ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグ2部2015第19節 vsスフィーダ世田谷FC(+トップ試合雑感)
1ヶ月以上の中断期間が終わり、プレナスなでしこリーグ2部もいよいよ勝負の第3クールに突入。
レディースのホームゲームは7月26日の愛媛FCレディース戦以来6週間ぶりのご無沙汰だったが、この間の動きをまとめてみると、中断前のアウェイ・アンジュヴィオレ広島戦はエース#10横山久美選手が代表招集で不在のためどうなる事かと心配していたが、フタを開ければ#9濱垣香菜・#24内山朋香・#20内山智代・#3矢島由希と前半怒涛のゴールラッシュで4-0と快勝、そして横山選手も東アジア選手権の第3戦で後半途中に出場し、窮地に立たされていた新生・なでしこJAPANを救う値千金の先制決勝ゴールを決める活躍と全てが順調。
また、攻撃の起点として重要な活躍を見せていた#19斎藤あかね選手がケガで今季絶望と見るや、なんと2部最大のライバルであるノジマステラ神奈川相模原でエース番号の10番を付けていた大宮玲央奈選手を獲得するなど、悲願の優勝&昇格に向けて少しの隙も見せず、クラブの本気度に背筋がゾクゾクする思いだ。
リーグ再開初戦今年唯一の東和田での開催となった今日の試合は、同じ敷地で高校野球とバスケ招待試合が重なってサッカー用の一般駐車場が確保できないため、自分は自宅から歩いて会場入りしたが、運動不足のメタボ体型には少々堪える30分強の道のりも、久し振りにレディースの試合が見られると思うと足取りも軽くなる。

日程的には第3クール開始早々にスフィーダ~ノジマステラ~日体大と強豪との対戦が続いており、いきなり大きな山場がやって来るが、この3連戦を無事突破できればいよいよ優勝に大きく近付く事になる。
あいにくの雨模様、一般駐車場無し、トップのアウェイ戦が近場の富山での開催と少々不利なコンディションが重なりながらも、2部の試合ではトップタイの711人という多くの観客が駆け付けた注目の試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-1・1-1)2 スフィーダ世田谷FC

試合は両者中盤でボールを取り合う均衡した状態が続いていたが、徐々に相手に押し込まれる場面が目立ってくると、前半29分に左サイドから深く斬り込まれクロスをヘディングで押し込まれて先制を許す。
そして挽回を期待した後半も流れはあまり変わらず、後半12分には中央をドリブルで突破されてディフェンスが完全に振り切られ、フリーでゴールを決められ2失点目。
ウチも遅ればせながらここから反撃を開始し後半31分に自ら倒されて獲得したPKを#10横山久美が決めて追い上げるが、最終盤の怒涛の攻撃も実らずにタイムアップとなり、痛恨の今季初黒星を喫してしまった。

今日の試合は、本田監督のコメントにもあったように最悪な天候とピッチコンディション、それに「??」が連発の不安定なジャッジに泣かされた場面も多かったが、それを差し引いたとしても、球際の競り合いといい、セカンドボールの収まりといい、前へと向かう推進力といい、全ての面でスフィーダが上回っていたと思う。
今季は今のところ7位に沈んでいるが、元々こんな順位でくすぶっているようなチームではないし、今日はスフィーダ本来の実力をバッチリ見せつけられたような感じだった。

それに対して、ウチは攻撃が単発で展開力に欠けていたし、クリアボールもほとんど相手に取られていたし、なんとなく全体的に選手の動きが重いように感じた。
これはおそらく、いよいよ選手達も優勝のプレッシャーを感じ始めて体が思うように動かなくなってきたんじゃないかな・・・と思う。
第2クールまでは「絶対に優勝するぞ!」という思いがプラスに働いて、思い切ったプレーでやる事なす事うまくいっていたが、長い中断期間を経ていよいよ勝負の第3クールとなった時に、今までは“夢”であった優勝と1部昇格が“現実”のものとして目に見える位置に来て、選手達も意識過剰となって動きが噛み合わなくなってしまったんじゃないか。

それから戦力的には、ディフェンスの要である#7坂本理保選手の欠場が痛かった。
自分は今年ここまでのレディースのMVPは坂本選手だと思っており、その卓越した危機察知能力で今まで幾度となく失点のピンチを未然に防いできただけに、そんな重要な選手の不在は非常に大きい。
特に今日の2失点目は、ディフェンスラインが相手の攻撃に振られて半身の状態で対応する状態となってしまい突破されてしまったものだが、あそこに坂本選手がいたらきっと相手の前にスッと入ってきてクリアーできていたんじゃないかと思う。
クラブからの情報がないので何とも言えないが、大怪我などによる長期の戦線離脱を余儀なくされるとしたら、守備力の立て直しが優勝に向けての大きな課題となってくるだろう。

そんな訳で快進撃を続けてきたレディースに遂に土が付いてしまい非常に残念だが、勝負の世界だから負ける事だってある訳だし、ましてや相手は強豪のスフィーダだったのだからこの敗戦も仕方がない。
それよりも、今後本当に優勝を狙っていくにはこの結果をどう捉えていくかが重要になってくる。
今まで負け無しできていたものが途切れて緊張の糸が緩んでしまったり、また「連敗だけは避けないと・・・」と変に意識して体が固くなってしまっては、ズルズルと悪い方へハマってしまうし、ここは見方を変えて、「無敗を続けなければ」という縛りが無くなって肩の荷が降りたと思って気持ちを切り替えてほしい。
それに奇しくも今日は、トップチームの舞台であるJ3で首位を独走するレノファ山口が、同じく第3クール初戦でここまで12試合勝ち星なしのブラウブリッツ秋田に敗れたという事で、レディースの選手達も決して自分達を追い込まずに「リーグ戦なんてどこもこんな感じなんだ」と開き直って気持ちを楽にしてほしい。
今日も全体的には攻撃が噛み合わず低調に終わってしまったが、唯一波状攻撃を仕掛けられたシーンではしっかりPKを獲得してゴールという結果を出せているし、自信を持ってこれまでやってきた事を出していけば自ずと道は開けてくるだろう。

次節は優勝の行方を決定付けるであろう大一番、ノジマステラ神奈川相模原との直接対決となる。
今年は第1クールも第2クールも6-0というスコアでウチが圧勝しているが、第2クールの試合を南長野で見た印象としてはスコアほどの差があるとは到底思えなかったし、一つ間違えば逆の結果になっていた可能性もあり、過去の結果は全くアテにならない。
それに今日の結果を受けて差が縮まった事で、向こうも諦めかけていた優勝への思いが再び高まってきて、全力でウチを倒しにくるだろう。
そんな相手に対して受け身になっていては、今日と同じような結果になってしまう可能性は大いにある。

ウチとしては初めて“追われる立場”として最終クールを戦わねばならず、更に今日の敗戦でノジマとの勝ち点差が6まで縮まってちょっとした“追い込まれた感”も出てきたかもしれないが、日程の妙でノジマの方が1試合多く消化しているから見かけの数字ほど慌てる事は無い。
前記のように、これまでは悲願の優勝&昇格目指してガムシャラに走り続けてきたのが、最後の一回りとなって初めて“追われる立場”の厳しさに気付き、ここから先は精神的にも今までとは比べ物にならないくらい苦しくなってくると思う。
でも、そうやって少し先で待っているものに目を奪われず、ひたすら目の前の試合に勝つ事だけに集中していけば、そんな“産みの苦しみ”を感じるヒマも無くなるだろう。

今のレディースにとって最大の敵は相手チームではなく、自分達の心の中にある。
次節の大一番は、我等がホーム・南長野で試合ができるアドバンテージで、おそらく大勢入るであろう多くのパルサポの声援をプレッシャーではなく勇気と力に変えて、“一戦必勝”の気持ちを胸に全力で戦ってほしい。


そして・・・・

明治安田生命J3リーグ2015第27節@富山県総合運動公園陸上競技場
カターレ富山 0(0-0・0-0)0 AC長野パルセイロ

J3リーグも今日から第3クールが始まり、その初っ端はただでさえウチが苦手な堅守チームである上に監督が代わって初めての試合で選手達のモチベーションが高いであろう富山との対戦という事で心配していたが、結果はスコアレスドロー。
JリーグHPのレポを見る限りでは相手の攻勢に耐えてゴールを割らせなかったとの事で、とりあえずは難しい状況の中で負けなくてよかったとは思うが、それにつけても相変わらず点が取れず、今日は試合がなかった2位の町田に対して勝ち点差を1つしか縮める事が出来なかったのは残念だ。

ただ、そうはいっても日程は進んでいくし、気持ちを切り替えていかなければならない。
今週は中2日の水曜日に天皇杯2回戦でヴィッセル神戸と、更にそこから中3日でリーグ戦を福島ユナイテッドと、いずれもアウェイで戦うというかなりハードなスケジュールとなるが、天皇杯では勝ち進んだチームだけが得られる特権として、しばしリーグ戦のしがらみを忘れて格上のヴィッセル相手に思いっきりサッカーを楽しんでノビノビ戦ってきてほしいし、そこで体はシンドくとも気持ちをリフレッシュさせて、福島戦では今度こそ停滞した流れを再び動かすような快勝を期待したい。

とにもかくにも、トップもレディースも強い気持ちで勝負の第3クールを乗り切ろう!!
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コメント
この記事へのコメント
今回も……
何から何まで、おっしゃる通りです。
確かにジャッジは不安定で、あれが山口戦の審判なら最後PKで同点だったでしょうが、そんな事は毎度の事だし、何より内容では確実に負けてました。
まあ2点ビハインドになっても、1点返して最後魅せ場を作るあたり、さすがここまで首位を独走してるチームだけはあります。
逆に言えば、チーム状態が悪くとも、パルセイロレディースは2点差でも全くセーフティではないと、改めて証明出来た事は良かったと思います。
ただし、次のノジマ戦は絶対に先制点をやってはいけません。
仮に早い時間帯に失点を許した場合、本当に今までと逆の結果になる可能性があります。
ここは勝ち点の差を考慮して、まずは失点0で行く事を考えて欲しいと思います。
しかし勿論、それは守備的にいくという消極的なものではなく、レディース本来の持ち味であるしつこく喰らい付いてボールを奪い、手数をかけないでシュートに持って行くサッカーを90分貫いて、それで結果ドローならOKという事です。
主力が相次ぐ故障で離脱してる今こそ、サブメンバーを含めたチーム力が試される時です。
頑張れ、パルセイロレディース!!
2015/09/07(月) 19:19:53 | URL | レディースファン #-[ 編集]
レディースファン様
今回は守備面でちょっと悔いの残るシーンもあったけど、全体的にはスフィーダの気迫に押された完敗であり、スパッと気持ちを切り替えていく必要がありますね。
ただ、ここに来て坂本・池ヶ谷とチームの屋台骨を支える重要な選手が離脱してしまったという事で、ノジマ~日体大と続く連戦に大きな不安要素ができ、ここでもしもの事があれば余裕だったお尻にも火が付きかねない状況になってきた感じがあります。
この現状を乗り切るには、おっしゃる通りサブメンバーの奮起が必要ですね。
坂本選手の代わりを務められる人はなかなかいないと思うけど、なにもディフェンダーでなくとも攻撃陣がしつこくボールに絡んで相手に前に行かせず、積極的にシュートを打って主導権を握っていけば、守備陣の負担も減らせるハズで、本田監督が掲げる「攻撃は最大の防御」を今こそ実践してほしいです。
今度の2連戦は、当然全力で勝ちにいきつつも、2引き分けなら全然OKでしょう。
何とかチームの総合力でこの難局を突破してほしいですね。
2015/09/08(火) 22:01:37 | URL | ぼー #-[ 編集]
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