉しくなった。

そんなこんなで19分間というあっという間の初乗りを終えて長野駅に降り立つ。
この長野駅も新幹線延伸に合わせて大幅なリニューアルをしたのだが、グランドオープン以降は初めて訪れるのでその変わりようを楽しみにしていた。

自分は“乗り鉄”として、そしてスポーツ観戦の遠征で全国各地の駅に降り立っているが、長野新幹線開業後の長野駅に関しては、何の特徴も無くて「仮設駅舎じゃないか?」と思わせるほど貧相な外観だったし、お土産品や食事を始め店舗の雰囲気や品揃えも野暮ったくてセンスが全く感じられず、“観光県”を謳う信州長野県の県庁所在地の表玄関としての“格”が全く無くて、ハッキリ言って県庁所在地駅としては全国でもワーストの部類に入るんじゃないかというくらい恥ずかしい駅舎だった。
それがリニューアル後は、長野市産のスギ材を使った大きなひさしとそれを支える柱の列を中心にトータルコーディネイトされ洗練された外観や、長野に縁のある東山魁夷画伯の壁画が迎える明るいコンコース、そして魅力的な品物や食事のメニューが並び「東京駅のエキナカか?」と思わせるほどレベルの高い店舗と、先代とは打って変わって県外からのお客様にも胸を張って自慢できるような魅力的な駅に大変身した。
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そんな訳で、北陸新幹線延伸開業の記念すべきこの日に、その日の思い付きの割には中身の濃いミニトリップを楽しむ事ができて非常に満足だったし、この勢いで明日は野津田の森に乗り込み、勝ち点3をお土産にこの素敵になった長野駅に戻ってきますか。
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あ、そうそう。
明日の帰りの新幹線は金沢行き(しかも速達型の『かがやき』号を予定)だから、応援疲れで寝過ごして富山あたりまで連れて行かれないようにしないと。。。
明治安田生命J3リーグ2015年シーズンプレビュー
さぁ、今年もこんな記事を書くような時期になってまいりました!
長かったような、短かったようなシーズンオフも終わり、いよいよ今週末に明治安田生命J3リーグの2015年シーズンが開幕します。
既にサポータークラブの会員証やその他のアイテムも手元にあり、新しいオーセンティックユニも受け取り、シーズンチケットの料金も払い込んで開幕への準備は万端。先週の内覧会で新スタジアムも見学してテンションもグッと上がってきた。
また開幕戦である町田戦のチケットや往復の交通機関も押さえ、まだ3日も先なのにカバンに真新しいユニを始め観戦用具一式も詰め込んで、今季の初陣に向けて出撃の準備も整った。
あ、遠征のおやつは300円までね。 バナナはおやつに入るかな?・・・
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なんて新しいシーズン到来にワクワクしている反面、前年度に圧倒的な強さでJFL優勝を勝ち取り「今年は優勝してJ2自動昇格以外考えられないゼ!」なんて鼻息も荒かった昨シーズン開幕時に比べると、今年は期待よりも不安の方がはるかに大きいというのが今の自分の率直な心境だ。

何しろ去年は最後の追い込みで何とか2位には食い込んだものの、新しく発足したJ3リーグの厳しさや、入れ替え戦で体感したJ2チームとの力の差、そして“J2昇格”を現実の目標として長丁場を戦うプレッシャーが想像以上に大きく、簡単には優勝や昇格ができない現実の厳しさをイヤというほど思い知らされたし、今年も全チームが『長野包囲網』をひいてマークがさらに厳しくなるのは必至だろう。

そこへ持ってきてキャンプ中の2月中旬に大黒柱の宇野沢選手が大怪我で全治3ヶ月という衝撃的なニュースが飛び込んできた。
ニュース映像を見る限りでは別メニューのリハビリ中心ながらチームには帯同しており、手術が必要だったり松葉杖をついたりするような重症でなかったのが不幸中の幸いではあるが、全治3ヶ月といえば単純計算で復帰は5月中旬頃という事になり、キャプテンでありチームの“顔”であるウノの離脱はスタートダッシュに向けて戦力面もさることながらメンタル面でもチームに及ぼすダメージは大きいし、対戦チームへのプレッシャーという意味でも少なからず影響が出てくるだろう。

また、ある意味ウノの怪我より心配なのがディフェンス面だ。
ウチはこれまでも守備陣が手薄なところがあったが、今年は川鍋選手や川邊選手といった主力級が抜けた割にセンターバックで即戦力となるような選手の加入は少なく、層の薄さに拍車がかかってしまった格好で、これで大島選手や松原選手が怪我や体調不良や極度のスランプによる戦線離脱とかカード累積等による出場停止にでもなったら・・・と思うと気が気でない。

更に先日の信毎朝刊によると、主力組に怪我人が多くベストメンバーを組むのが難しい現状の中、対外試合を非公開にしたりチームに“かん口令”が引かれるくらい深刻な状況のようで、今のところどの選手がダメなのか詳しい事は分からないが、期待した若手の成長もあまり結果を出せず伸び悩んでいるというレポもあったし、トレーニングマッチもあまりパッとしない結果の試合が多かったし、ここのところ新スタジアム完成以外は悪いニュースしか入ってこず、なんだか考えれば考えるほど不安ばかりが増してくる・・・
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そんな訳で今年は例年になく気の重い開幕前夜となってしまったが、まぁ開幕前にそんなマイナス要因ばかりをウダウダ並べてもしょうがないので、ここで気分を変えて今年のチーム毎の勝敗をざっくりと予想して勝ち点の見積りでもやってみましょうか。

今年のJ3リーグを見てみると、月並みではあるがやはり優勝争いはウチに加えて町田ゼルビア・ガイナーレ鳥取・カターレ富山というJ2ライセンスを持った4チームが中心になるだろう。
という訳で、これら強力なライバル3チームとの対戦は1勝1分1敗のイーブンを最低ラインにしたいところ。
そしてその他の9チームとの対戦だが、さすがにそれらのカードを全勝するのは現実的ではないので、3戦全勝が4チーム分、2勝1分が3チーム分、2勝1敗が2チーム分という感じで割り振ってみましょうか。
自分としてはこの星取は、ちょっと希望的観測も入っているものの結構現実的で、なかなかいいセンいってるんじゃないかと思っているけど、いかがなもんでしょうか?

この戦績でいった場合、トータル25勝6分5敗で勝ち点は81。
去年優勝した金沢の勝ち点が75で、今年はレノファ山口が加わって3試合増えるから、去年の数字に6ポイントくらい上乗せさせたとすると予想優勝ラインは勝ち点81となり、上記の“皮算用”とピッタリ一致する。
去年のウチの成績が20勝9分4敗だったから、負け数は一つ“貯金”があるし、あとはしっかり勝ち切れる試合を増やして去年多かったドローゲームを減らしていけば目標には達する訳で、「負けは5つ、引き分けは6つまでなら許される」と思えば少しは気持ちも軽くなってくる・・・かな?
(誰だ? 「取らぬタヌキの・・・」なんて言ってるヤツは!)

もちろん毎試合『一戦必勝』の気構えで結果にこだわっていかなければならないし、美濃部監督もことあるごとに言っているように「次、次!」といってもその“次”がどうなるか分からないくらい厳しいリーグである事は肝に銘じなければならないが、そうは言っても選手もサポも1つや2つ勝ち点を落としたからといって必要以上に落ち込んだり変に慌てたりして自分で自分を追い込んでしまうような事はせず、しっかり気持ちを切り替えて次の試合にベストを尽くせるような心の余裕も大事だろう。

と、優勝に向けて少し光明が見えてきたところで改めて今年のチームを見てみると、確かに宇野沢選手の離脱は戦力的にも精神的にも非常に痛いものがあるが、幸いウチの攻撃陣は個性豊かなタレントが多いので、それら残った選手達が「ウノさんの分も」という気持ちの更に上をいき、「ウノさん復帰してきてもポジションありませんよ」くらいの気概を持って、「オレが決めてやる!」という点取り屋としてのいい意味での“エゴイスト”を発揮してチームを引っ張り活性化していってほしいし、宇野沢選手も中途半端なままで復帰して怪我を更に悪化させるような事なく、100%のパフォーマンスが発揮できるまで焦らずじっくりと完治させてほしい。

また手薄な守備面に関しては、新体制発表会で美濃部監督が唱えた5つの『P』のうち、特にポゼッション・フィジカル・プレッシングの3要素がカギを握るだろう。
ポゼッションを高めてボールの保持率を高め、フィジカルを強化して高い位置から強烈なプレッシングをかければそれだけ相手に攻め込まれるリスクも減ってくるし、そういった意味で層の薄さはFWも含めた“全員守備”でカバーして失点を最小限に抑えていってほしい。

確かに開幕戦にコンディションをピークに持って行ってスタートダッシュを決めるのに越した事はないが、長いリーグ戦をずっと絶好調で乗り切れる訳はないし、今がある程度“底”の状態でもそこから徐々に調子を上げていき、中だるみになりがちな第2クールで宇野沢選手に復帰してもらってチームに勢いをつけ、勝負の第3クールにピークを持ってきてラストスパートをかける・・・というシナリオも悪くない。
それに、あんなにカッコよくて素晴らしい新生・南長野総合球技場のピッチに立てば、選手達だって気持ちが高ぶって絶対に“ソノ気”になってくれるでしょう。
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いずれにしても、さっきも少し触れたけど新体制発表会で美濃部監督が提唱した、プライド・プライオリティー・フィジカル・プレッシング・ポゼッションの5つの『P』を全選手が肝に銘じ試合で体現していけば、そして今年のスローガンのように常に気持ちを強く(Strong)持って前だけを見て進んでいけば、結果は自ずとついてくるものと確信している。
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そして我々サポはもう一つ、レディースの『P』の中にもあったけど、優勝や昇格、そして選手やクラブに対する熱い想い・・・そう、“パッション”を前面に押し出して、どんなに辛く苦しい時もひたすら勝利を信じ情熱的な応援で選手を後押ししてやりましょう。

という訳でここは皆さんご一緒に振り付きで。 せーの、ぱーっしょん!!
(スイマセン、発表会の金久保選手みたいに自分もちょっとやってみたかったモンで。。。)

何はともあれ遂に始まるJ2昇格リベンジイヤーのJ3リーグ。
ライバルチームはどこも補強やスカウティングを着々と行っており、今年も楽に勝てる試合は一つもない厳しい1年間になると思うが、3ヶ月前に丸亀で味わった屈辱を忘れず、待った無しとなった昇格へのプレッシャーも気負いではなく前進への力に変えて、決して受け身にならずチャレンジャー精神で全試合を全力で戦い抜き、シーズンの最後には南長野がオレンジ色の紙テープと歓喜の渦に埋め尽くされるラストシーンを実現させるべく、選手・スタッフ・サポーターその他パルセイロにかかわる全ての人達の力を結集して絶対に悲願を達成させましょう!!

まずは開幕早々の大一番となったアウェイ・町田戦、絶対に勝つ!!!
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新生・南長野のスタンド各所からピッチを見てみると
前エントリーでちょっと予告したように、他のレポとはちょっと趣向を変えた新生・南長野総合球技場紹介企画第2弾。
内覧会に行かれた方は実際にスタンドの席に座ってピッチの見え方を確認されたと思うけど、どうしても都合がつかなかった方や県外の方などにとっては、試合が見やすそうなスタジアムだというのは写真を見ただけで分かると思うけど、では実際にスタンドの各場所からピッチがどのように見えるか気になる方も多い事でしょう。
という訳で、実際に下層階・上層階共に最前列と最後列に座って撮った写真を載せるので、チケット購入の際の座席選びの参考にしていただければと思います。

なおお断りとして、本当は人間の視点と同じような画角(フルサイズ相当50ミリ前後)のレンズで撮ればよかったけど、そこまで気が回らなくてフルサイズ相当27ミリの広角レンズでの撮影のため遠近感が強調されて写っているので、実際の視点よりちょっとピッチが遠く感じる写真になってしまいましたがご容赦くださいませ。

【 下層階最前列より 】
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下層階の最前列から数段はピッチとの距離も近いし段差も低く、旧南長野の長椅子席を彷彿とさせる臨場感満点の特等席。
前記のように遠近感が強調されているので写真では分かりづらいけど、おそらく人工芝と天然芝の境目付近に引かれるであろうタッチラインが手が届きそうなほど近くにあるので、先代と同じように選手の息遣いまで聞こえてきそうです。
また段差が低いといっても最前列でもピッチから1.5~6mくらいの段差は確保されているので、あまりにピッチレベルに近くて全体の動きが見られないというストレスも無さそうです。

【 下層階最後列より 】
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ピッチからの距離や高さも程よく、個人的にはこのあたりの席が一番好みの視点かな?
この下層階スタンドの傾斜は下の写真のように、自分が理想的な角度と感じるアルウィンと比べると若干緩め。
ただし旧南長野に比べれば十分に段差があり、内覧会では前の席に人がいる状態で座った時を確認していないけど、おそらく相当座高が高い人や頭がデカい人、またはリンゴの被り物をしたアルクマ君でも座らない限り十分な見通しは確保できるでしょう。
なお、スタンド全周屋根付きとはいえ下層階で屋根の恩恵にあずかれるのは後方2~3列までで、下層階に座る人は雨の日は雨具が必須となりますが、その代り晴れていれば空の広がりも感じられ気持ちよく観戦できるでしょう。
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ちなみにバックスタンド最上列の背後にある通路はこんな感じ。
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写真左側の壁のところにトイレの出入口があり、最悪トイレ待ちの間に試合が始まっても列に居ながら試合の雰囲気が感じられるナイスな設計です。
また既に報じられてご存知かもしれませんが、トイレは一方通行で入口と出口が別になっているので、入る人と出る人が出入口で交錯する事も無くスムーズに流れるという画期的な設計です。

【 上層階最前列より 】
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下層階以上に気になる上層階からの眺めですが、最前列を始め中央通路より下側の3列については意外と高低差も感じないし、ピッチ全体を眺めつつ選手個人の挙動も十分確認可能で、このエリアもかなりの特等席になるでしょう。
メインスタンド側はこのエリアの中央部は指定席になるけど、バックスタンド側は全席自由だから、引いて見るのが好きな人には下層階最上列よりおススメの席です。
あとアメフト好きな自分としては、この席でアメフトの試合を生観戦できたらフォーメーションが手に取るように分かって面白いだろうな~・・・

【 上層階最上列より 】
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南長野の上層階は傾斜がかなり急なので、最上列からだとさすがに高さが感じられ、しかも邪魔な陸上競技のトラックが無い球技専用なので水平方向にはピッチからの距離は思ったより近いので、極端に言えばほぼ真上からピッチを見下ろすようなちょっと不思議な感じ。
でもこれはこれで興味深い視点で、一度くらいここから試合を見てみても面白そうだな。
ただし本当に急傾斜なので、パルセイロのゴールや勝利の時の恒例・ラインダンスをやる時はくれぐれも足元にご注意を。
コーフンし過ぎてバランスを崩すと“階段落ち”して大ケガ必至です。
(だからといってオフィシャルの方、「上層階はラインダンス禁止」なんてつまらない規制をかけてサポの楽しみを奪うのはご勘弁を!)

なお注意点として、上層階にはトイレや売店等の施設は無いので、試合の際は下層階で用を足した後で上層階の自分の席に戻るまでの時間を考慮して動いてください。

【 セブン-イレブン・ファミリーテラス席より 】
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当スタジアムの目玉、ホーム側コーナー2か所に設けられた定員4名×22区分のお土産(福袋)付きファミリーテラス席からの眺め。
こういった四角形スタジアムのコーナー部分というのはどこも処理に苦労しているようだけど、このテラス席はなかなか良いアイディアですな。
またピッチに近い事もあり、コーナーという少々見辛い角度ながらファミリーで十分に試合を楽しめそうで、自分も家族をそそのかして 誘って一度くらいこの席で観戦してみたいという気持ちになりました。
福袋の中身も大いに気になるしね。

以上、スタンド各所からのピッチの見え方をお送りしましたが、参考になりましたでしょうか?
いずれにしても、本当にどの位置からでも本当に見やすくて最高のスタジアムなので、パルサポでない方も是非一度南長野に足を運んでサッカーという競技自体を思う存分楽しんでみてください!
新生・南長野総合球技場内覧会~劇的!ビフォーアフター南長野編~
J3リーグの2014年シーズン開幕1週間前の今日、待ちに待った新生・南長野総合球技場の寄付者銘板除幕式と寄付者向け内覧会が開催され、遂に我々サポにその全容がお披露目された。
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思えば2013年7月27日のトップ佐川印刷戦と翌28日のレディース清水第八戦を最後に南長野を離れてから1年半、あの時はこの期間が途方もなく長く感じたものだが、今こうして思い返してみると佐久で喜怒哀楽さまざまな思い出ができた素敵な時間を過ごせて短くも感じられ、いずれにしても当時は知らない人に「あんなところにサッカー場なんてあったっけ?」と言われるような慎ましやかだった球技場がこんなに立派に生まれ変わり、この日本屈指の名スタジアムとなるであろう場所が我々の“本拠地”になるなんて本当に感慨深い。

さて、内覧会では自分も素晴らしい施設に興奮しながら写真をバシャバシャ撮りまくっていたが、会に出席された方も多いし主要な個所の写真は公式HPのイメージギャラリーで存分に見られるので、ここではちょっと趣向を変えた企画を2回に分けてやってみようと思います。
まず今日は、旧球技場時代に撮っておいた写真とほぼ同じ視点から新スタジアムを写し以前の写真と並べてみた、人気番組『劇的ビフォーアフター』風の定点観測写真。
ここは是非ともあの番組のBGM(クリックするとCM後に例の曲が流れます)をバックに、その変貌の様子をお楽しみくださいませ。

【 Before&After No.1 外観 】
なんということでしょう!
以前は高さを抑えた申し訳程度の外壁しか無くて知らないと気付かずに通り過ぎてしまいそうだったのが、上層階の回廊を覆うエコスクリーンの銀色がまぶしい存在感満点の近未来的外観に大変身!
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【 Before&After No.2 北西コーナーから見るピッチ 】
なんということでしょう!
以前は丸見えだった背後の山並みを隠すように立派に立ち上がった、“パルセイロカラー”のオレンジと紺の座席に彩られた2層式のバックスタンドと、このスタジアムの特徴であるピッチの日照確保のため1層となった南側サイドスタンド上部に置かれた大きなビジョン!
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【 Before&After No.3 メインスタンドから見るバックスタンドの光景 】
なんということでしょう!(←しつこい?)
以前の芝生席最上段より高いオレンジ色の低層階と、濃紺に堂々『NAGANO』と白く浮かび上がる文字が嬉しい上層階、そしてその上に被さる屋根のカッコよさ!
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【 Before&After No.4 バックスタンド北側隅から見るメインスタンドの光景 】
なんということでしょう!(←もういい?)
低層階の前数列は以前の長椅子席とほぼ同じ目線というピッチとの近さと、メインスタンド中央を占めるVIP席や記者席など関係者エリアの、以前には無かったいかにもスタジアムらしい施設!
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【 Before&After No.5 北側ゴール裏からの光景 】
なんということでしょう!(←最後だからガマンして付き合ってね。。)
パルサポの“主戦場”のゴール裏、以前は口の悪いサポから「スタンドじゃなくて通路」と酷評され、高低差が少なくて試合が見辛かったのが、立派なスタンドに整備され、バモり飛び跳ねながらしっかり試合もビジョンも見られる素晴らしさ!
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こうして改めて比べてみると、まさに“劇的”な変わりように驚かされるし、改築前は「こんなに狭い敷地への建て替えで満足な施設ができるだろうか?」と疑心暗鬼だったところもあるけど、必要な設備がコンパクトかつ効率的に配置され見やすく快適そうなスタジアムとなっており、設計した建築士や作り上げた業者の“匠の技”に感心するばかりだ。

・・・あ、ここまでやっといてナンだけど、自分はこの時間帯のテレビは『ビフォーアフター』ではなく『鉄腕!DASH』派です。(←なんじゃそりゃ!!)

と、と、とにかく、マイホームスタジアムがこれだけ立派に劇的に変わって試合の応援にも自ずと気合が入ってくるでしょう。
これからこのスタジアムで、トップもレディースもスタンドの大きさに負けないよう今まで以上に大きな声で応援して、以前は存在しなかった地表と2階エントランスを結ぶ広くて長い『ビクトリーロード』を笑って歩きながら帰れる試合が数多く見られるように頑張りましょう!
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第36回長野県アイスホッケー選手権準決勝 vsWAG軽井沢クラブ(+祝、横山久美選手フル代表デビュー&初ゴール!)
前回のエントリーで「Mウェーブ社長杯決勝が今シーズン最後のアイスホッケー観戦」と書いたが、その記事の書き込みで「3月7~8日に軽井沢で行われる長野県選手権にパルセイロIHトップチームが出場する」との貴重な情報をいただいた。
(コメントいただいた方、改めまして情報提供ありがとうございました!)
自分はこの大会の詳細については定かではないが、名前から察するに、おそらく全日本選手権のように長野県で最も強いアイスホッケーチームを決める権威ある大会であろうと思われ、そこに我等がパルセイロIHが出場できるとは光栄な事だ。

しかもその対戦相手がWAG軽井沢クラブだと聞いてビックリ。
このクラブは2010年に『中部地区クラブチャンピオンズリーグ』という大会で一度見た事があるのだが、自分の乏しい知識の中ではおそらく現在の長野県で最も強いクラブチームと思われ、パルセイロIHにトップチームができた時から「いつかはウチとWAGさんとの試合を見てみたい」と思っていたのだが、そんな自分にとって夢のマッチアップがこんなに早く実現するとは思わず、試合開始が9時50分という早い時間帯もなんのその、心躍らせながら軽井沢の風越公園アリーナに向かった。
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チーム発足初年度から長野市民リーグを2連覇し長野市では一番のクラブになったパルセイロIHの、現在の本当の“立ち位置”が分かる非常に興味深い対戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロIH 4(1-1・1-2・2-5)8 WAG軽井沢クラブ
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戦前の自分の予想としては、やはり長野県で一番の“ホッケータウン”軽井沢を代表するチームに手も足も出ずワンサイドゲームになってしまうんじゃないか・・・という一抹の不安もあったものの、なかなかどうして、ウチの選手達も積極果敢な戦いぶりでほぼ互角の展開を演じ、1Pも2/3を過ぎるまでは点が動かない緊迫した流れだったが、遂に10分02秒に相手に先取点を許す。
しかしその3分後にカウンターから#87がノーアシストでゴールし同点に追い付いた。
(注:以降、背番号のみ記載の選手は公式HPのメンバーリストに載っていないので名前を載せられませんが、悪しからずご了承ください)
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そして1P終了まで2分弱という良い時間帯のゴールで勢い付いたか、5分間の休憩を挟んでの2Pはウチの動きも更に良くなって5分40秒にエース#21大町がゴール前で倒れ込みながらもパックを押し込む執念のゴールで逆転に成功!
この時点で自分は「ありゃりゃ、これはひょっとして勝っちゃうかも・・・」なんて“スケベ心”が顔を出してきたが、世の中そんなに甘くない。
ピリオド残り2分と1分のところで連続して、ブルーライン付近からの強烈なミドルシュートを決められ、1点ビハインドのまま勝負の第3ピリオドへ。
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ウチとしては2P終盤に再逆転を許す悪い流れだったものの、シュート数は1Pも2Pもウチが上回っているし、まだまだ勝ち目は十分にある・・・と期待を込めて迎えた3Pだったが、市民リーグ等と違って2~3Pの休憩時間は10分間と長く、その間にリンク製氷のため選手達がロッカールームに下がるという長野の試合とは違うルーティンでウチのリズムが少し狂ったか、または相手が「長野の新参チームなんかに負けるな!」とロッカールームで気合を入れ直したか、3Pは立ち上がりからWAGが猛攻を仕掛けて1分25秒と2分44秒に連続ゴールで3点差まで突き放される。

さすがは実力者のWAGだけに、ここにきて底力を発揮してきたか・・・と思ったが、5失点目から僅か30秒後の3分11秒に#81酒井(俊)がゴールして望みを繋ぐと、9分45秒には#21大町がリバウンドを押し込んで遂に1点差。
このゴールの時にはウチのベンチで控えていた選手達がスティックでフェンスをドンドンドンと連打しながら大声をあげて逆転に向けて気合を入れたが、その1分半後にはまたしてもWAGの強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さって再び2点差に広げられ、今度は相手側ベンチがスティックを叩いて盛り上がる、非常に白熱した展開に。
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そして残り時間2分強となり、アイシングだか何かで試合が止まりウチがアタッキングゾーン(敵陣)でのフェイスオフでリスタートとなるタイミングで、数々の修羅場を経験してきた勝負師・運上HCがゴーリーに声をかけてベンチに上げ6人攻撃の勝負に出ると、フェイスオフを取ったウチは必死で相手ゴールをこじ開けようと頑張ったが、残り1分半のところでパックを相手に取られるとそのまま無人のゴールに流し込まれるエンプティネットゴールを決められて3点差となり万事休すで、パルセイロの応援に駆け付けた観客からも大きなため息が漏れた。
しかし、普通ならここでGKを戻して更なる失点を防ごうかというところだが、リスタート後にアタッキングゾーンに入ると再び6人攻撃を仕掛けて1点を取りに行こうと意地を見せていた。
結局もう一度エンプティを決められて更に点差を広げられてしまったが、最後までチャレンジャー精神を忘れず攻めの姿勢を貫いた姿は本当に立派だった。

そんな訳で終わってみれば4-8とダブルスコアでの敗戦となってしまったが、そのうちの2失点は“捨て身”の6人攻撃で取られたものでアイスホッケーではよくある失点なので、実質は2点差の大善戦といっていいんじゃないかと思う。
またシュート数だけを見てみると、1Pは16本対8本、2Pは9本対8本、3Pは15本対13本といずれもウチが上回っており、“格上”相手にも決して受け身にならず最後まで諦めないで攻め抜いた堂々とした戦いぶりだった。
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細かく見ていくと球際の強さやパックを追いかける時の瞬間的なスピードの速さ、シュートスピードや守備面での詰めの差など、まだまだ全体的には相手の方が何枚も上手だと感じたが、それでも当初自分が思っていたほどは実力に大きな開きが無いようで、それが分かっただけでも軽井沢まで来た甲斐があったし、なにより両者の白熱した攻防で非常に楽しい試合を見せていただき、本当は以前から見てみたかった軽井沢高校が出場する午後の試合も見たかったけど、ちょっと用事があったので後ろ髪を引かれつつも大満足で帰路に就いた。

ただ、善戦したとはいえ負けてしまったのは事実で今後に向けて色々と課題もあるが、パルセイロIHが来シーズンに向けてそれらを克服してもっと強いチームになっていくには、やはり長野市内に留まらず外に出て強豪チームと試合を重ねていくのが最も効果があるんじゃないかと思う。
そのためにも、今日対戦したWAGを始めとした軽井沢のクラブチームと活発に交流して、非公式試合でもいいから長野と軽井沢の“定期交流戦”なんてできないものだろうか?
そうすればお互い刺激し合って長野県全体のホッケーのレベルも上がるだろうし、もう一つ通年リンクがある岡谷のクラブも巻き込んで3都市の6チームくらいが参加する『長野県リーグ』なんてものでもできたら最高だ。

いずれにしても、せっかくパルセイロIHにトップチームができて少しずつでも長野のホッケーも盛り上がりの兆しが見えている事だし、連盟や各クラブが協力してより良いものとしていただける事を期待しております。

さて、この長野県選手権は明日も行われ、パルセイロIHは11時から始まる3位決定戦に出場、その後13時30分からはWAGが出場する決勝戦が行われます。
自分は明日は南長野総合球技場の寄付者対象の内覧会に出席するので、本当に残念だけどホッケーの試合は見に行けないし、その他のパルサポさんもこの会に参加する方が多いと思うけど、もしその予定が無くてパルセイロIHを応援したいという方やホッケーに興味を持たれた方は、少し遠いけど是非とも軽井沢の風越公園アリーナに足を運んでいただき、パルセイロの選手達に声援を送ってやってください!
ちなみに当然ながら入場無料だし、駐車場も余程の事が無い限り満車にはならないので安心してお出かけください。(試合後に軽井沢ショッピングプラザでお買い物なんてプランもいいかも)
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そして・・・・

祝! パルセイロ・レディース横山久美選手
なでしこJAPANフル代表初キャップ&初ゴール!!
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昨夜ポルトガルで行われた女子サッカーのアルガルベ・カップはテレビ中継でも解説者が一番の注目選手として横山選手をプッシュしていたが、背番号22番の2ndユニ(青色の1stユニじゃなかったのが残念・・・)を身に着けて先発出場を果たすと、最初のうちこそ緊張からか先輩選手への遠慮からか、それとも慣れないポジションだからか少し動きが固いように見えたが、徐々に“らしい”プレーで存在感を高めていくと、後半9分に前線でボールを受け取り素早いターンからドリブルでスペースに出て豪快なミドルシュートをネットに突き刺すという、我々パルサポからしたらいかにも横山らしい、そして彼女のプレーを知らない人達から見たらまさにド肝を抜かれるような素晴らしいゴールを決めてくれた。
自分はあそこで横山がボールを持った瞬間に「これはイケるかも」と直感したが、まさか本当に決めちゃうとは・・・
ゴールの瞬間はテレビの前で立ち上がって「うぉ~! 横山ぁぁ~~!!」って絶叫しちゃいましたよ。

まったく、さすがは長野が誇る“有言実行娘”だと感心するばかりだが、このゴール以外にも、ボールを持ったら積極的に前へ仕掛けて必ずシュートまで持っていこうという強い意識が感じられたし、当初はサイドハーフだったのがプレーぶりから実績のあるトップの高瀬選手と試合中にポジションが入れ替わり、いわば横山選手の実力で先輩選手から自分の“定位置”を勝ち取ったところがスゴいと思う。
他の選手との連携や守備に回った時のプレー、そして去年のチャレンジリーグとは比べ物にならない相手選手の厳しいマークなど色々と課題もあるが、錚々たるリザーブメンバーに代えられる事なく90分間フル出場したのは本人にとっても自信になったと思うし、この試合で攻撃の貴重なオプションとしてワールドカップ代表に選ばれる可能性もグッと高くなったんじゃないだろうか。
とりあえず月曜日のフランス戦もその後の順位決定戦も途中出場でもいいから試合に出てほしいし、そこでチャンスをもらったら先輩になんか遠慮せず、もっともっと横山らしさを前面に出して暴れまわってほしい。
そして5月に南長野で行われるワールドカップの壮行試合ともいえる試合で、青い代表ユニに身を包んだ横山選手がピッチに立つ姿を見られる事を大いに期待している。
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