ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2015第25節 vs福島ユナイテッドFC
先月の山口での悪夢の大逆転負けから1勝1敗2分とチームの勢いがガタ落ちし、遂には美濃部監督の辞任という最悪の形となってしまったトップチーム。
美濃部監督については、藤枝戦の監督コメントがイヤに短く、会見も小さく力のない声で絞り出すように喋っていたので「ひょっとすると休養もあるかも・・・」という予感はあったのだが、こんなに早く“その時”がやってくるとは思わなかった。
最近のトップはこうした結果以外にも、選手の動きに迷いや自信の無さが如実に出ていてチーム全体に閉塞感が漂っていたので、この辞任劇もある意味「仕方ないかな・・・」と受け入れざるを得ないところもあるが、それでも一昨年のJFL優勝や天皇杯での大活躍、そして去年も入れ替え戦に敗れたとはいえJ3初年度を2位で終える事ができたのは美濃部監督がいたからこそであり、今年はここまで苦しんでいるけれど、今年の新体制発表会で美濃部監督がプレゼンテーションした『5つのP』のコンセプトは強いチームを作っていくうえで決して間違ってはいないと今でも信じている。
サポや支援者の思いがギュッと詰まった、全国のサッカーファンから注目される新スタジアムでJ2昇格という、氏の豊富なキャリアの中でも比べ物にならないくらい重圧のかかるミッションを与えられ、文字通り身を削りながら長野のために頑張ってきた美濃部監督には、本当に感謝の2文字しか浮かばない。
辞任の直接の理由は体調不良との事だが、今は両肩に重くのしかかっていたプレッシャーを降ろし心身を楽にしてしっかり病気を治していただき、また元気になったらテレビの解説で、またはどこかのチームの監督として活躍する姿を見せてください。
そして願わくば、いずれまた長野に戻ってきて、新しいステージで戦っているであろうパルセイロを再び指揮してもらえたら最高です。
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さて、ここからは気持ちを切り替えて、ヘッドコーチから昇格した衛藤元新監督(←こうして字面にすると、“元新監督”ってちょっと変な表現ですね。ま、どーでもいーけど。。。)の指揮の下でリスタートするチームがどんな戦いぶりを見せるか、不安と期待が入り混じる今日の試合。
昇格が絶対条件の中でこういう大変な時期にチームを引き受けてくれた衛藤監督の恩に報いるためにも、今日の試合は何が何でも白星を監督にプレゼントしたいところだったが、その注目の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-0)0 福島ユナイテッドFC
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とりあえずは衛藤監督の初陣を勝利で飾れて何より。
今日の試合は始めから縦へと向かう意識がここ数試合の中でも高い方で、コーナーキックの時にはフィールドプレーヤー全員が敵陣に上がってキックと同時に一斉に散らばる、アメフトの“ショットガン・フォーメーション”みたいな新機軸も見せるなど、「今までとはちょっと違うな」と思わせるような戦いぶりを見せてくれたし、そういった流れの中で奪った#6仙石廉選手のゴールはこれまでのモヤモヤが吹き飛ぶようなファインゴールだった。
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しかし、勝利に喜ぶチームやサポの皆様に水を差すようで誠に恐縮だが、ここで自分は敢えて厳しい事を言わせていただく。

今日の試合で良かったのは先制ゴールの時までで、後は全然ダメ!!

確かにあのゴールまでは、まだまだ完璧とは言えないまでも積極的にゴールへと向かう姿勢を見せていたが、ゴールを決めた瞬間からまたこれまでのような横や後ろにばかりボールを回すような煮え切らないプレーに戻ってしまった。
それにしても、1点取る前と取った後でこれほどガラッとプレーが変わってしまうとは・・・
サッカーという競技は90分間の中でより多くの点を取った方が勝つルールなのに、、ウチの選手達は「早く1点取った方が勝ち」というルールと勘違いしているんじゃないかと思うくらい、次の1点を取ろうという意識が低すぎる。

案の定、そういったプレーでお茶を濁しているうちに福島に攻め込まれる時間が多くなり、もう失点も時間の問題か・・・とヒヤヒヤしっ放しだった。
幸いにも、相手のシュート精度が低かったりレフリーのジャッジが比較的ウチに有利に働いたりで何とか事なきを得たが、少なく見積もっても2点くらい取られていてもおかしくないような展開だった。
まぁ、守備に関して言えば、無失点に抑えられたのは選手達が最後のところで体を張って泥臭くボールを止めにいった事も大きく、決して幸運に助けられたばかりじゃないと評価はしてやりたいが、そういった頑張りも攻撃に対する消極的な姿勢で帳消しになってしまいそうだ。
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確かに今のウチにとって何としても勝ち点3を積み上げていく事が一番大事ではあるが、1-0というスコアではある意味“現状維持”と言ってよく、本当の意味でこの苦しいトンネルを抜け出すためには2-0とか3-1とかの複数得点・複数点差での勝利が必要だ。
要するに、1点取った後の“次の1点”を取る事ができなければ、『強い長野』の真の復活とはならないと思う。
だからこそ、あれだけ見事な連携で1点取った後の急激なトーンダウンは本当に残念だったし、試合終了後も周囲の歓声とは裏腹に、「まだまだ先は長い・・・」という思いからのため息ばかりが出てきた。

今日は首位の山口が引き分けて“怪”進撃も一時停止となったが、それでも当初は「第2クールには落ちてくるだろう」とタカをくくっていた山口の勢いは落ちるどころか更に加速を続けており、ウチとの勝ち点差も13まで開いて、正直なところ優勝に関してはよほどの奇跡が起こらない限りは非常に厳しいものがあるのが実情だ。
しかし、昇格に関してはまだその道が閉ざされた訳ではなく、入れ替え戦の出場権を得る2位の座は、ウチと町田・相模原の勝ち点差が僅かであり、まだまだ何も悲観する事は無い。
だからこそ、今日の勝利に満足する事なく“次の1点”を取りに行く貪欲さをもっともっと前面に押し出して、本当の意味での不振脱出を果たしてほしいと切に願っている。

幸い、新監督はヘッドコーチからの昇格という事で今までチームも積み上げてきたものが生かせるし、その中で熱血漢の衛藤監督らしい戦い方もこれからどんどん出てくるものと期待している。
ここまでド素人の分際でエラそうに講釈をタレてきたけれど、チームの勝利を信じ純粋に応援する気持ちは他のサポさん達と変わりはない。
いずれにしても今日の勝利で衛藤監督もひとまず安心できたと思うし、今日の勝利を今シーズンのターニングポイントと位置付けて、ここからガンガン巻き返していきましょう!!
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