ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2017第10節 vsカターレ富山(+レディース試合雑感)
前節はアウェイでブラウブリッツ秋田と対戦し、またしてもスコアレスドローに終わったパルセイロ。
これで早くも今季9戦中5回目の無得点で、相変わらずの得点力不足が悩ましいところだが、首位の秋田を相手に無失点で終えられたのは良かったし、ダイジェスト映像からも選手や監督のコメントからも、去年と違ってプレーの意図やゴールへ向かう意志、そして「勝ち点を1つ取れたのでヨシ」ではなく「勝ち点を2つ失って悔しい」という闘志も見えているので、我々も気持ちを落とさず粘り強く応援していきたいところだ。

そして今日だが、対戦相手のカターレ富山とは、過去のJ3での戦いは1勝2分1敗と五分の星だが、持ち前の堅守にウチの攻撃陣がほとんど機能せず苦戦ばかりしているという印象が強く、現に二つの引き分けはいずれもスコアレスだし、また得点は4試合で1点しか取れていないし、逆に富山はウチから2点を取っており、とにかく自分の中では富山は大の苦手チームという位置づけで、まるで両県境に横たわっている北アルプスのように大きな壁となって立ちはだかっている。
そんなカターレに対し、上級登山者でない一般の人が長野から富山へ直接抜けられる唯一の道である立山黒部アルペンルートのような一筋の風穴を開ける事はできたか?
前半戦最大の山場(相手が北アルプスだけに・・・)ともいえる重要な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-0)0 カターレ富山
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やはり相手は実力者だけあって、立ち上がりからしばらくは富山に押される時間帯が続いたものの、持ち前の守備力で決定的な場面はほとんど作らせず、そうこうしているうちに徐々にウチが攻め込む場面も多くなって、ゴール前いい位置での#7佐藤悠希のヘディングシュートや、#3大島嵩弘の強烈なロングシュートなど、非常に惜しいシュートが出てきてスタンドが盛り上がってくると、前半29分、右サイドで得たフリーキックのチャンスに、#14東浩史が蹴ったボールを走り込んできた#3大島嵩弘がドンピシャ頭で合わせてゴールに突き刺し、パルセイロが先制!
お互い堅守のチームなので、とにかく先に点を取って主導権を握りたいという思いは双方強かったと思うが、そのノドから手が出るほど欲しかった先取点をウチが取れたのは本当に大きかった。
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その後も、ゴールシーンとほぼ同じ位置で得たフリーキックで、ゴール前に蹴ると見せかけて横に待っていた#24新井純平にチョコンとボールを出してクロスバー直撃の強烈なミドルシュートを放つなどアイディアある攻撃を見せる。
確かに45分間を通してのポゼッションとしては富山の方が上回っていたが、ウチの安定した守備力のせいか“有効打”をほとんど打たせず、スコアリングチャンスはウチの方が多くて、浅野監督が掲げる『良い守備からの良い攻撃』を体現した、非常に手応えのあった前半だった。
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しかし、後半になると富山の攻め込む時間が長くなってくる。
これは相手の「勝ち点同数で競り合っているライバルに負けられない」という気迫もあるが、ウチも1試合平均0.3失点という守備に対する自信が逆の方に働いてしまったか、虎の子の1点を守って逃げ切るのか、追加点を狙って前掛かりにいくのかがハッキリせず、プレーが前半に比べて中途半端になってしまったようで、クリアボールも相手に拾われるケースが増えてくるなど、流れがかなり悪くなってきた。
また、途中交代で入った2選手があまり機能せず、そのうちの1人はアディショナルタイムに再び代えられてしまうなど、ベンチの采配もあまり冴えなかった。(ご本人の名誉のために名前は書かなかったけど、気持ちを切り替えて次回以降頑張りましょう!)

それでも、選手達は最後まで集中力を切らさず、この難局を凌ぎ切った。
Uスタ名物の強風の影響もあったのか、相手のシュート精度が低かった事に救われたところもあったとはいえ、本当に肝を冷やすようなピンチは後半45分の中で1回か2回だけで、ほぼ一方的に押されてはいたけど不思議と失点される予感は起こらなかった。
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今日は体調不良からなのか、守備の屋台骨であるセンターバックにしてロングスローで攻撃の起点にもなる#2松原優吉が欠場で、スタメン発表が終わった後は少し不安な面もあったが、代わりにスタメンとなった#26遠藤元一を始め、今日もDF陣は安定したプレーで相手の攻撃を断ち、また去年まで富山に在籍し青く染まったゴール裏から愛のあふれる(?)ブーイングをもらった#19三上陽輔を始めとした前線の選手も高い位置から体を張ってプレスを仕掛け、ウチの持ち味をフルに発揮して宿敵・富山に競り勝ったのは素直に嬉しい。
後半の戦い方は今後に向けての大きな課題として残ったが、試合を通して選手達からは「勝ちたい!」という気持ちがひしひしと伝わってきたし、百戦錬磨な#17明神智和キャプテンが試合後に見せた、この気合と喜びに満ちた表情からも、選手達のこの試合に賭ける思いの強さが感じられた。
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今年のJ3はチーム数が奇数という事で次節はお休みとなり、トップチームの次の試合は再来週に、FC琉球とのアウェイ戦となる。
今季ここまでの琉球はウチと勝ち点5差の9位と少々苦戦しており、失点数が13でワースト5位という成績に付け込む隙があるかもしれないが、これまで負け無しだった対戦成績も去年のアウェイ戦で相手に初勝利を献上し、向こうとしてもこれまでのような苦手意識は薄らいでいると思われるし、加えて爽やかな信州とは正反対な沖縄の蒸し暑い気候とも戦わなければならない厳しさがあるが、今日の勝利で得た良い雰囲気を2週間持続させ、アグレッシブな攻撃で是非とも勝ち点3を持ち帰ってきてほしい。
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そして・・・
プレナスなでしこリーグ2017第10節@宮城県・ユアテックスタジアム仙台
マイナビベガルタ仙台レディース 1(0-0・1-1)1 AC長野パルセイロ・レディース

昨日アウェイで行われたレディースの試合は、勝って4連勝・・・とはならなかったが、後半開始早々に失点するという嫌な流れながら、タレント揃いでフィジカルが強い仙台に対して追加点を許さず、アディショナルタイムに入って相手ゴール前の混戦から同点弾を押し込むという劇的な展開で勝ち点1をもぎ取れたのは非常に大きい。
去年はアウェイ戦に弱くて“内弁慶”と呼ばれていたが、守備力向上で安定した戦いができるようになって、選手達にも「敵地でも十分に戦える」という自信と勇気がが付いたのだろう。
ダイジェスト映像は見ていないが、公式記録の得点経過や今朝の信毎朝刊の記事を見ていると、最後の最後まで勝負を諦めず泥臭くゴールへと向かっていく選手達のプレーが見えてくるようだ。

これでリーグ戦は8月中旬までお休みとなり、2週間後からはカップ戦に本格突入となるが、次回はレディースが未だ勝ち点を1つも取れていない唯一のチーム・ジェフ千葉レディースとのアウェイ戦となる。
この週はなでしこJAPANがオランダ・ベルギーに遠征して国際親善試合を行うという事で、代表メンバー発表は明日だが横山選手もおそらく選出されるだろうから、エースを欠いた状態で大の苦手チームに挑まなければならない(千葉も若手有望株の#28成宮唯選手あたり代表に選ばれてくれないかしら・・・)が、逆にここで結果を出せればチームとしても大きな自信になるだろうし、横山選手がドイツ移籍で長野を離れる7月以降を見据え、残ったメンバーが今季ここまでの戦いで得た自信と勇気を持って、千葉からの初の勝ち点ゲットに向けて果敢にチャレンジしてきてほしい。
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プレナスなでしこリーグ2017第9節 vsちふれASエルフェン埼玉
強い日差しが降り注ぎ真夏日一歩手前の暑さとなった今日は、早くもリーグ戦の折り返し地点。
そして、#10横山久美選手のホームでの試合も今日を入れて残り2試合となり、土曜日開催で地上波テレビ中継が入るという動員には不利な要素が重なったにもかかわらず、2,525人という多くの観客がUスタに足を運んだ。
自分はシーズンシートを持っている事もあって、一般入場が始まって10分後くらいに余裕コイて会場入りしたが、本日発売の横山選手移籍メモリアルグッズのキーホルダーは瞬殺との事で、クールなデザインで購入必至だったペナルティ様謹製の応援Tシャツも自分が行った時点でXO以上のキングサイズ以外は完売という大盛況ぶりで、迂闊にも買いそびれてしまった・・・(クラブ及びペナルティ様、限定150とか200とか言わずに是非とも再販を!!)

そんな訳で、スタンドの雰囲気も横山選手への期待で膨れ上がる中で行われた、今年2年ぶりに1部再昇格を果たしたちふれASエルフェン埼玉との試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 6(2-0・4-0)0 ちふれASエルフェン埼玉
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ここまで1勝1分7敗で最下位に沈んでいるエルフェンが相手だけに、ホームゲームで無類の強さを誇るウチのワンサードゲームになる事も予想されたが、さすがエルフェンも年々レベルアップしてきている2部を勝ち抜いてきただけの事はあり、ひとたびボールが渡れば、『エルフェンの代名詞』ともいえるなでしこジャパン経験者の#7薊理絵選手を中心になかなかのテンポで攻撃を仕掛けてくる。
それに負けじとウチの方も、今年の課題として取り組んでいたボールを横に展開してサイドからの崩しではなく、久々に縦方向にゴリゴリ押していくレディースらしい攻撃で応戦し、成長著しいウチの守備陣の安定したディフェンスやエルフェンGK#20高橋麻美選手のファインセーブ等で両者なかなか点は動かなかったものの、見ていて非常に面白い展開で、気が付けば時計の針が30分を越えていた。

そして、「このままスコアレスで前半を折り返すのもナンだし、そろそろ点が欲しいな~・・・」と思い始めた前半38分、敵陣エリア内で#13児玉桂子→#14泊志穂と繋いだ流れるようなワンツーを受けた#10横山久美が相手DFを振り切って豪快に決める、コンビネーションと個人技が見事に融合したファインゴールでパルセイロが先制!
更にその5分後には、エリア内で#10横山からパスを受けた#9山崎円美のシュートは相手に阻まれたものの、そのこぼれ球を#11齊藤あかねが押し込んで追加点を奪い、ここまで押し込みながらもなかなか波に乗れなかったチームに俄然勢いが出てきた。
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後半はUスタ名物のホーム側からアウェイ側に吹き抜ける風の風上側に陣取ると、まず13分にコーナーキックからの折り返しを相手がクリアしたボールを#5木下栞がヘッドで決めて3点目を取り、その3分後には、#6國澤志乃からの鮮やかなスルーパスを受けた#10横山久美が追いすがる相手DFを振り切って、最後はGKとニアサイドのポストの僅かな隙間を通す『これぞヨコヤマ!!』な真骨頂ゴールで4点目。
更に終盤の43分には、#10横山からのスルーパスを受けた#14泊志穂が横山ばりに相手DFを振り切ると、「後はワタシに任せて、久美さんは安心してドイツに行ってらっしゃい!」と言わんばかりに、角度の無いところからファーサイドネットに豪快に突き刺す5点目をあげ、仕上げはアディショナルタイム、#20内山智代からの縦パスを受けた#10横山久美が放ったループシュートがきれいなアーチを描いてゴールに吸い込まれて見事にハットトリックを達成し、MCの「よこやまぁ~・・・」に合わせてスタンドが「久美ぃ~~!!!」と大合唱したところで終了の笛が鳴る、これ以上ない最高のタイミングでタイムアップとなった。
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それにしても、試合後のインタビューで3点目について聞かれた時に「監督から“置くような感じでチップキックで”って言われてたんで」と答えていたが、最後の最後あの状況の中でそれを試して、しかも成功させてハットトリック決めるか?!
それに他の選手があげた3得点にも全て攻撃の起点として絡んできているし、以前書いた事の繰り返しになるけど、横山久美という選手は、周りから期待されればされるほど、注目が集まれば集まるほど、その実力をフルに発揮して結果を出す事ができる、我々が持つ普通のモノサシでは測り切れない類まれなスーパースターだ。
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ただ、確かに今日の主役は横山選手だったけど、決して彼女一人だけの試合ではなかった。
以前の横山選手は、アイスホッケーでいえば“ノーアシスト”と記録されそうな個人技オンリーで強引にゴールをこじ開けるような得点が目立っていたが、今日はいずれもフィニッシュは卓越した個人技ではあったものの、1点目は児玉選手と泊選手、2点目は國澤選手、3点目は内山選手と、3ゴールとも周囲とのコンビネーションから生まれており、他の選手の成長も見て取れる。
また華やかなゴールラッシュに隠れがちだが、守備面でも全員が最後までハードワークを貫いて相手に得点を許さなかったのは素晴らしい事で、この結果はまさしくチーム全体で掴み取った価値ある勝利だと思う。

あと、ちょっと余談になるけど、今日は少年サッカーのチームが観戦に訪れていたが、ボールを持った相手に複数人が素早くプレスをかけにいく場面だったり、ボールを奪ったら全員が前を向いてゴールに向かっていく場面だったり、少年・少女達のお手本となるようなプレーが沢山見られた。
チビッ子達も横山選手のゴールシーンだけ見てはしゃいでいないで、こういったハイレベルなプレーを生で見て何かを感じ取り、今後の練習や試合に役立て上達していってほしいものだ。

そんな訳で今日は最高に楽しい時間を過ごさせていただいたが、悲しいかな今後はカップ戦も含めて3試合連続でアウェイ開催となり、今度Uスタに戻ってくるのは6月24日まで待たねばならない。
その1ヶ月後のホームゲームは横山選手の日本でのラストマッチとなり、その日を迎えるのが今から何とも複雑な心境ではあるが、そんな先の事より、まずは次節の仙台戦をどう戦うかが重要だ。
苦手なアウェイゲームで、しかも相手は順位を争う直接のライバルにしてタレント揃いの強敵・仙台だけに苦戦は必至だと思うが、前節で7試合ぶりのゴールをあげ今日はハットトリックと調子を戻してきた横山選手を筆頭に、全選手が今日の試合の冠スポンサー様のCMのような強い気持ちで挑んでいってほしい。
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明治安田生命J3リーグ2017第8節 vs鹿児島ユナイテッドFC(+レディース試合雑感)
今日は未明から雨が降り続くあいにくの天気だったが、ピッチ内練習の頃から徐々に空が明るくなり始め、キックオフ直前には止んでくれた。
トップチームは前々節・前節と2試合連続スコアレスドローで重苦しい雰囲気になっているが、我等が指揮官・浅野哲也監督が去年まで率いていた鹿児島ユナイテッドFCを迎えての特別な一戦に勝利して、この空模様のように得点力不足の悩みを吹き飛ばしたいところ。
上位戦線に踏み止まるためにも絶対に落とせない戦い、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(2-1・0-0)1 鹿児島ユナイテッドFC
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今日こそは何としてでも点を取って勝ち切りたい長野と、連敗を2で食い止めて上位に踏みとどまりたい鹿児島。
そんなお互い切羽詰まった状況ゆえか、両者の強い思いがぶつかり合って試合は序盤から激しくボールを奪い合い、厳しいチェックで選手が倒れ治療のためプレーが止まる場面がしばしば見受けられる緊迫した展開となった。

また、そんな両者の気迫に気圧されたのか、若いレフリーもファールの基準が厳しくなって神経質に笛を吹いているように感じられたが、それでも決して荒れた雰囲気にならなかったのは、お互いが勝利に向けて高い集中力を維持し、ジャッジの不安定さに気持ちが左右されなかったからだろう。
小気味よいテンポと程よい緊張感で、自分もグッと試合に引き込まれていった。
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前々節のFC東京U-23戦ではゴールに向かうチャレンジに乏しく、前節盛岡戦の結果と合わせてその戦いぶりを不安視していたトップチームだったが、今日はどの選手も前へと向かう姿勢や相手に対して厳しくプレスを仕掛ける積極性が強く感じられ、敵陣のゴールエリア内で人数をかけて攻め込むという、最近のウチにはあまり見られなかったシーンが度々出てきて、ゴールへの期待も高まってくる。

しかし、先制したのは鹿児島だった。
前半38分、ピッチ中央でボールをインターセプトした#10ナ・ソンスに一気のドリブル突破から強烈なシュートを決められる痛恨の失点。
これは得点したソンス選手がスゴかったのはもちろんだが、ウチが自陣から前線へボールを送る際、ノープレッシャーの状態から誰に向けてというのではなく“何となく”出したパスをカットされた形で、ちょっと厳しい見方をすると、ウチの選手の一瞬の気の緩みが生んだミスによる失点ともいえるんじゃないだろうか。
ともあれ、ここまでリーグ戦1試合平均0.28点しか取られていなかった守備陣が1点を失った事で、同じく1試合平均0.85点しか取れていない攻撃陣が2点を取らなくては勝てない展開となり、失点直後は「また今日も勝ち点を落としてしまうのか・・・」と心が折れかかってしまった。

しかし、その僅か3分後、左サイド深く斬り込んだ#7佐藤悠希からのパスを受けた#19三上陽輔が、相手GKの股を抜く見事なゴールを決めてすかさず同点に追いつき、更に、試合が止まる場面が多く前半としてはかなり長めの3分というアディショナルタイムに入って、#18荒田智之が左サイドからエリア内に持ち込み、シュートはGKに弾かれるが、リバウンドを詰めてきた#14東浩史が押し込んで逆転に成功!
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あれだけ点を取るのに苦しんでいた攻撃陣が、失点から僅か10分弱の間に連続ゴールで試合をひっくり返すとは思いもしなかったが、これもアグレッシブにゴールへと向かう選手の気持ちが実を結んだものだろう。
エリア内で人数と圧力をかけて攻め込み積極的にシュートを打っていけば、自ずと結果は付いてくる。
この2つのゴールシーンは、それまで自分の中にあったトップチームに対するモヤモヤやイライラを一気に吹き飛ばすような最高に気持ちのいいものだった。

そして後半は、3連敗だけは避けたい鹿児島に押し込まれる場面が増えて何度か危ない場面もあったが、そこはリーグトップの堅守を誇るウチの守備陣が落ち着いて対応し、このまま逃げ切り勝ち。
試合終了の笛が鳴った瞬間、浅野監督が何度も何度も両手でガッツポーズを作り喜びを表していたのが印象的だった。
やはり監督も、点が取れず追い込まれた状況の中、去年までの“教え子”と対戦する今日の試合にかける思いは、並々ならぬものがあったのだろう。
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今日の試合は、とにかく選手達のゴールへと向かう強い気持ちがひしひしと感じられ、トップの試合としては久し振りに、見ていてワクワクするようなナイスゲームだった。
特に#7佐藤・#14東・#18荒田・#19三上と、前線の選手がエリア内で積極的に勝負を仕掛け、それが見事に結果となって表れた感じだ。
やはり攻撃陣がアグレッシブに攻め込めば、ゴールが生まれる確率もグッと上がる
欲を言えば、後半にもチャンスが何度かあっただけに3点目を取ってもっと楽に勝ちたかったが、まぁそれはそれとして、今日のようなプレーを続けていけば、長年ウチを悩ませ続けた得点力不足という課題も克服できるだろう。
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そして次節は、開幕戦で北九州に引き分けてから5連勝と黒星無しの絶好調で、堂々暫定首位に立っているブラウブリッツ秋田とアウェイで対戦する。
JFLからJ3発足当時くらいまでの秋田は、なかなか結果が出せず伸び悩んでいたが、一貫したビジョンを持っての地道な強化が実を結び、今や首位に立っても何の違和感もないくらいの強豪チームに成長した。
それだけに、ウチとしても今までの比較的相性が良かった対戦成績は頭から外して、あくまでも上位に挑むチャレンジャーとして向かっていかなければならないが、今日のようなアグレッシブな攻撃と鉄壁の守備が噛み合えば、必ずや勝機はあるはずなので、今日の試合の好感触を秋田まで持っていき、是非とも首位を撃破して勢いを加速させてほしい。
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そして・・・
プレナスなでしこリーグ2017第8節@新潟県・デンカビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟レディース 0(0-1・0-1)2 AC長野パルセイロ・レディース

雨の新潟で行われたレディースの試合は、前半38分に#14泊志穂、後半33分に#10横山久美と、長野が誇るツートップの揃い踏みで快勝し、今季初のリーグ戦2連勝&今季初のリーグ戦アウェイ勝利という嬉しい結果となった。
また、守っても2試合連続無失点で、ここまでリーグ戦8試合で7失点と1試合平均1失点を下回る結果を出しており、こちらも嬉しい限りだ。
今節は明日の試合結果を待つ必要があるが、とりあえず今日の勝利で順位も暫定2位に浮上。
ただ、まだ順位を気にするような時期ではないし、今シーズンの目標やここまでの課題を見据えながら目の前の試合をしっかり戦い、一つずつ勝ち点を積み重ねていくのが大事だろう。
次節は現在暫定最下位のちふれASエルフェン埼玉との対戦という事で、成績的には比較的くみしやすい相手ではあるが、勝負事は何が起こるか分からないだけに油断は禁物。
とはいえ、得意なホーム・Uスタでの開催だし、地上波のテレビ中継も予定されているだけに、長野の皆様にレディースの魅力を更にアピールするような快勝を期待したい。
プレナスなでしこリーグ2017第7節 vs伊賀FCくノ一(+トップ試合雑感)
曜日の並びの良さもあって人によっては9連休となり、天候にも恵まれて楽しかった今年のゴールデンウィークも遂に最終日。(ちなみに自分は、休日出勤が続いて全然楽しくありませんでした。。。)
その大トリを飾る、堅守・伊賀FCくノ一を迎えて行われた今日の試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(1-0・1-0)0 伊賀FCくノ一
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試合は前半24分、コーナーキックからのこぼれ球を#7坂本理保が角度の無いところからフワリと浮かせる技ありのループシュートを決めてパルセイロが先制。
その後もウチの攻め込む時間帯が多く、#10横山久美や#14泊志穂を中心に何度も決定機があったが決め切れず、ちょっとヤキモキする時間が続いたが、後半36分に、またしてもコーナーキックからのこぼれ球を最後は途中出場の#9山崎円美が押し込んで待望の追加点を奪い、その後も危なげ無い試合運びで見事に勝利を飾る事ができた。
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今日は横山・泊の両ポイントゲッターはシュートがことごとくゴールに嫌われてしまい、ウチらしい派手な得点シーンは無かったが、相手がボールを持てばすかさず2~3人で取り囲み、厳しいプレスからボールを奪うと一斉に前へと向かってパスも良く通り、相手に自陣深く攻め込まれても実に落ち着いた対応で決定機をほとんど作らせないなど、各選手が過密日程の疲れを全く感じさせないハードワークと、つまらないミスが皆無の高い集中力で90分間走り抜く、非常に引き締まったナイスゲームを見せてくれた。

また、今日のレディースの試合は、『高い位置で厳しいプレスを仕掛け、ボールを奪ったらスピーディーにゴールへと向かう』という、トップチームが目指すサッカーを見事に体現していたと思う。
という訳で、後述するトップの足踏みを見るにつけ、レディースの皆様にはお忙しいところ誠に恐縮ではございますが、トップの臨時コーチとしてサッカーのやり方をご伝授していただけないでしょうか?
あ、コーチ料はトップ選手の年棒からピンハネしておきますんで・・・(←わりとマジなお願い。。。)

・・・と、ちょっと話が脱線してしまったが、それにつけても今年のレディース記事では毎回同じことを書いて恐縮だが、ベレーザ・INACという2強との連戦を共に1-1のドローで乗り切った後、中3日で迎えたこの試合をこれだけしっかりした展開で勝ち切るとは、本田監督が目指す“骨太サッカー”の構築が早くも完成したかと思わせるような目覚ましい成長ぶりで、まだ5月初旬だというのにこれだけの成果が出ているのだから、今後どこまでチームが強くなるのかと考えると、本当にワクワクが止まらない。

とはいえ、そんなに浮かれてばかりもいられない。
次節はアルビレックス新潟レディースとのアウェイ戦となるが、ここまでリーグ戦でのアウェイゲームは1分2敗と未だ未勝利で、去年から続く敵地での苦手意識はまだ完全に克服できていない。
今年はカップ戦でアウェイの新潟戦を勝たせていただいた実績はあるが、同一カードとはいえリーグ戦ともなればカップ戦とは違う雰囲気になるだろうし、新潟としても同じ相手に自分の本拠地で立て続けに2度負けるのは何としても阻止しようと全力で向かって来るだろう。
それだけに次節は、今年ここまでのレディースの真価が問われ、また今後を占う大事な試合になると思うので、気合を入れて立ち向かい、リーグ戦アウェイ初勝利を掴み取ってほしい。

そして・・・

明治安田生命J3リーグ2017第7節@岩手県・いわぎんスタジアム
グルージャ盛岡 0(0-0・0-0)0 AC長野パルセイロ

今節こそ勝ち点3ゲットを期待していたこの試合だったが、結果は前節に引き続きスコアレスドローという残念な結果になってしまった。
自分はDAZNには加入していないんダゾ~ン・・・なもんで試合の内容は見ていないのだが、Jリーグ公式HPのレポを見る限り、押し込みながらも攻めきれないという相変わらずのパターンだったと予測する。
シュート数こそ7-4と相手を上回っていたが、そのうち枠内に飛んだ“有効打”は果たして何本あったことやら・・・

それにしても、県選手権決勝や天皇杯1回戦での格下相手のロースコアといい、リーグ戦での2試合連続スコアレスといい、ウチの選手達は点を取る方法を忘れてしまったんじゃないか・・・と心配になるくらいゴールが遠いが、それより心配なのが浅野監督だ。
点を取れない事や勝ち切れない事は全て自分の責任とコメントしており、まぁ監督としてはそれも仕方ない事かもしれないが、真面目な性格の浅野監督だけに、必要以上に自分で背負い込んで2年前の美濃部さんのように心身を病んでしまっては大変だ。

ちょっと乱暴な言い方かもしれないけど、これだけ点が取れないのは監督が悪いのではなく、リスクを恐れてゴールへと向かうチャレンジをしない選手達が悪い!
前記のレディース選手からのコーチングは冗談としても(←いや、自分としては半分本気のところもある・・・)、選手達は理屈とか形とかに捉われず、もっとガムシャラにゴールへと向かう姿勢を見せて、これ以上監督を、そして我々サポを悩ませないでほしい。

次節は浅野監督が去年まで率いていた鹿児島ユナイテッドFCとの試合となるが、相手は自分達をJ3に導いてくれた恩師に成長した姿を見せ、恩返しの勝利を奪ってやろうと相当な気合を入れてくるだろう。
そんな相手に対してこれまでのような煮え切らない戦いぶりで勝ち点を落とし、浅野監督に恥をかかせるような事は絶対にあってはならない。
順位的にも鹿児島の方が1つ上にいるし、立場としてはウチの方が“格下”なんだから、決して受け身にならず、チャレンジャーとして気迫を前面に押し出し、石にかじりついてでも勝利を掴み取ってほしい。
プレナスなでしこリーグ2017第6節 vsINAC神戸レオネッサ
先日飛び込んできた、長野の、そして日本のエース#10横山久美選手ドイツ移籍のビッグニュース。
その発表後初のホームゲームという事で報道陣のカメラの数も普段より多く、大注目となったゴールデンウィーク真っ只中に行われた試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(1-1・0-0)1 INAC神戸レオネッサ
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全盛期に比べると代表に送り出す選手の数は減ったものの、#3鮫島彩・#10大野忍・#11高瀬愛実といったベテランのプレーに陰りは見えず、#7中島衣美や#9増矢理花など次世代を担う選手も揃い、選手個々のレベルが非常に高いINACだけに、やはり序盤から押し込まれる場面が多く見られたが、前節で日テレ・ベレーザに1失点ドローの大善戦を演じた我等がパルセイロ・レディースは、そんな相手の攻撃にも落ち着いて対処し、逆に鋭い縦への仕掛けでチャンスも作り出す等、互角の戦いを演じて見せる。
今思い出しても鳥肌が立つような大逆転劇となった去年の同カードも、前半は一方的な相手の猛攻にあっていただけに、今年のレディース記事では毎回書いているけど、本当にチームの守備力の成長ぶりには感心させられっ放しだ。

そんな一進一退の攻防が続いた前半21分、相手ゴール前での混戦で両チームの選手が入り乱れる中、こぼれたボールがゴールに吸い込まれてパルセイロが先制!
この場面は選手がごちゃごちゃしていて、自分は最後どんな感じでボールが出たのか見えなかったが、記録はオウンゴールとの事。
ただ、後で公式記録を見ると、ウチで最後にボールに触ったのは#15野口彩佳選手との事で、アッパレ野口選手、去年まで在籍していた古巣相手に“間接的”恩返しゴールの殊勲であります!(←ちょっと強引すぎた?)
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これで波に乗ったパルセイロは、タレント揃いのINAC相手に互角以上の戦いを演じ、このままリードして前半を折り返せるかと思ったが、そこはさすが実力者、ただでは終わらせてくれない。
前半41分、自陣での中途半端なクリアボールをカットされると、INACお得意の素早い崩しから最後は#7中島衣美に決められて同点に追いつかれてしまう。
それまでとても安定した守備をみせていただけに、非常に悔やまれるミスからの失点だった。

そして後半は、#10横山久美や#14泊志穂を中心に、お得意の縦への突破や今年取り組んでいるサイド攻撃を絡めて攻め込むパルセイロと、#13仲田歩夢や#16道上彩花などの攻撃的な選手を投入して個人技の高さと連携力でゴールを狙うINACの白熱した攻防が展開されたが、結局両者決め切れずそのままドロー決着となった。
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このゲームの感想を率直に表現するなら、一言、勝てた試合だった。
あの強豪・INACを相手に非常に安定した守備力を見せていただけに、たった一つのミスが失点につながり、また攻撃面でも後半に何度かあった決定機を逃して勝ち点2を落とす結果となってしまい、メッチャ悔しい限りだ。

でも逆に考えれば、あの強豪・INACを相手に攻守両面で互角以上に渡り合い、我々に「勝てた試合だった」と思わせるようなパフォーマンスを見せてくれたという点で、大いに満足できる試合でもあった。
去年の勝利は、ウチの選手達の怖いもの無しの勢いや相手の研究不足、そして人気クラブである相手がおそらく初めて経験したであろう完全アウェイの大声援がもたらしたミラクルなものであったが、今年の引き分けは、彼女達の実力で堂々と掴み取った、非常に価値ある勝ち点1だと思う。
去年のようなド派手な内容ではなかったにせよ、試合を重ねるたびグングン成長していく姿を見せてくれるレディースの戦いぶりと、その名に違わぬハイレベルなプレーを見せてくれたINAC。
見応えのある素晴らしい試合を演じてくれた両チームの選手達に大きな拍手を贈りたいと思う。
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次節はゴールデンウィーク最終日の7日に、伊賀FCくノ一と対戦する。
今年の伊賀はここまで1勝1分4敗の9位と苦しんでいるが、去年の戦いぶりを見た印象として、野田朱美監督の下でしっかりしたチーム作りをしている好チームであり、横山選手が抜けた後を想定して新しい攻撃パターンを模索しているウチとしては、その堅守に手こずり苦戦を強いられる事も予測されるし、ベレーザ・INACという2強との連戦が続いたゴールデンウィーク過密日程の最後となる試合だけに疲労の蓄積も心配されるが、2試合連続ホームゲームというアドバンテージを生かして、今年の大型連休の最後を飾るにふさわしい快勝を大いに期待したい。
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