ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2016第14節 vsSC相模原
前節は首位の鹿児島相手にスコアレスドローで順位を1つ下げたパルセイロ。
ダイジェストやレポートを見ると積極的な攻撃の姿勢が見られて、これまでの絶望的だった試合運びを思えば希望が出てくる試合だったが、肝心な最後の決定力不足は相変わらずのようで、この混戦状態を抜け出すような強さを発揮するにはまだまだ時間がかかりそうだ・・・という感想を持った。

そんなトップの今日の対戦相手・SC相模原といえば、去年の対戦では新生・南長野のこけら落としゲームで逆転負けを喰らったり、ウチの数字上のJ2昇格を完全に消滅させる敗戦を喫したりと散々な目にあっており、他にも要所で手痛い思いをしている非常に苦手なチームだ。
しかも今年は、ウチの手の内を知りウチに対して特別な思いを持っている薩川了洋監督がチームを率い、更に日本代表でカリスマ的存在だったGKの川口能活選手が加入するなど、やりづらさに拍車がかかっている。

しかし、ここで足踏みしているようでは未来は開けない。
去年のこけら落としで味わった赤っ恥のリベンジを果たすためにも、『ヨシカツ』という大きな壁をブチ抜いて何としても勝ちたいところだが、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(1-0・1-1)1 SC相模原
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今日のパルセイロも前回ホームの琉球戦と同様に序盤から積極的に攻撃を仕掛けていき、何度もスコアリングチャンスを作った。
何しろ5月までのチンタラぶりが脳裏にこびりついている自分としては、今日も試合が始まるまでは期待よりも不安の方が大きかったが、この立ち上がりの戦いぶりを見てまずは一安心。
時折相手の反撃にヒヤリとする場面もあったが、概ねウチのペースで進んでいき、ゴールへの期待が高まってくる。

すると前半35分、#7佐藤悠希のカウンターからスルーパスが#25有永一生に渡り、すかさずゴール前に詰めていた#19渡辺亮太に送ると、GKと1対1を落ち着いて流し込みパルセイロが先制!
これまでなかなか流れの中から点が取れなかったのがウソのような、まさに“流れるような”完璧な連携から生まれたファインゴールで、さらに期待の大型ストライカー・渡辺の移籍後初ゴールという事もあり喜びも倍増だ。
またコメントにあるように、小さい頃からテレビで見ていた川口選手からゴールを奪えたという事で、本人にとっても記念すべき特別なゴールとなった事だろう。
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これで勢いが出たパルセイロは、オフサイドで幻のゴールとはなったもののフリーキックを渡辺が頭で合わせてゴールネットを揺らすシーンも出る等、貪欲に追加点を狙いに行く姿勢を見せる。
また守っても、相手に押し込まれる場面もありながらも、#11阪田章裕を中心に体を張った“攻撃的な守備”で相手を跳ね返し、また守護神#31三浦龍輝も高い集中力と冷静な判断で好セーブを見せる等、リーグ最少失点を誇る守備陣が球際の強さを見せてしっかりと攻撃の芽を摘み取っていき、いい雰囲気で前半を終える事ができた。
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それでも、相手は相性の悪い相模原という事でなるべく早めに追加点が欲しかったが、その望みは意外に早く叶う事となった。
後半8分、#32天野貴史の高速クロスを#7佐藤悠希がドンピシャのタイミングで頭に当てゴールを奪う。
戦列に復帰してから効果的なクロスを再三送っている天野の実力もさることながら、DFに体を寄せられながらもグッと我慢して強烈なヘディングを決めた佐藤の気持ちのこもったプレーにシビれたし、クロスバーを叩いたボールが普段のウチなら外に出るところをゴールラインの内側に落ちたのは、この試合にかける佐藤の執念の賜物だろう。
いずれにしても1点目に負けないくらいの素晴らしいゴールだった。
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その後もパルセイロは更なる追加点を取ろうと積極果敢に攻撃を仕掛け、見ているコチラも久し振りにワクワクするような試合運びで試合の主導権を握っていたが、後半も30分あたりから徐々に運動量が落ちだし、GKへのバックパスも目についてくるなど雲行きが怪しくなってくると、後半37分、不用意なバックパスを#31三浦が蹴り損なって自陣でボールを取られ、すかさずDFラインの裏に走り込んできた選手に渡って角度のないところからゴールを決められる痛恨の失点。
それまではあれだけ気持ちのこもったプレーで完璧に試合をコントロールしていたのに、まったく不用意にもホドがある。
それに、過去の相模原の試合では試合終盤に連続失点して勝利を逃しているケースが多かったし、安易なバックパスからのミスによる失点でそれまでの楽勝ムードから一転して、緊迫した“死闘”の様相となってしまった。

それでも、ベンチもすかさず#13勝又慶典、#8菅野哲也と前線でかき回しペースを作れる選手を立て続けに投入したり、敵陣に入ったらコーナーでボールをキープして時間を使うなどして必死に1点差を守り抜き、何とか逃げ切って勝利を収める事ができた。
最後は相当ヒヤヒヤしたけど、とにもかくにも去年1つも勝てなかった難敵・相模原から勝利をもぎ取る事ができて本当に良かった。
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しかし、返す返すもあの失点は余計だったし、追加点の後も何度も巡ってきたチャンスを決め切れる事ができたらもう少し楽に勝てたとは思うが、あの終盤のドタバタで霞んでしまった感もあったものの、全体的には十分に納得できる試合をしてくれたと思う。
特に今日の試合で印象的だったのが、各選手のボールに対する執着心と球際の強さだ。
相手と競り合った場面でも、多少強引にでも相手より前に出てボールを取ってやろうという気持ちのこもったプレーや、相手にプレッシャーをかけられても簡単にはボールを奪わせない球際の強さが随所に見られたし、最終盤のコーナーでのボールキープも、今までなら簡単に相手に奪われて逆にピンチを招くケースが多かったけど、今日は「死んでもボールを渡さないぞ!」という気迫が伝わってきた。
流れの中からの素晴らしいゴールが2つも生まれたし、結果も内容も最低最悪だったFC東京U-23戦を経て、琉球~鹿児島~相模原と続いた6月の上位陣との直接対決3連戦で、大混戦の優勝戦線を生き抜くためのチーム力が遂に固まってきたという大きな手応えを感じた、そんな有意義な試合だったと思う。
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さぁ、こうなれば月が替わる次節からは『7月攻勢』だ!
そんな次節は、ガンバ大阪U-23とのアウェイ戦となる。
ここまでのウチとU-23勢との対戦は、セレッソ大阪と引き分け、FC東京に敗戦とあまり結果がよろしくないし、ガンバ大阪はそんなU-23勢の中でも最もチーム力が高いとの評判があり、かなりの苦戦が予想される。
しかし、J1強豪の青黒ユニや吹田スタジアムの威容やガンバサポの声の圧力に飲み込まれず、逆に「育成年代だから」という心の隙を見せずに今日のような気迫で向かっていけば、絶対に結果は出てくると確信している。
今日は上位陣も全て勝ち点を積み上げて順位に変動はなく、未だ大混戦状態が続いているだけに、そんな厳しい優勝争いに喰らい付いていくためにも、ここは何としてでも勝ち点3が必要なので、今日の戦いぶりをベースに反省点をしっかり修正して、“年長者”の意地と若者にまけないガムシャラなプレーで勝利を奪い取ってほしい。
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という事で、次節の勝利を祈念して最後はこの言葉で締めたいと思います。

勝て!勝て!勝て!勝て!アウェイこそ!!!
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2016/06/26(日) 23:30:31 | | #[ 編集]
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