ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2016第12節 vsFC琉球
前節は最下位のFC東京U-23に痛い星を落とし7位に後退したトップチームの今日の対戦相手は、現在リーグ得点ランクトップを走る田中恵太選手がキャプテンとしてチームを引っ張るFC琉球。
ウチにいた時は若さを全面に押し出して少々荒削りなところもあったけど、しばらく見ない間にケータも立派に成長したものよのぅ・・・(しみじみ)

なんて目を細めて喜んでばかりはいられない。
開幕当初は首位を走っていた琉球も、“超”が付くほど大混戦のリーグの荒波にもまれて徐々に順位を落としてきているが、しぶとく引き分けに持ち込んで勝ち点を重ねており、その実力は確実に上がってきている。
一方ウチの方はといえば、先週の休みを置いて2週間ぶりの試合となったが、前節のあまりにも不甲斐ない戦い振りに対する怒りや焦りや虚脱感は未だに自分の中で尾を引いている。
この2週間でどれだけチーム力を上げてきたかは分からないが、今年ここまでの戦い方を見るにつけ、よほどドラスティックに変わらない限り、いくら相性の良い琉球が相手とはいえ苦戦は必至だ。

そして、この異常事態にゴール裏も動いた。
普段スタンドを飾っている全てのダンマクや大旗を出さず、『お前たちとJ2へ行きたい!』、『俺達は信じて全力で応援する!』という2つのメッセージダンマクのみを掲出してきた。
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ゴール裏のサポにとってダンマクや大旗は、自分達の想いを伝え選手やスタンドを鼓舞する、チャントやコールやドラムなどの鳴り物と並ぶ重要な“武器”であり、製作者を始め多くのサポの魂が乗り移った大切なアイテムだ。
これらを封印してまで2つのメッセージダンマクに集約したサポの悲痛な叫びが選手達に届き、前節の汚名を返上して今後に勇気と希望が持てるような戦いを見せる事はできたのか、その注目の試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(1-0・1-0)0 FC琉球
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試合は何とか連敗だけは阻止したいウチと今度こそウチから初勝利を掴み取りたい琉球の意地がぶつかり合い、お互いにカードが連発するハードな展開だったが、その中でウチの戦いぶりが明らかにこれまでと違うと感じた事があった。
自分の写真の腕の無さを棚に上げておいてナンですが、今年これまでの試合は中盤をすっ飛ばした“縦ポンサッカー”ゆえ、ヘディングの競り合いシーンばかりでブログに使えるようなマトモな写真がほとんど撮れていなかったのだが、今日は足元にボールを収めて相手と競り合う“サッカーらしい”写真を序盤から数多く撮る事ができたのだ。

しかも、ただ“サッカーらしい”だけじゃなく、相手のチェックを振り払って前へと向かう姿勢だったり
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数的優位を作ってパスを出すシーンだったり
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ルーズボールを巡って相手と激しく競り合うシーンだったり
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敵のキーマン・#7田中恵太を取り囲んで厳しいプレスでボールを奪いに行くシーンだったり
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惜しくもキーパーにセーブされたものの体を投げ出してゴールを狙いに行くシーンだったり
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とにかく写真の中から選手達のこれまで見られなかったような気迫が強く感じられた。
(今まであまりいい写真を載せられなかった分、いつもより余計にアップしておりますぅ~!!)

そして、こういった積極的なプレーがどんどん出てきたら、必ず結果は現れる。
前半36分、久々に出場した#35天野貴史の絶妙なクロスを#4内野貴志がドンピシャのタイミングでヘディングゴールを決め、待望の先取点をゲット!
やったぁ、これでウチも遂にシーズン2ケタ得点の“大台”に乗ったゾ~!!(←。。。。)
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なんて自虐ネタはともかく、本当にノドから手が出るほど欲しかった先取点を取る事ができてスタジアムの雰囲気もグッと良くなったし、自分もなんだか胸の中につかえていたものが取れたような気持ちになった。
この良い流れに乗って、今までの鬱憤を晴らすような波状攻撃を期待したが、そこは勝負事の難しいところで、なかなか思うようにはいかない。
前半に飛ばし過ぎたか、後半も1/3を回るとウチの運動量が落ちだして相手の攻撃時間が長くなったが、それでも選手達は忍耐強く対応し、絶体絶命と思われた場面もゴールポストやクロスバーに助けられながら何とか切り抜けると、後半40分、途中出場の#9塩沢勝吾がヘディングで競り勝ったボールがディフェンスラインの裏に抜け、そこに走り込んだ同じく途中出場の#13勝又慶典が受けてGKと1対1から冷静にゴールに流し込み、貴重な追加点を手に入れた。
1点目はセットプレー崩れだったので、純粋に流れの中から点を取ったのは、開幕から12試合目・11得点目にして今シーズン初めて。
勝又選手お馴染みの人差し指を天高く突き上げるゴールパフォーマンスが、これほど神々しく見えた事は無い。
あぁ、ありがたや~、ありがたや~・・・
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この直後に訪れた5分間という長いアディショナルタイムも、サポの大きな声援をバックに無難に切り抜けて試合終了。
三浦監督が試合後のインタビューで語った通り選手達の強い気持ちが随所に見られ、自分も今シーズン初めて心から満足できる素晴らしい試合だった。
また、今日も今までと同じような内容で勝ち点を落とすような事があれば早くも今シーズンが終わってしまうどころか、チームの崩壊やサポとの信頼関係の失墜などでクラブ自体が空中分解しかねない・・・と悲痛な思いで自分はこの試合に臨んだだけに、本当に心の底からホッとした。

もちろんこれで大満足という訳ではなく、まだまだ連携面やプレーのスピードなどに課題も多いし、これで確実に優勝争いに生き残れるとは思っておらず、ちょっとキツい表現をすれば『ようやく普通のプロサッカーチームに戻っただけ』といったところだが、なかなか融合しきれていなかったチームがようやく一つにまとまり、暗闇の中に確かな光が差し込んできたように感じた。
ゴール裏があそこまでのアクションを起こさなければここまでできなかったのかとも思うが、『雨降って地固まる』のことわざ通り、これでしっかりと戦い方のベースを固め、それを基盤にここからどんどんチーム力を高めてくれればと思う。
幸いにして、今年のJ3は稀に見る大混戦で、ウチもこんなにモタモタしていてもまだ首位と勝ち点2差しか離れておらず、ここから立て直してもまだ十分に間に合うだろう。
開幕から12試合目とかなり時間はかかってしまったが、ここから選手とサポがしっかり『共超』して、改めて悲願達成に向けてスタートを切りましょう!
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次節は、今季ここまで無敗を続け去年からのホーム無敗記録を持つブラウブリッツ秋田を敵地で破って首位に躍り出た鹿児島ユナイテッドFCとの戦い。
去年のレノファ山口に引き続き新規参入クラブが勢いに乗っており、しかも噴煙を上げる桜島が睨みを利かすアウェイ・鴨池での試合という事で非常にやりづらいとは思うが、今日のように強い気持ちを前面に押し出して戦えば、必ず勝機は訪れるはずだ。
ただ、もしこの試合を落としてしまうようではせっかくの上昇機運もしぼんで“元の木阿弥”になってしまうし、今日の最高の勝利を無駄にしないためにも、目の前の試合に集中して貪欲に勝ち点3を奪いに行ってほしい。
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コメント
この記事へのコメント
今日は試合前練習からいつもと違いましたね。
シュート練習がかなり枠に飛んでいた、レディースのシュート練習みたいに(笑)

久々に良い試合を見せてもらいました。
今月の残り2試合、同じように戦ってもらえれば光明が見えてくるでしょう(^^

ゴール裏もいつもより声が出てました。
いつもよりちょっと数が少なかったにも関わらず・・


2016/06/12(日) 23:22:04 | URL | メインスタンドより・・ #-[ 編集]
メインスタンドより様
自分もこの試合はシュート練習をいつも以上に注目していましたが、ひょっとして前節のコメント欄で自分が書いた『シュート練習でスタンドに入ったボールは選手の自腹でプレゼント』という案が通ったんですかね?
次々と枠内に入れていく“普段あまり見慣れないシーン”を見て、逆に落ち着きを失ってしまったのは自分だけでしょうか?(笑)
そんな冗談はさておき、今年この陣容になって初めてチームとして一つにまとまったような、そんなナイスゲームを見せてくれました。
ゴール裏もブーイングではなく、あのようなダンマクで自分達の意思を伝えて選手に奮起を求めたのはファインプレーだったと思うし、いままで狂いまくっていた歯車がこれを契機にしっかり回り出してくれたらいいですね。
そのためにも、鹿児島・相模原と続く6月の戦いは正念場だと思うので、我々も気持ちを込めて見守っていきましょう。
2016/06/14(火) 21:41:25 | URL | ぼー   #-[ 編集]
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