ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201505<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201507
countdown
明治安田生命J3リーグ2015第17節 vsグルージャ盛岡
前節は強敵のガイナーレ鳥取に複数得点&無失点の良い勝ち方で首位との差を詰めたパルセイロだが、この試合で#3大島嵩弘がカード累積、#15西口諒が負傷退場となり、今日の試合はディフェンスの主力2名を欠いて臨まなくてはならなくなった。
このうち大島選手は、どこかで貯まったカードをチャラにしなければならないので山口との首位決戦を2試合後に控えるこのタイミングでの“一回休み”は仕方ないところもあるが、最近ラッキーボーイ的な活躍をしていた西口選手の離脱は想定外だ。

今日の対戦相手であるグルージャ盛岡は、開幕から12試合勝ち星が無かったが最近4試合は2勝1分1敗で、前節も相模原相手に負けはしたものの終盤に2点を取って猛追する粘り腰を見せるなど調子を上げてきているので、守備が手薄となったウチとしては不気味な存在ではあるが、逆にそんな昇り調子のチームに新布陣でしっかり守り抜いて勝つ事ができれば、チームとしてもう一段階成長できると思うし、ここは是非とも前節と同様に複数得点&無失点の快勝を期待したいところ。

チームの総力が試される重要な一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-0・0-1)1 グルージャ盛岡
s-DSC_7018.jpg

確かに今年の盛岡は去年の前半戦のような勢いは無いが、全体的に大柄な選手が多く、“堅守速攻”とはいえドン引きではなく高い位置から喰い気味にプレスを仕掛けるプレースタイルは相変わらずで、そんな積極果敢な“攻撃的守備”に手を焼いてか、ウチはなかなかペースを作れず、立ち上がりは逆に相手に押し込まれる場面も多かった。
それでも前半も半分を過ぎたあたりから徐々に盛り返してはきたが、盛岡の“白い壁”を崩せずスコアリングチャンスもほとんど作れないまま前半終了。
s-DSC_7059.jpg

そして、「う~ん、こりゃ今日はガマン比べの試合になるかな・・・」なんて思っていたハーフタイムに降り出した雨が後半が始まるころには大粒の豪雨になり、幸い風はないものの、まさに『雨ニモマケズ』を地でいくような状況の中での試合となってしまった。
s-DSC_7085.jpg
s-DSC_7078.jpg

それでもさすがは南長野だけあって、ピッチは水しぶきこそ上がるもののボールが止まるほどまでコンディションは悪くならず、選手達もズブ濡れになりながらも何とか点を取ろうと前に向かう姿勢を見せて徐々にチャンスも作り出していったが、焦りからかシュートはなかなか枠に行かず時間だけが刻々と減っていくようなジリジリする展開となってきた。
s-DSC_7089.jpg

そして迎えた後半40分、前掛かりになって守備が手薄になったところをカウンターで攻め込まれ、絶対に与えてはいけないゴールを許してしまい、その後の反撃も及ばず本当に痛い敗戦を喫してしまった。
s-DSC_7105.jpg

今日の試合は、盛岡の積極的なプレスに気圧されて前節で見せたようなスピーディーにボールを回して攻め立てるようなテンポよい攻撃ができず、逆に前掛かりになってきたところで相手のカウンターにヤラれてしまうという、盛岡のゲームプランに完全にハマってしまった“完敗”といえるだろう。
自分が今年経験した負け試合である相模原戦と富山戦は「もうちょっとなんとかしていれば・・・」という悔しさがあったが、今日の敗戦はウチの不甲斐なさよりも自分達のサッカーを90分間貫き通してしっかり結果を出した盛岡の戦いぶりに感心して不思議と悔しい感情が湧いてこず、盛岡の選手がピッチを去る際に敬意を表して心からの拍手を贈った。
s-DSC_7116.jpg

それに対してウチの方は、確かに最後まで何とかしようと頑張る姿勢は十分に感じられたが、その頑張りが焦りとなって攻撃が空回りしてしまったようで、今年はここまでそんな厳しい試合もしぶとく得点して勝ちを拾ってきたのに、ここに来て下位のチームに攻めあぐね墓穴を掘ってしまうという去年も要所でやらかしたミスと同じ轍を踏んでしまったのが本当に残念でならない。
s-DSC_7101.jpg

これでウチの成績は11勝1分4敗となり、順位は2位のままだが首位の山口とは勝ち点差が5ポイントに開き、3位の町田と、オマケに4位の相模原との勝ち点差も2ポイントまで縮まってしまった。
また、今日の敗戦で負け数が去年の最終成績と並んでしまったし、しかも4つの負けのうち3つがホームゲームというのも非常に気になるところだ。
ただ、去年に比べて引き分けが少なく勝ち点は順調に積み上げてきているし、まだ首位の山口との直接対決は2試合あるので自力優勝が消えた訳じゃないし、シーズンはまだ折り返し地点にも行っていないので、決して悲観する事は無いと思う。
美濃部監督のコメントにもあるように、選手達は今日の内容については大いに反省しつつも、絶対に下を向かず今日の敗戦をバネにして再び連勝中の勝負強さを取り戻してほしい。

次節はアウェイのブラウブリッツ秋田戦という事で、秋田も結果こそ出ていないが去年から確実に実力を上げてきており苦戦は必至だと思うが、今日の敗戦の悔しさを思いっきりぶつけて是が非でも勝利を掴み取ってくる事を願っている。
スポンサーサイト
明治安田生命J3リーグ2015第16節 vsガイナーレ鳥取
前節は町田との上位対決で痛い星を落としてしまったが、まだシーズンは1/3を過ぎたばかりだから何も慌てる事は無く、気持ちを切り替えてまた勝ち星を積み上げていく事が大切だ。
幸いにも、今日は昼間の試合で首位の山口が町田に敗れるという結果になり、いずれ調子を上げてくるだろうと予想していた町田がこのタイミングで勢い付いてしまうのは“痛し痒し”といったところだが、とにもかくにも快調に突っ走っていた山口の連勝が止まって、後はウチが勝つばかり・・・といったところ。

そんな状況で迎えるガイナーレ鳥取は、今年はここまで5位とイマイチ調子が上がらず前回の対戦でもウチが1-0で勝たせていただいたが、内容的には五分五分の厳しい試合だったとの事で、やはり簡単には勝てない強敵である事に変わりはない。
それだけに、逆にここでしっかり勝つ事ができれば、前節の敗戦を引きずる事なく再び勢いを取り戻す事ができるだろう。

キックオフ直前に鳴り響いた雷の影響で、15分遅れて夕立のような大粒の雨の中で始まった、絶対に勝っておきたい大事な一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(1-0・1-0)0 ガイナーレ鳥取
s-DSC_6751_2015061423384393c.jpg

試合は一進一退の緊迫した展開になるかと思っていたが、今日のウチは全体的に動きが良くてボールもテンポよく繋がり、一方的とまではいかないが概ねウチが攻め込む時間が長くて久々に見ていて楽しくなるような展開となった。
そして、そんな積極的な攻めの姿勢が功を奏したか、前半18分にショートコーナーからのクロスボールがゴールエリア内で相手の手に当たってハンドを誘いPKを獲得、これを#13勝又慶典が落ち着いてGKの動きと反対側のネットに流し込んで、首尾よく先取点をゲット!
ゴールが決まった後、きっと関係者かお知り合いの方にお子様でも産まれたのだろう、メインスタンド前でVIP席に向かって“ゆりかごダンス”が披露された。(帰宅してJリーグのHPをチェックしたら、町田さんもゆりかごダンスしてましたね。いや~、奇遇ですな。)
s-DSC_6829.jpg

とにかく難敵・鳥取相手に意外と早い時間に先制できたのは非常にデカい。
これで気分的にも楽になったか、その後もウチが主導権を握って攻め上がる時間が長く、逆に守備面でも相手のキーマン#6畑田真輝にほとんど仕事をさせないなどしっかりしたディフェンスで反撃を寄せ付けず、上々の内容で前半終了。
s-DSC_6852.jpg

こうなってくると、これまで勝ち試合でも1-0とか2-1とか1点差で何とか“絞り出した”ような厳しいスコアが多かったので、是非とも追加点を取ってしっかり守り切る『2-0』の試合が見たいところだったが、後半は鳥取も気合を入れ直してきたか前半よりも相手にチャンスを作らせる場面も多くなってきた。
そんな感じでちょっと流れが停滞してきたかな・・・と思っていた後半36分、右サイドからのクロスをフリーで走り込んできた#19向慎一が合わせて待望の追加点!!
ここまで攻撃の起点として気持ちのこもったプレーでチームを引っ張ってきた向選手に今季初得点という結果が出たのも嬉しかったし、何より今年はここまでなかなか奪えなかった追加点を後半の苦しい時間帯に取る事が出来たのが本当に嬉しい。
s-DSC_6938.jpg

このゴールの後は、立て続けに選手を入れ替えて食い下がる鳥取の反撃を受けて防戦一方の展開となり何度かヒヤリとする場面もあったが、後半になってすっかり雨も上がり少々蒸し暑くなってきた中でも最後まで足が止まらず高い集中力で対応し、また相手も少し焦っていたのかフィニッシュ精度が少し悪くなっていた事にも助けられて最後までゴールを割らせず、自分の希望通り複数得点&無失点の2-0というスコアで勝利する事ができた。
s-DSC_6972.jpg

今日はスタッツを見るとシュート数は5-6と鳥取の方が多かったし、試合中も不用意なパスを相手にカットされて攻め込まれる場面も結構あったが、その度にしっかりプレスを仕掛けて決定的なチャンスを作らせる前にボールを奪えており、「ウチの選手も球際に強くなってきたな~」と感心させられたし、また攻撃面でもワンチャンスをしっかりモノにする勝負強さも見られ、何より前節の負けを引きずる事なく逆に「連敗してなるものか!」という気迫が感じられ、細かいところを見れば色々ツッコミどころもあったけど全体的には『快勝』と見ていいんじゃないかと思う。
プレッシング、決定力、メンタルと今までウチにとって少し足りないと思われていた課題を鳥取という難敵相手にしっかりクリアして結果を出せた事で、今までは何となくモヤモヤしていた前方の視界がすこし開けてきたように感じた試合となった。
s-DSC_6964.jpg
s-DSC_6976.jpg

次節は現在11位と下位グループに居るグルージャ盛岡との試合となるが、相手もシーズン序盤の低迷から脱して徐々に結果や持ち前の粘り強さが出てきているし、ウチは#3大島嵩弘が今日のイエローで累積4枚となり次節出場停止、更に途中退場した#15西口諒の怪我の具合も気にかかり、特に守備陣が手薄となるハンデもあって決して楽な試合にはならないだろう。
でもそういった不安要素はチーム全体の力でカバーして、今日と同様に複数得点&無失点の結果を出して良い流れを加速させるような試合を期待したい。
s-DSC_6988.jpg
プレナスなでしこリーグ2部2105第12節 vsノジマステラ神奈川相模原(+トップ試合雑感)
パルセイロ・レディースにとって第2クール最大の山場がやってきた。
シーズン開幕前は昇格の最有力候補だった現在2位のノジマシテラ神名川相模原は、前節で福岡に10-0と爆勝し、また“ヤングなでしこ”として注目される#20田中陽子選手も得点ランキングで2位まで上げてきたなど勢いをつけてきているし、何より前回のウチとの対戦で『一人の選手によるシュート6本で6失点』という伝説的悪夢を自分達のホームでやられた屈辱を晴らさんと、並々ならぬ決意を持って挑んでくるだろう。

一方、ウチとしてはここで勝てばノジマとの勝ち点差は9まで広がって優勝争いをかなり優位に進める事ができるが、逆に負ければその差3の“1ゲーム差”まで詰められる訳で、余裕がなくなった状態で後ろから突っつかれるプレッシャーを感じながらまだまだ多い残り試合を戦うのはかなりシンドいので、ここは何としても勝っておきたいところ。

今月は1部がワールドカップブレイクで試合がないため、日本の女子サッカーでこの日一番注目される、今年の優勝の行方を大きく左右するであろう大事な一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 6(1-0・5-0)0 ノジマステラ神奈川相模原

ノジマはチャレンジリーグ参戦初年度の一昨年と去年共にウチとは別グループで、直接対決は2年連続アウェイ戦だったので、自分が実際にノジマの試合を見るのは今日が初めてだったが、さすがは優勝候補だけあって他のチームとは1ランク上の攻撃を仕掛け、特に積極的なサイドチェンジでピッチを広く使ってのサイドアタックはなかなかの脅威だった。
しかし、ウチの守備陣もこのあたりの仕掛けにはしっかりと対応してゴール前で相手を自由にさせず決定機を作らせない。

一方のウチは#10横山久美を中心に縦への早い攻撃で突破を図るが、ゴールエリア内では相手DF陣が人数をかけてシュートコースを塞いでおり効果的なシュートがなかなか打てず、両者の持ち味を生かしたスピーディーな攻防が繰り広げられる首位攻防戦らしい緊張感ある展開だった。

そんな均衡を破ったのは前半29分、#10横山久美のサイドアタックから折り返したボールを#14泊志穂がドンピシャ合わせてゴールネットに突き刺した。
怪我でベンチに入れない試合が数試合続き、復帰戦となったこの大事な試合で前回の対戦に続いてまたしても先制ゴール!
これで泊選手はノジマ戦通算7得点目で、その大当たりぶりはまさに『ノジマキラー』!!
きっとノジマステラのサポやスタッフは『泊』という文字がトラウマとなって、出張か何かで「今日はお泊りですか?」なんて聞かれたら卒倒してしまうだろう。(←んなワケねーだろ!)
逆に泊選手は、バカ当り過ぎて気味が悪いので、今度お祓いも兼ねて家電品をノジマさんで購入しておいた方がいいかもしれない。
あ、長野市にはノジマの店は無いから遠征の時にでもね。一応店舗案内貼っとくから。(←余計なお世話じゃ!)

と、そんな浮かれた気分になっていたのも束の間、先制から僅か4分後に相手がサイドからフリーでゴールエリア内に斬り込んできたところを堪らず後ろから倒してしまい痛恨のPK献上。
これでまた振り出しに戻るか・・・と思っていたが、相手のキッカー#20田中陽子のボールに#1池ヶ谷夏美が素晴らしい反応を見せてスーパーセーブ!
更にそのすぐ後に襲ってきた鋭いシュートも横っ飛びで跳ね返す超ウルトラスーパーグレートワンダフルビッグミラクルセーブ!!!!(←どんだけ~!?)
この2度にわたる絶体絶命のピンチを我等が守護神が持ち前の類まれなる反射神経で凌ぎ切った。

第1クールにけちょんけちょんにヤラれた同じ選手に先取点を入れられ、しかもその直後に回ってきた千載一遇の大チャンスをモノにできない・・・と、これはノジマにとっては相当に精神的ダメージが残り、逆にウチとしてはイケイケな気分となった事だろう。
後半になるとウチの動きが圧倒的によくなり、後半10分に#10横山久美がお得意の中央突破で追加点を取り流れを完全にこちら側に引き寄せると、25分には再び横山がプレスに力の無くなった中央を再び切り裂いて試合を決定づける3点目。
更にその2分後の26分には横山が持ち込んで相手をひきつけフリーになった#19齊藤あかねにパスを送り、それをミドルから豪快に決めて4点目、33分には完全に足が止まった相手DFをあざ笑うかのように“ノジマキラー”#14泊志穂がノビノビとドリブルで快走しフリーで決めて5点目。
そして締めは36分、#10横山久美のニアに蹴ったコーナーキックを#2田中菜実が飛び込んでエビ反りの態勢で後頭部に合わせるアクロバティックなゴールが決まって、取りも取ったり6点目。

戦前は相当厳しい戦いになる事が予想されたのに、終わってみれば奇しくも前回の対戦と同じ6-0というスコアでの大勝利!
他会場ではASハリマと日体大の上位陣直接対決が引き分けで星の“潰し合い”をやってくれたおかげで全てのライバルチームをまた一歩引き離し、何もかもが“出来過ぎ”と思えるくらい最高の結果を得る事ができた。

この試合を見て自分が一番強く感じたのは、「ウチの選手って、いつからこんなに球際に強くなったんだろう?」という事だ。
ノジマの正確なサイドチェンジやキレのあるスピードにもウチの守備陣は振り回される事なく冷静に対応できていたし、1対1の場面でもウチの方が完全に勝っていたし、セカンドボールもウチが納める方が多くて、あれだけの実力者を相手にしていながら例のPKの場面以外では不思議と点を取られる気がぜず、前半は少し押し込まれてハラハラしたけど後半は大船に乗ったような気持ちで試合を見守る事ができた。
また、DF陣だけでなく横山選手や齊藤選手、そして途中出場の#11橋浦さつき選手など攻撃陣も守備に対する高い意識を見せており、まさに一人のスーパースターの活躍ではなくチーム全員の素晴らしい働きで掴み取った価値ある完封勝利だ。

きっと選手達は、この試合を優勝を決める天王山ととらえ、しっかり対策を立ててみっちり練習し、並々ならぬ決意と大きな自信を持って臨んだのだろう。
今日のウチの選手達の動きを見ていると、大げさではなく先日南長野で行われたなでしこJAPANの選手達の動きと重なって見えた。
当然ノジマも「ここで負けたら優勝は絶望的」と強い気持ちで臨んできたと思うし、地元から大勢のサポが駆け付けた事からもその決意が伝わってきたし、もし前半のPKを決められていたらノジマの実力からいって違う流れになっていたかもしれないが、そんな相手を圧倒したチームのパフォーマンスに大きな拍手を贈りたい。

これでウチと2位のノジマとの勝ち点差は9に、3位日体大とは11まで広がり、最大のライバル2チームの自力優勝の芽を摘んだ格好となって、こうなってくるともう優勝は決めたも同然!・・・と思ってしまうが、リーグ戦はまだ半分以上残っているし、まだまだ手を緩めてはならない。
確かに数字的には相当余裕が出てくるが、これから夏場の厳しい季節を迎える中で、気持ちが緩んで主力選手に怪我でも出てしまったら足元をすくわれる可能性だって無いとは言えない。
とにかく、ここから先は怪我や体調不良などが最大の敵になってくると思うが、幸い2部リーグもここから3週間の中断期間があるので、この間を利用して選手達はもう一度気持ちを引き締めてコンディショニングをしっかり行い、一人の脱落者も出さず残り試合を全勝で走り抜けてほしい。


そして・・・・

明治安田生命J3リーグ2015第15節@東京都・町田市立陸上競技場
FC町田ゼルビア 2(1-0・1-0)0 AC長野パルセイロ

レディース同様、トップも第2クール屈指の大一番となったこの試合は、なかなか勝ち点を伸ばせず後がなくなった町田の底力に屈した形となってしまった。
美濃部監督のコメントによるとウチも何度かチャンスがあったようだが、そこを決め切れなかったのは去年からのウチの弱点であり、また崖っぷちに立たされた町田の気合の表れだろう。
第1クールの富山戦もそうだったが、こういった追い込まれた相手の底力を跳ね返し抑え込む事ができないのが何とももどかしいが、いくら悔やんでも失った勝ち点は戻ってこないし、ここは気持ちを切り替えて前を見て進んでいくしかないだろう。
首位を走る山口は今日も複数得点の快勝で勝ち点を伸ばしてウチとは再び5ポイント差まで離されてしまったし、3位の町田との差も3ポイントに縮まってしまったが、まだ第2クールが始まったばかりなので今は勝ち点差を云々するより目の前の試合を確実に勝ってポイントを積み重ねていく事が重要だ。
次節はガイナーレ鳥取が相手という事で厳しい対戦が続くが、今度はホーム・南長野で試合ができるので、ここは何とか地の利を生かして難敵との試合を勝ち切り、再び態勢を立て直して今後につなげてほしい。
明治安田生命J3リーグ2015第14節 vsカターレ富山
昨日は昼間に佐久で行われたレディースの快勝を見届けると、すぐさまクルマを飛ばして(決して無茶はせず安全運転で走った・・・つもりですよ)無事南長野に到着。
こうやって佐久と南長野のハシゴができるのも、思い切って入会したスペシャルパートナー会員の特権です。
ただ、やはりいつも座っている“定位置”は既に塞がっていたので、この機会にと初めて上層階で観戦してみたが、ここからの試合も全体が見渡せてなかなかのモンですな~。
s-DSC_6594.jpg

さて、J3も今節から第2クールに突入。
ここまで一通り全てのチームと対戦し、このクールは前回の戦いを踏まえてのチームとしての対応力や相手の研究の上を行くだけの進化が求められるが、特に今回対戦するカターレ富山は前回の対戦で0-1と完封負けを喫しているし、ウチが苦手としている堅守速攻型のチームだけに、ただ「前回のリベンジ」というだけでなく、優勝&昇格のためにはこの“青い壁”を何としても乗り越えていかなければならない。
それだけに、怪我人も戻って上昇基調のチームがこの難敵に対してどういった戦いぶりを見せるかに注目していたが、その試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(0-0・1-0)0 カターレ富山
s-DSC_6599.jpg

試合は戦前の予想通り本当に厳しい戦いだった。
昼間の試合で他の上位陣が揃って勝利し、首位の山口に引き離されないため、また3位や4位のチームに追いつかれないためにも勝つ事が求められるウチと、ここ2試合勝ちが無く前回対戦時のようにウチに勝って再び勢いを取り戻したい富山の意地と意地がぶつかり合ったガップリ四つの展開で、両チームにピンチとチャンスが交互に訪れる一進一退のヒリヒリするような攻防。
更にそんな神経戦に輪をかけるようにレフリーのジャッジがかなり不安定で少々荒れ気味だっただけに、自分も見ていて胃が痛くなるような緊張感満点の試合だった。
s-DSC_6642.jpg

そんな試合だったからこそ、「このままスコアレスドローか・・・」と思い始めた後半38分に#7佐藤悠希が決めたゴールは、それまで募りに募っていた不安やジャッジへのイライラが一気に吹き飛んだ感じで、自分も何度も何度も雄叫びを上げて喜びを爆発させた。
s-DSC_6676.jpg

この試合の大きな勝因は、やはりメンタルの強さだろう。
富山も第1クールと同様に上位にいるウチを叩いて何としてでも昇格に望みを繋げたいという気迫があったが、ウチは同じ相手に、しかもホームの南長野で2連敗する事だけは絶対にあってはならないという相手を上回る気迫が自分のいる上層階スタンドにまでひしひしと伝わってきたし、相手の堅守に対しても決して引く事なく常に前へと向かう強い気持ちが見られた。
また、レフリーの不可解な判定に少し熱くなる場面もあったものの、全体的には気持ちが切れたりプレーが混乱する事無く自分達のプレーに集中できていた。
あのゴールシーンも、接触プレーで中途半端なジャッジの混乱があった直後のリスタートが起点となっていたが、これも判定に振り回されず点を取る事だけに集中していた証だろう。

そして、そんな気持ちの部分に加えて、自分はスタッフのスカウティングやベンチワークも大いに評価したい。
前回の対戦では、決勝ゴールを決められた富山の#15中西倫也選手の動きがやたらと目立っており、ウチの選手が彼のスピードに振り回されていた印象が強かったが、昨日は簡単には中西選手にボールを渡さず、もう一人の攻撃のキーマンである#9苔口卓也選手と共に好きに仕事をさせなかった。
おそらく前回は大卒ルーキーという事で中西選手に対するデータがほとんどなかったと思うのだが、そこで痛い目にあった分しっかり分析して対策を講じたスタッフのスカウティング能力と、その対策を実践して完封勝利という結果を出した選手達のパフォーマンスに拍手を贈りたい。
s-DSC_6656.jpg

また、後半15分から出場した#10宇野沢祐次選手がプレーの中で痛みを再発させた時も、迅速な対応ですぐに#14金久保彩選手に交代できたのもベンチのファインプレーといえる。
途中出場した選手を再び交代させるのは異例の事であり、ましてやそれがエースともなれば、リードしている事や試合終盤だった事を考慮してもかなりの決断力がいると思うのだが、異常が起きたと見るやすぐに交代の指示を出した美濃部監督の判断と、交代までに多くの手順を踏まなければならない中で素早く次の選手を送り出したスタッフの仕事の速さには感心した。
s-DSC_6708.jpg

そんな訳で、昨日の試合は選手達の勝利に賭ける熱い気持ちとベンチの冷静で迅速な判断が強敵・富山の実力を上回った“総合力”の勝利と言えると思う。
これから始まる第2クールの厳しい戦いを迎える中で、今日のような“ガマン比べ”のシビれる試合を勝ち切った事で選手達も大きな自信や勇気が得られたんじゃないだろうか。
s-DSC_6718.jpg

次節は第2クールの山場の一つである町田ゼルビアとのアウェイ戦。
町田はここまでは思わぬところで勝ち点を落とすなど少々苦戦しているようだが、そうはいっても決してこのままで終わるようなチームではなく、そのうち必ず頭角を現してくるだろう。
それだけに、直接対決で何としてでも勝利して、強力なライバルの上位浮上を少しでも遅らせなければならない。
宇野沢選手の怪我再発という不安要素はあるが、ここで無理をしてはそれこそシーズンを棒に振ってしまう可能性もあるし、ここはまず怪我を完治させることを最優先させ、残った選手達はこの逆境を発奮材料にしてぶつかっていってほしい。
昨日のような強い気持ちと高い集中力を持って臆する事なく戦えば、必ずや野津田の森に勝利の『シャナナ』がこだまするハズだ。
s-DSC_6728.jpg
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.