ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2016第9節 vs福島ユナイテッドFC
昨日のレディースに引き続き、今日はその日の夜に行われたダブルヘッダー“男子の部”、J3リーグの記事をアップいたします。

さて、レディースの試合が終わった後に南長野運動公園の木陰の芝生に座り、コンビニで買ってきたアイスを食べつつまったりしながら時間を潰した後、ユニを縦のストライプから横のボーダーに着替えて今日2度目の入場ゲートをくぐる。
トップは前節富山に0-2で完敗を喫しているだけに、今節は複数得点でスカッと勝利して得点力不足の課題を解消し、混戦模様のJ3優勝争いに喰らい付いていきたいところだったが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(0-0・2-1)1 福島ユナイテッドFC
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この試合も細かな内容は省略するが、後半立ち上がりの8分に先制された後なかなか点が入らず、「もうダメか・・・」と諦めかけた最終盤の41分に#9塩沢勝吾が、そしてアディショナルタイム突入直前の44分に#13勝又典慶が決めてギリギリのところで逆転勝利をおさめた、非常に劇的な展開の試合だった。
特に、同点ゴールが松本山雅から移籍後初出場で早速の初ゴールとなった上田市出身の塩沢、逆転ゴールが去年までの主力ながら今年はここまでベンチを外れる事が多かった勝又と、ここまで苦しんできた人気選手の途中出場からの得点という事で、試合展開と相まって試合終了後のスタンドの興奮も最高潮!
今年のホームゲームは、4月の藤枝戦でも逆転勝ちをしているし、リーグに旋風を起こしているレディースに負けず劣らずトップもなかなかドラマチックな勝ち方をしてくる。
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個人的には、やはり塩沢選手のゴールが感慨深い。
自分は「松本から塩沢選手が移籍してくる」という第一報を聞いた時、松本時代もここぞという所でゴールを決める勝負強さがあったし、そんな決定力や松本で培ったメンタルの強さは必ずウチにとって大きな力になると期待していたので、早速こうして結果を出してくれたのは本当に嬉しい。
また、この日の試合前のピッチ内練習も自ら率先して大きな声を出して盛り上げていたし、チーム最年長として態度でもチームメイトを引っ張ってくれている事を頼もしく思う。
開幕前の怪我でちょっと出遅れてしまったけど、これから攻撃の切り札としてガンガン活躍してほしいものだ。
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それから勝又選手も、去年はエース・#10宇野沢祐二選手の大怪我で開幕からゲームキャプテンを任され、チームとしても個人としてもなかなか結果を出せず苦しい思いをしてきたし、今年は開幕からベンチを外れてもどかしさもあったと思うが、またこうして元気に活躍する姿を見る事ができてよかった。
やっぱり前線に勝又選手がいると何かやってくれそうな予感がするし、今後もより厳しくなったFWポジション争いの中で、大きな存在感を出して輝いてほしい。
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そんな訳で、とにもかくにも見事な逆転勝利を収める事ができてめでたし、めでたしではあるが、自分としては、とても劇的勝利を喜べるような気分ではなかった。
あの怒涛の5分間はともかく、そこに至るまでのウチは、何の山場も無くスコアレスドローに終わった鳥取戦と全く同じように、ゴールへ向かう選手間の連携がほとんど無く、どうやって点を取るかという意図が無いまま闇雲に動き回っているようにしか見えなかった。
また、GKや最終ラインがボールを持っても前線へフィードするまでの時間が長すぎてスピード感が全く感じられず、特にこの日は昼間にレディースの試合を見た直後だっただけに、トップの“モタモタぶり”が余計に際立って見えた。
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先ほど「トップもレディース同様ドラマチックな勝ち方をしてくる」と書いたが、同じドラマでも両者の“質”は全然違う。
レディースはエース#10横山久美を軸にしっかりとした攻撃パターンがあり、それぞれの選手が他の選手を信頼して、確固たる信念と勇気を持って格上チームに立ち向かっていった末に起こる“必然的”なドラマなのに対し、トップは追い込まれた末に攻撃的な選手を五月雨式につぎ込んで、パワープレー的なグチャグチャ感の中で何とかゴールに押し込むという“偶然の産物”で、レディースの見る者の魂を揺さぶるような上質なドラマとは程遠い。
そして、そんな戦い方の差が、レディース5,160人に対してトップ3,794人という観客動員の“逆転現象”に繋がっていると思う。
まぁ、トップの方は日曜日のナイトゲームという事でライトなファンがなかなか足を運びにくい条件だから一概には言えないけど、自分的にはこの差は、トップの鳥取戦とレディースのINAC戦という直前のホームゲームの内容の差が、直後の試合のリピーターの数に如実に表れたものと興味深く捉えている。
トップチームの動員数がレディースに負けるなんて今までは考えられなかっただけに、この事実はトップとして少し真剣に受け止めていかないといけないんじゃないだろうか。
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それに、このような綱渡り的なドラマが優勝争いも佳境を迎えたシーズン終盤に出たのなら、チームが更に勢いに乗っていく起爆剤にもなるだろうが、まだまだ序盤のこの時期は、もっと落ち着いて理詰めで勝っていくようにしなければ、優勝争いの輪の中に加わる前に息切れしてしまう。
せっかく勝って気分がいい時にこんな小言を書くのは気が引けるが、優勝と昇格を単なる理想や夢ではなく現実的な目標に据えるチームとしては、誰をエースに据えてどういったプロセスで点を取っていくのかという基本路線を明確にして、ゲーム終盤になって慌てる前にしっかりと流れの中で得点できるようにならなければ、とてもじゃないが悲願を達成することなどできないだろう。

次節はアウェイで現在首位のブラウブリッツ秋田と対戦するが、秋田は去年の第2クールあたりから飛躍的に戦い方が向上しており、今の順位も開幕から9戦無敗(更にホームゲームは去年から12戦無敗だそうな・・・)という戦績も大いに納得できるだけのチーム力と勢いがあるだけに、ウチも今の状態のままでは、これまでの相性など関係なく秋田に勝つのは相当難しいだろう。
選手達は今日の勝利に浮かれる事なくチーム力を高め、またこれまでの対戦成績は頭から外して、あくまでも首位のチームに挑むチャレンジャーとして、貪欲にゴールと勝ち点3を取りに行ってほしい。
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という事で、朝8時過ぎにビクトリーロードの待機列に並び、夜8時過ぎにビクトリーロードを下りて家路につくという、丸々12時間ドップリ南長野に入り浸った長かった1日は、『負けてなお満足』なレディースと『勝ってなお不満』なトップという何とも複雑な思いが胸に残った。

はぁ~、つくづくサッカーって奥が深いスポーツですな~・・・

【 追伸 】
アウェイゴール裏に張られていた福島サポのメッセージダンマク、心に沁みました。
熊本も大分も、そして未だ多くの問題を抱えている福島も、みんな困難に負けずガンバレ!!!
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