ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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2016プレナスなでしこリーグカップ1部 Bグループ第2節 vsアルビレックス新潟レディース
なでしこリーグは先週からカップ戦に突入し、パルセイロ・レディースは予選リーグ初戦をベガルタ仙台レディース相手に1-2と惜敗。
そして迎えたホーム初戦は、仙台戦でゴールを決めた#14泊志穂に加えて、日本代表のアメリカ遠征初戦で劇的同点弾を決めた#10横山久美も凱旋復帰し、更にアルビレックス新潟レディースから代表経験もある長身FW・#28山崎円美も加入して仙台戦にも出場する等、ここにきて前線のポジション争いが白熱してきた。
奇しくも今日の対戦相手は山崎選手の古巣であるアルビレックス新潟レディースという事で、横山選手とトップを組むのは誰なのか、全体のフォーメーションや戦術の変化はあるのか、リーグ戦で出場機会の無い若手の登用はあるのか、そして山崎選手の移籍早々の『恩返し弾』は見られるか・・・と、年間順位に直接関係ないカップ戦とはいえ見どころ満載だ。

ここのところアウェイが続き、トップとのダブルヘッダーだった5月半ばの日テレ・ベレーザ戦以来のホームゲーム。
約1ヵ月ぶりに南長野に帰ってきたレディースが、新しい選手を加えてリーグ戦とは一味違う雰囲気のカップ戦でどのような魅力を見せてくれるか期待がかかるこの試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 3(1-1・2-0)1 アルビレックス新潟レディース
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気になるスタメンは、前節に引き続き右SBに#18五嶋京香が入った他はこれまでのリーグ戦と変わらないオーダーで、注目の山崎選手はベンチスタート。
そして試合の方は、お互いがそれぞれの良さを生かして攻め込んでチャンスとピンチが交互にやってくる展開ながら、細かいところでミスがあったり守備陣の頑張りがあったりで、両チームとも最後の決定機がなかなか作れない膠着状態のまま時間が流れていく。

このまま0-0で折り返しか・・・と思われたが、アディショナルタイム突入直前の前半44分、相手GKが前方へ蹴り出そうとしたボールを詰めていた#14泊志穂が足を思いっきり伸ばしてインターセプトすると、すかざず後ろで待っていた#10横山久美にパス。
こうなればもう相手は“ヘビに睨まれたカエル”も同然で、中央突破から決める『ザ・ヨコヤマ』的ゴールでパルセイロが先制!
これはチャンスを確実にモノにした横山選手ももちろんだが、どんな時でも労を惜しまず前線からのプレスを怠らない泊選手の執念が実を結んだもので、半分以上は泊選手の得点と言っていいだろう。
さすがは長野が誇る『女版シンジ・オカザキ』だ。

ヨッシャ! これは最高の形で前半を終えられるゾ・・・と喜んでいたが、直後に訪れた新潟の猛攻、ウチの守備陣も何とかクリアしようと必死で対応するも新潟の選手が驚異の粘り腰でボールをゴールラインの外に出させず、最後はゴール前密集の外にフリーで待っていた選手にこぼれたボールを見事に決められて、歓喜の先制から僅か1分後に試合を振り出しに戻されてしまう。
この場面、確かにウチの守備陣がしっかり守り切れなかったところは反省点だが、それよりも新潟の選手達のボールを失わない球際の強さやゴールに対する執着心を誉めるべきだろう。
同点上等! お互い最後まで諦めないプレーが実を結んでの気持ちのこもったゴール、いいじゃありませんか。
これぞ日本が世界に誇る“なでしこ”のサッカーというものですよ!!

そして迎えた後半、ウチは11分に先制点の立役者・泊に代えていよいよ#28山崎円美を投入すると、泊選手に負けないハードワークでついこの間までの“同僚”達に厳しいプレスをかけて流れを引き寄せ、後半23分、相手GKが前方へ蹴り出そうとしたボールを詰めていた山崎が身を挺してインターセプトし、ルーズボールを#10横山がさらって中央突破から決める『ザ・ヨコヤマ』的ゴールでパルセイロが勝ち越し!
これはチャンスを確実にモノにした横山選手ももちろんだが、評判通りのハードワークを見せてくれた山崎選手の執念が実を結んだもので、半分以上は山崎選手の得点と言っていいだろう。

・・・すでにお気付きの方もいるかと思いますが、ここまでのくだりは1点目の文章をコピペして若干の修正を加えて使わせてもらいました。(←手を抜くなっ!!)

それにしても山崎選手、前記のようなハードワークに加えて、スピードもあるしパスのタッチもチームに入って2試合目とは思えないほど絶妙だし、スローイン一つとってもターゲットに細かく位置取りの指示を出す等しっかり考えて丁寧にやっているところも見られ、ゴールという結果こそ出せなかったものの、さすがフル代表に招集されただけあると唸らされるようなハイレベルなプレーで、今日の勝利に大きく貢献してくれた。
ウチのレディースは、一昨年の#6國澤志乃選手に去年の#8大宮玲央奈選手と、シーズン途中にピンポイントで実に効果的な補強を行ってきたが、今年の山崎選手の移籍も間違いなく大成功と言えるだろう。
まさに、レディースフロント陣の3年連続のファインプレーだ。
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この山崎選手の“恩返しアシスト”で勝ち越したレディースは、その後の新潟の反撃に苦戦しながらも何とか食い止めていくと、前半と同じくアディショナルタイム突入直前の後半44分、#6國澤志乃のクリアボールを前線で直接受けた#10横山久美がゴール前で右足一閃、GKが抑えたと思ったらシュートの威力が強かったのか手元からボールがこぼれてゴールに転がり込み、勝利を決定付ける3点目をゲットして見事にハットトリックを達成!!!
いや~、さすがは世界のヨコヤマ、魅せてくれますな~。
でも今日は、1点目が半分以上泊選手の得点、2点目が半分以上山崎選手の得点なので、都合横山選手は2得点という計算になるので、ハットトリックは無しという事でひとつ・・・(←そんな計算あるかっ!!)
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ま、それはともかく、その他にも長野のレジェンド・#9濱垣香菜選手が待望の1部初出場を果たしたり、前節からスタメンに起用され今日もフル出場を果たした#18五嶋京香選手も十分チームに貢献する働きを見せてくれたりと、ゴールシーン以外にも見所のあった試合だった。
欲を言えば、なかなか試合に出られない選手の起用が無かったのが個人的にはちょっと残念だったが、新潟もほぼベストメンバーできているし、オリンピック出場が無くなった今となっては、カップ戦といえども若手の育成よりタイトル獲得が最も重要になってくるという事だろう。

そして何より、難敵・新潟にリーグ戦に引き続き連勝できた事で、リーグ前半戦の快進撃がフロックで無い事が証明できたのが非常に嬉しい。
たまたま得点者は横山選手だけだったが、さきほど冗談交じりに述べたように彼女1人だけではなくチーム全体で掴んだ勝利だと思うし、選手達の勝利にかける気持ちの強さが十分に感じられたナイスゲームだった。
試合終了後にベンチ前で、新潟OGの山崎選手と#8児玉桂子選手が固く熱く長い抱擁を交わして喜びを分かち合っていたのを見て、自分も心にグッとくるものがあった。

なでしこリーグカップは各グループ5チームずつと奇数なので、来週はウチは1回休みで、第4節となる再来週は南長野に岡山湯郷Belleを迎える。
4月末のリーグ戦で死闘を演じた湯郷との因縁対決第2ラウンドも、両者の想いが激しくぶつかって熱戦となる事は間違いないだろう。
その中でウチとしては、相手を上回る強い気持ちで立ち向かい、決勝トーナメント進出に向けて是非とも勝利をおさめてほしい。
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【 追記 】
試合終了後に気になった事があったので、僭越ながら皆様に一つ提案させていただきます。
今日の試合が終わって帰りしなに周りを見ると、飲食した後のゴミやマッチデープログラムを置いたままになっている座席がいくつか見られました。
これらのゴミは後程ボランティアスタッフの方々が回収していくのですが、ただでさえ仕事が多いうえになかなか手数が増えないボランティアの方々にこれ以上負担をかけるのは申し訳ないでしょう。
そこでこの記事を読んでいただいている方々にお願いしたいのは、家を出る時に余っているレジ袋を各自1つ持参していただき、試合が終わったら自分の席の周りに放置されているゴミを回収して持参のレジ袋に入れ、スタンドを立ち去る時は自分の利用した席のあった区画にゴミが残っていないようにしてほしいのです。
回収したゴミは出口でゴミ袋を持っているスタッフに渡せばいいだけの事なので、そんなに負担にはならないでしょう。
もちろん、まずは自分が出したゴミは必ずゴミ箱に捨てるのが基本中の基本だし、自分なんかにわざわざ言われなくても既に実行しているパルサポさんも多いと思いますが、ボランティアの皆さんの負担を少しでも軽くするためにも、そして我々の“家”である南長野のスタジアムをいつまでもきれいに使っていくためにも、是非とも明日のトップの試合から実行していただければと思います。
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コメント
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スタイル
リーグ戦も好調なので、カップ戦は多少気楽な気持ちで観れると思ってましたが、相手もウチも予想に反してガチメンで、いざ始まってみればいつものように熱い試合展開。
約1ヵ月ぶりのホームで、「何としてもサポに勝利を」という、選手達の強い気持が現れたナイスゲームでした。
あの暑い中、最後まで全く集中を切らさず、本当に良く走りきりました。
それにしても、コピペも頷ける程(笑)、得点の形が見事に出来あがってきましたね。
広大なスペースをカバーするGKから始まり、チーム一丸となってボールを奪い、最後はスーパーエースが決めるこのハイプレス戦術は、本田監督が目指してきた形なんですね。
超身内びいきの自分としては、パルセイロLだけでなく、日本が世界と戦う為の形とさえ思えてきました。
いずれにせよ、純正ストライカーの山崎選手の加入で更に破壊力が増し、他チームにとっては相当な脅威になるでしょうね。
山崎さん、長野に来てくれて本当にありがとう。
正直、新潟に山崎選手が居たら、先のリーグ戦も含めて、勝利は無かったと思ってます。
とにかく、これでまた選手層がいっそう厚くなって、今後に向けて頼もしい限りです。
更なる進化目指して、がんばれレディース!!
ところで、大活躍の横山選手、試合前のシュート練習では外しまくってたのに、さすが世界一GKからゴールを決めただけありますね。
もう、長野の王様ではなく、日本の宝・世界のヨコヤマです。
しかも、みんながボールを集めるので、世界で一番働く王様(笑)
2016/06/13(月) 10:59:15 | URL | レディースファン #-[ 編集]
レディースファン様
自分も、カップ戦は出場機会の少ない選手が多数出て勝ち負けにはあまりこだわらず見られるかと思いましたが、やっぱりどのチームもやるからには絶対に負けたくないんですね。
もっとも、リーグ戦と変わらぬガチンコ勝負ならこちらとしてもウェルカムです。(笑)
ただ、そんな中でカップ戦から出場の五嶋選手が十分戦力になる事が分かったのが収穫でした。
おっしゃる通りウチの形という意味では、攻撃陣に関しては今の陣容がちょうどいいバランスでチームとして完成しつつありますね。
スーパーエースの横山選手を中心に、それをフォローする『女版オカザキ』の泊選手と長身でフィジカルも強くタメを作れる齊藤選手、運動量豊富で献身的な大宮・児玉の両サイド、そしてウチの“心臓”である國澤選手。
ここにマルチな才能を持つ山崎選手が加入する事でチームがどのような変化を起こしどこまで成長できるのか、またレディースに楽しみな事柄が増えました。
次の湯郷戦も絶対に見逃せませんね!
ところで、試合前のシュート練習で横山選手が外しまくっていたのに本番でハットトリックって、トップの前節のコメント欄で主張した「練習でできない事が試合でできる訳ない!」という理屈が合わなくなるから書いた本人としてもバツが悪いし、トップの選手達の教育上いかがなものかと・・・(笑)
2016/06/14(火) 21:25:25 | URL | ぼー   #-[ 編集]
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