ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2016第27節 vsグルージャ盛岡(+レディース試合雑感)
本日南長野で行われたトップチームの試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-0・0-0)0 グルージャ盛岡
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今日もまた順位が下のチームに対して煮え切らない戦いで点を奪えず勝ち点を落としてしまったという事で、きっと南長野に足を運んだ多くのパルサポさんは失望や落胆の気持ちを抱えて帰路に就いたんじゃないだろうか。
しかし、自分も一応はオレンジ色のユニホームを身に着けていたが(でも今年のモデルは着る気になれないのでJFL時代のヤツで・・・)、既に今年のトップチームには見切りをつけており、今日は自軍の勝利には全く期待せずにニュートラルな気持ちで、なんなら「グルージャ頑張れ!」の思いの方が少し大きい感じでサッカーそのものを楽しもうと会場入りしたので、試合が終わってもショックなど受けず、むしろ「ほ~ら、やっぱり予想通りスコアレスドローだったでしょ~」なんてtotoでも的中させたような満足感を持ってスタジアムを後にした。(←見事なまでの現実逃避。。。)

グルージャ盛岡というチームは現在16チーム中15位と下位にあえいでいるが、J3を知る多くの人が「ナゼあんなに低い順位に居るのか分からない」と言うくらい内容的にはとても良いサッカーをしているし、自分もJ3が創設された3年前の初対戦の時から、そのケレン味の無い積極果敢なプレースタイルに好感を持っており、今年の天皇杯でベガルタ仙台を破ったのも決してフロックでは無いと高く評価している。

そして、今日実際に盛岡のプレーを見てみると、以前は少々粗削りだったところがかなり洗練されて、少し前のどこかのチームのようにテンポよくパスを回してゴールに迫る魅力的なチームに成長していた。
元々が前への意識が高いところにもってきて、これだけ連携の精度が高まっているのだから、ウチが苦戦するのも当然の事。
特に前半は相手の小気味よいパス回しでウチが受け身になる場面が多々あり、何度もヒヤッとする場面があった。
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後半になるとウチもようやく動きが良くなって押し込む場面も多くなってきたが、盛岡も全く臆する事無くひとたびボールを奪えば果敢に前へと向かう姿勢を見せ、ニュートラルな目線で戦況を見守っていた自分は「おー、いいぞいいぞ、どっちもガンバレ!!」と高みの見物を決め込んで試合そのものを大いに楽しんだ。
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結局は両者共に決定力が足りず、またお互いの守備陣の踏ん張りもあって最後までどちらのゴールネットが揺れる事も無くタイムアップ。
試合終了の笛が鳴った瞬間、スタンドからはブーイングはおろか溜め息さえも聞こえず、ただただ無反応で水を打ったようにシーンとなっていたが、自分は想像以上に進化し大いに楽しませてくれた盛岡のサッカーに敬意を表して、最後まで戦い抜いた相手選手達に心からの拍手を贈った。
今シーズンの盛岡はなかなか勝利に恵まれず、またシーズン中に起こった不幸な事件の影響もあってか来季のJ3ライセンス交付も継続審議となるなど苦難の道が続いているが、数は少ないながら熱心なサポーターにも支えられて、年々確実に成長し面白いサッカーを展開しているし、来年もまた南長野で盛岡の躍動する姿を見たいので、雨ニモマケズ風ニモマケズにこの難局を乗り越えて頑張ってほしい。
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あ、それから対戦相手の方ですが、論評する価値も無いのでバッサリとカットさせていただきます。
敢えて一つ言うとしたら、最終盤のPKを巡る微妙な判定の場面、レフリーに文句言うヒマがあったら自力でゴール奪いやがれ!!!

そんな訳で今シーズンのJ3リーグも残すところあと3試合。
そしてこれからアウェイが2試合続き、ホームゲームは3週間後の最終節を残すのみとなった。
今日の試合を見ると、今よりグッと寒くなる最終節に無理して足を運んで心まで寒くなることもないかな・・・なんて観戦を躊躇されている方もいるかと思いますが、ちょっと待ってください。
新規参入初年度にして、名だたる先輩クラブを差し置き、1年でのJ2復帰を目指す“降格組”の栃木と大分に次いで3位につけている鹿児島ユナイテッドFCが、一体どんなチームなのか興味がありませんか?
来シーズンのJ3リーグを楽しむためにも敵チームの素性を知るのはとても大事だし、来る11月20日の今シーズン最終戦は、最後の最後まで不甲斐なかったウチではなくて鹿児島の戦いぶりを一番のお目当てに、是非とも南長野に足を運んで、今年最後となるであろう“生サッカー”を大いに楽しもうじゃありませんか!!(←あー、なんか書いててメッチャ虚しくなってくる。。。)


そして・・・

10/23 プレナスなでしこリーグ2016最終節@南長野運動公園総合球技場
AC長野パルセイロ・レディース 2(1-0・1-1)1 ベガルタ仙台レディース

10/29 第38回皇后杯2回戦@佐久総合運動公園陸上競技場
AC長野パルセイロ・レディース 5(2-1・3-0)1 ASハリマアルビオン

仕事絡みで泣く泣く観戦をキャンセルしたレディースの試合、まずリーグ最終戦は、3位を争うベガルタ仙台レディースとの直接対決に見事勝利!
自分は他に誰もいない会社の事務所で仕事の傍らHPをチェックして戦況を追っていたが、後半36分に#14泊志穂選手のゴールの文字が出た時は思わず絶叫してしまいました。
そして試合結果と同じくらい注目していた観客数も、今シーズン3番目に多い4,370人!
この数字と試合後の本田監督のコメントを見たら、感動の涙が止まりませんでしたよ。
昇格初年度に、2部よりはるかにレベルの高い1部リーグでも最後まで自分達のサッカーを貫き通して堂々3位の座を掴み取った選手達と、そんな魅力的なチームを作り上げたスタッフ陣は本当に素晴らしい!
そして、男女の区別無く我が街のチームを熱心に応援し、他の人気クラブを圧倒的に引き離して今季の観客動員最多チームに導いたパルサポも本当に素晴らしい!!

そんなリーグ戦の余韻も冷めやらぬ中、久々に佐久陸で行われた皇后杯は、日本代表の千葉園子選手を擁するASハリマを相手に1部チームとしての実力を見せつけられるかが注目だったが、5-1と順当な結果となって何より。
しかも、U-20日本代表にも選出された期待の若手・#24神田若帆選手が初ゴールを決めるという大きな収穫もあり嬉しい限りだ。
皇后杯の次の試合は今度の土曜日に藤枝で、なでしこリーグ2部の日体大FIELDS横浜と戦う。
今シーズンの日体大はリーグ戦6位と予想外に低い順位だったが、本来は十分に1部昇格争いに絡めるだけの力があるし、何よりウチは去年2部のアウェイ戦で0-7と大敗しているだけに、攻撃がハマれば1部チーム並みに怖い存在となりうる、決してナメてかかってはいけないチームだ。
ウチとしては、あの試合のリベンジも含め、1部で1年間揉まれて成長したところを見せつけ、しっかり勝ち切ってほしいと願っている。
「リーグ戦が3位だったから皇后杯もベスト4を目指して」と高い目標を掲げるのは大いに結構だが、負ければ終わりのカップ戦ではあまり先の方ばかりを見ず、目の前の試合に集中して“一戦必勝”でいきましょう!
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明治安田生命J3リーグ2016第25節 vs大分トリニータ(+レディース試合雑感)
本日は諸事情により、少々短縮バージョンでいかせていただきます。
まずは試合の結果から。

AC長野パルセイロ 1(0-0・1-0)0 大分トリニータ
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今日、自分がこの試合に臨むにあたっての焦点はただ一つ。
首位を走る栃木の背中が見えてきて優勝に向け気合の入っている、そもそもJ3に居てはいけないだけの実績と実力を持つ大分に対して、ウチはどれだけ気持ちを見せて食い下がれるかという事だった。
何しろ3月のシーズン開幕戦で、南長野でのパブリックビューイングの画面越しに、0-1という最終スコア以上のチーム力の差を見せつけられた事が強く印象に残っているだけに、シーズン終盤になっても流れに乗り切れずモタモタしているウチがどこまで戦えるかに注目していた。

そしてその結果は、久々にスタメンに抜擢された#8菅野哲也の鮮やかなミドルシュートで得た1点を守り切って勝利!
強敵・大分に対して一歩も引かず、一進一退の緊迫した攻防を演じた前半を経て、後半立ち上がりの一瞬の隙を突いてワンチャンスをモノにした攻撃はお見事で、トップの試合では久々に胸がスッとするようなゴールが見られた。
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しかし、そんな虎の子のゴールシーンよりも強く心に響いたのは、選手達の気持ちの強さだった。
前線から積極的にプレスを仕掛けてボールを奪いに行き、競り合いでの球際の強さも相手を上回っていて、久々に陣取った上層スタンドからも選手達の気迫がひしひしと伝わってきた。
長らくJ1やJ2で戦ってきて技術的にもウチより上手なハズの大分が、今日は簡単なパスミスやキックミスをする場面が時折見られたが、これもウチの選手達の強烈なプレッシングに気圧されてのものだと思う。
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いつもは、こういった上位チームとの大一番では、肝心なところで気持ちの弱さを露呈して勝ち点を落とす事が多かったが、久々に5,000人を超える観客が入った中、“格上”ともいえるチームを気持ちで上回り見事に勝ち点3をゲットできたので、今日は細かい内容はともかく、1-0という僅差のスコア以上に大いに納得できるナイスゲームだった。
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(ライオー君もご満悦の様子デス♪)

次節はアウェイでFC琉球との対戦となるが、比較的相性がいい相手とはいえ、もはやチームの大黒柱に成長した元パル戦士・田中恵太選手の運動量と決定力は脅威だし、前節は首位を独走していた栃木と引き分けるなどここ4試合負け無しで、チームとしての調子も上向きと思われるが、ウチとしては相手ホームの雰囲気や勢いを今日の試合のような気持ちの強さで跳ね返し、是非とも勝ち点3を持ち帰ってきてほしい。
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そして・・・

プレナスなでしこリーグ2016第17節@東京都・多摩市立陸上競技場
日テレ・ベレーザ 0(0-1・0-1)2 AC長野パルセイロ・レディース

昨日、自分はこの試合結果の第一報を休日出勤帰りのクルマのラジオニュースで聞いた。

ラジオ「次に、サッカーなでしこリーグ1部のAC長野パルセイロ・レディースは・・・」
==あー、そういえばレディースは今日が試合だったな。
ラジオ「本日アウェイで前節にリーグ優勝を決めた日テレ・ベレーザと対戦し・・・」
==うんうん、どーなった、どーなった。
ラジオ「2-0で・・・」
==あー、前節(INAC神戸戦)の0-5を思えば、ベレーザ相手に0-2負けは大善戦だったでしょう。
ラジオ「勝利しました。」
==いーーーーっっ?!?!!!

いや~、思わずクルマの中で大絶叫しちゃいましたよ。
あの盤石の強さを誇るベレーザにアウェイで勝つなんて、大変失礼ながら自分は全然考えていなかった。
しかも、相手は優勝を決めた後だから少しメンバーを落としてきたと思って帰宅後にゲームシートを見てみたら、なんとほぼベストメンバーだったじゃありませんか!
また得点シーンも、2試合連続ノーゴールで悔しい思いをしていたエース#10横山久美が、岩清水梓・村松智子・有吉佐織といった錚々たる相手DF陣をブチ抜いての先制ゴールに、その横山が相手を引き付けてのアシストから#14泊志穂が持ち前の思い切りの良さを生かして飛び込んだ追加点と、まさに理想的な展開。
そして守っても、田中美南を筆頭とする強力なベレーザ攻撃陣をシャットアウトして前節の大量失点の悔しさを見事に晴らすなど、いくら相手が優勝を決めて気持ちが少し切れていたところがあったかもしれないとはいえ、もう「素晴らしい」という以外に言葉が見つからない。
去年から何度もこのフレーズを使っているが、本当にウチのレディースは、何度サポを驚かせれば気が済むんだろうか・・・

そんなレディースの今シーズンの集大成ともいえるリーグ最終戦が、来週南長野で行われる。
まだ皇后杯が残っているとはいえ、今年の女子サッカーに一大センセーションを巻き起こした我等がレディースの今季最後の雄姿が拝めるだけに大注目の試合だが、自分はこの日は休日出勤が確定しているので、残念ながら欠席となります。
パルセイロ・レディースが発足してから、自分はある意味トップよりも気にかけて応援し続けていただけに、記念すべき1部チャレンジ初年度の締めくくりとなるこの試合に行かれないのは本当に悔しい(ただ会社の名誉のために言っとくと、ウチの勤務先は決して“ブラック”じゃありませんので念のため・・・)けど、そんな自分の思いの分も、来週は是非とも多くの方々に南長野に足を運んでいただき、興奮と感動の勝利を飾った5月のINAC戦に負けないくらいの動員でスタジアムを盛り上げて、大いなるチャレンジをやり遂げたレディースの選手達を盛大に讃えてやってください。
相手は強敵・ベガルタ仙台レディースという事で非常に難しい試合になると思うけど、最後の最後までパルセイロ・レディースらしいサッカーをやり抜いて、結果はどうであれ笑顔でシーズンを締めくくれるよう、自分も草葉の陰から熱烈に応援します。(・・・って、勝手に殺さないで。。。)
プレナスなでしこリーグ2016第15節 vs伊賀FCくノ一(+トップ試合雑感)
先月初旬、ホームでのリーグ再開初戦を悔しい負け方で落としたレディースだったが、その後は後半アディショナルタイムの逆転劇でアルビレックス新潟レディースに勝利し、前節は岡山湯郷Belle戦で壮絶な打ち合いを5-4で制する等、苦手のアウェイゲームを劇的に2連勝して2位に再浮上。
そして、久々にホームに戻っての今日の相手・伊賀FCくノ一とは、猛攻・長野vs堅守・伊賀の“ほこ×たて”対決、はたまた超メジャーな伊賀流vs知る人ぞ知る戸隠(とがくれ)流の“忍者ダービー”、更には長野・本田美登里vs伊賀・野田朱美と日本の女子サッカー指導者の第一人者監督同士の超豪華直接対決と、何かと冠を付けたくなる興味深いカードだ。(真ん中のヤツは長野方が超マイナーで若干こじつけ気味なところはあるけど・・・)

自分も見に行ってきた前期のアウェイでの対戦は、ゴールデンウィーク中のタイトな日程の影響か、伊賀の堅守を最後まで崩せずスコアレスドローに終わってしまったが、めっぽう強い南長野での今日の試合は、そんな強固な壁を突き崩して是が非でも勝利を掴み取りたいところ。
先週のトップチームに引き続き、真田武士の“赤備え”にちなんだ限りなく赤に近い濃い目のオレンジに六文銭と長刀(なぎなた)をあしらった超カッコいい記念ユニホームを着用して臨んだこの試合、結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-0・1-0)0 伊賀FCくノ一
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3週間ぶりのレディースのホームゲームという事でワクワクしながらキックオフを待ったが、立ち上がりはウチの選手の動きが少々硬くてボールがなかなか足に付かず、相手に簡単にボールを奪われて攻め込まれる場面が目立った。
伊賀はシーズン途中に監督が交代したが、さすがはウチの本田監督や代表監督の高倉麻子氏と並ぶ女子サッカー界のレジェンド・野田朱美氏だけあり、5月の対戦では正直あまり印象に残っていなかった伊賀の攻撃(伊賀の関係者の皆様大変失礼!)が、テンポよくパスを繋いで敵陣に攻め込む等、かなりグレードアップしていて驚いた。

ただ、何度かヒヤリとする場面がありながらも、ウチの守備陣も粘り強く相手に喰らい付いて満足な態勢でシュートを打たせず、また相手の肝心なところでのミスや決定力不足にも助けられてピンチを切り抜けていくと、ウチも徐々に盛り返してロングボールから流れを作っていったが、エース#10横山久美は今日も複数の選手に徹底的にマークされて仕事をさせてもらえず、またサイド攻撃からのクロスも長身選手をそろえたディフェンスラインにことごとく跳ね返され、結局は中盤での潰し合いがメインの神経戦の様相のまま前半を終えた。
帰宅してスタッツを見て驚いたのが、前半のウチのシュート数がゼロという事で、まさに相手の術中に完全にハマってしまったような前半の戦いだった。

「う~ん、こりゃ今日は一つのミスが命取りになるガマン比べになるな・・・」なんて感じていたが、ここで本田監督が先手を打った。
サイドで頑張ってチャンスメイクしていた#13児玉桂子に代えて長身FW#28山崎円美の投入。
通常は後半の途中に同じトップのポジション同士での交代がパターンのところ、今日は#10横山と#14泊志穂のツートップを残したまま更にストライカーを追加したという事で、「絶対に点を取って勝ちに行く!」という本田監督の強い決意が感じられたが、その思惑が後半2分に早くも実を結ぶ。
GK#21林崎萌維からのフィードが左サイドを転がって直接ゴールラインを割りそうなところを、#11齊藤あかねが猛然とダッシュしてギリギリのところで追い付いてクロスを上げると、相手GKがファンブルしたところを詰めてきた#28山崎が押し込んで待望の先取点!
本田采配ズバリ的中の痛快さと共に、クロスを上げた齊藤と決めた山崎、2人のボールに対する執念が生んだ、実に価値あるゴールだった。
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そして、このゴールで波に乗ったウチは、連携もイマイチ合わず攻めあぐねていた前半とは打って変わって動きが良くなり、いつものホームゲームのような怒涛の攻撃を見せたが、そこはさすがに堅守の伊賀だけあってなかなか追加点をもらえない。
頼みの#10横山も何度かいい位置でボールを受けて前を向くことはできたのだが、屈強な相手DFに2~3人掛かりで潰されてしまったり、決定的なシュートがポストに当たったりして、前節のハットトリックから一転、今日はノーゴールに終わってしまった。
いつもはボールが当たっても内側に跳ね返ってゴールしてしまうほど“ポスト君”とは仲良しだったのに、今日はことごとく嫌われてしまうとは、横山選手にとってはとんだ厄日になってしまいましたな。
まぁ、長いシーズンにはこんな試合もあるさ。 ご本人には悔しい試合だったかもしれないけど、ふてくされてないで早いとこ“ポスト君”と仲直りしておきましょ。

・・・と、少し話が脱線してしまったが、そうやって惜しいチャンスを決め切れないでいると、伊賀の方も、日本代表にも選ばれ去年の東アジア大会で2ゴールの実績もあるエース#17杉田亜未を中心に、更に途中から大柄のアメリカ人FW#28ローレン・ボハボーイも投入して反撃に出るが、ウチも前半から衰えぬ集中力としつこい守りで対応し、4分間のアディショナルタイムもしっかり守り抜いて逃げ切り勝ち。
試合の立ち上がりは動きも悪くてどうなる事かと思ったし、相手のミスや詰めの甘さに助けられたところもあったが、ガマン比べの“神経戦”ともいえる難しい状況の中で虎の子の1点を守り切って勝てた事は実に大きいし、決して派手な内容の試合ではなかったけれど、両者の意地や気迫が伝わってきた見応えのある試合だった。
試合後、メインスタンドからはウチの選手に対するのと同じくらい伊賀の選手達にも大きな拍手が贈られたが、これも今日スタンドに足を運んだ観客の多くが、男子とは一味違う女子サッカーならではの魅力を満喫できた証だろう。
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今日は他会場で新潟が敗れたため、今日の勝利を持って今シーズンの4位以上が確定!
春先のシーズン開幕前は、一体誰がこれだけの好成績を予想しただろうか?
本当にレディースの選手達の頑張りと勝負強さには感心しきりだが、特に最近については、前々節から2試合連続の終了間際での逆転勝利に引き続き、今日も前半はシュート数ゼロだったので、この試合最初のシュートが得点になった訳で、今年の流行語大賞確実の表現を使えば、まさに『神ってる』としか言いようがない。

そしてもう一つ、観客動員が今日も安定の2,000人超え・・・どころか、3,101人とワンランク上の大台を突破。
他会場では関東で行われたJリーグ系チームの主催試合でも1,100~1,500人台で、これでも女子サッカーの相場からいけば十分な入りなのに、人口30万の地方都市での試合でこの動員は手前味噌ながら「素晴らしい」の一語に尽きる。
しかも、今日はトップチームも相模原という比較的遠征しやすい場所で試合があったにもかかわらず、これだけの数字を叩き出すのは驚きだ。
まぁ、トップの方はもう“アレ”なので、遠征を予定した人がキャンセルして南長野に流れてきたというのもあるかもしれないが、理由は何であれ、これもレディースの選手達のサッカーにかけるひたむきな姿勢と類稀な勝負強さの賜物だろう。
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そんな『神ってる』レディースだが、次節は勝ち点3差ですぐ後ろにつけているINAC神戸レオネッサ、次々節は他チームから頭2~3個分抜け出すダントツの強さを見せる日テレ・ベレーザと、共にアウェイで戦う事となる。
INACは、前半戦の南長野で今まで経験した事のないような『完全アウェイ』の雰囲気に飲み込まれての大逆転負けを喫し、向こうのホーム・ノエスタでリベンジを果たして2位に浮上しようと全力で向かって来るだろうし、ベレーザは若手選手の成長に支えられてクラブ史上でも1・2を争うような充実の強さを誇っており、ウチにとっては今シーズン最大の試練と言える2連戦となるだろう。
しかし、前記の通りウチは既に、今シーズン初頭に掲げた目標である6位以上を軽くクリアする4位以上を確定させており、守るものも失うものも何もない。
だからこそ、2試合ともどんな状況になろうとも最後まで自分達のサッカーを貫き通し、90分間全力で戦い抜いて、来シーズンに向けての成長の糧としてほしい。
そして、今月23日に南長野で行われるベガルタ仙台レディースとの最終節は、2,000とか3,000とか言わずにドーンと5,000人くらいの観客を集めて、1部チャレンジ初年度の集大成となるような試合を見せてほしい。
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そして・・・

明治安田生命J3リーグ2016第24節@神奈川県・相模原ギオンスタジアム
SC相模原 1(0-2・1-0)2 AC長野パルセイロ
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ダイジェストを見ていないので詳しい事は分からないが、監督のコメントを読むと、3つの得点が全てPKという何とも大味な試合だった模様。
相手にトドメを刺す3点目が取れなかった事や、後半に1点献上してしまった事など、相変わらず課題(というか不平というか不満というか・・・)は多いようだが、なにはともあれ、“アレ”な状況の中でどんな形であれ苦手の相模原に苦手なアウェイで結果を出せたのはよかった。
次節は今日の直接対決で鹿児島を破り、首位の栃木に勝ち点2差まで迫った大分トリニータを南長野に迎える。
相手は元々J3に居てはいけないような実力の持ち主である上に、首位の背中がハッキリ見える位置まで来て勢いを増しているので苦戦は必至だと思うが、ホームゲームの意地にかけても、今日のレディースのようにしぶとく粘り強く相手に喰らい付き、気持ちのこもった泥臭い戦いで是非とも“上位イジメ”をやり切ってほしい。
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