ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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横山久美選手とレディースのこれからに幸あれ!(+トップ試合雑感)
感動の横山久美選手壮行試合から一夜明け、今日は長野市内で『長野から世界へ!横山久美トークショー』が行われた。
ご本人の他、横山選手を長野に呼び寄せ稀代のストライカーとして大成させた大恩人・本田美登里監督と、横山選手入団当時はトップチームの監督として、そして今はクラブのゼネラルマネージャーとしてその活躍を見守ってきた美濃部直彦GMというバイタリティあふれるご両人に加え、ゲストとして、自身も小学生の頃に読売メニーナ(ベレーザの下部組織)のセレクションを受けたほどのサッカー経験者にして、現在は精力的になでしこリーグの試合会場に足を運び、非常に分かりやすく的確なコラムを執筆しているタレント兼スポーツジャーナリストの松原渓さんを迎え、更に飛び入りやサプライズも飛び出しての1時間半にわたるトークショーは、あんな事やこんな事、えっ、そ、そんな事まで!?・・・と色々な話が聞けてあっという間に時間が過ぎ、もっともっと話を聞きたいと思えるほどメッチャ面白かった。
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が、その詳しい内容は行った人だけのお楽しみという事でここでは割愛させていただき(←単に記事にできるほど正確に覚えていない、3歩進むと忘れてしまう“鳥アタマ”なだけだったりする・・・)、今日は横山選手やこれからのレディースチームに対する自分の思いを書いてみたいと思う。

本田美登里監督が就任してから2年後の2014年、かつて本田監督が指揮していた岡山湯郷Belleから横山選手が入団してくるというニュースが入ってきて、サッカー通の間ではちょっとした話題になっていたようたが、こんなエラそうにブログであーでもないこーでもないと書いている割にはパルセイロ以外のサッカー事情に疎い自分は、「リーグ戦ではあまり目立った実績を残していないけど、そんなにスゴい選手なのか?」・・・と思って検索をかけてみたら、2010年のU-17ワールドカップで北朝鮮を相手に5人抜きのスーパーゴールをやってのけ、その年の『FIFA年間最優秀ゴール賞』にノミネートされたほどだったと知って、一気に関心が高くなった。

そのシーズン開幕戦(当時はチャレンジリーグ)では、アウェイで静岡産業大学ボニータを相手に早くも2得点を奪って初勝利に導くと、迎えた佐久市陸上競技場でのホーム開幕戦の前半25分、中盤で横山選手がボールを持つとグイグイとドリブルを仕掛け、相手DFが2~3人がかりで止めに行くところを強引にこじ開けて目の覚めるようなスーパーゴールを決めた。
まさに『ド肝を抜かれる』という表現がピッタリのシーン。
相手を“ブチ抜く”でも“すり抜ける”でもなく、おいすがるDFを後ろに“引きずり”ながら突破していくという表現がピッタリくるような、今まで見た事もないような光景で、当時の昇格最有力候補でこれまでウチが全く歯が立たなかったスフィーダ世田谷が相手だったという事も相まって、あの名刺代わりの一発は今でも鮮烈に覚えている。

その後の活躍は皆さんご存知の通り。
この年は年間30ゴールという驚異的な数字を叩き出してダントツの得点女王になると共にチームが前年度11位から4位へジャンプアップする原動力となり、翌2015年は、シーズン前に「35得点して1部に昇格する」と宣言し、「相手に研究されマークも厳しくなるし、そんな天文学的な数字はいくらなんでも無理でしょう・・・」と呆れ半分で聞いていたのが、蓋を開けてみればあれよあれよとゴールを積み重ね、チームの優勝と昇格がかかったホーム最終戦の大舞台で一挙4得点を決めて2つの目標を達成させる離れ業を演じ、開幕前とは別の意味で自分を呆れさせた。

そして去年、ずっとレディースを応援してきた者としては『夢の舞台』ともいえる1部昇格初年度も、シーズン最終盤に日テレ・ベレーザの田中美南選手に大逆転されるまで得点ランクトップを走る活躍でチームを3位まで押し上げ、また代表戦でも出た試合のほとんどでゴールを決めて、高倉麻子監督率いる次世代なでしこJAPANの中で確固たる地位を掴み取った。

その一方、入団当初はチームが勝っても自分がゴールできなかった事にハラが立って、試合後のラインダンスに加わらず一人サッサとベンチに引き上げたり、2部優勝を決めた試合では、ピッチ内での最後の挨拶の前にユニホームを脱いで下に着ていた『35ゴール達成!』と手書きされたTシャツをアピールしてイエローカードをもらい、次節のシーズン最終戦出場停止となってしまったりと、なかなかのヤンチャぶりも見られたが、人一倍の努力(ご本人は「練習は嫌い」って仰ってたけど・・・)を重ねてスタミナ不足などの欠点を克服し、大黒柱として有言実行でチームを引っ張り、フル代表の経験も重ねてきた今年は、自らのゴールを追い求めるだけでなく他の選手の動きを生かしてゴールのお膳立てをするアシスト役も精力的にこなすなど、精神的にも立派に成長した。

自分もこのブログの中で何回も書いているけど、横山選手は人から応援されればされるほど、注目されればされるほど、大事な試合になればなるほど、その力をフルに発揮して確実に結果を出していく、日本一の、そして世界でも有数のファンタジスタだ。
Uスタでの試合が地上波テレビ中継された時は、大竹七未氏や澤穂希氏といった錚々たる解説者が、横山選手のゴールシーンを見ると一様に、仕事を忘れた“素”の口調で思わず「スゴいなぁ~・・・」とつぶやいており、まさにレジェンドをも言葉を失うような想像の遥かに上をいくプレーの数々と、そんな稀代のストライカーの成長ぶりの一部始終を目の当たりに見る事ができた我々パルサポは、本当に幸せ者だと思う。
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さぁ、ここからは横山選手にとって未知の領域となる、世界トップクラスのドイツ・ブンデスリーガでのチャレンジが始まる。
まずはサッカー以前に、言葉や食べ物や風習など日本とは全く異なるドイツの風土に馴染めるのか?
そして、ドイツでも屈指の強豪チームの中で、1年という契約期間の中で試合に出してもらえるチャンスがどれくらいあるのか?
また、いざ出場したとしても、自分の得意とするポジションを与えられるのか?
更に、ゴール前でチームメイトからボールをパスしてもらえるだけの信頼感を得られるのか?
ご本人もインタビューの中で言っていたけど、本当に期待よりも不安の方が遥かに大きいと思う。
でも横山選手なら、持ち前の負けん気と根性、そして自分をしっかり分析する事ができるクレバーさや誰とでも仲良くなれるフレンドリーさで、必ずや困難を克服してくれるものと信じている。
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とりあえずチームとの契約期間は1年間だが、「ぜひ来年も我がチームに残ってくれ」とクラブに懇願されるくらい活躍し、少しでも長く海外で経験を積み、まだまだ停滞気味の日本女子サッカーに勇気と希望を与えてほしい。
そして、1年後になるのか、それとも数年先になるか分からないけど、一回りも二回りも大きく成長して必ず長野に戻ってきてもらい、自らの貴重な体験をレディースの選手達に、そして日本女子サッカー界に還元してほしいと願っている。

とにかく怪我や病気だけには気を付けて、元気で行ってらっしゃい!!
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次にレディースチームについて。
普通、チームの中に突出した実力の選手がいると、ともすればその選手は浮いた存在になりチームの和も乱れてしまいがちだが、横山選手については、そんな事は全く起こらなかった。
それはもちろん、第一には誰にでも好かれる横山選手の人格によるものではあるが、周りの選手達も、素直に横山選手の実力を認め、リスペクトしていたからこそ、どんなに横山選手ばかりに注目が集まっても決して嫉妬せず、練習や試合でどんなに厳しい言葉で注意されても決して反発せず、あれだけ素晴らしいチームを作れていたのだろう。

彼女達は、本当にサッカーが好きで好きでたまらない、少しでもサッカーがうまくなりたい、強くなりたいと心の底から思っていて、横山選手の一挙手一投足、言動の全てを自分のものにしてやろうと頑張っていたのだろうし、そんなチームメイトを持ったからこそ、横山選手も自分の思う通りノビノビとプレーし成長する事ができたんじゃないかと思う。
まさに、横山選手あってのパルセイロ・レディースであると共に、パルセイロ・レディースあっての横山久美だと言えるし、その意味でも、横山選手だけでなくその他の選手達にも、いちサポーターとして心から感謝したいと思う。
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そんな素晴らしいチームではあるが、やはり偉大過ぎるエースがいなくなって大きな穴が開いた次節からは、これまでのように上手くいかない試合が多くなってくるだろうという不安がある。
でも、これだけサッカーに関して純粋に、貪欲に取り組んでいる彼女達なら、必ず壁を乗り越えてくれるものと信じている。
泊志穂選手のスピード、斎藤あかね選手のパワーとスタミナ、山崎円美選手の視野の広さ、児玉桂子選手のサイドアタックと的確なクロス、内山智代選手の泥臭いプレー、國澤志乃選手の独特なサッカーセンス・・・、そしてその他の選手も自分のストロングポイントをフルに発揮して、また今までなかなか出場機会に恵まれなかった選手も自分を売り込む絶好のチャンスと捉え、チーム全員の力でこの穴を埋めていってほしい。
そして横山選手がチームに戻ってきたあかつきには、「あ、久美さんはそのヘンに立っててもらえば私たちでお膳立てしとくから、後はゴールだけよろしく。 そうそう、オフサイドだけ気を付けといてネ!」なんて親指立てながらニッコリ余裕の笑みを浮かべるくらいチームのレベルを上げて、帰ってきた横山選手をビックリさせてあげようじゃありませんか!

最後に、僭越ながらパルサポの皆様へ。
これまでは横山選手のおかげで多くのゴールシーンがあるエキサイティングな試合が見られたけど、今後はなかなか思うようにいかない厳しい試合が多くなってくると思う。
でも、だからといって試合を見に行くのを止めて観客動員が激減してしまっては、去年ダントツの観客動員で本田監督に「サポーターに対する賞も作ってほしい」と言わしめた実績を自らおとしめるようなものだし、日本女子サッカーでは破格ともいえる多くの観客の前でプレーできた事を感謝していた横山選手も悲しむ事だろう。

壮行セレモニー冒頭の映像の中で、「だからみんなで彼女を支えよう」とサポーターに呼びかけるくだりがあったが、これは彼の地での横山選手のプレーに思いを馳せネットなどで直接的に応援するという事ももちろんながら、レディースの試合に引き続き多くの観客が足を運び、今年も来年もリーグトップの動員数を維持して、横山選手にチームの心配をさせずドイツでのプレーに集中してもらうのも、“彼女を支える”事の一つになると思う。
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監督も選手達も、明るい笑顔で気持ちよく送り出しては見たものの、やはり今後に向けて大きな不安を抱いている事は想像に難くないが、そんな時こそ我々サポの出番だ。
選手だけでは埋めきれない“穴”の残りをサポの後押しで補って、更にこんもり小山を作ってやるくらいの気概を持って、今までと同様の・・・、いや、今まで以上の熱を持った声援と拍手で、パルセイロ・レディースという魅力的なチームを盛り上げていきましょう!
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そして・・・
明治安田生命J3リーグ2017第14節@福岡県・ミクニワールドスタジアム北九州
ギラヴァンツ北九州 1(1-0・0-2)2 AC長野パルセイロ

先週水曜日の天皇杯でFC東京をPK戦の末に撃破した余勢をかって北九州に乗り込んだトップチーム。
相手のギラヴァンツ北九州は順位こそウチより1つ下(前節時点で)ではあるものの、お互いJ2ライセンスを持つ昇格を目指す上での直接のライバルであり、またUスタに負けず劣らぬ素晴らしい新スタジアムでのホームゲームはここまで5勝1分の負け無しという“内弁慶”的強さを見せているだけに、戦前に浅野監督が語っていたように、この試合が今シーズンのターニングポイントとなるであろう重要な一戦だったが、前半に1点先制されたものの後半36分(#25有永一生)と38分(#35天野貴史)の連続ゴールで逆転するという劇的な展開で勝てたのはメッチャ嬉しい。
ここ数年のトップチームは、何度かあった上昇機運をことごとく掴み損ねていたが、この天皇杯から続いた意義ある2連勝の追い風に乗って、今度こそ連勝街道を突っ走り一気に浮上していきたい。

トップチームの次節は、現在11位の藤枝MYFCとのホーム戦。
藤枝といえば、毎年のように肝心なところで手痛い負けを喰らっており、また今年も栃木や富山といったJ2ライセンスホルダーの上位チームと引き分けて相手の勝ち点を奪うなど、現在の順位に関係なく、ボディーブローのようにしぶとく上位陣を苦しめる非常に厄介な相手だが、前回のホーム戦と同様の、また去年までの藤枝戦と同様の過ちを繰り返す事なく、気持ちの入った試合で絶対に勝って勢いに乗っていきたいところだ。
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プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第5節 vsアルビレックス新潟レディース(横山久美選手壮行試合)
5月20日以来1ヶ月ぶりのご無沙汰となったレディースのホームゲームは、ドイツ女子ブンデスリーガの1.FFCフランクフルトに移籍する#10横山久美選手の国内ラストゲーム。
今朝の信毎朝刊にもドーンと2面見開きで全面広告が載っており、朝っぱらから気持ちが高揚させられる。
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2014年に長野に移籍して以来、今まで我々が見た事もないような数々のシビれるゴールを決めてきたスーパーエースの最後の雄姿を見届けようと、また、対戦相手のアルビレックス新潟レディースも、トップの試合はアウェイ(鹿島)で日曜開催という事もあってか、隣県・新潟からも多くのサポーターに足を運んでいただき、長野Uスタジアムには今シーズン最多の5,645人という多くの観客が駆け付け、ホーム側もアウェイ側も文字通りスタンドをオレンジ色に染め上げた。

そんな中で行われた今日の試合、チームとしてはジェフ千葉レディースと日テレ・ベレーザに敗れて2連敗中なだけに、何としてもホームで勝ってメモリアルゲームに花を添えると共に、カップ戦予選突破の足掛かりを築きたいところだが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 5(4-0・1-2)2 アルビレックス新潟レディース
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やはり『絶対に勝って終わらせたい特別な試合』という意識が強すぎたのだろうか、立ち上がりからしばらくは選手達の動きも何となく硬くて、新潟の猛攻に受け身となる時間帯が続いたが、自陣のゴールネットが揺れ「失点か・・・」と肝を冷やしたシュートが辛うじてオフサイド判定で命拾いすると、これで目が覚めたように選手の動きも良くなって形勢逆転。

そして前半20分、左サイドから#6國澤志乃が出したパスを#10横山久美が受けて中央の#14泊志穂へ、更に右側の#11齊藤あかねへと繋いで、最後は右サイドをフリーで走り込んできた#13児玉桂子がワンタッチでゴールに突き刺し、パルセイロが先制!
左サイドから右へ右へと前線の選手が流れるようなワンタッチパスを繋いでゴールまで持って行ったこのプレーは、まるでラグビーでエンドゾーン前に横一列となってパスを繋ぎトライまで持っていくシーンを連想させる、美しい、実に美しいゴールだった。
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この先取点で勢いに乗ると、前半28分、右サイドの#13児玉の絶妙なクロスを本日の主役・#10横山がドンピシャ頭で合わせて、自身の門出を祝う2点目をゲット!!
このシーンも、「久美ちゃん、お願いっ!」、「あいよ、桂子ちゃん。任せときっ!!」という2人のボールを通した“無言の会話”が聞こえてくるような、最高に気持ちいいゴールだった。

更に後半42分には#10横山のコーナーキックを“盟友”#11齊藤が受けて豪快に蹴り込み3点目をあげると、その2分後には、相手CBが頭でクリアしようとしたのか、それとも後ろに擦らしてGKへパスしようとしたのか分からないが、中途半端に裏へこぼれたボールを虎視眈々と狙っていた#10横山がかっさらってフリーで突き刺す“ごっつぁん”ゴールが飛び出して4点目!!!!
このゴールについては、まるで新潟の選手にまで海外移籍の“餞別”をいただいたようで、喜びと同時に何とも恐縮した気持ちになってしまった。
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こうなると後は横山選手のハットトリックに大きな期待が寄せられたが、前半で“攻め疲れ”でもしてしまったのか、後半になると少しずつウチの連携がズレ出してボールの失い方も悪くなり、新潟の攻め込む時間が長くなってくると、後半16分に守備のバタバタから失点を許し、28分に途中出場の#9山崎円美が古巣への“恩返しゴール”を決めて突き放すも、その4分後には守備のミスから2失点目を喫して、少々雲行きが怪しくなってくる。

それでも、、楽勝のはずが図らずも緊迫した展開となった選手達の背中を押すようにゴール裏のチャントに合わせてスタンド全体から大きな手拍子が沸き起こる中、その後は体勢を立て直して更なる失点を許さず、「できればあと15分くらい追加してほしい」という無茶な願いとは裏腹に2分という少々短めのアディショナルタイムもあっという間に消化して、遂に横山選手との“しばしの別れ”を告げるタイムアップの笛が鳴った。
普通、勝っている時は「早く長い笛が鳴ってくれ」と祈るような気持ちでいるものだが、待ち望んでいたはずの勝利の笛をこんなに複雑な気持ちで聞いたのは初めてだ・・・

ところで、今年のレディースは『骨太サッカーへの脱皮』を掲げて意識的にサイドから崩していく攻めを心掛けていたが、今日は横山選手にUスタのピッチで気持ちよくプレーさせてやりたいという狙いがあったのか、それとも無意識のうちにそうなったのか、去年までのように中央突破を中心に絶えず前へと向かう超・攻撃的サッカーが戻ってきたようだった。
また自分も、今日はメモリアルゲームという事で、今シーズンのモデルではなく一昨年に2部で優勝を果たした時の思い出のユニを着て観戦していたので、余計にあの時のレディースの躍動がシンクロして見えた。
まぁ、その“イケイケ・サッカー”復活の代償として、後半に当時と同じようなミスから2失点を喫してしまったが、気持ちよく勝てたんだし、これもご愛嬌という事でひとつ・・・(苦笑)
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そんな訳で、めちゃくちゃ楽しかった夢のような時間が過ぎ、いよいよドイツへと旅立つ横山選手の壮行セレモニー。
レディースの全選手が整列した中、大型ビジョンには3年前に入団してからの横山選手の活躍とチームの躍進が映し出され、その後の挨拶では、ちょっとヤンチャだけど実直で前向きな横山選手らしいコメントが聞けて、自分も色々な思いが頭を駆け巡り、思わずグッとくるものがあった。
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これから大いなるチャレンジを始める横山選手や、スーパーエースが抜けてしまった中で今後のシーズンを戦っていかねばならないチームに対しては、自分も伝えたい事が沢山あるけど、それはまた後日改めて書くとして、とりあえず現実の話として、次節はノジマステラ神奈川相模原とのアウェイ戦という事で、エースが抜けた中で新進気鋭のノジマとの戦いはかなりの苦戦が予想されるが、残った選手全員が「私たちでやるしかない!」と気合を入れ直し、チーム全員の力で是非とも勝利を掴み取ってほしい。

そして横山選手。
長野に来てから今日までの3年間、我々の想像をはるかに超えるような喜びや感動や驚きを数えきれないほど与えてもらい、また、コアサポやスポンサー等の関係者以外にはほとんど関心を示してもらえなかった弱っちいレディースチームを、当時は夢にも思わなかった華やかな1部の舞台に引き上げてもらい、発足当時から我が娘のようにレディースを応援してきた者として感謝に絶えません。
本当に本当にありがとうございました。
ドイツでも、その持ち前の負けん気で、大いに暴れてきてください!!!
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明治安田生命J3リーグ2017第13節 vsセレッソ大阪U-23(+レディース試合雑感)
トップ・レディース共に、先々週はよりによってリーグ戦やカップ戦の『1回休み』がバッティングし、先週はよりによって両方ともアウェイ戦という事で、Uスタでのパルセイロ観戦は実に3週間ぶりのご無沙汰となった。
いや~、随分と間が空いたから、てっきりシーズンオフになったかと思ったわ。(←そんな大げさな・・・)
そんな訳で、久々にホームで行われるトップチームの試合は、現在15位のセレッソ大阪U-23との対戦。
去年から参戦したU-23チームは、上位カテゴリーという事でセカンドチームといえども選手個々の実力が高いのに加え、メンバーが固定されず、また若さゆえの思い切りのよいプレーでぶつかってこられるせいもあり、“生真面目”なチームカラーのウチとしては少々苦手にしているところもあるが、昇格という目標達成のためには下位チームからの取りこぼしは許されず、ここは何としても勝ち点3を積み上げていきたいところ。
前節にFC琉球を相手に痛恨のドローゲームを演じてしまった悔しさを晴らすようなスカッとした勝利を期待したいこの試合、結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(0-0・1-1)1 セレッソ大阪U-23
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久々のホームゲームだけにUスタの大声援を追い風にガンガン攻めていきたいところだったが、前半は選手間の動きもどこかチグハグで、何度かチャンスも作れたものの全体的にはセレッソのペースで試合が流れていった
しかし、後半になると一転して最初からパルセイロが攻勢を仕掛ける。
前半はあまり噛み合っていなかった連携もうまくいき出して、中央からサイドから果敢に前へと向かう積極果敢なプレーが目立つようになってきた。
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ゴールエリア内に人数をかけて攻撃するシーンも数多くあり、トップチームとしては久々に引き込まれるような試合展開。
そして後半11分、#14東浩史のミドルシュートが相手DFに当たったこぼれ球を#25有永一生が受け、GKが出てくるところをジャンプしながらアウトサイドで流し込む技ありゴールが決まって、遂にパルセイロが先制!
これは決めた有永のテクニックもさることながら、その前にミドルを撃った東の積極性、更にはチームとして貪欲に前へと向かう“圧力”が産んだファインゴールで、自分もこれまでの心の中のモヤモヤが一気に晴れたような感じだった。
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しかし、ここからがいけない。
このゴールの僅か1分後、左サイドからフリーで上げたクロスをゴール前の選手にドンピシャ頭で合されてあっという間に同点に追いつかれ、まだ歓喜の余韻が冷めやらないスタンドの空気が一気に冷めてしまう。
それでも、選手達は何とか勝ち越し点を取ろうとこれまで以上にギアを上げて攻め立てたが、その後はゴールネットが一度も揺れる事無く無情のタイムアップで、またしても勝ち点2を失う結果となってしまった。

それにしても、前節もゴール直後に失点をゆるしてしまったが、選手は決定力不足が叫ばれている中で得られた貴重な(苦笑)ゴールに嬉しくなりすぎて直後のプレーに集中できていなかったのだろうか? それとも、ここまで1試合平均0.36失点という堅守ぶりに自信過剰となって既に試合に勝てた気になってしまったのだろうか?
いずれにしても、2試合続けて同じ過ちを犯してしまった事については、選手達には猛省を促したい。

とはいえ、全体的な内容は決して悪いものでは無く、むしろ攻撃に躍動感があって、久しく感じられなかった“得点のニオイ”がプンプン感じられた試合だった。
それでも、積極的に打ちに行ったシュートは相手DFに当たったり、GKの正面だったり、最終盤に#3大島嵩弘が放った決定的なミドルシュートはクロスバーに阻まれたりと、どうしてもゴールラインを越えてくれない。
去年までなら、選手の積極性の無さや監督の采配の拙さをやり玉に挙げて批判したり嘆いたりもできたが、今日は本当に選手達は気持ちを見せて頑張っていたのに結果が伴わず、それだけに余計にやるせない気持ちになってしまう。

周りからは昇格の有力候補と呼ばれ、当事者としても当然のように“ソノ気”になっているけど、ひょっとしたらウチって、実力としては『万年3位』くらいが精一杯のものなのかしら?
今節もライバルチームが概ね順当に勝ち点を伸ばしている中で、順位こそ5位のままだけど昇格圏からはジワジワと勝ち点差を離されており、今年も昇格は諦めなければならないのかしら?

・・・と、この煮え切らない結果にどうしても気弱になってしまうが、しかし、諦めたらその時点でゲームオーバー。
今のチームの方向性としては決して間違ってはいないし、シーズン序盤から比べると選手の動きもゴールへと向かう闘志も上がっていると思うので、チームとしては後はひたすら練習あるのみ。
そして我々サポとしては、最後まで選手を信じチームを信じて応援するのみ!
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トップの次の試合は、中2日で味の素スタジアムに乗り込んでJ1の強豪・FC東京と天皇杯2回戦を戦い、更にそこから中3日で去年までJ2だったギラヴァンツ北九州とのアウェイ戦という、試合間隔としても試合場所としても対戦相手としても非常にハードな日程になっているが、天皇杯はアップセットを狙って勝ちに行くのは当然ながら、負けてもともとなんだから錚々たるメンツが揃うFC東京トップチームとのリーグ戦とは違うガチンコ勝負を思う存分楽しみ、気分転換して北九州に乗り込んでいくくらいの気持ち的な“厚かましさ”を持った方が、この閉塞状況を打破するにはちょうどいいかもしれない。

とにかく、今はなかなか勝ち切れず苦しい状態が続いているが、こんな時こそ今年のスローガンである『一体感』を体現して、最後まで勇気と希望を捨てずにひたすら前を向いてこの壁を乗り越えていきましょう!!
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そして・・・
プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第4節@東京都・味の素スタジアム西競技場
日テレ・ベレーザ 3(1-2・2-0)2 AC長野パルセイロ・レディース

昨日行われたレディースのカップ戦は、代表から戻ってきた#10横山久美が前半に2ゴールをあげて先行するも、2点目を取った直後に失点し、後半43分に同点弾を、更にアディショナルタイムに勝ち越しの直接フリーキックを決められての敗戦となってしまった。
今年は守備力の向上が目覚ましかっただけに、得点経過だけを見ると点を取られた時間帯が悪く、本当に悔しい終わり方ではあったが、後半だけで11本ものシュートを打たれながら追加時間となるまで1失点で踏ん張れたのは評価できると思うし、これも女王・ベレーザの底力で、また一つ貴重な勉強をさせてもらったと捉え、1ヶ月ぶりのUスタ開催となる次節に向けて気持ちを切り替えて前向きになっていきましょう。

その次節は、いよいよドイツへ移籍する横山久美選手のパルセイロでのラストゲームとなる。
地元・長野のクラブから世界に羽ばたいていく姿を見送る事ができる高揚感と誇らしさがある反面、チームの大黒柱が去っていく不安と、あの素晴らしいプレーが見られなくなる寂しさが交錯して、今から何とも複雑な心境ではあるが、とにもかくにも我等がスーパーエースの晴れの門出となる試合だけに、ここはできる限り多くの人にUスタに足を運んでいただき、更には対戦相手もアルビレックス新潟レディースという事で、是非ともアウェイサポにも沢山来てもらってスタンドを360度オレンジ色に染め上げて、とびきり大きな声援と拍手で彼女の背中を押してやろうじゃありませんか!
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