ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2015第10節 VSJリーグ・アンダー22選抜
ゴールデンウィーク最終日の男女ダブルヘッダー『夜の部』は、新生・南長野初のナイター開催となるJ3リーグ。
特徴的なU字型屋根の向こうの空が徐々に暮れなずんでいき、それに反比例するように照明灯の光が青々としたピッチを照らし出し、スタンドを渡る風も少し肌寒い夜風となっていかにもナイターらしい雰囲気で、『昼の部』でレディースが演じた大逆転勝利の余韻も相まって最高に気持ちいい。
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そんな南長野に迎える対戦相手のJリーグ・アンダー22選抜は、選手を絞って登録していた去年から一転して今年はJ1とJ2に所属する22歳以下の選手全員が出場可能選手として登録されるという“何でもアリ”なレギュレーションとなっているが、逆にそれが災いしてか前節まで1勝1分5敗で12位と去年以上に負けが込み、また山口には0-8・町田には0-5と大敗する試合もある等低迷している。
それだけにウチも、山口や町田ほどではないにしても前節の嫌な負け方を払拭するような大差をつけての快勝を期待したいところだ。

結果だけでなく内容も高いものが求められるこの試合、レディースが付けた良い流れに乗っていきたいところだったが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(2-0・0-0)0 Jリーグ・アンダー22選抜
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試合は前半25分、#2松原優吉のロングスローを受けた#7佐藤悠希が受けて振り向きざま強烈なシュートをネットに突き刺しパルセイロが先制。
佐藤は新生・南長野初ゴールとなった相模原戦のバイシクルシュートといい昨日といい、今年は難しい体勢からのシュートをしっかり決めてくれますな。
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これで気持ちも楽になっただろうし更なるゴールラッシュを・・・と思ったが、前半32分に#13勝又慶典が足を痛めて途中交代するというアクシデントが起こった。
代わりに入った#9高橋駿太も先の福島戦で結果を出しているし信頼はしているが、ここまでのチーム得点王の勝又が前半途中で退いてしまったのは想定外の痛い出来事だ。
勝又選手は試合終了後に足首を氷でアイシングした姿で挨拶に出てきたが、ちょっとした捻挫など大事に至らない怪我だったらいいのだが・・・

またこの話のついでに言わせてもらうと、J-22の選手はウチが抜こうとするところで安易に手を使ったり足を引っ掛けたりと危険なプレーをしたり、逆に#20都並優太がうまく体を入れてノーファールで止めた後で倒された選手がすれ違いざまにわざと肩をぶつけて因縁を付けるような仕草をしたりと少々荒っぽい行為が目立った。
普段出場機会に恵まれず実戦に慣れていないので、必死さのあまりこういった行為に走ってしまうのも分からないではないが、曲がりなりにもJリーグ選抜として所属チームやリーグの期待を背負って出場している以上、それに恥じないようなフェアなプレーを心掛けてほしいものだ。

と、少し話が逸れてしまったが、この勝又選手の離脱で不安もよぎったものの、前半40分にエリア内で#20都並優太が倒されPKをゲットし、これを再び#7佐藤悠希がしっかり決めて2点目が入り一安心。
(それにしても普段は滅多にお目にかかれないPKが、この日は昼間のレディース戦と合わせて3回も、しかも同じサイドで飛び出すとは珍しい。という訳で写真も昨日のレディースの記事と合わせて3回連続で同アングルのものを掲載デス。)
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ただ、ここまでは概ね順調に得点を重ねてきたもののその後はどんどんゴールが遠くなってくる。
後半も始めのうちはウチが主導権を握る時間が長かったが、ボールを持って攻め上がっても敵陣に来ると途端にスピードダウンしてパスを出すところを探し回り、結局出しどころが無く横や後ろにボールを送ってみすみすチャンスを潰したり、コーナーキックのチャンスも何度もあったものの全く決まるような雰囲気がなかったり・・・と、去年散々見てきた悪いクセがここでも度々出てきてウンザリしてくる。
挙句の果てに前掛かりになったところでボールを取られ、さすが上位カテゴリーに所属する選手と思わされるようなスピードで引きちぎられて慌てて守備に戻り辛うじてクリアーして事なきを得るといったパターンの繰り返しで、そのうち守勢に回る時間が長くなり、「これはヤラれたか・・・」と肝を冷やすようなシーンが何度もやってきた。

そのたびに#31田中謙吾のスーパーセーブやDF陣の頑張りで結果的には無失点で終える事ができ、その意味では最後まで集中力を切らさずゴールを割らせなかったDF陣は評価に値するかとは思うが、その前に戦術や連携で崩される恐れがほとんどなく個人技頼りのチームに対し、その唯一ケアすべき個人技で何度もゴールを脅かされた事自体が問題であり、これでもっと攻撃力のある陣容だったら軽く4~5点は失っていたハズで、それを加味すれば無失点の評価も半減せざるを得ない。
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そんな訳で今回は美濃部監督のコメント通り、勝ったという事実以外は全く内容の伴わない試合で、5分間という長いアディショナルタイムの果てに終了の笛が鳴った時も勝利の嬉しさや充実感はほとんど湧いてこず、とりあえず勝ててホッとした気持ちの後は空しさと不安が入り混じった複雑な気持ちだけが残った。
どうも今年のトップの試合は、終わった後に心から勝利を喜べるような試合は山口戦以外には無く、レディースが目を見張るような快勝を続けているだけになおさら煮えきらなさが際立ってしまう。

もちろん優勝のためには勝ち点3を確実に得る事がまずは大事であり、この試合も結果的に勝利を収める事ができたのはよかったし、今年は上位が混戦模様で昨日も町田が福島と引き分け勝ち点を落としたのでウチが2位に浮上。
エース不在で調子がなかなか上向かない中でこの位置をキープしているのは、今後宇野沢選手が復帰してチームが噛み合い状態が上向いてくると思えば成績的には悪くはないのだが、もう開幕から2か月近くが経過しているし、そろそろエースに頼らなくとも見ていても手応えを感じるようなしっかりした勝ち方をしてもらわないと、あと一歩のところで昇格を逃した去年と同じ轍を踏みそうで不安で仕方がない。

「連戦で疲れているから」とか「エースが不在だから」とか色々と要因はあろうが、シーズン序盤の今のうちはごまかせても現状のままなら具体的に優勝が見えてくる第3クールには必ずボロが出てくるだろう。
ウチの選手達は個々の能力も高く、チームとして噛み合ってくれば必ずや強さを発揮して優勝争いをリードできるだけの力を持っていると信じているので、そんな期待に応えるべくもう一度練習やミーティングなどで意志の統一を図り、気持ちを引き締め直して高い意識をもって戦ってほしい。
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次節はアウェイで現在最下位のグルージャ盛岡との対戦。
去年は昇格初年度で旋風を起こした盛岡も、エースだった土井良太選手をウチがいただいて戦力ダウンした今年はなかなか結果が出せず苦労しているようだが、今節のような試合をしていると「ホームで去年までの同僚を擁する強豪チームに一泡吹かせてやるぞ」という強い気持ちで喰い気味に当たってくる相手のプレーに呑まれて苦戦してしまうだろう。
下位チームだからこそこちらも全力で立ち向かい、今度こそ内容を伴った試合運びをしてサポも納得の快勝をしてくれる事を切望している。
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【おまけ】
せっかく勝ったのにちょっと気持ちが重くなるような記事を書いてしまったので、お口直しに心温まる写真を載せましょう。
試合終了後の選手入退場口で見せたチビッ子ファンと土井・大橋両選手とのハイタッチシーン。
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ピッチとスタンドの距離が近い南長野ではこんな素敵な光景も見られて本当に素晴らしいスタジアムだと改めて感じるし、笑顔で応える両選手の心の優しさにも感心する。
憧れの選手と触れ合えた子供達も、雰囲気バツグンのナイター観戦で忘れられない思い出が作れた事だろう。
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2015/05/10(日) 15:01:42 | | #[ 編集]
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