ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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2016ジャパンアイススレッジホッケーチャンピオンシップ 最終目
この月曜日からビッグハットで行われてきたジャパンアイススレッジホッケーチャンピオンシップも今日が最終日。
季節外れにもホドがある生暖かい陽気の屋外とは違い、キリッと冷えた空気のビッグハットで3位決定戦と決勝戦の熱い戦いが行われた。

まず11時からの3位決定戦・日本vsチェコは、日本が1Pの13分に#96熊谷昌治がシュートのこぼれ球をうまく押し込んで先制すると、2P開始早々にまたもや#96熊谷がゴールして2点差に突き放す。
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今日の相手のチェコはスピードはあるものの昨日のイタリアほどの得点力は無いし、日本の守備もキャプテンの#24須藤悟を中心に要所で集中して対応できているので、待望の今大会初勝利に向けて期待が高まる。
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しかし、2Pの終盤にチェコに連続ゴールを許して同点に追いつかれて試合は振り出しに戻されると、3Pはお互いがピンチとチャンスを繰り返す白熱の攻防で得点が動かず、同点のままオーバータイム(延長戦)へ。
そして、どちらかに1点入った時点で試合が終わるサドンビクトリー方式の延長戦は、日本も最後の力を振り絞って果敢に攻め立てたもののゴールには至らず、逆にOT7分にチェコにミドルシュートを決められて万事休す。
日本は激闘むなしく2-3で敗れ5戦全敗の最下位で今大会を終える事となってしまった。
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今日は日本にも十分に勝機があっただけに、延長戦で勝利を逃してしまったのは本当に悔しいし、昨日も触れたけど、選手の高齢化や後継者不足など、競技人口の減少によって代表の強化もままならない厳しい現実を改めて思い知らされたような大会となってしまったが、車いすバスケから転身して今大会3ゴールをあげた熊谷選手の大活躍は今後に向けて明るい材料だ。
2年後に迫ったピョンチャン・パラリンピックへの道は非常に険しいものがあるが、地道な努力で力を付けて、是非とも出場権を獲得できるよう頑張ってほしいものだ。
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そして迎えたイタリアvs韓国の決勝戦は、予選リーグの対戦では1-3で敗れている韓国が1Pの5分と2Pの7分に得点してリードするが、イタリアも2Pの失点から僅か1分後に1点を返し、3Pの2分に韓国のゴールで3-1と突き放すも、そのゴールから僅か10秒後にイタリアが2点目を入れ、更に試合終了2分前のアナウンスが入ったと同時に同点に追いつく劇的ゴールを決めて、第1試合に引き続きオーバータイムに突入。
いや~、両国とも1分・1秒でも長く試合を楽しみたいとスタンドに駆け付けたホッケーファンの心理を分かってますな~。
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そして、そんな熱戦に決着がついたのは奇しくも第1試合と同じOT7分、韓国がミドルシュートをゴール右隅に突き刺して歓喜の優勝を遂げた。
韓国はスケーティングのスピードが速いし、遠目から浮かし気味に打つフリップシュートの精度が高く、また1試合通して運動量が落ちないだけのスタミナもあり、この大会を制するにふさわしい実力を備えた好チームだった。
このまま順調に強化が進めば、2年後の自国開催となるピョンチャン・パラリンピックでは、カナダ・アメリカ・ノルウェーといった強豪とも接戦を演じられるくらいになるんじゃないかと思う。
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そんな訳で久し振りに行われたこの大会も無事終了。
残念ながら日本は最下位に沈んで最後の表彰式に参加できず少し寂しかったけど、自分も久し振りにスレッジホッケーの迫力に触れる事ができて大満足だった。
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今回の大会を開くにあたり、財政難で欧州のチームが呼べず4か国での開催が危ぶまれたものの、インターネットを利用して趣旨に賛同する第三者から募金を集める『クラウドファンディング』という制度を利用して何とか目標金額を集め、こうして数年ぶりに大会を開く事ができた。
自分も信濃毎日新聞の記事でこの活動を知り、僅かばかりの額ではあるが募金させてもらい、こうしてビッグハットのスタンドでスレッジホッケーを楽しむ事ができて本当に良かったと思っているが、このスレッジホッケーを始めマイナーな障がい者スポーツが財政難に苦しんで強化に手間取っている中、このような制度を利用して何とか頑張ってレベルを上げていってもらいたいし、このような大会を通じて障がい者スポーツに対する理解や興味を深めて、もっと多くの若い障がい者の方々が競技に入って活躍してもらいたいと切に願っている。
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