ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201707<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201709
countdown
明治安田生命J3リーグ2014第29節 vsSC相模原(トップ佐久陸ラストゲーム)
去年8月11日のHonda FC戦を皮切りに、ここまでJFL・天皇杯・J3と合計17試合が佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、遂に今日、トップチーム最終戦となる通算18戦目を迎える。
思えば初めて佐久陸に来た時は今日という日を迎えるまでかなり長い期間に感じられたが、いざその時が来てみるとあっという間という感じで、もう今日限りで佐久でトップの試合が行われないという実感がまだ湧いてこないのが今の率直な気持ちだ。
トップの佐久陸での通算成績は12勝3分2敗という好成績で、この場所でJFL優勝を成し遂げる事も出来たし、浅間山や八ヶ岳連峰を望む最高のロケーションや、数は少ないながら強烈な印象として記憶している2つの負け試合も含めて、この1年半の間で様々な喜怒哀楽を体験してすっかり愛着のあるスタジアムとなった。
s-DSC_9963.jpg

そんな濃密な思い出の詰まった佐久陸と今まで本当にお世話になってきた佐久の皆さんに感謝の気持ちを伝えるためにも、そしてもちろん三つ巴の優勝&昇格争いに喰らい付いていくためにも、今日の試合は何が何でも勝たねばならない。
対戦相手のSC相模原は前回の対戦ではオウンゴールで辛くも勝ちを拾った形になったなど非常に厳しいクロスゲームが多いが、今日はウチの持ち味を存分に発揮して、相性の良い佐久陸での最終戦にふさわしいスカッとした勝利を期待したいところだ。

午前中の『J-DREAMSスペシャルマッチ』(メッチャ面白かったけどここでは華麗にスルー)が呼び水となった事もあり開設以来最多の4,179人という観客と、こちらも最後の試合を一目見ようと思ったのかバッチリ姿を見せた浅間山の雄姿に見守られた中で行われた佐久陸最終戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(0-0・2-0)0 SC相模原
s-DSC_9935.jpg
s-DSC_0019_201410192132288a1.jpg

芝生席もバックストレート部分のほとんどが埋まった光景に発奮したか、選手達は立ち上がりから気持ちのこもったプレーで積極的にゴールを目指すが、相模原もフィジカルが強く高い位置から激しいプレスをかけてくるプレースタイルゆえになかなかチャンスを作れず、また普段はそうでもないのに今日はどういう訳か選手達が芝に足を取られて滑ってしまうシーンが多かったり、気持ちが前に行き過ぎていたのか敵陣での呼吸が合わずにパスがつながらない場面も見られ、概ねウチが押していたものの全体的には一進一退の緊迫した流れのまま前半はスコアレスで終了。
s-DSC_0034.jpg
(写真の相模原14番は元パルセイロの寺田洋介選手。ウノのマークとして元気に頑張ってる姿に嬉しくなりました。)

選手達の動きは悪くないし守備も安定していたので失点の心配は薄かったが、とにかく引き分けも許されない状況なので何とか早い時間に1点取っておきたい・・・と願っていた後半が始まってほどなく、選手達は見事その願いに応えてくれた。
後半11分、#7佐藤が相手と競り合いながらも粘って敵陣に持ち込むと、中央フリーで待っていた#13勝又に絶妙なパス。
それを受けた勝又が一呼吸置いて思い切り右足を振り抜くと、佐久の思いを乗せたボールが豪快にゴールネットに突き刺さり、遂にパルセイロが先制!
ゴールした勝又が人差し指を天に高々と突き上げるすっかりお馴染みになったポーズを見せると、佐久陸が割れんばかりの歓声に包まれた。
s-DSC_0092_20141019213229f0b.jpg

このゴールを契機に流れが一気にウチに傾いて圧倒的に攻めまくるイケイケな展開となり、また相手も意地を見せて反撃を仕掛けるも、前節鳥取戦の“神降臨”に引き続き当たりに当たっている#31田中謙吾を中心に守備陣も高い集中力で対応し簡単にはシュートを打たせない素晴らしいプレーを見せる。
s-DSC_0120.jpg

それでも、何度もスコアリングチャンスがありながら本当に惜しいところでゴールまで至らずなかなか次の1点が取れなかったが、後半37分に途中出場した#20野澤がやってくれた。
ピッチに入ってから僅か3分後に仕掛けた波状攻撃を相手が何とかクリアしたこぼれ球がゴール前どフリーの野澤の足元に転がり、それを「どーも、ごっつぁんです」とばかりGKが振られてガラ空きのゴールに流し込み追加点。
ゴールした野澤はそのまま自身のチャントの如くオレンジ色に染まったゴール裏に駆け寄り旧南長野よりはるかに高いフェンスをジャンプしてサポの中にダイブ!!
まさに“千両役者”を地で行くパフォーマンスにスタンドは大狂乱だ。
s-DSC_0178.jpg

これで野澤は6月の第14節J-22戦での『クロス上げたつもりがそのまま入っちゃった』ゴール以来の2得点目になるが、それにしてもノザという男、大観衆の中で出てきて早々オイシイところをちゃっかりいただいちゃって、いくら「何か持っている」ったて“持っている”にもホドがある。
ったくもー呆れたヤツだ! 実にケシカラン!!(ニコニコ♪ ニコニコ♪)
s-DSC_0215.jpg

今日の内容と2点目をあげた時間帯からこれで勝利は確実だったが、少ない残り時間も選手達は露骨な時間稼ぎはせず更なる追加点を取りに行く姿勢を見せ、アディショナルタイムもあっという間に過ぎて歓喜のタイムアップ。
これまで苦戦ばかりだった難敵・相模原相手に“完勝”ともいえる見事な内容で佐久陸最終戦を飾る事ができた。

自分は先週の記事の中で「次節は試合前に大きなイベントがあるので、2年前の南長野での悪夢の再現になるんじゃないかという嫌な予感がしている」と書いたが、そんな心配は全くの杞憂に終わった。
今日の選手達からは8月の東和田での町田戦と同じくらいの気迫が伝わってきて、時間を追うごとにその気迫が相模原の選手達を飲み込んでいったように感じた。
相模原だって気持ちの強さはなかなかのものだと自分は一目置いているが、そんな相手を気迫で一蹴したんだから、「佐久での最後の試合に恥ずかしいプレーは絶対に見せられない」という選手達の思いが本当に強かったんだろう。
この試合を見た佐久の方々も、きっと「今度は長野まで行ってパルセイロの試合が見たい」と思っていただいたに違いないと、長野市民として勝手に確信しております。
s-DSC_9939.jpg

今日は3位の町田が盛岡と引き分けたため、これで両者の勝ち点差が3に開き、最低限のノルマである昇格圏内の確保に明るい光が見えてきた。
とはいえまだ得失点差は町田の方が4点多いからウチが1度コケると簡単に3位に転落してしまうので油断は禁物。
また目標はあくまでも優勝なので、金沢もなかなか負けてくれず差が縮まらない中で試合数が刻々と減っていくが、決して諦めず粘り強く勝ち続けてプレッシャーをかけていきましょう。

次節は再来週、アウェイでの藤枝MYFC戦となる。
藤枝も順位はブービーの11位ながらウチが苦手としているチームで、佐久での貴重(?)な2敗の中の1つ、雨中の4失点大敗という思い出したくもない試合を筆頭に厳しい試合ばかりの印象があるが、ここを今日のような内容で撃破できれば更に勢いに乗れるだろう。
ただし、ウチは今日のような強い気迫が長続きしない傾向もある(決して選手達を信頼していない訳じゃないですよ。ただ思い入れが強い分だけ不安も多くて・・・)から、決して気持ちを緩める事なく「あの4失点の借りを倍返しだ!」(←ちょっと古いね)くらいの勢いでエコパに乗り込んでほしい。
s-DSC_0116.jpg

さて、これを持ってトップチームの佐久での試合は本当におしまい。
まだレディースの試合が1つ残っているが、一つの区切りとしてこの場を借りていちパルサポとして佐久の皆様にお礼を申し上げたい。

思えば南長野総合球技場の改修工事期間中の代替ホームスタジアムとして佐久市に手を上げていただいたおかげで、南長野改修工事も本格着工する事ができたし、クラブも安心して試合に臨めたし、我々サポもこうしてパルセイロの試合を引き続き楽しむ事ができた訳で、もし佐久市に名乗り出てもらわなかったら今頃どうなっていたんだろう・・・最悪の場合、使える会場を求めて転々とするジプシーみたいな1年半になっていたかもしれない・・・と思うとゾッとしてしまう。
そういった意味では、佐久市はパルセイロにとって“命の恩人”といっても決して過言ではないだろう。
佐久市が代替ホームタウンを引き受けていただいた当時は、パルセイロはまだ長野市民にもあまり名前が知られておらず南長野の観客動員も平均3000人がかなり大きなハードルとなっていたくらいだから、佐久ではパルセイロの“パ”の字も知らない人が大半だったと思うが、そんな中でのホームタウン誘致は本当に思い切った決断であったと思う。

海のものとも山のものとも分からないパルセイロの可能性を信じ“大英断”をしていただいた佐久の若きリーダー・栁田清二市長を始め、スタジアムの管理や臨時駐車場の提供、広報誌によるパルセイロのPRなど様々な支援をしていただいた佐久市役所職員の皆様、試合運営を陰で支えてくださった佐久のボランティアの皆様(今度は来月の東和田で、そして新装南長野で存分に試合を楽しんでください)、会場に足を運び応援してくださった佐久市を始め東信地方在住の観客の皆様、点在する臨時駐車場からくまなくシャトルバスを運行しスタジアムへの足を確保していただいた千曲バス様や、その他パルセイロの活動を理解し支えてくださった東信地方のスポンサー企業の皆様、鉄道の玄関口として街をあげてクラブを盛り上げてくださった中込商店街の皆様、スタジアムの“華”としてホームゲームの話題作りに大きく貢献してくれた佐久市並びに日本国非公認ゆるキャラのハイぶりっ子ちゃん、その他パルセイロに関わっていただいた全ての東信の皆様に、長野市在住のいちパルサポとして心から、本当に心から感謝申し上げます。

そんな佐久の皆様のご恩に報いるためにも残り4試合を全力で戦って勝利を重ね、必ずやJ2昇格という悲願を達成させようじゃありませんか!!!
s-DSC_9949.jpg
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
NHK夕方の「スペシャルマッチ」のニュースでドド~ンと映っていたのは「ぼー」さんのような…
2014/10/20(月) 00:01:11 | URL | B787 #-[ 編集]
お疲れ様でした!
佐久での最後の試合を快勝で締めくくれてよかったですね。
佐久陸遠征、一度はと思いながら叶わなかったのは残念ですが、新生南長野でパルセイロを応援できる機会が楽しみです。

残りの試合を頑張って、絶対昇格して下さいね!
2014/10/20(月) 20:02:40 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
今回も熱い更新お疲れ様です。
天気も最高、観客数も最高、結果も最高で、本当に素晴らしい一日でした。
選手入り待ちで、既に「入ってる」宇野沢キャプテンの鋭い眼光を間近で見た時は確実に体温が上がり、
いつもは反対側の遠い方でしか見れなかった勝又ゴールを、昨日は目の前で見れて歓喜は当社比3割増しで、
おっしゃる通り野澤選手がまさにチャントのようにゴールを決めて駆けてきた時のテンションっていったらもう……。
等々、数多のドラマティックなシーンが盛りだくさんでしたが、実は自分が一番感動したのは、ハーフタイムショーの後も、試合が終わるまでずっと応援してくれてた佐久ダンスクラブの子供たちです。
チャントに合わせ一生懸命踊ってた様子が、ゴール裏からよく見えました。
可愛らしくてひたむきな姿に、おっさんはめっちゃ感動しました。
お世話になった佐久市や見事結果で応えてくれた選手たち、昨日のイベントに関わった全ての関係者の皆さま、Jドリームチームの方々に御礼申し上げるのは勿論ですが、自分は一番に彼女達にありがとうを言いたいです。
8.31に続き10.19と、今シーズンのベスト3が新たに決まりました。
1位は勿論……。
頑張れ、パルセイロ!!
2014/10/20(月) 21:25:58 | URL | レディース・ファン #-[ 編集]
B787様
げげっ・・・マジっすか?!
こりゃゆゆしき放送事故だ。。。
どーもお見苦しい姿をさらしてしまい申し訳ないです。(汗)

パオロロッシ様
佐久平の清々しい空気感とスタンドから見る浅間山の雄姿を生で感じてもらいたかったので来られなかったのは残念ですが、佐久は本当に素敵な場所なので、是非ともサッカー抜きの観光旅行でおいてください。
あー、そうそう。
来年新生南長野に来られる機会があったら、前日にでも佐久に立ち寄ってみてはいかがでしょう?・・・って、もう完全に佐久市観光協会の回し者になってますね。(笑)

レディース・ファン様
そういえばウチは後半の得点って少なかったから、ゴール裏から間近で得点シーンを見られたのも久し振りでしたね。
しかも両方とも胸のすくような素晴らしいゴールだったし、本当に最高の試合になりましたね。
ハーフタイムショーのダンスチームが試合中ずっとスタンド下で応援していたのは、自分はメインスタンドだったので気が付きませんでしたが、とても素敵なシーンでしたね。
スポットが当たる表舞台以外でも自分達の出来る事で応援したり試合を盛り上げる姿勢はチアリーディングの神髄だと思うので、そんな彼女達には自分からも大きな拍手を贈りたいです。
そしてもう一つ、文章の流れから本文では取り上げなかったけど、試合後のセレモニーに最後まで付き合って万歳三唱も一緒にやってくださった相模原サポの皆様にも感謝したいですね。
佐久ダンスクラブや相模原サポの姿を見ると、どっかの映画評論家じゃないけど、いや~、サッカーって、そしてスポーツって本当に素晴らしいですね!
2014/10/21(火) 21:17:27 | URL | ぼー #-[ 編集]
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.