ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグ1部2016第3節 vs浦和レッドダイヤモンズレディース
長野市でも例年よりかなり早く桜の満開宣言が出され、ポカポカ陽気の今日は最高のお花見日和となったが、我々パルサポにとっての“花”はピッチの中にある。
そんな訳で、今が盛りの桜の花に負けない美しさで咲き誇るパルセイロ・レディースの選手達の躍動を愛でるため、城山公園や松代城跡には目もくれず南長野に直行です。
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と、上手く持ち上げたところで(←コラコラ!)本題に移ると、前節は出来過ぎなくらいの快勝で記念すべき1部初勝利をあげたレディースだが、今日は強豪・浦和レッズレディースが相手という事で「先週のようにはいかないハズ」と気持ちを引き締めスタンドへ入ると、既に浦和の選手達がピッチの外周を黙々とランニングしており、またゴール裏のみならずメインスタンドにも赤いユニを着た浦和サポが数多く陣取ってアップする選手が目の前を通るたびに拍手を贈っており、今までのホームゲームには無いようなピッチの内と外から発せられるただならぬ雰囲気に「ここは駒場か?」と早くも試合前から圧倒されそうだが、ウチとしても新参者ながらホームの意地にかけても無様な試合は見せられない。

次世代なでしこJAPAN有力候補が名を連ねる強敵にどこまで食い下がれるかと期待と不安で見守ったこの試合、結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(1-0・1-1)1 浦和レッドダイヤモンズレディース
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やはり予想通り、試合序盤の主導権を握ったのは浦和。
司令塔の#8猶本光を中心に、正確なパスワークや鋭い飛び出しでウチのゴールに襲い掛かり、何度か危ない場面もあったが、今日のウチは前線や中盤の選手が高い位置から積極的にプレスを仕掛けにいく場面が目立ち、またディフェンス陣も相手の動きに振り回されながらも最後のところは落ち着いて対応し、なかなかどうして、善戦以上の試合を繰り広げている。

そうこうしている間にウチにも徐々に攻撃のリズムが出てきて、それまで厳しいマークにあっていた#10横山久美にボールが収まる場面も増えてくると、浦和の陣地に波状攻撃を仕掛けるという夢のような光景が展開されていく。
そんなイケイケな中で迎えた前半31分、エリア外から放った横山のミドルシュートがゴール左隅のポストに当たってゴール内に吸い込まれ、なんとパルセイロが先制!
そしてその後もウチのペースで試合が進み、リードしたまま前半終了。
この戦前には予想だにしなかった展開に、自分はハーフタイムに購入したコーヒーの紙コップを持つ手が震えていた。

しかし、ハイレベルな1部の世界で常に上位争いを演じている浦和の事、後半はネジを締め直して向かってくるハズ・・・と思っていたが、ウチの選手達はそんな相手の仕掛けにも浮き足立つ事なくしっかりと対応し、前半と同様に互角の試合を演じて見せる。
そして後半19分、再び横山がエリア外から1点目とほとんど同じコースのミドルシュートを決めて追加点をゲット!!
一進一退の緊迫した状況で、もし相手に点が入って追い付かれたら一気に流れを持っていかれそうなところだったが、そんな中でエースがもぎ取ったこの1点は、1部上位陣からの勝利に向けてチームにもサポにも勇気を与える価値ある一発だった。
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浦和もその後は意地を見せて反撃し、後半31分には耐えきれず失点を許してしまうが、3人の交代枠を使い切った後のアディショナルタイム突入直前に大黒柱である猶本選手の負傷退場で代わりの選手を出せず数的不利を強いられるというアクシデントもあって(この猶本選手の退場はウチとしては非常にラッキーだったが、いち女子サッカーファンとしては、次世代日本代表の中心選手となるであろう逸材の怪我の具合が心配なところだ・・・)、最後の相手の抵抗も無難にやり過ごしてタイムアップ。
昨年末の皇后杯では0-2で完敗を喫した強豪・浦和に対し、臆する事無く自分達のサッカーを貫き通し、堂々とした戦いで勝利を掴み取った。
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それにしても、予想以上に見事な戦いぶりだった。
前節はちょっとした隙を突かれて2失点を許してしまったが、その時の反省がしっかり生かされていたのか、今日は相手にワイドにボールを振られても、#5木下栞と#15鈴木里奈(元浦和)の新センターバックコンビを中心に最後まで集中力を切らさず落ち着いて対応できていたし、サイドからの仕掛けも#22牧井毬音と#13児玉桂子の両サイドバックがしっかり体を張って防いでくれ、肝を冷やすような決定的なピンチも前節よりずっと少なくなった。

また、今日は前線の選手が積極的にフォアチェックを仕掛けてボールを奪いに行く姿が印象的で、その中でも#11齊藤あかね・#14泊志穂の元浦和の2選手が90分間攻守にわたって走り回る大車輪の活躍で、ゴールという結果は出せなかったものの、前出の鈴木選手も含めて、古巣相手に十分に“恩返し”ができたんじゃないかと思う。

正直、自分はこの試合に勝てるなんて思っておらず、今後につながるような善戦ができれば御の字という気持ちでいたが、その考えは完全に間違っていた。
本当にウチのレディースは、自分の予想をはるかに越えるスピードで成長を続けている。
さすがは相手も実力者だけに無失点とはいかなかったが、今日は内容的にも“快勝”と言っていいだろう。
そういった意味では、この勝利を“金星”という言葉で表すのは選手達にとって失礼かもしれない。
まだ完璧とは言えないかもしれないが、勢いやビギナーズラックではなく、僭越ながらチームとしての実力をもって勝利したものだと信じたい。

次節のレディースは、アウェイでのジェフ千葉レディース戦。
このチームとは2月に敵地に乗り込んでのトレーニングマッチで1-5と大敗を喫しており、特に2年連続得点王に輝いたなでしこJAPANメンバーの#9菅沢優衣香選手の存在は脅威だが、ウチにも2部で2年連続得点王となったエース・横山がいるし、今この国で最も“旬”なストライカー同士の直接対決は大注目だ。

そんなジェフだが、今年は未だ勝利が無く勝ち点1の9位と苦しんでおり、それに加えて「高いところから失礼します」でお馴染みの(←お馴染みか?)日本代表長身GK#17山根恵理奈選手が今日の試合でレッドカードを貰って次節出場停止となった模様で、ウチとしては好材料が揃った格好だ。

この追い風に2戦連続快勝の勢いをプラスして、いっちょジェフも沈めちゃう?

・・・なーんて思わず調子コキたくなるところだが、そこはあくまでも謙虚に、昇格1年目のチャレンジャーである事を忘れずに臨むのが重要だ。
ただ、今日の試合で浦和に勝った事を大きな自信にして、ここまでの3試合と同じく自分達のサッカーを貫き通して真正面から挑んでいけば、必ずや好結果が得られるはずだ。

ジェフは自分にとっても思い入れのあるチームなので是非とも東金まで駆け付けたいところだったが、諸般の事情により今回は残念ながらお留守番。
ただ、長野からしっかり念を送っているので、3連勝の朗報が入るのを大いに期待している。
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コメント
この記事へのコメント
ファン大勝利の週末
我らがレディースの成長力、想定の範囲を超えてるのにも程がある。
これが若さか(笑)
いずれにせよ、お互いしっかりサッカーをやって、力を出し切った上でのこの勝利は、今後に向けて本当に大きな意味があった1勝になったと思います。
今シーズンを振り返った時、あのレッズ戦の勝利が大きかったと言われる、そんな予感がしました。
それにしても、女子とはいえ、あの浦和レッズサポとエール交換(しかも勝利チームとして)が出来るとは。
おっさん世代の自分としては、感無量過ぎてもう言葉になりません。
パルセイロレディース万歳!!
千葉へは自分も残念ながら行けませんが、菅沢選手のシュートを、池谷選手とポストさんが弾き返してくれるよう、長野から毒電波送り続けます(笑)
それと、1部のGKは控えもみんなレベル高いので、まったく影響は無いかと。
むしろ、反応速度……。
とにかく、今度の試合も自分達の攻撃的サッカーを貫き、勝ち点をもぎ取って欲しいと思います。
そして今日、トップも見事な逆転勝利(これ本当に大事)を挙げてくれて、最高の週末になりました。
ありがとう、パルセイロ!!

2016/04/10(日) 21:22:23 | URL | レディースファン #-[ 編集]
レディースファン様
いままで第三者的に「あ~、やっぱレッズサポの応援スゲーな~」なんてノンキにテレビ中継を見ていたのが、レディースとはいえガチンコのリーグ戦で“敵”として対峙する時が来ようとは・・・
しかも、そんな彼らをいきなり黙らせてしまうとは、本当にウチの子達はエラい事をやってのけました。
それもフロック等ではなく、しっかりと自分達のサッカーを貫き通しての納得の勝利だから、なおさら価値がありますよね。
これでチームもサポも1部でやれる自信と手応えを完全に掴んだし、なでしこ1部を戦う“仲間”として正式に認められた、記念すべき試合になったと思います。
とはいえ、まだINACやベレーザ等の更なる強豪チームとの対戦が控えているので、気を引き締めて応援していきましょう!
2016/04/12(火) 21:22:51 | URL | ぼー #-[ 編集]
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