ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスチャレンジリーグ2014第16節 vs静岡産業大学磐田ボニータ
プレナスチャレンジリーグは約1ヶ月半の長い中断期間を終えて、いよいよ今日から最後のクールが始まるが、ここでパルセイロ・レディースのこれまでの成績をおさらいしておくと、8勝2分5敗の勝ち点26、得失点差+20で6位と、チームの目標だった1部昇格には少々厳しいものの、去年までの実績を考えれば大健闘で、十分に合格点を与えられる結果だと思う。

そんなレディースの今日の対戦相手、静岡産業大学は、ここまで勝ち点17で11位と少々低迷しており、また前回の対戦(4月の開幕戦)ではウチが4-1の大差で勝たせていただいたが、元々実力のあるチームだけに決して楽な試合にはさせてもらえないだろう。
ただ裏を返せば、ここで強敵・静産大にしっかり勝ち切る事ができれば、より上の順位でのフィニッシュに向けて大きな弾みがつくだろうし、ここは是非とも中断期間の練習の成果を発揮して内容を伴った快勝を期待したいところ。

心配していた天気も予報に反して青空が顔を覗かせ、暑からず寒からず絶好のサッカー日和の東和田に930人もの多くの観客を迎えて行われた、レディースの更なる飛躍に向けての大事な一歩となるこの試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 4(0-0・4-0)0 静岡産業大学磐田ボニータ
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この試合、前半はウチの攻撃にあまり迫力がなく、少々低調な内容だった。
どちらかといえばウチがボールを持っている時間が長かったが、中盤での味方へのパスが緩すぎたり見え見えのパスを読まれたりで相手にカットされる場面が目立ったし、敵陣深く攻め込む場面もあったが満足な態勢でボールを受けられずシュートまで持っていけないシーンが何度か見られた。
また、シーズン序盤は相手が2~3人かかってきても余裕で振り切るだけのスゴさがあった#10横山久美のドリブル突破も、最近は研究されてきたのか今日も何度もトライするも全て相手のブロックにあって不発に終わったし、もう一つの得点パターンである#11橋浦さつきのサイドアタックに期待するも、やはりマークされているのかほとんど良い形に持ち込めず見せ場が作れない。
それでも前半も30分過ぎくらいから徐々に連続した攻撃が出せるようになり、後半に向けて期待を持たせるような良い雰囲気を作ってハーフタイムへ。
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そして、その期待が早くも後半6分に現実のものになった。
後半開始から積極的に前へ出るプレーで獲得したコーナーキックのチャンスに、#10横山久美の蹴ったボールを#2田中菜実がドンピシャ頭で合わせてネットに突き刺し、遂にパルセイロが先取点をゲット!
そしてその興奮が冷めやらぬ1分後、相手のクリアーをフリーで受けた#10横山が右斜め45度の位置から思い切り振り抜いたミドルシュートがGKの頭上を越えてネット上段に突き刺さる目の覚めるようなゴールで早くも2点目!!
前半はドリブル突破がうまくいかず、それならばと脚の長いシュートでしっかり結果を出すあたり、やはり横山久美という選手はタダモノではない。

この立ち上がりの連続得点で波に乗ったパルセイロはその後も優位に試合を進めていくと、ここでもう1点ほしいという時間帯の後半34分、またしても#10横山が、今度はGKの動きを十分に見極めて技ありのループシュートを決めて試合を決定付ける3点目を奪うと、終了間際の42分には三たび#10横山が、相手のバックパスをGKが蹴り返したところに体を当て、そのボールがゴールに転がり込んでハットトリックを達成しダメ押し。
特にこの4点目は一見偶発的なラッキーゴールのようにも見えるが、横山はこれ以外にもGKのフィードに対して再三チャージを繰り返しており、ゴールの可能性がある限り何度も何度もトライする積極性や1点でも多くゴールを奪おうという貪欲さが産んだアッパレな得点だと思う。

そんな訳で、今日は久々にスーパーエースが3ゴール1アシストと大暴れして見事快勝!
しかも今日は、彼女の職場である長野信用金庫から大応援団が駆けつけた中で文句のつけようがないくらいの結果を残すあたりが素晴らしい。
きっとこの選手は、大舞台になればなるほど、人から注目されればされるほど、その実力を如何なく発揮できるのだろう。 まさに“大物”であると改めて思い知らされたんである。

・・・と、ここまでの記事は横山選手の独壇場で、実際にこの試合のMVPを選ぶとなれば観客の誰に聞いても「横山選手」と答えるであろう事は間違いないが、自分はそれ以外に無失点勝利を達成したウチの守備陣の頑張りに大きな拍手を贈りたい。

両サイドでしつこく相手に絡み攻撃の芽を摘んでいた#3大島稀と#18矢島由希、落ち着いてラインを統率し後半のピンチには顔面にボールを当てて相手にクロスを上げさせなかった#2田中菜実など守備陣が高い集中力で的確に相手に対応していたし、その中でも特に#5金札杏は、何度かあった相手の決定的なチャンスを冷静な判断と体を張ったプレーで全て阻止する等、地味ではあるが際立った活躍で勝利に貢献しており、自分は今日の金札選手はハットトリックの横山選手と同列の働きをしたと絶賛の拍手を贈りたい。

確かに、今日は静産大の攻撃陣にあまりスピードが無かったり強力なストライカーがいなかったりと相手の攻撃にあまり脅威を感じなかったところはあり、これが上位陣との対決なら少し違った結果になっていたかもしれないが、世田谷や常盤木やac福島といった強豪との残り試合でもこれだけ集中して守り抜く事ができれば、順位もあと6試合で一気にジャンプアップする事も大いに期待できると思う。

レディースの次節は現在最下位の清水第八プレアデスとアウェイで対戦するが、ここは順位に油断する事なく今日のような勝ちっぷりで確実に勝ち点を積み重ね、その流れに乗って最終クールを全勝するくらいの勢いでシーズン終了まで突っ走っていきましょう!
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それから、明日はいよいよトップチームの今シーズン最大の山場である町田ゼルビアとの直接対決が今日と同じ東和田で行われるが、レディースが最高の勝ち方で良い流れを作ってくれたので、選手はそのバトンをしっかり受け継ぎ、そしてサポは会場に足を運んでありったけの声援と拍手でホームの雰囲気を作り上げ、全員の力で何が何でも勝利を掴み取ろう!!
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コメント
この記事へのコメント
早速の更新お疲れ様です。
今回のレポート、今後の展望といい試合内容といい横山選手のスター性といいDF陣の頑張りといい、本当に何から何までブログ主様のおっしゃる通りですね。
今日自分が思った事は余す所無く全部言って貰ったので、快勝の結果と併せもう何も言う事無いです(笑)
一つ補足すると、自分は強風に煽られた横断幕を直してて横山選手の3点目を見てなかったので、ここで詳細が知れて良かったです。
そしてここでも、確かにゴール自体はラッキーなもののようですが、再三にわたるチャレンジが生み出した結果というのも、まさにその通り。
明日のトップの試合もおっしゃる通りで、本当に今回は最後まで「その通り!」でしたね(笑)
とにかく明日は勝利を願うばかりです。
パルセイロ頑張れ!!
2014/08/30(土) 21:57:55 | URL | レディースファン #-[ 編集]
レディースファン様
いやいやいやいや・・・そんなに「その通り」なんて書かれると恐縮してしまいますョ(照)
でも、この試合は得点経過も分かりやすかったし、守備陣の活躍など自分が強く印象に残った、読者の方々に伝えたかった事がスッと頭の中に入り込めたナイスゲームだったので、おそらく男女通して今季最速で記事が書けたんじゃないかというくらいスラスラと指が動きました。
・・・と、ここで公式HPにアップされた選手や監督のコメントを読んで「おっ?」と思い確認したら、自分が本文の中で絶賛した金札選手って静産大出身だったんですね。
あ~、ナルホド。 これでこの試合の彼女の大活躍も納得できました。(笑)
いずれにしても、この試合で選手も監督も良い手応えが掴めたと思うし、本当に残り試合全勝して“奇跡”を起こしてほしいものです。
2014/08/31(日) 00:43:14 | URL | ぼー #-[ 編集]
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