ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第10節 vsノジマステラ神奈川相模原
今年のなでしこリーグカップも今日がグループリーグ最終節だが、なでしこJAPANに選出された#7坂本理保・#14泊志穂の両選手がアメリカ遠征中、更にレディースの心臓とも言うべき#6國澤志乃選手も足の具合が思わしくないようでベンチ外と、主力中の主力である3選手が不在となり、戦力的には非常に厳しい状態で臨まなければならない。
ただ裏を返せば、これは今までなかなか試合に出られなかった選手にとって自分を売り込む大きなチャンスであり、今日は勝ち負けよりも、残された選手達が、ほぼベストメンバーでくるであろうノジマステラ神奈川相模原を相手に、技術面やメンタル面でどこまでのパフォーマンスを見せられるかというところを楽しみにUスタに向かった。
夏の中断期間を経て1ヶ月後のリーグ戦再開に向けてチームを再構築する意味でも大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(2-0・0-1)1 ノジマステラ神奈川相模原
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注目のスタメンは、坂本選手の抜けたセンターバックに#18五嶋京香、泊選手の抜けたトップに#9山崎円美、そして國澤選手の抜けたボランチには#24神田若帆が入り、ゲームキャプテンは#11齊藤あかねが務めるという布陣になった。
ここ数試合ベンチ外だった山崎選手の復帰は明るい材料だし、五嶋選手もどのポジションでもこなせる技量があるだけに、“専門職”ともいえるCBに入っても心配ないだろうとは思っていたが、FWで点取り屋のイメージがある神田選手がボランチに入ったのは意外で、キックオフ前に各選手がポジションについた時、普段は長身でポニーテールの國澤選手が居る場所に150cm足らずでショートカットの神田選手がちょこんと立っているのを見た時は、ちょっと不思議な気分になると共に、難しいワンボランチの仕事がFWの神田選手に務まるのか・・・という不安もあった。

しかし、いざ試合が始まると、そんな不安も吹き飛んだ。
さすが年代別日本代表に選ばれるだけの事はあり、単なる“点取り屋”ではなく、ボランチとしてもポジショニングやカバーリングにセンスを感じさせ、難しいポジションをソツなくこなせていたし、いざフリーとなれば“本職”の動きで鋭く前へ飛び出しチャンスメイクしていく。
今日の相手のノジマが、全体的にあまり大きな選手がおらず、空中戦やフィジカルプレーが少なくパスワーク主体で“スマート”に攻めてくるタイプのチームだったのも、神田選手にとって有利に働いたとは思うが、とにもかくにも國澤選手の他にボランチがこなせる選手が出てきたのはチームにとって非常に大きい。

また攻撃面では、泊選手の代わりにトップに入った山崎選手の活躍も光った。
普段は泊選手のスピードを生かすような攻撃がメインだが、非常に視野が広く、ポストプレーなどの“潰れ役”や硬軟織り交ぜた多彩な動きができる山崎選手が最前線に入った事で、これまでチャンスメイクに徹していた#22中野真奈美選手にも自ら点を取りに行くプレーが出てくるなど、攻撃にもバリエーションが増えて、久々に見ていてドキドキ・ワクワクするような展開となった。

更にその他の選手も、普段チームを引っ張っている3選手が抜けた事で逆に「自分がやらなければ」という責任感が出てきたようで、またそんな強い思いが力みや焦りなどの悪い方向に出ず、球際の激しさや抜かれても諦めずにボールを追い続けるハードワークに繋がって、「今日は勝ち負けは度外視して・・・」なんて自分の弱気な心に喝を入れるように、序盤からウチが優位に試合を進めていった。

そして前半11分、中野真奈美のクロスに山崎円美が合わせたヘディングシュートを相手GKが弾いたところを、詰めてきた#13児玉桂子が押し込んでパルセイロが先制!
試合序盤の良い時間帯に、ウチらしい積極的な攻撃で幸先の良いゴールを決めて勢い付くと、その後も優位に試合を進め、「コレは決まった!」と腰を浮かし両手を上げかけるような惜しいシュートを何度か外して少しヤキモキしたものの、前半38分、児玉桂子のパスを山崎円美が中央で受け相手DFをかわしてGKと完全に1対1の状態になると、出てくる相手の位置を冷静に見極めて技ありのループシュートを決めて追加点をゲット!!
横山久美選手が抜け、泊選手も國澤選手もいないチームが、新進気鋭のノジマから2点を連取するとは、なんとシビれる展開だろう。
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しかし、後半になると完全に形勢逆転。
前半もウチばかりが攻めていた訳では無く、ノジマの正確なパスワークと鋭いサイド攻撃で守勢に回る場面も少なからずあったので、後半になって選手のスタミナを心配していたが、カップ戦のレギュレーションである5人の交代枠を利用して積極的にフレッシュな選手を投入し攻勢を強める相手に対して、心配していた通り徐々に運動量が落ちだして守勢に回る時間が長くなり、肝を冷やすような相手の決定的なシュートチャンスを何度も作らせてしまう。

それでも、ウチも最後の最後のところで懸命に体を張ってボールをカットし、また相手のシュート精度が僅かに外れていた幸運も手伝って点が動かないまま時間が進み、3分間のアディショナルタイムもほとんどを消化して、これでほぼ勝利を確信。
そんな中、選手達も「このワンプレーを切れば試合が終わる」という一瞬の気の緩みがあったのか、ウチのGKとCBが譲り合ってお見合いした隙を突かれて相手にボールをかっさらわれ、無人のゴールに流し込まれる痛恨の失点を許してしまい、その後2~3プレーで長い笛が鳴り逃げ切り勝利を収める事ができたが、スタンドも素直に喜んでいいのか分からなくて、まるで負けたかのように歓声も上がらずシーンと静まり返ってしまうという、何とも不思議な幕切れとなってしまった。
試合全体を見ても、前半は「あと2~3点は取れてたかも・・・」と思っていたのが、後半は「もう2~3点取られていたかも・・・」と冷や汗を流すほどで、まぁ「かも」の部分の点数が差し引きゼロだから計算上も勝ってしかるべきではあるが(←なんつー計算じゃ!)、久々に少し前のレディースを彷彿とさせるジェットコースターみたいな試合を見させていただいた。
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それでも、勝利したのは紛れもない事実。
特に今日は、何度も言うようにチームの屋台骨を支える3選手が欠席した中、記念すべき横山選手移籍後の初勝利を、本田美登里監督が掲げる『総力戦』を具現化して掴み取ったのは非常に価値がある。
もちろん、最後の失点シーンや、前半は11-4だったシュート数が後半は4-12と完全に形勢逆転された試合展開に持ち込まれた事は今後の課題として反省すべき点ではあるが、戦力的にこれだけ不利な状況となってしまった中、自分達の力でカップ戦Aグループ単独3位の座を掴み取ったのは、今後に向けて大きな自信につながるだろう。
また、前記の五嶋選手(SBからCB)や神田選手(FWからボランチ)の他、FW登録だった#19藤村茉由選手が前節と今節の2試合をサイドバックとしてしっかりこなした等、複数のポジションができる選手が次々と出てきた事も、カップ戦の大きな収穫といえるだろう。
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ともあれ、これにて今年のカップ戦もグループリーグが終了し、決勝トーナメント進出を逃したウチとしては、8月19日のリーグ戦再開までしばしのお休みとなるが、今日欠場した國澤選手以外にも、毎試合続くハードワークで満身創痍な選手が多いと聞くし、そんな選手はこの期間に温泉でも行ってしっかり体をケアし、また万全の状態で後半戦に臨んでもらいたい。
そしてチームとしても、シーズン当初に掲げた『実力で勝ち取る3位以内』の目標達成を目指し、新しい攻撃の形を1日も早く自分達のものにして、今日の試合のように各選手が元気に躍動するプレーと勝利のラインダンスを、後半戦もたくさん見せてほしい。
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明治安田生命J3リーグ2017第18節 vsFC琉球
早いもので今シーズンのJ3リーグも今日から後半戦に突入。
その初戦の対戦相手となるFC琉球は、アウェイでの前半戦では後半アディショナルタイム1分にウチがゴールし勝利を目前まで引き寄せながら、「その時の喜び方が長すぎたから時間追加しときました」というレフリーの粋な計らい(?)で延長された6分というウソみたいに長い時間の最後の最後に、相手の捨て身の猛攻にうっかり取られてしまった微妙な判定のPKを決められ引き分けに終わるという、信じられないにもホドがあるような展開で手痛い勝ち点を落としてしまった。
それだけに、ホーム開催の今日の試合は絶対に勝ってリベンジを果たすと共に、後半の巻き返しに向けて弾みを付けたいところ。
試合前にはゴール裏で知り合ったというサポーターさん同士の人前結婚式が行われ、パルセイロの象徴・ライオンにあやかった(・・・かどうかは分からないが。。。)篠ノ井大獅子(沖縄のシーサーじゃないよ)の勇壮な舞いも奉納されたお目出たい雰囲気のUスタで、幸先の良いリスタートを切る事はできたのか? その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-0)0 FC琉球
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マッチデープログラムのプレビュー記事で「ポゼッション主体の攻撃型チーム」と美濃部GMが述べていた通り、立ち上がりからしばらくは、琉球の素早いパス回しとゴール前に人数をかけてくる積極的な攻撃サッカーに手こずり守勢に回っていたが、そのスピードにも徐々に慣れてウチが攻撃する時間も増えてきた前半13分、#35天野貴史のスルーパスを受けた#30萬代宏樹がドリブルでスルスルっとエリア内に切れ込むと、中央をフリーで駆け上がってきた#25有永一生に絶妙なグラウンダーのクロスを送り、それを有永が冷静に決めてパルセイロが先制!
これはゴールした有永もさる事ながら、果敢なドリブルと広い視野でお見事なアシストをやってのけた萬代を褒めるべきだろう。
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J2水戸から期限付きで移籍後初出場にして早くもゴールに絡む活躍をした萬代選手だが、その後も空中戦やポストプレーで大きな存在感を出していたし、ポジショニングや足元のプレーも上手くて、心なしか前線の選手間の動きもこれまでより滑らかに連動しているように感じられた。
もっとも、これは攻撃的で前掛かりにプレーしている琉球だからこそ出来たプレーとも考えられ、J3では主流となっているゴール前をガッチリ固めてくる相手に対しても通用するかはまだ未知数だが、とにかく前半戦は攻撃陣がなかなか噛み合わず極度の得点力不足にあえいでいたトップチームにとって、ポストプレーもアシストもできる高身長FW・萬代選手の加入は、後半戦に向けての明るい材料となりそうだ。
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このゴールの後も一進一退の白熱した攻防が続き、ウチも萬代選手を中心に後半に向けて期待できる戦い振りだったが、琉球のキックオフで始まった後半は、ほとんどウチの陣内で試合が進む“ハーフコートゲーム”の様相になってしまった。
なにしろ琉球というチーム、全員が良く走るし、パス交換も正確だし、何より全てのプレーに迷いが無い。
ウチの場合、ボールを受けるとパスを出す相手を探す一瞬の“間”ができてしまい、その僅かな時間が積もり積もって攻撃のスピードが落ち、相手に守備を固める余裕を与えてしまう傾向があるが、琉球の場合は自分や相手を信じて何の躊躇も無くパスを出し、受け手もボールが飛んでくる位置に正確に走り込んでくるし、トラップも決して大きくならず足元に収まる。

その結果、ウチは琉球の攻撃にいいように振り回されてディフェンスラインもズルズルと下げざるを得ず、何とかクリアしてもセカンドボールをことごとく相手に取られ、また守りに時間を取られるの繰り返し。
ウチだって今でこそ守備力が攻撃力を上回っているとはいえ、一応は『攻撃的サッカー』をウリにして攻め込む時間もそこそこ長い試合をこれまでやってきたが、同一カテゴリーでここまで相手に押し込まれる展開を見せ付けられたのは初めてだ。
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しかし、そんな危機的な状況の中で立ちはだかったのが、我等が守護神・#16阿部伸行。
ディフェンスラインの裏を取られ、「これはヤラれた・・・」と息を呑むようなシュートを、スーパーセーブでことごとく跳ね返してくれた。
まさに『神様・仏様・ノブユキ様』と手を合わせて拝みたくなるような、神降臨の大当たり!
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そういえば今日の試合前のリスペクト宣言の中で、男の子が「あべせんしゅのスーパーセーブで勝ってほしい」なんて健気にコメントしてくれたが、その思いが見事に現実になった格好だ。
ひょっとして、その子の発言に阿部選手が発奮したのかな?
だとしたら、今日の試合のMVPはリスペクト宣言の男の子で決定だ!!

そんな訳で、4-20というシュート数が示す通り、本当なら1-3とか1-4くらいのスコアでボッコボコにされてしまうような試合を辛くも勝利したパルセイロ。
なんだか幸先がいいんだか悪いんだか分からないような不思議な勝ち方だったが、前半戦は守備は完璧なのにとにかく点が取れず、たま~に先制すれば直後に固いはずの守備を破られて勝ち切れないという何ともちぐはぐな流れだっただけに、このラッキーな勝利を無駄にする事なく流れに乗ってもらいたい。
J3リーグはここから1ヶ月弱の中断期間に入るが、新加入の萬代選手も即戦力として活躍できる事も分かったし、この間に課題の得点力不足解消に向けてじっくりとチームを作り直し、来月19日の再開初戦となるアウェイ・鹿児島ユナイテッドFC戦では、一皮むけたプレーで是非とも浅野監督に彼の地での勝利をプレゼントしてやってほしい。
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プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第8節 vs日テレ・ベレーザ
まずはおめでたい話題から。
今度アメリカで行われる国際大会『2017 Tournament of Nations』の日本代表に、我等がパルセイロ・レディースの攻守の要、#7坂本理保選手と#14泊志穂選手が初選出された。
現在のなでしこJAPANはセンターバックが手薄なので、ウチでもクレバーで頼れるプレーを見せている坂本選手は十分に活躍できる余地があるだろうし、むしろ選ばれるのが遅かったくらいだと自分は思っている。
また、逆にFW陣は横山久美選手を筆頭に、田中美南選手・籾木結花選手・菅澤優衣香選手といった錚々たるメンツが揃っているが、泊選手のスピードと思い切りの良さは“ジョーカー”のような面白い存在になりそうで、女子サッカーの本場・アメリカで横山・泊のツートップが青い代表ユニで復活するかと思うと感慨もひとしおだ。
二人ともこの素晴らしい機会を大いに楽しんで一回り成長してきてほしいし、代表での貴重な経験をチームに還元できるよう頑張ってきてほしい。
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そして今日の試合。
前節はジェフ千葉レディースに守備の隙を突かれて2-1と悔しい敗戦を喫したが、今日は勝敗もさることながら、加入3試合目となる#22中野真奈美選手がチームにどれだけフィットし機能できているか、そしてここのところ失点が多くなってきた守備陣が女王・ベレーザを相手にどれだけ踏ん張る事ができるかを個人的な注目点において見てきたが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 0(0-1・0-3)4 日テレ・ベレーザ
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今日は最初に、4つの失点シーンをまとめて振り返ってみたい。
まず1失点目は前半4分、開始早々でウチの気持ちが入り切る前のフワフワした状態の中、左サイドからベレーザらしい素早く正確なパス回しであっという間にエリア内に侵入されると、最後は#10籾木結花にこぼれ球を豪快に決められて出ばなを挫かれ、2失点目は後半18分、左サイド深い位置からの籾木結花の高速クロスを#9田中美南がピンポイントで合わせる、まさに代表クラスの見事なボレーシュート。
そして3失点目は後半43分、、若干18歳の期待の若手ストライカー・#19植木理子が、足が止まってしまったウチの守備陣を手玉に取るようなドリブルからの個人技が決まり、4失点目はアディショナルタイム、絶好の位置からのフリーキックを#8上辻佑実に直接決められジ・エンド。

これらの失点は、いずれもベレーザの卓越したコンビネーションと個人技が産んだ素晴らしいゴールで、ウチとしては1つ目と4つ目は「ちょっともったいなかったかな~・・・」という気がしないでもないが、それでもつまらないミスによる“やらずもがな”の失点は皆無で、単純に地力の差が出ただけのものだと思う。

それにしても、さすがは女王・ベレーザ。
#20阪口夢穂や#14長谷川唯などの代表選手だけでなく、その他の選手も他のチームとは比べ物にならないくらいの高いパフォーマンスで、敵ながら思わず「上手いな~・・・」と唸ってしまうようなシーンが何度もあった。
確かに愛するチームが惨敗を喫してしまったのは悔しいが、それと同じくらい、パルセイロ・レディースを通して長野に居ながらにしてこんなハイレベルなサッカーを生で見られる幸福感があったというのが正直な感想で、こんなにいいモノを見させていただいたベレーザの選手達には、少しばかりの負け惜しみも含めて(苦笑)、心からの敬意を表したい。
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と、ここまで相手の事ばかり褒め倒してきたが、どっこいウチだって堂々とした戦い振りだったと思う。
特にディフェンスでは、開始早々に手痛い失点を喰らってしまったものの、それ以降は相手のテンポ良いパス回しに翻弄される場面もありながら、各選手が必死に、かつ冷静に対応して決定的なチャンスをなかなか作らせなかった。
さすがに後半も半ばを過ぎると、それまでのハードワークがボディーブローのように効いてきて徐々に運動量が落ちだし、30分過ぎに植木選手を投入されてから一気に電池が切れてしまい(あそこで背番号19が準備しているのを見て、心の中で「このタイミングで植木入れてトドメ刺しにくるかぁ? う゛-、ベレーザのオニぃ~~」と叫んでしまったものだ。。。)終了間際の連続失点を招いてしまったが、それでも選手達のあの頑張りは十分評価できるんじゃないだろうか。
また、今日はFW登録でベンチ入りする事が多かった#19藤村茉由選手がサイドバックで先発出場したが、ベレーザの強力攻撃陣に対しても落ち着いた対応で無難に守備をこなしており、布陣のオプションが一つ増えたのも収穫だったと思う。

一方、攻撃に関してはまだまだ新しい形を模索しているような感じで、各選手がお互いの動きを伺いながらのプレーで思い切った動きが出来ていないように思えた。
ただ、そんな中でもベレーザを相手にハーフコートゲームになる事無く、果敢に攻撃を仕掛け決定的なチャンスも何度か作っていたし、決して悲観する事は無いと思う。
確かに、今まで絶大な存在だった横山久美選手が抜けた事で、それまで全選手が共有していた得点までの道筋が消えてしまい、まさに『暗中模索』の苦しい状況ではあると思うが、どんなに結果が出なくても決して焦らず、常にポジティブな気持ちで、選手や監督・コーチがお互い率直に意見をぶつけ合いながら、一歩ずつ確実に新しい得点パターンを構築していってほしい。
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レディースは来週は試合が無く、次は再来週の日曜日、ノジマステラ神奈川相模原をUスタに迎えてのカップ戦予選リーグ最終節となる。
今節はジェフ千葉レディースがノジマを破った事で、グループAの決勝トーナメント進出チームがベレーザとジェフに決まってしまい、ウチとしては目標が一つ潰えた形となってしまったが、この試合は決して『消化試合』なんかではなく、8月に再開されるリーグ戦に向けてチーム力を高めていく上での貴重な実戦の場だ。
ただ、ウチとしては泊・坂本の“屋台骨”となる2選手が代表に召集され、戦力的に非常に苦しい条件で臨まなければならないが、残された選手で力を合わせ、Uスタの大声援を後押しに、横山選手離脱後初勝利を是非とも掴み取ってほしい。
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明治安田生命J3リーグ2017第17節 vs栃木SC
まずは水曜日に行われた天皇杯3回戦の雑感から。
今年から3回戦以降準々決勝までは原則として下位カテゴリーの本拠地開催となり、J2のファジアーノ岡山をUスタに迎えて行われた天皇杯3回戦は、ホームの大声援を後押しに内容でも格上の相手を圧倒して1-0で勝利し、2013年以来4年ぶりとなるベスト16進出を果たした。
相手もリーグ戦でのベストメンバーではなく控え選手中心だったとはいえ、ウチだって同じように控えや若手中心で臨み、堂々とした戦いっぷりで下克上を果たせたのは本当に嬉しい。
ただ、リーグ戦でのもたつきを思うと、誠に不謹慎ながら「この1勝をリーグ戦の方に回してもらえたら・・・」なんて思いがチラついてしまったし、岡山の選手の戦い振りがリーグ戦で下位チームとやっている時のウチの様子とダブって見えて、なんだか大っぴらに喜べず複雑な気持ちになってしまった。
・・・とまぁ色々な感情はあるにせよ、全国で数多あるサッカークラブのトップ16になったのは素直に誇らしい事だし、来る4回戦ではどんな強豪チームが相手だろうと(でも筑波大だけは当たらないでほしい・・・)、結果は二の次として今回のような思い切ったプレーで堂々と戦い抜いてほしい。

そして中2日で迎えた今日の試合。
リーグ前半戦最後の試合にして、クラブが気合を入れて取り組んでいる1万人チャレンジデーのこの試合は、勝ち点2の差で1つ上の4位に付けている栃木SCとのライバル対決だ。
去年の対戦ではウチが2連勝させていただいたが、ホームゲームは開幕2試合目という事で相手はチームとしてまだ出来ていない状態だったし、アウェイは条件次第で栃木の優勝が決まるという中、相手がプレッシャーでガチガチとなり最後の最後に自滅してしまった形だったので、この戦績はほとんど参考にならないだろう。
加えて栃木には、去年ウチの主力だった仙石簾・夛田凌輔・ジョニーレオーニの3選手があちらでも主力として活躍しており、チーム自体の地力も相まって非常にやりづらい相手だ。

しかし、悲願達成のためにはここで負ける訳にはいかない。
思えば4年前は、天皇杯でのオレンジ旋風の勢いをかってリーグ戦でも快進撃を続け、遂にはJFLの頂点にまで登り詰めた。
今年もその時にあやかって、今日の試合で直近上位のライバルを倒して失いかけた勢いを取り戻し、後半戦に向けての起爆剤としたいところだが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-0・0-0)0 栃木SC
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やはりJ3の中では高いレベルで実力が伯仲するもの同士だけに、全体的には両者の気迫が真っ向からぶつかり合う、見応えのある好ゲームだった。
試合結果と共に注目だった1万人チャレンジデーの動員数は8,049人という事で、残念ながら2年連続目標達成とはいかなかったものの、長野では動員数が伸びない土曜日の試合である事や今年のウチの成績がイマイチ伸び悩んでいる事等を考えれば、上出来ともいえる数字だったと思うが、今日はじめてUスタに足を運んだ方々にも、サッカーならではの緊迫した空気感を感じてもらえたんじゃないだろうか。
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ただ上位陣との勝ち点差を考えると、難しい相手である事は百も承知ながら、どうしても勝ち点3を取っておきたかっただけに、結果としては非常に残念なものになってしまった。

水曜日の天皇杯でのゴールシーンを振り返ってみると、エリア内中央でボールを受けた#8菅野哲也が相手にマークされた中で、ウチのお決まりのパターンであるサイドや後ろへのパスではなく、自分のストロングポイントであるドリブル突破を選択したところから始まっており、あの得点はゴールを決めた#7佐藤悠希選手もさることながら、自ら積極的に仕掛けにいった管野選手のものであると言ってもいいだろう。

それに対して今日のウチは、自陣や中盤では積極的にプレスを仕掛けボールを奪いに行くアグレッシブさを見せながら、敵陣に入ると途端にスピードダウンしてサイドや後ろにボールを回し、精度の低いクロスでお茶を濁す毎度おなじみのパターンに終始し、相手を慌てさせるような仕掛けがあまり見られなかった。
特に、今日の相手GKは高身長で手足が長いジョニーレオーニ選手なので、セットプレーやクロスでの空中戦では勝ち目は無い事は容易に想像がつくと思うのだが、それに対してグラウンダーのシュートを仕掛けるとか左右に揺さぶるとか、攻撃に対するアイディアに乏しかったのが悔やまれる。

そんな訳で今日の試合は、決してブーイングを出すような酷いものではなかったし、選手達の戦う姿勢は垣間見られたけど、ちょっと気持ちの底にモヤモヤが残るような“ビミョー”な一戦となってしまった。
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さて、今年のJ3リーグも早いもので全日程の半分が過ぎてしまった。
ここまでのウチの成績は6勝7分3敗の勝ち点25で5位という成績。
開幕から2試合を良い形で連勝したまでは良かったが、続く2試合を当時好調だった鳥取と福島に共に0-1で連敗し、そこから先は慢性的な得点力不足にあえいで勝ち切れない試合が非常に多かった。
7引き分けという数字は既に過去2年の年間引き分け数と並んでおり、その内容を見てみると、中には沼津戦のように終了間際に追いつくという劇的なものもあるにはあったが、完全に攻めあぐねて点が取れる気配が感じられなかったり、点を取った直後に追いつかれるという悔やまれるものが多かった。
これら7つの引き分けのうち半分以下の3つ・・・いや、せめて2つでも勝ち試合にできていたら、もっと後半戦に希望が持てるものになっていただけに、実にもったいない限りだ。

今節は首位の秋田が敗れ、2位の富山は試合が無かったため、昇格圏内2チームとの勝ち点差は変わらなかったが、首位・秋田とは12という大きな差があり、また2位・富山とも7という逆転するには微妙な差を付けられているので、後半戦はこれまでのような煮え切らない戦い振りでポイントを落とすような余裕は1ミリたりとも残っていない。
サッカーという競技では、一旦『得点力不足』というドロ沼にハマってしまうと、そこから抜け出すのは容易ではないのは十分に分かっているが、そこをなんとかチーム全員の力で這い上がり、後半戦は泥臭くゴールを奪って白星を積み重ねていってほしい。
そして、そうやって勝ち点3をコツコツ積み上げていけば、シーズン終盤には大逆転での悲願達成が見えてくるハズだ。
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プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第7節 vsジェフユナイテッド市原・千葉レディース
スーパーエース・横山久美選手がチームを離れて最初のホームゲーム。
そして、レディースが1部に昇格してから練習試合も含めて一度も勝てていないジェフ千葉レディースを迎えての一戦だけに、ここは是非とも『横山不在』と『対ジェフ戦』の2つの条件での初勝利を期待して臨んだ試合だったが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-1・1-1)2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
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新加入の#22中野真奈美がFW登録で初スタメンを果たし、新生レディースがどんなパフォーマンスを見せるか楽しみだったが、中野選手はさすがにベテランらしい存在感あるプレーを見せ、またその他の選手達も高い位置からボールを奪って攻撃に行く積極性を出していたが、「絶対的なストライカーが居ない分、丁寧に繋いで崩していこう」という意識が強過ぎたのか、本田美登里監督のコメントにもあるように足元へのパスが多くなってスピードダウンしてしまったり、ミドルシュートを打ってもよさそうな場面でもパスを選択して相手にカットされるなど、なかなかスコアリングチャンスが作れない。

それでも、点が取れる雰囲気が作れない代わりに、守備面では、豊富な運動量で攻めてくるジェフに対して少々翻弄されるところはありながらも、相手やボールにしっかり付いて効果的な守備ができており、ある程度安心して見ていられた。
前半のシュート数がウチ1本に対してジェフ3本とお互い非常に少なかったが、決して拙攻続きの凡戦という訳では無く、なかなか緊張感のある締まった試合運びだったと思う。

しかし、先取点は非常に呆気なく決まってしまった。
前半1分間のアディショナルタイムも終わろうかというところで、ジェフの攻撃の要・#28成宮唯がフリーでボールを受けて攻め込んでくる。
「あ、最後イヤな選手にボールが渡ったな・・・」なんて思ってると、ゴールエリアのすぐ外でスルスルっとドリブルしてくるところを、ウチの選手がちょこっと出した足に引っかかって出合い頭みたいな感じで倒してしまい、ウチとしてはアンラッキーな形で絶好の位置でのフリーキックを与えてしまう。
「あー、こういう時って意外と簡単に入っちゃうんだよね~・・・」なんて思ってたら、案の定決められてしまい、逆の意味で予感が次々当たっての、逆の意味で“出来過ぎ”な失点に、なんだかキツネにつままれたような感じでハーフタームを迎える事となってしまった。

う~ん、これが『相性』ってヤツだろうか・・・・

それでも、前節だってノジマステラを相手に取られたら取り返す接戦をこのメンバーで演じてきたんだし、まだまだ全然やれるでしょう・・・と思っていたが、「早く同点に追いつこう」という思いが焦りに繋がってしまったのか、前半にも増して出し手と受け手の呼吸が合わずパスが繋がらなくなってしまい、また点を意識して前掛かりになってしまい、後半6分という早い時間に、そんなフォーメーションのバランスが崩れたところを突かれて速攻を許し、痛恨の2失点目を献上してしまった。

それにしてもジェフレディースというチーム、本当によく走る。
ジェフといえば、かつてトップチームがイビチャ・オシム監督時代に豊富な運動量を武器にJ1に一大旋風を巻き起こしたが、その教えが脈々と受け継がれているような、見事な走りっぷりだった。
今日はさすがの長野といえど夕方になっても気温も湿度もなかなか下がらず、選手にとってはかなり厳しい条件だったと思うが、それでも最後までほとんど運動量が落ちないままだったのは、敵ながらアッパレだと思う。

そんな訳で、後半は点を取ろうという姿勢が裏目に出て逆に相手の攻勢を許した形になってしまったが、それでもタダでは転ばないのがレディースのいいところ。
第四審がアディショナルタイムの掲示板を用意し終えた後半44分、ゴール前の混戦から最後は#17小泉玲奈が執念のゴールを決めると、それまで静かだったスタンドが一気に盛り上がって、3分間のアディショナルタイムはゴール裏のチャントに合わせてスタンド全体が手拍子して選手を後押しする“いつもの光景”に。
結局、最後は相手に逃げ切られてしまったが、最後まで諦めずボールを追いゴールを狙うというレディースらしさもしっかり見られて、思いのほか清々しくスタジアムを後にできた。
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今日のレディースは前記の通り、「横山選手が居なくなった分、自分達で力を合わせてゴールを奪っていこう」という意識が強過ぎたのか、丁寧にいきすぎてレディースらしい大胆さが影をひそめてしまった感じだったが、ベテランの中野選手が加わった事で、今までのレディースにはない攻撃の形が作れる可能性も垣間見えた。
さすがに、今まで3年半かけて構築してきた横山選手を中心とした攻撃パターンを一から作り直さなければいけないだけに、一朝一夕で形成できるほど1部の世界は甘くないが、常に前向きに、良いと思った事は何でも積極的にチャレンジし、トライ&エラーを繰り返して色々と悩みながら、少しずつ成長していってほしい。
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それから、もう一つ心配だった観客動員は、1,751人というなかなかの数字となって一安心。
もっとも、2,000人以上に慣れており感覚がマヒしている我々パルサポとしては、大台を超えなかったという事で周りからは残念がるような声も聞こえはしたが、長野ではまだ週休二日制が都会ほど普及していないのでトップ・レディースを問わず土曜日の試合は全体的に動員数が減る傾向にあり、また今日の昼間は猛暑で外へ出歩く気分が削がれるような条件の中、浦和駒場スタジアムでのレッズvsINACという集客力の高いカードに僅か3人足りないだけという動員数は、十分に合格点を付けられると思う。

ただ勝ち試合を見て喜ぶだけではなく、地元の贔屓チームが悩み苦しみながら少しずつ成長していく姿をスタジアムに足を運んで現地で見守り、勝ち試合以上に熱く応援して盛り上げていくのも、スポーツ観戦の醍醐味だ。
そしてウチのレディースは、そんなサポの応援に応えて見る者の気持ちに響くようなプレーを見せてくれる選手ばかりだ。
だからこれからもレディースの試合に積極的に足を運び、今の動員水準を維持して、選手達を後押ししていきましょう!
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レディースの次節は来週の日曜日、日テレ・ベレーザを迎えての2週連続ホームゲームとなる。
何しろ相手は代表選手が多く層も厚い“最強軍団”だけに、今日以上に厳しい戦いになるのは必至だが、Uスタの大きな声援や手拍子を力にして、レディースらしく勇気を持って大胆にチャレンジしていってほしい。
明治安田生命J3リーグ2017第15節 vs藤枝MYFC(+レディース試合雑感)
本日、長野Uスタジアムで行われたJ3リーグの試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 0(0-1・0-2)3 藤枝MYFC
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前節、アウェイでギラヴァンツ北九州に逆転勝利し、天皇杯2回戦でのFC東京からの大金星と合わせて良い勝ち方が続いて、いよいよ反転攻勢だ・・・と思った矢先に、またしても“天敵”・藤枝MYFCに腰を折られるような惨敗を喫してしまった。

まさに『歴史は繰り返す』・・・・

なにしろウチは、今回のようにライバルに勝って「ヨシ、これからだ!」と意気込んだ翌週に、藤枝にコロッと負けて勢いを削がれてしまい、最終的にそこで失った勝ち点が大きく響いて昇格を逃すというパターンがここ数年続いているだけに、このチームにそれなりの内容でホーム・アウェイときっちり2つ勝ち切る事が、悲願達成に向けた絶対条件の一つだと個人的には思っていたが、今年もそのハードルを越える事はできなかった。
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しかも、今日は負け方が悪すぎる。
今までの対戦では、ウチが攻勢を仕掛けながらもドン引きで自陣を固めた相手の守備に攻めあぐね、隙を突かれてカウンター一発にヤラれるというパターンが多かったと思うが、今日は内容でも相手の方が完全に上回っていた。
ウチもそれなりにゴールへと向かう姿勢は見せていたものの、手数をかけすぎて相手DFに余裕で対応されてしまったり、出し手と受け手の呼吸が合わずパスミスが多かったり、貴重なスコアリングチャンスもシュートは全てGKの正面だったりと“ゴールのニオイ”がほとんど感じられなかったのに対し、藤枝はサイドチェンジやロングフィードがしっかり受け手に通り、そんな大きな展開にウチが振り回され、完全に受け身に回っている場面が多かった。
今日の3つの失点シーンは全て、『一瞬のスキ』とか『防ぎようがあったミス』ではなく、完全にDFラインを崩されてのもので、これは相手の実力がウチを凌駕しての『完敗』と言えるだろう。
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まさに『歴史は繰り返す』・・・・
これで藤枝に足元をすくわれたのって何度目だろう・・・(泣)
こういう時、サポーターとしては[気持ちを切り替えて次はガンバレ!」とか「諦めるのはまだまだ早すぎるゾ!」とか檄を飛ばして選手を支えていくものだし、自分も今までは無理をしてでも前向きな言葉で記事を締めていたが、こんな試合を見せられた今日に限っては、そんなヤセ我慢を押し通す気力も湧いてこないというのが正直なところだ。

ただ、そうは言っても今年のリーグ戦はまだまだ続いていくし、それどころか折り返し地点も過ぎていない。
最終的に昇格できるか否かにかかわらず、ここから先の戦いぶりは、クラブとしての真価が問われてくる。
次節は、一昨年の山口・去年の鹿児島に続いて新規参入組として躍進し上位に食い込んでいるアスルクラロ沼津とのアウェイ戦となるが、そんな怖いもの無しのフレッシュな力に屈する事無く、『万年昇格候補』(苦笑)の意地に賭けても、絶対に勝ち点3をもぎ取ってきてほしい。

今は完全に心が折れてしまった自分だけど、気持ちの奥底にはしぶとく“種火”が残っている。
その種火に油を注いで再び希望の炎を灯すような、気持ちのこもった戦いと勝利の報を、何卒よろしくお願いします!!!
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そして・・・
プレナスなでしこリーグカップ2017予選リーグ第6節@神奈川県・相模原ギオンスタジアム
ノジマステラ神奈川相模原 3(2-2・1-1)3 AC長野パルセイロ・レディース

まずは、中野真奈美選手入団の話題から。
2005年にパルセイロ・レディースの前身である大原学園でなでしこリーグ(当時の名称はL・リーグ)デビューし、本田美登里監督が指揮を執っていた岡山湯郷Belleに移籍して日本代表にも選出、その後はベガルタ仙台レディースに移って主力として活躍したベテラン選手が、12年ぶりに長野に帰ってきた。
その正確なキックは攻撃の起点として、またプレイスキッカーとして貴重な戦力になるし、豊富な経験は若い選手が多いチームにとって大きなプラスになるはずだ。
そして中野選手も、向上心のかたまりのような若いチームメイトから刺激をもらって、再び長野で輝いてほしいものだ。

そして試合の方であるが、スーパーエースの横山久美選手が抜けて最初の試合という事で心配していたが、ノジマステラとの打ち合いの末ドローゲームに。
今年大幅に向上してきた守備面で3失点してしまった点は反省材料だが、横山選手がいなくても3得点できた事、しかも、FWの#14泊志穂・MFの#11齊藤あかね・DFの#7坂本理保と、各ポジションの選手が違ったパターンで得点しているというのは、『総力戦』を謳うウチにとって今後の方向性と可能性を示す明るい材料だと思う。
今回は結果が出せず残念だったけど、本田美登里監督がコメントしていたように全ての事をポジティブに捉え、守備の課題も前向きな姿勢で克服していき、次節のUスタでは、これまで一つの勝ち点も取れていないジェフ千葉レディースからの待望の初勝利に向けて頑張ってほしい。
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