ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグ2部2015第4節 vs日体大SC横浜
パルセイロが佐久に“戻って”きたゾ!!
今季のなでしこリーグに3試合が組まれている佐久陸での初戦となった今日は、数日続いた雨も上がって久々に柔らかな春の光が降り注ぐポカポカ陽気。
そんな中で向かった佐久へのドライブは思わず「春でしゅね~~・・・」と独り言がでるくらい最高に気持ちがよく、自分は予定より早く現地入りしたので少し足を延ばして龍岡城五稜郭まで桜を見にいってきた。
有名な函館と並んで国内に2つしかない星形城郭の龍岡城は、その五角形の土塁に桜が植えてあり、現地の桜の名所になっている。
さすがにこの地は標高が高くてまだ6~7分咲きくらいの状況だったが、独特なギザギザのお堀端に沿ってグルッと一周しながら星形城郭の特徴と桜の花を体感するプチ旅行を楽しんだ。
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そして去年11月のレディース最終戦以来となった久し振りの佐久陸は、南長野とエンドを揃えたのかホームとアウェイの配置が逆になって少し違和感はあったものの、シンボルともいえる浅間山の雄姿も名物ともいえる強い北風も変わらずにいて去年の佐久での激闘を思い出し、日本一のスタジアムと自負している南長野での試合は当然最高ではあるが、またこの清々しいスタジアムでパルセイロの試合が見られると思うと嬉しくなってくる。
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さて、我等がパルセイロ・レディースはスフィーダ~ノジマステラと続いた序盤の山場ともいえるアウェイ2連戦を連勝して首位に立つという最高の形で終え、今日はもう一つの優勝候補で現在2位の日体大SC横浜を迎え撃つ。
ここまで出来過ぎとも思えるくらい絶好調なウチとしては、ここで日体大に勝てれば強さも本物と確信できると思うし、また土曜日の佐久開催でアウェイサポの来場もあまり見込めないカードという集客には少々不利な条件にもかかわらず、去年の佐久での試合で越せなかった500人の壁を突破して562人という多くの観客が足を運んだ事からも、今年のレディースへの期待の大きさが見て取れる。

そんな多くのサポが注目する大事な試合をしっかりモノにする事はできたか、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(2-0・0-0)0 日体大SC横浜
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強風を計算に入れたのかエンドを代えてウチが風下のアウェイ側に立って始まった試合は、早くも開始2分に動いた。
エリア内で#14泊志穂がボールを持って相手DFを引き付けたところでチョンと裏のスペースへ蹴り込み、そこへ絶妙のタイミングで入ってきた#10横山久美がフリーで受けてゴールに蹴り込みパルセイロが先制!
前節にシュート6本で6得点というアホみたいな大活躍でパルサポのハートをワシ掴みにしたニューヒロインが、今日はナイスアシストで得点のお膳立てをした。
また足に不安を抱え本調子とは言えないスーパーエースも、決めるべきところでしっかり決めるここ一番での働きはさすがの一言。
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この思いがけないほど早く訪れた先取点で主導権を握ると、その後も相手陣内でプレーする時間が長く概ねウチのペースで試合を進めたが、中盤でのボールの奪い合いがメインでシュートを打つようなチャンスもあまり無く、何となく時間の進むのが遅く感じられるような少々間延びした状況が続いた。
事実、スコアボードの時計を見ると30分過ぎから針が全く動いていないな~、これだけやっててまだ15分近くも残ってるのか・・・なんて思ってたら、時計が故障していて本当に針が動いてなかった。。。

と、そんなまったりムードで「このまま特に山も無くハーフタイムか・・・」と思われた前半終了5分前、#6國澤志乃がミドルから放ったループシュートがGKの頭上を越えてネットに吸い込まれる技ありゴールで待望の追加点!
これは自分の憶測でしかないが、逆回転のループシュートが強い向かい風の影響で野球で言うところの“縦のカーブ”のようにGKを越えたところでストンと枠内に落ちたような、クレバーな國澤選手なら計算ずくで入れたんじゃないかと思わせるような美しい軌道を描いた見事なループシュートだった。
いずれにしても、この時間帯に追加点を取れたのは非常にデカい。

これで後半は更に波に乗るかと思われたが、そんな期待とは裏腹に、一転して厳しい戦いを強いられた。
やはり前節に痛めた足の具合が思わしくなかったのか、前半から持ち前の爆発力が見られずイマイチ元気のなかった横山が10分ちょっとのところで交代した影響もあるかもしれないが、前半からちょくちょく見られたDFからのフィードを相手に取られる傾向がより顕著になって相手がボールを持つ時間が長くなり、気が付けば防戦一方・・・とまではいかないがピンチが連続する場面が多くなった。
それでも、日体大の早いパス回しに翻弄され小さなミスはあったもののすぐに他の選手がフォローしたりして選手全員の頑張りで最後までゴールを死守し、どうにかこうにか逃げ切って勝ちを収める事ができた。

これでレディースは開幕から無傷の4連勝。
しかも、スフィーダ・ノジマステラ・日体大と昇格を争う有力なライバルチームを相手にこれだけ素晴らしい開幕ダッシュを果たせたのだから、これはもう優勝や昇格に対して相当慎重な考えを持っている自分としても「パルセイロ・レディースは優勝&昇格争いの有力候補の仲間入りを果たした」と堂々胸を張って宣言してもいいだろう。
とにかくこれだけの相手に対して勝利という結果を残してこれたんだから、今年のレディースの強さは本物だと確信できる。

しかし、こうして1部昇格が現実の目標としてハッキリしてきたからこそ、今日の試合には敢えて苦言を呈したい。
今日の試合は、特に攻撃面を見てみると、DFからのフィードやセカンドボールをほとんど拾えなかったため、ウチが主導権を握ってパスワークなどで展開していく場面があまり見られず“縦ポン”主体の単調な攻めが目立った。
もちろん前半にあげた2つのゴールはいずれも素晴らしいものだったが、厳しい見方をすればこれらはパスワークで相手を崩してのものではなく、泊・横山・國澤の個人技から生まれたものであり、これから試合が進んで相手に研究されマークがキツくなればこんなにうまくゴールを上げる事は難しくなってくるだろうし、もっと先を見据えていくと1部では到底歯が立たないと思う。

また、守備陣は最後まで集中力を切らさず強豪相手に完封勝利という結果を収める事ができたのでそれ自体は大いに評価してやりたいが、今日の日体大は去年の得点ランク2位(16得点)の平田ひかり選手がスタメンを外れ、また同3位(15得点)の植村祥子選手も出ておらず、いわば去年2位の原動力となった主力選手不在の“飛車角落ち”な状態のチームであり、彼女達が本調子の状態で出場していたら結果も違ったものになっていた可能性も高いし、これも1部に当てはめてみると、後半にあった細かいミスは2部ではカバーできても1部ではごまかし切る事は難しいだろう。

今日の試合を見て、自分もレディースには今年絶対に昇格してほしいという思いが強くなったし、昇格できるチャンスは大いにあると思っているが、だからこそ結果を追い求めるのもさることながら、これからますますマークが厳しくなっていくリーグ戦の長丁場を乗り切るためにも、また男子より厳しい女子の1部リーグに入っても簡単に叩き落されないためにも、結果だけに満足せず内容も突き詰めていき、もっともっと向上させるようにしてほしい。

・・・と、ちょっと辛口な意見が多くなってしまったが、こんな事をツラツラ書けるようになったのもレディースが本当に強くなった証だろう。
まだまだ実力が伴っていなければ内容がどうであろうと「あの日体大に快勝したゾ!!」と手放しで喜んだところだが、今のレディースはよりハイレベルな内容を求めても必ずやってくれるだろうという期待を持たせてくれるだけのものを十分に兼ね備えており、こうして勝っても更に上を求めてハッパをかけられる事を嬉しく思う。
もちろん、色々と理屈をこねまわしてはいるけども、運やまぐれだけでは決して勝てない強豪の日体大相手にしっかり結果を出してくれた選手達に、まずは大きな拍手を贈りたい。

レディースの次節は福岡J・アンクラスとのアウェイ戦。
福岡は今のところ3戦全敗で最下位に沈んでいるが、かつては1部にいた事もあり潜在能力は決して低くはないだろうし、ここは4連勝という結果に浮かれる事なく、気持ちを引き締めて内容を伴った快勝を期待したい。
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コメント
この記事へのコメント
3連勝締め
確かに日体大との試合内容は課題ばかりでしたが、昇格を争う強豪との3連戦を3連勝出来た事は、この序盤の山場においては最高の結果です。
正直、五分で乗り切ってくれれば御の字だと思ってたので、ここまで無失点の守備と併せ、チームの頑張りに大きな拍手を贈りたいです。
メンバー的には既に1部レベルです。
これからコンビネーションをもっと高めていけば、昇格は勿論、1部で戦うにふさわしいチームになると確信してます。
頑張れ、パルセイロレディース!!
季節の移り変わりを楽しめるのも、サッカー観戦の面白さの一つですね。
なでしこには桜が良く似合います。
2015/04/19(日) 21:23:32 | URL | レディースファン #-[ 編集]
レディースファン様
本当にこの3連戦を3連勝できるとは、しかも全て無失点で勝つ事ができるとは思いませんでした。
レディースは我々の予想をはるかに超えるスピードで進化していますね。
だからこそ、我々もそのスピードに追い付いてレディースに対する見方を変えていく必要があるな・・・と、この試合を見て痛切に感じました。
今年のレディースは1部昇格に値するだけの素晴らしいチームだと確信しているし、選手達も去年以上に本気で昇格を狙っているので、そんな高い意識を持ったチームや選手に対して失礼にあたらないよう、これからはトップチームと同様に“上”を意識した見方でレディースを応援していけたらと思いました。
2015/04/20(月) 21:21:55 | URL | ぼー #-[ 編集]
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