ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2016第2節 vs栃木SC
いよいよ今日はホーム開幕戦。
冷たい強風が吹きつける少々キツい天気ながら、3チーム合同の大所帯チアリーディングや松代の観光PRブース、フェアプレーフラックベアラーも務めた真田甲冑隊等々が晴れの舞台を盛り上げ、自分も久々の南長野での生サッカーに気持ちも弾んでくる。
そんな華やかな雰囲気に包まれた今節だが、対戦相手は前節に引き続きJ2から降格して1年でのJ2復帰を目指す栃木SCという事で、非常にタフなカードが続く。
近県なのでレモンイエローのグッズに身を包んだサポも数多くアウェイ席を埋め、さすが長年J2で戦ってきただけあってゴール裏の応援にも迫力があり思わず圧倒されてしまいそうだが、ウチのゴール裏も南長野では初のコレオグラフィーで昇格に対する思いを表現し、熱くチームを後押しする。

ホームの意地にかけても、そして優勝争いの主導権をしっかり握っていくためにも是が非でも勝ちたい大事な試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-0)0 栃木SC
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前節の大分戦では相手の気迫に飲み込まれてあまりパッとしない内容だったし、今日も立ち上がりは押し込まれる場面もあって少しヒヤヒヤしたものの、徐々にペースを掴んでボールが繋がり出すと、テンポ良い攻撃で相手を圧倒。
初めて生で見る今年のチームは、三浦監督が掲げた方針通り全選手がハードワークで思い切ってボールに向かっていき、隙あらば遠目からでも積極的にシュートを打ちに行く姿勢も見せる等、なかなか煮え切らなかった去年の戦いぶりから比べると格段に動きが良くなっている。
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そして、そんな積極的に前へと向かう姿勢が実を結んだのが前半42分、右斜め45度から#6仙石廉が放ったフリーキックに猛然と駆け込んできた#11阪田章裕がピンポイントで頭に合わせて遂にパルセイロが先制!
試合後のインタビューでご本人が「そんなにガッツリと当たった感触はなかった(笑)」と言っていたが、これも本当にドンピシャのタイミングだった証だろう。
ゴールを決めた後、おそらく先日#9塩沢勝吾選手に産まれたお子様へのお祝いであろう“ゆりかごダンス”も披露し、チームの今シーズン初得点を最高の形でゲットする事ができた。
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しかし、スタジアムの雰囲気も最高潮に達したまま前半を終えて後半にも大いに期待が持たれたが、そこは去年まで9年間J2で戦っていた栃木だけに、そう簡単には勝たせてくれない。
後半に入ると、風上に立った栃木が最初から猛攻を仕掛け、しかも前線でタメを作る役割をしっかりこなしていたエース#10宇野沢祐二が後半開始早々に相手のハードヒットで交代を余儀なくされるというアクシデントもあり、ウチはディフェンスラインをズルズルと下げられ、クリアのセカンドボールもことごとく相手に取られて防戦一方の非常に苦しい時間帯が続く。
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栃木はかなり思い切って(少し悪い言葉で表すと荒っぽく)ガツガツと当りに来るプレースタイルという印象を受け、事実、後半に入ると、何としても点を取りたい栃木と意地でも取らせたくないウチとの激しいせめぎ合いで両者共にファールが多くなる展開となってしまったが、、ウチはそんな相手にひるんでバックパスでお茶を濁す事なく、勇気を持って対峙している姿が印象的だった。
少し守備がバタバタしてしまう場面や、思わず目をつぶってしまうような絶体絶命のピンチもあったが、そこを無失点でしのげたのは、選手達の勝利に対する執念と恐れず相手に立ち向かっていった勇気の賜物だろう。
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結局、少々荒れた試合ゆえの4分間という長めのアディショナルタイムも何とか切り抜け、今節J3最多動員となった7,073名(うちパルサポが6,000名くらい?)が見守るホーム開幕戦をめでたく勝利で飾る事ができた。
特に後半は本当に苦しい時間帯が続いたし、攻守に獅子奮迅の活躍を見せていた#35天野貴史が最後の最後に警告2回目で退場処分を受けるという予定外の出来事もあったものの、終わってみればシュート数10-4、コーナーキック7-3というスタッツで、これはシーズン初期のゲームとしては“快勝”と言っていいんじゃないかと思う。

自分は正直、先週の大分との試合を見て「こりゃ今年もかなり厳しいか・・・」と少々重い気持ちで今日の試合を迎えていたが、労をいとわずピッチを駆け回る選手達の姿を見て自分も今シーズンへの手応えと勇気をもらった。
まだ所々で連携の悪さやパスミスが見られたりするなど課題もあるが、それらは試合を重ねる毎に改善されていくだろう。
そんな事より、選手達が常に前へと向かう意識を持ち、勇気を持って全力でボールに向かっていく姿勢を見せてくれたのが本当に嬉しい。
新体制始動からここまでの短い期間で、“文丈イズム”は確実に選手に浸透しているようだ。
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次節はアウェイのグルージャ盛岡戦。
ここまで盛岡はセレッソ・ガンバと大阪のU-23チームに連敗して厳しい出だしとなっているが、去年のウチとの対戦は1勝1分1敗と全くのイーブンで、しかもそのうちの2試合は試合終了間際にウチが何とか得点し辛うじて勝ち点をもぎ取ったものであり、もしかしたら1分2敗になっていたかもしれない、非常に苦手としている相手だけに、油断は大敵である。
しかし、去年までは前目からグイグイとプレスを仕掛けてくる守備に手こずって相手にペースを握られるケースが多かったが、そんな“喰い気味”に向かってくる相手にも今日のようにひるまず正面からぶつかっていけば、必ず勝機は巡ってくるハズだ。
宇野沢選手の怪我の具合や天野選手の出場停止など不安要素はあるが、今年のウチはフォワードもサイドバックも誰が出てきても遜色ないくらいの層の厚さがあるので、代わりの選手がしっかりやってくれる事でしょう。

来週はリーグ戦がお休みという事で松本山雅FCとのエキシビションマッチが行われるが、非公式戦ながら久し振りの信州ダービーの他所にはない独特な(ある意味異様な)雰囲気に踊らされず、格上である松本の胸を借りて実戦を通してチームの完成度を高め、万全の態勢で盛岡に乗り込んでほしい。

今日の勝利の勢いを次節で更に加速させるような、スカッとした勝利を大いに期待してます!!
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【 おまけ 】
試合後、テレビのインタビューがあった都合で一人遅れてスタンドに挨拶に向かった今日のヒーロー・阪田選手がゴール裏のサポとハイタッチ。
う~ん、いい光景ですね~。
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この阪田選手、イヤーブックで自身のストロングポイントを『顔』と言うくらい、一見コワモテでおっかない感じだけど(大変失礼!)、インタビューでのユーモアを交えながらのハキハキとした受け答えや、写真のようにファンに丁寧に接する姿から、なかなかの“好漢”とお見受けする。
今日はゴールシーン以外に、“本職”の守備でも相手のチャンスを何度も潰す活躍を見せてくれたし、ご本人にとっても最高のホーム開幕戦だったでしょう。
ただ、チームメイトと勝利のラインダンス初体験ができなかったのが残念だったが、まぁ、このお楽しみは次節にじっくり味わっていただきましょう。
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