ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグ2部2015第10節 vsスフィーダ世田谷FC(+トップ試合雑感)
まずはレディースのために当初は完全に被っていた試合開始時間をずらしていただいた信濃グランセローズ球団関係者やBCL、そしてご理解ご協力いただいた信濃・石川両チームの選手やファンの皆さんに感謝いたします。
おかげで自分も旧南長野以来久し振りに、サッカーと野球のダブルヘッダーを堪能する事ができました♪

さて、昨日配布された『週刊長野』には、1面にビシッとツースを着込んだカッコいい横山久美選手の姿がドーンと写っており、中は見開きでパルセイロ・レディースの特集が載っていた。
記事は横山選手や本田監督の事ばかりではなく、日程や順位表、クラブの生い立ちや地元・長野市出身の牧井毬音選手のインタビュー、そしてシュヴェスターに至るまで盛り沢山でなかなかの読み応え。
親に聞いた話では、夕方のローカルニュースでその日のレディースのホームゲームのダイジェストがJ1の松本山雅の試合とほぼ同じ“尺”で扱われていたというし、チームの大躍進と横山選手のアルガルベカップ代表選出&ゴールで今年になってからレディースの存在感が大幅にアップして嬉しい限りだ。
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そんなレディースの第2クール初戦の相手・スフィーダ世田谷は、当初はウチにとって昇格に向けての有力なライバルと思われていたものの、現在勝ち点9で6位と伸び悩んでおり、それだけにウチとしては相手が本来の力を取り戻す前にしっかり勝っておきたいところだ。
悲願の優勝&昇格に向けての“ホップ・ステップ・ジャンプ”のうち最初の“ホップ”(第1クール)は最高の結果に終わったが、更に加速を付ける大事な“ステップ”のクール最初の試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(1-0・1-1)1 スフィーダ世田谷FC
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なでしこJAPANのバックアップメンバーとして丸亀合宿に参加していた#10横山久美も一時帰還して元気に先発出場し、怪我から復帰した#24内山朋香も古巣を相手にスタメンに名を連ねたこの試合は、例によって立ち上がりからウチが攻勢を仕掛けチャンスを多く作り出していくが、シュートが枠を外れたりポストやバーに当たったりでなかなか決め切れず、まるで前回のホームゲームである吉備国大戦の前半のようにゴールが遠く感じる。

またスフィーダも前回の対戦でウチをかなり研究してきたのか、#10横山久美・#19齊藤あかね・#6國澤志乃といったキーマンを徹底マークして自由にやらせてもらえず、ひとたびボールを奪うと鋭いカウンターでウチのゴールを脅かすなど、やはり高い実力を持つチームだけにひとつ間違うとヤラれてしまうような怖さを感じる。
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そんなこんなで両チームが押しつ押されつのこう着状態のまま時間が過ぎ、前半はこのまま終わるかと思われたアディショナルタイム突入直前、#6國澤志乃のミドルシュートが決まって遂にレディースが先制!
この場面、自分はちょうど國澤選手とゴールを結ぶ線の真後ろからシュートを見ていたのだが、國澤選手がフリーでボールを受けた瞬間に目の前にシュートコースが“ぱっかーん”(byももちゃん&かぐちゃん)と開け、自分が「撃て~っ!!」と叫ぶと同時に放たれたボールがまるで意思を持って花道を進むがごとく開かれたコースを飛んで、反応したGKの手元でクイッとカーブしてゴールに吸い込まれていった、思わず鳥肌が立つような劇的で芸術的なビューティフルゴールだった。
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とにかく1点取ればウチに流れが大きく傾くと思っていただけに、前半終了間際のこの得点はデカい!
これで後半は一気呵成に追加点を・・・と意気込んだが、そこはさすがスフィーダ、気落ちする事なく前半と同じような戦いぶりで応戦し、両者にチャンスとピンチが交互に訪れる緊迫した展開になってきたが、そんな中で得た後半30分過ぎのハーフウェイライン付近からのフリーキックからのゴール前での混戦を押し込んで勝ち越しゴール・・・かと思ったら判定は無情にもオフサイド。
しかし、選手達はゴールしたと思い込んで喜び合っていてノーゴールと気付くのが遅れてしまったため、その隙をついて素早いリスタートからの相手のカウンターに守備が間に合わず、最後はノープレッシャーの状態からゴールを決められる痛恨の失点で試合は振り出しに。

せっかくここまでリードしてきたのにこんな形で追い付かれ、この流れで行くと今日はドローに終わってしまうか・・・という思いもチラッと頭をよぎったが、前半に続きアディショナルタイム突入直前に得たコーナーキックで、GKのクリアボールを#7坂本理保が押し込む勝ち越しゴール!
そして3分間のアディショナルタイムを守り抜き、なんともスリリングでドラマチックな展開で厳しい試合をモノにした。
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それにしてもレディース、なんという底力!
今日は横山選手がノーゴールで、突破力は相変わらずながら代表合宿の疲れからかシュートの精度がいつもより悪くてなかなか点が動かなかったが、それでも全選手が最後まで諦めず貪欲にゴールを目指して走り抜き、しっかり結果を出すところは本当にスゴいとしかいいようがない。

特に今日の試合は守備陣の活躍が素晴らしかった。
#1池ヶ谷夏美は思わず目を覆いたくなるような相手の決定的シュートをスーパーセーブして窮地を救ったし、相手の攻勢にもDFラインが落ち着いて対応し裏への攻撃を何度もオフサイドに掛けた。
それにも増して自分が影のMVPに推したいのが#23野口美也だ。
スフィーダもサイドからの攻撃が主流のようで何度もサイドアタッカーが攻撃を仕掛けてきたが、それにマッチアップした野口選手がしぶとく絡んで起点を潰す場面が何度も見られたし、ルーズボールにも諦めずにロングチェイスして取りにいこうとするひたむきな姿も素晴らしかった。
大卒ルーキーの野口選手を開幕戦で見た時は、「いいモノを持っているけどまだ社会人のスピードに慣れていないところもあるかな?」なんて思っていたが、試合を重ねるたびに確実に成長しているような印象だ。
試合終了後に早速中三川コーチから指導を受けるなどまだまだ発展途上ではあるが、その攻守にわたる積極性を磨いて更に大きく成長してほしいものだ。

そんな訳で、ちょっと「やってもーた」はあったけれどレディースらしい選手全員のハードワークで劇的勝利を掴み、第2クールを幸先よくスタートする事ができた。
次節は3週間前に戦ったJAPANサッカーカレッジレディースを佐久に迎えての試合となる。
前回の対戦では相手の統制のとれたラインコントロールに手を焼きながらも6-0と快勝する事ができたが、今度の対戦も是非ともあの試合と同じような戦いぶりでスカッと勝利し勝ち点を積み重ねていってほしい。
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そして・・・・

明治安田生命J3リーグ2015第13節@鳥取県・とりぎんバードスタジアム
ガイナーレ鳥取 0(0-0・0-1)1 AC長野パルセイロ

レディースの試合の合間に携帯速報でチェックしていたトップの試合は、後半3分に#15西口諒のゴールで得た虎の子の1点を守り抜き、去年は3引き分けという実力が拮抗した鳥取とのアウェイ戦を見事に勝利!
スタッツを見るとシュート数が4-6と非常に少なかった事からもかなり厳しい試合だったと予想されるが、そんな中で引き分けではなく勝利という最高の結果を得る事ができて本当によかった。

これでJ3も第1クールが終了し、パルセイロは9勝1分2敗の勝ち点28で2位という成績。
個々の試合を見ると満足できるような内容は少なかったし、山口がものすごい勢いで首位を突っ走っているので相対的にウチが少々パッとしないような印象があったが、考えてみれば主力に怪我人が多発した状況の中でこれだけの結果を残せたんだから十分合格点をやれると思うし、去年は下位相手に引き分けが多くて勝ち点の取りこぼしが多かったのが今年は厳しい試合でもしっかり勝ち切れており、そういった意味でも去年よりはチーム力も確実に進歩しているんじゃないかと思う。
今日は山口が町田に敗れたため首位との勝ち点差は2まで縮まり、いよいよトップが間近に見えてきた。
第2クールは相手の研究も進みこれまで以上に厳しい戦いが多くなると思うが、逆にウチだって相手の分析はできていると思うし、ベストメンバーが揃いつつあり上昇機運の2巡目は、まずは結果を最優先にしつつ、内容的にも優勝に向けて勢いを付けていけるようなものを目指して頑張ってほしい。
とりあえずは次節、3週間前に悔しい負けを喫してしまったカターレ富山に是が非でも勝利してリベンジを果たしましょうぞ!!
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コメント
この記事へのコメント
価値ある勝利がまた一つ
幻のゴールより失点シーンがオフサイドだったんじゃ? というのはともかく、あの展開にもかかわらず最後は1点をもぎ取って勝ちきるあたり、今のレディースの強さは本物です。
真価が問われる二順目の初戦、強豪・世田谷にこの勝利は、反省点はあれど本当に大きな価値があると思います。
研究されて難しくなる事より、これから対戦する相手に与えるプレッシャーの方がより強いんじゃないでしょうか。
どんな展開になっも、「必ず最後にレディースは勝つ」と、もう自分は信じて疑いもしません。
トップも遂に鳥取から勝ち点3を獲ってくれたし、パルセイロファンにとっては最高の日曜日になりました。
そして、木曜はなでしこJAPANで日曜はパルセイロダブルヘッダーだし、今週の長野サッカー祭り、盛り上がっていきましょう!!
2015/05/26(火) 19:43:00 | URL | レディースファン #-[ 編集]
レディースファン様
あの試合は全体的に不安定なレフリングだったけど、ウチもかなりオフサイドの判定に救われた部分もあったし、プラスマイナスゼロでジャッジに関してはスルーしたいと思います。
それにしても、本当に今のレディースはどんな展開になっても勝ち切るだけの力がありますね。
自分も、嫌な流れで失点した直後でも必ず取り返せるだろうという確信がありました。
まだまだシーズンは1/3を過ぎたばかりで油断や慢心は禁物だけど、この勢いを更に加速させて一気に突っ走っていってもらいたいものです。
そして木曜日のなでしこJAPANと日曜日のレディース~トップ連戦の贅沢な時間を、共に目一杯楽しみましょう!
2015/05/27(水) 20:06:40 | URL | ぼー #-[ 編集]
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