ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグ2部2015第20節 vsノジマステラ神奈川相模原(+トップ試合雑感)
なでしこリーグ2部は第3クール2戦目にして早くも今シーズン最大の山場、ノジマステラ神奈川相模原との最後の直接対決がやってきた。
今日の試合でウチが勝てば優勝争いがかなり楽になってくるが、逆に負ければ勝ち点差は3まで縮まる事になり、日程の都合でノジマの方が1試合多く消化しているので単純計算はできないものの、主力に怪我人が多発しているウチにとっては第2クールまでのような余裕が無くなってくるだけに、ここは何としても勝利して昇格を狙うライバルを突き放しておきたいところだ。

この大一番を後押ししようと、地元パルサポに加えノジマサポも大勢駆け付け1,576人と今季最多の入りとなった中で行われた優勝の行方を占う決戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 4(3-1・1-0)1 ノジマステラ神奈川相模原

スタンドが注目する中、ノジマのキックオフで試合開始・・・と思ったら、レフリーが笛を吹く前にノジマの選手がボールを蹴りだしキックオフをやり直すという珍プレーで幕を開けたが、それだけノジマの選手達に気合が入っていたという事だろう。序盤は得意のパス回しとスピーディーな仕掛けでノジマに攻め込まれ、相手のアーリークロスをウチの選手が頭でクリアーしようとしたボールが味方ゴールに飛んでいき、あわやオウンゴールというところを復帰してきた#1池ヶ谷夏美が横っ飛びで何とかはじき出して肝を冷やすという場面もあった。

ただ、このシーンでウチの選手達も目が覚めたか、そこから先はシンプルに縦へ攻め込むいつものレディースらしい動きが戻ってきてじわじわと攻勢をかけていくと、前半16分、右サイドから#22牧井毬音が上げた絶妙なクロスを走り込んできた#6國澤志乃がドンピシャ頭で合わせてゴールに突き刺し、欲しかった先取点をゲット!
このゴールで勢いを得ると、そこから僅か3分後に得た#10横山久美のコーナーキックを#2田中菜実が見事なボレーでゴールし2点目!!
今日はかなりの苦戦が予想されたが、早い時間帯に立て続けに2点を奪う理想的な展開にスタンドも大いに盛り上がる。

しかしさすがはノジマ、前半28分にウチのクリアミスを逃さず上手い足技でディフェンスを振り切りフリーでシュートを決められ1点差と詰め寄られ、勝負の行方はまた分からなくなってきた。
この窮地を救ったのは、やはりエースの#10横山久美。
前半終了間際、相手DFがクリアしようとしたボールを身を挺して奪い取ると、あとはお得意のドリブルで中央から豪快に蹴り込んで、チームに勇気と勢いを呼び戻す大きな大きな3点目を決めて再び2点差に。

そして強い風が吹く中で風上側に回った後半は、何とか追い付こうと早いパス回しで攻勢を仕掛けるノジマの攻撃に選手全員が必死で対応してチャンスを作らせず、逆に後半25分にゴール前混戦からボールを奪った#10横山久美がトドメの4点目を決めて勝負あり。
守備の要である#7坂本理保を欠き、前節は攻撃も噛み合わず完敗して少し嫌な流れだったので、今日は後々の勝ち点皮算用から「引き分けでも御の字かな・・・」なんて思っていたが、そんな不安を一蹴するような快勝と相成った。

今日の試合を振り返って、まず独断と偏見でMVPを選ぶとすれば、是非とも#20内山智代選手に贈りたい。
自分は前節の試合後、坂本選手の離脱で手薄になったディフェンスラインをカバーするには、同じポジションに代役を入れるのではなく周囲の選手がフォローしてやるのが大切で、特に豊富な運動量と泥臭いプレーでボールに絡む内山智選手がキーになってくると踏んでいたが、その期待通りスタメン出場してしっかり自分の仕事を果たしてくれた。
怖いノジマの攻撃陣に対して内山智選手がしつこくボールに絡んでくれたおかげで、ディフェンスラインの負担もかなり軽くなったんじゃないかと思う。

また、先取点をあげた#6國澤志乃選手もボランチとしていつにも増して攻守に大きな存在感を出していたし、新加入の#28大宮玲央奈選手も前節はまだチームにフィットしていない部分もあったけど今日はだいぶ良くなってきて得点に絡む働きを見せてくれたし(試合後の大宮選手とノジマゴール裏との交流には感動しました。大宮選手、サポに愛されてたんですね。「玲央奈をよろしく!」の声、しかと受け止めました!)・・・と個々の選手の活躍を挙げていくと止まらないが、まとめて言うと、今日の勝因は選手達の気持ちの強さと勝利に対する集中力の高さに尽きると思う。
試合全体を見ると、中盤の攻防は足技がうまくスピードもあるノジマが優勢だったが、どんなにボールを振られても選手達は落ち着いた対応と厳しいプレスで相手にスコアリングチャンスを作らせず、逆に自分達の持ち味を生かしてワンチャンスを確実にモノにして相手の気力を削ぎ、まさに本田美登里監督が掲げる『攻撃は最大の防御』というコンセプトを見事に具現化して見せた選手達。
今シーズン最大の山場となるこの一戦に、今シーズン最高の内容で勝利を収めた選手達の精神力の強さには本当に脱帽だ。

前節は守備も後手に回り攻撃も噛み合わない低調な内容に終始し、1つ負けた事で優勝へのプレッシャーに襲われてズルズルいってしまうんじゃないか・・・と心配していたが、逆にあの敗戦や主力の怪我がチームに危機感をもたらし、それがプレッシャーではなくチーム結束の原動力となったようだ。
まさに前節の敗戦は『雨降って地固まる』ってヤツですな。 ちょうど前節は雨の中の試合だったし。。。

さぁ、これでノジマとの勝ち点差は再び9まで開き、いよいよ悲願の優勝&昇格もはっきり見えるところまで近付いてきた。
しかしこれで優勝が決まった訳ではなく、第3クール勝負の3連戦のシメとなる次節・日体大FIELDS横浜とのアウェイ戦に勝ってこそ、今日の勝利が生きてくると思う。
現在、2位のノジマと3位の日体大の勝ち点差は5だが、日体大も入れ替え戦の出場権がかかる2位を狙うにはこれ以上負ける訳にはいかず、ホームの地の利も生かして全力で向かってくる事だろう。
そんな2位争いの波に足元をすくわれないよう、今日の快勝に浮かれすぎずしっかり気持ちを切り替えて、相手に負けない強い気持ちで勝利を掴み取ってきてほしい。


そして・・・・

明治安田生命J3リーグ2015第28節@福島県・とうほう・みんなのスタジアム
福島ユナイテッドFC 0(0-1・0-0)1 AC長野パルセイロ

レディースと同時刻の15時キックオフのトップの試合は、早くも前半6分に#13勝又慶典のゴールで先制し、「おっ、久々に早い時間にFWがゴールを決めたし、今日はあと1~2点くらい取れるかな?」と期待したが、その後はゴールが奪えず1-0での勝利。
今のトップに求められているのは内容よりもとにかく勝ち点3を取る事なので勝利という目標を果たせた事は嬉しかったが、それにしても相変わらず追加点が取れないな~・・・と思って帰宅後にスタッツを見てみると、シュート数6-10、フリーキック数4-15、コーナーキック数0-13(!)と全ての面で福島に圧倒されており、そんな厳しい中で相手にゴールを割らせなかったという事で、自分が熱望している複数点差勝ちではなかったものの、今日は難しい事は抜きにして虎の子の1点を守り切った選手達の頑張りを素直に称えたいと思う。

今日は2位の町田が盛岡と引き分け、勝ち点差も6まで縮まった。
まぁ、“縮まった”とはいっても残りの試合数を考えるとまだまだ厳しい状況ではあるが、町田との直接対決が最終節に控えているから粘り強く喰らい付いていけば決して逆転が不可能な差ではないし、とにかく最後まで希望を捨てずに戦っていきましょう。
次節は先の天皇杯でJ1の清水エスパルスを破った藤枝MYFCが相手という事で、ただでさえ大の苦手なのにジャイキリを達成してイケイケな状態のチームとの対戦は非常にやりづらいが、今のウチにとってはどんな相手であろうが関係なく、ただひたすら前を向いて勝利を奪うのみ。
リーグ戦ではほぼ1ヶ月ぶりとなるホームゲームで、今日のレディースのような強い精神力を持って難敵を撃破しよう!!
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コメント
この記事へのコメント
素晴らしい勝利
更新お疲れ様です。
いくらピッチが近い南長野とはいえ、さすがにゴール裏から反対サイドは遠いので、詳細なレポートは有難いです。
ノジマの最初のシュート、オウンゴールになりそうな所を池谷選手が復帰早々のビックセーブで防いだんですね。
仮に先制を許していたら、逆の結果になった可能性もあったので、本当に勝てて良かったです。
それにしても、改めてレディースの精神力の強さには脱帽させられました。
前節ついに無敗が途切れ、更に今日もし負ければかなり精神的に追い詰められる事になるかもなんて、チキンなおっさんの心配なんて全く無用でしたね。
90分休む事なく走り続けた、レディースに大きな拍手を。
ただ、ノジマは本当に強くて、本来こんなに点差が開いたり、ましてや3連勝出来るような相手じゃないんです。
早いパスが何本も繋がるように、ポゼッションやサッカーの質は明らかにノジマの方が勝ってます。
それに対してレディースは、前からどんどんプレスをかけて、失点シーン以外、常に相手をフリーにさせませんでした。
奪ったボールをミスで失っても、またすぐに奪い返す。そして素早く前線へ。
気力・体力まかせの極めてシンプルな戦いですが、テクニックに優れ繋いでくる相手には本当に効果的なんですね。
まあ、トップに超ファンタジスタが居て、他の選手全員が90分走りきれるスタミナと高い集中力があるから出来る訳ですが。
そんな訳で、無尽蔵のスタミナで走り回ったウッチー、MVPに激しく同意です。
内山選手は、自分のストロングポイントをチームの勝利にどう活かすか、本当に良く分ってますね。
2015/09/14(月) 21:24:46 | URL | レディースファン #-[ 編集]
レディースファン様
自分も前節の負けで選手達が追い込まれたり浮足立ったりしないかと相当心配していましたが、杞憂に終わってよかった・・・というか、あまりにも追い込まれなさ過ぎて拍子抜けしちゃいましたよ。。。
と、そんな軽口をたたけるくらい気持ちのこもったプレーを見せてくれた選手達は本当にスゴいですね。
確かにテクニック的にはノジマの方が1~2枚上手ですが、おっしゃるようにレディースは自分達の長所も短所もちゃんと自覚していて、相手より劣るところは仕方ないと割り切って長所を最大限に生かすプレーをピッチにいる全選手が実行できているのが大きな強みですね。
これで優勝に大きく近付きましたが、勝負はゲタを履くまで分からないし、次節以降も選手達の気迫に負けないように応援していきましょう!
2015/09/16(水) 18:20:29 | URL | ぼー #-[ 編集]
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