ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2015第8節 vs福島ユナイテッドFC
昨日からいよいよ日本全国ゴールデンウィークに突入!
自分は一昨年、昨年と2年連続で長期出張やら休日出勤やら体調不良やらでこの期間を丸々棒に振ってきたので、今のところ何の障壁も無い今年は2年分のウップンを晴らすべくこの8連休をガッツリ楽しみたいという訳で、昨日は福島までトップの応援に行って参りました!
せっかくの遠征をより楽しむべく福島県内に一泊して“乗り鉄”しながらぶらぶら帰ってきたので、観戦記のアップが1日遅れになってしまい恐縮ですが、ここで昨日の試合をざっと振り返ってみましょう。

まず試合記事の前に余談をひとつ。
自分は火曜日の夜行バスで長野を発って当日早朝に東京(上野)に出て、そこから在来線と新幹線を乗り継いで8時頃に福島駅に到着し(この日程が功を奏して、当日郡山駅で発生した架線切断による運休事故に巻き込まれず済みました)、“乗り鉄”趣味の一環で地元のローカル私鉄・福島交通飯坂電車に乗って終点まで往復してきたのだが、その終点の飯坂温泉駅に、福島を代表する歴史ある温泉地である飯坂温泉と福島ユナイテッドFCとのコラボのぼりが立っていた。
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「お、ユナイテッドさんも頑張ってるな」とそののぼりに注目してみると、『熱きまち、いいざか。』のメインコピーの横っちょに控えめな文字で何やら書いてある。
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いいサッカー』(飯坂温泉→いいざか→いいさか→いいサッカー・・・)
湯、湧いてっど』(温泉地のお湯とユナイテッドをかけた感じ?お湯だけに・・・)

・・・・ちきしょう、面白いじゃねーかコノヤロ。 不覚にも一人のぼりを見ながら笑っちまったゼ。。。
(特に『湯、湧いてっど』がツボ)

と、会場入りする前に思わぬ場所で強烈な“アウェイの洗礼”(??)を受け、ついでに雰囲気満点の共同浴場でひとっ風呂いただいて骨抜きになった気持ちを引き締めなおして乗車したシャトルバスからは、珍しい寄生火山“吾妻小富士”を擁する吾妻連峰や高村光太郎の有名な詩にも詠われる安達太良山がバッチリ見渡せ、沿道に目をやると我々信州人にはお馴染みなリンゴの花も満開。
そう、福島は長野に勝るとも劣らないリンゴの産地で、前節の“オレンジダービー”に引き続き、今節はさしずめ“アップルダービー”といったところかな?・・・なんて、引き締めなおした気持ちも再びほんわかしてしまうくらい長閑な雰囲気のあづま総合運動公園にある『とうほう・みんなのスタジアム』は、スタンド最上段からも安達太良山が見える気持ちのいいスタジアムだ。
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さて、前節はここまで全勝だった首位・山口を撃破、怪我人もチーム状態も徐々に戻りつつあり良い手応えを掴んだ好ゲームだった。
そして中2日で臨む今日の相手・福島ユナイテッドFCは、開幕戦に敗れた後は4戦負けなし(2勝2分)とここまで好調を維持しており、相性的にはウチに分があるものの決して侮れない相手だ。
ただ、逆に前節に引き続き好調なチームに土を付ける事ができればウチも今後に向けて更に勢いに乗って行けそうだし、ここは是が非でも勝ち点3を持って帰りたいところだが、その注目の試合結果は以下の通り。

福島ユナイテッドFC 1(0-1・1-1)2 AC長野パルセイロ
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試合は早くも前半8分に#13勝又慶典のループシュートで先制。
難しいアウェーゲームだったが早い時間帯に先取点を取って好調・福島相手に主導権を握れたのは大きかった。
現地では一瞬の出来事だったので勝又選手が決めた事は分かったものの具体的にどんな感じでゴールになったのか詳しくわからなかったが、帰宅してハイライト映像を見たら後ろ向きのヒールで合わせたと知ってビックリ。
エース#10宇野沢祐次選手に代わってキャプテンマークを巻いている勝又選手、前節のキーパーをかわす見事なトラップといい今回のシュートといい、ここのところキレキレのプレーでゴールという結果を出しており本当に頼もしい限りです。
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その後も概ねウチのペースで試合を進める事ができたのだが、早い時間に先制して気持ち的に楽になれた事と、福島の攻めが前節の山口戦に比べて若干遅く(あくまでも山口に比べてなので福島関係者の方は気を悪くしないでね)ディフェンスも余裕をもって対応できていたので、初夏を思わせるうららかな陽気も相まって前半はなんとなく“まったりムード”で過ぎていった感じだったが、今思えばこれが後半の“落とし穴”になったようだった。
ウチが風上側に立って更に優位な戦いになるかと思われた後半だったが、前半のまったり感は福島が蒔いた“エサ”だったのか、徐々に相手の動きが良くなってウチのディフェンスラインがじわじわと下がり始め守勢に回る時間が長くなってくると、後半8分、横の揺さぶりに振り回されエリア内で不用意に相手を倒してしまいPKを献上、#31田中謙吾もうまく反応したものの指先の僅か向こうを越されてゴールを決められ同点に追いつかれてしまう。

その後も福島の攻撃に守備がバタバタしてしまうシーンが目立ち、見ているこちらとしても「ここで勝ち点を落としてしまうのか・・・」と徐々に焦り始めてきたが、後半27分に#13勝又のクロスを途中出場の#9高橋駿太がポスト間際の角度のないところから頭でねじ込む執念の勝ち越しゴールを決め、その後も猛攻を仕掛けてくる福島を何とか振り切って厳しい試合を勝利する事ができた。
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そんな訳で、気温も上昇しピッチコンディションも良くない敵地での厳しい試合に勝てた事は素直に嬉しかったのだが、内容的にはあまり褒められるものではなく、点数を付けるとしたらせいぜい65点といったところだろうか。
試合終了の笛が鳴った瞬間、自分はガッツポーズを作るより前に安堵の気持ちが先に来て力が抜け、その場で仰向けに倒れこんでしまった。

あの山口との緊迫した試合を見た直後だったので余計に際立って見えてしまったが、ウチはあれだけ高い集中力を保って締まったプレーができるのに、ちょっと雰囲気がまったりしたものになると途端に相手に合わせて受け身になってしまうのはナゼだろう?
この試合も前半の1得点に満足せず、後半は更にネジを巻いて貪欲にゴールを狙いにいき相手にペースを作らせないようにしなければならないのに、逆に完全に相手のペースにハマりPK献上というつまらない失点をしてしまったし、余計なイエローカードも多く自分達でリズムを崩してしまっているように見える。
特に#3大島嵩弘選手は今季3枚目のカードを貰ってしまい、開幕から7試合目にして早くも出場停止にリーチがかかってしまったが、若手の台頭はあるもののただでさえDFの層が薄い状況の中、肝心なディフェンスリーダーがこれだけ多くカードを受けてしまうという現状は後々の事を考えると不安で仕方がない。
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その一方、明るい材料は#9高橋駿太選手の活躍だ。
あの勝ち越しゴールは決してきれいな形ではなかったけど、絶対に決めてやるというストライカーとしての執念が生んだ素晴らしいものだったし、それ以外にも今まで出場できなかった鬱憤を晴らすかのように積極的にピッチを駆け回り、相手のプレスを受けながらも前線でボールを長く持ってタメを作るなど高橋選手が入ってから攻撃のリズムがグッとよくなり、まさに『駿太サマサマ』といった感じだった。
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またその他に途中出場した#15西口諒・#19向慎一・#8菅野哲也の各選手も、高い気温の中で消耗したスタメン選手に代わって精力的に走り回りボールをキープしたり潰れ役になったりと、決して派手ではないもののしっかりと自分の役割をこなして勝利に貢献していたし、唯一出番のなかったGK#21金永基選手も交代選手のアップの相手になり気合を入れて送り出してやるなど影の働きがあり、美濃部監督の采配も含めてベンチ全体で掴んだ貴重な勝利ともいえ、そういった点では本当によく頑張ったと評価してやりたいし、去年はこういった難しい展開では引き分けに終わるケースが多かったのが今年はしっかり勝ち切れるようになったという意味では、1戦毎の内容は不満な点も見受けられるものの去年よりもチームは確実に成長しているのかな・・・と思えたりもする。
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まぁ、昨日の試合は色々と思うところがあったけど、とりあえず去年よりグッとチーム力をアップしてきた福島相手にアウェイで勝てて本当によかった。

トップの次節は中3日で5月3日のカターレ富山戦。
去年までJ2を戦っており今年の優勝候補の一角に挙げられている富山も、降格のショックを未だ引きずっているのかJ3の試合運びに慣れていないのか、ここまで2勝1分4敗と大きく負け越して予想外の10位に沈んでいるが、やはり降格してきたとはいえJ2を戦ってきた実力は伊達ではないと思うし、隣県という事でアウェイゴール裏を埋め尽くすくらい多くのサポが駆け付ける事は確実なので、ウチとしても決して油断してはならない。
特に福島戦のように雰囲気に流されバタバタしてしまったら確実に付け込まれてしまうだろうし、選手達はタイトな日程で大変だとは思うが昨日の悪かった点をしっかり修正して連勝に浮かれる事なく気持ちを引き締め直し、ホームの地の利を生かして絶対に勝利を掴み取ってほしい。
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【 追記 】
チームのJFL昇格以来、自分は東北遠征では震災の被災地にも足を運ぶよう心掛けているものの、今回は時間の都合でうまい計画が立てられず残念ながらパスさせていただいたが、郡山から乗った列車の車窓から仮設住宅が見えた時はハッとさせられたし、新聞には原発関連の記事を他所より詳細に載せているなど、一見平穏になったものの未だに震災や原発と“戦って”いる現状が見えて自分も改めて考えさせられた。
あの震災から早くも4年が経過し長野県に住む我々は徐々に当時の記憶が薄れてきているが、特に原発問題はあれから少しも進展しておらず(それどころか“ノド元すぎれば”で逆に悪化しているような気がする)、そんな中で頑張っている福島の方々の気持ちを思いあの忌まわしい震災を自分の事のようにいつまでも忘れずにいる事が、我々にできるせめてもの“支援”じゃないかと感じた次第である。
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2015/05/03(日) 19:09:06 | | #[ 編集]
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