ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスチャレンジリーグ2014第21節 vsJAPANサッカーカレッジレディース
今年のチャレンジリーグも残り2試合にして自身最初で最後のアウェイ遠征だが、自分はこの日が来るのを春先の日程発表からずっと楽しみにしていた。
実は今日の開催地である新潟県長岡市は自分が小学生時代に3年半ほど住んでいた土地であり、しかも会場の市営陸上競技場は最初の1年ちょっと通っていた小学校のすぐ近くにあるという事で、今日はかなり早目に現地入りして試合前に住んでいた町内など当時の活動範囲を記憶を頼りに足の向くまま片っ端から回ってきた。
さすがに35年振りという事でかつて田んぼや空き地だった所はびっしり住宅や店が立ち並んで昔の面影はほとんど残されていなかったが、道路の線形や街の区画は大きくは変わっていないので歩いているうちに当時の記憶が何となく蘇ってきたし、自宅の2階からも見えていた近所の小さな公園やよく三角ベースをやっていた神社などはほぼそのまま残っていて、中でも公園は公衆トイレも当時のままで、ちょうどもよおしてきたので35年ぶりに感慨深く利用させてもらったりと、少しだけあの頃に戻れたような気がして有意義だった。(←貴重な思い出話のメインが便所かい!)
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と、小さなタイムトリップの締めとして長岡市民のソウルフードであるフレンドの『イタリアン』のランチを終え、いよいよ試合会場へ乗り込む。
ちなみにこの陸上競技場は当時利用した記憶が無いので会場自体には特に思い入れは無いが、長野でも有名な夏の長岡大花火大会はちょうどこの陸上競技場のすぐ裏手にある信濃川河川敷から打ち上げられ、自分も住んでいた当時は毎年この土手に来て花火を楽しんでいたし、スタンドから見える長岡市のシンボルの一つである長生橋(向かって右側の古めかしいトラス橋)は架け替えられないまま当時の姿をとどめており、背後の山並みと共にスタンドから見える景色は懐かしさ満点だった。

・・・って、そんな読者の皆様にはどーでもいい思い出話はいい加減に止めて気持ちを切り替えましょう。
さて、レディースは前節にASハリマに完敗して、昇格という大目標に続いて最終クール負け無し記録も止まり、また今日はアウェイゲームという事もあり高いモチベーションを維持するのが難しいとは思うが、対戦相手のJAPANサッカーカレッジレディースとは5月に大町で行われたホームゲームでは4-0と圧勝しながらも内容的にはほぼ互角だっただけに、今回も順位だけを見て気を緩めていると痛い目にあう。

一つでも上の順位でシーズンを終えるためにも、ここはしっかりした内容でスカッと快勝して佐久での最終戦に繋げたいところだが、果たしてどんな試合になったか、その結果は以下の通り。

JAPANサッカーカレッジレディース 2(0-1・2-2)3 AC長野パルセイロ・レディース
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パルセイロのキックオフで始まった試合は開始早々、#27國澤志乃が相手のディフェンスラインの動きを見計らって頭上をフワッと越すスルーパスを送ると、#10横山久美がオフサイドギリギリの絶妙なタイミングで裏に抜け出してボールを受け、GKと完全に1対1となったところで落ち着いてゴールを決め先取点ゲット!
シーズンも終盤に近い時期に途中加入した新司令塔の國澤とスーパーエース横山の見事なコンビネーションから生まれた実に鮮やかなゴールだった。

この電光石火の展開に「これから長岡市のお株を奪うオレンジ色の大花火大会が始まるか!?」と期待も膨らむが、そこから先はこう着状態のまま時間だけが流れていった感じになった。
最初は先制ゴールの勢いに乗ってウチが攻め込む場面が多かったが、JSCLはウチの選手場ボールを持つとすかさず2~3人で取り囲んで自由に動かせてもらえず、なかなかパスを繋いだりシュートまで持っていけない。
これは5月のホームでの対戦と同じような展開だったが、そうこうしているうちに相手は#10鳥海麻衣、#13工藤麻未、#18岩崎愛美といったスピードのある前線の選手がウチのエリアに斬れ込む場面が増えてきて、前半の中盤以降は逆に相手に押し込まれるシーンが多くなった。

それでも、ウチの守備陣は相手のスピードに必死についていきながら決して慌てず、ギリギリのところでしっかりクリアして点を与えなかった。
特に前半は「これはヤラれた・・・」と思った決定的なピンチが少なくとも2度あったが、1度目はエリア内で相手がシュートモーションに入りかけたところを#14浦崎優香がファールギリギリのバックチェックで未然に防ぎ、2度目はGKが完全に振られてガラ空きになったところを#18矢島由希が体を張ってシュートを止めた。
これら2選手を始め守備陣の踏ん張りが無ければ今日の勝利はあり得なかっただろう。

そんな訳で前半は“スミいち”のまま終了してしまったが、今日はベンチスタートだった#20内山智代と#26牧井毬音を後半開始から投入してから流れが変わった。
牧井が積極的にサイドアタックを仕掛け、内山智も持ち前の粘り強さでボールをキープしてリズムを作ると、後半9分、#11橋浦さつきのシュートをGKが弾いたこぼれ球を走り込んできた#20内山智代が必死に延ばした足にかけ、そこに当たって転がったボールが逆を突かれたGKが追い付く前にゴールに入り待望の2点目。
決してきれいなシュートではなかったが、内山智らしいボールへの執念が実を結んだ嬉しいゴールに、会場に駆け付けたパルサポも沸き返った。

更に後半17分には、コーナーキックを#2田中菜実が地面すれすれのところでうまくインサイドで合わせる技ありボレーシュートが決まって3点目。
この得点で勝負あった・・・かに思われたが、ホーム最終戦を白星で飾ろうと意気込むJSCLがここから反撃に出て徐々にウチの方に押し込んできて、いつの間にか形勢を逆転されてしまうくらいウチが守勢に回ってディフェンスラインも何となくバタバタしだし、後半41分、相手のサイドアタックから上がったクロスがウチの選手に当たって(誰に当たったかはその場では確認できず)そのままGKの逆をつかれてゴールに転がり込む痛恨のオウンゴールで遂に失点を喫してしまうと、アディショナルタイム突入間際にはJSCLきっての“危険人物”#10鳥海麻衣にエリア内に斬れ込まれたところを堪らず後ろから倒してしまいPKを献上し、それを決められて1点差まで迫られる。

結局その後は何とか踏ん張って逃げ切る事ができたが、JSCLのスピードの速さや攻守にわたる思い切りのよさ、そして最後まで試合を諦めない執念が強く印象に残り、同時にウチの詰めの甘さや判断力、展開力の未熟さがあぶり出された形となり、勝ちはしたものの素直には喜べない試合となった。
ウチも今年は順位的には上位につけているし、去年の最終戦で完敗したJSCLに今年は勝つ事ができて結果としては十分成長していると見る事もできるが、今日の試合を見るとまだまだ足りない部分も多く、選手達もさらに上のレベルを目指すためにも公式HPで各自コメントしているように悪かった点をしっかり修正し、またJSCLのホーム最終戦に賭ける執念をしっかり見習って来週の最終節に臨んでほしい。
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そう、来週は遂に今シーズンの最終戦を迎えるのだ。
そしてそのカードは、レディースの今年の“総決算”として最もふさわしいマッチアップじゃないだろうか。

対戦相手のJFAアカデミー福島には、ウチはチャレンジリーグ発足(=パルセイロ・レディース誕生)以来ずっと苦戦を強いられてきたが、そんな強敵相手にしっかり勝ち切る事ができればチームとしての今年1年間の成長を証明できるし、選手達にとっても大きな自信になるだろう。
それに現実問題として、一つ下の世田谷とは勝ち点が僅か1ポイント差なので、そちらの結果如何ではウチが負けてしまえばまた一つ順位を落として“尻すぼみ”でシーズンを終えてしまう恐れもある反面、勝てば別会場のASハリマが引き分け以下なら4位まで上げる事もできるので、一つでも上の順位でフィニッシュするためにも絶対に落とせない試合だ。
それに何よりac福島にはアウェイで一度引き分けた事があるだけなので、来年のリーグ再編でおそらく最後の対戦になるであろうこの試合で、“雑草魂”のレディースが“エリート少女軍団”に勝利する瞬間を是非ともこの目で見てみたい!

そんな諸々の思いを全てひっくるめて、選手達は試合終了後に倒れ込んで動けなくなってしまうくらいの覚悟で自身が持っている全ての力を注ぎ込み、何がなんでも勝利を掴み取ってほしい。
泣いても笑ってもレディースの今シーズンラストゲームを悔いの残らないよう全力で戦い、最後は笑って2014年シーズンを締めくくろうじゃありませんか!!
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コメント
この記事へのコメント
ぼーさんはじめ、長岡に応援に行かれた方お疲れ様でした。
何はともあれ、勝てて良かったです。
まあ監督のコメント通り、内容はかなり厳しいようでしたが、悪いなりにもとにかく勝てた事は、自力が付いて来た証じゃないでしょうか。
今までのレディースは、調子の良い時と悪い時の差がはっきりしてて、悪い時に勝った事が無いような……。
昇格の為には、絶対に敗けない事が前提である以上、70%の状態でも勝ちを拾えるくらいのチーム力が必要だと思います。
ようやくレディースもトップチームのように、内容が良くなくてもしぶとく勝ち点3をもぎ取る試合が出来るようになったかと、自分としては逆にこの内容と結果に頼もしさすら感じました。
まあ、次の最終戦に負けてしまっては意味がありませんが……。
皇后杯の無いレディースにとって、本当に次が今季ラストマッチです。
とにかく、1年間培った全てをこの1戦にぶつけて欲しいと思います。
頑張れ、パルセイロレディース!!
2014/10/27(月) 20:35:10 | URL | レディースファン #-[ 編集]
長岡遠征、ご苦労様でした。
次節も勝利で、今年を締めたいです。

元信濃GS星野、巨人を戦力外。
初勝利の試合のTV中継を見て、「もしかしたら、化けるかも?」と思ったのですが、故障には勝てなかったのでしょうか?
他のチームでも良いですから、マウンドに立つ姿が見たいです。
2014/10/27(月) 20:36:30 | URL | みなで南長野へ #-[ 編集]
レディース・ファン様
確かにおっしゃる通り、悪いなりに勝ちを拾えるあたりが今年の成長の証と言えるかもしれません。
自分も、以前はどんな内容でも勝ってくれたらそれだけで万々歳だったのですが、今回の記事を書き終えて自身で読み返してみた時、勝ったにもかかわらずシブい事しか書いていない事に気付き、勝ってもなお何のためらいもなく上のレベルを要求する記事が書けるくらいレディースは成長したんだ・・・としみじみ感じた次第です。
そして来週は、そんな1年間の成長の成果が問われる大事な試合。
正直、そんなに簡単に勝たせてくれるような相手でないのは十分承知していますが、最後の最後に必ずやってくれるものと期待して我々も一生懸命応援しましょう!

みなで南長野へ様
星野投手の戦力外のニュースは自分も本当に残念に思いました。
パルセイロを始めとする信州スポーツに没頭するようになってからNPBはあまりフォローできていなかったので、華々しいデビューを飾った後の星野投手の動向もほとんど分からないのですが、もしもまだ現役でやれるだけの力と気持ちがあってNPBで拾ってもらえないのなら、もう一度セローズに戻って悲願の優勝のために一肌脱いでもらえたら・・・なんて思いもちょっとだけあったりします。
2014/10/28(火) 21:17:36 | URL | ぼー #-[ 編集]
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