ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ第25節 vsツエーゲン金沢
いよいよ今シーズンで最も重要な戦い、ツエーゲン金沢との昇格争い直接対決がやってきた。
ここで勝てば昇格圏内に返り咲き残り試合を優位に進める事ができるが、負ければ圏内浮上は非常に厳しくなる、本当に負けられない大一番だ。

この大切な戦いをサポも十分に承知していて、距離的にも長野から近く、また3連休の中日という好条件も手伝って、相手の本拠地・西部緑地公園陸上競技場にはパルサポが大集結。
今日も選手バスの入り待ちを行ったのだが、長野サイドと反対側にある選手通用口に向かってオレンジ色に身を固めた一団が大行進する様は圧巻の一言で、北信越リーグ時代に金沢市民サッカー場に4~5人で乗り込んでいた頃を思うと、「よくぞここまで大きくなったもんだ・・・」と涙が出そうになった。
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そしてスタンドの勢力図を見ても、ゴール裏のいわゆる“声出しサポ”についてはホームの相手よりウチの方が人数が多く、またメインスタンドもさすがに6:4から7:3くらいで向こう方が多いが声援や拍手の反応はウチの方も全然負けておらず、この大事な試合にホーム・長野の“熱”をほぼ完全に金沢に持ってきた感じで、選手達の後押しをする態勢は万事整った。

嗚呼、それなのに・・・それなのに・・・・・

ツエーゲン金沢 3(1-1・2-1)2 AC長野パルセイロ
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今日も立ち上がりからしばらくはそんなに悪い形ではなかったが、その中で「あれっ?」と違和感があったのは、これまでは積極的にドリブル突破をしていた#26山田が今日はあまり仕掛けずにパスを多用し、その他の選手も時間を追うごとに前へのスピードが遅くなり、金沢の攻撃に対して徐々に受け身に回る時間が多くなってきた。

そうこうしているうちに前半25分、自陣ゴールエリアのすぐ外で混戦のボールを無理に繋ごうとしたところを相手にさらわれ、たまらず足をかけてファールを犯し絶好の位置でのフリーキックを与えてしまい、それを#30辻尾に直接決められ先制されてしまう。
辻尾選手には前回の屈辱の東和田に引き続きまたしても直接フリーキックを決められてしまってメッチャ悔しいが、それよりウチのミスでこのようなチャンスを与えてしまった事の方が何倍も悔やまれる。
このようなミスは去年の最終節(栃木ウーヴァ戦)など過去に何度か繰り返しており、そのたびに痛い目にあって懲りているハズなのだが・・・

こんな最悪な失点の仕方をしてしまったが、スタンドからは「まだ時間あるぞー!」、「絶対取り返せー!!」と熱い檄が飛び、それに発奮したか選手達も反撃を見せ始め、前半36分、#13勝又がゴール正面オフサイドギリギリのところでボールを受けると、出てきたキーパーと接触しそうになるところをうまくかわしてボールを押し込む執念のゴールで同点に。
GKと正対してのプレーは東和田での悪夢のレッドカードを思い起こさせたが、勝又は同じようなシチュエーションで自ら見事にあの時の無念を晴らして見せた。
この勝又の勇気と実行力には本当に感服するばかりである。
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確かに失点の仕方は悪かったものの、勝又の“リベンジ・ゴール”で追い付くというなかなかの展開に、後半の逆転勝利を大いに期待させたが、しかし、後半開始から僅か2分後、その期待を打ち砕かれるプレーが起きた。
自陣左サイドでウチがフワッとしたバックパスを出したところを見計らったように相手にかっさらわれ、そのままゴール前まで斬れ込まれ敢え無く失点。
これは「まだ後半が始まったばかりだから・・・」という油断と「出しどころが無いからとりあえずバックパスで・・・」という安易な“逃げ”が引き起こした、絶対にやってはいけない凡ミスであり、失点の仕方としては“下の下”もいいところ。
それがよりによってこんな大事な試合の大事な時間帯に起きてしまった。

それでもまだ後半は始まったばかりだし、これで気持ちを切り替えて攻めていけばまだ十分勝ち目はある・・・と期待したが、前半の終わりころからのウチはここ数試合の勇気をもって前に向かう姿勢が影をひそめ、横パスやバックパスを多用するシーズン中盤の気弱なチームに逆戻りしてしまった。
そんなんだから当然のごとく優勝や昇格に向けてモチベーションの高い金沢の攻撃に押し込まれ、後半19分に自陣ゴール前の競り合いにも相手のプレスに敢え無く屈して決定的な3失点目を許す。
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ウチもこの失点でようやく目が覚めたか、その後は反撃を仕掛けて後半35分には#10宇野沢がエリア内でドリブルを仕掛けたところを倒されPKで1点返したが、更なる猛攻も相手の守備をなかなか崩せず有効なシュートを打てないまま時間が流れてそのままタイムアップ・・・

さて、ここから先は大いにグチらせてもらいます。

この試合の勝敗を分けたもの、それは技術的な事や戦術的な事もあるだろうし、審判の判定も少しは影響していたかもしれないが、最も重要な要素は選手の“気持ち”である。
先月の東和田での対戦を思い出してほしい。
確かにウチは前半途中で数的不利というハンデを背負ってはいたが、当時は3位にいて“背水の陣”で臨んだ金沢は同点ゴールの時も逆転の時も控え選手全員がピッチに乱入してこようかというくらいの勢いで喜びを表すなど、選手・スタッフ全員が物凄い集中力で試合に臨んでおり、ウチは技術や戦術云々より金沢の「絶対勝って帰るんだ!」という気持ちの強さにヤラれてしまった。

今回、立場が逆転して昇格圏外のウチはあの時の金沢以上の、そしてアウェイ戦という条件からも先々週の町田戦以上の強い気持ちで臨まなければならなかったのに、過去2戦に快勝して気が緩んだのか横パスやバックパスを多用する消極的なプレーに終始し、挙句の果てに目を覆いたくなるようなくだらないミスで3失点を許してしまう体たらく。

せっかくチームがいい感じで回ってきたし、今日もサポがホームゲームかと見紛うくらい精一杯の応援を繰り広げていたのに、こんな“しょっぱい”試合を見せられてはたまったモンじゃない。
これが全力で立ち向かったものの矢折れ力尽き実力で圧倒されて負けてしまったのなら諦めもつくが、自分達のミスと及び腰でみすみす勝ち点を逃がしてしまっては、“悔しい”という感情は全く湧かず、ただただ“怒り”だけがこみ上げてくる。

だから自分は、試合後に選手が挨拶に来た時に腕を組んだまま拍手をしなかった。
本当は思いっきりブーイングしたかったし文句をわめき散らしたかったけど、僅かに残っていた理性でそれだけはグッと我慢した。
観客100人そこそこの地域リーグから10年間ひたすらこのクラブを追いかけている者として、やっと巡ってきたJ2昇格がかかった年の、昇格を賭けた重要な試合にこんな無様な試合を見せられると、本当に腹ワタが煮えくり返る思いだ。
今日は自分は金沢市内に泊まっているのだが、ヤケ酒で呑んだ生中2杯と加賀の地酒(美味しくいただきました)の代金を返せっ!!(←いや、そこは自分で払いなさいっ!!)

・・・以上、哀れな中年独身オヤジの恨みつらみでございました。
お聞き苦しい点があった事を深くお詫びいたします。。。

さて、そんな打ちひしがれた気持ちを引きずりながら現実に目を向けると、今日は町田が3連敗中の秋田に敗れるという波乱もあって金沢が首位に立ち、ウチは金沢と勝ち点4差、2位の町田と勝ち点2差に開いてしまった。
シーズンの残りはまだ8試合あり、数字の上ではまだ十分優勝を狙えるかもしれないが、もう町田とも金沢とも直接対決が終わってしまったという事実は非常に重く、上位2チームとの間にある壁は現実の数字よりはるかに高いものになっており、「これで町田と金沢の直接対決でどっちが勝ってどっちが負ければ・・・」なんて皮算用は単なる“数字遊び”でしかなくなっているのが辛いところだ。

ただ、今日の町田の結果のようにリーグ戦は何があるか分からない。
今は結果として上位と下位とは勝ち点差が開いているが、元々J3のチームはそれぞれが地域リーグや全社で優勝し過酷な地域決勝を勝ち抜いて昇格してきただけに、それぞれがこのリーグで戦うに相応しい実力を兼ね備えているのであり、今後上位2チームが下位チームに足をすくわれる可能性だって十分にありうるんである。
自分も今日は選手達をクソミソに批判したが、可能性が数字の上でゼロにならない限り最後まで諦めずに応援し続けるだけである。

また、“下位チームも侮れない”という事実はもちろんウチについても当てはまる。
ウチは元々下位チームに弱いところがある上に、今日のような試合をやっていては上位に期待している“番狂わせ”をウチが喰らう事にもなりかねない。
ここから先は順位がウチより下のチームとの試合ばかりになるが、決して油断する事無く、全試合を東和田での町田戦と同じモチベーションで戦って、今度こそ残り試合全勝で駆け抜けてほしい。

パルセイロの選手達よ。
もしこのブログを読んでいるとしたら、サッカーど素人の自分にここまでけちょんけちょんにこき下ろされて悔しくないか! 腹立たしくないか!
その感情があるんだったら、それらを残り8試合の対戦相手に全てぶつけて最後の最後に結果を出し、自分に「申し訳ありませんでしたっ!」と土下座さすくらい発奮してみなさい!!
(ハラが立ったからって決して不幸の手紙とか送り付けないでね。こんなエラそうな事書いててもかなりヘタレなもんで。。。)
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コメント
この記事へのコメント
今日は金沢にお泊りなんですね。お疲れ様です。
金沢市民サッカー場、昔は何度か行きましたね。
佐藤大典選手の、後半開始まもなく右からするするっと上がっていって
ゴールを決めたシーンとかよく憶えています。
今の長野のゴール裏の状況は、昔を知る者としては随分と規模が
大きくなったなあと素直に感じます。

今日秋田に町田が負けましたし、三巡目で対策もたてられてきて難しい部分もありますよね。
現在下位に位置しているチームも、このままおいそれと負けてたまるものかと意地がありますよね。

そういえば、最近の琉球は失点も少なく負けない戦いをしていますね。次節どうなるでしょうか。
2014/09/15(月) 00:08:26 | URL | 某コテ #-[ 編集]
6か月後の3月14日は、北陸新幹線開業。次回の金沢での対戦は新幹線利用したいです。
私も、今、ヤケ酒です。私が今シーズンベストの試合だと思っている先日の町田戦に比べると選手の「気持ち」が足りなかったのではと思ってます。大橋がイエローも貰う前に、クリアできる場面があったと私の目には映りました。それが原因で慌ててイエローになったと。
中途半端な、バックパスは痛い目あっている(山雅戦等)のですが。
試合終了後、山田(たぶん)がピッチ中央に。「勝てなかったのは俺のプレーが良くなかったから」と反省していたのでしょうか?印象に残ってます。

選手も我々も、最終節の試合終了後に「バンザイ」をしたいものです。

*掲載の写真に私の後姿が!もう少し細くなりたい!私の反省でした。
2014/09/15(月) 02:34:34 | URL | みなで南長野へ #-[ 編集]
某コテ様
「金沢市民」といって自分が思い出すのは、初めて行った年に声出しサポ僅か数名の小所帯で必死に応援した試合で快勝し、入る時は遠慮がちだったスタンドを胸を張って意気揚々と引き揚げていった時の胸のすくような快感と、金沢の奈良選手に逆転ゴールを決められ涙のインタビューを聞かされながらスタンドを後にした苦い思い出です。
あれからウチもあちらも成長しましたね・・・
それにつけても町田の敗戦には驚かされましたが、これがこのリーグの“怖さ”ですね。
次節、薩川監督も「教え子達にいつまでもヤラれ続ける訳にはいかない」と気合を入れてくるだろうし、そんな琉球に負けないメンタルで戦わないと本当に取り返しのつかない事態になりそうです。

みなで南長野へ様
無理につなごうとするプレーや不用意なバックパス・・・あれほど痛い目にあっていながら同じ過ちを繰り返すのは、おっしゃる通り「気持ち」以外の何物でもないでしょう。
その証拠に、気持ちが乗っていた町田戦では危ないボールはほとんどセーフティーに外に出す対応をしており、それが無失点勝利に大きく貢献していましたから。
選手達もこの“自滅”に懲りて本当に心の底から反省し気持ちを奮い立たせてほしいし、我々はそんな選手達を信じてひたすら応援し、奇跡を待つしかないでしょう。
とにかく、我々だけでも気持ちを切らさず選手達の尻を叩き続けていくよう最後まで頑張りましょう!
*「もう少し細くなりたい!」・・・自分にとっても耳の痛い言葉です。お互い頑張りましょう!?
2014/09/15(月) 23:00:16 | URL | ぼー #-[ 編集]
金沢まで応援に行かれた人たちの無念さを思うと、本当に切ないです。
最高の三連休をと願っていましたが、まさか全くの逆になろうとは……。
しかし幸いな事に、本当にまだ終わった訳では無いのが発足初年度の戦国J3の凄いところ。
本来なら、昇格を争うライバルチームに連敗を喫した時点で終戦の筈が、前節パルセイロが快勝した相手に首位が破れるという波乱が起こり、むしろ混迷の度合いが深まったんじゃないでしょうか。
サッカーは最後まで何があるか分からないスリリングな競技ですが、今季のJ3は本当に最終節が終わるまでどこが優勝するか、もう全く分りません。
上位とか下位とか、今節良かったから次もとか、チームが好調だとか、もう全く当てにはならなくなって来ました。
東和田の町田戦と昨日の試合の差には愕然としますが、これが極限の緊張状態が続く、オールプロ同士のガチ勝負なんだと、改めて実感させられました。
新参者の自分としては、長きに渡ってパルセイロを応援してる人たちの熱い思いを、この選手達ならば必ず叶えてくれると信じて、最後まで声援を送りたいと思います。
頑張れパルセイロ! 頑張れパルセイロサポーター!!
PS:自分もこのブログで、自分の腹がいかにメタボかを再認識させられた一人です。
ぼーさんの写真、まぢで恐るべし(笑)
2014/09/15(月) 23:07:33 | URL | レディース・ファン #-[ 編集]
レディース・ファン様
本当に切ないやら情けないやら・・・散々な内容の金沢遠征でした。
でも、本当だったらあの時点で今シーズンはほぼ終わっていたハズなのに、まさか町田が敗れるとは・・・
もう上位との直接対決が無いから更に厳しい状況になってしまったけど、それでもまだ昇格圏内に上がれる可能性が残されたのは、きっと神様が最後のチャンスを与えてくれたのかもしれませんね。
この“蜘蛛の糸”のようなチャンスを絶対に逃さないよう、最後の最後まで応援頑張りましょう!
ところで、弊ブロク写真のどこかにレディース・ファンさんも写っておられたんですか?
そうだとしたら、許可なく載せてしまった上に変な事を再認識させてしまい大変失礼しました。(笑)
そっち方面の事は考えるだけで気が重くなるので、なるべく忘れて応援だけに集中しましょうね。(←単なる現実逃避の言い訳です。ハイ・・・)
2014/09/17(水) 22:03:54 | URL | ぼー #-[ 編集]
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